JP6290463B2 - レガシ照明制御コンポーネント用プロキシ - Google Patents

レガシ照明制御コンポーネント用プロキシ Download PDF

Info

Publication number
JP6290463B2
JP6290463B2 JP2016575676A JP2016575676A JP6290463B2 JP 6290463 B2 JP6290463 B2 JP 6290463B2 JP 2016575676 A JP2016575676 A JP 2016575676A JP 2016575676 A JP2016575676 A JP 2016575676A JP 6290463 B2 JP6290463 B2 JP 6290463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
lighting unit
state
unit
scene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016575676A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017520094A (ja
Inventor
パウルス トーマス アルノルドゥス ティッセン
パウルス トーマス アルノルドゥス ティッセン
ジョージ フレデリック ワイアニー
ジョージ フレデリック ワイアニー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Signify Holding BV
Original Assignee
Signify Holding BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Signify Holding BV filed Critical Signify Holding BV
Publication of JP2017520094A publication Critical patent/JP2017520094A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6290463B2 publication Critical patent/JP6290463B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/175Controlling the light source by remote control
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/105Controlling the light source in response to determined parameters
    • H05B47/115Controlling the light source in response to determined parameters by determining the presence or movement of objects or living beings
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/155Coordinated control of two or more light sources
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

[0001] 本発明は、概して、照明制御に関する。より具体的には、本明細書に開示される様々な発明方法及び装置は、レガシ照明制御コンポーネントのプロキシを実現することに関する。
[0002] デジタル照明技術、即ち、発光ダイオード(LED)といった半導体光源に基づく照明は、従来の蛍光灯、HID灯及び白熱灯に代わる実行可能な代替案を提供する。LEDの機能上の利点及び便益には、高エネルギー変換及び光学効率、耐久性、低操作コスト及び他の多くの利点及び便益が含まれる。LED技術の最近の進歩によって、多くの用途において様々な照明効果を可能にする効率的でロバストなフルスペクトル照明源が提供されている。これらの照明源が統合される固定具の幾つかは、例えば、参照することにより本明細書に組み込まれる米国特許第6,016,038号及び第6,211,626号に詳細に説明されるように、例えば赤、緑及び青といった様々な色を生成できる1つ以上のLEDと、様々な色及び色変化照明効果を生成するためにLEDの出力を独立制御するプロセッサとを含む照明モジュールを特徴とする。
[0003] いわゆる「接続(connected)」照明システムは、他の接続照明ユニット、接続照明システムを制御する照明システムブリッジ、モバイルコンピュータデバイス(例えばスマートホン)等といった他のデバイスと通信可能であり、当該他のデバイスを制御可能であり、及び/又は、当該他のデバイスによって制御可能であるいわゆる「接続」照明ユニットを含む。接続照明ユニットは、例えば、従来のスイッチ(例えば壁面スイッチ、調光器、ランプスイッチ、クラッパ等)又はセンサ(例えば存在センサ、光センサ、タッチセンサ等)といった「レガシ」照明制御コンポーネントによって制御される「レガシ」照明ユニットを置き換える(又は補完する)ために、環境内にレトロフィットされる。接続照明ユニットをワイヤレス制御する、より適応性のある接続照明制御コンポーネント(例えば「スマート」壁面ユニット、照明制御アプリを有するスマートホン等)でレガシ照明制御コンポーネントを置き換えることは可能である一方で、そのような取付けは、高価で、厄介であるか、望ましくない。更に、一部のユーザは、照明のよりロバストな制御を望まず、レガシ照明制御コンポーネントを使用して、接続照明ユニットを制御することを続けることを好む場合がある。例えば接続照明システムでは、照明システムブリッジは、単一障害点に相当し、これが故障し、接続照明ユニットを制御する態様が他にない場合、安全性が関心事となる。したがって、当技術分野において、レガシ照明制御コンポーネントを接続照明システムに組み込む必要性がある。
[0004] 本開示は、1つ以上の接続照明ユニットによって、レガシ照明制御コンポーネントの動作を、照明シーンの実施に関連付ける発明方法及び装置に関する。複数の接続照明ユニットを含む接続照明システムにおいて、1つ以上の接続照明ユニットは、レガシスイッチ又はセンサといったレガシ照明制御コンポーネントによって制御される。スイッチ又はセンサは、照明ユニットに提供される電力を変更するようにのみデザインされ(これにより、照明ユニットは、様々な程度に通電する)、照明ユニットの1つ以上のコンポーネントと情報を交換することはできない。
[0005] したがって、照明システムに関連付けられる1つ以上のネットワークノードは、当該スイッチ又はセンサのプロキシとして動作する。プロキシは、当該スイッチ又はセンサによって制御される照明ユニットが、当該スイッチ又はセンサの動作に反応して、特定の照明状態に移行したことを検出する。検出に反応して、プロキシは、照明システムの1つ以上の他の照明ユニットに、直接的(例えばプロキシ自身がコマンドを出すことによって)又は間接的(例えば照明システムブリッジに移行を知らせることによって)に、選択された照明シーンの各アスペクトを実施させる。幾つかの実施形態では、選択された照明シーンと、レガシ照明制御コンポーネントによって制御される照明ユニットの照明状態との関連付けは、抽象的に表される。例えば選択された照明シーンと、レガシ照明制御コンポーネントとの直接的な関連付けとして表される。
[0006] 一般に、一態様では、照明制御方法は、ネットワークノードによって、照明ユニットの照明状態を示すデータについて、照明ユニットにポーリングするステップと、ポーリングに基づいて、ネットワークノードによって、照明ユニットの照明状態が、所定の照明状態に対応することを決定するステップと、決定に基づいて、ネットワークノードによって、照明ユニットの所定の照明状態への移行によってトリガされる所定の照明シーンを特定するステップと、ネットワークノードによって、1つ以上の他の照明ユニットに、所定の照明シーンを実施させるステップと、ポーリングに基づいて、ネットワークノードによって、照明ユニットが、所定の照明状態から別の照明状態に移行したことを決定するステップと、ネットワークノードによって、照明ユニットが所定の照明状態から別の照明状態に移行したことを決定したことに反応して、1つ以上の他の照明ユニットに、所定の照明シーンの実施を停止させるステップとを含んでよい。
[0007] 様々な実施形態において、照明制御方法は更に、ネットワークノードと通信するコンピュータデバイスにおいて、照明ユニットの照明状態を制御するレガシスイッチ又はセンサと所定の照明シーンとの直接的な関連付けを作成するように、ユーザによって操作可能であるユーザインターフェースを提供するステップを含む。様々なバージョンにおいて、ユーザインターフェースは更に、レガシスイッチ又はセンサと照明ユニットとの関連付けを作成するように、ユーザによって操作可能である。
[0008] 様々な実施形態において、所定の照明状態は、通電照明状態であり、別の照明状態は、非通電照明状態である。様々なバージョンにおいて、照明ユニットが、通電照明状態へと移行したことを決定するステップは、ネットワークノードによって、照明ユニットは、レガシスイッチの操作によって、通電されたことを決定するステップを含む。様々なバージョンにおいて、照明ユニットが、通電照明状態へと移行したことを決定するステップは、ネットワークノードによって、照明ユニットは、レガシセンサからの信号に反応して、通電されたことを決定するステップを含む。様々なバージョンにおいて、センサは、存在センサ又は光センサである。
[0009] 様々な実施形態において、ポーリングするステップは、ネットワークノードによって、照明ユニットの照明状態を示すデータについて、照明ユニットに定期的にポーリングするステップを含む。様々な実施形態において、照明ユニットが、所定の照明状態へと移行したことを決定するステップは、ネットワークノードによって、照明ユニットが到達可能であることを決定するステップを含む。様々な実施形態において、1つ以上の他の照明ユニットに、所定の照明シーンを実施させるステップは、ネットワークノードによって、所定の照明シーンの1つ以上の各アスペクトを実施するように、1つ以上のコマンドを、1つ以上の他の照明ユニットに送信するステップを含む。
[0010] 様々な実施形態において、1つ以上の他の照明ユニットに、所定の照明シーンを実施させるステップは、ネットワークノードによって、照明ユニットの照明状態が所定の照明状態に対応するという指示を、照明システムブリッジに送信するステップを含む。様々な実施形態において、1つ以上の他の照明ユニットに、所定の照明シーンを実施させるステップは、ネットワークノードによって、照明システムブリッジが、1つ以上の照明ユニットに所定の照明シーンを実施させるコマンドを、照明システムブリッジに送信するステップを含む。
[0011] 様々な実施形態において、ネットワークノードによる実行に反応して、ネットワークノードに、上記方法の1つ以上を行わせる命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。
[0012] 別の態様では、照明システムを制御する照明システムブリッジは、照明システムブリッジに通信可能に結合されるコンピュータデバイスから、照明システムの第1の照明ユニットを制御するレガシスイッチ又はセンサと、照明システムの第2の照明ユニットによって、少なくとも部分的に実施される照明シーンとの、ユーザによって作成される関連付けを示すデータを受信し、レガシスイッチ又はセンサの起動に反応して、第1の照明ユニットが移行した照明状態を決定し、決定された照明状態と、照明シーンとの関連付けを作成し、第1の照明ユニットが、決定された照明状態に移行したとの決定に反応して、少なくとも第2の照明ユニットに、照明シーンの各部分を実施させるように構成されてよい。
[0013] 様々な実施形態において、照明システムブリッジは更に、第1の照明ユニットの現在の照明状態を示すデータについて、第1の照明ユニットに定期的にポーリングするように構成され、第1の照明ユニットが、決定された照明状態に移行したとの決定は、ポーリングの結果に基づいている。様々なバージョンにおいて、照明システムブリッジは更に、現在の照明状態を示すデータに基づいて、第1の照明ユニットが、所定の照明状態から別の照明状態へと移行したことを決定し、ネットワークノードによって、1つ以上の照明ユニットに、照明シーンの実施を停止させるように構成される。
[0014] 様々な実施形態において、照明システムブリッジは更に、コンピュータデバイスから、レガシスイッチ又はセンサと、第1の照明ユニットとの関連付けを示すデータを受信するように構成される。様々な実施形態において、照明システムブリッジは更に、コンピュータデバイスから、レガシスイッチ又はセンサの起動に反応して、第1の照明ユニットが移行した照明状態を示すデータを受信するように構成される。
[0015] 別の態様では、モバイルコンピュータデバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサに動作可能に結合される通信インターフェースと、ディスプレイと、1つ以上のプロセッサによる実行に反応して、1つ以上のプロセッサに、ディスプレイ上に、第1の照明ユニットを制御するレガシスイッチ又はセンサと、第2の照明ユニットによって、少なくとも部分的に実施される所定の照明シーンとの関連付けを作成するように、ユーザによって操作可能であるユーザインターフェースをレンダリングし、通信インターフェースを介して、第1の照明ユニット及び第2の照明ユニットと通信するネットワークノードに、関連付けを示すデータを提供させる命令を記憶するメモリとを含んでよい。
[0016] 様々な実施形態において、関連付けは、第1の関連付けであり、ユーザインターフェースは更に、レガシスイッチ又はセンサと、第1の照明ユニットとの第2の関連付けを作成するように、ユーザによって操作可能である。様々な実施形態において、ユーザインターフェースは更に、レガシスイッチ又はセンサの起動に反応して、第1の照明ユニットが移行した照明状態を示すデータを提供するように、ユーザによって操作可能である。様々な実施形態において、関連付けは、第1の関連付けであり、ユーザインターフェースは更に、レガシスイッチ又はセンサの起動に反応して、第1の照明ユニットが移行した照明状態と、所定の照明シーンとの第2の関連付けを作成するように、ユーザによって操作可能である。
[0017] 本開示の目的で本明細書において使用される場合、「LED」との用語は、任意のエレクトロルミネセンスダイオード、又は、電気信号に反応して放射線を発生できるその他のタイプのキャリア注入/接合ベースシステム(carrier injection/junction-based system)を含むものと理解されるべきである。したがって、LEDとの用語は、電流に反応して発光する様々な半導体ベースの構造体、発光ポリマー、有機発光ダイオード(OLED)、エレクトロルミネセンスストリップ等を含むがこれらに限定されない。特にLEDとの用語は、赤外スペクトル、紫外スペクトル、及び(通常、約400ナノメートルから約700ナノメートルまでの放射波長を含む)可視スペクトルの様々な部分のうちの1つ以上における放射線を発生させるすべてのタイプの発光ダイオード(半導体及び有機発光ダイオードを含む)を指す。LEDの幾つかの例としては、様々なタイプの赤外線LED、紫外線LED、赤色LED、青色LED、緑色LED、黄色LED、アンバー色LED、橙色LED及び白色LED(以下に詳しく述べる)を含むがこれらに限定されない。当然ながら、LEDは、所与のスペクトルに対して様々な帯域幅(例えば半波高全幅値、即ち、FWHM)(例えば狭帯域幅、広帯域幅)と、所与の一般的な色分類内の様々な支配的波長と有する放射線を発生させるように構成及び/又は制御される。
[0018] 例えば実質的に白色の光を発生させるLED(例えば白色LED)の一実施態様は、それぞれ、組み合わされることで混合して本質的に白色の光を形成する様々なスペクトルのエレクトロルミネセンスを放射する複数のダイを含む。別の実施態様では、白色光LEDは、第1のスペクトルを有するエレクトロルミネセンスを異なる第2のスペクトルに変換する蛍光体材料に関連付けられる。この実施態様の一例では、比較的短波長で狭帯域幅のスペクトルを有するエレクトロルミネセンスが、蛍光体材料を「ポンピング(pumps)」して、当該蛍光体材料は、今度は、やや広いスペクトルを有するより長い波長の放射線を放射する。
[0019] 当然ながら、LEDとの用語は、LEDの物理的及び/又は電気的なパッケージタイプを限定しない。例えば、上述した通り、LEDは、(例えば個々に制御可能であっても可能でなくてもよい)異なるスペクトルの放射線をそれぞれ放射する複数のダイを有する単一の発光デバイスを指してもよい。また、LEDは、LED(例えば幾つかのタイプの白色LED)の一体部分と見なされる蛍光体に関連付けられることもある。一般に、LEDとの用語は、パッケージLED、非パッケージLED、表面実装LED、チップ・オン・ボードLED、TパッケージマウントLED、ラジアルパッケージLED、パワーパッケージLED、あるタイプのケーシング及び/又は光学的要素(例えば拡散レンズ)を含むLED等を指す。
[0020] 「光源」との用語は、LEDベース光源(上記に定義した1つ以上のLEDを含む)、白熱光源(例えばフィラメントランプ、ハロゲンランプ)、蛍光光源、りん光性光源、高輝度放電光源(例えばナトリウム蒸気ランプ、水銀蒸気ランプ及びメタルハライドランプ)、レーザ、その他のタイプのエレクトロルミネセンス源、パイロルミネセンス源(例えば火炎)、キャンドルルミネセンス源(例えばガスマントル光源、カーボンアーク放射光源)、フォトルミネセンス源(例えばガス状放電光源)、電子飽和(electronic satiation)を使用する陰極発光源(cathode luminescent source)、ガルバノルミネセンス源、結晶発光(crystallo-luminescent)源、キネルミネセンス(kine-luminescent)源、熱ルミネセンス源、摩擦ルミネセンス(triboluminescent)源、音ルミネセンス(sonoluminescent)源、放射ルミネセンス(radioluminescent)源及び発光ポリマー(luminescent polymers)を含むがこれらに限定されない、様々な放射線源のうちの任意の1つ以上を指すと理解されるべきである。
[0021] 所与の光源は、可視スペクトル内、可視スペクトル外又は両者の組合せでの電磁放射線を発生させる。したがって、「光」及び「放射線」との用語は、本明細書では同義に使用される。更に、光源は、一体構成要素として、1つ以上のフィルタ(例えばカラーフィルタ)、レンズ又はその他の光学的構成要素を含んでもよい。また、当然ながら、光源は、指示、表示及び/又は照明を含むがこれらに限定されない様々な用途向けに構成される。「照明源」とは、室内又は室外空間を効果的に照明するのに十分な強度を有する放射線を発生させるように特に構成された光源である。このコンテキストにおいて、「十分な強度」とは、周囲照明(即ち、間接的に知覚され、また、例えば全体的に又は部分的に知覚される前に1つ以上の様々な介在面から反射される光)を提供するために、空間又は環境において生成される可視スペクトルにおける十分な放射強度(放射強度又は「光束」に関して、全方向における光源からの全光出力を表すために、単位「ルーメン」がよく使用される)を指す。
[0022] 「スペクトル」との用語は、1つ以上の光源によって生成される放射線の任意の1つ以上の周波数(又は波長)を指すものと理解されるべきである。したがって、「スペクトル」との用語は、可視範囲内の周波数(又は波長)のみならず、赤外線、紫外線及び電磁スペクトル全体の他の領域の周波数(又は波長)も指す。更に、所与のスペクトルは、比較的狭い帯域幅(例えば基本的に周波数又は波長成分をほとんど有さないFWHM)、又は、比較的広い帯域幅(様々な相対強度を有する幾つかの周波数又は波長成分)を有してよい。当然ながら、所与のスペクトルは、2つ以上の他のスペクトルを混合(例えば複数の光源からそれぞれ放射された放射線を混合)した結果であってもよい。
[0023] 本開示の目的で、「色」との用語は、「スペクトル」との用語と同義に使用される。しかし、「色」との用語は、通常、観察者によって知覚可能である放射線の特性を主に指すように使用される(ただし、この使用は、当該用語の範囲を限定することを意図していない)。したがって、「様々な色」との用語は、様々な波長成分及び/又は帯域幅を有する複数のスペクトルを暗に指す。更に、当然ながら、「色」との用語は、白色光及び非白色光の両方との関連で使用されてもよい。
[0024] 「色温度」との用語は、本明細書では、通常、白色光に関連して使用されるが、この使用は、当該用語の範囲を限定することを意図していない。色温度は、基本的に、白色光の特定の色内容又は陰影(例えば赤みを帯びた、青みを帯びた)を指す。所与の放射線サンプルの色温度は、従来から、問題とされている放射線サンプルと実質的に同じスペクトルを放射する黒体放射体のケルビン度数(K)での温度に応じて特徴付けられている。黒体放射体の色温度は、通常、約700度K(通常、人間の目に最初に可視となると考えられている)から10,000度K超の範囲にあり、白色光は、通常、約1500〜2000度Kより高い色温度において知覚される。
[0025] 低色温度は、通常、より顕著な赤色成分、即ち、「温かい印象」を有する白色光を示す一方で、高色温度は、通常、より顕著な青色成分、即ち、「冷たい印象」を有する白色光を示す。一例として、炎は約1,800度Kの色温度を有し、従来の白熱電球は約2848度Kの色温度を有し、早朝の日光は約3,000度Kの色温度を有し、曇った日の真昼の空は約10,000度Kの色温度を有する。約3,000度Kの色温度を有する白色光の下で見られたカラー画像は、比較的赤みの帯びた色調を有する一方で、約10,000度Kの色温度を有する白色光の下で見られた同じカラー画像は、比較的青みの帯びた色調を有する。
[0026] 「照明固定具」、「照明器具」との用語は、本明細書では、特定の形状因子、アセンブリ又はパッケージにある1つ以上の照明ユニットの実施態様又は配置を指すように使用される。「照明ユニット」との用語は、本明細書では、同じ又は異なるタイプの1つ以上の光源を含む装置を指すように使用される。所与の照明ユニットは、様々な光源の取付け配置、筐体/ハウジング配置及び形状、並びに/又は、電気及び機械的接続構成の何れか1つを有してもよい。更に、所与の照明ユニットは、光源の動作に関連する様々な他の構成要素(例えば制御回路)に任意選択的に関連付けられてもよい(例えば含む、結合される及び/又は一緒にパッケージされる)。「LEDベースの照明ユニット」とは、上記した1つ以上のLEDベースの光源を、単独で又はその他の非LEDベースの光源との組合せで含む照明ユニットを指す。「マルチチャネル」照明ユニットとは、それぞれ異なるスペクトルの放射線を発生させる少なくとも2つの光源を含むLEDベースの又は非LEDベースの照明ユニットを指すものであり、各異なる光源スペクトルは、マルチチャネル照明ユニットの「チャネル」と呼ばれる。
[0027] 「コントローラ」との用語は、本明細書では、一般に、1つ以上の光源の動作に関連する様々な装置を説明するように使用される。コントローラは、本明細書で説明した様々な機能を実行するように、数多くの方法(例えば専用ハードウエアを用いて)で実施できる。「プロセッサ」は、本明細書で説明した様々な機能を実行するように、ソフトウエア(例えばマイクロコード)を使用してプログラムすることのできる1つ以上のマイクロプロセッサを使用するコントローラの一例である。コントローラは、プロセッサを使用してもしなくても実施でき、また、幾つかの機能を実行する専用ハードウェアと、その他の機能を実行するプロセッサ(例えばプログラムされた1つ以上のマイクロプロセッサ及び関連回路)の組み合わせとして実施されてもよい。本開示の様々な実施態様において使用されてもよいコントローラ構成要素の例としては、従来のマイクロプロセッサ、特定用途向けIC(ASIC)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含むがこれらに限定されない。
[0028] 様々な実施態様において、プロセッサ又はコントローラは、1つ以上の記憶媒体(本明細書では総称的に「メモリ」と呼び、例えばRAM、PROM、EPROM及びEEPROM、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク、光学ディスク、磁気テープ等の揮発性及び不揮発性のコンピュータメモリ)と関連付けられる。幾つかの実施態様において、記憶媒体は、1つ以上のプロセッサ及び/又はコントローラ上で実行されると、本明細書で説明した機能の少なくとも幾つかを実行する1つ以上のプログラムによってコード化されてもよい。様々な記憶媒体は、プロセッサ又はコントローラ内に固定されてもよいし、又は、その上に記憶された1つ以上のプログラムが、本明細書で説明した本発明の様々な態様を実施するように、プロセッサ又はコントローラにロードされるように可搬型であってもよい。「プログラム」又は「コンピュータプログラム」との用語は、本明細書では、一般的な意味で、1つ以上のプロセッサ又はコントローラをプログラムするように使用できる任意のタイプのコンピュータコード(例えばソフトウェア又はマイクロコード)を指すように使用される。
[0029] 「アドレス可能」との用語は、本明細書では、自分自身を含む複数のデバイスに向けた情報(例えばデータ)を受信して、自分自身に向けられた特定の情報に選択的に応答するデバイス(例えば、光源全般、照明ユニット又は固定具、1つ以上の光源若しくは照明ユニットに関連付けられたコントローラ又はプロセッサ、他の非照明関連デバイス等)を指すように使用される。「アドレス可能」との用語は、多くの場合、ネットワークで結ばれた環境(即ち、以下に詳細に説明される「ネットワーク」)に関連して使用され、ネットワークで結ばれた環境では、複数のデバイスが何らかの1つ以上の通信媒体を介して互いに結合されている。
[0030] 1つのネットワーク実施態様では、ネットワークに結合された1つ以上のデバイスが、(例えばマスタ/スレーブ関係において)当該ネットワークに結合された1つ以上の他のデバイスのコントローラとしての機能を果たす。別の実施態様では、ネットワークで結ばれた環境は、当該ネットワークに結合されたデバイスのうちの1つ以上を制御する1つ以上の専用コントローラを含む。通常、ネットワークに結合された複数のデバイスは、それぞれ、1つ以上の通信媒体上にあるデータへのアクセスを有するが、所与のデバイスは、例えば、当該デバイスに割り当てられた1つ以上の特定の識別子(例えば「アドレス」)に基づいて、ネットワークとデータを選択的に交換する(即ち、ネットワークからデータを受信する及び/又はネットワークにデータを送信する)点で、「アドレス可能」である。
[0031] 「ネットワーク」との用語は、本明細書において使用される場合、(コントローラ又はプロセッサを含む)任意の2つ以上のデバイス間及び/又はネットワークに結合された複数のデバイス間での(例えばデバイス制御、データ記憶、データ交換等のための)情報の転送を容易にする2つ以上のデバイスの任意の相互接続を指す。容易に理解されるように、複数のデバイスを相互接続するのに適したネットワークの様々な実施態様は、様々なネットワークトポロジのうちのどのネットワークを含んでもよく、様々な通信プロトコルのうちのどの通信プロトコルを使用してもよい。更に、本開示による様々なネットワークにおいて、2つのデバイス間の接続はいずれも、2つのシステム間の専用接続を表すか、又は、これに代えて非専用接続を表してもよい。2つのデバイス用の情報を担持することに加えて、当該非専用接続(例えばオープンネットワーク接続)は、必ずしも2つのデバイス用ではない情報を担持することがある。更に、容易に理解されるように、本明細書で説明されたデバイスの様々なネットワークは、ネットワーク全体に亘る情報の転送を容易にするために、1つ以上のワイヤレス、ワイヤ/ケーブル及び/又は光ファイバリンクのリンクを使用してもよい。
[0032] 「ユーザインターフェース」との用語は、本明細書において使用される場合、人間であるユーザ又はオペレータと、当該ユーザとデバイス間の通信を可能にする1つ以上のデバイスとの間のインターフェースを指す。本開示の様々な実施態様に使用されてもよいユーザインターフェースの例としては、スイッチ、電位差計、ボタン、ダイアル、スライダ、マウス、キーボード、キーパッド、様々なタイプのゲームコントローラ(例えばジョイスティック)、トラックボール、ディスプレイスクリーン、様々なタイプのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)、タッチスクリーン、マイクロホン及び人間が生成した何らかの形の刺激を受信し、それに応答して信号を生成する他のタイプのセンサを含むがこれらに限定されない。
[0033] 「レガシ照明制御コンポーネント」との用語は、レガシ照明ユニットを制御するために従来から使用されている任意の数のスイッチ、センサ(例えば存在センサ、タッチセンサ、光センサ、動きセンサ等)又は他のアクチュエータを指してよい。レガシ照明制御コンポーネントは、ユーザによって操作されて、照明ユニットに供給される電力量が直接的に変更する。例えば単純な壁面スイッチは、操作されると、照明ユニットに給電するか、又は、照明ユニットに給電しない。同様に、調光器スイッチは、操作される(例えば回される、上下左右に動かされる)と、照明ユニットに様々な量の電力を(例えば連続体に沿って)印加する。レガシ照明制御コンポーネントは、例えば、スマートホン、タブレットコンピュータ、スマート壁面照明制御機構等といった「接続照明制御コンポーネント」とは対照的である。接続照明コンポーネントは、ユーザによって操作されて、「接続」照明ユニットにコマンドを送信する。接続照明ユニットは、当該コマンドを解釈する論理(例えば1つ以上のプロセッサ)を含み、コマンドに反応して、自身の光出力を変更する。
[0034] なお、前述の概念及び以下でより詳しく説明する追加の概念のあらゆる組み合わせ(これらの概念が互いに矛盾しないものであることを条件とする)は、本明細書で開示される本発明の主題の一部をなすものと考えられることを理解されるべきである。特に、本開示の終わりに登場するクレームされる主題のあらゆる組み合わせは、本明細書に開示される本発明の主題の一部であると考えられる。当然ながら、参照により組み込まれる任意の開示内容にも登場する、本明細書にて明示的に使用される用語には、本明細書に開示される特定の概念と最も整合性のある意味が与えられるべきであることを理解されるべきである。
[0035] 図面中、同様の参照符号は、全般的に様々な図を通して同じ部分を指している。更に、図面は必ずしも縮尺通りではなく、重点は全体的に本発明の原理の説明に置かれている。
[0036]図1は、様々な実施形態にしたがって、プロキシが、レガシ照明制御コンポーネントについて実現される環境を示す。 [0037]図2は、様々な実施形態にしたがって、プロキシを、レガシ照明制御コンポーネントのために設定するための例示的なユーザインターフェースを示す。 [0037]図3は、様々な実施形態にしたがって、プロキシを、レガシ照明制御コンポーネントのために設定するための例示的なユーザインターフェースを示す。 [0038]図4は、様々な実施形態にしたがって、プロキシを、レガシ照明制御コンポーネントのために設定し、動作させる例示的な方法を示す。
[0039] 接続照明システムは、他の接続照明ユニット、照明システムブリッジ、モバイルコンピュータデバイス(例えばスマートホン)等といった他のデバイスと通信可能であり、当該他のデバイスを制御可能であり、及び/又は、当該他のデバイスによって制御可能である接続照明ユニットを含む。接続照明ユニットは、例えば、従来のスイッチ(例えば壁面スイッチ、調光器、ランプスイッチ、クラッパ等)又はセンサ(例えば存在センサ、光センサ、タッチセンサ等)といったレガシ照明制御コンポーネントによって制御されるレガシ照明ユニットを置き換える(又は補完する)ために、環境内にレトロフィットされる。接続照明ユニットをワイヤレス制御する、より適応性のある接続照明制御コンポーネントでレガシ照明制御コンポーネントを置き換えることは可能である一方で、そのような取付けは高価で、厄介であるか、望ましくない。更に、一部のユーザは、照明のよりロバストな制御を望まず、レガシ照明制御コンポーネントを使用して、接続照明ユニットを制御することを続けることを好む場合がある。
[0040] したがって、当技術分野において、レガシ照明制御コンポーネントを接続照明システムに組み込む必要性がある。より一般的には、出願人は、ユーザが、レガシ照明制御コンポーネントを接続照明システムに論理的に組み込めるようにすることが有益であることを認識し、理解している。上記を考慮して、本発明の様々な実施形態及び実施態様は、論理的「プロキシ」を、ユーザがレガシ照明制御コンポーネントと照明シーンとの関連付けを作成できるようにするレガシ照明制御コンポーネントに対して実現する装置、システム、方法及びコンピュータ可読媒体(一時的及び非一時的)に関する。
[0041] 図1を参照するに、一実施形態において、照明システム100は、複数の接続照明ユニット102a〜f(総称的に「照明ユニット102」と呼ぶ)を含む。照明ユニット102a〜fは、LED、白熱源、蛍光源、ハロゲン源等を含むがこれらに限定されない様々な形式の光源を含む。照明ユニット102は、様々なタイプの照明器具内に取り付けられる。例えばつり下げ式照明器具104が、照明ユニット102c〜fを含む。照明ユニット120bは、卓上ランプ内に取り付けられる。
[0042] 照明システムブリッジ106が、複数の照明ユニット102a〜fといった様々なネットワークノードに、通信可能に結合される。「通信可能に結合される」とは、本明細書において使用される場合、有線若しくは無線で通信する、及び/又は、例えばWi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、(ZigBee(登録商標)といった)アドホック技術、コード化光、近距離無線通信(「NFC」)等といった様々な技術を使用して情報を交換可能であることを意味する。対照的に、「電気的に結合される」とは、本明細書において使用される場合、例えば、電力で電気的にやりとりをすることを意味する。例えば、図1では、照明ユニット102aは、壁面スイッチ108の形であるレガシ照明制御コンポーネントに電気的に結合されている(が、通信可能には結合されていない)。壁面スイッチ108は、照明ユニット102aに通電する又は非通電する(即ち、点ける又は消す)ように、操作される(例えば上下位置で切り替えられる)。しかし、壁面スイッチ108は、照明ユニット102a、更に言えば、照明システム100の他のコンポーネントと情報を交換することはできない。
[0043] 壁面スイッチ108は、照明システム100の他のコンポーネントと通信しないにも関わらず、壁面スイッチ108の動作に反応して、特定の照明シーンを実施することをユーザが望む場合がある。「照明シーン」は、1つ以上の照明ユニットによって放出される光の1つ以上の所望の特性を含む。照明シーンの非限定的な例は、ロマンチックシーン(例えば照明ユニット102は、赤色、桃色及び白色の様々な色合いを放出し、及び/又は、調光される)、水中シーン(例えば照明ユニットは、様々な青色及び緑色を放出し、一部の場合では、波をまねるように少し揺らめいたりする)、仕事シーン(例えば照明ユニット102は、プロジェクトを照らすように高輝度の光を放出する)、夜間シーン(例えば照明ユニット102は、トイレまでの道を照らすのに十分である柔らかい光を放出する)等を含む。
[0044] したがって、様々な実施形態において、プロキシ110が、壁面スイッチ108(又は他のレガシ照明制御コンポーネント)のプロキシとして機能するように実現される。プロキシ110は、照明システムブリッジ106、1つ以上の照明ユニット102又は別のネットワークノードといった様々なネットワークノード上に、ハードウェア及びソフトウェアの任意の組み合わせを使用して実装されてよい。様々な実施形態において、プロキシ110は、照明ユニット102の照明状態を示すデータについて、照明ユニット102a又は照明システムブリッジ106といった照明システム100の様々なコンポーネントにポーリングする。照明ユニットの状態について「ポーリングする」とは、本明細書において使用される場合、あるネットワークノード(例えば照明システムブリッジ106、照明ユニット102a)から、照明ユニットの状態を示すコンピュータ可読データを要求することを意味する。
[0045] プロキシ110は、例えばポーリングに基づいて、照明ユニット102aの照明状態は、壁面スイッチ108の作動によってもたらされる所定の照明状態に対応することを決定する。例えば照明システムブリッジ106は、照明ユニット102aが照明システム100に参加したとき、及び/又は、通電したとき、照明ユニット102の状態を、「到達可能(reachable)」に設定する。プロキシ110は、例えば定期的なポーリングに基づいて、照明ユニット102aが、壁面スイッチ108の作動に反応して通電していることを決定すると、対応する照明シーンを(例えば複数の照明シーンから)特定及び/又は選択する。
[0046] 所定の照明シーンが特定及び/又は選択されると、プロキシ110は、1つ以上の他の照明ユニット102b〜fに、当該所定の照明シーンを様々なやり方で実施させる。例えば(例えばプロキシ110が照明システムブリッジ106上に実装される)幾つかの実施形態では、プロキシ110は、1つ以上の他の照明ユニット102b〜fに、所定の照明シーンの1つ以上の各アスペクトを実現するように1つ以上のコマンドを送信する。別の例として、プロキシ110は、照明システムブリッジ106(プロキシと照明システムブリッジとは別箇であると仮定)に、照明ユニット102aの照明状態が所定の照明状態に対応するという指示を送信してもよい。次に、照明システムブリッジ106は、例えば1つ以上の他の照明ユニット102b〜fに所定の照明シーンを実施させることによって、適切に反応する。更に別の例として、プロキシ110は、照明システムブリッジに、当該照明システムブリッジ106が、1つ以上の他の照明ユニット102b〜fに所定の照明シーンを実施させるコマンドを送信してもよい。
[0047] 様々な実施形態において、壁面スイッチ108の動作の結果として実施される所定の照明シーンは、同様のやり方で、「不実施される」又は停止される。プロキシ110は、照明ユニット102aの状態について、照明システム100の1つ以上のコンポーネント(例えば照明システムブリッジ106、照明ユニット102a)に定期的にポーリングし続ける。ユーザが壁面スイッチ108をオフに切り替えると、照明ユニット102aは、「到達可能」な状態から、「到達不可能」な状態といった別の照明状態に移行する。照明ユニット102が、「到達可能」な状態から「到達不可能」な状態に移行したことを決定すると、プロキシ110は、例えばプロキシ110が1つ以上の他の照明ユニットに所定の照明シーンを実施させたやり方と同様のやり方で、1つ以上の他の照明ユニット102b〜fに、所定の照明シーンの実施を停止させる。
[0048] このようにして、壁面スイッチ108(又は他の同様のレガシ照明制御コンポーネント)は、接続照明システムコンポーネントと通信不可能であるにも関わらず、接続照明システムに論理的に組み込まれる。
[0049] 次に、図2を参照するに、照明システム100といった照明システムを設定するように操作可能であるモバイルコンピュータデバイス220の形のコンピュータデバイスが示される。この例では、モバイルコンピュータデバイス220は、スマートホン又はタブレットコンピュータデバイスである。しかし、他の例では、デスクトップ、ラップトップ、ウェアラブルコンピュータデバイス(例えばスマートウォッチ、スマート眼鏡)、セットトップボックス等を含むがこれらに限定されない他のタイプのコンピュータデバイスを用いて、照明システムを設定してもよい。
[0050] コンピュータデバイス220は、タッチスクリーン222(これは入力コンポーネントでもある)だけでなく、スピーカ、振動ユニット等といった他のコンポーネントを含む様々な出力コンポーネントを含む。モバイルコンピュータデバイス220は、コンピュータデバイスとして、1つ以上のプロセッサ(例えばCPU224)、メモリ226(例えばRAM、ROM、フラッシュ、SSD等)、1つ以上の有線及び/又は無線通信インターフェース(例えば「COMM.INETERFACE」228)等を含む様々な標準コンピュータコンポーネントを含み、これらのうちの1つ以上が、1つ以上のバス230を介して、互いに動作可能に結合される。様々な実施形態において、モバイルコンピュータデバイス220は、1つ以上の照明ユニット(例えば102)及び/又は照明システムブリッジ(例えば106)と無線通信する。
[0051] 図2では、コンピュータデバイス220は、タッチスクリーン222上に、照明システムの様々なコンポーネントを表し、照明システムに関連する幾つかのグラフィカルアイコンを含むユーザインターフェースがレンダリングされている。例えばLIGHTING_SCENE_1(照明シーン1)、LIGHTING_SCENE_2(照明シーン2)及びLIGHTING_SCENE_3(照明シーン3)は、複数の照明ユニットによって実施される3つの異なる照明シーンを表す。WALL_SWTICH_A(壁面スイッチA)及びWALL_SWITCH_B(壁面スイッチB)は、レガシ壁面スイッチ(例えば図1における108)を表し、DIMMER_A(調光器スイッチA)は、レガシ調光器スイッチを表す。図2には示されていないが、これらのレガシ照明制御コンポーネントのそれぞれは、特定の照明ユニットを制御するように操作可能である。例えばWALL_SWITCH_Aは、図1の壁面スイッチ108であって、上記されたように、照明ユニット102aを制御する。PRESENCE_SENSOR_i(存在センサi)は、トリガされた場合に、1つ以上の照明ユニットが通電するように、当該1つ以上の照明ユニットに給電させる存在センサを表す。
[0052] 様々な実施形態において、図2のグラフィカルアイコンは、互いの上に「ドラッグ」されて、それらの間に関連付けが作成される。様々な実施形態において、モバイルコンピュータデバイス220は、プロキシ110(及び/又は照明システムブリッジ106及び/又は1つ以上の照明ユニット102)に、これらの関連付けを示すデータを送信する。次に、プロキシ110は、これらの関連付けを、例えばルックアップテーブルに記憶する。後に、レガシ照明制御コンポーネントが作動されると、プロキシ110は、ルックアップテーブルを調べて、どの照明ユニットが、レガシ照明制御コンポーネントによって制御されているのか、及び/又は、どの所定の照明シーンが実施されるべきであるのかを決定する。
[0053] 例えばLIGHTING_SCENE_1が、WALL_SWITCH_A上にドラッグされて、新しいプロキシ(110)が、(又は既存のプロキシを)図1における壁面スイッチ108の代理として作成(設定)される。その後、壁面スイッチ108が作動されると、プロキシ110は、壁面スイッチ108が作動されたことを(例えば照明ユニット102aの照明状態についてポーリングすることによって)検出して、他の照明ユニットに、検出に反応して、LIGHTING_SCENE_1を実施させる。
[0054] 照明ユニット102aといった接続照明ユニットは、(例えばモバイルコンピュータデバイス220から受信されるユーザコマンドに反応して)レガシ照明制御コンポーネント(例えば壁面スイッチ108)と、照明システムブリッジ106といった接続照明制御コンポーネントとの両方によって制御可能である。レガシ照明制御コンポーネントによって操作されている照明ユニットと、接続照明コンポーネントによって制御されている照明ユニットとを区別するために、照明システムの1つ以上のコンポーネントが、対応するレガシ照明制御コンポーネントの作動に反応して、特定の照明ユニットが移行した照明状態を決定する。この決定は、様々なやり方で行われてよい。
[0055] 例えば、図1では、照明ユニット102aが、壁面スイッチ108の操作によって、完全にエネルギーが付与されている状態と、完全に通電した状態と完全には通電していない状態との間を移行する。ユーザが、例えばモバイルコンピュータデバイス220上にレンダリングされたユーザインターフェースを操作し、例えばプロキシ110に、照明ユニット102aの完全に通電した状態は、壁面スイッチ108の作動によってもたらされたことを示す。プロキシ110は、その後に、完全に通電した状態に移行した照明ユニット102aを、壁面スイッチ108の動作に関連付ける。モバイルコンピュータデバイス220といった接続照明制御コンポーネントが操作されて、照明ユニット120aに、完全に通電した状態に入らせ、これにより、プロキシ110による対応する照明シーンの実施もトリガする。しかし、ユーザは、照明ユニット102aが完全に通電しているときに、何によって照明ユニット102が当該状態にされたのかに関係なく、同じ照明シーンが実施されることを望む場合がある。
[0056] 代替案として、幾つかの実施形態では、プロキシ110は、壁面スイッチ108の操作に反応して、照明ユニット102aが完全に通電する場合と、モバイルコンピュータデバイス220の操作に反応して、照明ユニット102aが完全に通電する場合とを区別する。例えばプロキシ110は、例えば照明システムブリッジ106において受信されるコマンドをモニタリングする。次に、プロキシ110は、照明ユニット102aの完全に通電した状態が、照明システムブリッジ106において受信されたコマンドと同時に生じないインスタンスのみを、特定の照明シーンが実施されるべきインスタンスであると解釈する。
[0057] 別の代替案として、幾つかの実施形態では、プロキシ110は、照明ユニット102aの照明状態がいつ「給電された」のかを決定し、これは、壁面スイッチ108の操作によってもたらされ、照明ユニット102aによって実際に放出される光とは無関係である。幾つかの実施形態では、照明ユニット102aが給電されると、その照明状態(例えば照明システムブリッジ106によって維持される)は、「到達可能」である。例えば照明ユニット102aは、壁面スイッチ108の操作によって電源オンにされ、その後に、例えば照明システムブリッジ106から受信したコマンドに反応して、光を放出しないようにされるにも関わらず、給電されたままである。このような実施形態では、プロキシ110は、照明ユニット102aが給電されることに反応して、それが放出する光に関わりなく、他の照明ユニットに、特定の照明シーンを実施させる。
[0058] 幾つかの実施形態では、ユーザは、プロキシ110を、照明ユニット102aの状態の複数のアスペクトに基づいて、様々な照明シーンの実施を選択的にもたらすように設定してもよい。例えばプロキシ110は、照明ユニット102aが「到達可能」であり、完全に通電していることに反応して、1つの照明シーンの実施をもたらし、また、照明ユニット102aが「到達可能」であるが、完全には通電していないこと(即ち、特定の色相の光を放出するか、又は、特定の効果を有すること)に反応して、別の照明シーンの実施をもたらすように設定されてもよい。
[0059] 壁面スイッチ108と照明ユニット102aとの操作可能な関係が、プロキシ110(又は照明システムブリッジ106又は照明システム100の別のコンポーネント)に知られている場合、当該関係は、ユーザが、図2に示されるようなインターフェースを使用して、照明シーンとレガシ照明制御コンポーネントとの間に作成可能な関係のみを知っているユーザに対して透過的なままとなる。しかし、幾つかの実施形態では、照明ユニットと、当該照明ユニットを制御するレガシ照明コンポーネントとの関係は、前もって、例えば管理ユーザ及び/又は技術者によって作成されていてもよい。
[0060] 図3は、図1のレガシ照明制御コンポーネントと接続照明ユニットとの関連付けを作成するように操作可能であるインターフェースがレンダリングされているモバイルコンピュータデバイス220の一例を示す。第1のグラフィカルアイコンは、照明ユニット102aを表し、第2のグラフィカルアイコンは、照明ユニット102bを表し、第3のグラフィカルアイコンは、照明器具104内に取り付けられる照明ユニット102c〜fを表す。技術者といった専門家ユーザ又は家庭において技術的な知識を比較的有するユーザが、これらのグラフィカル要素が表す照明ユニットと、右側にあるグラフィカルアイコンによって表されるレガシ照明制御コンポーネントとの関係を、例えばアイコンを互いの上にドラッグすることによって作成する。あまり高度な技術に慣れていない後続のユーザは、図3に示されるインターフェースを操作する必要なく、図2に示されるインターフェースを操作することができる。
[0061] ユーザが、レンダリングされたユーザインターフェースを操作して、レガシ照明制御コンポーネントを接続照明ユニットに関連付けることに加えて又はそれに代えて、幾つかの実施形態では、他の技術を使用して、当該関連付けを作成してもよい。幾つかの実施形態では、プロキシ110は、それが代理となるレガシ照明制御デバイスのタイプを「知っている」ように設定される。したがって、プロキシ110が実装されるネットワークノードに、レガシ照明制御コンポーネントデバイスのタイプについて、プロキシ110を設定する手段が具備される。このようにすると、プロキシ110は、当該プロキシがレガシ照明制御コンポーネントの「接続」バージョンであるかのように、適合したコマンド(例えばZigBee(登録商標)メッセージ)を送信する。プロキシ110を設定するこの手段は、ネットワークノード上の物理的なコンポーネント(例えばディップスイッチ、ノブ、ボタン等)、又は、他のインターフェース(例えばプロキシ110によって発行されるインタラクティブウェブページ、プロキシ110を実装したネットワークノードのタッチスクリーン等)を含むがこれらに限定されない。
[0062] 図4は、例示的な方法400を示し、そのうちの選択されるアスペクトが、照明システムの様々なネットワークノードによって実行される。ステップ402において、照明ユニットとレガシ照明制御コンポーネントとの関連付けが作成される。例えばユーザが、図3に示されるユーザインターフェースを操作して、照明ユニット102aと壁面スイッチ108との関連付けが作成される。当該関連付けを示すデータが、モバイルコンピュータデバイス220によって、照明システムブリッジ106又は照明システム100の別のネットワークノードに送信される。
[0063] ステップ404において、レガシ照明制御コンポーネントと所定の照明シーンとの関連付けが作成される。例えばユーザが、図2に示されるユーザインターフェースを操作して、壁面スイッチ108とLIGHTING_SCENE_1との関連付けが作成される。当該関連付けを示すデータが、モバイルコンピュータデバイス220によって、照明システムブリッジ106又は照明システム100の別のネットワークノードに送信される。
[0064] ステップ406において、レガシ照明制御コンポーネントの操作によってもたらされる照明ユニットの照明状態が決定される。例えば、幾つかの実施形態では、ユーザが、モバイルコンピュータデバイス220を操作して、照明システムブリッジ106、照明ユニット102a、又は、別の照明システムネットワークノードを、「照明状態検出モード」に入らせる。このモード中に、壁面スイッチ108が操作されて、照明ユニット102aを、壁面スイッチ108が操作された場合に、当該照明ユニット102aが入る状態であればどれでもよい状態(例えば完全に通電した状態)に移行させる。照明システムブリッジ106又は別のネットワークノードが、この照明状態を(例えば光センサを使用して、又は、当該状態を示すコンピュータ可読データについて、照明システムブリッジ106又は照明ユニット102aといったネットワークノードにポーリングすることによって)検出し、当該照明状態を、壁面スイッチ108の操作の結果であると特徴付ける。
[0065] 例えば照明システムブリッジ106は、ポーリングに反応して、照明ユニット102aが「到達可能」であるという指示を提供する(又は別のZigBee(登録商標) Light Link、即ち、「ZLL」パラメータを使用してもよい)。又は、照明ユニット102a自体が、作動されると、ZigBee(登録商標)ベースのネットワークに、自分自身を知らせてもよい。又は、ユーザが、モバイルコンピュータデバイス220を手動で操作して、壁面スイッチ108の操作の結果もたらされる照明状態を設定してもよい。この決定された照明状態は、後に、例えば照明システムブリッジ106又は別のネットワークノードによって、ステップ402において、壁面スイッチ108に関連付けられた所定の照明シーンにマッピングされる。
[0066] ステップ408において、照明システムブリッジ106又は照明ユニット102aといったネットワークノード自身が、プロキシ110によって、例えば定期的にポーリングされて、照明ユニット102aの照明状態が決定される。ステップ410において、照明ユニットが、ステップ406において決定された照明状態に入っている場合、方法400は、ステップ412に進む。ステップ412において、プロキシ110又は別のネットワークノード(例えば照明システムブリッジ106、照明ユニット102a)が、レガシ照明コンポーネントの作動によってトリガされた照明シーンを特定する。ステップ414において、他の照明ユニットに、特定された照明シーンを実施させる。
[0067] ステップ410に戻るに、照明ユニットは、ステップ406において決定された照明状態に入っていない場合、ステップ416において、照明ユニットは、ステップ406において決定された照明状態から別の状態(例えば通電状態から非通電状態)に移行したかどうかが決定される。答えがノーである場合、方法400は、ステップ408に戻る。しかし、ステップ416において、答えがイエスである場合、ステップ418において、他の照明ユニットが、例えばプロキシ110又は照明システムブリッジ106によって、照明シーンの実施を停止させられる。
[0068] 本明細書において、幾つかの発明実施形態を説明し例示したが、当業者であれば、本明細書にて説明した機能を実行するための、並びに/又は、本明細書にて説明した結果及び/若しくは1つ以上の利点を得るための様々な他の手段及び/若しくは構造体を容易に想到できよう。また、このような変更及び/又は改良の各々は、本明細書に説明される発明実施形態の範囲内であるとみなされる。より一般的には、当業者であれば、本明細書にて説明されるすべてのパラメータ、寸法、材料、及び構成は例示のためであり、実際のパラメータ、寸法、材料、及び/又は構成は、発明教示内容が用いられる1つ以上の特定用途に依存することを容易に理解できよう。当業者であれば、本明細書にて説明した特定の発明実施形態の多くの等価物を、単に所定の実験を用いて認識又は確認できよう。したがって、上記実施形態は、ほんの一例として提示されたものに過ぎず、発明実施形態は、添付の特許請求の範囲及びその等価物の範囲内で、具体的に説明された又はクレームされた以外の方法で実施可能であることは理解されるべきである。本開示の発明実施形態は、本明細書にて説明される個々の特徴、システム、商品、材料、キット及び/又は方法に関する。更に、2つ以上のこのような特徴、システム、商品、材料、キット及び/又は方法の任意の組み合わせも、当該特徴、システム、商品、材料、キット及び/又は方法が相互に矛盾していなければ、本開示の本発明の範囲内に含まれる。
[0069] 本明細書にて定義されかつ用いられた定義はすべて、辞書の定義、参照することにより組み込まれた文献における定義及び/又は定義された用語の通常の意味に優先されて理解されるべきである。
[0070] 「a」及び「an」の不定冠詞は、本明細書及び特許請求の範囲において使用される場合、特に明記されない限り、「少なくとも1つ」を意味するものと理解されるべきである。
[0071] 「及び/又は」との表現は、本明細書及び特許請求の範囲において使用される場合、等位結合された要素の「いずれか又は両方」を意味すると理解されるべきである。即ち、要素は、ある場合は接続的に存在し、その他の場合は離接的に存在する。「及び/又は」を用いて列挙される複数の要素も同様に解釈されるべきであり、即ち、要素のうちの「1つ以上」が等位結合される。「及び/又は」節によって具体的に特定された要素以外の他の要素も、それが具体的に特定された要素に関連していても関連していなくても、任意選択的に存在してよい。したがって、非限定的な例として、「A及び/又はB」への参照は、「含む」といった非制限的言語と共に用いられた場合、一実施形態では、Aのみ(任意選択的にB以外の要素を含む)を指し、別の実施形態では、Bのみ(任意選択的にA以外の要素を含む)を指し、更に別の実施形態では、A及びBの両方(任意選択的にその他の要素を含む)を指す。
[0072] 本明細書及び特許請求の範囲に使用される場合、「又は」は、上に定義したような「及び/又は」と同じ意味を有すると理解すべきである。例えばリストにおけるアイテムを分ける場合、「又は」又は「及び/又は」は包括的と解釈される。即ち、多数の要素又は要素のリストのうちの少なくとも1つを含むが、2つ以上の要素も含み、また、任意選択的に、リストにないアイテムを含むと解釈される。「〜のうちの1つのみ」又は「ちょうど1つの」といった反対を明らかに示す用語、又は、特許請求の範囲に用いられる場合は、「〜からなる」という用語だけが、多数の要素又は要素のリストのうちのまさに1つの要素が含まれることを指す。一般に、「又は」との用語は、本明細書において使用される場合、「いずれか」、「〜のうちの1つの」、「〜のうちの1つのみ」、又は「〜のうちのちょうど1つのみ」といった排他的な用語が先行する場合にのみ、排他的な代替(即ち「一方又は他方であるが、両方ではない」)を示すと解釈される。「本質的に〜からなる」は、特許請求の範囲に用いられる場合、特許法の分野にて用いられる通常の意味を有する。
[0073] 本明細書及び特許請求の範囲に用いられるように、1つ以上の要素を含むリストを参照した際の「少なくとも1つ」との表現は、要素のリストにおける任意の1つ以上の要素から選択された少なくとも1つの要素を意味すると理解されるべきであるが、要素のリストに具体的に列挙された各要素の少なくとも1つを必ずしも含むわけではなく、要素のリストにおける要素の任意の組み合わせを排除するものではない。この定義は、「少なくとも1つの」との表現が指す要素のリストの中で具体的に特定された要素以外の要素が、それが具体的に特定された要素に関係していても関連していなくても、任意選択的に存在してもよいことを可能にする。したがって、非限定的な例として、「A及びBの少なくとも1つ」(又は、同等に「A又はBの少なくとも1つ」、又は、同等に「A及び/又はBの少なくとも1つ」)は、一実施形態では、少なくとも1つのA(任意選択的に2つ以上のAを含む)であって、Bがない(任意選択的にB以外の要素を含む)ことを指し、別の実施形態では、少なくとも1つのB(任意選択的に2つ以上のBを含む)であって、Aがない(任意選択的にA以外の要素を含む)ことを指し、更に別の実施形態では、少なくとも1つのA(任意選択的に2つ以上のAを含む)と、少なくとも1つのB(任意選択的に2つ以上のBを含む)を指す(任意選択的に他の要素を含む)。
[0074] 当然ながら、特に明記されない限り、本明細書に記載された2つ以上のステップ又は動作を含むどの方法においても、当該方法のステップ又は動作の順番は、記載された方法のステップ又は動作の順序に必ずしも限定されない。
[0075] 特許請求の範囲だけでなく、上記明細書においても、「備える」、「含む」、「担持する」、「有する」、「含有する」、「関与する」、「保持する」、「〜から構成される」等といったあらゆる移行句は、非制限的、即ち、含むがそれに限定されないことを意味すると理解されるべきである。米国特許庁特許審査手続便覧の第2111.03項に記載される通り、「〜からなる」及び「本質的に〜からなる」といった移行句のみが、制限又は半制限移行句である。

Claims (15)

  1. ネットワークノードによって、レガシスイッチ又はセンサによって制御される照明ユニットの照明状態を示すデータについて、前記照明ユニットにポーリングするステップと、
    前記ポーリングに基づいて、前記ネットワークノードによって、前記照明ユニットの前記照明状態が、所定の照明状態に対応することを決定するステップと、
    前記決定に基づいて、前記ネットワークノードによって、前記照明ユニットの前記所定の照明状態への移行によってトリガされる所定の照明シーンを特定するステップと、
    前記ネットワークノードによって、1つ以上の他の照明ユニットに、前記所定の照明シーンを実施させるステップと、
    前記ポーリングに基づいて、前記ネットワークノードによって、前記照明ユニットが、前記所定の照明状態から別の照明状態に移行したことを決定するステップと、
    前記ネットワークノードによって、前記照明ユニットが前記所定の照明状態から前記別の照明状態に移行したことを決定したことに反応して、前記1つ以上の他の照明ユニットに、前記所定の照明シーンの実施を停止させるステップと、
    を含む、照明制御方法。
  2. 前記ネットワークノードと通信するコンピュータデバイスにおいて、前記照明ユニットの前記照明状態を制御するレガシスイッチ又はセンサと前記所定の照明シーンとの直接的な関連付けを作成するように、ユーザによって操作可能であるユーザインターフェースを提供するステップを更に含む、請求項1に記載の照明制御方法。
  3. 前記ユーザインターフェースは更に、前記レガシスイッチ又はセンサと前記照明ユニットとの関連付けを作成するように、ユーザによって操作可能である、請求項2に記載の照明制御方法。
  4. 前記所定の照明状態は、通電照明状態であり、前記別の照明状態は、非通電照明状態である、請求項1に記載の照明制御方法。
  5. 照明ユニットが、前記通電照明状態へと移行したことを決定する前記ステップは、前記ネットワークノードによって、前記照明ユニットは、レガシスイッチの操作によって、通電されたことを決定するステップを含む、請求項4に記載の照明制御方法。
  6. 照明ユニットが、所定の照明状態へと移行したことを決定する前記ステップは、前記ネットワークノードによって、前記照明ユニットが到達可能であることを決定するステップを含む、請求項1に記載の照明制御方法。
  7. 前記1つ以上の他の照明ユニットに、前記所定の照明シーンを実施させる前記ステップは、前記ネットワークノードによって、前記所定の照明シーンの1つ以上の各アスペクトを実施するように、1つ以上のコマンドを、前記1つ以上の他の照明ユニットに送信するステップを含む、請求項1に記載の照明制御方法。
  8. ネットワークノードによる実行に反応して、前記ネットワークノードに、請求項1に記載の方法を行わせる命令を含む、少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体。
  9. 照明システムを制御する照明システムブリッジであって、
    前記照明システムブリッジに通信可能に結合されるコンピュータデバイスから、前記照明システムの第1の照明ユニットを制御するレガシスイッチ又はセンサと、前記照明システムの第2の照明ユニットによって、少なくとも部分的に実施される照明シーンとの、ユーザによって作成される関連付けを示すデータを受信し、
    前記レガシスイッチ又はセンサの起動に反応して、前記第1の照明ユニットが移行した照明状態を決定し、
    決定された前記照明状態と、前記照明シーンとの関連付けを作成し、
    前記第1の照明ユニットが、決定された前記照明状態に移行したとの決定に反応して、少なくとも前記第2の照明ユニットに、前記照明シーンの各部分を実施させるように構成される、照明システムブリッジ。
  10. 前記第1の照明ユニットの現在の照明状態を示すデータについて、前記第1の照明ユニットに定期的にポーリングするように更に構成され、前記第1の照明ユニットが、決定された前記照明状態に移行したとの前記決定は、前記ポーリングの結果に基づいている、請求項9に記載の照明システムブリッジ。
  11. 前記現在の照明状態を示す前記データに基づいて、前記第1の照明ユニットが、所定の照明状態から別の照明状態へと移行したことを決定し、前記1つ以上の照明ユニットに、前記照明シーンの実施を停止させるように更に構成される、請求項10に記載の照明システムブリッジ。
  12. 前記コンピュータデバイスから、前記レガシスイッチ又はセンサと、前記第1の照明ユニットとの関連付けを示すデータを受信するように更に構成される、請求項9に記載の照明システムブリッジ。
  13. 1つ以上のプロセッサと、
    前記1つ以上のプロセッサに動作可能に結合される通信インターフェースと、
    ディスプレイと
    前記ディスプレイ上に、第1の照明ユニットを制御するレガシスイッチ又はセンサと、第2の照明ユニットによって、少なくとも部分的に実施される所定の照明シーンとの関連付けを作成するように、ユーザによって操作可能であるユーザインターフェースをレンダリングする前記1つ以上のプロセッサへの命令と
    前記通信インターフェースを介して、前記第1の照明ユニット及び前記第2の照明ユニットと通信するネットワークノードに、前記関連付けを示すデータを提供させる前記1つ以上のプロセッサへの命令を記憶するメモリと、
    を含む、モバイルコンピュータデバイス。
  14. 前記関連付けは、第1の関連付けであり、前記ユーザインターフェースは、前記レガシスイッチ又はセンサと、前記第1の照明ユニットとの第2の関連付けを作成するように、ユーザによって更に操作可能である、請求項13に記載のモバイルコンピュータデバイス。
  15. 前記ユーザインターフェースは、前記レガシスイッチ又はセンサの起動に反応して、前記第1の照明ユニットが移行した照明状態を示すデータを提供するように、ユーザによって更に操作可能である、請求項13に記載のモバイルコンピュータデバイス。
JP2016575676A 2014-07-03 2015-06-11 レガシ照明制御コンポーネント用プロキシ Active JP6290463B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201462020473P 2014-07-03 2014-07-03
US62/020,473 2014-07-03
PCT/IB2015/054424 WO2016001780A1 (en) 2014-07-03 2015-06-11 Proxy for legacy lighting control component

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017520094A JP2017520094A (ja) 2017-07-20
JP6290463B2 true JP6290463B2 (ja) 2018-03-07

Family

ID=53490020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016575676A Active JP6290463B2 (ja) 2014-07-03 2015-06-11 レガシ照明制御コンポーネント用プロキシ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10165661B2 (ja)
EP (2) EP3165054B1 (ja)
JP (1) JP6290463B2 (ja)
CN (1) CN106797690B (ja)
WO (1) WO2016001780A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI575363B (zh) * 2015-07-28 2017-03-21 碩天科技股份有限公司 具有可擴充插座的電源設備及其插座擴充方法
WO2017148767A1 (en) * 2016-03-02 2017-09-08 Philips Lighting Holding B.V. Lighting scene selection based on operation of one or more individual light sources
US10588202B1 (en) * 2016-05-02 2020-03-10 Technology For Humankind Llc Communicative lighting systems
CN109156069A (zh) 2016-05-10 2019-01-04 飞利浦照明控股有限公司 使用照明系统以指示应用状态
WO2019052985A1 (en) * 2017-09-18 2019-03-21 Signify Holding B.V. METHOD AND SYSTEM FOR CREATING A LIGHT SCRIPT FOR A VIDEO
WO2019149548A1 (en) * 2018-01-31 2019-08-08 Signify Holding B.V. Method and apparatus for controlling a lighting system
WO2021018901A1 (en) * 2019-08-01 2021-02-04 Signify Holding B.V. A device and method for implementing a connected lighting system
KR20210058553A (ko) 2019-11-14 2021-05-24 삼성전자주식회사 근접 센서의 오인을 방지하기 위한 전자 장치 및 방법

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6016038A (en) 1997-08-26 2000-01-18 Color Kinetics, Inc. Multicolored LED lighting method and apparatus
US6965205B2 (en) * 1997-08-26 2005-11-15 Color Kinetics Incorporated Light emitting diode based products
US6211626B1 (en) 1997-08-26 2001-04-03 Color Kinetics, Incorporated Illumination components
US6160359A (en) * 1998-01-30 2000-12-12 Hewlett-Packard Company Apparatus for communicating with a remote computer to control an assigned lighting load
JP2002141176A (ja) 2000-11-02 2002-05-17 Hitachi Ltd 照明装置,照明制御システム及び家電装置
JP2005277597A (ja) 2004-03-23 2005-10-06 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明制御システム
US7964989B1 (en) * 2010-09-09 2011-06-21 Green Power Technologies, Llc Method and system for controlling power to an electrically powered device
KR101265647B1 (ko) 2011-03-25 2013-05-22 엘지전자 주식회사 조명 시스템에서의 발광부 제어 방법
EP2503853B1 (en) 2011-03-25 2015-02-25 LG Electronics Inc. Lighting system and method for controlling the same
BR112014010970A2 (pt) * 2011-11-07 2017-06-06 Kortek Ind Pty Ltd sistema adaptável sem fio de energia, luz e automação
US8368310B1 (en) * 2012-03-23 2013-02-05 Inncom International, Inc. System and method for distributed lighting device control
CN102665335A (zh) * 2012-04-20 2012-09-12 天津工业大学 智能家居灯光控制系统
US9497829B2 (en) 2012-05-02 2016-11-15 Koninklijke Phillips N.V. Methods for adaptively controlling lighting based upon traffic in an outdoor lighting network
US9832833B1 (en) * 2015-05-27 2017-11-28 Kuna Systems Corporation Smart lighting by outdoor wall-mounted or ceiling mounted light fixtures and/or connected light bulbs
WO2014060897A1 (en) * 2012-10-18 2014-04-24 Koninklijke Philips N.V. Method of commissioning devices of a lighting system to a group of devices, a commissioning device and a lighting system
JP6103900B2 (ja) * 2012-11-29 2017-03-29 上田日本無線株式会社 照明制御装置、照明装置、プログラム、照明制御方法、及び、照明システム
US10109181B2 (en) * 2016-03-24 2018-10-23 Lutron Electronics Co., Inc. Gesture-based control device for controlling an electrical load

Also Published As

Publication number Publication date
EP3165054B1 (en) 2018-08-15
JP2017520094A (ja) 2017-07-20
US10165661B2 (en) 2018-12-25
EP3358915B1 (en) 2020-12-09
EP3165054A1 (en) 2017-05-10
CN106797690A (zh) 2017-05-31
EP3358915A1 (en) 2018-08-08
US20170150576A1 (en) 2017-05-25
CN106797690B (zh) 2019-06-11
WO2016001780A1 (en) 2016-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6290463B2 (ja) レガシ照明制御コンポーネント用プロキシ
EP3092876B1 (en) Method for sharing and/or synchronizing attributes of emitted light among lighting systems
US10292225B2 (en) Methods and apparatus for adaptable lighting unit
US11582058B2 (en) Identifying and controlling signal influence on one or more properties of emitted light
JP2020115455A (ja) プログラマブル照明デバイス、照明デバイスをプログラミングする方法及びシステム
JP6746505B2 (ja) 照明ユニットのグループの自動コミッショニング
US20060076908A1 (en) Lighting zone control methods and apparatus
EP3424277B1 (en) Lighting scene selection based on operation of one or more individual light sources
TW201306661A (zh) 使用多重調光架構之照明設備與方法
EP3228156B1 (en) Lighting unit with multiple light sources to emit functional light or dynamic lighting effect
JP2019522315A (ja) ユーザインターフェースとしてのエネルギ収穫機
JP2017511958A (ja) 出荷時新品状態への装置のリセット
JP6541893B2 (ja) 1つ以上の個々の光源の操作に基づく照明シーン選択

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161227

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20161227

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6290463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250