JP2014240877A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像装置のスクレーパーの損傷を防止できる画像形成装置を提供する。【解決手段】現像剤が収容された現像剤貯留室63A内に検知面68を有し、検知面68を介して前記現像剤の残量を検知するトナー濃度センサー67と、現像剤貯留室63A内で回転されることによって前記現像剤を撹拌するスクリューフィーダー64Aと、スクリューフィーダー64Aに取り付けられてその回転に伴ってその回転方向へ移動することによって検知面68に接触するスクレーパー66と、現像時に現像剤を担持して正方向に回転される現像ローラー61と、スクリューフィーダー64A及び現像ローラー61を連動して回転させるステッピングモーター77と、非現像時に現像ローラー61を逆方向へ回転させる逆回転方向にステッピングモーター77を逆回転駆動させ、スクレーパー66が検知面68に接触する手前の停止位置で前記逆回転駆動を停止させる。【選択図】図9

Description

本発明は、現像剤の残量を検知するための検知面を清掃する接触部材を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機やプリンター等の画像形成装置においては、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像は現像装置によってトナーを用いて現像されてトナー像として顕像化される。トナー像は、転写装置によって用紙上に転写さる。トナー像が転写された用紙は、定着装置によって加熱及び加圧されてトナー像の定着を受けた後に装置外に排出される。これによって一連の画像形成動作が完了する。
ところで、上記画像形成動作によって現像装置のトナーが消費されてトナー残量が少なくなると、トナーコンテナから現像装置にトナーが補給される。適切な時機にトナーコンテナからトナーを補給するために、トナー残量に応じて変化するトナーの濃度を検知するトナー濃度センサーが現像装置に備えられている。現像装置のトナー容器の内壁には検知面が設けられており、トナー濃度センサーは、前記検知面の外側に設けられている。前記検知面にトナーが滞留したり付着したりしてトナーの濃度がトナー濃度センサーによって正確に検知できなくなる。そのため、特許文献1〜4には、トナーを撹拌させる撹拌部材にセンサー清掃部材が取り付けられており、撹拌部材の回転に伴ってセンサー清掃部材が検知面に接触して摺りながら動くことによって定期的に検知面を清掃する技術が開示されている。
また、従来の画像形成装置は、現像装置の現像ローラー(トナー担持体)及び撹拌部材などの複数の回転体が1つの駆動モーターによって駆動される構成を備えている。現像時には、駆動モーターの回転力がギヤを通じて撹拌部材を含む複数の回転体に伝えられ、ギヤによって定められた回転数に応じて複数のローラーが正方向に回転される。一方、現像ローラーなどを常に一方向に回転させると、場所によってトナーの滞留時間にばらつきが生じ、一部のトナーが沈殿する。滞留時間が異なるトナーや沈殿したトナーが混ざることによって、トナー全体の品質がばらつき、現像品質が低下する問題が生じる。そのため、従来、現像しないときに、駆動モーターによって現像ローラーを逆回転させて滞留しているトナーを撹拌して、トナーの品質がばらつくことを抑制している。
特開2000−112220号公報 特開2000−112221号公報 特開平7−128972号公報 特開2002−268368号公報
しかし、現像ローラーを逆回転させると、撹拌部材も逆方向に回転される。この場合、撹拌部材に取り付けられたセンサー清掃部材が現像時とは逆方向から検知面に接触して摺りながら動き、現像時とは逆方向から力を受ける。そのため、現像ローラーが逆回転されることに伴う撹拌部材の逆回転が実行されると、撹拌部材とセンサー清掃部材との取付部分に加えられる負荷が大きくなり、センサー清掃部材が撹拌部材から脱落したり、場合によってはセンサー清掃部材が検知面に接触したときに座屈する座屈部で切断される場合がある。センサー清掃部材が損傷することによって、検知面にトナーが付着してトナー濃度が正しく検知できずトナーの補給が適切に行えなくなる問題や、脱落したセンサー清掃部材が現像装置内に滞留することによって他の部材が破損する問題が生じる。
本発明の目的は、現像装置のセンサー清掃部材の損傷を防止できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、現像容器、残量検知手段、撹拌手段、接触部材、第1ローラー、駆動手段、及び制御手段を備える。前記現像容器は、少なくともトナーを含む現像剤が収容され、内部に検知面を有している。前記残量検知手段は、前記検知面を介して前記現像剤のトナーの残量を検知する。前記撹拌手段は、前記現像容器内で回転されることによって前記現像剤を撹拌する。前記接触部材は、前記撹拌手段に取り付けられ、前記撹拌手段の回転に伴ってその回転方向へ移動することによって前記検知面に接触する。前記第1ローラーは、現像時にトナーを担持して第1回転方向に回転される。前記駆動手段は、回転力を供給して前記撹拌手段及び前記第1ローラーを連動して回転させる。前記制御手段は、非現像時に前記第1ローラーを前記第1回転方向とは逆向きの第2回転方向へ回転させる逆回転方向に前記駆動手段を逆回転駆動させ、前記接触部材が前記検知面に接触する手前の停止位置で前記逆回転駆動を停止させる。本発明の画像形成装置の構成によれば、前記接触部材が取り付けられた前記撹拌手段を逆回転させる際に、前記接触部材が前記検知面に接触して損傷することを防止することができる。
本発明によれば、センサー清掃部材が取り付けられた撹拌部材を逆回転させる際に、センサー清掃部材が検知面に接触して損傷することを防止することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を模式的に示す断面図。 現像装置の斜視図。 現像装置の概略構成を模式的に示す断面図。 現像装置の撹拌手段を示す模式的な断面図。 画像形成装置の概略構成を示すブロック図。 スクレーパー周辺の構成を示す断面図。 トナー濃度センサーで検知された電圧値の波形図。 スクレーパーと検知面との位置関係を示す図。 スクリューフィーダーの回転制御の一例を示すフローチャート。 スクリューフィーダーの回転動作の一例を示す図。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
<画像形成装置100の概略構成>
まず、本発明の実施形態の画像形成装置100の概略構成について説明する。図1に示されるように、前記画像形成装置100は、画像読取部1、ADF(Automatic Document Feeder)2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、及び操作表示部6等を備えている。前記操作表示部6は、前記制御部5からの制御指示に従って各種の情報を表示し、ユーザー操作に応じて前記制御部5に各種の情報を入力するタッチパネル等である。ここで、図1(A)は、前記画像形成装置100の正面図であり、図1(B)は、前記画像読取部1の平面図である。なお、説明の便宜上、前記画像形成装置100が使用可能に設置された状態の鉛直方向を上下方向7と定義し、前記操作表示部6が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8を定義し、前記操作表示部6を正面として左右方向9を定義する。また、前記画像形成装置100は、本発明の画像形成装置の一例に過ぎない。例えば、本発明は、プリンター、FAX装置、複写機等であってもよい。
前記画像読取部1は、用紙Pから画像データを取得する。前記画像読取部1は、用紙カバー2A、コンタクトガラス11、読取ユニット12、ミラー13、ミラー14、光学レンズ15、及びCCD(Charge Coupled Device)16等を備えた画像読取手段である。前記コンタクトガラス11は、前記画像読取部1の上面に設けられており、前記画像形成装置100の画像読取対象となる用紙Pが載置される透明な用紙台である。
前記用紙カバー2Aは、必要に応じて前記コンタクトガラス11を覆うものである。そして、前記画像読取部1は、前記制御部5によって制御されることによって、前記コンタクトガラス11上に載置された用紙Pから画像を読み取る。
前記読取ユニット12は、LED光源121及びミラー122を備えており、ステッピングモーター等の移動機構(不図示)によって副走査方向(図1における左右方向9)へ移動可能に構成されている。そして、前記移動機構によって前記読取ユニット12が副走査方向に移動されると、前記LED光源121から前記コンタクトガラス11に向けて照射される光が副走査方向に走査される。
前記LED光源121は、前記画像形成装置100の主走査方向(図1における前後方向8)に沿って配列された多数の白色LEDを備えている。前記LED光源121は、前記コンタクトガラス11上の読取位置12Aにある用紙Pに向けて1ライン分の白色光を照射する。なお、前記読取位置12Aは、前記読取ユニット12の副走査方向への移動に伴って副走査方向へ移動する。
前記ミラー122は、前記LED光源121から前記読取位置12Aにある用紙Pに光を照射したときの反射光を前記ミラー13に向けて反射させる。そして、前記ミラー122で反射した光は、前記ミラー13及び前記ミラー14によって前記光学レンズ15に導かれる。前記光学レンズ15は、入射した光を集光して前記CCD16に入射させる。
前記CCD16は、受光した光をその光量に応じた電気信号(電圧)に変換して前記制御部5に出力する光電変換素子である。具体的には、前記CCD16は、前記LED光源121から光が照射されたときに用紙Pから反射した光に基づいて用紙Pの画像に対応する電気信号に基づいて画像データを生成する。
前記ADF2は、前記用紙カバー2Aに設けられている。前記ADF2は、用紙トレイ21、給送機構22、複数の搬送ローラー23、用紙押さえ24、及び排紙部25等を備えた自動原稿送り装置である。前記ADF2は、前記給送機構22及び前記搬送ローラー23各々を不図示のステッピングモーターで駆動させることによって、前記用紙トレイ21にセットされた用紙Pを前記コンタクトガラス11上の前記読取位置12Aを通過させて前記排紙部25まで搬送させる。この際に、前記画像読取部1によって前記読取位置12Aを通過する用紙Pの画像が読み取られる。
前記用紙押さえ24は、前記コンタクトガラス11上の前記読取位置12Aの上方に用紙Pが通過できる間隔を隔てた位置に設けられている。前記用紙押さえ24は、主走査方向に長尺状に形成されており、その下面(前記コンタクトガラス11側の面)には白色のシートが貼り付けられている。前記画像形成装置100では、前記白色のシートの画像データが白色基準データとして読み取られる。前記白色基準データは、周知のシェーディング補正等で用いられる。
前記画像形成部3は、前記画像読取部1で読み取られた画像データ、又は外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式の画像形成手段である。前記画像形成部3は、感光体ドラム31、帯電装置32、LSU(Laser Scanner Unit)33、現像装置34、転写ローラー35、除電装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38、及びトナーコンテナ39等を備えている。
前記画像形成部3では、前記給紙部4から給送された用紙Sに以下の手順で画像が形成され、画像形成後の用紙Sは排紙トレイ40に排紙される。具体的には、まず、前記帯電装置32によって前記感光体ドラム31が所定の電位に一様に帯電される。次に、前記LSU33によって前記感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、前記感光体ドラム31の表面に静電潜像が形成される。そして、前記感光体ドラム31上の静電潜像は前記現像装置34によってトナー像として現像(可視像化)される。続いて、前記感光体ドラム31に形成されたトナー像は前記転写ローラー35によって用紙Sに転写される。その後、用紙Sに転写されたトナー像は、その用紙Sが前記定着ローラー37及び前記加圧ローラー38の間を通過して排出される際に前記定着ローラー37で加熱されて用紙Sに溶融定着する。前記感光体ドラム31の電位は前記除電装置36で除電される。なお、前記現像装置34の詳細については後述する。
前記給紙部4は、前記画像形成部3において画像が形成される用紙Sを給送する。前記給紙部4は、不図示のカセット装着部に装着された不図示の給紙カセットに載置された複数の用紙Sを一枚ずつ前記画像形成部3に給送する。
次に、図5を参照して、前記制御部5の概略機能について説明する。前記制御部5は、CPU51、ROM52、RAM53、EEPROM54、モータードライバー55等を有している。前記制御部5は、前記ROM52に記憶された所定の制御プログラムを前記CPU51で実行することによって、前記画像形成装置100を統括的に制御する。具体的に、前記ROM52には、画像を形成する画像形成処理プログラムが記憶されている。さらに、前記ROM52には、画像形成処理を行わない場合に、ステッピングモーター77(駆動手段の一例)を逆回転させることによって、トナーの滞留時間を均一にし、またトナーが沈殿することを防止する逆回転制御処理プログラムが予め記憶されている。前記CPU51は、前記逆回転制御処理プログラムに従って動作することによって、前記現像装置34内に滞留したトナーや沈殿したトナーを混ぜてトナーの品質がばらつくことを防止する。前記RAM53は揮発性の記憶手段、前記EEPROM54は不揮発性の記憶手段であって、前記CPU51が実行する各種の処理の一時記憶メモリーとして使用される。前記モータードライバー55は、前記CPU51の制御によって前記ステッピングモーター77を駆動させる。なお、前記制御部5は、集積回路(ASIC、DSP)等の電子回路により構成されてもよく、前記画像形成装置100を統括的に制御するメイン制御部と別に設けられた制御部であってもよい。
<現像装置34の構成>
次に、図2乃至図6を参照しつつ、前記現像装置34について詳細に説明する。前記現像装置34は、トナーとキャリアとの二成分からなる現像剤を用いて現像する現像装置である。図3は、図2のA−A断面図である。図4は、図3のB−B断面図である。図6は、図4のC−C断面図である。
図2に示されるように、前記現像装置34は、前後方向8に長い形状に形成されている。前記現像装置34の外側には、補給口70が形成されており、前記補給口70を開閉するシャッター69が備えられている。前記シャッター69は、前記トナーコンテナ39(図1(A)参照)から前記現像装置34に非磁性体のトナーが補給される際に、ソレノイドによってスライドされて前記補給口70を開ける。トナーが補給されない場合には、前記シャッター69は、ソレノイドによってスライドされて前記補給口70を閉じる。
前記現像装置34の筐体60の内部には、現像剤貯留部63(現像容器の一例)、スクリューフィーダー64A(撹拌手段の一例)、スクリューフィーダー64B、スクレーパー66(接触部材の一例)、トナー濃度センサー67、現像ローラー61(第1ローラーの一例)、磁気ローラー62(第1ローラーの一例)、現像剤規制ブレード71などが備えられている。図3に示されるように、前記現像剤貯留部63は、前記筐体60の底部分に形成されており、前記トナーコンテナ39から補給された非磁性体のトナー及び磁性体のキャリアを含む現像剤が貯留(収容)された容器である。現像剤担持体である前記磁気ローラー62は、前記現像剤貯留部63の上方に配置される。トナー担持体である前記現像ローラー61は、磁気ローラー62の斜め上方位置で磁気ローラー62に対向配置される。前記現像剤規制ブレ−ド71は、前記磁気ローラー62に対向して配置される。
また、図5に示されるように、前記現像ローラー61、前記磁気ローラー62、前記スクリューフィーダー64A、及び前記スクリューフィーダー64Bは、ギヤ78を介して前記ステッピングモーター77に接続されている。前記ステッピングモーター77は、前記ギヤ78を介して回転力を供給して前記スクリューフィーダー64A、前記スクリューフィーダー64B、前記現像ローラー61、及び前記磁気ローラー62を連動して回転させる。前記現像ローラー61及び前記磁気ローラー62は、現像時に前記感光体ドラム31にトナーを供給する正回転方向(図2の矢印91,92の方向、第1回転方向の一例)へ回転され、これに連動して前記スクリューフィーダー64A、及び前記スクリューフィーダー64Bも前記ギヤ78によって定められた正回転方向(図2及び図3の矢印93,94の方向)に回転する。前記現像ローラー61、前記磁気ローラー62、前記スクリューフィーダー64A、及び前記スクリューフィーダー64Bの回転量は、前記ギヤ78のギヤ比によって定められる。また、前記ステッピングモーター77は、前記制御部5の制御によって、非現像時に前記現像ローラー61、前記磁気ローラー62、前記スクリューフィーダー64A、及び前記スクリューフィーダー64Bを前記正回転方向とは逆向きの逆回転方向(図2の前記矢印91〜94と逆方向、第2回転方向の一例)へ回転させる。
図4に示されるように、前記現像剤貯留部63は、前記現像装置34の長手方向(前後方向8)に延びる2つの隣り合う現像剤貯留室63A,63Bを含む。前記現像剤貯留室63A,63Bそれぞれは、前後方向8に長い円筒状の形状に形成されている。前記現像剤貯留室63A,63Bは、前記筐体60に一体に形成され前後方向8に延びる仕切り板111によって互いに仕切られている。ただし、前記現像剤貯留室63A,63Bは完全に仕切られているのではなく、図4に示されるように、前後方向8における両端部には前記仕切り板111が設けられていない。具体的には、前記現像剤貯留室63A,63Bそれぞれの両端部は連通路112,113によって互いに連通されている。
各前記現像剤貯留室63A,63Bには、軸回りに回転されることにより現像剤を撹拌及び搬送する前記スクリューフィーダー64A,64Bが収容されている。前記スクリューフィーダー64A,64Bには、軸周りに螺旋形状の羽が設けられている。前記スクリューフィーダー64A,64Bは、前記ステッピングモーター77によって回転される。前記スクリューフィーダー64A,64Bそれぞれの回転方向は、互いに逆方向に設定されている。これにより現像剤は、前記現像剤貯留室63A及び前記現像剤貯留室63B間を撹拌されつつ、図4の矢印96で示される方向へ循環搬送される。この撹拌により、トナーとキャリアとが混合された現像剤のトナーが電荷を持つようになる。
図4に示されるように、前記現像剤貯留室63Aの一方側の端部(前側の端部)の近傍には、検知面68が形成されている。後述するように、前記現像剤貯留室63Aの底面に開口が形成されており、この開口に前記トナー濃度センサー67のセンサー収容部80が嵌め込まれることにより、前記トナー収容部80の外面(具体的には上面)が前記現像剤貯留室63Aに露出される。このように露出された部分が前記現像剤貯留室63Aの底面に前記検知面68として現れる。また、図6に示されるように、前記検知面68は、前記トナー濃度センサー67が現像剤のトナー濃度を正確に測定できるように平面状に形成されている。前記検知面68は、円筒状の前記現像剤貯留室63A内部に、内部方向へ突出した位置にある。言い換えると、前記スクリューフィーダー64Aの前記回転軸65の回転中心から前記現像剤貯留室63Aの内壁までの距離よりも、前記回転軸65の回転中心から前記検知面68までの距離は短い。
前記検知面68付近の前記スクリューフィーダー64Aには、前記スクレーパー66を取り付けるための支持部79(支持部の一例)が形成されている。前記支持部79は、前記スクリューフィーダー64Aと同じ樹脂で一体に形成されており、前記スクリューフィーダー64Aの回転軸65に対して垂直方向へ突出した形状である。
また、前記スクレーパー66は、前記スクリューフィーダー64A側の端部側の接合面66B(接合面の一例)が前記支持部79に接合されており、他方の端部が前記垂直方向に延びるように形成されている。前記接合面66Bは、前記スクリューフィーダー64Aが前記正回転方向へ回転されたときに前記スクレーパー66が前記検知面68に接触する接触面66A(接触面の一例)とは反対側の面である。前記スクレーパー66は、ポリエチレンテレフタレートフィルム等からなる可撓性を有する板状の部材である。前記スクレーパー66は、両面テープなどで前記スクリューフィーダー64Aの前記支持部79に取り付けられている。そのため、後述するように、現像時に、前記スクリューフィーダー64Aが前記正回転方向に回転されると、前記スクレーパー66は前記正回転方向に移動して前記接触面66A側が前記検知面68にあたり、挫屈変形しながら前記検知面68に当接する。
前記磁気ローラー62は、前記現像装置34の長手方向(前後方向8)に沿って配設されている。前記磁気ローラー62は、現像時に図3における時計回転方向(図3の矢印92の方向)に回転される。前記磁気ローラー62の内部には、固定式の所謂磁石ロール(図示せず)が配置されている。磁石ロールは複数の磁極を有しており、本実施形態では汲上極73、規制極74、及び主極75を有する。前記汲上極73は前記現像剤貯留部63に対向し、前記規制極74は前記現像剤規制ブレード71に対向し、前記主極75は前記現像ローラー61に対向している。
前記磁気ローラー62は、前記汲上極73の磁力によって前記現像剤貯留部63から現像剤をその磁気ローラー周面62A上に磁気的に汲み上げる。汲み上げられた現像剤は、前記磁気ローラー周面62A上に磁気的に現像剤層(磁気ブラシ層)として保持され、前記磁気ローラー62の回転に伴って前記現像剤規制ブレード71に向けて搬送される。
前記現像剤規制ブレード71は、前記磁気ローラー62の回転方向から見て前記現像ローラー61よりも上流側に配置され、前記磁気ローラー周面62Aに磁気的に付着した現像剤層の層厚を規制する。前記現像剤規制ブレード71は、前記磁気ローラー62の前後方向8に沿って延びる磁性材料からなる板部材であり、前記筐体60の適所に固定された所定の支持部材によって支持されている。また、前記現像剤規制ブレード71は、前記磁気ローラー周面62Aとの間で所定の寸法の規制ギャップ72を形成する規制面71A(つまり前記現像剤規制ブレード71の先端面)を有する。
磁性材料から形成された前記現像剤規制ブレード71は、前記磁気ローラー62の前記規制極74によって磁化される。これにより、前記現像剤規制ブレード71の前記規制面71Aと前記規制極74との間に、つまり前記規制ギャップ72において磁路が形成される。前記汲上極73によって前記磁気ローラー周面62A上に付着した現像剤層が、前記磁気ローラー62の回転に伴って前記規制ギャップ72内に搬送されると、現像剤層の層厚は前記規制ギャップ72において規制される。これにより、前記磁気ローラー周面62A上には所定厚さの均一な現像剤層が形成される。
前記現像ローラー61は、前記現像装置34の長手方向(前後方向8)に沿って、且つ、前記磁気ローラー62に対して平行に延びるように配設されている。前記現像ローラー61は、現像時に図3における時計回転方向(図3の矢印91の方向)に回転される。前記現像ローラー61は、前記磁気ローラー周面62A上に保持された現像剤層に接触した状態で回転しつつ、前記現像剤層からトナーを受け取ってトナー層を担持する現像ローラー周面61Aを有する。現像動作が行なわれる現像時には、前記トナー層のトナーが前記感光体ドラム31の周面に供給される。
前記現像ローラー61及び前記磁気ローラー62は、前記ステッピングモーター77によって回転される。前記現像ローラー周面61Aと前記磁気ローラー周面62Aとの間には、所定の寸法の隙間76(図3参照)が形成されている。前記隙間76は例えば約130μmに設定されている。前記現像ローラー61は、前記筐体60に形成された開口を通して前記感光体ドラム31に臨むように配置され、前記現像ローラー周面61Aと前記感光体ドラム31の周面との間にも所定の寸法の隙間(例えば約110μm)が形成されている。
前記トナー濃度センサー67及び前記制御部5は、前記検知面68を介して前記筐体60内の現像剤の残量を検知する。具体的に、前記トナー濃度センサー67は、透磁率を測定する。トナーの濃度に応じて透磁率が変化する。磁性体のキャリアに対してトナーの濃度が低くなると、透磁率が高くなる。また、透磁率に応じて電圧レベルは変化する。透磁率が上がると電圧レベルも高くなる。つまり、トナーの残量が少なくなり、キャリーに対するトナー濃度が低くなると、透磁率及び電圧レベルが高くなる関係がある。前記トナー濃度センサー67は、前記検知面68の電圧レベルを測定することによって現像剤の透磁率を検知する。前記トナー濃度センサー67は、検知された透磁率の情報を前記制御部5に出力する。前記制御部5は、入力された透磁率に基づいて、現像剤のトナー濃度を判定する。前記トナー濃度センサー67と前記制御部5とが、本発明の残量検知手段の一例に相当する。このように、前記制御部5は、トナーを含む現像剤の透磁率を前記トナー濃度センサー67によって検知することによってトナー濃度を検知する。トナーの濃度は、トナーの残量に応じて異なるため、トナー濃度を検知することによって前記筐体60内のトナーの残量を検知することができる。つまり、前記制御部5は、現像剤のトナーの濃度を前記検知面68を介して前記トナー濃度センサー67によって取得し、そのトナー濃度に基づいて現像剤の残量を検知する。また、前記制御部5は、検知されたトナーの残量が所定量よりも少なくなると、前記トナーコンテナ39から前記現像装置34へトナーを供給する。なお、前記トナー濃度センサー67は、トナー濃度を判定する制御基板が組み込まれたものであってもよい。この場合は、前記制御基板を含む前記トナー濃度センサー67が本発明の残量検知手段の一例に相当する。
図3及び図6に示されるように、前記トナー濃度センサー67は、上面が平坦に形成された前記センサー収容部80を有する。前記センサー収容部80内に、現像剤の透磁率を検知可能なセンサー本体が設けられている。本実施形態では、前記現像剤貯留室63Aの底面に底壁を貫通する開口が形成されており、この開口に前記センサー収容部80が嵌め込まれている。これにより、前記センサー収容部80の上面の平坦面が前記現像剤貯留室63Aの底面に設けられている。
図4及び図6に示されるように、前記スクレーパー66は、前記スクリューフィーダー64Aの回転に伴って前記現像剤貯留室63Aの内部でその回転方向へ移動する。前記スクリューフィーダー64Aが回転する際に、前記スクレーパー66の先端部(突出方向の端部)は、前記現像剤貯留室63Aの円筒状の断面図において、前記現像剤貯留室63Aの内壁から離れて移動する(図8(A)参照)。しかし、前記スクレーパー66の前記先端部が前記検出面68を通過するときに、前記スクレーパー66の前記接触面66Aが前記検知面68に接触して摺りながら移動する(図6、及び図8(B)参照)。これによって、前記スクレーパー66は、前記検知面68に付着する現像剤を除去する。
<スクレーパー66の動作とトナー濃度センサー67から出力される波形の関係>
次に、図7及び図8を参照しつつ、前記スクレーパー66が前記検知面68を摺動することによって、前記トナー濃度センサー67から出力される現像剤のトナー濃度波形について説明する。上述したように、現像時に前記ステッピングモーター77によって前記スクリューフィーダー64Aが前記正回転方向へ回転される。前記スクリューフィーダー64Aは、前記現像剤貯留室63Aの内部において現像剤を撹拌しつつ一方方向へ搬送する。また、前記ステッピングモーター77は、一定速度で前記正回転方向に回転される。そのため、前記スクレーパー66は、前記スクリューフィーダー64Aの回転に伴ってその回転方向(前記正回転方向)へ前記スクリューフィーダー64Aの周りを移動する。前記スクレーパー66は、前記スクリューフィーダー64Aの周りを1回転する度に前記検知面68に周期的に接触する(図8(C)参照)。言い換えると、図8に示されるように、前記スクレーパー66は、前記スクリューフィーダー64Aの周りを1回転する時間を1周期として、前記検知面68に接触する。前記検知面68の上に滞留した現像剤は、前記スクレーパー66によって掻き出される。そのため、前記制御部5は、前記スクレーパー66が周期的に前記検知面68に接触することによって周期的(図7の周期Ts)に変動する現像剤の透磁率を前記検知面68を介して前記トナー濃度センサー67によって取得することができる。
本実施形態では、前記ステッピングモーター77が回転駆動しつづけることによって、前記スクレーパー66は連続回転される。以下、連続回転される前記スクレーパー66の動きと前記トナー濃度センサー67から出力されるトナー濃度波形との関係について詳細に説明する。なお、トナー濃度波形82は、前記トナー濃度センサー67によって検知されるトナー濃度を示す電圧波形である。前記スクレーパー66が前記検知面68の上を通過した直後は(図8(C)の破線参照)、前記スクレーパー66によって現像剤が掻き出されるため、前記検知面68の上に滞留する現像剤の量が最小になる。ここで、現像剤の量が最小になるときの前記スクレーパー66の位置、つまり、前記検知面68を通過した直後の前記スクレーパー66の位置(図8(C)の破線参照)を、以下、停止位置という。このときに、前記トナー濃度センサー67によって検知される電圧レベルは、前記トナー濃度波形82の中で最小値になり、この最小値になるタイミングをタイミングT1とする(図7参照)。つまり、前記停止位置は、前記タイミングT1に対応する。
前記タイミングT1を過ぎると、前記スクレーパー66が前記検知面68に接触しなくなり、この期間を非接触期間Tnと称する。前記非接触期間Tnにおいて、前記スクリューフィーダー64Aによって現像剤が搬送され、前記検知面68の上に滞留する現像剤の滞留量が徐々に増える。そのため、図7に示される前記トナー濃度波形82の前記非接触期間Tnの電圧レベルも徐々に増加する(タイミングT2参照)。さらに、前記スクレーパー66の回転が進み、再び前記スクレーパー66が前記検知面68に近づくと、前記スクレーパー66が現像剤を前記検知面68に押し付けるため、前記検知面68の上に滞留する現像剤の量が増える。
前記スクレーパー66が前記検知面68に再接触する直前に、前記検知面68の上に滞留する現像剤の量が最大になる。ここで、現像剤の量が最大になるときの前記スクレーパー66の位置、つまり、前記検知面68に再接触する直前の前記スクレーパー66の位置(図8(B)参照)を、以下、開始位置という。このときに、前記トナー濃度センサー67によって検知される電圧レベルは、前記トナー濃度波形82の中で最大値になり、この最大値になるタイミングをタイミングT3とする(図7参照)。つまり、前記開始位置は、前記タイミングT3に対応する。前記タイミングT3を過ぎると、前記スクレーパー66が前記検知面68に再接触し、タイミングT4まで前記スクレーバー66が前記検知面68に接触し続ける。この前記スクレーバー66が前記検知面68に接触する期間を接触期間Tcと称する。前記接触期間Tcにおいて、前記スクレーバー66により前記検知面68の上にある現像剤が掻き出されるため、前記検知面68の上に滞留する現像剤の量が急激に減少する。そのため、前記トナー濃度波形82の前記接触期間Tcの電圧レベルも急激に減少する。
このように前記検知面68の上の現像剤の量が周期的に変動するため、前記トナー濃度センサー67によって検知される前記トナー濃度波形82も前記検知面68の上の現像剤の量に応じて周期的に変化する。なお、前記トナー濃度波形82の周期Tsは、前記スクレーパー66が1回転するのに要する時間である。
次に、前記トナー濃度センサー67によって検知されるトナー濃度波形の電圧レベルの違いについて説明する。なお、図7には、キャリアに対するトナーの割合が5パーセントのときのトナー濃度を示すトナー濃度波形82が示されている。同様に、6パーセントのトナー濃度波形81及び、4パーセントのトナー濃度波形83が図7に示されている。
二成分現像剤において、現像剤に含まれる非磁性体であるトナーの濃度が磁性体であるキャリアに対して少なくなるにつれて透磁率が高くなる。透磁率が高くなると、前記トナー濃度センサー67によって測定される電圧レベルが高くなる。つまり、トナー濃度が低くなることに応じて、前記トナー濃度センサー67によって検知される電圧レベルが高くなる。また、前記スクレーバー66の動作により、前記検知面68の上の現像剤の量が増減する。前記スクレーバー66が前記検知面68の上の現像剤を掻き出した直後は(前記タイミングT1)、現像剤の量が最小になるため、前記トナー濃度センサー67によってトナー濃度に応じた電圧レベルの違いが測定されにくい。一方、前記スクレーバー66が前記検知面68に現像剤を押し付けて、前記検知面68に接触する直前は(前記タイミングT3)、現像剤の量が最大になるため、前記トナー濃度センサー67によってトナー濃度に応じた電圧レベルの違いが測定しやすい。そのため、図7のタイミングT3におけるトナー濃度波形の最大電圧値Vtopは、前記4パーセントのトナー濃度波形83、前記5パーセントのトナー濃度波形82、前記6パーセントのトナー濃度波形81の順に大きくなる。そのため、前記制御部5は、前記トナー濃度センサー67によって測定された最大電圧値Vtopに応じて、現像剤のトナー濃度及びトナー残量を判定する。
前記制御部5は、前記トナー濃度センサー67によって取得されたトナー濃度波形の前記最大電圧値Vtopが、閾値であるトナー濃度基準値T/Crefに達したか否かを判定する。前記最大電圧値Vtopが前記トナー濃度基準値T/Crefに達したことに応じて、前記制御部5は、前記シャッター69をスライドさせて前記補給口70を開け、前記トナーコンテナ39から前記現像装置34に一定量のトナーを補給する(前記トナー濃度波形83参照)。このように、前記制御部5は、前記トナー濃度センサー67の電圧レベルによりトナー濃度を検知することによって、前記現像装置34の現像剤に含まれるトナーの濃度を一定範囲内に保つようにする。
<トナー濃度検知センサーの検知結果と逆回転の開始位置及び停止位置の関係>
次に、図7及び図8を参照しつつ、前記ステッピングモーター77の逆回転時における前記スクレーパー66の前記開始位置及び前記停止位置について説明する。なお、前記開始位置及び前記停止位置は、前述したように、前記トナー濃度センサー67によって測定されたトナーの濃度に基づいて定められる位置である。
前述のように、前記スクレーバー66の位置と前記トナー濃度波形82の電圧レベルとは対応関係がある。前記スクレーバー66が前記検知面68から離れた直後の前記タイミングT1から前記検知面68に接触する直前の前記タイミングT3の間の前記非接触期間Tnにおいて、前記スクレーバー66が前記正回転方向に回転されても前記逆回転方向に回転されても前記検知面68に接触しない。そのため、後述の逆回転制御処理において、前記スクレーパー66が前記検知面68に接触する直前の前記開始位置(図8(B)参照)で前記スクレーパー66を逆回転させ、前記スクレーパー66が前記検知面68から離れた直後の前記停止位置(図8(C)の破線参照)で逆回転を停止している。この前記開始位置と前記停止位置との間を移動する前記スクレーパー66は、前記検知面68に接触しない。
なお、前記開始位置は、前記トナー濃度波形82の最大値に対応し、前記停止位置は、前記トナー濃度波形82の最小値に対応している。このため、前記制御部5は、前記周期Ts、最大値の前記タイミングT3、及び最小値の前記タイミングT1から、前記スクレーパー66の位置を判定可能である。そのため、前記画像形成装置100に電源が投入された直後の準備動作のとき、或いは前記現像装置34による現像時に、前記トナー濃度センサー67によって測定された前記トナー濃度波形82を前記制御部5は予め取得する。
本実施形態では、後述する前記逆回転制御処理において、前記スクレーバー66が逆回転される。その逆回転を停止させるタイミングは、前記スクレーパー66が前記停止位置に到達したときである。この停止位置は、前記トナー濃度センサー67によって取得される周期的に変化する現像剤の電圧レベルの最小値の位置(前記タイミングT1)に対応する。そのため、前記制御部5は、前記開始位置から前記停止位置までの経過時間に相当する前記非接触期間Tnを予め定めて、前記RAM53に記憶させる。なお、正確に電圧レベルが前記最小値になる位置ではなく、その近傍の位置に該当する時間でもよい。これによって、前記スクレーパー66が前記検知面68に接触しない範囲で、前記ステッピングモーター77を逆回転させる回転量84(図10(D)参照)を多くすることができる。
また、前記逆回転制御処理を実行ときに、現像時に前記スクリューフィーダー64Aが前記正回転方向へ回転されたときに前記スクレーパー66が前記検知面68に接触する直前の位置を前記開始位置にする(図10(B)参照)。この位置は、前記トナー濃度センサー67によって取得される周期的に変化する現像剤の電圧レベルの最大値の位置(前記タイミングT3)に対応する。そのため、前記制御部5は、前記タイミングT3の位置を前記開始位置として予め定めて、前記RAM53に記憶させる。なお、正確に前記最大値の位置ではなく、その近傍の位置でもよい。これによって、前記制御部5は、前記スクレーパー66が逆方向から前記検知面68に接触しない範囲で前記ステッピングモーター77を前記逆回転量駆動させる。つまり、前記スクレーパー66が前記検知面68に接触せずに逆回転する前記回転量84を極力多くすることができる。このように、前記制御部5は前記ステッピングモーター77を前記逆回転量駆動させる際に、前記スクレーパー66が前記検知面68に逆方向から接触しない範囲内で移動させる。
このように、前記制御部5は、前記周期Ts、前記開始位置に対応する前記タイミングT3、及び前記停止位置までの経過時間である前記非接触期間Tnを予め前記RAM53に記憶させる。後述の逆回転処理制御のステップS2及びステップS5において、これらの情報を使用して、前記制御部5は、前記開始位置及び前記停止位置にスクレーパー66が到達したかどうかを判定する。
<逆回転制御処理>
以下、図9及び図10を参照して、前記制御部5によって実行される逆回転制御処理の手順を説明する。図9のフローチャートにおいてステップS1、S2、・・・は処理手順(ステップ)番号を表している。なお、前記制御部5による前記逆回転制御処理は、前記現像装置34による現像が実行されない非現像時に行われる。また、前記制御部5による前記逆回転制御処理は、前記現像装置34による現像が所定回数以上実行されたときに行われる。ここに、前記逆回転制御処理を実行するときの前記制御部5が本発明に係る制御手段に相当する。つまり、後述するステップS1からステップS6の処理において、非現像時に前記現像ローラー61及び前記磁気ローラー62を前記正回転方向とは逆向きの前記逆回転方向へ回転させる前記逆回転方向に前記ステッピングモーター77を逆回転駆動させる際に、前記スクレーパー66が前記検知面68に接触する手前の前記停止位置で前記逆回転駆動を停止させることができる前記制御部5は、制御手段の一例に相当する。
(ステップS1)
ステップS1において、前記制御部5は、非現像時に逆回転を開始させる逆回転条件を満たしたか否かを判定する。ここで、前記逆回転条件とは、例えば、前記現像装置34による現像処理を1時間実行されたこと、500枚の用紙に対して現像処理が行われたこと、或いは外部から逆回転指示信号が入力されたこと、などが考えられる。前記ステップS1において、前記制御部5は、前記逆回転条件を満たすまで待ち続ける(S1のNO側)。なお、前記逆回転条件を満足する前に次の画像形成指示がなされると、前記制御部5は、前記現像ローラー61、前記磁気ローラー62、前記スクリューフィーダー64A、及び前記スクリューフィーダー64Bを前記正回転方向に回転させて、現像剤の撹拌及び搬送を行う。一方、非現像時に、前記逆回転条件を満たしたと判定すると、前記制御部5は、処理をステップS2に移行させる(S1のYES側)。
(ステップS2)
次に、ステップS2において、前記制御部5は、前記トナー濃度センサー67によって検知された前記トナー濃度波形82の前記周期Ts及び前記タイミングT3に基づいて、前記スクレーパー66が前記開始位置(図10(B)参照)にあるか否かを判定する。具体的には、前記制御部5は、前記タイミングT3からの経過時間と前記周期Tsとによって前記スクレーパー66の位置を算出する。算出された位置と前記開始位置とが一致するか否かを、前記制御部5は判定する。前記スクレーパー66が前記開始位置にあると判定すると、前記制御部5は、処理をステップS4に移行させる(S2のYES側)。例えば、現像処理が終了して、前記制御部5が、前記ステッピングモーター77の駆動を停止させたときに、前記スクレーパー66が前記検知面68に接触する直前の前記開始位置にある場合は、前記ステップS2において、前記スクレーパー66が前記開始位置にあると判定する。一方、前記スクレーパー66が前記開始位置にないと判定すると(図10(A)参照)、前記制御部5は、処理をステップS3に移行させる(S2のNO側)。例えば、現像処理が終了して前記制御部5が、前記ステッピングモーター77の駆動を停止させたときに、前記スクレーパー66が前記検知面68に接触する直前の前記開始位置以外の位置にある場合は、前記ステップS2において、前記スクレーパー66が前記開始位置にないと判定する。
(ステップS3)
ステップS3において、前記制御部5は、前記ステッピングモーター77を前記正回転方向に正回転駆動させることによって前記スクレーパー66の位置を前記開始位置(図10(B)参照)まで移動させる。つまり、前記スクレーパー66が前記検知面68に接触する直前の前記開始位置以外の位置(図10(A)参照)にある場合に、前記制御部5は、前記スクレーパー66を前記開始位置に移動させる。言い換えると、前記制御部5は、前記ステッピングモーター77を前記逆回転量駆動させる前に、前記正回転方向の回転を継続して前記検知面68に接触する手前の前記開始位置まで前記スクレーパー66を移動させる。その後に、前記制御部5は、前記開始位置から前記停止位置まで前記ステッピングモーター77を前記逆回転量駆動させる。これにより、前記制御部5は前記スクレーパー66が前記逆回転方向に移動する前記回転量84を前記スクレーパー66が前記検知面68に接触しない範囲内で極力多くすることができる。
(ステップS4)
ステップS4において、前記制御部5は、前記ステッピングモーター77を前記逆回転方向へ逆回転駆動させる。これにより、前記現像ローラー61及び前記磁気ローラー62が前記第2方向へ逆回転する。これによって、前記現像ローラー61及び前記磁気ローラー62の前記正回転方向の回転による搬送力や撹拌力では十分に撹拌できずに滞留したり沈殿していた現像剤を前記逆回転方向の回転による搬送力や撹拌力によって撹拌することができる。また、前記ステッピングモーター77の逆回転駆動に連動して、前記ギヤ78を介して、前記スクリューフィーダー64A及び前記スクリューフィーダー64Bも逆回転される。これにより、前記スクリューフィーダー64Aに取り付けられている前記スクレーパー66が前記開始位置から前記逆回転方向へ移動を開始する(図10(C)参照)。
(ステップS5)
ステップS5において、前記制御部5は、前記トナー濃度センサー67によって検知された前記トナー濃度波形82の前記非接触期間Tnなどに基づいて、前記スクレーパー66の位置が前記停止位置に達したか否かを判定する。具体的には、前記制御部5は、前記開始位置から前記ステッピングモーター77を逆回転駆動させた経過時間(前記非接触期間Tn)や、前記ステッピングモーター77に供給するパルス数などにより前記停止位置を判定する。前記スクレーパー66が前記停止位置に達していないと判定すると、前記制御部5は、前記スクレーパー66が前記停止位置に到達するまで前記ステッピングモーター77を前記逆回転方向に逆回転駆動し続ける(S5のNO側)。一方、前記スクレーパー66が前記停止位置に達したと判定すると(図10(D)参照)、前記制御部5は、処理をステップS6に移行させる(S5のYES側)。
(ステップS6)
次に、ステップS6において、前記制御部5は、前記ステッピングモーター77による逆回転駆動を停止させる。これによって、前記制御部5は、前記スクレーパー66が前記検知面68に接触しない範囲内で、前記ステッピングモーター77によって前記スクリューフィーダー64Aを逆回転させることができる。言い換えると、前記制御部5は、前記ステッピングモーター77を逆回転駆動させる回転量を前記スクレーパー66が前記検知面68に接触しない範囲の回転量である前記回転量84(図10(D)参照)に制限する。これによって、前記制御部5は、前記ギヤ78を介して前記ステッピングモーター77に連結されている前記現像ローラー61及び前記磁気ローラー62を逆回転させる回転量を上記範囲に制限する。
なお、前記逆回転制御処理(前記ステップS1〜前記ステップS6)により前記ステッピングモーター77によって逆回転駆動される一度の前記回転量84が、前記現像ローラー61及び前記磁気ローラー62を逆回転させるために必要な回転量に対して不十分な場合がある。このような場合、前記制御部5は、前記逆回転制御処理を複数回行うことが考えられる。つまり、非現像時に、前記制御部5は、前記逆回転制御処理によって前記スクレーパー66を前記開始位置から前記停止位置まで回転させる。その後、前記制御部5は、前記停止位置から前記開始位置まで前記正回転方向に前記スクレーパー66を移動させる。前記スクレーパー66が前記開始位置に到達すると、前記制御部5は、再び前記逆回転制御処理を実行する。前記制御部5は、前記現像ローラー61及び前記磁気ローラー62を逆回転させるために必要な回転量に達するまで前記逆回転制御処理を実行する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本発明の前記画像形成装置100によれば、前記スクレーパー66が取り付けられた前記スクリューフィーダー64Aを逆回転させる際に、前記スクレーパー66が前記検知面68に接触しない範囲内に制限することができる。これによって、前記スクレーパー66が前記検知面68に逆方向から接触して損傷することを防止することができる。
<実施形態の変形例>
実施形態の説明では、前記現像装置34の現像剤がトナーとキャリアからなる二成分の場合について説明したが、本発明はこれに限るものではない。現像剤が一成分の現像装置であることが考えられる。この場合、前記トナー濃度センサー67によって検知されるトナー濃度波形の周期は、二成分現像剤の場合と同様に前記スクレーパー66の周期に依存する。しかし、前記トナー濃度波形の電圧レベルは、現像剤が消費されるにつれて波形が下方へ移動する性質がある。一成分の現像剤の場合には、トナーの残量と透磁率とが正比例の関係があるからである。
また、前記スクレーパー66が両面テープによって前記スクリューフィーダー64Aに取り付けられた場合について説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、接着剤や、ビス留めや、嵌め込みなどによって前記スクレーパー66が前記スクリューフィーダー64Aに取り付けられたものでもよい。
また、現像剤の量を検知するために、透磁率を検知する前記トナー濃度センサー67を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、発光素子及び受光素子からなる光学センサーを用いることができる。この場合、前記現像剤貯留部63Aに光学素子及び受光素子のために光が透過する検知窓を設け、この検知窓を前記スクレーパー66が清掃する構成が考えられる。
前記トナー濃度センサー67を収容する前記トナー収容部80を前記現像剤貯留室63Aに嵌め合わせる構成について説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、前記トナー収容部80を用いず、前記現像剤貯留室63Aの内壁の一部を加工して平面状の検知面を形成して、前記検知面に前記トナー濃度センサー67の検知部が配置されるように構成することが考えられる。
また、前記制御部5は、前記逆回転制御処理の前記ステップS2及び前記ステップS3の処理に代えて、前記現像装置34の現像処理が終了する度に、前記スクレーパー66が前記開始位置に到達するまで前記ステッピングモーター77を回転駆動させることが考えられる。これにより、前記逆回転制御処理を実行する前記制御部5は、前記ステップS2及び前記ステップS3の処理をすることなく、直ちに逆回転を開始することができる。
本開示の範囲は、請求項の記載に先行する詳細な説明ではなく、添付の請求項の記載により定義されるので、本明細書に記載の実施形態は、例示に過ぎず、かつ非限定的であると理解されたい。従って、特許請求の範囲から逸脱しない変更の全て、または均等物が、請求の範囲に含まれる。
100:画像形成装置
1:画像読取部
2:ADF
3:画像形成部
4:給紙部
5:制御部
6:操作表示部
30:搬送路
31:感光体ドラム
32:帯電装置
33:LSU
34:現像装置
35:転写ローラー
36:除電装置
37:定着ローラー
38:加圧ローラー
39:トナーコンテナ
60:現像装置筐体
61:現像ローラー
62:磁気ローラー
63:現像剤貯留部
63A,63B:現像剤貯留室
64A,64B:スクリューフィーダー
66:スクレーパー
66A:接触面
66B:接合面
67:トナー濃度センサー
68:検知面
77:ステッピングモーター
78:ギヤ
79:支持部

Claims (8)

  1. 少なくともトナーを含む現像剤が収容され、内部に検知面を有する現像容器と、
    前記検知面を介して前記現像剤のトナーの残量を検知する残量検知手段と、
    前記現像容器内で回転されることによって前記現像剤を撹拌する撹拌手段と、
    前記撹拌手段に取り付けられ、前記撹拌手段の回転に伴ってその回転方向へ移動することによって前記検知面に接触する接触部材と、
    現像時にトナーを担持して第1回転方向へ回転される第1ローラーと、
    回転力を供給して前記撹拌手段及び前記第1ローラーを連動して回転させる駆動手段と、
    非現像時に前記第1ローラーを前記第1回転方向とは逆向きの第2回転方向へ回転させる逆回転方向に前記駆動手段を逆回転駆動させ、前記接触部材が前記検知面に接触する手前の停止位置で前記逆回転駆動を停止させる制御手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記撹拌手段は、該撹拌手段の回転中心軸に対して垂直方向へ突出する支持部を有し、
    前記接触部材は、第1端部側の接合面が前記支持部に接合されて前記垂直方向に延びる可撓性を有する板状部材であり、前記接合面は、前記撹拌手段が前記第1回転方向へ回転されたときに前記接触部材が前記検知面に接触する接触面とは反対側の面である請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記停止位置は、前記撹拌手段が前記第2回転方向に回転されたときに前記接触部材が前記検知面に接触する直前の位置である請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記接触部材は、前記撹拌手段の前記第1回転方向の回転によって予め定められた周期で前記検知面に接触し、
    前記残量検知手段は、前記接触部材が周期的に前記検知面に接触することによって周期的に変動する前記現像剤のトナーの濃度を前記検知面を介して取得し、その濃度に基づいて前記現像剤のトナーの残量を検知し、
    前記制御手段は、前記残量検知手段によって取得された周期的に変動する前記現像剤のトナーの濃度の最小値又はその近傍を前記停止位置とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記駆動手段を前記逆回転駆動させる前に、前記第1回転方向の回転を継続して前記検知面に接触する手前の開始位置まで前記接触部材を移動させ、その後に、前記開始位置から前記停止位置まで前記駆動手段を前記逆回転駆動させる請求項1〜4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記開始位置は、現像時に前記撹拌手段が前記第1回転方向へ回転されたときに前記接触部材が前記検知面に接触する直前の位置である請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記残量検知手段によって取得された周期的に変動する前記現像剤のトナーの濃度の最大値又はその近傍を前記開始位置とする請求項4〜7の何れかに記載の画像形成装置。
  8. 前記現像剤は、磁性を有するキャリアを含み、
    前記残量検知手段は、前記現像剤の透磁率を検知することによって前記現像剤のトナーの濃度を取得する請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
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