JP2014240298A - 空気調和装置の梱包装置 - Google Patents

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Yoshinari Nagatomi
吉成 永富
金子 好章
Yoshiaki Kaneko
好章 金子
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【課題】輸送時におけるベース板にかかる荷重を低減できる空気調和装置の梱包装置を提供すること。
【解決手段】空気調和装置10の室外ユニット11を梱包するための梱包装置100であって、室外ユニット11が載置されて脚部材40,40に固定される輸送用のパレット101を備え、このパレット101は、脚部材40の下方に該脚部材40に沿って延在する左右一対の上側板部材110,110と、上側板部材110の両端部110Aに配置される角部材111と、室外ユニット11の幅方向にそれぞれ延在して角部材111,111の下端部同士を連結する前後一対の下側板部材112,112とを備えるとともに、底板13の下面に当接して該底板13を支持する支持角部材113を備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、室外ユニットが載置されるパレットを備える空気調和装置の梱包装置に関する。
従来、前後方向に延在する左右一対の脚部材と、これら脚部材に架け渡されるベース板と、このベース板上に配置される圧縮機及び室外熱交換器とを備えた空気調和装置の室外ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の室外ユニットは、出荷輸送時における損傷を防止するために、室外ユニットが載置されるパレット及び天面に配置される外装体を備えた梱包装置によって梱包される。
特開2011−158137号公報
ところで、この種の室外ユニットでは、ベース板は、両側縁部を脚部材で支持される構成となっている。ベース板の中央部は、該ベース板を構成する板金の強度に依存するため、板金の折り曲げによって幅方向に延在する溝部を形成し、ベース板の強度向上を図っている。
一方、室外ユニットの輸送時には、設置後の運転時に比べてベース板に大きな荷重がかかる。このため、従来の構成では、輸送時の荷重に十分対応できるベース板を形成するために、板金の厚みを厚くして強度を確保していた。しかし、この構成では、ベース板の強度は、設置後には過剰となり、その分コストが増大するといった問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、輸送時におけるベース板にかかる荷重を低減できる空気調和装置の梱包装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、前後方向に延在する左右一対の脚部材と、これら脚部材に架け渡されるベース板と、このベース板上に配置される圧縮機及び室外熱交換器とを備えた空気調和装置の梱包装置であって、前記空気調和装置が載置されて前記脚部材に固定される輸送用パレットを備え、この輸送用パレットは、前記脚部材の下方に該脚部材に沿って延在する左右一対の上側板部材と、各上側板部材の両端部に配置される角部材と、前記空気調和装置の幅方向にそれぞれ延在して前記角部材の下端部同士を連結する前後一対の下側板部材とを備えるとともに、前記ベース板の下面に当接して該ベース板を支持する支持角部材を備えたことを特徴とする。
この構成において、前記支持角部材は、前記ベース板における前後方向及び幅方向の略中央部下面に当接しても良い。また、前記支持角部材は、一対の前記上側板部材または一対の前記下側板部材の間に架け渡されて保持されても良い。また、前記ベース板は、前後方向に2つに分割された前側ベース板及び後側ベース板を備え、前記支持角部材は、該前側ベース板及び後側ベース板の接合部に当接しても良い。
本発明によれば、輸送用パレットは、前記脚部材の下方に該脚部材に沿って延在する左右一対の上側板部材と、各上側板部材の両端部に配置される角部材と、前記空気調和装置の幅方向にそれぞれ延在して前記角部材の下端部同士を連結する前後一対の下側板部材とを備えるとともに、前記ベース板の下面に当接して該ベース板を支持する支持角部材を備えたため、この支持角部材が輸送時におけるベース板の撓み等を防止できる。また、パレットは、板部材と角部材とを備えて簡単、かつ、ある程度の強度を保持して形成されているため、輸送時に合わせてベース板の強度を過剰に高める必要がなく、輸送時におけるベース板にかかる荷重の低減を安価に実現することができる。
本実施形態に係る空気調和装置の梱包装置を示す斜視図である。 空気調和装置の室外ユニットを示す斜視図である。 室外ユニットの内部構成を示す斜視図である。 パレットに固定された脚部材及び底板を示す斜視図である。 パレットと脚部材及び底板を示す分解斜視図である。 パレットに固定された脚部材及び底板を下方から見た斜視図である。 パレットの変形例を示す斜視図である。 パレットの別の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施の形態に係る空気調和装置の梱包装置を示す斜視図である。以下に述べる前後、左右(幅方向ともいう)及び上下といった方向は、室外ユニット11を設置した状態でその前面側から見た場合の方向を示している。
梱包装置100は、被梱包体として、空気調和装置10の室外ユニット11を梱包するものであり、室外ユニット11の底部に配置されるパレット(輸送用パレット)101と、室外ユニット11の天部を覆う箱型外装体102とを備え、この箱型外装体102は2本のバンド103,103により室外ユニット11に結束されている。また、梱包装置100は、室外ユニット11の前面を構成する部材(前面パネル、支柱)間に跨って貼着されるテープ状部材104,105を備える。これらテープ状部材104,105は、支柱と前面パネル、及び、前面パネル同士の連結強度を高めることにより、輸送時における筐体12の強度の向上を図るものである。また、図示は省略したが、梱包する際に室外ユニット11はポリエチレン袋に入れられ、塵埃等の付着を防止している。
パレット101は、室外ユニット11をフォークリフト等によって搬送するために、該室外ユニット11が固定して載置されるものであり、木製の平板材及び角部材とを組み付けて形成されている。箱型外装体102は、室外ユニット11の天面及びこれに隣接する前面、背面及び両側面の上部を保護するものであり、段ボール紙を折り曲げる等してトレー状に形成されている。
また、本実施形態では、室外ユニット11は、梱包された際に、該室外ユニット11の前面に取扱説明書等の書類一式108がポリエチレン袋(図示略)に入れられた状態で、テープ状部材106により貼着される。
図2は、空気調和装置10の室外ユニット11を示す斜視図である。
空気調和装置10は、室外ユニット11と、複数の室内機(不図示)とを備え、これら室外ユニット11と室内機とは、ガス管及び液管(不図示)により接続されている。ガス管は上記室内機の室内熱交換器(不図示)の一端に接続され、液管は上記室内熱交換器の他端に接続される。
室外ユニット11は、図2に示すように、側面及び背面に配置された室外熱交換器18を通して内部に外気を取り込んで上方に空気を吹き出す上吹き出し型の室外ユニットであり、上下方向に長い箱型の筐体12を有している。筐体12は、前後方向に延びる左右一対の脚部材40,40上に架け渡されて固定される略矩形の底板(ベース板)13と、底板13の4つの隅部にそれぞれ立設される支柱14と、支柱14の上端に設けられて筐体12の上面を塞ぐ天板15とを有している。
筐体12の上部には、送風機16が設けられており、送風機16は、天板15に設けられた吹出口15aから上方に空気を吹き出す。送風機16の左右の側面及び後面は、複数の側面板17により塞がれる。
室外熱交換器18は、底板13の左右の側縁及び後縁に沿う略コ字状に形成されており、底板13から室外ユニット11の上部まで延び、側面板17の下方において筐体12の左右の側面及び背面を構成している。
筐体12の前面は、着脱可能な前面パネル19によって塞がれる。本実施形態では前面パネル19は、上下方向に3つに分割された上段前面パネル19A、中段前面パネル19B及び下段前面パネル19Cを備え、これら各前面パネル19A〜19Cは、底板13の前面側に位置する支柱14,14間に配置され、該支柱14にねじ止めされている。
また、筐体12内の前面側の上部には、空気調和装置10の動作を制御する制御部が収納される電装箱(不図示)が設けられている。
図3は、室外ユニット11の内部構成を示す斜視図である。
筐体12の内部には、能力一定型の定速圧縮機21、能力可変型のインバーター型圧縮機22、アキュムレータ23、オイルセパレータ(不図示)、四方弁25、及び、これらを繋ぐ冷媒配管等が配置されている。
定速圧縮機21、インバーター型圧縮機22、オイルセパレータ及びアキュムレータ23は、それぞれ円筒形のタンク状に形成されており、筐体12の底板13上に立設されて固定されている。本実施形態では、定速圧縮機21とインバーター型圧縮機22とは、底板13の前面側に並べて配置され、インバーター型圧縮機22の背後にオイルセパレータが配置されている。これら定速圧縮機21、インバーター型圧縮機22及びオイルセパレータは、底板13上に配置されるケース体30内に収容されている。
定速圧縮機21とインバーター型圧縮機22とは、並列に接続されている。定速圧縮機21及びインバーター型圧縮機22の吸込側には吸込管の一端が接続され、この吸込管の他端はアキュムレータ23を経由して四方弁25に接続されている。
定速圧縮機21とインバーター型圧縮機22の吐出側には吐出管27の一端が接続され、この吐出管27の他端はオイルセパレータを経由し、ケース体30の天板部を貫通して四方弁25に接続されている。
次に、筐体12の一部を構成する脚部材40と底板13とについて説明する。
図4は、パレット101に固定された脚部材40,40及び底板13を示す斜視図であり、図5は、パレット101と脚部材40,40及び底板13を示す分解斜視図である。
脚部材40,40は、図4に示すように、C形鋼等によって形成され、これら脚部材40,40には、底板13をねじ止めするための複数の留め金具(不図示)が切り起こし等によって脚部材40,40と一体に形成されている。また、脚部材40,40の下板部には、上下方向に貫通する貫通孔40A(図5)が形成され、この貫通孔40Aを通じてパレット101にボルト50で固定されている。
底板13は、脚部材40,40間に架け渡されて該脚部材40,40に固定されている。本実施形態では、底板13は、前後に二分割された前底板(前側ベース板)13Aと後底板(後側ベース板)13Bとを備え、これら前底板13A及び後底板13Bがそれぞれ脚部材40,40の各留め金具に固定される。前底板13A及び後底板13Bは、略同一の大きさに形成されている。
前底板13A及び後底板13Bには、それぞれ板金を下方に段曲げ形成することにより、幅方向に延びる一条の溝部60,60が設けられ、前底板13A及び後底板13Bの補強を図っている。これら溝部60は、それぞれ前底板13A、後底板13Bに同一のプレス型を用いて形成されている。本実施形態では、底板13を前後に二分割して、前底板13Aと後底板13Bにそれぞれ幅方向に延びる一条の溝部60,60を形成した構成とした。このため、底板13をプレス成型するためのプレス型を部分型で形成することができ、一枚の底板に複数の溝部を形成するために全体型を用いるのに比べて、成形型を製造するための労力及び材料費を大幅に低減することができる。
前底板13Aの前端部61、及び、後底板13Bの後端部62は、それぞれ下方に略直角に折り曲げられ、これによって、前底板13A、及び、後底板13Bの強度が更に増している。
また、前底板13A及び後底板13Bの接合部65である、前底板13Aの後端部、及び、後底板13Bの前端部には、それぞれ下方に段曲げ加工が施されて屈曲部63,64が形成されている。屈曲部63,64は、溝部60と略平行に形成され、溝部60よりも下側に位置するように設けられている。これにより、前底板13A及び後底板13Bの接合部65、すなわち底板13の中央部が屈曲部63,64によって補強される。このため底板13上に配置した機器(定速圧縮機21、インバーター型圧縮機22及びオイルセパレータ、アキュムレータ23)の重量により、底板13の撓みが防止される。
更に、本実施形態では、後底板13Bから前底板13Aに亘り、前後方向に延在する補強部材66が配置される。この補強部材66は、段面略コ字状に形成された金属材料であり、アキュムレータ23が配置される領域に設けられる。アキュムレータ23は、冷媒が蓄えられているために重量が大きくなるとともに、他の機器に比べて背が高い。このため、アキュムレータ23の下方領域を補強部材66によって補強することにより、アキュムレータ23の頂部が揺動することに伴う底板13(後底板13B)の撓みを抑制できる。
また、前底板13A及び後底板13Bには、それぞれ複数の水抜き孔が設けられ、筐体12内の水が、この水抜き孔から外部に排出される。
ところで、本実施形態では、前底板13A及び後底板13Bに、溝部60や屈曲部63,64を曲げ形成することにより、底板13の強度向上を図っている。一方で、室外ユニット11の輸送時には、設置後の運転時に比べて底板13に大きな荷重がかかることが判明している。輸送時の荷重に十分対応するために、従来、底板の板金の厚みを厚くして強度を確保する構成としていたが、この構成では、底板13の強度が設置後には過剰となり、その分コストが増大するといった問題があった。
この問題を解決するために、本構成では、室外ユニット11が載置されるパレット101を用いて、輸送時の底板13への荷重を低減している。このパレット101は、梱包装置100の一部であり、室外ユニット11の設置後には廃棄されるのが一般的である。このため、パレット101は、簡素な構成としつつも、ある程度の強度を備える構成が求められる。本構成では、パレット101は、木製の板部材及び角部材を組み合わせて簡単かつ強度を有する構成を実現している。
具体的には、図5に示すように、パレット101は、室外ユニット11の脚部材40,40の下方にそれぞれ該脚部材40,40に沿って延在する左右一対の上側板部材110,110と、これら上側板部材110,110の両端部110Aの下面にそれぞれ固着される4つの角部材111とを備える。上側板部材110と角部材111とは、例えば、釘などの締結手段で固着されている。
また、パレット101は、前側に配置された角部材111,111の下端部同士、及び後側に配置された角部材111,111の下端部同士をそれぞれ連結する前後一対の下側板部材112,112を備える。この下側板部材112,112は、室外ユニット11の幅方向に延在し、パレット101の接地面となる。下側板部材112は、上側板部材110と同様に角部材111と、例えば、釘などの締結手段で固着されている。
本構成では、パレット101は、4つの角部材111を、上側板部材110,110及び下側板部材112,112で連結することにより略矩形の枠体として形成される。このため、パレット101は、少ない部品でありながら捻じれに対する剛性を高めることができ、輸送中における室外ユニット11内の冷媒配管の破損を防止することができる。
また、本構成では、上側板部材110,110と下側板部材112,112とを高さ位置を異ならせて角部材111に固着している。このため、パレット101を簡素な構成で形成できると共に、室外ユニット11を輸送する場合に、室外ユニット11に対して、前後方向及び左右方向(幅方向)の双方からフォークリフトの爪を差し込むことができ、輸送作業を容易に行うことができる。
また、パレット101は、底板13における前後方向及び幅方向の略中央部下面に当接し、該底板13を支持する支持角部材113を備える。この支持角部材113は、上側板部材110,110の下面の間に架け渡される支持板部材115の上面に固着(保持)される。支持板部材115の下面には、支持角部材113の軸線上にベース角部材114が設けられている。このベース角部材114の下端面は、下側板部材112,112の下面と略面一となるように形成されて接地面となる。
このため、室外ユニット11の底板13は、パレット101の支持角部材113によって支持されるため、輸送時に底板13上に配置される機器が揺動した場合であっても、この揺動に伴い底板13が撓むことが防止される。また、支持角部材113は、ベース角部材114を介して地面に当接するため、輸送時における底板13にかかる荷重を地面で受けることができ、輸送時における底板13にかかる荷重の低減を図ることができる。
また、本実施形態では、底板13は、略同一の大きさに形成された前底板13A及び後底板13Bを備え、これら前底板13A及び後底板13Bは、それぞれ曲げ加工された屈曲部63,64を突き合わせて配置されている。この構成では、屈曲部63,64を設けることで、前底板13A及び後底板13Bの端部の強度を高めることができる。一方、底板13が二分割されることにより、一体のものに比べると強度が低くなる。
このため、本実施形態では、図6に示すように、支持角部材113は、前底板13A及び後底板13Bの接合部65(すなわち屈曲部63,64を突き合わせた部分)に当接するように配置される。この構成によれば、分割することにより、強度が低下した底板13を支持角部材113によって支持することにより、輸送時における底板13を効果的に補強することができ、底板13にかかる荷重の低減を図ることができる。
さらに、この構成では、支持角部材113は、底板13における前後方向及び幅方向の略中央部下面を支持するため、パレットに対して、前後方向及び左右方向(幅方向)の双方からフォークリフトを差す場合の障害となることがない。
以上、説明したように、前後方向に延在する左右一対の脚部材40,40と、これら脚部材40,40に架け渡される底板13と、この底板13上に配置される定速圧縮機21とインバーター型圧縮機22及び室外熱交換器18とを備えた空気調和装置10の室外ユニット11を梱包するための梱包装置100であって、室外ユニット11が載置されて脚部材40,40に固定される輸送用のパレット101を備え、このパレット101は、脚部材40の下方に該脚部材40に沿って延在する左右一対の上側板部材110,110と、上側板部材110の両端部110Aに配置される角部材111と、室外ユニット11の幅方向にそれぞれ延在して角部材111,111の下端部同士を連結する前後一対の下側板部材112,112とを備えるとともに、底板13の下面に当接して該底板13を支持する支持角部材113を備えたため、この支持角部材113が輸送時における底板13の撓み等を防止できる。また、パレット101は、板部材と角部材とを備えて簡単、かつ、ある程度の強度を保持して形成されているため、輸送時に合わせて底板13の強度を過剰に高める必要がなく、輸送時における底板13にかかる荷重の低減を安価に実現することができる。
また、本実施形態によれば、支持角部材113は、底板13における前後方向及び幅方向の略中央部下面に当接するため、パレットに対して、室外ユニット11の前後方向及び左右方向(幅方向)の双方からフォークリフトの爪を差し込むことができる。
また、本実施形態によれば、支持角部材113は、一対の上側板部材110,110の間に架け渡されて保持されるため、パレット101の剛性を高めることができる。
また、本実施形態によれば、底板13は、前後方向に2つに分割された前底板13A及び後底板13Bを備え、支持角部材113は、該前底板13A及び後底板13Bの接合部65に当接しているため、二分割された底板13を輸送時に効果的に補強することができ、底板13にかかる荷重の低減を図ることができる。
以上、本発明を実施するための形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。例えば、本実施形態では、支持角部材113を保持するパレット101の一態様を示したが他の形態でもよいのは勿論である。
図7は、変形例にかかるパレット141を示す斜視図である。
このパレット141は、枠組みを構成する部材は、上記したパレット101と同一であるため、同一部品については同一の符号を付して説明を省略する。
本構成では、パレット141は、幅方向に延びる前後一対の下側板部材112,112間に、角部材111を介して架け渡された支持板部材145を備え、この支持板部材145の上面に支持角部材143は固着され、下面にベース角部材144が固着される。
この構成においても、ベース角部材144の下端面は地面に接触し、支持角部材143の上端面は底板13の接合部の下面に接触する。
この構成では、上側板部材110,110及び支持板部材145が略同一の高さとなるため、室外ユニット11左右方向(幅方向)からフォークリフトの爪を差し込む際に、支持板部材145が障害となることが防止され、輸送作業を容易に行うことができる。
また、図8は、別の変形例にかかるパレット151を示す斜視図である。
この構成においても、上記したパレット101と同一部品については同一の符号を付して説明を省略する。
この構成では、支持板部材155は、上側板部材110,110の下面の間に角部材111を介して架け渡されている。この構成では、支持板部材155の下面が下側板部材112,112の下面と同様に接地面となるため、パレット151の接地面積が増大し、接地状態を安定させることができる。また、この構成では、単一の支持角部材153が支持板部材155の上面に固着されるため、パレットの構成をより簡素化することができる。
10 空気調和装置
11 室外ユニット
12 筐体
13 底板(ベース板)
14 支柱
14A 板受部
18 室外熱交換器
19 前面パネル
100 梱包装置
101、141、151 パレット
102 箱型外装体
103 バンド
110 上側板部材
111 角部材
112 下側板部材
113、143、153 支持角部材
114、144 ベース角部材
115、145、155 支持板部材

Claims (4)

  1. 前後方向に延在する左右一対の脚部材と、これら脚部材に架け渡されるベース板と、このベース板上に配置される圧縮機及び室外熱交換器とを備えた空気調和装置の梱包装置であって、
    前記空気調和装置が載置されて前記脚部材に固定される輸送用パレットを備え、
    この輸送用パレットは、前記脚部材の下方に該脚部材に沿って延在する左右一対の上側板部材と、各上側板部材の両端部に配置される角部材と、前記空気調和装置の幅方向にそれぞれ延在して前記角部材の下端部同士を連結する前後一対の下側板部材とを備えるとともに、前記ベース板の下面に当接して該ベース板を支持する支持角部材を備えたことを特徴とする空気調和装置の梱包装置。
  2. 前記支持角部材は、前記ベース板における前後方向及び幅方向の略中央部下面に当接することを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の梱包装置。
  3. 前記支持角部材は、一対の前記上側板部材または一対の前記下側板部材の間に架け渡されて保持されることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置の梱包装置。
  4. 前記ベース板は、前後方向に2つに分割された前側ベース板及び後側ベース板を備え、前記支持角部材は、該前側ベース板及び後側ベース板の接合部に当接していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気調和装置の梱包装置。
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WO2021044615A1 (ja) * 2019-09-06 2021-03-11 三菱電機株式会社 梱包体
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