JP2014239612A - 同期電動機の駆動システム - Google Patents

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Abstract

【課題】レゾルバの主磁束検出位置を補正し同期電動機の駆動制御の正確性を向上させる同期電動機の駆動システムを提供する。【解決手段】同期電動機の駆動システムにおいて、同期電動機の回転角を検出するレゾルバ7と、前記回転角から得た同期電動機の実速度と速度基準とからトルク基準を演算する速度制御器9と、前記回転角を用いて同期電動機の一次電流のd軸成分及びq軸成分を演算する変換器11と、トルク基準から求めた第1の内部相差角とd軸成分及びq軸成分から求めた第2の内部相差角とから得られた電圧基準に基づいてインバータを制御する電圧制御器14と、インバータの入力直流電圧及び入力直流電流に基づいて同期電動機の出力トルクを演算する出力トルク演算器15と、トルク基準と出力トルクとに基づいて変換器で用いる前記回転角を補正する補正器19と、を備える。【選択図】図2

Description

この発明は、同期電動機の駆動システムに関するものである。
従来における同期電動機の駆動システムにおいては、インバータから電動機へと供給する電力波形の生成にベクトル制御を採用することが多い。ベクトル制御では、レゾルバにより検出した電動機の主磁束位置(角度位置)を用いて変換した座標軸上で、フィードバックされた発生トルクとトルク基準とを比較することで電力波形を生成する。
従来の同期電動機の駆動システムで用いられる角度位置検出装置においては、ステータに対するロータの角度位置に応じたレゾルバ信号を出力するN相レゾルバと、N相レゾルバの各コイルから出力されるN相レゾルバ信号の各々を加算することにより、N相レゾルバ信号の変調成分を相殺して、ロータとステータの相対的な位置関係に依存せず、かつ、レゾルバの温度を反映した温度検出信号を生成する演算手段と、を備え、温度検出信号を用いてN相レゾルバ信号に対して温度ドリフト補償を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−091269号公報
このように、特許文献1に示された従来における同期電動機の駆動システムの角度位置検出装置は、レゾルバ信号について、コイルの温度変化によって生じる温度ドリフトに対する補償を行うことができる。
しかしながら、レゾルバ信号の精度に対して影響を与え得る要因はコイルの温度だけではなく、例えば、経年変化、初期設定の時期やケーブルロス等の要因によってもレゾルバ信号は影響を受け、結果として、レゾルバ信号によって検出された主磁束位置が真の主磁束位置からずれてしまうことがある。
ところが、特許文献1に示された従来における同期電動機の駆動システムの角度位置検出装置によっては、温度ドリフトを補償することはできても、経年変化、初期設定の時期やケーブルロス等に起因するドリフトに対しては補償することができない。
このため、レゾルバにより検出された主磁束位置が真の主磁束位置からずれてしまい、実際の発生トルクがトルク基準からずれ、所望の発生トルクを満足することができない場合が発生し得る。所望の発生トルクを満足することができない場合、例えば圧延設備においては、圧延時にストール等が発生してしまうおそれがある。
また、所望の発生トルクを満足している状況であっても、レゾルバにより検出された主磁束位置が真の主磁束位置からずれてしまうことで、フィードバックされる発生トルクの値が実際よりも過小なものとなってしまう場合もあり得る。このように発生トルクが過小評価された場合には、駆動装置に対して所望のトルクよりも過大なトルクを発生させるような指令が入力されることとなるため、結果として駆動装置が過電流となりトリップしてしまう可能性がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、レゾルバにより検出された主磁束位置を適切なものに補正することができ、より正確に同期電動機の駆動を制御することが可能である同期電動機の駆動システムを得るものである。
この発明に係る同期電動機の駆動システムにおいては、同期電動機を駆動するインバータと、前記同期電動機の回転角を検出するレゾルバと、前記回転角に基づいて、前記同期電動機の実速度を検出する速度検出器と、速度基準と前記実速度とに基づいて、トルク基準を演算する速度制御器と、前記トルク基準を第1の内部相差角に変換する電流制御器と、前記回転角を用いて、前記同期電動機に流れる一次電流の、前記同期電動機の二次磁束に沿ったd軸の成分と前記d軸に直交するq軸の成分とを演算する変換器と、前記d軸の成分と前記q軸の成分とに基づいて、第2の内部相差角を演算する磁束演算器と、前記第1の内部相差角と前記第2の内部相差角とから得られた電圧基準に基づいて、前記インバータを制御する電圧制御器と、前記インバータにおける入力直流電圧及び入力直流電流を検出する検出手段と、前記入力直流電圧と前記入力直流電流とに基づいて、前記同期電動機の出力トルクを演算する出力トルク演算器と、前記トルク基準と前記出力トルクとに基づいて、前記変換器で用いる前記回転角を補正する補正器と、を備えた構成とする。
この発明に係る同期電動機の駆動システムにおいては、レゾルバにより検出された主磁束位置を適切なものに補正することができ、より正確に同期電動機の駆動を制御することが可能であるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る同期電動機の駆動システムが適用される圧延機の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る同期電動機の駆動システムの全体構成を示すブロック図である。 電動機駆動用のインバータ装置の負荷率に対する効率特性を示す図である。 同期電動機の負荷率に対する効率特性を示す図である。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1から図4は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1は同期電動機の駆動システムが適用される圧延機の構成図、図2は同期電動機の駆動システムの全体構成を示すブロック図、図3は電動機駆動用のインバータ装置の負荷率に対する効率特性を示す図、図4は同期電動機の負荷率に対する効率特性を示す図である。
図1において、圧延材を抽出する加熱炉1の出側には、少なくとも1つの粗圧延機2が配置されている。粗圧延機2は、同期電動機2aを備えている。粗圧延機2の出側には、仕上圧延機3が配置されている。仕上圧延機3は、複数の仕上スタンドを備えている。仕上圧延機3の出側には、巻取り機4が配置されている。そして、仕上圧延機3と巻取り機4との間には、切断機5が配置されている。
加熱炉1で抽出された圧延材は、粗圧延機2によりまず正方向に圧延される。この際、同期電動機2aは、圧延材を正方向に圧延する所定の一方向に回転することになる。その後、粗圧延機2が圧延材を逆方向に圧延(リバース圧延)する。この際、同期電動機2aは前記一方向とは逆方向となる他方向に回転する。粗圧延機2での圧延後、仕上圧延機3が圧延材を製品板厚まで圧延する。その後、巻取り機4が圧延材をコイル状に巻き取る。この際、切断機5が、圧延材を切断するために適宜利用される。
粗圧延機2が備える同期電動機2aは、図2に示す駆動システムにより駆動制御される。
インバータ6は、電力を変換して同期電動機2aへと供給することで、同期電動機2aを駆動する回路である。同期電動機2aの回転角θは、回転角センサであるレゾルバ7により検出される。速度検出器8は、レゾルバ7により検出された回転角θに基づいて、同期電動機2aの実速度ωを検出する回路である。
速度制御器9は、外部(例えば上位装置)から入力される速度基準ωrと速度検出器8により検出された実速度ωとの差から求まる速度偏差をトルク基準Tに変換する回路である。有効電流制御器10は、速度制御器9により演算されたトルク基準Tを第1の内部相差角Δθに変換する回路である。
3相/dq軸変換器11は、インバータ6から同期電動機2aに流れる一次電流(Iu、Iv、Iw)を、レゾルバ7により検出された回転角θに基づいて、同期電動機2aの二次磁束に沿ったd軸の成分Idとd軸に直交するq軸の成分Iqとに極座標変換する回路である。ここで、3相/dq軸変換器11は、レゾルバ7により検出された回転角θを直接用いて極座標変換を行うのではなく、後述するΔθ補正器19により補正された回転角θを用いて極座標変換を行う。
磁束演算器12は、3相/dq軸変換器11による極座標変換により求められた成分Id及び成分Iqを第2の内部相差角δに変換する回路である。極/3相変換器13は、第1の内部相差角Δθと第2の内部相差角δとの和を、3相の座標系へと変換して電圧基準を演算する回路である。電圧制御器14は、極/3相変換器13から出力された電圧基準に基づき、電圧基準を最小基準に補正した上で、インバータ6を制御する。
インバータ6における入力直流電圧Vdc及び入力直流電流Idcは、インバータ6が備える変成器6a(例えばCT、VT5、VT12等)により検出される。出力トルク演算器15は、変成器6aにより検出された入力直流電圧Vdcと入力直流電流Idcとに基づいて、同期電動機2aの出力トルクT’を演算する。
この出力トルク演算器15における入力直流電圧Vdc及び入力直流電流Idcに基づく出力トルクT’の演算方法について説明する。出力トルク演算器15は、まず、入力直流電圧Vdc(V)と入力直流電流Idc(A)とインバータ6の効率ηinvと同期電動機2aの効率ηmotとに基づいて、同期電動機2aの出力容量P(kW)を次の式(1)を用いて演算する。
P=Idc×Vdc×ηinv×ηmot ・・・ (1)
そして、出力トルク演算器15は、次に、こうして求まった同期電動機2aの出力容量P(kW)と現在の同期電動機2aの回転数n(rpm)とに基づいて、次の式(2)を用いることにより、同期電動機2aの現在の出力トルクの推定値T’(Nm)を演算する。
T’=k×P/n ・・・ (2)
ここで、この(2)式におけるkは定数であり、具体的にここでは、k=974としている。この定数kは、次の(3)式により求めたものである。
k=1000×(60/2π)×(1/9.807) ・・・ (3)
なお、この(3)式は、次のような各単位間の関係を用いて定数kを算出している。
1(kW)=1000(W)
1(rpm)=1(min−1
1(rad/s)=60/2π(min−1
1(Nm)=1/9.807(kgm)
出力トルク演算器15は、以上のようにして、(1)式及び(2)式を用いて、入力直流電圧Vdc(V)と入力直流電流Idc(A)とインバータ6の効率ηinvと同期電動機2aの効率ηmotと同期電動機2aの回転数n(rpm)とから、同期電動機2aの出力トルクT’を演算する。
ここで、インバータ6の効率ηinv及び同期電動機2aの効率ηmotは、いずれも、同期電動機2aの負荷率x(%)に応じて変化する。すなわち、インバータ6の効率ηinv及び同期電動機2aの効率ηmotは、同期電動機2aの負荷率x(%)の関数である。したがって、F及びGを関数として、それぞれ次のように表すことができる。
ηinv=F(x)
ηmot=G(x)
同期電動機2aの負荷率xに対するインバータ6の効率ηinvの変化の具体的な例を図3に示す。この図3においては、インバータ6の構成素子として、IEGT(Injection Enhanced Gate Transistor:注入促進型絶縁ゲートトランジスタ)及びGTO(Gate Turn−Off thyristor:ゲート・ターンオフ・サイリスタ)を用いた場合について示している。
この図3に具体的に例示するように、インバータ6の効率ηinvは、インバータ6の構成素子すなわちインバータ6の機種と、同期電動機2aの負荷率x(%)とに応じて変化する。そこで、出力トルク演算器15に、インバータ6の機種毎に、同期電動機2aの負荷率xにおけるインバータ6の効率ηinvを予め記憶しておき、出力トルクT’の演算にあたっては、インバータ6の機種及び負荷率xに応じて適切な効率ηinvを用いるようにする。
また、同期電動機2aの効率ηmotについても事情は同様である。図4に示すのは、同期電動機2aの負荷率xに対する同期電動機2aの効率ηmotの変化の具体的な例である。この図4においては、定格容量の異なる2種類の機種(機種A及び機種B)のそれぞれについて、2種類の回転速度(回転数)における同期電動機2aの負荷率xと効率ηmotとの関係を示している。
この図4に具体的に例示するように、同期電動機2aの効率ηmotは、同期電動機2aの機種と回転速度と負荷率x(%)とに応じて変化する。そこで、出力トルク演算器15に、同期電動機2aの機種毎に、同期電動機2aの負荷率xにおける同期電動機2aの効率ηmotを予め記憶しておき、出力トルクT’の演算にあたっては、同期電動機2aの機種、回転数及び負荷率xに応じて適切な効率ηmotを用いるようにする。
なお、使用されるインバータ6の機種及び同期電動機2aの機種が予め判明しており、他機種が使用される予定がない場合には、使用機種についての負荷率−効率の関係を予め出力トルク演算器15に記憶しておくようにしてもよい。
このように、出力トルク演算器15は、同期電動機の負荷率xに対する、インバータ6の効率ηinvの変化及び同期電動機2aの効率ηmotの変化のそれぞれを予め記憶している。そして、この記憶している負荷率xに対するインバータ6の効率ηinvの変化及び同期電動機2aの効率ηmotの変化を加味して出力トルクT’を演算する。このようにすることで、出力トルクT’の推定精度を向上することができる。
再び図2に戻り、ΔT回路16は、速度制御器9により演算されたTと、以上のようにして出力トルク演算器15により演算された出力トルクT’との差分ΔTを算出する回路である。すなわち、ΔT=T’−Tである。ΔTリミット制限回路17は、ΔT回路16により演算された差分ΔT(=T’−T)が所定範囲外の場合に、差分ΔTを0として出力する。ΔTリミット制限回路17は、差分ΔTが所定範囲以内に収まっている場合には、そのまま差分ΔTを出力する。
演算回路18は、ΔTリミット制限回路17から出力された差分ΔTに予め定められたゲインgを乗ずることにより、差分ΔTを電気角Δθ’に変換する。すなわち、Δθ’=g・ΔT=g・(T’−T)である。Δθ補正器19は、演算回路18から出力された電気角Δθ’でもって、レゾルバ7により検出された回転角θを補正し、補正した回転角を3相/dq軸変換器11へと出力する。そして、3相/dq軸変換器11は、このようにしてΔθ補正器19により補正された回転角を用いて、極座標変換を行う。
なお、前述したように、ΔTリミット制限回路17は差分ΔTが所定範囲外の場合に差分ΔTを0とする。差分ΔTが0である場合には、演算回路18においてゲインgが乗じられても電気角Δθ’は0となる。したがって、差分ΔTが所定範囲外の場合には、Δθ補正器19による回転角θの補正は行われずに、Δθ補正器19から3相/dq軸変換器11へとはレゾルバ7により検出された回転角θが出力される。すなわち、差分ΔTが所定範囲外の場合には、3相/dq軸変換器11は、レゾルバ7により検出された回転角θをそのまま用いて極座標変換を行うことになる。
このように、ΔTリミット制限回路17にてトルク基準Tに対して出力トルクT’が規定以上に大きい場合には、ΔTが異常値であるとしてこれを除外することで、より適切に3相/dq軸変換器11で用いる回転角を補正することができる。
以上のように構成された同期電動機の駆動システムは、インバータ6における入力直流電圧及び入力直流電流に基づいて演算された同期電動機2aの出力トルクと、速度基準及び同期電動機2aの実速度に基づいて演算されたトルク基準と、に基づいて、3相/dq軸変換器11で用いる回転角を補正するΔθ補正器19を備えたことで、レゾルバにより検出された主磁束位置を適切なものに補正することができ、より正確に同期電動機の駆動制御の正確性を向上することが可能である。
すなわち、レゾルバによる主磁束検出位置が、温度変化、経年変化、初期設定の時期等によって真の回転主磁束ポジションからたとえずれたとしても、出力トルクT’とトルク基準Tの差分に基づいてレゾルバの検出結果を補正することで、安定したトルク出力特性を得ることができる。そして、ひいては、出力補償による電動機駆動装置の制御不安定やトリップ、トルク不足による圧延時のストール等を回避することができる。
1 加熱炉
2 粗圧延機
2a 同期電動機
3 仕上圧延機
4 巻取り機
5 切断機
6 インバータ
6a 変成器
7 レゾルバ
8 速度検出器
9 速度制御器
10 有効電流制御器
11 3相/dq軸変換器
12 磁束演算器
13 極/3相変換器
14 電圧制御器
15 出力トルク演算器
16 ΔT回路
17 ΔTリミット制限回路
18 演算回路
19 Δθ補正器

Claims (5)

  1. 同期電動機を駆動するインバータと、
    前記同期電動機の回転角を検出するレゾルバと、
    前記回転角に基づいて、前記同期電動機の実速度を検出する速度検出器と、
    速度基準と前記実速度とに基づいて、トルク基準を演算する速度制御器と、
    前記トルク基準を第1の内部相差角に変換する電流制御器と、
    前記回転角を用いて、前記同期電動機に流れる一次電流の、前記同期電動機の二次磁束に沿ったd軸の成分と前記d軸に直交するq軸の成分とを演算する変換器と、
    前記d軸の成分と前記q軸の成分とに基づいて、第2の内部相差角を演算する磁束演算器と、
    前記第1の内部相差角と前記第2の内部相差角とから得られた電圧基準に基づいて、前記インバータを制御する電圧制御器と、
    前記インバータにおける入力直流電圧及び入力直流電流を検出する検出手段と、
    前記入力直流電圧と前記入力直流電流とに基づいて、前記同期電動機の出力トルクを演算する出力トルク演算器と、
    前記トルク基準と前記出力トルクとに基づいて、前記変換器で用いる前記回転角を補正する補正器と、を備えたことを特徴とする同期電動機の駆動システム。
  2. 前記出力トルク演算器は、前記入力直流電圧と前記入力直流電流と前記インバータの効率と前記同期電動機の効率とに基づいて前記同期電動機の出力容量を演算し、この演算した前記出力容量と前記同期電動機の回転数とに基づいて前記出力トルクを演算することを特徴とする請求項1に記載の同期電動機の駆動システム。
  3. 前記出力トルク演算器は、前記同期電動機の負荷率に対する前記インバータの効率の変化及び前記負荷率に対する前記同期電動機の効率の変化のそれぞれを予め記憶し、この記憶する前記負荷率に対する前記インバータの効率の変化及び前記負荷率に対する前記同期電動機の効率の変化を加味して前記出力トルクを演算することを特徴とする請求項2に記載の同期電動機の駆動システム。
  4. 前記補正器は、前記トルク基準と前記出力トルクとの差に所定のゲインを乗じて算出された電気角に基づいて、前記変換器で用いる前記回転角を補正することを特徴とする請求項1から請求項3にいずれか一項に記載の同期電動機の駆動システム。
  5. 前記補正器は、前記トルク基準と前記出力トルクとの差が所定範囲外のときに、前記変換器で用いる前記回転角を補正しないことを特徴とする請求項4に記載の同期電動機の駆動システム。
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