JP5962194B2 - リバース圧延用電動機の駆動システム - Google Patents

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この発明は、リバース圧延用電動機の駆動システムに関するものである。
リバース圧延で利用される同期電動機は、インバータ6に駆動される。インバータは、ベクトル制御される。ベクトル制御においては、同期電動機の回転角を検出する必要がある。当該検出には、レゾルバが利用される。レゾルバによる回転角の検出結果は、環境温度により変化する。
そこで、温度ドリフト補償を備えた駆動装置が提案されている。当該駆動装置によれば、環境温度が変化しても、回転角の検出を補正し得る(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−91269号公報
しかしながら、特許文献1記載のものは、レゾルバの外線ケーブル等の温度変化を考慮していない。このため、補正の精度が低い。従って、特許文献1記載のものをトルク電流制限にかかるような高負荷圧延に代表されるリバース圧延用の同期電動機に適用すると、同じトルク基準に対し、一方向の回転時と他方向の回転時とで実際のトルクがアンバランスとなる。その結果、トルク不足となる。また、インバータの制御が不安定になったり、トリップが発生したりする。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、環境温度が変化しても、同期電動機を安定して制御することができるリバース圧延用電動機の駆動システムを提供することである。
この発明に係るリバース圧延用電動機の駆動システムは、リバース圧延用の同期電動機を駆動するインバータと、前記同期電動機の回転角を検出するレゾルバと、前記レゾルバが検出した回転角に基づいて、前記同期電動機の実速度を検出する速度検出器と、速度基準と前記同期電動機の実速度とに基づいて、トルク基準を演算する速度制御器と、前記トルク基準を内部相差角に変換する電流制御器と、前記同期電動機に流れる一次電流と前記レゾルバが検出した回転角とに基づいて、前記同期電動機の二次磁束に沿ったd軸の成分と前記d軸に直交するq軸の成分とを演算する変換器と、前記d軸の成分と前記q軸の成分とに基づいて、前記同期電動機の内部相差角を演算する磁束演算器と、前記電流制御器により変換された内部相差角と前記磁束演算器により演算された内部相差角とから得られた電圧基準に基づいて、前記インバータを制御する電圧制御器と、前記同期電動機の一方向への回転及び他方向への回転の加速時における電気角に基づいて、前記変換器が前記d軸の成分と前記q軸の成分とを演算する際に用いる前記レゾルバからの回転角を補正する補正器と、を備えたものである。
この発明によれば、環境温度が変化しても、同期電動機を安定して制御することができる。
この発明の実施の形態1におけるリバース圧延用電動機の駆動システムが利用されるリバース圧延機の構成図である。 この発明の実施の形態1におけるリバース圧延用電動機の駆動システムのブロック図である。 この発明の実施の形態1におけるリバース圧延用電動機の駆動システムが利用されるリバース圧延機の速度基準とトルク基準のタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2におけるリバース圧延用電動機の駆動システムのブロック図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるリバース圧延用電動機の駆動システムが利用されるリバース圧延機の構成図である。
図1において、1は加熱炉である。加熱炉1の出側には、少なくとも1つの粗圧延機2が配置される。粗圧延機2は、同期電動機2aを備える。粗圧延機2の出側には、仕上圧延機3が配置される。仕上圧延機3は、複数の仕上スタンドを備える。仕上圧延機3の出側には、巻取り機4が配置される。仕上圧延機3と巻取り機4との間には、切断機5が配置される。
当該リバース圧延機においては、加熱炉1が圧延材を抽出する。その後、粗圧延機2が圧延材を正方向に圧延する。この際、同期電動機2aは一方向に回転する。その後、粗圧延機2が圧延材を逆方向に圧延(リバース圧延)する。この際、同期電動機2aは一方向とは逆方向となる他方向に回転する。粗圧延機2での圧延後、仕上圧延機3が圧延材を製品板厚まで圧延する。その後、巻取り機4が圧延材をコイル状に巻き取る。この際、切断機5は、圧延材を切断する際に適宜利用される。
次に、同期電動機2aの駆動システムを説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるリバース圧延用電動機の駆動システムのブロック図である。
6はインバータ(電力変換器)である。インバータ6は、同期電動機2aを駆動する回路である。7はレゾルバ(回転角センサ)である。レゾルバ7は、同期電動機2aの回転角θを検出する機能を備える。8は速度検出器である。速度検出器8は、レゾルバ7検出した回転角θに基づいて、同期電動機2aの実速度ωを検出する回路である。
9は速度制御器である。速度制御器9は、速度基準ωと同期電動機2aの実速度ωとの差から求まる速度偏差をトルク基準Tに変換する回路である。10は有効電流制御器10である。有効電流制御器10は、トルク基準Tを内部相差角Δθに変換する回路である。
11は3相/dq軸変換器である。3相/dq軸変換器11は、同期電動機2aに流れる一次電流とレゾルバ7が検出した回転角θとを、同期電動機2aの二次磁束に沿ったd軸の成分Idとd軸に直交するq軸の成分Iqとに座標変換する回路である。12は磁束演算器である。磁束演算器12は、成分Id及び成分Iqを内部相差角δに変換する回路である。
13は極/3相変換器である。極/3相変換器13は、内部相差角Δθと内部相差角δとを3相に変換する回路である。14は制御器(電圧制御器)である。制御器は、電圧基準を最小基準に補正して、インバータ6を制御する回路である。
15はサンプリング回路である。サンプリング回路15は、同期電動機2aの一方向への回転及び他方向への回転の加速時において、トルク基準Tを取得する回路である。16はメモリ回路である。メモリ回路16は、サンプリング回路15が取得したトルク基準Tを記憶する回路である。
17はΔT回路である。ΔT回路17は、メモリ回路16に記憶されたトルク基準Tに基づいて、同期電動機2aの一方向への回転及び他方向への回転の加速時におけるトルク基準の差ΔTを演算する回路である。18はΔTリミット制限回路である。ΔTリミット制限回路18は、トルク基準の差ΔTが所定範囲外の場合に、差ΔTを0とする回路である。
19は演算回路である。演算回路19は、トルク基準の差ΔTに所定のゲインgを乗じた電気角を算出する回路である。20はΔθ補正器である。Δθ補正器20は、レゾルバ7が検出した回転角を演算回路19が算出した電気角で補正して、3相/dq軸変換器11にフィードバックする回路である。
次に、図3を用いて、レゾルバ7からの回転角の補正方法を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1におけるリバース圧延用電動機の駆動システムが利用されるリバース圧延機の速度基準とトルク基準のタイミングチャートである。
図3の上段は、速度基準ωのタイミングチャートである。図3の下段は、トルク基準Tのタイミングチャートである。
図3に示すように、所定時間になると、速度基準ωは、0から一定の増加率で変化する。当該増加率に基づいて、速度制御器9は、トルク基準Tを演算する。この際、トルク基準Tは、速度基準ωの増加率に応じた一定値となる。当該トルク基準Tに基づいて、同期電動機2aは、一定の加速度で一方向に回転する。この場合、同期電動機2aの速度は、速度基準ωに追従する。その後、速度基準ωは一定値となる。この際、トルク基準Tは0となる。
その後、速度基準ωは、一定の増加率で変化する。当該増加率に基づいて、速度制御器9は、トルク基準Tを演算する。この際、トルク基準Tは、速度基準ωの増加率に応じた一定値となる。当該トルク基準Tに基づいて、同期電動機2aは、一定の加速度で一方向に回転する。この場合、同期電動機2aの速度は、速度基準ωに追従する。その後、速度基準ωは最高値となる。この際、トルク基準Tは0となる。
その後、速度基準ωは、一定の減少率で変化する。当該減少率に基づいて、速度制御器9は、トルク基準Tを演算する。この際、トルク基準Tは、速度基準ωの減少率に応じた一定値となる。当該トルク基準Tに基づいて、同期電動機2aは、一定の減速度で一方向に回転する。この場合、同期電動機2aの速度は、速度基準ωに追従する。その後、速度基準ωは一定値となる。この際、トルク基準Tは0となる。
その後、速度基準ωは、一定の減少率で変化する。当該減少率に基づいて、速度制御器9は、トルク基準Tを演算する。この際、トルク基準Tは、速度基準ωの減少率に応じた一定値となる。当該トルク基準Tに基づいて、同期電動機2aは、一定の減速度で一方向に回転する。この場合、同期電動機2aの速度は、速度基準ωに追従する。その後、速度基準ωは0となる。この際、トルク基準Tは0となる。
その後、速度基準ωは、一定の減少率で変化する。当該減少率に基づいて、速度制御器9は、トルク基準Tを演算する。この際、トルク基準Tは、速度基準ωの減少率に応じた一定値となる。当該トルク基準Tに基づいて、同期電動機2aは、一定の加速度で他方向に回転する。この場合、同期電動機2aの速度は、速度基準ωに追従する。その後、速度基準ωは一定値となる。この際、トルク基準Tは0となる。
その後、速度基準ωは、一定の減少率で変化する。当該減少率に基づいて、速度制御器9は、トルク基準Tを演算する。この際、トルク基準Tは、速度基準ωの減少率に応じた一定値となる。当該トルク基準Tに基づいて、同期電動機2aは、一定の加速度で他方向に回転する。この場合、同期電動機2aの速度は、速度基準ωに追従する。その後、速度基準ωは最低値となる。この際、トルク基準Tは0となる。
その後、速度基準ωは、一定の増加率で変化する。当該増加率に基づいて、速度制御器9は、トルク基準Tを演算する。この際、トルク基準Tは、速度基準ωの増加率に応じた一定値となる。当該トルク基準Tに基づいて、同期電動機2aは、一定の減速度で他方向に回転する。この場合、同期電動機2aの速度は、速度基準ωに追従する。その後、速度基準ωは一定値となる。この際、トルク基準Tは0となる。
機械構成上、理想的には、同期電動機2aの一方向の回転時及び他方向の回転時において、速度基準ωの変化率が同一であれば、トルク基準Tも同一の値となる。
しかしながら、温度変化により、レゾルバ7が検出する回転角は、同期電動機の一方向の回転時と他方向の回転時とで異なる。その結果、トルク基準Tも異なる値となる。
そこで、本実施の形態においては、同期電動機2aの一方向への回転及び他方向への回転の加速時におけるトルク基準Tに基づいて、レゾルバ7からの回転角を補正する。以下、レゾルバ7からの回転角の補正方法を具体的に説明する。
まず、サンプリング回路15は、前パスの無負荷時にトルク基準Tを取得する。具体的には、サンプリング回路15は、速度基準ωが0から一定の増加率で変化している間に、トルク基準Tを複数回サンプリングする。当該サンプリングのタイミングは、タイマ等で管理される。取得されたトルク基準Tは、メモリ回路16に記憶される。
サンプリング回路15は、次パスの無負荷時にトルク基準Tを取得する。具体的には、サンプリング回路15は、速度基準ωが0から一定の減少率で変化している間に、トルク基準Tを複数回サンプリングする。当該サンプリングのタイミングは、タイマ等で管理される。取得されたトルク基準Tは、メモリ回路16に記憶される。
ΔT回路17は、前パスの無負荷時のトルク基準Tの絶対値の平均値と次パスの無負荷時のトルク基準Tの絶対値の平均値との差ΔTを演算する。
ΔTリミット制限回路18は、差ΔTが所定の閾値よりも大きいか否かを判定する。差ΔTが閾値よりも大きい場合、ΔTリミット回路は、差ΔTを0として出力する。これに対し、差ΔTが閾値よりも小さい場合は、ΔTリミット回路は、差ΔTを出力する。
演算回路19は、ΔTリミット回路が出力した差ΔTと電気角の相関関係に基づいて、当該ΔTに所定のゲインgを乗じて、電気角を算出する。Δθ補正器20は、レゾルバ7が算出した回転角を演算回路19が算出した電気角で補正して、3相/dq軸変換器11にフィードバックする。
以上で説明した実施の形態1によれば、同期電動機2aの一方向への回転及び他方向への回転の加速時における電気角に基づいて、レゾルバ7からの回転角が補正される。具体的には、速度制御器9が演算するトルク基準Tの絶対値の差に所定のゲインを乗じて算出された電気角に基づいて、レゾルバ7からの回転角がパス毎に補正される。このため、環境温度が変化しても、レゾルバ7の巻き線や外線ケーブルのインピーダンス変化を補償することができる。その結果、同期電動機2aを安定して制御することができる。すなわち、同期電動機2aの一方向への回転及び他方向への回転のトルクアンバランスが補償される。その結果、同期電動機2aにおいて、最大トルクの減少によるストール等の影響を受けずに、安定したトルク出力特性を得ることができる。
また、同期電動機2aが無負荷のときに得られた電気角に基づいて、レゾルバ7からの回転角が補正される。さらに、同期電動機2aの一方向への回転及び他方向への回転の加速度が一定のときに得られた電気角に基づいて、レゾルバ7からの回転角が補正される。このため、過渡的な状態を排除し、精度良く、レゾルバ7からの回転角を補正することができる。従って、同期電動機2aに取り付けられたローラが圧延材を噛み込んでいない状態のトルク基準Tを用いれば、リバース圧延機が稼働中であっても、精度良く、レゾルバ7からの回転角を補正することができる。
また、同期電動機2aの一方向への回転及び他方向への回転の加速時における電気角の差が所定範囲外のとき、レゾルバ7からの回転角は補正されない。このため、機械故障等により補正を行うことが好ましくない場合に、補正を行うことを防止できる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2におけるリバース圧延用電動機の駆動システムのブロック図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1においては、サンプリング回路15、メモリ回路16、ΔT回路17、ΔTリミット制限回路18、演算回路19、Δθ補正器20が設けられていた。一方、実施の形態2においては、サンプリング回路21、メモリ回路22、Δθ回路23、Δθリミット制限回路24、Δθ補正器25が設けられる。
サンプリング回路21は、同期電動機2aの一方向への回転及び他方向への回転の加速時において、磁束演算器12が出力した内部相差角δを取得する回路である。メモリ回路22は、サンプリング回路21が取得した内部相差角δを記憶する回路である。
Δθ回路23は、メモリ回路22に記憶された内部相差角δに基づいて、同期電動機2aの一方向への回転及び他方向への回転の加速時における内部相差角δの平均を演算する回路である。Δθ制限回路は、内部相差角δの平均が所定範囲外の場合に、内部相差角δの平均を0とする回路である。
Δθ補正器25は、レゾルバ7が検出した回転角をΔθリミット制限回路24が出力した内部相差角δの平均で補正して、3相/dq軸変換器11にフィードバックする回路である。
以上で説明した実施の形態2によれば、トルク基準Tと電気角との相関関係を考慮する必要がない。このため、演算回路19を用いることなく、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
1 加熱炉
2 粗圧延機
2a 同期電動機
3 仕上圧延機
4 巻取り機
5 切断機
6 インバータ
7 レゾルバ
8 速度検出器
9 速度制御器
10 有効電流制御器
11 3相/dq軸変換器
12 磁束演算器
13 極/3相変換器
14 制御器
15 サンプリング回路
16 メモリ回路
17 ΔT回路
18 ΔTリミット制限回路
19 演算回路
20 Δθ補正器
21 サンプリング回路
22 メモリ回路
23 Δθ回路
24 Δθリミット制限回路
25 Δθ補正器

Claims (6)

  1. リバース圧延用の同期電動機を駆動するインバータと、
    前記同期電動機の回転角を検出するレゾルバと、
    前記レゾルバが検出した回転角に基づいて、前記同期電動機の実速度を検出する速度検出器と、
    速度基準と前記同期電動機の実速度とに基づいて、トルク基準を演算する速度制御器と、
    前記トルク基準を内部相差角に変換する電流制御器と、
    前記同期電動機に流れる一次電流と前記レゾルバが検出した回転角とに基づいて、前記同期電動機の二次磁束に沿ったd軸の成分と前記d軸に直交するq軸の成分とを演算する変換器と、
    前記d軸の成分と前記q軸の成分とに基づいて、前記同期電動機の内部相差角を演算する磁束演算器と、
    前記電流制御器により変換された内部相差角と前記磁束演算器により演算された内部相差角とから得られた電圧基準に基づいて、前記インバータを制御する電圧制御器と、
    前記同期電動機の一方向への回転及び他方向への回転の加速時における電気角に基づいて、前記変換器が前記d軸の成分と前記q軸の成分とを演算する際に用いる前記レゾルバからの回転角を補正する補正器と、
    を備えたことを特徴とするリバース圧延用電動機の駆動システム。
  2. 前記補正器は、前記同期電動機の一方向への回転及び他方向への回転の加速時において前記速度制御器が演算するトルク基準の絶対値の差に所定のゲインを乗じて算出された電気角に基づいて、前記レゾルバからの回転角を補正することを特徴とする請求項1記載のリバース圧延用電動機の駆動システム。
  3. 前記補正器は、前記同期電動機の一方向への回転及び他方向への回転の加速時において前記磁束演算器が演算する前記同期電動機の内部相差角の平均に基づいて、前記レゾルバからの回転角を補正することを特徴とする請求項1記載のリバース圧延用電動機の駆動システム。
  4. 前記補正器は、前記同期電動機が無負荷のときに得られた電気角に基づいて、前記レゾルバからの回転角を補正することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のリバース圧延用電動機の駆動システム。
  5. 前記補正器は、前記同期電動機の一方向への回転及び他方向への回転の加速度が一定のときに得られた電気角に基づいて、前記レゾルバからの回転角を補正することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のリバース圧延用電動機の駆動システム。
  6. 前記補正器は、前記同期電動機の一方向への回転及び他方向への回転の加速時における電気角の差が所定範囲外のときに、前記レゾルバからの回転角を補正しないことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のリバース圧延用電動機の駆動システム。
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