JP2014236834A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】着用補助者が、折り畳まれた状態のフラップシート30を展開した際に、容易にファスニングテープ4を掴むことができるようにする。
【解決手段】本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、吸収体本体2の側縁部2Sから製品幅方向Wの外側に延出するように構成されているフラップシート30が設けられており、フラップシート30の両側縁部30Sから製品幅方向Wの外側に延出するように構成されている一対のファスニングテープ4が設けられており、フラップシート30は、製品長手方向Lに延びる第1折り線F1に沿って肌当接面側に折り畳まれた後、製品長手方向Lに延びる第2折り線F2に沿って更に肌当接面側に折り畳まれるように構成されており、フラップシート30が、1回折り畳まれた状態において、ファスニングテープ4は、第2折り線F2に重なるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨ておむつに関する。
従来、吸収体本体の側縁部から製品幅方向の外側に延出するように構成されているサイドフラップが設けられており、かかるサイドフラップの両側縁部から製品幅方向の外側に延出するように構成されている一対のファスニングテープが設けられており、サイドフラップが肌当接面側に折り畳まれるように構成されている使い捨ておむつが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2000-509633号公報
しかしながら、上述の使い捨ておむつでは、着用補助者が、折り畳まれた状態のサイドフラップを展開した際に、ファスニングテープを掴みにくいという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、着用補助者が、折り畳まれた状態のサイドフラップを展開した際に、容易にファスニングテープを掴むことができる使い捨ておむつを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、製品長手方向と、前記製品長手方向に直交する製品幅方向とを有し、吸収体を有する吸収体本体を具備しており、前記吸収体本体の側縁部から前記製品幅方向の外側に延出するように構成されているサイドフラップが設けられており、前記サイドフラップの両側縁部から前記製品幅方向の外側に延出するように構成されている一対のファスニングテープが設けられている使い捨ておむつであって、前記サイドフラップは、前記製品長手方向に延びる第1折り線に沿って肌当接面側に折り畳まれた後、前記製品長手方向に延びる第2折り線に沿って更に肌当接面側に折り畳まれるように構成されており、前記サイドフラップが、1回折り畳まれた状態において、前記ファスニングテープは、前記第2折り線に重なるように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、着用補助者が、折り畳まれた状態のサイドフラップを展開した際に、容易にファスニングテープを掴むことができる使い捨ておむつを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつの肌当接面側から見た平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつのサイドフラップを1回折り畳んだ状態の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつのサイドフラップを2回折り畳んだ状態の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつのサイドフラップを2回折り畳んだ状態の斜視図におけるX-X断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつの製造方法の一例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつの製造方法の一例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつの製造方法の一例を説明するための図である。 本発明の変更例1に係る使い捨ておむつの肌当接面側から見た平面図である。 本発明の変更例1に係る使い捨ておむつを1回折り畳んだ状態の斜視図である。 本発明の変更例1に係る使い捨ておむつを2回折り畳んだ状態の斜視図である。
図1乃至図7を参照して、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品1について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、本実施形態に係る使い捨ておむつ1の肌当接面側から見た平面図であり、図2は、本の実施形態に係る使い捨ておむつ1のサイドフラップ30を1回折り畳んだ状態の斜視図であり、図3は、本実施形態に係る使い捨ておむつ1のサイドフラップ30を2回折り畳んだ状態の斜視図であり、図4は、図3におけるX-X断面図であり、図5〜図7は、本実施形態に係る使い捨ておむつ1の製造方法の一例を説明するための図である。
図1に示すように、本実施形態に係る使い捨ておむつ1は、製品長手方向Lと、製品長手方向Lと直交する製品幅方向Wとを有している。
また、本実施形態に係る使い捨ておむつ1は、トップシート(図示せず)と、バックシート(図示せず)と、トップシートとバックシートとの間に配置されている吸収体10とを具備する吸収体本体2を有している。なお、吸収体本体2に、トップシートが設けられていなくてもよい。
トップシートは、不織布、織布、有孔プラスチックシート、メッシュシート等、液体を透過する構造のシート状の材料であれば、特に限定されない。織布や不織布の素材としては、天然繊維、化学繊維のいずれも使用できる。
天然繊維の例としては、粉砕パルプ、コットン等のセルロースが挙げられる。化学繊維の例としては、レーヨン、フィブリルレーヨン等の再生セルロース、アセテート、トリアセテート等の半合成セルロース、熱可塑性疎水性化学繊維、又は親水化処理を施した熱可塑性疎水性化学繊維等が挙げられる。熱可塑性疎水性化学繊維の例としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の単繊維、ポリエチレンとポリプロピレンをグラフト重合してなる繊維、芯鞘構造等の複合繊維が挙げられる。例えば、トップシートは、目付23g/mのポイントボンド不織布である。
不織布を作成する方法としては、乾式(カード法、スパンボンド法、メルトブローン法、エアレイド法等)及び湿式のいずれか一つの方法を用いることができる。乾式法と湿式法のうち、複数の方法を組み合わせてもよい。また、サーマルボンディング、ニードルパンチ、ケミカルボンディング等の方法が挙げられる。不織布を作成する方法は、上述の方法に限定されない。
バックシートは、液不透過性で、かつ、透湿又は非透湿性のフィルムからなる。例えば、バックシートは、目付16g/mの非通気性フィルムである。
吸収体10は、液体を吸収する吸収性コア(図示せず)と、コアラップ(図示せず)とを有する。吸収性コアは、親水性繊維、高吸収性ポリマーを含む。親水性繊維の例としては、粉砕パルプ、コットン等のセルロース、レーヨン、フィブリルレーヨン等の再生セルロース、アセテート、トリアセテート等の半合成セルロース、粒子状ポリマー、繊維状ポリマー、熱可塑性疎水性化学繊維、又は、親水化処理を施した熱可塑性疎水性化学繊維等を単独又は混合して用いることができる。これらの中でも、低コストと吸収体の成形し易さとを考慮すると、粉砕パルプを使用することが好ましい。親水性繊維に高分子吸収体を混合したものを使用してもよい。
吸収性コアは、コアラップによって包まれている。例えば、コアラップは、ティッシュである。
図1に示すように、吸収体本体2には、製品長手方向Lに延びる一対の脚回りギャザー80が設けられている。脚回りギャザー80には、吸収体本体2に固定される固定端81及び自由端82が設けられており、自由端82の近傍に、製品長手方向Lに延びる弾性部材83が設けられている。
また、図1に示すように、吸収体本体2の側縁部2Sには、製品長手方向Lに延びる複数の弾性部材90が設けられていてもよい。
また、本実施形態に係る使い捨ておむつ1は、前胴回り域を形成するフラップシート30及び後胴回り域を形成するフラップシート40を具備する。なお、フラップシート30/40は、17gsmのSMSによって構成されていてもよい。
例えば、フラップシート30/40の製品幅方向Wの中央領域は、1枚のシートによって構成されており、それ以外の領域は、2枚のシートによって構成されていてもよい。
ここで、フラップシート30/40は、吸収体本体2に接合されるように構成されている。なお、吸収体10は、吸収体本体2内で、フラップシート30/40内まで延びるように配置されている。
また、フラップシート30/40は、吸収体本体2の側縁部2Sから製品幅方向Wの外側に延出するように構成されている。
本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、フラップシート30が、サイドフラップを構成するものとする。
すなわち、本実施形態では、サイドフラップが、吸収体本体2とは別個のフラップシート30によって構成されている使い捨ておむつ1について説明したが、本発明は、かかる使い捨ておむつ1に限定されるものではなく、吸収体本体2と一体型のサイドフラップが設けられている使い捨ておむつ1にも適用可能である。
また、本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、フラップシート30の両側縁部30Sから製品幅方向Wの外側に延出するように構成されている一対のファスニングテープ4が設けられており、ファスニングテープ4の各々には、フック5が設けられている。
ここで、ファスニングテープ4は、80gsmのPPSB(ポリプロピレンスパンボンド)やSB(スパンボンド)によって構成されていてもよい。また、フック5は、100gsmのポリオレフィンによって構成されていてもよい。
なお、フラップシート40の非肌当接面側には、フック5を係止するためのターゲットテープ50が設けられている。
また、本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、フラップシート30/40は、図2に示すように、製品長手方向Lに延びる第1折り線F1に沿って肌当接面側に折り畳まれた後、図3及び図4に示すように、フラップシート30/40及び吸収体本体2は、製品長手方向Lに延びる第2折り線F2に沿って更に肌当接面側に折り畳まれるように構成されている。
ここで、図2に示すように、フラップシート30が、1回折り畳まれた状態において、ファスニングテープ4は、第2折り線F2に重なるように構成されている。
かかる構成によれば、図2に示すように、本実施形態に係る使い捨ておむつ1を1回展開した状態、すなわち、フラップシート30を1回展開した状態において、ファスニングテープ4は、肌当接面側に立ち上がり、着用補助者は、かかる立ち上がり部分を、ファスニングテープ4の摘み部として認識し、容易にファスニングテープ4を摘むことができる。
その結果、ファスニングテープ4の展開を容易にしてファスニングテープ4の操作性を向上させることができる。
ここで、図2に示すように、かかる立ち上がり部分における製品幅方向Wの長さW10Aは、ファスニングテープ4全体における製品幅方向Wの長さW10Bの5%〜25%であることが好ましく、ファスニングテープ4全体における製品幅方向Wの長さW10Bの10%〜15%であることがより好ましい。
ここで、かかる立ち上がり部分における製品幅方向Wの長さW10Aが、ファスニングテープ4全体における製品幅方向Wの長さW10Bの5%よりも短い場合には、かかる立ち上がり部分が少なくなるため、着用補助者によるファスニングテープ4の先端部の視認性が低下し、ファスニングテープ4の操作性も低下する。
一方、かかる立ち上がり部分における製品幅方向Wの長さW10Aが、ファスニングテープ4全体における製品幅方向Wの長さW10Bの25%よりも長い場合には、フック5とファスニングテープ4の先端部との間の距離が長くなるため、ファスニングテープ4をターゲットテープ50に係止する際に、ファスニングテープ4同士が衝突して係止し難くなると共に、外観が悪くなる。
図2に示すように、フラップシート30が、1回折り畳まれた状態において、フック5は、第2折り線F2に重ならないように構成されている。
フラップシート30が、1回折り畳まれた状態において、フック5は、第2折り線F2に重なっていると、フラップシート30が、2回折り畳まれた状態において、フック5に折り癖が付いてしまい、フック5全体を、ターゲットテープ50に係止することができなくなり、使い捨ておむつ1の装着中に、フック5がターゲットテープ50から剥がれてしまう危険がある。
これに対して、上述の構成によれば、フック5に折り癖が付くことを防ぎ、フック5全面をターゲットテープ50にしっかりと係止することができる。
また、図1に示すように、第2折り線F2は、吸収体10の側縁部10Sと脚回りギャザー80の固定端81との間に配置されるように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、脚回りギャザー80が、肌当接面側に立ち上がるため、陰影によって、ファスニングテープ4を目立たせることができる。
或いは、第2折り線F2は、吸収体10の側縁部10Sに沿って配置されるように構成されていてもよい。
本実施形態に係る使い捨ておむつ1では、吸収体10の側縁部10Sに沿って剛性差ができるため、かかる構成によれば、第2折り線Fが、かかる剛性差に沿って容易に形成され得る。
ここで、吸収体10の製品長手方向Lの両縁部近傍における製品幅方向Wの最大長W1/W2は、同一になるように構成されていてもよい。かかる構成によれば、かかる剛性差が、製品長手方向Lに沿って延び得る。
上述の構成によれば、第1折り線F1及び第2折り線F2が、吸収体10上に形成されないため、吸収体10にダメージを与えることなく、フラップシート30/40及び吸収体本体2を2回折り畳むことができ、吸収体10が、使い捨ておむつ1の装着中に型崩れし難くなる。
また、第1折り線F1及び第2折り線F2が形成されている領域のうち、少なくとも製品長手方向Lの両縁部では、ホットメルト型接着剤等によって資材同士が接合されていることが好ましい。
かかる構成によれば、かかる領域では、互いに接合されることによって剛性が高まっているため、第1折り線F1及び第2折り線F2が形成されやすくなり、フラップシート30/40及び吸収体本体2が折り畳まれた状態が安定しやすい。
フック5の剛性値は、ファスニングテープ4の剛性値よりも大きくなるように構成されている。例えば、かかる剛性値としては、曲げ剛さやヒステリシス等が想定される。なお、曲げ剛さは、資材の剛性度の指標であり、ヒステリシスは、資材の回復度の指標である。
かかる構成によれば、使い捨ておむつ1の製造方法において、第2折り線に沿ってフラップシート30/40及び吸収体本体2を折り畳む2回目の折り畳み工程において、ファスニングテープ4を非肌当接面側に立ち上がらせることができる。
また、ファスニングテープ45の剛性値は、0.5×10-4〜1.0×10-4Nm/mであってもよい。
ここで、ファスニングテープ4の剛性値が、1.0-4Nm/mよりも大きい場合、には、上述の2回目の折り畳み工程において、ファスニングテープ4を非肌当接面側に立ち上がらせることができなかったり、ファスニングテープ4を非肌当接面側に立ち上がらせることができたとしても、立ち上がり部分が着用者の肌に当たって傷つけてしまう恐れがあったりする。
一方、ファスニングテープ4の剛性値が、0.5-4Nm/mよりも小さい場合、には、使い捨ておむつ1の装着中に、ファスニングテープ4が、使い捨ておむつ1の重みを支えることができずに、着用者の鼠径部で垂れ下がってしまうという懸念がある。
以下、上述の剛性値の測定方法について簡単に説明する。かかる測定方法では、測定器具として、カトーテック株式会社製「KES-FB2-AUTO-A(自動化純曲げ試験機)」を用いることにする。また、かかる測定方法では、剛性値として、曲げ剛さ及びヒステリシスを測定するものとする。
第1に、測定対象の資材から、縦100mm及び横30mmのサンプルを採取する。
第2に、測定器具のゼロあわせを行い、MD方向と垂直に曲がるようにサンプルをセットし、測定をスタートさせる。
第3に、コンピュータ画面に表示される「B(曲げ剛さ)」及び「2HB(ヒステリシス)」を記録する。
第4に、測定器具のゼロあわせを行い、CD方向と垂直に曲がるようにサンプルをセットし、測定をスタートさせる。
第5に、コンピュータ画面に表示される「B(曲げ剛さ)」及び「2HB(ヒステリシス)」を記録する。
第6に、以下の式を用いて、サンプルの曲げ剛さ及びヒステリシスを算出する。
Figure 2014236834
また、ファスニングテープ4の先端部は、波形形状となるように構成されていてもよい。かかる構成によれば、着用補助者によるファスニングテープ4の認識性を向上させることができる。
また、ファスニングテープ4の先端部の近傍領域の色は、吸収体本体2の色と異なるように構成されていてもよい。かかる構成によれば、着用補助者によるファスニングテープ4の認識性を向上させることができる。
さらに、吸収体10の側縁部10Sに、ファスニングテープ4の色と異なる色のシートが設けられていてもよい。かかる構成によれば、着用補助者によるファスニングテープ4の認識性を向上させることができる。
以下、図5乃至図7を参照して、本実施形態に係る使い捨ておむつ1の製造方法の一例について説明する。
第1に、図5を参照して、フラップシート30/40の製造ライン上における処理について説明する。
図5に示すように、ステップS101において、フラップシート用ウェブ300を、搬送方向に直交する方向に、第1折り前F1に沿って折り畳む(1回目の折り畳み工程)。
ここで、第1折り線F1に沿って、フラップシート用ウェブ300が折り畳まれた領域を押圧し、折り癖を付けて、搬送中に開かないようにする。
ステップS102において、折り畳まれたフラップシート用ウェブ300の両側部に、予めフック5を接着させておいたファスニングテープ4を所定間隔でカット転写によって貼り付ける。
ステップS103において、ファスニングテープ4が取り付けられたフラップシート用ウェブ300を、所定間隔で、搬送方向に直交する方向にカットする。
第2に、図6を参照して、吸収体本体2の製造ライン上における処理について説明する。
図6に示すように、ステップS201において、バックシート用ウェブ100A上に、連続でバックフィルムを転写した後、かかるウェブ100Bの両側部に、伸張状態の弾性部材90を配置する。
ステップS202において、かかるウェブ100Bの中央部に、吸収体10を配置する。
ステップS203において、別ラインで搬送していた弾性部材83を巻き込んだ脚回りギャザー80を、上述のウェブ100Bの両側部に配置する。
ステップS204において、ステップS103でカットされたフラップシート300Aを、かかるウェブ100B上に転写する。
ステップS205において、かかるウェブ100Bを、所定間隔で、搬送方向に直交する方向にカットする。ここで、フラップシート40の非肌当接面側にターゲットテープ50を形成する。
第3に、図7を参照して、上述の2回目の折り畳み工程について説明する。
図7に示すように、ステップS301及びS302において、ステップS205においてカットされた使い捨ておむつ1を、搬送方向に直交する方向に、第2折り線F2に沿って折り畳む。
本実施形態に係る使い捨ておむつ1によれば、図2に示すように、本実施形態に係る使い捨ておむつ1を1回展開した状態、すなわち、フラップシート30を1回展開した状態において、ファスニングテープ4は、肌当接面側に立ち上がり、着用補助者は、かかる立ち上がり部分を、ファスニングテープ4の摘み部として認識し、容易にファスニングテープ4を摘むことができるため、ファスニングテープ4の展開を容易にしてファスニングテープ4の操作性を向上させることができる。
(変更例1)
以下、図8乃至図10を参照して、本発明の変更例1に係る使い捨ておむつ1について、上述の第1の実施形態に係る使い捨ておむつ1との相違点に着目して説明する。
本変更例1に係る使い捨ておむつ1では、フラップシート30/40の代わりに、図8に示すように、吸収体本体2から製品幅方向Wの外側に延出するように構成されているサイドフラップ31/41が設けられている。
図9に、本変更例1に係る使い捨ておむつ1を1回折り畳んだ状態を示し、図10に、本変更例1に係る使い捨ておむつ1を2回折り畳んだ状態を示す。
なお、図9に示すように、サイドフラップ31が、1回折り畳まれた状態において、ファスニングテープ4は、第2折り線F2に重なるように構成されている。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…使い捨ておむつ
2…吸収体本体
4…ファスニングテープ
5…フック
10…吸収体
30、40…フラップシート
31、41…サイドフラップ
80…脚回りギャザー
81…固定端
82…自由端
83、90…弾性部材

Claims (6)

  1. 製品長手方向と、前記製品長手方向に直交する製品幅方向とを有し、
    吸収体を有する吸収体本体を具備しており、
    前記吸収体本体の側縁部から前記製品幅方向の外側に延出するように構成されているサイドフラップが設けられており、
    前記サイドフラップの両側縁部から前記製品幅方向の外側に延出するように構成されている一対のファスニングテープが設けられている使い捨ておむつであって、
    前記サイドフラップは、前記製品長手方向に延びる第1折り線に沿って肌当接面側に折り畳まれた後、前記製品長手方向に延びる第2折り線に沿って更に肌当接面側に折り畳まれるように構成されており、
    前記サイドフラップが、1回折り畳まれた状態において、前記ファスニングテープは、前記第2折り線に重なるように構成されていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 前記ファスニングテープの各々には、フックが設けられており、
    前記サイドフラップが、1回折り畳まれた状態において、前記フックは、前記第2折り線に重ならないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記吸収体本体には、前記製品長手方向に延びる一対の脚回りギャザーが設けられており、
    前記第2折り線は、前記吸収体の側縁部と前記脚回りギャザーの固定端との間に配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記フックの剛性値は、前記ファスニングテープの剛性値よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記ファスニングテープの剛性値は、0.5×10-4〜1.0×10-4Nm/mであることを特徴とする請求項4に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記サイドフラップが2回折り畳まれることによって形成される前記ファスニングテープの立ち上がり部分の前記製品幅方法の長さは、前記ファスニングテープ全体における前記製品幅方向の長さの5%〜25%であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
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