JP2014236564A - バスバー - Google Patents

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Yosuke Suzuki
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Abstract

【課題】バスバー本体が電子回路基板の表面に接触しないようにバスバーを実装する際に、治具を用いることなく、電子回路基板上の実装面積を向上させることができるバスバーを提供する。
【解決手段】板状の本体部11、31と、本体部から延設されると共に、位置決め端部13m、14m、15m、33m、34m、35mを各々有する複数の脚部12、32、52と、を備え、複数の脚部が、第1の平面部を画成すると共に、第1の端子部13h、33hを有する第1の脚部13、33及び第2の平面部を画成すると共に、第2の端子部15h、35hを有する第2の脚部15、35を含むバスバー10、30、50であって、複数の脚部が、更に、第3の脚部14、34、54を含み、第3の脚部が、第1の平面部及び第2の平面部の少なくとも一方に交差するように張られた第3の平面部を画成する
【選択図】図1

Description

本発明は、バスバーに関し、特に、電子制御装置等の電子回路基板に実装される大電流用の配線部材であるバスバーに関する。
近年、自動二輪車等の移動体に用いられる半導体素子等を実装した電子回路基板を備える電子制御装置において、大電流用の配線部材であるバスバーを電子回路基板に実装する構成が提案されている。
かかる状況下において、特許文献1は、基板15に実装されるバスバー10に関し、四角板状の本体11と、本体11の両縁から本体11に対して直角に且つ同方向に延びた2つの羽根部14と、2つの羽根部14の同じ側の側縁からそれぞれ延びた差込脚17と、を有する構成を開示する。
特開2005−341641号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1で開示される構成においては、バスバー本体が電子回路基板に当接した状態でバスバーを電子回路基板に実装するので、バスバーを避けて電子回路基板にプリント配線を形成する必要があり、電子回路基板上の実装面積を向上させることができない。
ここで、本発明者の検討によれば、バスバー本体が電子回路基板の表面に接触しないようにバスバーを電子回路基板に実装することにより、電子回路基板上の実装面積を向上させることができる。
更に、本発明者の検討によれば、特許文献1で開示される構成において、バスバー本体が電子回路基板の表面に接触しない構成を採用するような場合には、半田付け前において、バスバーが自重により倒れ込むため、バスバーの倒れ込みを防ぐための治具を用いる必要がある。かかる場合には、治具の費用が嵩むと共に、電子回路基板に対して治具を載置するエリアを設ける必要があり、治具を載置するエリアには半導体素子等の部品を実装できないので、結局、電子回路基板上の実装面積を向上させることができない。
つまり、現状では、バスバー本体が電子回路基板の表面に接触しないようにバスバーを電子回路基板に実装する際に、治具を使用しなくても自重により倒れ込まない新規な構成のバスバーの実現が待望された状況にある。
本発明は、以上の検討を経てなされたもので、バスバー本体が電子回路基板の表面に接触しないようにバスバーを電子回路基板に実装する際に、治具を用いる必要性を排しながら、電子回路基板上の実装面積を向上させることができるバスバーを提供することを目的とする。
以上の目的を達成すべく、本発明は、板状の本体部と、前記本体部から延設されると共
に、前記本体部を電子回路基板から離間した状態で保持するように前記電子回路基板に当接自在である位置決め端部を各々有する複数の脚部と、を備え、前記複数の脚部は、第1の平面部を画成すると共に、前記位置決め端部から更に延設されて前記電子回路基板の第1の貫通孔に挿入されることにより前記電子回路基板に電気的に接続自在な第1の端子部を有する第1の脚部、及び第2の平面部を画成すると共に、前記位置決め端部から延設されて前記電子回路基板の第2の貫通孔に挿入されることにより前記電子回路基板に電気的に接続自在な第2の端子部を有する第2の脚部を含み、前記電子回路基板に実装されるバスバーであって、前記複数の脚部は、更に、前記第1の脚部及び前記第2の脚部以外の第3の脚部を含み、前記第3の脚部は、前記第1の平面部及び前記第2の平面部の少なくとも一方に交差するように張られた第3の平面部を画成することを第1の局面とする。
また本発明は、かかる第1の局面に加えて、前記第3の脚部は、前記本体部の重心位置に対応した前記本体部の位置に配置されることを第2の局面とする。
また本発明は、かかる第2の局面に加えて、前記本体部は、前記第1の脚部と前記第2の脚部の間で屈曲された屈曲板形状を有することを第3の局面とする。
本発明の第1の局面によれば、板状の本体部と、本体部から延設されると共に、本体部を電子回路基板から離間した状態で保持するように電子回路基板に当接自在である位置決め端部を各々有する複数の脚部と、を備え、複数の脚部が、第1の平面部を画成すると共に、位置決め端部から更に延設されて電子回路基板の第1の貫通孔に挿入されることにより電子回路基板に電気的に接続自在な第1の端子部を有する第1の脚部、及び第2の平面部を画成すると共に、位置決め端部から延設されて電子回路基板の第2の貫通孔に挿入されることにより電子回路基板に電気的に接続自在な第2の端子部を有する第2の脚部を含み、電子回路基板に実装されるバスバーであって、複数の脚部が、更に、第1の脚部及び第2の脚部以外の第3の脚部を含み、第3の脚部が、第1の平面部及び第2の平面部の少なくとも一方に交差するように張られた第3の平面部を画成することにより、バスバーの本体部が電子回路基板の表面に接触しないようにバスバーを電子回路基板に実装する際に、治具を用いる必要がないので治具の費用を不要にすることができると共に、電子回路基板に治具を載置する工程が不要になって製造容易にすることができ、更に、電子回路基板上の実装面積を向上させることができる。
また、本発明の第2の局面によれば、第3の脚部が、本体部の重心位置に対応した本体部の位置に配置されることにより、半田付け前においてバスバーが自重により倒れ込むのを確実に防ぐことができる。
また、本発明の第3の局面によれば、本体部が、第1の脚部と第2の脚部の間で屈曲された屈曲板形状を有することにより、電子回路基板上におけるバスバーの配策自由度をより向上することができる。
本発明の第1の実施形態におけるバスバーを示す斜視図である。 本実施形態におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す図である。ここで、図2(a)は、本実施形態におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す上面図であり、図2(b)は、本実施形態におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態及び第2の実施形態の変形例におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す図である。ここで、図3(a)は、本実施形態におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す上面図であり、図3(b)は、本実施形態におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す正面図である。また、図3(c)は、本実施形態の変形例におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す上面図であり、図3(d)は、本実施形態の変形例におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態の正面図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態におけるバスバーにつき、詳細に説明する。なお、図中で、x軸、y軸及びz軸は、3軸直交座標系を成すものとし、説明の便宜上、z軸の方向を上下方向に対応させることがある。
(第1の実施形態)
まず、図1及び図2を参照して、本発明の第1の実施形態におけるバスバーにつき、以下詳細に説明する。
図1は、本実施形態におけるバスバーを示す斜視図である。また、図2は、本実施形態におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す図である。ここで、図2(a)は、本実施形態におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す上面図であり、図2(b)は、本実施形態におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す正面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態におけるバスバー10は、電子回路基板20において、大電流用の板状の配線部材として実装される。かかる電子回路基板20は、典型的には、自動二輪車等の移動体に搭載されるECU(Electronic Control Unit)等の電子制御装置に用いられると共に半導体素子等を実装した平板状のガラスエポキシ樹脂製のプリント配線基板等の電子回路基板である。
具体的には、バスバー10は、典型的には、板厚が一定の金属板を打ち抜き加工等を施して形成され、板状の本体部11と、本体部11から下方に延設されたいずれも平板状の複数の脚部12と、を備える。本実施形態では、一例として、一端脚部13、中間脚部14及び他端脚部15から成る複数の脚部12を示すが、それらの個数は限定的なものではない。また、本実施形態では、一例として、バスバー10の平面部が、電子回路基板20に対して直交する関係にある構成を示すが、バスバー10の平面部は、90度以外の角度で電子回路基板20に対して交差する関係にあるものであってもよい。
より詳しくは、本体部11は、一端脚部13と他端脚部15との間に、上面視で本体部11が直角に折り曲げられて形成された屈曲部11mを有すると共に、一端脚部13及び中間脚部14が設けられた第1の本体部11a、並びに他端脚部15が設けられて屈曲部11mを介して第1の本体部11aに連なる第2の本体部11bを有する。なお、屈曲部11mは、90度以外の角度で、第1の本体部11aと第2の本体部11bとを接続するものであってもよい。また、中間脚部14は、第2の本体部11bに設けられていてもよい。
ここで、第1の本体部11aは、屈曲部11mからx軸の負方向に沿って延設され、x軸の方向における長さがL1であり、かつ、その上下方向における板幅S1がx軸の方向において同一になるように形成されたx−z平面に平行な平板状部である。第2の本体部11bは、屈曲部11mからy軸の負方向に沿って延設され、y軸の方向における長さがL2であり、かつ、その上下方向における板幅S2が第1の本体部11aの板幅S1と同一で、かつ、y軸の方向において同一になるように形成されたy−z平面に平行な平板状部である。なお、第1の本体部11aの板幅S1と第2の本体部11bの板幅S2とは、異なっていてもよい。
一端脚部13は、本体部11のx軸の負方向の端部に設けられたx−z平面に平行な平板状であるが、電子回路基板20の実装面20mに当接して、本体部11を電子回路基板20の実装面20mから離間した状態で保持する位置決め端部13mを有している。かかる位置決め端部13mは、その形状公差や 電子回路基板20に対する一端脚部13の組付け公差等を考慮した場合に、電子回路基板20の実装面20mを不要に押圧することがないが実装面20mに確実に当接する位置に設定されることが好ましい。更に、一端脚部13は、位置決め端部13mから下方に延設され、電子回路基板20の貫通孔21に挿入されて電子回路基板20に半田付けされる端子部13hを有している。かかる一端脚部13は、その接続の確実性を向上する観点からは、二股状部であることが好ましく、かかる二股状部は、x軸の方向に沿って配列されている。
中間脚部14は、一端脚部13と屈曲部11mとの間に設けられたx−z平面に平行な平板状であるが、本体部11を電子回路基板20の実装面20mから離間した状態で保持することができると共に、電子回路基板20への取り付け時におけるバスバー10の姿勢に応じて電子回路基板20の実装面20mに当接することができるような位置決め端部14mを有している。かかる位置決め端部14mは、バスバー10の電子回路基板20への取り付け時において、その形状公差や 電子回路基板20に対する中間脚部14の組付け公差等を考慮した場合に、電子回路基板20の実装面20mを不要に押圧することがない、つまり、バスバー10が自重によって実装面20mに向かって倒れ込もうとする際に、それを防ぐために実装面20mを不要に押圧することはない状態でそれに当接する位置に設定されることが好ましく、バスバー10がバランスよく自立している場合には、実装面20mから微少に離間してそれに接触していなくてもよい。このような位置決め端部14mは、一端脚部13の位置決め端部13m及び他端脚部15の位置決め端部15mよりも実装面20m側に突出して位置されることがないように、バスバー10が電子回路基板20に装着された場合の実装面20mの位置に位置決め端部14mが位置する場合に対応して中間脚部14の最長寸法を規定し、かつ中間脚部14の長さ寸法をいわゆるマイナス公差管理することで実現可能である。更に、中間脚部14は、詳細は後述するように、本体部11全体の重心Gに対応する位置に形成される。なお、中間脚部14には、端子部は形成されていない。
他端脚部15は、本体部11のy軸の負方向の端部に設けられたy−z平面に平行な平板状であるが、電子回路基板20の実装面20mに当接して、本体部11を電子回路基板20の実装面20mから離間した状態で保持する位置決め端部15mを有している。かかる位置決め端部15mは、その形状公差や 電子回路基板20に対する第1の脚部15の組付け公差等を考慮した場合に、電子回路基板20の実装面20mを不要に押圧することがないが実装面20mに確実に当接する位置に設定されることが好ましい。更に、他端脚部15は、位置決め端部15mから下方に延設され、電子回路基板20の貫通孔22に挿入されて電子回路基板20に半田付けされる端子部15hを有している。かかる他端脚部15は、その接続の確実性を向上する観点からは、二股状部であることが好ましく、かかる二股状部は、y軸の方向に沿って配列されている。
つまり、中間脚部14は、一端脚部13に対しては平行であるが、他端脚部15に対しては屈曲部11mの角度に依存して直交するものであるため、電子回路基板20の実装面20mに対して本体部11が不要に倒れ込まないように、電子回路基板20の実装面20mに対する本体部11の姿勢を安定して維持する。併せて、中間脚部14の位置決め端部14mは、バスバー10が自重によって実装面20mに向かって倒れ込もうとする際には、それを防ぐために実装面20mを不要に押圧することはない状態でそれに当接する。
次に、本体部11における中間脚部14を形成する位置について、図1及び図2を参照
して、より詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、第1の本体部11aは、x軸の方向において同一の板幅S1を有し、かつ、その端子部13hを有する一端脚部13は相対的に小さなものであるため、第1の本体部11aの重心g1は、第1の本体部11aの長手方向であるx軸の方向において、屈曲部11mと、第1の本体部11aのx軸の負方向の端部と、から等しい距離(L1/2)の位置であって、第1の本体部11aの板幅S1の中央に位置すると評価できる。また、第2の本体部11bは、y軸の方向において同一の板幅S2を有し、かつ、その端子部15hを有する他端脚部15は相対的に小さなものであるため、第2の本体部11bの重心g2は、第2の本体部11bの長手方向であるy軸の方向において、屈曲部11mと、第2の本体部11bのy軸の負方向の端部と、から等しい距離(L2/2)の位置であって、第2の本体部1bの板幅S1の中央に位置すると評価できる。つまり、本体部11の重心Gは、第1の本体部11aの重心g1と、第2の本体部11bの重心g2と、を結んだ直線上において、第1の本体部11aのx軸の方向における長さL1、第2の本体部11bのy軸の方向における長さL2、第1の本体部11aの重心g1、及び第2の本体部11bの重心g2を用いて算出される位置となる。ここで、中間脚部14をかかる本体部11の重心Gの位置に設ければ、バスバー10の姿勢が安定してその倒れ込みを確実に防ぐことができるが、かかる場合には中間脚部14の形状が複雑なものとなるため、現実的な構成としては、中間脚部14は、本体部11の重心Gから本体部11までの最短距離dである第1の本体部11aの位置Bの下方に、第1の本体部11aから垂下させて延設させれば足り、かかる構成によれば、簡便かつ軽量な中間脚部14により、バスバー10の姿勢を安定させてその倒れ込みを確実に防ぐことができる。
以上の構成を有するバスバー10に関し、かかるバスバー10を電子回路基板20に実装するには、以下のような工程を経る。
具体的には、まず、予め、金属板を打ち抜き加工等することにより、以上の構成を有するバスバー10を用意すると共に、所定の位置に貫通孔21及び22を形成した電子回路基板20を用意する。
次に、バスバー10の端子部13hを電子回路基板20の貫通孔21に挿入すると共に、バスバー10の端子部15hを電子回路基板20の貫通孔22に挿入する。
この際、一端脚部13の位置決め端部13m、及び他端脚部15の位置決め端部15mが電子回路基板20の実装面20mに当接した状態になる。この状態において、バスバー10のバランスが崩れて傾斜した場合には、バスバー10の位置決め端部14mが電子回路基板20の実装面20mに当接することにより、治具を使用することなくバスバー10が自重により倒れ込むのを防ぐことができる。
そして、バスバー10の端子部13h及び14hを半田付けすることにより、電子回路基板20に対するバスバー10の実装を完了する。
かかる一連の工程により、電子回路基板20に実装されたバスバー10は、特に図2(b)に示すように、第1の本体部11aの下端部11e及び第2の本体部11bの下端部11fが電子回路基板20の実装面20mに当接しないので、電子回路基板20の実装面20mとバスバー10との間に空間部k1及びk2を設けることができる。従って、かかる空間部k1及びk2には、半導体素子等の実装部品を配置して電子回路基板20に実装することができるので、実装面積を向上させることができる。併せて、中間脚部14が第1の本体部11aの下方に設けられるため、それが半導体素子等の実装部品に不要に干渉することはなく、実装面積をより向上させることができる。
なお、空間部k1及びk2における電子回路基板20の実装面20mからの上下方向の高さは、一端脚部13の第1の本体部11aとの接続部から位置決め部13mまでの長さ、中間脚部14の第1の本体部11aとの接続部から位置決め部14mまでの長さ、及び他端脚部15の第2の本体部11bとの接続部から位置決め部15mまでの長さを調整することにより、第1の本体部11a及び第2の本体部11bの各強度を維持した態様であれば自在に調整可能である。また、中間脚部14のx軸の方向における幅は、その強度を維持した態様であれば自在に調整可能である。
以上の本実施形態の構成によれば、板状の本体部11と、本体部11から延設されると共に、本体部11を電子回路基板20から離間した状態で保持するように電子回路基板20に当接自在である位置決め端部13m、14m、15mを各々有する複数の脚部12と、を備え、複数の脚部12が、第1の平面部を画成すると共に、位置決め端部13mから更に延設されて電子回路基板20の第1の貫通孔21に挿入されることにより電子回路基板20に電気的に接続自在な第1の端子部13hを有する第1の脚部13、及び第2の平面部を画成すると共に、位置決め端部15mから更に延設されて電子回路基板20の第2の貫通孔22に挿入されることにより電子回路基板20に電気的に接続自在な第2の端子部15hを有する第2の脚部15を含み、電子回路基板20に実装されるバスバー10であって、複数の脚部12が、更に、第1の脚部13及び第2の脚部15以外の第3の脚部14を含み、第3の脚部14が、第1の平面部及び第2の平面部の少なくとも一方に交差するように張られた第3の平面部を画成することにより、バスバー10の本体部11が電子回路基板20の表面20mに接触しないようにバスバー10を電子回路基板20に実装する際に、治具を用いる必要がないので治具の費用を不要にすることができると共に、電子回路基板20に治具を載置する工程が不要になって製造容易にすることができ、更に、電子回路基板20上の実装面積を向上させることができる。
また、本実施形態の構成によれば、第3の脚部14が、本体部11の重心位置Gに対応した本体部11の位置に配置されることにより、半田付け前においてバスバー10が自重により倒れ込むのを確実に防ぐことができる。
また、本実施形態の構成によれば、本体部11が、第1の脚部13と第2の脚部15の間で屈曲された屈曲板形状を有することにより、電子回路基板20上におけるバスバー10の配策自由度をより向上することができる。
(第2の実施形態)
次、更に、図3をも参照して、本発明の第2の実施形態におけるバスバーにつき、以下詳細に説明する。
図3は、本実施形態及びその変形例におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す図である。ここで、図3(a)は、本実施形態におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す上面図であり、図3(b)は、本実施形態におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す正面図である。また、図3(c)は、本実施形態の変形例におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態を示す上面図であり、図3(d)は、本実施形態の変形例におけるバスバーを電子回路基板に実装した状態の正面図である。
図3(a)及び図3(b)に示すように、本実施形態におけるバスバー30においては、第1の実施形態におけるバスバー10に対して、その形状が屈曲しておらず平板状であることが主たる相違点であり、残余の構成は同様である。よって、本実施形態に関しては、かかる相違点に着目して説明することにし、同様の構成については、適宜その説明を簡略化又は省略する。
図3(a)及び図3(b)に示すように、本実施形態におけるバスバー30は、第1の実施形態の電子回路基板20と同様の電子回路基板40に対して、大電流用の配線部材として実装される。
具体的には、バスバー30は、典型的には、金属板を打ち抜き加工等を施して形成され、平板状の本体部31と、本体部31から下方に延設された複数の脚部32と、を備える。図中では、一例として一端脚部33、中間脚部34及び他端脚部35から成る複数の脚部32を示す。
本体部31は、電子回路基板40の実装面40mに沿ってx軸の方向に沿って形成されたx−z平面に平行な平板状部材である。かかる本体部31は、x軸の方向における長さがL11であり、かつ、その上下方向における板幅S11がx軸の方向において同一になるように形成されている。
一端脚部33は、x−z平面に平行な平板状であるが、電子回路基板40の実装面40mに当接して本体部31を電子回路基板40から離間した状態で保持する位置決め端部33mを有している。また、一端脚部33は、位置決め端部33mから下方に延設され、電子回路基板40の貫通孔41に挿入されて電子回路基板40に半田付けされる端子部33hを有している。かかる端子部33hは、x軸の方向に沿って配置された二股状部であることが好ましい。
中間脚部34は、y−z平面に平行な平板状であるが、電子回路基板40の実装面40mに当接して本体部31を電子回路基板40から離間した状態で保持する位置決め端部34mを有している。つまり、かかる中間脚部34は、x軸の方向に直交するy軸の方向に沿うように偏向されており、かかる中間脚部34には、端子部は形成されていない。
他端脚部35は、x−z平面に平行な平板状であるが、電子回路基板40の実装面40mに当接して本体部31を電子回路基板40から離間した状態で保持する位置決め端部35mを有している。また、他端脚部35は、位置決め端部35mから下方に延設され、電子回路基板40の貫通孔42に挿入されて電子回路基板40に半田付けされる端子部35hを有している。かかる端子部35hは、x軸の方向に沿って配置された二股状部であることが好ましい。
つまり、中間脚部34は、一端脚部33及び他端脚部35に対して、直交する方向に形成されている。
ここで、本体部31における中間脚部34を形成する位置について、図3(a)及び3(b)を参照して、詳細に説明する。
本体部31の重心Gは、図3(a)及び図3(b)に示すように、x軸の方向における両端から等しい距離(L11/2)の位置であって、本体部31の板幅S111の中央に位置すると評価できる。よって、中間脚部34は、本体部31の重心Gの下方に、本体部31から垂下させて延設させればよく、かかる構成によれば、簡便かつ軽量な中間脚部34により、バスバー30の姿勢を安定させてその倒れ込みを確実に防ぐことができる。
以上の構成を有するバスバー30において、バスバー30を電子回路基板40に実装するには、以下のような工程を経る。
具体的には、まず、予め、金属板を打ち抜き加工等した以上の構成を有するバスバー3
0を用意すると共に、所定の位置に貫通孔41及び42を形成した電子回路基板40を用意する。
次に、バスバー30の端子部33hを電子回路基板40の貫通孔41に挿入すると共に、バスバー30の端子部35hを電子回路基板40の貫通孔42に挿入する。
この際、一端脚部33の位置決め端部33m、及び他端脚部35の位置決め端部35mが電子回路基板40の実装面40mに当接した状態になる。この状態において、バスバー30のバランスが崩れて傾斜した場合には、バスバー30の位置決め端部34mが電子回路基板40の実装面40mに当接することにより、治具を使用することなくバスバー30が自重により倒れ込むのを防ぐことができる。
そして、バスバー30の端子部33h、34hを半田付けすることにより、電子回路基板40に対するバスバー30の実装を完了する。
かかる工程により電子回路基板40に実装されたバスバー30は、特に、図3(b)に示すように、本体部31の下端部31e及び下端部31fが電子回路基板40の実装面40mに当接しないので、電子回路基板40の実装面40mとバスバー30との間に空間部k3及びk4を設けることができる。従って、空間部k3及びk4には、半導体素子等の実装部品を配置して電子回路基板40に実装することができるので、実装面積を向上させることができる。併せて、中間脚部34が第1の本体部31の下方に設けられるため、それが半導体素子等の実装部品に不要に干渉する事態を抑制し、実装面積をより向上させることができる。
なお、空間部k3及びk4における電子回路基板40の実装面40mからの上下方向の高さは、一端脚部33の本体部31との接続部から位置決め部33mまでの長さ、中間脚部34の本体部31との接続部から位置決め部34mまでの長さ、及び他端脚部35の本体部31との接続部から位置決め部35mまでの長さを調整することにより、本体部31の強度を維持した態様であれば自在に調整可能である。また、中間脚部34のy軸の方向における幅は、その強度を維持した態様であれば自在に調整可能である。
また、本実施の形態における中間脚部34の構成については、種々の変形例が考えられる。
例えば、図3(c)及び図3(d)に示すように、本変形例におけるバスバー50の複数の脚部52においては、平面視でy軸の方向に対して所定角度だけ回転させた方向に沿って、中間脚部54を形成することも可能である。
このような構成の中間脚部54は、本実施形態における中間脚部34を、本体部31に交差するように中間脚部34とは異なる所定角度で回転させた形状に加工すれば得られるので、容易に形成することができるものであると共に、y軸の方向における中間脚部54の張り出し量が小さくなるため、それが半導体素子等の実装部品に不要に干渉する事態をより抑制できて、実装面積をより向上させることができる。
なお、以上の変形例を含む本実施形態における中間脚部34及び54を、第1の本実施形態の構成において、その中間脚部14に代えて適用することができることは、もちろんである。
以上の本実施形態の構成によれば、板状の本体部31と、本体部31から延設されると共に、本体部31を電子回路基板40から離間した状態で保持するように電子回路基板4
0に当接自在である位置決め端部33m、34m、35mを各々有する複数の脚部32、52と、を備え、複数の脚部32、52が、第1の平面部を画成すると共に、位置決め端部33mから更に延設されて電子回路基板40の第1の貫通孔41に挿入されることにより電子回路基板40に電気的に接続自在な第1の端子部33hを有する第1の脚部33、及び第2の平面部を画成すると共に、位置決め端部35mから更に延設されて電子回路基板20の第2の貫通孔42に挿入されることにより電子回路基板40に電気的に接続自在な第2の端子部35hを有する第2の脚部35を含み、電子回路基板40に実装されるバスバー30、50であって、複数の脚部32、52が、更に、第1の脚部33及び第2の脚部35以外の第3の脚部34、54を含み、第3の脚部34、54が、第1の平面部及び第2の平面部の少なくとも一方に交差するように張られた第3の平面部を画成することにより、バスバー30の本体部31が電子回路基板40の表面40mに接触しないようにバスバー30を電子回路基板40に実装する際に、治具を用いる必要がないので治具の費用を不要にすることができると共に、電子回路基板40に治具を載置する工程が不要になって製造容易にすることができ、更に、電子回路基板40上の実装面積を向上させることができる。
また、本実施形態の構成によれば、第3の脚部34、54が、本体部11の重心位置Gに対応した本体部31の位置に配置されることにより、半田付け前においてバスバー30、50が自重により倒れ込むのを確実に防ぐことができる。
なお、本発明は、部材の種類、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明においては、バスバー本体が電子回路基板の表面に接触しないようにバスバーを電子回路基板に実装する際に、治具を用いる必要性を排しながら、電子回路基板上の実装面積を向上させることができるバスバーを提供することができるものであり、その汎用普遍的な性格から移動体等の電子制御装置等に広範に適用され得るものと期待される。
10…バスバー
11…本体部
11a…第1の本体部
11b…第2の本体部
11e…下端部
11f…下端部
11m…屈曲部
12…複数の脚部
13…一端脚部
13h…端子部
13m…位置決め端部
14…中間脚部
14m…位置決め端部
15…他端脚部
15h…端子部
15m…位置決め端部
20…電子回路基板
20m…実装面
21…貫通孔
22…貫通孔
k1…空間部
k2…空間部
30…バスバー
31…本体部
31e…下端部
31f…下端部
32…複数の脚部
33…一端脚部
33h…端子部
33m…位置決め端部
34…中間脚部
34m…位置決め端部
35…他端脚部
35h…端子部
35m…位置決め端部
40…電子回路基板
40m…実装面
41…貫通孔
42…貫通孔
k3…空間部
k4…空間部
50…バスバー
52…複数の脚部
54…中間脚部

Claims (3)

  1. 板状の本体部と、
    前記本体部から延設されると共に、前記本体部を電子回路基板から離間した状態で保持するように前記電子回路基板に当接自在である位置決め端部を各々有する複数の脚部と、
    を備え、
    前記複数の脚部は、第1の平面部を画成すると共に、前記位置決め端部から更に延設されて前記電子回路基板の第1の貫通孔に挿入されることにより前記電子回路基板に電気的に接続自在な第1の端子部を有する第1の脚部、及び第2の平面部を画成すると共に、前記位置決め端部から延設されて前記電子回路基板の第2の貫通孔に挿入されることにより前記電子回路基板に電気的に接続自在な第2の端子部を有する第2の脚部を含み、前記電子回路基板に実装されるバスバーであって、
    前記複数の脚部は、更に、前記第1の脚部及び前記第2の脚部以外の第3の脚部を含み、前記第3の脚部は、前記第1の平面部及び前記第2の平面部の少なくとも一方に交差するように張られた第3の平面部を画成するバスバー。
  2. 前記第3の脚部は、前記本体部の重心位置に対応した前記本体部の位置に配置される請求項1に記載のバスバー。
  3. 前記本体部は、前記第1の脚部と前記第2の脚部の間で屈曲された屈曲板形状を有する請求項2に記載のバスバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109428188A (zh) * 2017-08-21 2019-03-05 菲尼克斯电气公司 用于构造电路板上的电路板插接件的电插接件
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