JP2014235757A - コントローラ - Google Patents

コントローラ Download PDF

Info

Publication number
JP2014235757A
JP2014235757A JP2013114517A JP2013114517A JP2014235757A JP 2014235757 A JP2014235757 A JP 2014235757A JP 2013114517 A JP2013114517 A JP 2013114517A JP 2013114517 A JP2013114517 A JP 2013114517A JP 2014235757 A JP2014235757 A JP 2014235757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
string
read
value
memory
erase unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013114517A
Other languages
English (en)
Inventor
正樹 海野
Masaki Unno
正樹 海野
白川 政信
Masanobu Shirakawa
政信 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2013114517A priority Critical patent/JP2014235757A/ja
Priority to US14/189,913 priority patent/US20140355351A1/en
Publication of JP2014235757A publication Critical patent/JP2014235757A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/24Bit-line control circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0483Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells having several storage transistors connected in series
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
    • G11C16/3418Disturbance prevention or evaluation; Refreshing of disturbed memory data
    • G11C16/3427Circuits or methods to prevent or reduce disturbance of the state of a memory cell when neighbouring cells are read or written
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/792Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with charge trapping gate insulator, e.g. MNOS-memory transistors
    • H01L29/7926Vertical transistors, i.e. transistors having source and drain not in the same horizontal plane
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B43/00EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators
    • H10B43/20EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by three-dimensional arrangements, e.g. with cells on different height levels
    • H10B43/23EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by three-dimensional arrangements, e.g. with cells on different height levels with source and drain on different levels, e.g. with sloping channels
    • H10B43/27EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by three-dimensional arrangements, e.g. with cells on different height levels with source and drain on different levels, e.g. with sloping channels the channels comprising vertical portions, e.g. U-shaped channels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Abstract

【課題】ディスターブの影響を管理可能なコントローラを提供する。【解決手段】コントローラは、消去単位ごとに、第1値を保持し、複数のストリングを含んだメモリ中のセルに書き込みが行われると、前記書き込み対象のセルを含んだ書き込み選択ストリングに含まれる消去単位について前記第1値を第1ステップ増やし、前記書き込み選択ストリングと異なる書き込み非選択ストリングに含まれる消去単位について前記第1値を第2ステップ増やす、ことを特徴とする。【選択図】 図9

Description

実施形態は、コントローラに関する。
BiCS技術の製造プロセスを用いて製造された3次元構造のNAND型フラッシュメモリ(BiCSメモリと称する)、およびBiCSメモリを制御するコントローラが知られている。
特開2004−152331号公報
ディスターブの影響を管理可能なコントローラを提供しようとするものである。
一実施形態によるコントローラは、消去単位ごとに、第1値を保持し、複数のストリングを含んだメモリ中のセルに書き込みが行われると、前記書き込み対象のセルを含んだ書き込み選択ストリングに含まれる消去単位について前記第1値を第1ステップ増やし、前記書き込み選択ストリングと異なる書き込み非選択ストリングに含まれる消去単位について前記第1値を第2ステップ増やす、ことを特徴とする。
一実施形態に係るメモリコントローラおよびメモリのブロック図。 一実施形態に係るメモリのブロック図。 一実施形態に係るメモリセルアレイの一部の斜視図。 一実施形態に係るメモリセルアレイの一部の回路図。 一実施形態に係る論理ブロックの種々の例。 一実施形態に係るセルトランジスタの断面図。 一実施形態に係るメモリでの読み出しまたは書き込み時のバイアスの例。 一実施形態のメモリコントローラにより作成される管理表の例。 一実施形態に係る消去の際の管理表更新フローチャート。 一実施形態に係る読み出しの際の管理表更新フローチャート。 一実施形態に係る書き込みの際の管理表更新フローチャート。 一実施形態に係る管理表を用いたデータの移動のフローチャート。 一実施形態に係るマルチプレーンアクセスの例。 一実施形態の読み出しの一部の電位のタイムチャート。 一実施形態のデータ移動が後続する読み出しの一部の電位のタイムチャート。
NAND型フラッシュメモリは複数のストリングを含んでいる。1つのストリングは複数の直列接続されたセルトランジスタを含んでいる。書き込みの際、選択されたセルトランジスタのワード線は書き込み電圧Vpgmを受け取る。一方、ストリング中の残りの非選択トランジスタのワード線は非選択用電圧Vpassを受け取る。非選択トランジスタへの電圧Vpassの印加により、セルトランジスタは、閾値電圧変動を受け得る。すなわち書き込みディスターブを受ける。非3次元構造のNAND型フラッシュメモリ(平面メモリと称する)では、1ブロック中で、1つのビット線に1つのストリングのみが接続されている。よって1ブロックへの書き込みにより、各メモリセルは、電圧Vpgmを1回受け取り、Vpassを(1ストリング中のセルトランジスタ数−1)と同じ回数、受け取る。平面メモリでは、この回数が、書き込みディスターブのワーストケースである。NAND型フラッシュメモリでは、消去済みのブロックにのみ書き込みが可能で、消去によりディスターブによってメモリセルが受けた影響はリセットされるからである。このため、このワーストケースでも非選択セルに誤書き込みが生じないように、各種の電圧を決めることにより、誤書き込みに対処できる。
一方、BiCSメモリでは、1ブロック中で、1つのビット線に複数のストリングが接続されている。このため、BiCSメモリでは、平面メモリと異なる書き込みディスターブが生じる。よって、BiCSメモリに対して、平面メモリと同じコントローラを使用することができない。
以下に実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。図面は模式的なものである。各実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施形態の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。
各機能ブロックは、ハードウェア、コンピュータソフトウェアのいずれかまたは両者を組み合わせたものとして実現することができる。このため、各機能ブロックがこれらのいずれでもあることが明確となるように、概してそれらの機能の観点から以下に説明する。このような機能がどのように実現されるかは種々の事項に依存する。当業者は、具体的な実施態様ごとに、種々の方法でこれらの機能を実現し得るが、いずれの実現の手法も実施形態の範疇に含まれる。また、各機能ブロックが、以下の例のように区別されていることは必須ではない。例えば、一部の機能が例示の機能ブロックとは別の機能ブロックによって実行されてもよい。さらに、例示の機能ブロックがさらに細かい機能サブブロックに分割されていてもよい。どの機能ブロックによって特定されるかによって実施形態が限定されるものではない。
図1は、一実施形態に係るメモリコントローラおよびメモリのブロック図である。メモリコントローラ20は、図示せぬ外部機器(例えばホストデバイス)と通信し、メモリ10を制御する。すなわち、メモリコントローラ20は、外部機器から書き込みコマンド、読み出しコマンド、消去コマンド等のコマンドを受け取る。そして、コマンドに基づいてメモリ10にアクセスする。メモリコントローラ20は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、バッファ24、メモリインターフェイス25等の要素を含んでいる。これらは、バスにより接続されている。メモリコントローラ20は、外部のホストデバイスと通信するためのインターフェイス(例えばホストインターフェイス)をさらに含んでいてもよい。
CPU21は、制御プログラムに基づいてメモリデバイス10の全体の動作を司る。ROM22は、CPU21により使用される制御プログラムなどのファームウェアを格納する。RAM23は、CPU21の作業エリアとして使用され、制御プログラムや各種の表などを記憶する。バッファ24は、データを一時的に記憶する。メモリインターフェイス25は、メモリコントローラ20とメモリ10との間のインターフェイスを取る。
図2は、一実施形態に係るメモリ10のブロック図である。図2に示されるように、メモリ10は、メモリセルアレイ1、ロウデコーダ2、データ回路・ページバッファ3、カラムデコーダ4、制御回路5、入出力回路6、アドレス・コマンドレジスタ7、電圧発生回路8、コアドライバ9等の要素を含んでいる。
メモリ10は、複数のメモリセルアレイ(2つのメモリセルアレイを例示)1を含んでいる。メモリセルアレイ1は、プレーンと称される場合がある。メモリセルアレイ1は、複数の物理ブロックを含んでいる。各物理ブロックは、複数のメモリセル、ワード線WL、ビット線BL、ソース線SL等を含んでいる。
ロウデコーダ2、データ回路・ページバッファ3、カラムデコーダ4の組は、メモリセルアレイ1ごとに設けられている。ロウデコーダ2は、アドレス・コマンドレジスタ7からブロックアドレス信号等を受け取り、また、コアドライバ9からワード線制御信号や選択ゲート線制御信号を受け取る。ロウデコーダ2は、受け取ったブロックアドレス信号、ワード線制御信号、および選択ゲート線制御信号に基づいて、物理ブロック、ワード線等を選択する。
データ回路・ページバッファ3は、メモリセルアレイ1から読み出されたデータを一時的に保持し、またメモリ10の外部から書き込みデータを受け取り、選択されたメモリセルに受け取ったデータを書き込む。データ回路・ページバッファ3は、センスアンプ3aを含んでいる。センスアンプ3aは、複数のビット線BLとそれぞれ接続された複数のセンスアンプを含み、ビット線BL上の電位を増幅する。メモリ10は、1つのメモリセルにおいて2ビット以上のデータを保持できる。そのために、データ回路・ページバッファ3は、例えば3つのデータキャッシュ3bを含んでいる。第1データキャッシュ3bは、下位(lower)ページデータおよび上位(upper)ページデータの一方を保持し、第2データキャッシュ3bは、下位ページデータおよび上位ページデータの他方を保持する。下位ページデータは、関連する複数メモリセルの各2ビットデータのうちの下位ビットの組からなる。上位ページデータは、関連する複数メモリセルの各2ビットデータのうちの上位ビットの組からなる。第3データキャッシュ3bは、例えば、ベリファイ読み出しの結果に基づいてメモリセルに再書き込みされる一時的データを保持する。
カラムデコーダ4は、アドレス・コマンドレジスタ7からカラムアドレス信号を受け取り、受け取ったカラムアドレス信号をデコードする。カラムデコーダ4はデコードされたアドレス信号に基づいて、データ回路・ページバッファ3のデータの入出力を制御する。
制御回路5は、アドレス・コマンドレジスタ7から、読み出し、書き込み、消去等を指示するコマンドを受け取る。制御回路5は、コマンドの指示に基づいて、所定のシーケンスに従って電圧発生回路8およびコアドライバ9を制御する。電圧発生回路8は、制御回路5の指示に従って、種々の電圧を発生する。コアドライバ9は、制御回路5の指示に従って、ワード線WLおよびビット線BLを制御するためにロウデコーダ2およびデータ回路・ページバッファ3を制御する。入出力回路6は、コマンド、アドレス、データのメモリ10の外部からの入力またはメモリ10の外部への出力を制御する。
メモリセルアレイ1は、図3および図4に示される要素および接続を有する。図3は、一実施形態に係るメモリセルアレイの一部の斜視図である。図4は、一実施形態に係るメモリセルアレイの一部(2つの物理ブロックMB)の回路図である。図3および図4に示されるように、メモリセルアレイ1は、複数のビット線BLと、複数のソース(セルソース)線SLと、複数の物理ブロックMBを有する。ソース線SLはロウ方向に延びる。ビット線BLは、カラム方向に延びる。カラム方向はロウ方向に直交する。複数の物理ブロックMBが、所定のピッチをもってカラム方向に沿って並んでいる。各物理ブロックMBにおいて、1本のビット線BLには、i+1個のストリングSTRが接続されている。図3では、1ビット線当たり2つのストリングSTRが示されている。
1つのストリングSTRは、メモリストリングMS、ソース側選択ゲートトランジスタSSTr、およびドレイン側選択ゲートトランジスタSDTrを有する。メモリストリングMSは、基板subの積層方向に沿って上方に位置する。メモリストリングMSは、直列接続されたn+1個(nは例えば15)のメモリセルトランジスタMTr0〜MTr15およびバックゲートトランジスタBTrを含んでいる。末尾に数字を伴った参照符号(例えばセルトランジスタMTr)が相互に区別される必要がない場合、末尾の数字が省略された記載が用いられ、この記載は全ての数字付きの参照符号を指すものとする。セルトランジスタMTr0〜MTr7は、この順で、積層方向に沿って基板subに近づく方向に並んでいる。セルトランジスタMTr8〜MTr15は、この順で、積層方向に沿って基板subから離れる方向に沿って並んでいる。セルトランジスタMTrは、後に詳述するように、半導体柱SP、半導体柱SPの表面の絶縁膜、ワード線(制御ゲート)WLをそれぞれ含んでいる。バックゲートトランジスタBTrは、最も下のセルトランジスタMTr7、MTr8の間に接続されている。
選択ゲートトランジスタSSTr、SDTrは、それぞれ、最も上のセルトランジスタMTr0、MTr15の積層方向に沿った上方に位置する。トランジスタSSTrのドレインは、セルトランジスタMTr0のソースに接続されている。トランジスタSDTrのソースは、セルトランジスタMTr15のドレインに接続されている。トランジスタSSTrのソースは、ソース線SLに接続される。トランジスタSDTrのドレインは、ビット線BLに接続される。
ロウ方向に沿って並ぶ複数のストリングはストリング群を構成する。例えば、ロウ方向に沿って並び全てのビット線BLにそれぞれ接続された全ての複数のストリングは、ストリング群を構成する。各ストリング群において、その複数のストリングのそれぞれのセルトランジスタMTr0のそれぞれのゲートは、ワード線WL0に共通に接続されている。同様に、各ストリング群において、その複数のストリングのそれぞれのセルトランジスタMTrXのそれぞれのゲートは、ワード線WLXに共通に接続されている。ワード線WLは、ロウ方向に延びる。バックゲートトランジスタBTrのゲートは、バックゲート線BGに共通に接続されている。
各ストリング群STRGにおいて、その複数のストリングSTRのそれぞれのトランジスタSDTrのそれぞれのゲートはドレイン側選択ゲート線SGDLに共通接続されている。各ストリングにおいて、その複数のストリングSTRのそれぞれのトランジスタSDTrのそれぞれのドレインは、同じビット線BLに接続されている。選択ゲート線SGDLはロウ方向に延びる。ストリング群STRG0〜ストリング群STRGi用に、選択ゲート線SGDL0〜SGDLiがそれぞれ設けられている。
各ストリング群STRGにおいて、その複数のストリングSTRのそれぞれのトランジスタSSTrのそれぞれのゲートはソース側選択ゲート線SGSLに共通接続されている。カラム方向に沿って並ぶ2つのストリングSTRのそれぞれのトランジスタSSTrのそれぞれのソースは、同じソース線SLに接続されている。各ストリング群STRGにおいて、その複数のストリングSTRのそれぞれのトランジスタSSTrのソースは、同じソース線SLに接続されている。選択ゲート線SGSLおよびソース線SLは、ロウ方向に延びる。ストリング群STRG0〜ストリング群STRGi用に、ソース側選択ゲート線SGSL0〜SGSLiがそれぞれ設けられている。
メモリセルアレイ1の構成については、例えば、“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という2009年3月19日に出願された米国特許出願12/407,403号に記載されている。また、“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という2009年3月18日に出願された米国特許出願12/406,524号、“不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法”という2010年3月25日に出願された米国特許出願12/679,991号、“半導体メモリ及びその製造方法”という2009年3月23日に出願された米国特許出願12/532,030号に記載されている。これらの特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
1ストリング群STRG中の複数ストリングの同じワード線WLと接続された複数のセルトランジスタは物理ユニットを構成する。1物理ユニットの記憶空間は、1つの物理ユニットの記憶空間は、1または複数のページを構成する。1ページは、物理ユニット中の一部のセルトランジスタの記憶空間から構成されていてもよい。データは、ページ単位で読み出される。書き込みは、ページごとであってもよいし、物理ユニットごとであってもよい。
各物理ブロックMBにおいて、相違するストリング中の同じ番号のワード線は相互に接続されている。すなわち、例えば、1物理ブロック中の全ストリングのワード線WL0は相互に接続されており、ワード線WLXは相互に接続されている。
セルトランジスタMTrへのアクセスのために、1つの物理ブロックが選択され、1つのストリング群STRGが選択される。物理ブロック選択のために、物理ブロックアドレス信号により特定された物理ブロックにのみ、物理ブロックを選択するための信号を出力する。この物理ブロック選択用信号によって、選択物理ブロックでは、ワード線WL、選択ゲート線SGSL、SGDLが、ドライバと接続される。以上より、物理ブロックは、相違するストリングがワード線を共有し、且つ1つのロウデコーダを共有するものと捉えられ得る。
さらに、1つのストリング群STRGの選択のために、選択ストリング群STRG中でのみ、選択トランジスタSSTr、SDTrが選択用の電圧を受け取る。非選択ストリング群STRG中では、選択トランジスタSSTr、SDTrは、非選択用の電圧を受け取る。選択用電圧は、読み出し、書き込み等の動作に依存する。同じく、非選択用電圧も、読み出し、書き込み等の動作に依存する。
メモリ10は、物理ブロック単位でデータを消去できるように構成されている。さらに、メモリ10は、物理ブロック中の論理ブロックLB単位でもデータを消去できるように構成されている。論理ブロックLBは、図5に示されるように、例えば、1つのストリング群、または2等の複数ストリング群である。ただし、図5は、1ビット線BLについての要素のみ示しているので、ストリング群に代えてストリングSTRが示されている。または、論理ブロックLBは、1ストリング群中の複数ストリングのそれぞれのメモリストリングMSの一部である。具体的には、1メモリストリングMSの半分と、この半メモリストリングが属するストリング群中で、この半メモリストリングにロウ方向に沿って並ぶ半ストリング群である。半メモリストリングは、例えば、1メモリストリングMSのうちのバックゲートトランジスタBTrの一方の側の半分である。あるいは、1メモリストリングMSの4分の1と、この四半メモリストリングが属するストリング群中で、この四半メモリストリングにロウ方向に沿って並ぶ四半メモリストリング群である。四半メモリストリングは、例えば、半メモリストリングの積層方向に沿って上側または下側のセルトランジスタMTrの組である。あらゆる定義の論理ブロックLBが使用可能であり、実施形態は論理ブロックLBの定義に依存しない。
セルトランジスタMTrは、例えば図6に示す構造を有する。図6は、一実施形態に係るセルトランジスタの断面図である。ワード線(ゲート)WLは、例えばポリシリコンあるいはポリサイドからなる。複数のワード線WLおよびその間の絶縁膜を貫く孔が形成されている。孔の表面には、絶縁膜IN2が形成されており、孔の中に半導体柱SPが形成されている。半導体柱SPは、積層方向に延び、ロウ方向およびカラム方向からなる平面に沿って行列状に並び、例えば不純物を導入された半導体(例えばシリコン)からなる。
絶縁膜IN2は、トンネル絶縁膜IN2a、電荷蓄積膜IN2b、電極間絶縁膜IN2cを含んでいる。トンネル絶縁膜IN2aは、例えば酸化シリコン(SiO)からなる。電荷蓄積膜IN2bは、トンネル絶縁膜IN2a上に形成される。電荷絶縁膜IN2bは、電荷を蓄積し、例えば窒化シリコン(SiN)からなる。電極間絶縁膜IN2cは、電荷蓄積膜IN2b上に形成される。電極間絶縁膜IN2cは、例えば酸化シリコンからなる。ワード線WLの電位および電荷蓄積膜IN2b中のキャリアの個数に応じて半導体柱SPを流れるセル電流が変化し、これを利用してセルトランジスタMTrはデータを不揮発に記憶する。
図7は、メモリ10での読み出しおよび書き込み時の種々の要素における電圧、すなわち読み出しおよび書き込み時のバイアスの例を示している。図7は、1つのメモリストリングが12のメモリセルを含んだ例を示している。また、図7は、1つのビット線BLに関する要素の一部のみを示し、以下の説明でもこの図7に示される要素について説明する。しかしながら、言及されるストリングが属するストリング群STRG(すなわち、図7の手前または奥のストリング)についても、同じ説明が当てはまる。図7では示されていないが、半導体中SP中のワード線WL0〜WL11と交わる箇所にそれぞれセルトランジスタMTr0〜11が形成されている。図7は、ストリングSTR0が選択されており、ストリングSTR0中のセルトランジスタMTr8が選択されている例を示す。
読み出しの際、選択ストリングSTR0の選択ゲートトランジスタSDTr、SSTrは、ゲートにおいて、選択ストリングからの読み出しのための電圧Vsgを受け取る。一方、非選択ストリングSTR1〜Sr7の選択ゲートトランジスタは、電圧Vssを受け取る。また、選択セルトランジスタMTr8はそのワード線(選択ワード線)WL8において、読み出し電圧Vcgrvが印加されている。電圧Vcgrvは、セルトランジスタMTr8が保持するデータに応じた大きさを有する。電圧Vcgrvを受け取るセルは、ハッチングを付されている。一方、選択ストリングSTR中の残りのセルトランジスタMTr0〜7、MTr9〜11は、それらのそれぞれのワード線(非選択ワード線)WLにおいて、電圧Vreadを受け取る。電圧Vreadは、セルトランジスタMTrが保持するデータによらず、すなわちセルトランジスタMTrの閾値電圧によらずにセルトランジスタMTrをオンさせる大きさを有する。よって、電圧Vreadは、Vcgrvより大きい。このように、選択ストリングSTR中の非選択セルトランジスタMTrは、読み出しの度にVreadを受け取り、すなわちディスターブ(読み出しディスターブ)を受ける。
上記のように1物理ブロック中で同番号のワード線WLが相互に接続されている。このため、非選択ストリングSTR中の選択ワード線WL、非選択ワード線WLは、それぞれ、読み出し電圧Vcgrv、Vreadを受け取る。したがって、非選択ストリングSTRでは、受ける電圧は違えども、選択ワード線WL、非選択ワード線WLはともに読み出しディスターブを受ける。非選択ストリングSTR中の選択ワード線WLにもハッチングが施されている。具体的には、1物理ブロックからの読み出しにより、各セルトランジスタMTrは、電圧Vreadを(1ストリング中のセルトランジスタ数−1)×(1ビット線BLに接続されたストリング数)と同じ回数、受け取る。この回数は、ストリング数の乗数分、平面メモリでの回数よりはるかに大きい。また、1物理ブロックからの読み出しにより、各セルトランジスタMTrは、電圧Vcgrvを1ビット線当たりストリング数と同じ回数、受け取る。1回は、選択セルとしてのものであり、残りの回数は、非選択セルすなわち自身が属するストリングSTRが非選択の場合に相当する。このような読み出しディスターブは、1ストリング/(物理)ブロックの平面メモリでは生じない。
書き込みの際は、選択セルトランジスタ、非選択セルトランジスタはゲートにおいて、それぞれ電圧Vpgm、Vpassを受け取る。電圧Vpgmは書き込み電圧である。Vpassはストリング中で選択セルトランジスタにのみ書き込みを行うために、非選択セルトランジスタのゲートに印加される非選択セル用電圧である。また、選択ストリングSTRの選択ゲートトランジスタSDTrは、ゲートにおいて、選択ストリングでの書き込みのための電圧Vsgdを受け取る。さらに、選択ストリングSTRの選択ゲートトランジスタSSTr、および非選択ストリングSTRの選択ゲートトランジスタSSTr、SDTrは、ゲートにおいて、電圧Vssを受け取る。
以上の電圧印加により、書き込みの際もディスターブが生じる。まず、選択ストリングSTRでは、非選択セルトランジスタMTrは、Vpassの印加によるディスターブを受ける。また、1物理ブロック中でのワード線相互接続に起因して、非選択ストリングSTRでも、選択ワード線WL、非選択ワード線WLは、それぞれ、書き込み電圧Vpgm、Vpassを受け取る。したがって、非選択ストリングSTRでも、受ける電圧は違えども、選択ワード線WL、非選択ワード線WLはともに、ディスターブ(書き込みディスターブ)を受ける。
1つの物理ブロック中で1つのビット線に複数のストリングSTRが接続されている。このため、1物理ブロックへの書き込みにより、各セルトランジスタMTrは、電圧Vpassを(1ストリング中のセルトランジスタ数−1)×(1ビット線BLに接続されたストリング数)と同じ回数、受け取る。この回数は、やはり平面メモリでの回数よりはるかに大きい。書き込みディスターブによってメモリセルが受けた影響は消去によりリセットされるので、消去(ディスターブのリセット)後の上記の電圧Vpass印加回数によって誤書き込みが生じないように対策することが考えられる。しかしながら、上記のように、メモリ10は、物理ブロックより小さい論理単位でデータを消去できる。このため、1物理ブロック中で、あるセルトランジスタは、消去を経ずに書き込みディスターブによる影響を蓄積し続ける可能性がある。すなわち、メモリ10では、書き込みディスターブのワーストケースが定義できない。よって、メモリ10は、この点について、平面メモリと同様の書き込みディスターブのワーストケースに基づいて設計されることができない。
また、1物理ブロックへの書き込みにより、各セルトランジスタMTrは、電圧Vpgmを1ビット線当たりストリング数と同じ回数、受け取る。1回は、選択セルとしてのものであり、残りの回数は、非選択セルすなわち自身が属するストリングSTRが非選択の場合に相当する。このような現象は、平面メモリでは生じない。
このように、メモリ10は、平面メモリでのものと相違するディスターブを受け、その影響も相違するため、メモリ10に対して平面メモリと同じコントローラを使用することができない。
このような、メモリ10でのディスターブの影響を管理するために、メモリコントローラ20は、図8に示されるような管理表を作成および保持する。図8、一実施形態に係るメモリコントローラにより作成される管理表の例を示している。例えば、メモリコントローラ20は、ROM22上のプログラムがCPU21によって実行されることによって、管理表をRAM23上で作成する。
図8に示されるように、管理表は、論理ブロックLBの番号(ID、アドレス)、ごとに複数の行に分かれている。管理表は、各論理ブロックLBについての種々の情報を示す。すなわち、メモリコントローラ20は、論理ブロックLBごとに、種々の情報を管理する。そのような情報には、物理ブロックの番号(ID、アドレス)、消去回数、選択ストリング読み出し回数、非選択ストリング読み出し回数、書き込み回数、読み出し/書き込み回数が含まれる。物理ブロックの番号は、論理ブロックLBが属する物理ブロックを特定する。
メモリコントローラ20は、ある論理ブロックLB中のデータが消去されると、対応する消去回数を1増やすとともに、読み出し/書き込み回数をゼロにリセットする。
メモリコントローラ20は、ある選択ワード線WLに接続されたメモリセルからの読み出しを行うと、関連する論理ブロックLBについての選択ストリング読み出し回数または非選択ストリング読み出し回数を所定数、増やす。回数更新を受ける論理ブロックLBおよびその大きさは、ある論理ブロックLBが、選択ストリングSTRに含まれているか、非選択ストリングSTRに含まれているか、選択ワード線を含むのか等に依存する。
メモリコントローラ20は、ある選択ワード線WLに接続されたセルトランジスタMTrへの書き込みを行うと、関連する論理ブロックLBについての書き込み回数を所定数、増やす。回数更新を受ける論理ブロックLBおよび増加数は、後述のように、ある論理ブロックLBが、選択ストリングSTRに含まれているか、非選択ストリングSTRに含まれているか等に依存する。図8は、さらなる列を含んでいてもよい。
また、メモリコントローラ20は、ある選択ワード線WL接続されたメモリセルに対する読み出しまたは書き込みを行うと、関連する論理ブロックLBについての選択ストリング読み出し/書き込み回数を1だけ増やす。
図9〜図11を参照して、図8の管理表の更新について説明する。図9〜図11は、それぞれ、一実施形態に係るメモリコントローラの消去、読み出し、書き込みの際の管理表の更新のフローチャートである。メモコントローラ20は、図9〜図11の処理を実行できるように構成されている。すなわち、CPU21は、メモリコントローラ20の動作を制御するプログラムに則って以下の処理を実行し、制御プログラムはCPU21に以下の処理を実行させるように構成されている。管理表の更新は、消去、読み出し、書き込み等の各対応する動作の前でも、後でも、最中でもよい。
図9に示されるように、メモリコントローラ20は、消去のための一連の動作を始める(ステップS1)と、ステップS2に移行する。ステップS2において、メモリコントローラ20は、消去が論理ブロックLBを対象としているかまたは物理ブロックを対象としているかを判断する(ステップS2)。論理ブロックLBが指定されている場合、メモリコントローラ20は、管理表(図8)を更新して、消去対象論理ブロックLBに対応する行において、消去回数を1だけ増やすとともに読み出し/書き込み回数をゼロにリセットする(ステップS3)。消去により、これまでの読み出しや書き込みによるディスターブの影響がリセットされるので、読み出し/書き込みのセットの回数を0から計数し直すためである。一方、ステップS2での判断がNoの場合、すなわち物理ブロックが指定されている場合、フローはステップS4に移行する。ステップS4において、メモリコントローラ20は、管理表を更新して、消去対象物理ブロック中の全ての論理ブロックLBに対応する行において、消去回数を1だけ増やすとともに読み出し/書き込み回数をゼロにリセットする。ステップS3またはS4の終了により、フローは終了する。
図10に示されるように、メモリコントローラ20は、あるセルトランジスタMTrへの読み出しのための一連の動作を始める(ステップS11)と、管理表更新のための処理を行う。すなわち、メモリコントローラ20は、読み出し対象のセルトランジスタMTrを含んだ物理ブロック中の全ての論理ブロックLBについての読み出し回数を更新する。読み出しは、選択ワード線WLが属する物理ブロックにわたってディスターブを生むからである。例えば、メモリコントローラ20は、この読み出しに関連する全ての論理ブロックLBについて、その番号(アドレス)の昇順に更新を行う。図10は、そのような例を示している。しかし、必要な更新の実行は、図のような方法に限られない。
ステップS12において、メモリコントローラ20は、更新対象の論理ブロックLBを決定する。次に、ステップS13において、メモリコントローラ20は、更新対象の現論理ブロックLBが、選択ストリングに含まれているかを判断する。現論理ブロックLBが選択ストリングSTRに属していれば、メモリコントローラ20は、管理表を更新して、現論理ブロックLBに対応する行において選択ストリング読み出し回数をxだけ増やす。xについては後述する。
一方、現論理ブロックLBが選択ストリングに属していれば、フローはステップS22に移行する。ステップS22において、メモリコントローラ20は、現論理ブロックLBが選択ワード線WLを含んでいるかを判断する。ステップS22での判断がYesであれば、フローはステップS24に移行する。ステップS24において、メモリコントローラ20は、管理表を更新して、現論理ブロックLBに対応する行において非選択ストリング読み出し回数をyだけ増やす。ステップS22での判断がNoであれば、フローはステップS25に移行する。ステップS25において、メモリコントローラ20は、管理表を更新して、現論理ブロックLBに対応する行において非選択ストリング読み出し回数をzだけ増やす。
ステップS14、S24、S25は、全てステップS21に継続する。ステップS21において、メモリコントローラ20は、更新すべき(1物理ブロック中の)全ての論理ブロックLBについての回数が更新されたかを判断する。ステップS21での判断がYesであれば、フローは終了する。一方、ステップS21での判断がNoであれば、メモリコントローラ20は、未更新の論理ブロックLBについての情報を更新するために、未更新の論理ブロックLBを選択する。本例のように、昇順に沿った論理ブロックLBの掃引の場合、メモリコントローラ20は、現論理ブロックLBを1だけ、増加する(ステップS28)。ステップS28は、ステップS12に継続する。
増加数x、y、zについて説明する。ストリングSTRは、選択されているかいないかに関わらず、電圧Vreadの印加による読み出しディスターブを受ける。このため、まず、ある選択ワード線WLと接続されたセルトランジスタMTrからの読み出しの度に、この選択セルトランジスタMTrを含んだ物理ブロックからの読み出しの回数が計数される。しかし、ある論理ブロックLBが、選択ストリングSTRに属するか、非選択ストリングSTRに属するか、選択ワード線WLを含むかにより、ディスターブの影響は異なる。そこで、これらの条件に基づいて、読み出し回数の増加数が重みづけされる。
電圧Vreadは大きく、よって、電圧Vreadは、選択ストリングSTR中の電圧Vread印加セルの閾値電圧を上げる。その頻度は、1/(1ビット線BLに接続されたストリング数(i+1))であり、限定的である。非選択ストリングについての頻度は、(1ビット線BLに接続されたストリング数−1)/(1ビット線BLに接続されたストリング数(i+1))と多い。
また、非選択ストリングSTRは、カットオフされて電気的にフローティングであるので、その中のセルトランジスタMtrのチャネルはワード線WLへの印加電圧によりブーストされる。よって、非選択ストリングSTR中のチャネル電圧は、約Vreadである。そして、選択ワード線WLは電圧Vcgrv(<Vread)を有するため、電荷蓄積膜IN2b中の電子は抜き取られ、選択ワード線WLと接続されたセルトランジスタMTrは閾値電圧の低下を受ける。よって、非選択ストリングSTR中の選択ワード線WLを含んだ論理ブロックLBのための値yは負である。また、非選択ストリングSTRではチャネルがブーストされていることに基づいて、非選択ストリングSTRでの読み出しディスターブの影響は、選択ストリングSTRでのものより小さい。この点およびxの増加が生じる頻度との相対関係に基づいて、yの大きさが決定される。例えば非選択ストリングのための値yは、例えば選択ストリングのための値xより小さい、または同程度あるいは同じである。
さらに、非選択ストリングSTR中の非選択ワード線WLについても検討される。上記のように、非選択ストリングSTRでは、チャネル電圧は約Vreadであり、非選択ワード線WLの電圧もVreadである。ただし、チャネルが電圧Vreadに充電された状態で、非選択ワード線WLが電圧Vreadへ向かう立ち上がりの際に、チャネルと非選択ワード線WLとは、その間に電位差を有する。この電位差は、ディスターブとして振る舞う。このディスターブは、短時間しか生じないので、1回の大きさは小さい。このため、無視することも可能ではある。しかし他方で、頻度は高い。このため、非選択ストリングSTR中の非選択ワード線WLを含む論理ブロックLBについての値zが定義される。zも、上の説明から明らかなように、yと同じく負である。1回の大きさと頻度を考慮して、zの値が決定される。少なくとも、|y|>|z|である。
以上の検討項目、およびメモリ10の特性に基づいて、x、y、zが決定される。一例では、xは1であり、yは−0.005であり、zは−0.001である。
図11に示されるように、メモリコントローラ20は、あるセルトランジスタMTrへの書き込みのための一連の動作を始める(ステップS31)と、管理表更新のための処理を行う。すなわち、メモリコントローラ20は、書き込み対象のセルトランジスタMTrを含んだ物理ブロック中の全ての論理ブロックLBについての書き込み回数を更新する。書き込みは、選択ワード線WLが属する物理ブロックにわたってディスターブを生むからである。例えば、メモリコントローラ20は、この書き込みに関連する全ての論理ブロックLBについて、その番号(アドレス)の昇順に更新を行う。図11は、そのような例を示している。しかし、必要な更新の実行は、図のような方法に限られない。
ステップS31は、図10と同じステップS12に継続し、次いで、ステップS13に到達する。ステップS13が、現論理ブロックLBが選択ストリングSTRに属しているとの判断であれば、メモリコントローラ20は、管理表を更新して、現論理ブロックLBに対応する行において書き込み回数をaだけ増やす(ステップS34)。一方、現論理ブロックLBが非選択ストリングSTRに属していれば、メモリコントローラ20は、管理表を更新して、現論理ブロックLBに対応する行において書き込み回数をbだけ増加する(ステップS35)。a、bについては後述する。
ステップS34、S35は、いずれも、図10と同じステップS21に継続する。ステップS21が、未更新の論理ブロックLBがあるとの判断であれば、フローはステップS28に継続する。ステップS28は、ステップS12に継続する。
増加数a、bについて説明する。ストリングSTRは、選択されているかいないかに関わらず、電圧Vpassの印加による書き込みディスターブを受ける。選択ストリングSTRでは、チャネル電圧はVssであり、よって、非選択セルトランジスタMTrは電圧Vpassとチャネル電圧による大きなディスターブを受ける。ただし、頻度は、読み出しと同じく、1/(1ビット線BLに接続されたストリング数(i+1))であり、限定的である。一方、非選択ストリングSTRは、カットオフされて電気的にフローティングであるので、その中のセルトランジスタMTrのチャネルはワード線WLへの印加電圧によりブーストされる。よって、ワード線WLとチャネルとの間の電位差は、選択ストリングSTRでのそれより小さく、このため、非選択ストリングSTRでの読み出しディスターブは弱い。一方で、頻度は、(1ビット線BLに接続されたストリング数−1)/(1ビット線BLに接続されたストリング数(i+1))であり、選択ストリングSTRでのそれよりはるかに大きい。このため、選択ストリングSTRおよび非選択ストリングSTRでの読み出しディスターブの大きさおよび頻度の違いに基づいて、a、bは相違する値を有する。a、bの値は、メモリ10の特性に基づいた、選択および非選択ストリングSTRでのディスターブの大きさおよび頻度の違いに基づいて決定される。b>>aである。一例では、aは0.001であり、bは1である。
以上のような表の管理により、リセットされずにディスターブによる影響が蓄積した論理ブロックLBを特定できる。この特定により、メモリコントローラ20は、必要に応じた処理、例えばあるデータの別領域へのコピー等を行える。一例として、読み出し/書き込み回数を使用したデータの移動(または引っ越しとも称される)について図12を参照して説明する。図12は、一実施形態に係る、管理表を用いたデータの移動のフローチャートである。メモリコントローラ20は、図8の管理表の読み出し/書き込み回数を監視する。例えば、メモリコントローラ20は、ある論理ブロックIDについての読み出し/書き込み回数が更新される度に、更新された各読み出し/書き込み回数に関して、図12のフローを実行する。図12に示されるように、メモリコントローラ20は、監視されている読み出し/書き込み回数がある値αを超えたかを判断する(ステップS41)。
ステップS41での判断がYesの場合、メモリコントローラ20は、監視されている読み出し/書き込み回数の論理ブロックID中のデータを消去済みの別の領域に移動する(ステップS42)。また、ステップS42において、メモリコントローラ20は、監視されている読み出し/書き込み回数をリセットする。そして、フローは終了する。一方、ステップS41での判断がNoの場合、メモリコントローラ20は、次の読み出しまたは書き込みを行う(ステップS43)。この読み出しまたは書き込みは、それぞれ図10または図11の読み出しまたは書き込みに対応し、すなわち、実施形態に従った管理表の更新を含んでいる。ステップS43が終了すると、フローは終了する。
上記のように、メモリ10は複数のプレーンを含んでいる。管理表は、複数のプレーンわたって共通であってもよい。すなわち、図13に示されるように、プレーン0〜プレーン4の各々の論理ブロックが論理的な組を構成する。図13は、1つの論理ブロックLBが2つのストリングSTRを含む例を示す。例えばプレーン0〜プレーン4の各物理ブロックMB0の論理ブロックLB0が論理的な組を構成する。論理的な組を構成する要素は、破線により囲まれている。論理的な組を構成する要素に対して、並行して読み出し、書き込み、消去等が行われる。そして、プレーン0〜プレーン4の各物理ブロックMB0のストリング群0、1(ストリングSTR0の組およびストリングSTR1の組)に対する、読み出し、書き込み、消去の度に、消去回数、選択ストリング読み出し回数、非選択ストリング読み出し回数、書き込み回数、読み出し/書き込み回数等が更新される。
図13では、プレーン1の物理ブロックMB1の論理ブロックLB0は不良である。このため、プレーン0、2、3の各々の物理ブロックMB1の論理ブロックLB0と、プレーン1の物理ブロックMB1の論理ブロックLB1が論理的な組を構成する。そして、このような組が並行してアクセスされ、その消去回数、選択ストリング読み出し回数、非選択ストリング読み出し回数、書き込み回数、読み出し/書き込み回数が共通に管理される。
以上説明したように、実施形態に係るメモリコントローラ20は、1物理ブロック中で1ビット線に複数ストリングが接続されたメモリに使用され、物理ブロックとは別の論理ブロックLBごとに、消去、読み出し、書き込み回数等を計数する。さらに、メモリコントローラ20は、あるストリングでの読み出しおよび書き込みの際に、非選択ストリングについての読み出し回数および書き込み回数も、選択ストリングについての増加回数とは異なる重みづけをされた回数分、増やす。このように、メモリコントローラ20は、1物理ブロック中で1ビット線に複数ストリングが接続されているメモリの特徴に適合されている。よって、このようなメモリでのディスターブの影響を適切に管理可能なメモリコントローラ20を実現できる。
上記し、特に図10を参照して説明したように、メモリコントローラ20は、読み出しの際に非選択ストリングについても読み出し回数を管理し、特に非選択ストリングストリングの読み出し回数を減じることがある。このため、メモリコントローラ20がメモリ10のある領域の読み出し回数が閾値を超えたことをデータ移動実行の条件として使用する場合、データ移動が発動するタイミングが、それ以前の読み出しに応じて変動し得る。例えば、ある領域が10000回読み出されると、データ移動が発生するとする。さらに、ある物理ブロック中でストリングSTR0のワード線WL0を選択して読み出しが行われ、同物理ブロック中では他のストリングSTRを選択しての読み出しは行われないとする。すると、ストリングSTR0についての読み出し回数は、上昇し続け、10000回に達するとストリングSTR0のワード線WL0と関連する物理ユニット中のデータ移動が生じる。
一方、ある物理ブロック中のストリングSTR0のワード線WL0を選択しての読み出しが、他のいずれかのSTRを選択しての読み出しが行われつつ、繰り返されるとする。すると、ストリングSTR0のワード線WL0を選択しての10000回超(例えば12000回)読み出されると、ストリングSTR0のワード線WL0と関連する物理ユニット中のデータの移動が生じる。読み出しにより、非選択ストリングStrでの読み出し回数が減少するからである。このことは、実施形態のような非選択ストリングStrでの読み出し回数の減少が無い例と対立する。すなわち、いずれのストリングも規定の読み出し回数(例えば10000回)に達すると、規定数に達したストリングからのデータの移動が生じる。データ移動は、読み出しに付随して、すなわちある読み出しの結果必要になると当該読み出しに後続する。以下に、読み出し、およびデータ移動が後続する読み出しのそれぞれの際の一部の電位の変化を示す。
図14は、一実施形態の読み出しの一部の電位のタイムチャートである。図15は、一実施形態のデータ移動が後続する読み出しの一部の電位のタイムチャートである。メモリコントローラ20が外部から読み出しコマンドおよびアドレスを受け取り、これらの受領によりデータの移動が生じない場合、メモリコントローラ20は、データ移動を伴わない読み出しを行う。その場合が、図14に示されている。図14に示されているように、メモリコントローラ20は、時刻t0において読み出しコマンドおよびアドレスを受け取る。これに応答して、時刻t1において、メモリ10はレディー/ビジー信号をビジー状態にし、また、選択ゲート線SGDL、SGSLが、これらと接続された選択ゲートトランジスタSDTr、SSTrをオンするために、電圧Vddとされる。次いで、時刻t2において、非選択ワード線WLが、電圧Vreadとされる。次いで、時刻t3において、選択ワード線WLが、電圧Vcgrvとされる。これらの電圧印加に伴い、メモリ10での消費電流Iccは、t1、t2、t3で上昇する。
一方、メモリコントローラ20による読み出しコマンドおよびアドレスの受領によりデータの移動が生じる場合、メモリコントローラ20は、データ移動を伴った読み出しを行う。その場合が、図15に示されている。まず、図14と同様に、メモリコントローラ20は、時刻t10において読み出しコマンドおよびアドレスを受け取る。これに応答して、時刻t11において、メモリ10はレディー/ビジー信号をビジー状態にし、また、図14と同様に、データが読み出される。その後、メモリコントローラ20は、読み出されたデータを、このデータの読み出し前の領域とは別の領域に書き込むことをメモリ10に指示する。これに応じて、メモリ10では、時刻t14で選択ゲート線SGDLが書き込みのための電圧とされる。次いで、時刻t15でビット線BLがプリチャージされる。次いで時刻t16で非選択ワード線WLおよび選択ワード線WLがそれぞれ電圧VpassおよびVpgmとされる。これらの電圧印加に伴い、消費電流Iccは、時刻t14、t15、t16で上昇する。その後、時刻t17から、ベリファイのための読み出しが行われる。時刻t17〜t18は、時刻t11〜t14と同じである。さらに、時刻t18から、書き込みおよびベリファイ読み出しが、書き込みが成功するまで数回繰り返される。
その他、各実施形態は、上記のものに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の実施形態が抽出され得る。例えば、上記各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、この構成要件が削除された構成が実施形態として抽出され得る。
1…メモリセルアレイ、2…ロウデコーダ、3…データ回路・ページバッファ、4…カラムデコーダ、5…制御回路、6…入出力回路、7…アドレス・コマンドレジスタ、8…電圧発生回路、9…コアドライバ、10…メモリ、20…メモリコントローラ、21…CPU、22…ROM、23…RAM、24…バッファ、25…メモリインターフェイス。

Claims (6)

  1. ビット線と、ソース線と、前記ビット線と前記ソース線との間に接続された複数のストリングと、を具備し、各ストリングは複数のセルトランジスタを含み、消去単位ごとにデータを消去し、前記消去単位は前記ストリングの全体または一部であり、前記複数のストリングの一部はワード線を共有し、前記ワード線を共有する複数のストリングはブロックを構成するメモリのためのコントローラであって、
    消去単位ごとに、第1値、第2値、第3値、第4値を保持し、
    セルトランジスタに対して読み出しが行われると、読み出し選択ストリングに含まれる消去単位について前記第1値を第1ステップ増やすとともに読み出し非選択ストリングに含まれ且つ前記読み出し対象のセルトランジスタの選択ワード線と接続されたセルトランジスタを含んだ消去単位について前記第2値を第2ステップ増やすとともに読み出し非選択ストリングに含まれ且つ前記選択ワード線と接続されたセルトランジスタを含まない第3消去単位について前記第2値を第3ステップ増やし、前記読み出し選択ストリングは前記読み出し対象のセルトランジスタを含んでおり、前記読み出し非選択ストリングは前記読み出し選択ストリングが含まれるブロック中の前記読み出し選択ストリングと異なるストリングであり、前記第1、第2、第3ステップは異なり、
    セルトランジスタに書き込みが行われると、書き込み選択ストリングに含まれる消去単位について前記第3値を第4ステップ増やすとともに書き込み非選択ストリングに含まれる消去単位について前記第3値を第5ステップ増やし、前記書き込み選択ストリングは前記書き込み対象のセルトランジスタを含んでおり、前記書き込み非選択ストリングは前記書き込みストリングが含まれるブロック中の前記書き込み選択ストリングと異なるストリングであり、前記第4、第5ステップは異なり、
    ブロックに対して消去が行われると、前記消去対象のブロック中の消去単位についての第4値をリセットし、
    消去単位に対して消去が行われると、前記消去対象の消去単位についての第4値をリセットする、
    ことを特徴とするコントローラ。
  2. 消去単位ごとに、第1値を保持し、
    複数のストリングを含んだメモリ中のセルに書き込みが行われると、前記書き込み対象のセルを含んだ書き込み選択ストリングに含まれる消去単位について前記第1値を第1ステップ増やし、前記書き込み選択ストリングと異なる書き込み非選択ストリングに含まれる消去単位について前記第1値を第2ステップ増やす、
    ことを特徴とするコントローラ。
  3. 消去単位ごとに、さらに第2値および第3値を保持し、
    前記メモリ中のセルに読み出しが行われると、前記読み出し対象のセルを含んだ読み出し選択ストリングに含まれる消去単位について前記第2値を第3ステップ増やし、前記読み出し選択ストリングと異なる読み出し非選択ストリングに含まれ且つ前記読み出し対象のセルの選択ワード線と接続されたセルを含んだ消去単位について前記第3値を第4ステップ増やし、前記読み出し選択ストリングと異なる読み出し非選択ストリングに含まれ且つ前記選択ワード線と接続されたセルを含まない消去単位について前記第3値を第5ステップ増やす、
    ことを特徴とする請求項2に記載のコントローラ。
  4. 消去単位ごとに、さらに第4値を保持し、
    消去単位に対して消去が行われると、前記消去対象の前記消去単位についての第4値をリセットする、
    ことを特徴とする請求項3に記載のコントローラ。
  5. 前記複数のストリングの一部はワード線を共有し、
    前記ワード線を共有する複数のストリングはブロックを構成し、
    前記書き込み選択ストリングと前記書き込み非選択ストリングは、同じブロックに含まれ、同じビット線とソース線との間に接続されており、
    前記読み出し選択ストリングと前記読み出し非選択ストリングは、同じブロックに含まれ、同じビット線とソース線との間に接続されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載のコントローラ。
  6. 前記消去単位は前記ストリングの全体または一部である、
    ことを特徴とする請求項5に記載のコントローラ。
JP2013114517A 2013-05-30 2013-05-30 コントローラ Pending JP2014235757A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013114517A JP2014235757A (ja) 2013-05-30 2013-05-30 コントローラ
US14/189,913 US20140355351A1 (en) 2013-05-30 2014-02-25 Controller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013114517A JP2014235757A (ja) 2013-05-30 2013-05-30 コントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014235757A true JP2014235757A (ja) 2014-12-15

Family

ID=51984942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013114517A Pending JP2014235757A (ja) 2013-05-30 2013-05-30 コントローラ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20140355351A1 (ja)
JP (1) JP2014235757A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017058870A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 ラピスセミコンダクタ株式会社 メモリ制御装置及びメモリ制御方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10096366B2 (en) 2016-01-28 2018-10-09 Toshiba Memory Corporation Memory system including multi-plane flash memory and controller
JP6595357B2 (ja) * 2016-02-01 2019-10-23 東芝メモリ株式会社 メモリデバイス
KR20180059208A (ko) 2016-11-25 2018-06-04 삼성전자주식회사 리클레임 제어부를 갖는 메모리 콘트롤러 및 그에 따른 동작 제어 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266281A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Toshiba Corp 三次元積層不揮発性半導体メモリ
JP2009266946A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Toshiba Corp 三次元積層不揮発性半導体メモリ
JP2011170953A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性メモリ装置、それの動作方法、そしてそれを含むメモリシステム
US20130007353A1 (en) * 2010-02-17 2013-01-03 Sunil Shim Control method of nonvolatile memory device
JP2013004127A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266281A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Toshiba Corp 三次元積層不揮発性半導体メモリ
JP2009266946A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Toshiba Corp 三次元積層不揮発性半導体メモリ
JP2011170953A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性メモリ装置、それの動作方法、そしてそれを含むメモリシステム
US20130007353A1 (en) * 2010-02-17 2013-01-03 Sunil Shim Control method of nonvolatile memory device
JP2013004127A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017058870A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 ラピスセミコンダクタ株式会社 メモリ制御装置及びメモリ制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20140355351A1 (en) 2014-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE48930E1 (en) 3D flash memory device having different dummy word lines utilized during erase operations
JP6400547B2 (ja) メモリデバイス
KR101204646B1 (ko) 낸드 플래시 메모리 장치 및 그 동작 방법
KR102467291B1 (ko) 비휘발성 메모리 장치 및 비휘발성 메모리 장치의 프로그램 방법
US10269438B2 (en) Nonvolatile memory device for performing a partial read operation and a method of reading the same
JP2008052808A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びそのデータの読出方法並びにメモリカード
KR20130085154A (ko) 비휘발성 메모리 장치, 그것을 포함하는 비휘발성 메모리 시스템, 그것의 프로그램 방법, 그리고 그것을 제어하는 컨트롤러 동작 방법
US10290357B2 (en) Semiconductor memory device and operation method thereof for suppressing floating gate (FG) coupling
US9514826B2 (en) Programming method for NAND-type flash memory
JP2011198437A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US10607701B2 (en) Semiconductor storage device
US10163514B2 (en) Methods of operating a memory during a programming operation
KR100933852B1 (ko) 불휘발성 메모리 소자 및 그 동작 방법
JP2014235757A (ja) コントローラ
CN109524043B (zh) 半导体存储装置
JP6381460B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2013161512A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US20110317493A1 (en) Method and Apparatus of Performing An Erase Operation on a Memory Integrated Circuit
JP2010218623A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US9257183B2 (en) Semiconductor storage device having nand-type flash memory
JP2015041402A (ja) 不揮発性半導体記憶装置、及びデータ書き込み方法
KR20090070608A (ko) 불휘발성 메모리 소자의 동작 방법
JP2016173868A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2011028845A (ja) 半導体装置および半導体装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170228