JP2014234961A - ダンパー装置 - Google Patents

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徳人 水野
Norihito Mizuno
徳人 水野
彰泰 寺尾
Akiyasu Terao
彰泰 寺尾
進一 長澤
Shinichi Nagasawa
進一 長澤
賢 林
Masaru Hayashi
賢 林
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Abstract

【課題】ダンパー装置のシャッターを開閉する構造を簡単にし、ダンパー装置の圧力損失を減らす。
【解決手段】本体プレート3のほぼ中央に開口3cを備え、開口3cに設けたパイプガイド2の内側に風路を開閉するシャッター4、5を備える。このシャッター4、5には回動可能に支持する支持軸4a,5aを形成し、この支持軸4a,5aを開口3cの直径よりも長くする。また、支持軸4a、5aの一端側にシャッター4、5を開閉可能に駆動するシャッター駆動部を設け、シャッター駆動部を本体プレート3の開口3cの外に集約して備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、建物に設けられた通気用の開口部に用いる給気ダンパー装置に関するものである。
室内に取り付けられたレンジフードファン、換気扇などの送風機を運転するとその排気によって室内の気圧が負圧になる。特にレンジフードファンのように大きな風量で排気した場合、ドアが開けにくくなったり、住宅隙間による笛音(風吹き音)が発生したり問題となっていた。このような不具合を解決するために、一般には、建築物の一部に通気用の開口部を設けこの開口部に給気用のダンパー装置を設置することが多い。このダンパー装置は送風機の停止中は、ダンパー装置のシャッターを閉止しており、送風機が運転する時にダンパー装置のシャッターを開くようにしている。送風機の運転により、室内が負圧になると、ダンパー装置のシャッター開口部より、送風機の排気量に見合った風量が給気され室内圧力のバランスを保つようにしている。
ダンパー装置は、送風機の停止中はダンパー装置のシャッターを閉止することで、室外からの風雨や、騒音、光等を室内に浸入しないようにしている。このようなダンパー装置として、風路を構成するパイプガイドと、このパイプガイドの一端に設けた本体プレートとで本体を構成し、パイプガイドに、風路を開閉するシャッターを設けた構成がよく用いられている。このように構成したシャッターはシャッター駆動用のモータを備え、モータとシャッターとをワイヤーで連結し、モータが駆動することで、ワイヤーを巻き上げてシャッターを回動可能としている。(例えば特許文献1、2)
特開平10−19359号公報 特開2003−97845号公報
特許文献1.2いずれもシャッターを開閉するのに駆動用のモータとワイヤーを用いている。特許文献1のものはモータが駆動すると、ワイヤーを巻き上げ、ワイヤーに連結したリンク機構により、シャッターを開いている。また特許文献2のものは、シャッターを中心で2分割にして、モータと各シャッターとの間にプーリーを介してワイヤーにて連結し、ワイヤー巻き上げることで各シャッターを開くようにしている。
しかしながら、これら従来の技術によれば、いずれもシャッターを駆動するための構成が複雑で、生産性が悪くまた各部品のばらつきによりシャッターが動作しないといった不具合があった。また、これらシャッターを開く機構をシャッター付近に備えていることから、パイプガイド部の開口が狭くなり、圧力損失が高くなり、計画通りの給気風量が得られないばかりか騒音も高くなるといった不具合があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ダンパー装置の構成を簡易なものとし、故障が少なく信頼性の高いダンパー装置を得ることを目的とする。また、圧力損失や騒音も低減し、計画通りの給気風量が得られるダンパー装置を目的とする。
室内側と室外側を開口し風路を形成するパイプガイドと、パイプガイドの一端側に本体プレートを備えた本体と、本体プレートのほぼ中央に開口を備え、パイプガイドの内側に風路を開閉するシャッターを備える。このシャッターには回動可能に支持する支持軸を形成し、この支持軸を本体プレートの開口の直径よりも長くし、支持軸の一端側にシャッターを開閉可能に駆動するシャッター駆動部を設け、シャッター駆動部を本体プレートの開口の外に集約して備えたことを特徴とするダンパー装置。
この発明によれば、シャッターを開閉するシャッター駆動部を本体プレートの開口以外に集約して設けていることから、パイプガイドの内部を塞ぐこがなく、圧力損失の少なく騒音も低減したダンパー装置が得られる。また、部品点数も少なく、シャッターの信頼性を向上し故障の少ないダンパー装置が得られ、簡易な構造でシャッターの開閉ができ生産性も良い。
本発明の実施の形態1に係るダンパー装置の外観を示す概略図で、室内側斜め上方より見た斜視図である。 図1の斜視図の表面パネルを外して内部を示す概略図であり、シャッターが開いている状態を表している。 図2の斜視図で、シャッターが閉じた状態を表した概略図である。 本発明のシャッターの形状を示す斜視図であり、ダンパー装置から外れている状態を表している。 本発明のシャッター上部の斜視図で、シャッターを閉止する閉止バネを示す部分拡大図である。 本発明のシャッターの駆動構造を示す斜視図で、端子ボックスのカバーを外している状態の図である。 図6の端子ボックスの正面から見た正面図である。
以下に、本発明にかかる換気扇の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
まず始めに本発明に係るダンパー装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係るダンパー装置の外観を示す室内側斜め上方より見た斜視図である。また、図2はダンパー装置の表面パネルを外して内部を示す概略図であり、シャッターが開いている状態を表し、図3は、シャッターが閉じた状態を表した概略図である。
図1に示すように、ダンパー装置10は、板状の本体プレート3と、本体プレート3を覆う箱状の表面パネル1と本体プレート3の背面より筒状に突出したパイプガイド2で構成している。表面パネル1は箱状で形成し、表面に室外からの空気を室内に供給する給気口1aを形成している。給気口1aは、図示はしないが複数のルーバーを格子状に配置し、本体プレート3側から室内側に向けて斜め上方に傾斜させて形成している。また、表面パネル上部は本体プレートと引掛ける引掛け構造を設け、本体プレート3と着脱可能にしている。
このようにすることで、室外からの空気は表面パネル1より斜め上方に吹き出され、直接室内の人に当たらないよう配慮している。また、斜め上方に吹き出された空気は天井付近を流れ室内に拡散されることで、換気扇から直接排気されることがなく、室内の換気効率が良い。また表面パネル1は本体プレート3と着脱可能としており、表面パネル1のみを外して清掃が可能となり、ダンパー装置10のメンテナンス性を良くし、また清掃性も良い。
図2に示すように本体プレート3は平板状で形成し、ほぼ中央に円形状の開口3cを設けパイプガイド2を背面に備えている。パイプガイド2の本体プレート側の端部は筒の外周にフランジ部を形成しており、このフランジ部を本体プレート3の表面からネジ3bで固定している。ダンパー装置10の設置時は、パイプガイド2を、室内の壁に設けた換気口に挿入し、本体プレート3の上下左右4箇所に配置した取り付け穴3aで、壁などに固定する。このようにすることで、ダンパー装置10を住宅の壁に施工する際は、パイプガイド2を壁穴に挿入して仮固定できることから、本体プレート3の壁への取り付けが行ないやすい。
本体プレート3の下部には端子ボックス6を備えている。端子ボックス6は箱状のケース6bと、ケース6bの表面を覆うカバー6aで構成している。端子ボックス6の上部には、本体プレート3との係合部6cを形成し、本体プレート3の表に係合部6cを重ね、ネジ3dで固定している。端子ボックス6は、詳細は後で述べるが、電源を供給する端子台及びシャッターを駆動するモータ等を集約して内蔵している。このように集約することで、端子ボックス6の構造を簡易化するとともに、カバー6aで一様に覆うことが可能で
部品点数を少なく組立性も良い。
次に本発明のダンパー装置10のシャッターについて図を用いて詳細に説明する。図4は、シャッターの構成の概略を示す斜視図である。
図2、図3、図4に示すように本体プレート3の正面開口3cには、開口3cを閉止するシャッター4、5を左右に配置している。シャッター4、5とも、平板状の板金で略半円状で形成し、閉止した場合は、開口3cのほぼ中央でシャッター4、5双方の一部が重なり合い開口3cを隙間なく覆うように構成している(図3参照)。
シャッター4、5とも開口3cの中心側の直線部縦方向にシャッターを回動可能に支持する支持軸4a、5aを備えている。支持軸4a、5aは、本体プレート3の開口3cの直径よりも長く備えている。シャッター4の縦方向に設けた支持軸4aの両端には、室内側に向けて鉛直に立ち上げた支持部4b,4dを形成し、4b、4dの中央に設けた支持穴を支点として回動可能としている。同様にシャッター5の支持軸5aには支持部5b、5dを形成し回動可能としている。このようにシャッター4、5に一体に支持軸4a、5aを設けることで部品点数が少なく、シャッター4、5の構成を簡易なものとしている。
図4を用いて支持軸4a、5aについて説明する。シャッター4の支持軸4aはシャッター4の直線状の端部(図4では左端)を階段状に室内側に突出して形成している。同様にシャッター5の支持軸5aもシャッター5の直線状の端部(図4では右端)を階段状に室内側に突出している。シャッター4の支持軸4aには、さらに覆い部4gを形成している。覆い部4gは、支持軸4aの直線状の端部(図4では左端)をさらに一段室内側に階段状に突出して設けている。覆い部4gは、シャッター4、5が閉止した場合シャッター5の支持軸5aを覆うように形成している。このようにシャッター4、5の閉止時は、覆い部4gと、支持軸5aが開口3cのほぼ中央で重なり合う事から、開口3cを隙間なく覆うことが可能となる。
また、シャッター4、5の支持軸4a、5aをこのように一体で階段状に形成することで、強度を確保している。これは、シャッター4、5並びに支持軸4a、5aは外風の圧力に耐える必要があり、特に台風のように強風に晒されても変形等しないように耐力を確保している。また、ダンパー装置10を住宅に設置する際に、壁穴との僅かなひねりや、壁材の多少の凹凸などあっても、シャッター4、5を無理なく開閉動作することを可能としている。
前述したように、開口3cの外で本体プレート3の下方にはシャッター駆動部や端子台を内蔵した端子BOX6を集約して配置している。端子BOX6を開口3cの外に集約することで、シャッター4、5が開いた場合、開口3cの投影面は、シャッター4、5の断面のみとなり室外からの給気の流入に抵抗がなく、圧力損失を減らし騒音も低減することができる。
次にシャッター4、5を閉止する閉止バネ7について、図5を用いて詳細に説明する。図5は閉止バネ7の取り付け部の構成を示す部分拡大図である。
シャッター4、5の上部の支持部4d、5dはさらにその先端を上方に立ち上げた、バネ引掛け部4e、5eを備えている。バネ引掛け部4e、5eのほぼ中央にはバネ引掛け穴4f、5fを形成しており、閉止バネ7の両端をこの引掛け穴4f、5fに引掛けて固定している。シャッター4、5が開き方向に動作した場合、閉止バネ7は4f、5fにより両側に引張られており、シャッター4、5の開き方向の力がなくなれば、閉止バネ7は内側に縮んでシャッター4、5を閉止する。閉止バネ7を開口3cの上部に配置するのは、端子BOX6と同じく、シャッター4、5が開いた場合、室外からの給気の流入に抵抗がなく、圧力損失を減らし騒音も低減することができるようにしている。
次にシャッター4、5の開閉動作する構造について図を用いて詳細に説明する。図6は端子ボックス6の概略を示す斜視図であり、図2のカバー6aを外し端子ボックス6の内部の構造を示した図である。また、図7はその正面図である。
図6、図7に示すように端子BOX6は、シャッター駆動部30を内蔵している。シャッター駆動部30は、モータ20の上方に配置し、内部には第一の歯車22と、第一の歯車22の左右両側に第二の歯車23、24を相対して配置し構成している。また、モータ20にはワイヤー21が直結しており、ワイヤー21の先端が第一の歯車22と連結している。詳細な動作については後述するが、モータ20が回転しワイヤー21を引張ることで、ワイヤー21の先端に連結した第一の歯車22を回転させる。また第一の歯車22が回転すると第二の歯車23、24が第一の歯車22に連動して回転する。この時、第一の歯車22の歯形状と、第二の歯車23、24の歯形状は同一の形状としており、第一の歯車22の回転力を第二の歯車23、24に均等に分散している。このようにすることで、ワイヤー21にかかる負荷を軽減し、モータ20も小型化が図れる。
第二の歯車23、24はそれぞれ中心に回転軸23b、24bを設けており、この回転軸23b、24bを中心に回転する。また、回転軸23b、24bは端子BOX6より本体プレート3側に突出し、この回転軸23b、24bの先端にシャッター4、5の支持部4b、5bがそれぞれ連結している。
回転軸23b、24bと支持軸4a、5aの固定について詳細に説明する。
前述したように、支持軸4a、5aのシャッター駆動部側の先端はそれぞれ室内側に立ち上げて突出した支持部4b、5bを形成している。支持部4b、5bとも、ほぼ中央にD字形状の穴4c、5cを設けている。一方回転軸23b、24bの先端をD字形状とし、穴4c、5cのD字形状と向きを合わせて貫通させる。回転軸23b、24bの穴4c、5cの貫通したところに溝を形成し、回転軸23b、24bのそれぞれの溝にeリング等で固定し支持部4b、5bの抜け止めをしている。なお、支持部4b、5bの穴4c,5cに設けた穴のD字形状、並びに回転軸23b、24bの先端設けたD字形状は、例えば□、△でも良い。
次にシャッター4、5の開く動作について詳細に説明する。
モータ20に電気が通電すると、モータ20は内部の回転子が回転しワイヤー21を巻き上げる。ワイヤー21の先端は第一の歯車22に連結している事から、ワイヤー21が巻き上げられるのに連動して第一の歯車22が回転する。ワイヤー21は第一の歯車22を下方より鉛直方向に巻き上げる事から、第一の歯車22は鉛直方向に回転する。(図7の場合では第一の歯車22は上側より室内側に向って回転する)また、第二の歯車23、24は第一の歯車の歯部22aの左右両側に対向して配しており、第一の歯車22の鉛直方向の回転を水平方向に変換して回転する。(図7では、第二の歯車23は右側から室内側に、第二の歯車24は左側から室内側に向けてそれぞれ回転する)
第二の歯車23、24が回転することで、双方の回転軸23b、24bと連結しているシャッター4、5がともに回転し、シャッター4、5を開くこととなる。シャッター4、5はともに、本体プレート3側から、パイプガイド2の室外側に向けて開くこととなる。シャッター4、5は、パイプガイド2の中でほぼ平行になるよう開くことで、室外からの給気の抵抗とならないようになっている。
モータ20は、内部にクラッチ機構(図示略)を設けており、所定の角度もしくは所定の回転数を回転したら、クラッチ機構を外し、ワイヤー21の巻き上げた状態を維持する構造となっている。したがって、第二の歯車23、24の回転軸23b、24bの回転状態を維持しシャッター4、5とも開いた状態で維持することとなる。このようにモータ20の通電中はシャッター4、5を開いた状態で維持することができ、簡単な構造で特別なロック機構等必要とせず、構造が簡単で部品点数も少ない。
次にシャッター4、5の閉じる動作について説明する。
シャッター4、5が開いた場合、シャッター4、5双方の引掛け部4c、5cに引掛けてある閉止バネ7は引っ張られて維持することとなる。この状態でモータ20の通電を切ると、モータ20はフリーとなり、閉止バネ7が縮む引張り力によりシャッター4、5双方の引っ掛け部4c、5cが中心方向に引っ張られる。このようにしてシャッター4、5が閉じることとなる。この時シャッター4、5が閉じる動作に合わせて、第二の歯車23、24の回転軸23b,24bとも元の通電前の位置に戻り、第一の歯車22も元の位置に戻ることとなる。
シャッター4、5の閉止時では、シャッター4、5の外周は本体プレート3の開口部の外周と接する。このようにシャッター4、5の外周が開口部3cの外周と接することで、シャッター4、5の閉止時に外風がパイプガイド2内に浸入しても、シャッター4、5の閉じる方向に力が働くため、シャッター4、5の外周はさらに開口部3cの外周に密接し、隙間風が室内に侵入することはない。また、外風の圧力変動でシャッター4、5のばたつきを防止することができる。
シャッター4、5の本体プレート3側には緩衝材を貼り付けており、シャッター4、5の閉じる際の音を低減し、シャッター4、5に衝撃が加わらないようにしている。またシャッター4、5に貼り付けた緩衝材は断熱材としても機能し、シャッターに結露が発生しないようにしている。また、モータ20の内部にもアブソーバ(図示略)を内蔵しており、シャッター4、5が所定の回転速度以上で閉じないようにして、シャッター4、5の閉じ音及び衝撃を低減している。このように、シャッター4、5の開く時のモータ20による回転力と、シャッター4.5の閉じる時の閉止バネ7の引張り力のバランスを最適な状態とすることができる。
前述したように、シャッター4、5は、第一の歯車22、第二の歯車23、24を介して開き、閉止バネ7で閉じることで、安定した動作が行なえる。また駆動用のプーリーやリンク機構も必要とせず簡易な構成で動作させることが可能となり部品点数も少なくできる。また、ワイヤー21に係る力が軽減できるとともにモータ20も小形化が可能で、また、少ない部品で信頼性が良く、また構造が簡単なことから、寿命も長くすることができる。また簡単な構造のため組立性が良い。
端子BOX6のその他の構造について説明する。
端子BOX6は本体プレート3側に取り付けられた箱状のケース6bとカバー6aで構成している。箱状のケース6bは樹脂を成型して形成しており、内部に部品を収納出来る構造としている。ケース6bの内部は、前述したように、シャッター駆動部30としてワイヤー21、第一の歯車22、第二の歯車23、24で構成し、また、シャッター駆動部30の下方にワイヤー21と連結したモータ20を配置している。シャッター駆動部30の部品は壁6dにより外周を囲まれている。また、開口3cの側も、回転軸23b、24bの貫通部を除き囲まれており、開口部3cとは仕切られて形成している。このように壁6dは、パイプガイド2内に浸入した雨水が万が一、開口3cより落下しても、シャッター駆動部30内に入らないように仕切っており、さらに壁6dで箱状に囲むことで、内部の第一歯車22、第二の歯車23、24が故障しないようにしている。また、シャッター駆動部30の下方にモータ20を配置することで、モータ20も雨水がかからず、故障のないようにしている。
シャッター駆動部30の隣には、屋内電線を配線する端子台25を備える。本体プレート3の前面に端子台25を設けることで、カバー6aを外して配線すれば良く、施工性が良い。なおカバー6aは図示しないが、ケース6b上部より引掛け爪が突出して設けており、カバー6aの上部引掛け穴で引掛けて、さらにネジによりケース6bと固定している。これにより施工時などカバー6aを外す際、誤ってカバー6aが落下しないようにしている。
端子BOX6に、さらに表示ランプ26を設けても良い。この表示ランプ26は、シャッター4、5が完全に開いた場合に点灯するようにする。シャッター4、5はパイプガイド2の内部にあること、さらに、表面パネル1で覆っているため、開いているか、閉じているか、が外観から確認できない。したがって、このように表示ランプ26を備えることで、シャッター4、5の状態が確認できるようになり、故障時の対応が迅速に行なえる。
以上のように、本発明に係るダンパー装置は、歯車を設けることで、ワイヤーに掛かる力を抑制することができ、またダンパー装置自体の圧力損失も軽減でき、構造も簡略化できるため有用である。
1 表面パネル、2 パイプガイド、3 本体プレート、4 シャッター、4a 支持軸、4b 支持部、4c 穴、5 シャッター、5a 支持軸、5b 支持部、5c 穴6 端子BOX、6a カバー、6b ケース、6c 係合部、6d 壁、7 閉止バネ、10 ダンパー装置、20 モータ、21 ワイヤー、22 第一の歯車、23 第二の歯車(1)、24 第二の歯車(2)、25 端子台、26 表示ランプ
30 シャッター駆動部

Claims (6)

  1. 室内側と室外側を開口し風路を形成するパイプガイドと、
    前記パイプガイドの一端側に本体プレートを備えた本体と、
    前記本体プレートのほぼ中央に前記パイプガイドと連通する開口を備え、
    前記パイプガイドの内側に設け風路を開閉するシャッターと、
    前記シャッターに設け回動可能に支持する支持軸と、
    前記支持軸は前記本体プレートの開口の直径よりも長く形成し、
    前記支持軸の一端に設けシャッターを開閉可能に駆動するシャッター駆動部と、
    前記シャッター駆動部を前記本体プレートの開口の外に配置したことを特徴とするダンパー装置。
  2. 前記シャッターを閉止する閉止バネと
    前記閉止バネを前記支持軸の前記シャッター駆動部の相対する側の端部に設け、
    前記閉止バネを前記本体プレートの開口部の外に設けたことを特徴とする請求項1記載のダンパー装置。
  3. 前記シャッターを2枚で形成し、前記シャッターは前記本体プレートの開口部の略中心を支点に前記パイプガイドの室外側に向けて開くことを特徴とする請求項1、2いずれか記載のダンパー装置。
  4. 前記パイプガイドを筒状の円筒で形成し、前記シャッターを略半円状で形成したことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のダンパー装置。
  5. 前記シャッターは、シャッターが閉止した状態では、前記シャッターの半円状の外周が前記本体プレートと当接することを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のダンパー装置。
  6. 前記シャッターのどちらか一方に備え、前記シャッターの閉止時に他の一方の前記支持軸を覆う覆い部を設けたことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載のダンパー装置。
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