JP2014234671A - 地盤注入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地盤注入材料を注入するべき領域において、縦方向に連続してシール材にクラックを形成して、縦方向に連続して地盤注入材料を注入することが出来る地盤注入装置の提供。
【解決手段】注入管(1)と、その外周部を被覆する弾性型材(2)と、弾性型材(2)の外周部に被覆された熱収縮性部材(3)を備え、注入管(1)には貫通孔(1h)が形成されており、弾性型材(2)は注入管(1)の両端の各々から被せられており且つ貫通孔(1h)を被覆しており、弾性型材(2)の外周部には長手方向に延在する溝(2c)が形成されており、熱収縮性部材(3)にはスリット(3s)が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、改良するべき地盤に地盤注入材料(注入薬液、セメントミルク等)を注入して地盤改良を行う技術に関する。
係る技術(地盤注入工法)は、シール材(例えば、セメントベントナイト溶液)を充填したボーリング孔内に地盤注入装置を挿入し、地盤注入装置から施工するべき地盤に対して地盤注入材料を噴射していた。
地盤注入装置から噴射された地盤注入材料の圧力により、固化したシール材にクラック(割裂)が形成され、そのクラックを経由して地盤注入材料はボーリング孔の半径方向外側の領域に到達し、改良するべき地盤中に注入される。
なお、地盤注入材料に代えて水を噴射してシール材にクラックを発生させる場合には、クラック発生後、地盤注入材料を噴射している。
地盤注入工法では、シール材について縦方向に連続してクラックを生じさせて、改良するべき地盤の縦方向について地盤注入材料を連続して注入することが望ましい。
しかし、従来技術では、シール材の縦方向に連続的にクラックを生じさせることは困難であった。
そのため、従来技術においては、地盤注入装置の管状部材の縦方向(垂直方向)に断続的に(例えば33cmピッチで)地盤注入材料噴射口を多数形成する必要があった。
また従来技術では、水平方向断面について360°均一に地盤注入材料が地盤に注入される訳ではなく、固化したシール材にクラックを形成することが困難な場合がある。
そのため、従来技術では、地盤注入材料が地盤に注入される領域が偏ってしまい、地盤注入工法による地盤改良の質を向上することが困難であった。
その他の従来技術として、非アルカリ性シリカ溶液を注入して、コンクリートの劣化防止と水質保全を図る技術も存在する(特許文献1参照)。
しかし、係る従来技術(特許文献1)は上述した従来技術の問題点の解消を企図するものではない。
特開2011−241674号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、地盤注入材料を注入するべき領域において、縦方向に連続してシール材にクラック(割裂)を形成して、縦方向に連続して地盤注入材料を注入することが出来る地盤注入装置の提供を目的としている。
本発明の地盤注入装置(10)は、注入管(塩化ビニールパイプ1)と、その外周部(1o)を被覆する1対の弾性型材(ゴム製型材2)と、1対の弾性型材(ゴム製型材2)の外周部(2o)に被覆された熱収縮性部材(熱収縮チューブ3)を備え、注入管(塩化ビニールパイプ1)には貫通孔(1h:穿孔された孔:例えば長手方向に離隔した2箇所)が形成されており、1対の弾性型材(ゴム製型材2)は注入管(1)の両端の各々から被せられており且つ貫通孔(1h)を被覆しており、1対の弾性型材(2)の外周部(2o)には長手方向に延在する溝(2c)が形成されており、熱収縮性部材(3)にはスリット(3s)が形成されていることを特徴としている。
本発明において、熱収縮性部材(3)に形成されるスリット(3s)は、固化したシール材にクラックを形成する箇所に相当する位置に形成されているのが好ましい。
そして熱収縮性部材(3)に形成されるスリット(3s)は、長手方向(上下方向)に断続的に形成されていることが好ましい。
本発明の地盤注入装置は、断面形状が多角形(三角形〜十二角形)であるのが好ましい。
ここで、本明細書における「多角形」なる文言は、正多角形のみならず、正多角形ではない多角形をも包含する趣旨の文言である。
また本発明の地盤注入装置は、断面形状が円形あるいは楕円形状であるのが好ましい。
上述した構成を具備する本発明によれば、注入管(塩化ビニールパイプ1)内を流れる注入材は、そこに形成された貫通孔(穿孔された孔1h:例えば1箇所の断面の複数個所)から半径方向外方に流出して、注入管(1)の外周面(1o)と1対の弾性型材(ゴム製型材2)の内周面(2i)の間を長手方向及び周方向に流れ、注入管(1)の両端の各々から被せられた1対の弾性型材(2)が相互に対向している端部で形成される環状隙間(境界B)から半径方向外方に流出する。
1対の弾性型材(2)の長手方向端部間の環状隙間(境界B)から円周方向全域に亘って半径方向外方に流出した注入材(矢印F3)は、弾性型材(2)の溝(2c)内を長手方向(図1の上下方向)に流れ、当該溝(2c)から弾性型材(2)の外周面(2o)と熱収縮性部材(3)の内周面(3i)の間を円周方向に流れる(矢印F4)。そして、熱収縮性部材(3)の所定箇所に形成されたスリット(3s)から、地盤(G)中に注入される(矢印F5)。
注入材(注入薬液)が1対の弾性型材(ゴム製型材2)の外周部(2o)に形成された溝(2c)内を流れることにより、本発明によれば、注入管(塩化ビニールパイプ1)の長手方向に多数の貫通孔を穿孔していなくても、注入材は垂直方向(長手方向)の広い範囲に亘って移動して、注入材料吐出区間長(Lj:図1参照)の全域に亘って地盤中に注入される。
本発明によれば、熱収縮性部材(3)には、ボーリング孔(H)内の固化したシール材(20:例えば、セメントベントナイト溶液)にクラック(割裂)を形成するべき箇所と対応する箇所に、スリット(3s)を形成しているので、注入材は当該スリット(3s)からシール材(20)中に注入圧力を付加することが出来る。したがって、所望の箇所に応力集中を生じさせて、垂直方向に連続して確実にクラック(割裂)を形成することが出来る。
そのため、熱収縮性部材(3)において、スリット(3s)を形成する位置を適宜調節することにより、クラック(割裂)が形成される箇所が偏ることを防止出来る。
本発明によれば注入材は1対の弾性型材(ゴム製型材2)の外周部(2o)に形成された溝内(2c)を流れて注入材吐出区間長(Lj:図1参照)の全体に亘って注入されるので、注入材吐出区間長(Lj:図1参照)が変更された場合でも、注入装置(10)の注入内管(40)内における1対のパッカー(30)間隔を変更する必要がない。そのため、注入材吐出区間長(Lj:図1参照)が変更された場合でも、注入内管(40)を変更する必要がない。
そして、注入材吐出区間長(Lj:図1参照)が多種類存在する場合でも、本発明では、多種類の注入内管(40)を用意する必要がない。
本発明によれば、弾性型材(ゴム製型材2)自体が弾性(注入管を締め付ける方向に作用する弾性力)を有しているので、熱収縮性部材(3)の内周面(3i)と弾性型材(2)の外周面(2o)の間を流れる注入材の流れに対する逆止弁として作用する。同様に、注入管(1)の外周面(1o)と弾性型材(2)の内周面(2i)の間を流れる注入材の流れに対する逆止弁として作用する。
地盤中に注入された注入材が逆流しようとして、熱収縮性部材(3)と弾性型材(2)の間の領域を拡げようとしても、弾性型材(2)の弾性反撥力により阻害されるので、注入材が熱収縮性部材(3)と弾性型材(2)の間の領域を逆流することが困難である。
同様に、弾性型材(2)が注入管(1)を締め付ける方向(半径方向内方)に弾性力を作用するので、注入材が注入管(1)の外周面(1o)と弾性型材(2)の内周面(2i)の間を逆流するためには、当該弾性力に対向しなくてはならないため、その様な逆流は困難である。
そのため本発明によれば、地中に注入された注入材が逆流して注入管(1)に穿孔された孔(1h)に到達することは困難であり、注入材の逆流防止性能が向上している。
ここで、弾性型材(2)が半径方向内方へ弾性力を作用するので、弾性型材(2)と注入管(1)が密着している。しかし、弾性型材(2)は弾性により伸縮性があるため、注入管(1)に穿孔された貫通孔(1h)から半径方向外方に流出した注入材が、注入管(1)の外周面(1o)と弾性型材(2)の内周面(2i)の間を流れようとする際に、注入材の圧力が高くなくても弾性型材(2)は半径方向外方に膨張(移動)する。そのため、注入材の圧力が高くなくても、注入材は注入管(1)の外周面(1o)と弾性型材(2)の内周面(2o)の間を確実に流れることが出来る。
また本発明によれば、弾性型材(2)が半径方向内方に弾性力を作用するので、熱収縮性部材(3)を被覆する際に弾性型材(2)と注入管(1)の相対的な位置がずれてしまうことはない。
そのため、本発明では組立性も向上している。
本発明の第1実施形態を示す縦断面図である。 第1実施形態に係る地盤注入装置を示す断面図である。 第1実施形態に係る地盤注入装置の組立工程を示す図である。 図1のX−X矢視断面図である。 本発明の第2実施形態を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態で用いられるゴム製型材の斜視図である。 第1実施形態、第2実施形態による施工の一例を示す説明図である。 施工例を示す図7とは異なる説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
先ず図1〜図4を参照して、第1実施形態を説明する。
図1において、地盤Gに削孔されたボーリング孔H内で、既にシール材20が充填されている領域(施工領域)に、第1実施形態に係る地盤注入装置10が配置されている。そして、地盤注入装置10から注入液(注入材、注入薬液)を施工領域20に吐出している。
後述するように、図1では、吐出される注入液は太い矢印F5で表示しているが、それは図示の簡略化のため矢印F5は一部のみしか表示されていない。そして注入液は、図1の白向きの矢印IF5の全ての箇所で吐出されている。図4においても、図示の煩雑化を防止するため、注入液の流れについては一部のみを図示している。
地盤注入装置10における注入管1の内部には、1対のパッカー30、30を装着した注入内管40が挿入されている。
図1において、軸方向寸法Lpは1対のパッカー30、30の中心間距離を示し、符号Ljは注入材吐出区間長を示す。
次に、図2に基づいて、図1をも参照して、地盤注入装置10の構成を説明する。
図2において、地盤注入装置10は、半径方向最内方に配置されている注入管1と、注入管1の半径方向外方に位置する弾性型材2と、弾性部材2の半径方向外方を被覆する熱収縮性部材3を備えている。
注入管1としては例えば塩化ビニールパイプが用いられる。図2で示すように、注入管1の円周方向には、等間隔にて8箇所に貫通孔1hが形成されている。ここで図3の(A)で示すように、貫通孔1hは、注入管1(塩化ビニールパイプ)の長手方向の中央近傍の2箇所における円周方向に穿孔されている。
弾性型材2は弾性材で構成され、図示の実施形態ではゴム製である。弾性型材2は概略中空円筒形状に構成されており、その外周には、円周方向について均等ピッチにて、長手方向(軸方向)に平行な6本の溝2cが形成されている。
弾性型材2の内周2iの径は、注入管1の外周1oの径よりも僅かに小さく形成されている。
図3の(B)で示すように、弾性型材2は一対設けられており、一対の(2本の)弾性型材2の長手方向(軸方向)長さは、注入管1の長手方向(軸方向)長さに対して、注入管1の貫通孔1hを被覆するのに十分な長さに設定されている(図1参照)。
熱収縮性部材3は、中空円筒形状に形成されており、長手方向(軸方向)について均等ピッチに、且つ、円周方向に等間隔で、複数(図示の実施形態では円周方向について6箇所)のスリット3sが形成されている。
熱を加える以前の熱収縮性部材3の内周3iの径は、弾性型材2を注入管1に装着した(嵌めた)状態の弾性型材2の外周2oの径よりも大きく設定されている。
後述するように、地盤注入装置10を組み立て、熱収縮性部材3を加熱すると、熱収縮性部材3は収縮して、弾性型材2の外周2oを締め付けた状態になる。
次に、図3を参照して、第1実施形態に係る地盤注入装置10の組立方法を説明する。
図3の(A)で示す注入管1は、図3の(B)の工程において、(注入管1の)長手方向両端から1対の弾性型材2、2が嵌め込まれる(矢印S1、S2参照)。
図示はされていないが、弾性型材2の内周面における両端部の角部には面取り加工を施しておくことが好ましい。その様な面取り加工を施せば、矢印S1、S2で示すように、弾性型材2を注入管1へ容易に嵌め込むことが出来るからである。
図3の(C)の工程では、(B)の工程の後の弾性型材2に熱収縮性部材3を嵌め込み、熱収縮性部材3を加熱する。熱収縮性部材3は熱収縮して、弾性型材2の外周2oに密着する。なお、図3の(C)、(D)では境界Bおよび溝2cを表示しているが、熱収縮性部材3を被せた後は、実機では境界Bおよび溝2cは外部から視認することは出来ない。換言すれば、図3の(C)、(D)では境界Bおよび溝2cを表示しているのは、説明のためである。
係る地盤注入装置10の使用に際しては、図3の(D)で示す様に、1対のパッカー30、30を装着した注入内管40を注入管1の内部に挿入する。ここで、図3の(D)の工程は施工時に行なわれるが、地盤注入装置10を製造する際に行なうことも可能である。
図3の(D)において、符号31は先端側(施工の際には地中側)のパッカー30の支持部材を示し、符号32は、地上側パッカー30の支持部材を示す。そして、注入内管40には注入材の吐出孔32hが形成されている。
次に、図1、図4を参照して、第1実施形態の地盤注入装置10を用いた地盤改良工法を説明する。
図1で示すように、地盤Gに削孔されたボーリング孔H内で、既にシール材20が充填されている領域に、地盤注入装置10を配置する。
地盤注入装置10における注入管1内部には、1対のパッカー30、30を装着した注入内管40が挿入されている。1対のパッカー30、30は、注入内管40に設けられている図示しない空気配管(パッカー30、30を膨張、収縮するための空気配管)を介して高圧エアが供給されると膨張して、注入管1の内周面1i(図2参照)に圧着する。そのために、注入材吐出口32hから吐出される注入材は、パッカー30、30で挟まれた領域Eから漏洩することはなく、注入管1の下側のパッカー30よりも下側の領域に注入材が侵入することや、注入管1の上側のパッカー30よりも上側の領域に注入材が侵入することが防止される。
パッカー30、30で挟まれた領域Eは、注入内管40の注入材吐出孔32hから吐出された注入材(注入薬液)で充填され、図示しない地上側の注入材供給系統(例えば、注入材用のポンプ)により注入圧力が付加される。
図1、図4において、領域Eの注入材は、注入管1の軸方向(図1の上下方向:図4の紙面に垂直な方向)の中央近傍に形成された2列の貫通孔1hから、注入材が吐出する。
図示の煩雑化を防止するため、図4では注入管1の4箇所の貫通孔1hのみから注入材が吐出しているが、実際には、全ての貫通孔1hから注入材が吐出している。
貫通孔1hから吐出した注入材は、注入管1の外周面1oとゴム製の型材2(弾性型材)の内周面2iで形成される隙間(隙間は極めて薄いため、明確には図示せず)に流出する(矢印F1で示す流れ)。
そして、図4において矢印F2で示すように、注入管1の外周面1oとゴム製型材2の内周面2iの間の隙間を円周方向に流れる。
図示の煩雑化を防止するため、図4の矢印F2は貫通孔1hから反時計方向にのみ流れている状態が図示されている。しかし実際には、時計方向にも流れる。
また、注入管1の外周面1oとゴム製型材2の内周面2iの間の隙間を流れる注入材は、注入管1の円周方向のみならず、図1で示すように、注入管1の長手方向(図1の上下方向)、特に境界B(図3参照)に向かう方向に主として流れる。
図4において、注入管1の外周面1oとゴム製型材2の内周面2iの間の隙間を円周方向に流れる注入材(矢印F2)は、1対のゴム製型材2、2の長手方向の境界(図1、図3の「境界B」)から、円周方向全域に亘って半径方向外方に流出する(矢印F3)。ここで、図1の境界Bは、図3の(B)において1対の弾性型材2、2の境目の部分を意味している。
1対のゴム製型材2、2の長手方向の境界(図1の「境界」B)から円周方向全域に亘って半径方向外方に流出した注入材(矢印F3)は、図4で示すように、ゴム製型材2に形成された溝2c(図1では図示を省略:図2、図3参照)内を長手方向(図1の上下方向)に流れる。
図示の煩雑化を防止するため、図4においては、ゴム製型材2の境界B(図1、図3参照)を半径方向外方に向かう注入材の流れを示す矢印F3は、ゴム製型材2の断面の一部(図4では4箇所)のみに示されている。しかし上述した様に、実際には注入材は、ゴム製型材2の断面の円周方向全域に亘って半径方向外方へ向かって流れる。
図示の簡略化のため、図1、図4において、溝2c内には注入材の流れを表示していないが、上述した様に、境界Bの円周方向全域に亘って半径方向外方へ流れた注入材は溝2c内を流れ、長手方向(図1の上下方向)を広い範囲に亘って移動する。
図1、図4において、溝2c(図1では図示を省略:図2参照)内を長手方向(図1の上下方向)に流れた注入材は、溝2cからゴム製型材2の外周面2oと熱収縮性チューブ3の内周面3iの間を円周方向に流れ(矢印F4:図4参照)、そして、熱収縮性チューブ3の所定箇所に形成されたスリット3sから、地盤G中に注入される(矢印F5)。
図示の煩雑化を防止するため、図4の矢印F4は、ゴム製型材2の外周面2oと熱収縮性チューブ3の内周面3iの間の一部にのみ表示されている。しかし実際には、ゴム製型材2の外周面2oと熱収縮性チューブ3の内周面3iの間の領域であって、図4で矢印F4が表示されている以外の領域にも注入材が流れる。
図4において、スリット3sから注入材が地盤G中に注入される際の注入圧が作用するため、固化したシール材20にクラックC(亀裂)が形成される。そして、スリット3sが長手方向(図1の上下方向)に等間隔に断続的に形成されているため、固化したシール材20には垂直方向に連続してクラックC(亀裂)が形成される。
図示の第1実施形態によれば、注入材(注入薬液)が溝2c内を流れて長手方向の広い範囲に亘って移動することにより、長手方向の広い範囲に亘って注入材が地盤Gに注入される。それにより、注入材料吐出区間長Lj(図1)の全域に亘って注入材を地盤中に注入することが可能である。
図1では、図示の煩雑化を防止するために、注入材の流れを示す黒い実線の矢印F5(図1では半径方向外方へ向かう注入材の流れ)が、図1の左側の領域の上下方向中央部分の2カ所のみに示されている。しかし、実際には、注入材が溝2c内を流れることにより、長手方向の広い範囲に移動してスリット3s(図1では符号の図示を省略)から吐出している。そして、図1の長手方向に複数表示されている白抜きの矢印IF5で示す部分については、注入材が吐出される。
換言すれば、白抜きの矢印IF5はスリット3sから吐出する注入材を表現しており、熱収縮性チューブ3に設けたスリット3sから注入材が吐出されていることを示している。
熱収縮性チューブ3において、白抜きの矢印IF5と対応する垂直方向位置にはスリット3s(図2参照)が形成されている。図4で示すように、スリット3sは、例えば円周方向に6個形成されている。
スリット3sは、クラックを生じさせるべき位置に適宜(軸方向ピッチ、個数)形成すればよい。
スリット3sから注入材の注入圧力(F5の流れ)が固化したシール材20に作用する。
注入材の注入圧力が作用することにより、固化したシール材20に応力集中が生じて、垂直方向に連続してクラックCが形成される。そして、注入材はクラックC内を流れて、注入されるべき地盤に到達する。
図示の第1実施形態では、注入管1の貫通孔1hは複数箇所に形成されているが(図2参照)が、貫通孔1hが一箇所のみでも、注入材は溝2cを流れて、注入材吐出区間長Lj(図1参照)の全体に亘って注入される。
注入材吐出区間長の全域に亘って注入管に穿孔をしなければならなかった従来技術に比較して、図示の第1実施形態では、貫通孔1hの位置を注入管1の中央部に限定することができる。そのため、注入管1に貫通孔1hを先行する加工(穿孔)の工数を大幅に削減することができる。
そして図示の第1実施形態によれば、注入材吐出区間長Ljが変更された場合でも、注入内管40におけるパッカー30、30の間隔を変更する必要がない。注入材はゴム製型材2の外周2oに形成された溝2cを流れて、注入材吐出区間長Ljの全体に亘って注入されるからである。
そのため図示の第1実施形態によれば、注入材吐出区間長Ljが変更されても、注入内管40は変更する必要がない。
従来技術では、注入材吐出区間長Ljが変更された場合は、注入内管のパッカーの間隔を変更して、注入内管自体を変更しなければならなかった。そして注入材吐出区間長Ljは、現場により、10cm刻みで変更されるので、従来技術では、多種類の注入内管が必要であった。
それに対して本発明では、多種類の注入内管40を用意しておく必要がなくなり、その分、施工コストを低減することが出来る。
図示の第1実施形態では、例えばR面木等の部材は使用せずに、ゴム製の型材2を使用している。ゴム製の型材2を使用したので、当該型材の「型」さえ作成すればよく、短時間に多数を自在に製造できる。
また、ゴム製型材2のゴム自体の弾性(塩化ビニールパイプを締め付ける方向に作用する弾性力)により、逆止弁として作用することが出来る。ここで、逆止弁とは、注入管1の外周面1oとゴム製型材2の内周面2iの間を流れる注入材の流れに対する逆止弁と、熱収縮チューブ3とゴム製型材2の間を流れる注入材の流れに対する逆止弁の双方を意味している。
地中に注入された注入材が熱収縮チューブ3とゴム製型材2の間の領域を逆流するために熱収縮チューブ3とゴム製型材2の間の領域を拡げようとしても、ゴム製型材2の弾性反撥力により阻害されるので、注入材が熱収縮性チューブ3とゴム製型材2の間の領域を逆流することが困難である。
また、ゴム製型材2が注入管1を締め付ける方向に弾性力を作用するので、注入材が注入管1の外周面1oとゴム製型材2の内周面2iの間を流れるためには、当該弾性力に対向しなくてはならない。そのため、注入管1の外周面1oとゴム製型材2の内周面2iを逆流することも困難である。
そのため、地中に注入された注入材は、熱収縮チューブ3とゴム製型材2の間の領域と、注入管1の外周面1oとゴム製型材2の内周面2iの間の領域を逆流して、注入管1に穿孔された貫通孔1hに到達することが極めて困難となり、注入材が注入管1内に逆流してしまうことが防止される。
そのため、図示の第1実施形態は、従来技術に比して注入材の逆流防止性能が向上している。
また、ゴム製型材2が注入管1を締め付ける方向に弾性力を作用するので、熱収縮チューブ3を被覆しても、ゴム製型材2と注入管1の相対的な位置がずれてしまうことはない。
そのため、図示の第1実施形態は、従来技術に比して組立性が向上(組み立て時間の短縮、組み立て精度の向上)している。
ここで、ゴム製型材2が注入管1を締め付ける方向に弾性力を作用するので、ゴム製型材2と注入管1が密着している。しかし、ゴム製型材2は弾性により伸縮性がある。注入管1に穿孔された貫通孔1hから半径方向外方に流出した注入材が注入管1の外周面1oとゴム製型材2の内周面2iの間を(長手方向及び周方向に)流れ(F2の流れ)ようとする際に、注入材の圧力が高くなくてもゴム製型材2は半径方向外方に膨張(移動)する。
そのため、注入材の圧力が高くなくても、注入材は矢印F2(図1、図4)で示すように流れることが出来る。
同様に、ゴム製型材2と熱収縮性チューブ3が密着していても、ゴム製型材2が弾性変形することにより、注入材の圧力が高くなくても、注入材は矢印F4、F5(図1、図4)で示すように流れて、確実に地盤G中に注入される。
次に、図5、図6を参照して、第2実施形態を説明する。第2実施形態の地盤注入装置は、全体を符号10Aで示されている。
図5は第2実施形態の地盤注入装置10Aの断面形状を示しており、図6は当該地盤注入装置10Aの構成要素であるゴム製型材(弾性型材)2Aを斜めから見た状態を示している。
図1〜図4の第1実施形態では、ゴム製型材2の軸方向に対して直交する面で切った断面形状(外形)は円形である。
これに対して、図5、図6の第2実施形態では、ゴム製型材2Aの軸方向に対して直交する面で切った断面形状(外形)は正6角形である。
図5において、ゴム製型材2Aの正6角形の6辺の中央には、断面矩形の溝2Acが軸中心に沿って長手方向全長に亘って形成されている。なお、ゴム製型材2Aの中空部の断面形状は、第1実施形態と同様に円形である。
ゴム製型材2Aの断面形状が正6角形であるため、加熱する前の形状が円筒形状の熱収縮チューブ3Aも、ゴム製型材2Aに被せた後に加熱されて熱収縮すると正6角形になる。そして、熱収縮して正6角形となった熱収縮チューブ3Aの正6角形の角部にスリット3Asが形成されている。
正6角形の角部にスリット3Asが形成されることにより、注入材の吐出圧によりシール材に応力集中が生じ易くなり、クラックが容易に形成される。
第2実施形態における上記以外の構成及び作用効果は、図1〜図4の第1実施形態と同様である。
図示の第1実施形態および第2実施形態を用いて地盤注入工法を施工する状態を例示している図7では、地表Gfから非注入区間Lnを隔てて、注入対象区間Lsが設定されている。図7において、注入対象区間Lsの垂直方向距離は地盤注入装置10、10Aの長手方向寸法(垂直方向寸法)よりも遙かに長いので、複数本の地盤注入装置10(10A)を垂直方向に連結している。例えば、図7の施工例では同一の3本の地盤注入装置10(10A)を連結しており、図8の施工例では同一の3本の地盤注入装置10(10A)とそれよりも短い地盤注入装置10Bを連結している。
注入に際しては、図8の(1)〜(3)で示すように、一本の注入管10(10A、10B)ずつ、パッカー30、30を設けた注入内管40(図8ではパッカー30、30のみを示す)を挿入する。そして、パッカー30、30を設けた注入内管40(図8ではパッカー30、30のみを示す)が挿入された一本の注入管10(10A、10B)毎に、注入材を地盤中に注入(矢印F5)する。
ここで、図8で示すように、長手方向の長さが異なる地盤注入装置10(10A)と地盤注入装置10Bについても、同一の注入内管40(図8ではパッカー30、30のみを示す)を使用することが出来る。
図8において、符号BDは注入材が注入された領域を示している。
なお、地盤注入装置10、10A、10Bは図7で示すように3本を連結することに限るものではなく、図8で示すように4本を連結することも可能であれば、4本以上を連結しても良い。あるいは2本以下の地盤注入装置10、10A、10Bを連結して用いることも出来る(単一の地盤注入装置10、10A、10Bのみを使用する場合を含む)。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
例えば、図示の実施形態では、ゴム製型材(弾性型材)2、2Aの断面形状は、それぞれ円形、正6角形であるが、その他の形状、例えば3角形〜12角形であっても良い。或は楕円形状でもよい。
なお、3角形〜12角形の断面形状は、必ずしも正3角形〜正12角形でなくても良い。不等辺3角形〜不等辺12角形の断面形状でも良い。
1・・・注入管
2・・・ゴム製型材
3・・・熱収縮チューブ
10、10A、10B・・・地盤注入装置
20・・・シール材が充填されている領域/施工領域
30・・・パッカー
40・・・注入内管

Claims (3)

  1. 注入管と、その外周部を被覆する弾性型材と、弾性型材の外周部に被覆された熱収縮性部材を備え、注入管には貫通孔が形成されており、弾性型材は注入管の両端の各々から被せられており且つ貫通孔を被覆しており、弾性型材の外周部には長手方向に延在する溝が形成されており、熱収縮性部材にはスリットが形成されていることを特徴とする地盤注入装置。
  2. 熱収縮性部材に形成されるスリットは、固化したシール材にクラックを形成する箇所に相当する位置に形成されている請求項1の地盤注入装置。
  3. 熱収縮性部材に形成されるスリットは、長手方向に断続的に形成されている請求項1の地盤注入装置。
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