JP2014234595A - 排水管洗浄方法とその装置及び使用部材 - Google Patents

排水管洗浄方法とその装置及び使用部材 Download PDF

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Abstract

【課題】ホース径が大きく水量の多い洗浄ホースにも適用でき、高圧水で汚物除去が可能な排水管の洗浄方法を提供する。【解決手段】ローラ面にホース案内溝を設けたメーンローラ11の上下にサブローラ12,13を、複数のローラを並列した覆着体を後部側ローラ面に、それぞれ接離可能に設定したメーンローラ11に差し回し、メーンローラ11の駆動回転により洗浄ホース2を送出入するように構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、マンション等の高層集合住宅やオフィス高層ビル等に配管された排水管の洗浄方法とその装置及び使用部材に関するものである。
マンション等の高層集合住宅やオフィス高層ビル等の生活排水は、ビル内に設けられた共用排水管を介して外部排水管に排出されるが、この共用排水管は枝管の分岐部を有する立て主管と排水枡開口部に繋がる排水横主管から成り、排出される生活排水には多量の残滓や油脂等が含まれているため、一定期間毎にこれら排水管の清掃、洗浄を行わなければならない。
従来、このような排水管の洗浄方法としては、先端に高圧水等を噴射する洗浄ノズルを取り付けた洗浄ホースを専有部排水管3aより共用立て主管3Aを経て汚水枡方向への屈曲部(エルボ部)付近まで挿入し、高圧水等を噴射して付着物の剥離、除去をしながら引上げ、挿入口まで引き上げたら、再び洗浄ホースを下降させて剥離、除去された汚物を洗い流す方法で下層階から順次上層階に施工していく方法が採られてきている。
しかし、超高層ビルの排水管は口径が125から200ファイ位あり、従来の専有部から立て主管まで洗浄して、1階から最上階までそれぞれ洗浄して行く上記従来の方法では、洗浄ホースの口径が小さく、水量が少ないため、立て主管及びエルボ部の完全な洗浄が不可能であった。
また、もう一つの方法として、先端に高圧水等を噴射する洗浄ノズルを取り付けた洗浄ホースを排水管の最下層階まで挿入し、高圧水等を噴射して付着物の剥離、除去をしながら最上階まで引上げる方法もあるが、最下層階エルボ部、横主管の洗浄が行えないため清掃が不完全となっている。
ビルの共用排水管等の排水管は、屋上等の最上階部に開口部が設定され、上記のように立て主管の途中に枝管の分岐部が設けられる場合があり、高層化、超高層化したビルの場合には洗浄ホースの長さが長大化して巻取り引き上げに強大な力が必要となり、人力では対応できなくなってきている。
上記、従来の洗浄方法は、その殆どが人力によっており、多大な労力と時間を要するほか、人手作業によるため、ホースの下降速度、引き上げ速度を一定に保つことは至難の技であり、より高い洗浄効果を得る速度についても、作業者の勘と経験によらざるを得ないという問題があった。
このような、洗浄ホースの長さが長大化に伴う巻取り引き上げ力の機械化と巻取り速度の等速度化については、ホースリールの半径方向最も外側にあるホースに、ホースリールの半径方向外側から摩擦ローラを押圧し、この摩擦ローラを等速度で駆動する特許文献1のような手段も講じられてきている。
また、超高層化したビルの場合には洗浄ホースの長さが長大化してホースの重力が大きくなり、ホースの下降速度、引き上げ速度に対応した部位に洗浄ノズルを保持できなくなる問題と巻取り引き上げに強大な力が必要となる問題に対応するものとして、正逆回転可能に軸支されたドラムに洗浄ホースを1回もしくは複数回巻き回し、ドラムとドラムに巻回されたホースとの間の摩擦力によって洗浄ホースが落下することなく、モータの駆動によってホースを引き上げるようにした特許文献2のような提案もなされている。
特開昭63−154592号公報 特許第3694243号公報
しかしながら、従来の洗浄方法は、ホースリールやドラムに洗浄ホースを巻き回して立て主管に挿入する形態を採るため、ホース径が小さく水量の少ない洗浄ホースにしか適用できず、高圧水や洗浄水が少ないために汚物除去や洗浄が不十分となる問題があった。
また、洗浄ホースの長さの長大化に伴って、ホースを継手によってジョイントする必要が増す関係から、折り曲げによって継手部の破損を招き易くなるほか、小径のローラやドラムへの巻回が不可能となるので、従来方法をそのまま適用することに無理が生じてきている。
更に、従来の巻取り引き上げ装置は、ホースの巻取り引き上げは積極的に行うものの、洗浄ホースの繰り出し推進については洗浄ホースの重力による下降や人力による押し込みに頼らざるを得なかった。そのため、最下階の立て主管から横主管までのエルボと呼ばれる立ち上がり立て主管部分(以下、この部分をエルボと略称する。)の清掃が困難であり、不完全な清掃しかできない問題があった。
更にまた、排水管洗浄後の洗浄ホースは、外周表面が洗浄汚物によって汚れており、そのまま収納保管することはできないため、収納保管前に改めて洗浄ホースの外周表面を清掃洗浄しなければならない問題がある。
また、洗浄ホースの長さの長大化に伴って、排水管へのホース送出入装置に出入駆動による重力負荷が掛かり、駆動により装置が転倒したり、送出ホースの重量を支えきれず破損するといった事態を招く問題や洗浄ホースが挿入出する洗浄排水管の開口部口縁に、洗浄ホース外周面が摺動して傷損する問題もある。
本発明は上記した課題に対応しようとするものであり、ローラ面にホース案内溝を設けたメーンローラの頂部に上部サブローラを、下端部に下部サブローラを、それぞれ、接離可能に設定すると共に、メーンローラの後部側ローラ面に覆着する複数のローラを並列した覆着体を、メーンローラの後部側ローラ面に対して接離可能に設定して、先端に洗浄ノズルを着合した洗浄ホースを、下部サブローラの下周面からメーンローラの後部側ローラ面を経てメーンローラ頂部の上部サブローラの下周面に差し回した洗浄ホースを、覆着体によってメーンローラの後部ローラ面に圧接しながら、洗浄ホースを繰り出して洗浄対象排水管の末端まで挿入した後、洗浄ノズルを作動させながらメーンローラを逆回転させて洗浄ホースを引上げ回収することにより、排水管内を洗浄するように構成した。
即ち、洗浄ホースを、下部サブローラの下周面からメーンローラの後部側ローラ面を経て、メーンローラ頂部の上部サブローラ下周面に差し回した洗浄ホースを、覆着体によってメーンローラの後部ローラ面に圧接しながら、洗浄ホースを繰り出す経路を構成することにより、上下サブローラの圧接力と覆着体の圧接力が、洗浄ホースをメーンローラの回転力に乗せてホースの送出入を行うことができたものである。なお、メーンローラのローラ面に設定するホース案内溝の形状を断面V字型に形成することにより、メーンローラの洗浄ホース握持力が強化される。
また、洗浄対象排水管の洗浄ホース挿入口上端を三方から囲む躯体を移動可能に構成し、該躯体の上面にホース挿入穴周縁を囲む複数のローラを設定した挿入ガイド孔を設け、移動により洗浄排水管の排水立て主管の洗浄ホース挿入口の上面位置に前記挿入ガイド孔を設定できるようにすると共に、更に、躯体の三方からホース挿入穴中心に向けて進退する挿入位置調整杆を設けたホース導入器を、メーンローラの洗浄ホース繰り出し側前面に装着するようにして、本体装置から繰り出される洗浄ホースに無理な屈曲や捻じれを加えることなく、洗浄対象排水管への導入と洗浄回路内での円滑な洗浄ホース送進退を確保するようにした。
更に、洗浄ホースのガイドリーダー先端に着脱可能な着合機構を形成し、先ず、洗浄ホース先端を洗浄排水管の排水枡から排水横主管を経て排水立て主管立ち上がり部まで挿通して、立て主管立ち上がり部から排水横主管と排水枡の間を洗浄ノズルから洗浄水を後方に向けて噴射させながら、洗浄ホースを挿通部に往復させて立て主管立ち上がり部から排水枡を清掃した後、最上階に装置したホース送出入装置により洗浄水を後方に向けて噴射させながら、洗浄排水管の立て主管から排水横主管、排水枡の開口部まで洗浄ホースを挿入して、排水枡側から挿入する洗浄ホース先端の着合機構と最上階側から挿入する洗浄ホース先端の着合機構とを着合し、双方向からの交互引張等により往復動を可能に着合して、洗浄ホースを最上階側から排水立て主管、排水横主管と排水枡開口部に巡回させるようにして、排水立て主管エルボ部から排水枡開口部間の清掃を完璧なものとした。
また、上部サブローラと洗浄排水管挿出口との間の適宜箇所に、ホース外表面を擦過する摺接部材を洗浄ホースの両側から挟圧するように設定して洗浄ホースの引上げ回収時にホース外表面の洗浄を同時に行うようにして、洗浄作業を終わった洗浄ホースの収納保管に当たって改めてホース外表の洗浄清掃を行わなくても良いようにした。
更に、洗浄ホースが挿入出する洗浄排水管の開口部口縁に、洗浄ホース外周面が摺動する送りローラを設定して、洗浄ホースが排水管開口部から挿入され口角部を摺動して送出入される際にホース外表が傷損することを防止すると共に、ローラ回転によるホースの円滑な送出入により摺動摩擦を減少させて送出入装置に掛かる重量負荷を軽減して保持力を高めた。
また更に、ホース送出入装置基台の下端側周囲に外方に伸長する支脚を付設すると共に、前記支脚の先端に重錘の荷担構造を付設するようにして装置の保持スペースを広げ、更に支脚の先端に重錘を荷担させることにより基台の安定を図り、洗浄ホースの重量を支持して洗浄駆動に耐える装置安定力を確保できるようにした。
出願人は、KF04、内径9.6の重繊維補強ホースをモデルとして調査したところ、モデルホースの耐引張力は、約8.3kN(850Kgf)で加締端部が破断した。洗浄流体を水として建物の屋上から150m垂下下降させた場合、ホースの自重は185g/m×150m=27.7Kgとなるので、内部流体の重量は内径9.6mmとして、(9.6mm/10/2)2乗×π×150m×100×1(密度)=11.7Kgとなり、合計39.4Kgでホースの引張強度としては充分であることを確認した。
ホース送出入装置の想定自重を60Kgとすると、ホースの重量39.4Kgの場合、装置自体の自重による安定力としてはホースの重量で装置が引張られ転倒する虞れがある。その場合、装置基台の下端側周囲に外方に放射線状に支脚を広げることにより、自重80Kgの場合と同等の安定力を確保できることが確認された。
洗浄ホースが挿入出する洗浄排水管の開口部口縁に、洗浄ホース外周面が摺動して洗浄ホース外周面が傷損する問題に対しては、洗浄ホースが挿入出する洗浄排水管の開口部口縁に、洗浄ホース外周面が摺動する送りローラを設定するようにした。
本発明は、以上のように構成したことにより、従来のホース引上げ装置のようにホースの巻取り引き上げだけでなく、洗浄ホースを積極的に繰り出し推進して洗浄排水管内に押し込むことができるようにすると共に、ドラムやローラに洗浄ホースを複数回巻き付けることによるホースの傷損や摺動摩擦による引上げエネルギーの消耗を回避することができたものである。
また、洗浄ホースの繰り出し経路の屈曲部を最小限に留めたことにより、径の太い洗浄ホースを送出入することができ、多量の洗浄水によりより完全な排水管の洗浄を行うことができると共に、洗浄ホースの引上げ回収時にホース外表面の清掃を同時に行うようにして、排水管洗浄後に改めてホースの清掃を行う時間と労力を削減した。本願発明は上記の構成により動力による洗浄ホースの「押し込み推進」と「引張引上げ」を可能とし、1階排水枡で、排水枡部からの繰り出し洗浄ホースと最上階からの繰り出し洗浄ホースとの双方向からの洗浄ホース端のジョイントを可能とし、1階立て主管のエルボ部の往復洗浄による完全な洗浄を行うことができ、更に、従来より大径のホースを使用することも可能となったものである。
更に、装置基台の下端側周囲に外方に伸長する支脚を付設すると共に、前記支脚の先端に重錘の荷担構造を付設するようにして、装置自体の自重による安定力を支脚を広げる安定スペースと支脚先端の重錘荷担によって補完し、装置重量の軽量化を図ることができた。
本発明の実施例を示すもので、洗浄ホース送出入装置のメーンローラの洗浄ホース繰り出し側前面にホース導入器を装着した状態における洗浄ホースの差し回し繰り出し状況の一例を示す洗浄ホース送出入装置とホース導入器の全体正面図 同じく、洗浄ホースの繰り出し状況を示すもので、図1に示した洗浄ホース送出入装置のメーンローラ上部覆蓋部を切欠し、ホース導入器を装着した状態における平面図 同じく、対象となる洗浄排水管の一般的敷設形態と洗浄ホース挿入状況を示す敷設排水管の縦断面側面図 同じく、排水管最上部の立て主管から横主管を経て排水管末端部に設定される排水枡を挿通巡回する洗浄ホースの挿通経路図 同じく、洗浄ホース送出入装置にホースを繰り出すホースの収容リール、洗浄ホースに高圧水を送るポンプ、水タンク等の洗浄ホース送出入装置駆動機器を積載したジェット洗浄車の機器積載状況を示す積載部外表を切欠したジェット洗浄車の平面図 同じく、洗浄ホース先端に屈曲自在な先導部を設け、その先端に着脱可能な着合機構を形成した洗浄ノズルとガイドリーダーの構造を示す、先端部を着合した状態における洗浄ノズルとガイドリーダーの要部を断面とした拡大側面図 同じく、縦方向排水管の頂部開口洗浄ホース挿入口の口縁に設定される送りローラ設定部材の平面図 同じく、図6の送りローラ設定部材の側面図 同じく、排水管の側面開口部口縁に設定される送りローラ設定部材の平面図 同じく、図8の送りローラ設定部材の側面図
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。1は洗浄ホース送出入装置で、底部にキャスター1a、4隅の支柱に挿脱可能に支脚1Bを取り付けるための鞘管1bが付設された基枠1A内に装置されたメーンローラ11の上下に接離可能なサブローラ12,13を備え、メーンローラの後部側ローラ面に覆着する複数のローラ2r、2r・・を並列した覆着体2Aが、メーンローラの後部側ローラ面に対して接離可能に設定されている。なお、メーンローラ11のローラ面にはホース案内溝11aが設けられ、この案内溝11aに洗浄ホース2が嵌入してメーンローラ11の回動による搬送力が高められている。また、案内溝11aの断面形状を断面V字型に構成することにより、メーンローラの洗浄ホース握持力が高められ、メーンローラの搬送力が確実なものとなる。
覆着体2Aは、互いに隣接するローラ2r、2r・・の各支軸両端を連結片によってチェーン状に順次連結し、メーンローラ11の曲面に沿って屈曲自在に構成され、上端は上部サブローラ13の手前基枠に係止固定されている。
覆着体2Aの下端部は送りチェーン2hと連結し、下部サブローラ12の先に設定された二段送りギアg1の下端からg2の上端にチェーンを差し回すことによって後方に折り返し、送りチェーン2hを送出入するハンドル2Hと連係してメーンローラ11に対する覆着体2Aの接離操作が行われる。
即ち、ハンドル2Hによる送りチェーン2hの巻き取りは、ギアg1の存在によって覆着体2Aの下端を後方に引張り、固定された上端からメーンローラ11の後部側ローラ面に沿って緊張し、メーンローラ11の後部側ローラ面に挿し回されている洗浄ホース2を後部側ローラ面に圧接し、上下サブローラの圧接力と覆着体の圧接力が、洗浄ホースをメーンローラの回転力に乗せて洗浄ホース2に積極的な送出入力が与えられるようになっている。
洗浄ホース2は、例えばポリエステルチューブにケプラ及びステンレスワイヤー等で編み上げ外装されたものが、ジェット洗浄車5に積載された油圧リール54に巻回されて現場に搬送され、送出入装置1への洗浄ホースの差し回しは、上記ハンドル2Hにより送りチェーン2hを繰り出して覆着体2Aとメーンローラ11の後部側ローラ面を離間させ、洗浄ホース2を下部サブローラ12の下周面から後部側ローラ周面と覆着体2Aの間を挿通してメーンローラ11頂部の上部サブローラ13の下周面に差し回して繰り出し経路が構成される。
メーンローラ11のローラ周面には、洗浄ホース2を嵌入ガイドするホース案内溝11a(必要に応じて2条並列する場合もある。)が刻設され、直径は450mm、サブローラの直径は50mm程度となっている。下部サブローラ12と上部サブローラ13は、上下に開閉する開閉構造となっており、上部サブローラ13には覆蓋13aを介してメーンローラ11に対する圧接調整を行うハンドル13Hが設けられている。
上部サブローラ13の先には、ホース外表面を擦過する摺接部材とこれによって掻き落とされる汚物を受ける汚物受け15aとから成るホース外表清掃機構15が設けられ、その先にホース繰り出し案内ローラ23が設定される。
この構成により、清掃を終わったホースの巻取り時には、引き上げられる洗浄ホース2は案内ローラ23からホース外表清掃機構15によって清掃された洗浄ホース2が上部サブローラ13、覆着体2A、下部サブローラ12を経て清潔に回収されるものである。
上記により洗浄ホース送出入装置1に挿し回された洗浄ホース2は、案内ローラ23から繰り出されて排水管3に挿入されるものであるが、導入のための屈曲等により洗浄ホース2に負担が掛ると洗浄噴射水流に影響を生ずるため、ホース導入器7をホース送出入装置1の洗浄ホース繰り出し側前面に装着する。
ホース導入器7は、洗浄対象となる排水管3の洗浄ホース挿入口3a上端を三方から囲む躯体71を移動可能に構成し、該躯体の上面にホース挿入穴周縁を囲む複数のローラ7r、7r・・を設定したガイド孔72を設け、移動により洗浄排水管の排水立て主管3Aの洗浄ホース挿入口3aの上面位置に前記ガイド孔を設定できるようにすると共に、更に、躯体の三方からホース挿入穴中心に向けて進退する挿入位置調整杆73が設けられている。
74はホース送出入装置1に繰り出しホースを導入する導入ローラで、図2ではホース導入器7の両側に付設されているが、ホース送出入装置1の設定環境に応じて何れか一方に付設され、ホースが基枠に直接摺接しないようにロールガイドする。
案内ローラ23から繰り出された洗浄ホース2は、ホース導入器7によって滑らかな湾曲をもって洗浄ホース挿入口3aに案内され、ガイド孔72を挿通した下部において躯体の三方から挿入位置調整杆73によって排水立て主管3Aに対して垂直に下降する挿入位置調整を行う。
これによって、洗浄ホース2の両側は、メーンローラ11から案内ローラ23、ホース導入器7のガイド孔72周囲のローラ7r、7r・・、挿入位置調整杆73によってローラ摺動によって移送され、排水立て主管3Aに対する垂直下降位置が保持されるので、洗浄ホースの重量は荷重によって一方にずり滑ることはなく自動的に位置規制がなされ、洗浄ホースの自重も保持される。
また、洗浄ホース送出入装置1の設置スペースに余裕があり、設置される階層が高所にある場合には、支脚1Bの基幹部を鞘管1bに挿入してボルトで固定すると共に、支脚の先端に付設された重錘の荷担構造に重錘1fを荷担して、下降する長大な洗浄ホースの荷重を支持できるようになっている。
重錘は中央に挿通孔を設けた5Kg単位の鉄盤で荷担構造部に立設された挿通杆1eに計算された重量の重錘1fを挿通して荷重調整を行うようになっている。
1dは、設置スペースと洗浄ホースの重量の両面から支脚1Bの長さを調節する調整機構、16は減速器である。
5はジェット洗浄車で、洗浄ホース送出入装置1によって送出入される洗浄ホース2の尾端に高圧水を供給する水タンク51,高圧水ポンプ52,洗浄ホース2の尾端まで高圧水を圧送する高圧ホース53を送出入する油圧リール54等の装置を積載し、高層ビルやマンション等の現場付近に駐車する。
高圧ホース53の先端には、ジョイントガン55が装着され、洗浄ホース2の尾端に着合してレバー56により、洗浄ホース2に対する高圧水の供給を開始したり、遮断したりすることができるようになっている。
メーンローラ11はモータ14によって回転するが、ホースの送出入速度、高圧水の噴射圧、噴射水量等を決定する回転数や、ジェット洗浄車駆動との調整は、コンピュータソフトが組み込まれた操作パネル(装置と離れた場所からのリモートコントロール方式となっている。図示しない。)によって統一的に行うことができるようになっている。
洗浄ホース2は、排水管3の上端開口部から、先端に後方に向けて高圧水を噴射する洗浄ノズル24を着合して挿入され、メーンローラ11の回転にしたがって該排水管3の最下部まで下降させるが、下降時には洗浄作業を行わないときはメーンローラ11の回転を早め、最下部まで早い速度で下降させる。
最下部に下降した後、モータ14を逆回転させ、引き上げ速度を調整して洗浄ホースの挿入元側(排水管3の上部口側)に洗浄ノズル24を引き上げながら80Kg/平方センチから150Kg/平方センチの圧力をもって噴射させ、洗浄ノズル24は90rpmから300rpmで回転して付着物の剥離と除去をする。
洗浄ノズル24は排水管洗浄用として用いられる公知のもので、噴射口は排水管3の状況によって2〜4個設定され、或いは噴射口が1つで回転機構もない単純なものでも良い。汚れがひどい部分は、その部分で洗浄ノズル24を上下動させ、最終的に洗浄ホース送出入装置1の設定階まで引き上げる。
引き上げ後、モータ14の回転を反転させて洗浄ノズル24から高圧水を噴射しながら、洗浄ホース2を上記付着物除去のための引き上げ作動と同程度の速度で排水管3の最下部まで降下させて洗浄し、更に、洗浄ホース2をホース外表面を擦過する摺接部材を洗浄ホースの両側から挟圧するように設定したホース外表清掃機構15を介して引き上げて洗浄作業を終了する。
実施例1は、高層ビルの共用排水管洗浄の場合で、各階の枝管は独立しているので除外し、排水立て主管3Aからエルボ部を経て横主管の末端部に存在する排水枡に至る部分を洗浄の対象とする。
先ず、洗浄ホース2の先端を洗浄排水管の排水枡35から排水横主管32を経て排水立て主管立ち上がり部33まで挿通して、立て主管立ち上がり部から排水横主管32と排水枡35の間を洗浄ノズルから洗浄水を斜め後方に向けて噴射させながら、洗浄ホースを挿通部に往復させて立て主管立ち上がり部33から排水枡35までの間を清掃し、その間の汚物を除去する。
次いで、最上階に洗浄ホース送出入装置1を設置し、地上のジェット洗浄車5から高圧ホース53を最上階まで引き、洗浄ホース送出入装置1の洗浄ホース2とジョイントガン55により連結し、最上階に装置したホース送出入装置1により、先端に着合機構43を形成したガイドリーダー4を装着した洗浄ノズル25から洗浄水を斜め後方に向けて噴射させながら、洗浄排水管の立て主管3Aからエルボ部を経て排水横主管32、排水枡35の開口部まで洗浄ホース2を挿入して、排水枡側から挿入する洗浄ホース2a先端の着合機構と最上階側から挿入する洗浄ホース先端の着合機構とを着合する。
上記により着合した洗浄ホース2と2aにより、双方向からの交互引張等により往復動を可能に着合して、洗浄ホースを最上階側から排水立て主管3A、排水横主管32と排水枡35開口部に巡回させるようにして、排水立て主管エルボ部33から排水枡35開口部間を含めた全体の清掃を行うようにしたものである。
本発明によるホース送出入装置1は、前記のように洗浄ホース2を押し込む推進力を有しているので、後述するガイドリーダー4の推進構造と相俟って洗浄ホース2の着合機構43を排水枡35開口部まで導通でき、同開口部において洗浄ホース2と2aの先端着合作業を行うことができる。
また、ガイドリーダー4は、前記洗浄ノズル25の先端に形成された球体41に球面に沿って回動可能に覆着する連接体42を覆着し、該連接体の先端に形成された球体41に更に連接体42を覆着して、この連接構造により排水管の屈曲に沿って屈曲可能なガイド部を形成している。なお、洗浄ノズル25のノズルヘッド25a部分は高圧水の圧送力によって回動する構成のものが公知であり、噴射時に回動が必要な場合には、この回動型ノズルに着合機構を形成して用いる。
噴射推進洗浄ノズル25は噴射孔26からの斜め後方噴射によって排水管内に推進されると共に、ガイドリーダー4の先端曲面と屈曲可能な柔軟性によって付着物による進行障害や管路の屈曲にも対応して進行できるようになっている。
前記、洗浄ホース2と2aの先端着合による双方向からの交互引張等により往復動を可能状態とした後、モータ14を逆回転させ、引き上げ速度を調整して洗浄ホースの挿入元側(排水管3の上部口側)に洗浄ノズル4を引き上げながら80Kg/平方センチから150Kg/平方センチ程度の圧力をもって噴射させ、洗浄ノズル25は90rpmから300rpmで回転して付着物の剥離と除去をしながら洗浄ホース送出入装置1の設定階まで引き上げ、引き上げ後、モータ14の回転を反転させて洗浄ノズル4から高圧水を噴射しながら、洗浄ホース2を上記付着物除去のための引き上げ作動と同程度の速度で排水管3の最下部まで降下させて洗浄し、洗浄ホース2を引き上げて洗浄作業を終了する。
実施例2は、多数の枝管が敷設されたマンションの排水管を洗浄する場合で、図3に示すようにキッチンや浴室等の端末側開口部3aから枝管31が立て主管3Aと分岐する分岐部3bまで、洗浄ホースの先端にガイドリーダー4を装着し斜め後方に高圧水を噴射する噴射孔26を設けた洗浄ノズル25を着合して挿通する。
ガイドリーダー4は、前記実施例1において記載した連接構造によって付着物による進行障害や管路の屈曲にも対応して進行できるので、端末側開口部3aから枝管31が立て主管3Aと分岐する分岐部3bまで洗浄ホースを挿入し、立て主管3Aに挿通して前記洗浄工程に準じて横行する各枝管31を洗浄し、洗浄物を立て主管3Aに流入して改めて最上階から立て主管3Aの洗浄を一挙に行うものである。
実施例3は、洗浄ホースが挿入出する洗浄排水管の開口部口縁に、洗浄ホース外周面が摺動して洗浄ホース外周面が傷損することを防止するために、洗浄ホースが挿入出する洗浄排水管の開口部口縁に、洗浄ホース外周面が摺動する送りローラを設定するようにしたものである。
6Aは縦方向開口部送りローラ設定部材で、ローラ61をベアリングを介して挿通支持する支軸6aの両端を回転自在に支持する支持部材を、排水立て主管3A等上方に開口する洗浄ホース挿入口上端縁への覆着構造を備えた基盤62上に、ホース挿入穴63周縁を囲む形で複数個が配置固定して構成される。
このように構成された縦方向開口部送りローラ設定部材6Aは、基盤62の覆着管62aを洗浄ホース挿入口上端に被着し固着ポルト62bによって洗浄ホース挿入口上端に締着する。
また、排水管外周の側部に開口する横方向開口部に対する送りローラ設定部材6Bは、排水管外周に巻き回す締着帯64を着合する基盤65上に、回動周面をホース側腹曲面に対応する凹陥曲面65cに形成した回転ローラ65aを、ホース挿入穴3bに対して縦方向に対向する一対と横方向に対向する一対とを挿入穴周端縁に設定して構成される。
側方開口部送りローラ設定部材6Bは、基盤65に着合した締着帯64を排水管外周に巻き回して洗浄ホース側方挿入口周面上に被着し締着すれば、洗浄ホース横方向挿入開口部に送りローラが設定される。
送りローラの設定により、開口部より挿入される洗浄ホース2の両側は、ローラ61或いはローラ65a、65bのローラ摺動によって移送され、開口部周縁によって傷ついたり、引っ掛かったりすることなく、摺接部が回転自在に支持されるので洗浄ホースの外周表面の損傷を完全に防止することができる。
本発明に係る排水管洗浄方法と装置は、今後の産業発展のために欠くことのできない高層ビルや住宅産業の中心となるマンションの血管にも似た排水管のメンテナンスに欠くことのできない清掃と洗浄の方法と装置に関するものであるので、産業上の利用価値は極めて高いものである。
1 洗浄ホース送出入装置
1A 洗浄ホース送出入装置基枠
1B 洗浄ホース送出入装置支脚
1a キャスター
1b 鞘管
1d 支脚の長さを調節する調整機構
1e 重錘挿通杆
1f 負荷重錘
11 メーンローラ
11a メーンローラのホース案内溝
12 下部サブローラ
13 上部サブローラ
13H 覆着体圧接調整ハンドル
14 モータ
15 ホース外表清掃機構
15a ホース外表清掃機構の汚物受け
16 モータ減速器
2 洗浄ホース
2A 覆着体
2r 覆着体の連接ローラ
2h 覆着体の送りチェーン
g1 覆着体の送りギア
g2 覆着体引張ギア
2a ジェット洗浄車からの洗浄ホース
2b 2次側エルボ型継手体
21 サブローラ開閉機構
22 上部サブローラの覆蓋
23 繰り出し案内ロール
24 洗浄ノズル
25 噴射推進洗浄ノズル
26 ノズル推進噴射孔
3 排水管
3A 排水立て主管
3a 排水管の端末側開口部
3b 排水管の枝管分岐部
31 排水管の枝管
32 排水管の枡部分横主管
33 分岐部から下の横主管分岐部
34 立ち上がり立て主管部分
35 排水枡
36 立ち上がり立て主管部分
37 立て主管清掃口
4 ガイドリーダー
41 ガイドリーダーの球体
42 ガイドリーダーの覆着体
43 ガイドリーダーの球体先端着合機構
5 ジェット洗浄車
51 水タンク
52 高圧水ポンプ
53 高圧ホース
54 油圧リール
55 ジョイントガン
56 ジョイントガンのレバー
6A 立て方向排水管開口部送りローラ設定部材
6B 横方向排水管開口部送りローラ設定部材
6a 送りローラを挿通支持する支軸
61 立て方向排水管送りローラ
62 立て方向排水管の送りローラ設定基盤
62a 立て方向排水管の送りローラ設定基盤の覆着管
63 立て方向排水管ホース挿入穴
64 横方向排水管開口部周面に包着する締着帯
65 横方向排水管開口部の送りローラ設定基盤
65a 横方向排水管開口部の縦方向に対向する一対の送りローラ
65b 横方向排水管開口部の横方向に対向する一対の送りローラ
65c 一対の送りローラ面の凹陥曲面
7 ホース導入器
71 ホース導入器の躯体
72 ホース導入器のホースガイド孔
73 ホース導入器のホース挿入位置調整杆
74 ホース送出入装置本体への繰り出しホース導入ローラ

Claims (12)

  1. ローラ面にホース案内溝を設けたメーンローラの頂部に上部サブローラを、同じく、前記メーンローラの後部下端基部に下部サブローラを、それぞれ、接離可能に設定すると共に、メーンローラの後部側ローラ面に覆着する複数のローラを並列した覆着体をメーンローラの後部側ローラ面に対して接離可能に設定して、先端に洗浄ノズルを着合した洗浄ホースを、下部サブローラの上周面からメーンローラの後部側ローラ面を経てメーンローラ頂部の上部サブローラの下周面に差し回した洗浄ホースを、覆着体によってメーンローラの後部ローラ面に圧接しながら、洗浄ホースを繰り出して洗浄対象排水管の末端まで挿入した後、洗浄ノズルを作動させながらメーンローラを逆回転させて洗浄ホースを引上げ回収することにより、排水管内を洗浄することを特徴とする排水管洗浄方法
  2. 洗浄ホースのガイドリーダー先端に着脱可能な着合機構を形成し、先ず、洗浄ホース先端を洗浄排水管の排水枡から排水横主管を経て排水立て主管立ち上がり部まで挿通して、立て主管立ち上がり部から排水横主管と排水枡の間を洗浄ノズルから洗浄水を後方に向けて噴射させながら、洗浄ホースを挿通部に往復させて立て主管立ち上がり部から排水枡までを清掃した後、最上階に洗浄ホース送出入装置を設置し、地上のジェット洗浄車から洗浄ホースを最上階まで引いて、同洗浄ホースを前記洗浄ホース送出入装置に着装すると共に、その先端に着合機構を形成したガイドリーダーを装着して洗浄水を斜め後方に向けて噴射させながら、洗浄排水管の立て主管から前記立ち上がり屈曲部を経て排水横主管、排水枡開口部まで挿入して先端の着合機構と、前記排水枡側から挿入した洗浄ホース先端の着合機構とを着合する。
    上記により洗浄ホースを最上階側から排水立て主管、排水横主管と排水枡開口部に巡回させるようにして、排水枡側から挿入した洗浄ホースとの双方の先端を着合した洗浄ホースにより、双方向からの交互引張等により往復動を行って、排水立て主管エルボ部から排水枡開口部間を含めた全体の清掃を行うようにした請求項1記載の排水管洗浄方法
  3. 洗浄対象排水管の洗浄ホース挿入口上端を三方から囲む躯体を移動可能に構成し、該躯体の上面にホース挿入穴周縁を囲む複数のローラを設定した挿入ガイド孔を設け、移動により洗浄排水管の排水立て主管の洗浄ホース挿入口の上面位置に前記挿入ガイド孔を設定できるようにすると共に、更に、躯体の三方からホース挿入穴中心に向けて進退する挿入位置調整杆を設けたホース導入器を、メーンローラの洗浄ホース繰り出し側前面に装着するようにした請求項1又は請求項2記載の排水管洗浄方法
  4. 洗浄ホースが挿入出する洗浄排水管の開口部口縁に、縦方向開口部口縁に、挿通ホース挿通周腹を囲む複数のローラを設定した洗浄ホース外周面が摺動する送りローラ、横方向開口部口縁に、回動周面がホース側腹曲面に対応する凹陥曲面形状の回転ローラを、縦方向に対向する一対と横方向に対向する一対とを挿入穴周端縁に設定した洗浄ホース外周面が摺動する送りローラを、それぞれ設定するようにした請求項1又は請求項2又は請求項3記載の排水管洗浄方法
  5. 下部サブローラと洗浄排水管挿出口との間の適宜箇所に、ホース外表面を擦過する摺接部材を洗浄ホースの両側から挟圧するように設定して洗浄ホースの引上げ回収時にホース外表面の洗浄を同時に行うようにした請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載の排水管洗浄方法
  6. メーンローラの頂部に上部サブローラを、下端部に下部サブローラを、それぞれ、接離可能に設定すると共に、メーンローラの後部側ローラ面に覆着する複数のローラを並列した覆着体を、メーンローラの後部側ローラ面に対して接離可能に設定して、先端に洗浄ノズルを着合した洗浄ホースを、下部サブローラの下周面からメーンローラの頂部周面を経て上部サブローラの下周面に差し回し、メーンローラの駆動回転により洗浄ホースを送出入するローラ機構を基台上に設定すると共に、前記メーンローラを所定の速度で正逆回転させる駆動モータと駆動機構を制御する制御機構を備えて成る排水管洗浄ホース送出入装置
  7. 洗浄対象排水管の洗浄ホース挿入口上端を三方から囲む躯体を移動可能に構成し、該躯体の上面にホース挿入穴周縁を囲む複数のローラを設定したガイド孔を設け、移動により洗浄排水管の排水立て主管の洗浄ホース挿入口の上面位置に前記ガイド孔を設定できるようにすると共に、更に、躯体の三方からホース挿入穴中心に向けて進退する挿入位置調整杆を設けたホース導入器を、メーンローラの洗浄ホース繰り出し側前面に装着するようにした請求項6記載の排水管洗浄ホース送出入装置
  8. 下部サブローラと洗浄排水管挿入口との間の適宜箇所に、ホース外表面を擦過する摺接部材を洗浄ホースの両側から挟圧するように設定した請求項6又は請求項7記載の排水管洗浄ホース送出入装置
  9. 基台の下端側周囲に外方に伸長する支脚を付設すると共に、前記支脚の先端に重錘の荷担構造を付設するようにした請求項6又は請求項7又は請求項8記載の排水管洗浄ホース送出入装置
  10. 洗浄ホース挿入口上端縁への覆着構造を備えた基盤上に、ホース挿入穴周縁を囲む複数のローラを設定して成る洗浄排水管の洗浄ホース挿入開口部送りローラ設定部材
  11. 排水管外周の横方向開口部口縁に覆着する覆着構造を備えた基盤上に、回動周面がホース側腹曲面に対応する凹陥曲面形状の回転ローラを、開口部に対して縦方向に対向する一対と横方向に対向する一対とを挿入穴周端縁に設定して成る、洗浄排水管の洗浄ホース横方向挿入開口部送りローラ設定部材
  12. 洗浄ホースの先端に装着する洗浄ノズルを備えたガイドリーダーの先端に、屈曲自在な先導部を設け、その先端に着脱可能な着合機構を形成して成る洗浄ホースのガイドリーダー
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