JPH083507Y2 - 下水管洗浄におけるホースガイド装置 - Google Patents

下水管洗浄におけるホースガイド装置

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JPH083507Y2
JPH083507Y2 JP5866290U JP5866290U JPH083507Y2 JP H083507 Y2 JPH083507 Y2 JP H083507Y2 JP 5866290 U JP5866290 U JP 5866290U JP 5866290 U JP5866290 U JP 5866290U JP H083507 Y2 JPH083507 Y2 JP H083507Y2
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hose
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皓司 竹村
実 大森
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森田特殊機工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、下水管を洗浄するのに際して、ホースの損
傷防止及びホースの前進後退の円滑化を図るために利用
されるホースガイド装置に関するものである。
〔従来の技術〕
現在、最も普及している下水管の洗浄方法は、第4図
に示すように、マンホール(A)から下水管(B)内に
高圧洗浄車(1)の高圧ホース(2)を導入し、高圧洗
浄車(1)の高圧発生装置(図示せず)で発生する高圧
水を高圧ホース(2)の先端に取付けた噴射ノズル
(3)に供給し、この噴射ノズル(3)から高圧水を噴
射させることにより、その高圧噴射水によって下水管
(B)内に附着堆積する汚泥などを剥離攪拌させ、か
つ、噴射ノズル(3)自身の噴射反力を利用して下水管
(B)内で前進させて自動的に下水管(B)の奥部まで
洗浄し、更に、高圧水を噴射させたままで噴射ノズル
(3)を後退させて剥離攪拌された汚泥をマンホール
(A)の真下に集積させ、図示していない吸引車で集積
された汚泥を汚水とともに汲み上げるようにしている。
ところで、上記下水管洗浄において、高圧洗浄車
(1)の高圧ホース(2)の前進後退時にこれがマンホ
ール(A)の下端口縁部に擦摺すると、高圧ホース
(2)が損傷する虞れがあり、しかも、高圧ホース
(2)の前進後退もスムーズでない。そこで、高圧ホー
ス(2)の損傷防止及び高圧ホース(2)の前進後退の
円滑化を図るため、高圧ホース(2)の前進後退時に、
これをマンホール(A)の下端口縁部に擦摺させないよ
うにガイドさせるホースガイド装置を、マンホール
(A)の下端口縁部に下水管(B)を洗浄する際に設け
ている。
例えば、第5図に示すように、従来のホースガイド装
置(4)は、支え棒(5)の下端にコ字状のフレーム
(6)を取付け、このフレーム(6)に硬質塩化ビニー
ル等からなる凹型のガイドローラ(7)を回転自在に装
架してなり、第6図に示すように、マンホール(A)の
下端口縁部にフック(8)を介して掛止させ、かつ、ガ
イドローラ(7)に高圧ホース(2)を係回してガイド
するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、従来のホースガイド装置(4)では、ガイ
ドローラ(7)の径が大きいとマンホール(A)への挿
入が不可能になる為、ガイドローラ(7)は径が小さな
ものに限定されるが、これでは高圧ホース(2)の曲げ
半径が非常に小さくなり、高圧ホース(2)に無理を与
えて損傷し易くしている。また、支え棒(5)の長さに
よりマンホール(A)の深さが限定されるため、マンホ
ール(A)の深さに対する融通性がない。
本考案は、上記問題に鑑みこれを解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、ホースの長寿命
化が図れるとともに、マンホールの深さに対しても融通
性がある下水管におけるホースガイド装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、半円筒状に形成さ
れ、かつ、所定の曲率半径でもって湾曲されて所定のカ
ーブを有するカイド溝を形成したホースガイドと、上記
ホースガイドの底面に沿うように湾曲形成された支持杆
の外周面側に、複数個の環状部材を所定のカーブを有す
る一対の側板に所定の間隔で装架して一体に固着すると
ともに、上記支持杆の内周面側にロープを緊絡させる吊
金具とマンホールの下端口縁部に掛止させるフックとを
所定の位置に一体に固着したホースガイド取付ブラケッ
トとからなり、上記ホースガイドを上記ホースガイド取
付ブラケットの環状部材に締着させて取付けた技術的手
段を講じている。
〔作用〕
上記技術的手段によれば、ホースガイド取付ブラケッ
トの吊金具を介してロープに吊持させた状態でマンホー
ル内へ挿入し、マンホールの下端口縁部に達したところ
で、ホースガイド取付ブラケットのフックを介してマン
ホールの下端口縁部に位置させ、この状態でマンホール
内に導入したホースをホースガイドのガイド溝に係回し
て下水管内に入れ、下水管内の洗浄作業を行う。
〔実施例〕
以下、本考案の構成を第1図乃至第3図に示す実施例
に基づいて説明する。
本考案に係る下水管洗浄におけるホースガイド装置
(11)は、ホースガイド(12)と、このホースガイド
(12)を取付けるホースガイド取付ブラケット(13)と
で構成されている。
上記ホースガイド(12)は摩擦抵抗の小さな材質、例
えば、硬質塩化ビニール等により半円筒状に形成され、
かつ、所定の曲率半径でもって湾曲されて所定のカーブ
を有するガイド溝(14)を形成している。
上記ホースガイド取付ブラケット(13)は上記ホース
ガイド(12)の底面に沿うように湾曲形成された支持杆
(15)と、この支持杆(15)の外周面側に等間隔で一体
に固着された上記ホースガイド(12)及び高圧ホース
(2)を嵌挿し得るようになした複数個、図面では4個
の環状部材(16)と、この各環状部材(16)の両側に連
架して配された所定のカーブを有する一対の側板(17)
(17)と、上記支持杆(15)の内周面側の一端に一体に
固着されたロープ(18)の一端を緊結させる吊金具(1
9)と、上記支持杆(15)の開閉面側の所定の位置に一
体に固着されたマンホール(A)の下端口縁部に掛止さ
せるフック(20)(20)とからなり、上記ホースガイド
(12)の各環状部材(16)に嵌挿させて当該各環状部材
(16)及び両側板(17)(17)にボルト(21)及びナッ
ト(22)を介して一体に締着することにより、本考案に
係るホースガイド装置(11)を構成させている。
次に、本考案に係るホースガイド装置(11)の使用状
態を説明する。先ず、第3図に示すように、ホースガイ
ド取付ブラケット(13)の吊金具(19)にロープ(18)
の一端を緊結させ、かつ、高圧洗浄車(1)の高圧ホー
ス(2)をホースガイド取付ブラケット(13)の環状部
材(16)に嵌挿させるとともにホースガイド(12)のガ
イド溝(14)に係回させてロープ(18)に吊持させた状
態でマンホール(A)内へ挿入し、マンホール(A)の
下端口縁部に達したところで、ホースガイド取付ブラケ
ット(13)のフック(20)をマンホール(A)の下端口
縁部に掛止することにより、ホースガイド装置(11)を
マンホール(A)の下端口縁部に位置させる。この状態
で、前記要領により下水管(B)内の洗浄作業を行う。
本考案に係るホースガイド装置(11)は、マンホール
(A)の下端口縁部に所定のカーブを有するホースガイ
ド(12)をホース曲げ方向に位置させ、高圧ホース
(2)をそれに係回してガイドする構造であるため、高
圧ホース(2)の曲げ半径が従来のガイドローラ(7)
に比べて非常に大きい。また、ロープ(18)に吊持され
てマンホール(A)内に挿入されるため、ロープ(18)
の長さを適当に調整するだけでどのような深さのマンホ
ール(A)にも対応することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、ホースの曲げ半
径が大きいから、ホースに無理を与えずに下水管内に導
入でき、これによってホースが損傷し難くなり、ホース
の寿命を飛躍的に高めることができる。また、マンホー
ルの下端口縁部に位置させるに際して、ロープに吊持さ
せたから、ロープの長さを適当に調整することにより、
どのような深さのマンホールにも対応することができ、
マンホールの深さに対する融通性がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る下水管洗浄におけるホースガイド
装置の正面図、第2図は第1図のA−A線に沿う断面
図、第3図は本考案に係るホースガイド装置の使用状態
を示すマンホールの下端口縁部の図面である。 第4図は下水管の洗浄方法を示す説明図、第5図は従来
のホースガイド装置を示す要部斜視図、第6図は従来の
ホースガイド装置の使用状態を示すマンホールの下端口
縁部の図面である。 (11)……ホースガイド装置、(12)……ホースガイ
ド、(13)……ホースガイド取付ブラケット、(14)…
…ガイド溝、(15)……支持杆、(16)……環状部材、
(17)……側板、(18)……ロープ、(19)……吊金
具、(20)……フック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】半円筒状に形成され、かつ、所定の曲率半
    径でもって湾曲されて所定のカーブを有するガイド溝を
    形成したホースガイドと、 上記ホースガイドの底面に沿うように湾曲形成された支
    持杆の外周面側に、複数個の環状部材を所定のカーブを
    有する一対の側板に所定の間隔で装架して一体に固着す
    るとともに、上記支持杆の内周面側にロープを緊絡させ
    る吊金具とマンホールの下端口縁部に掛止させるフック
    とを所定の位置に一体に固着したホースガイド取付ブラ
    ケットとからなり、 上記ホースガイドを上記ホースガイド取付ブラケットの
    環状部材に締着させて取付けたことを特徴とする下水管
    洗浄におけるホースガイド装置。
JP5866290U 1990-06-01 1990-06-01 下水管洗浄におけるホースガイド装置 Expired - Fee Related JPH083507Y2 (ja)

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JP5923071B2 (ja) * 2013-08-01 2016-05-24 東京都下水道サービス株式会社 流体管路における横断管への作業用通線の通線方法及び該方法に使用される装置

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