JP2014234301A - 自動ドキュメントフィーダー - Google Patents

自動ドキュメントフィーダー Download PDF

Info

Publication number
JP2014234301A
JP2014234301A JP2013118837A JP2013118837A JP2014234301A JP 2014234301 A JP2014234301 A JP 2014234301A JP 2013118837 A JP2013118837 A JP 2013118837A JP 2013118837 A JP2013118837 A JP 2013118837A JP 2014234301 A JP2014234301 A JP 2014234301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
transmission
swing arm
paper
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013118837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5496395B1 (ja
Inventor
義泉 洪
Yi Chuan Hung
義泉 洪
龍 陳
Lung Chen
龍 陳
仲鯨 周
Tsung-Ching Chou
仲鯨 周
廷宇 盧
Tingyu Lu
廷宇 盧
敬樺 方
Jinghua Fang
敬樺 方
傳鈞 王
Chuan Chun Wang
傳鈞 王
文慶 廖
Wen-Ching Liao
文慶 廖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Foxlink Image Technology Co Ltd
Original Assignee
Foxlink Image Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Foxlink Image Technology Co Ltd filed Critical Foxlink Image Technology Co Ltd
Priority to JP2013118837A priority Critical patent/JP5496395B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5496395B1 publication Critical patent/JP5496395B1/ja
Publication of JP2014234301A publication Critical patent/JP2014234301A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

【課題】自動ドキュメントフィーダーの提供。【解決手段】取紙装置20がフィードチャネル上流部分に設けられて受け取る駆動トルクの方向により取紙を行うか停止し、出紙装置30がフィードチャネルの下流部分に取り付けられて受け取る駆動トルクの方向によりドキュメントを送出或いは回送し、第1駆動ギア40が取紙装置と出紙装置の間に取り付けられて駆動モータ41により駆動され、伝動ロールスイングアーム50が、第1駆動ギアと同軸に枢接され並びに伝動ギアセットに接続され、且つ第1駆動ギアの回転方向によりスイングし、単方向ギアセット60が、駆動モータにより駆動され、並びに同じ方向の伝動トルクを送紙ロールに送り、アクチュエータ70が、出紙装置と接続され並びに出紙装置中のプレスロール32の位置を制御し、制動装置80が伝動ロールスイングアームと出紙装置の間に設置されて伝動ロールスイングアームのスイングを制御する。【選択図】図2

Description

本発明は一種の自動ドキュメントフィーダーに係り、特に、両面走査機能を有する自動ドキュメントフィーダーに関する。
大量走査時の効率をアップし、自動両面走査の機能を実現するため、多くのスキャナには自動ドキュメントフィーダーが取り付けられている。
図1を参照されたい。図中に示されるのは、周知の自動ドキュメントフィーダーの断面図であり、該自動ドキュメントフィーダー中にドキュメントを送るチャネルがあり、該チャネルに沿って上流から下流に、それぞれ入紙カートリッジ11、入紙チャネル12、走査エリア13、出紙チャネル14及び出紙カートリッジ15が設けられ、且つ入紙チャネル12と出紙チャネル14の間に、裏返しチャネル16が接続されている。
ドキュメントが上述の各チャネルを通って送られるように、各チャネルに沿って、それぞれ他種類の異なった伝動装置が設けられる。たとえば、入紙チャネル12の入口端に設置された取紙装置20、入紙チャネル12及び出紙チャネル14沿線上に設置された複数の送紙ロール171、及び出紙チャネル14の出口部分に設けられた出紙装置30がある。
使用者がドキュメントを走査する時、自動ドキュメントフィーダー中の取紙装置20は、入紙カートリッジ11中のドキュメントを押し下げ、ドキュメントの自動ドキュメントフィーダーの入紙チャネル12中へのフィードを開始する。ただし、ドキュメントが入紙チャネル12に進入し、並びに送紙ロール171に到達した後、該取紙装置20はまた上昇し、重複したドキュメントフィードを防止する。
ドキュメントが入紙チャネル12に進入した後、入紙チャネル12と出紙チャネル14沿線に設置された送紙ロール171は同一方向に回転し、ドキュメントを走査エリア13まで輸送し、走査エリア13下方の走査ユニットにより画像が読み取られ、並びに走査完成したドキュメントは出紙カートリッジ15へと送られる。
出紙チャネル14出口部分に位置する出紙装置30にはロール31と可動のプレスロール32が設けられている。一般の片面走査時にプレスロール32は続けてロール31を押圧し、並びにドキュメントに対して順方向に施力する。ただし、もしドキュメントに対して両面走査する時は、ドキュメントの第1面走査が終わり並びに出紙チャネル14より離れる必要がある時、出紙装置30は逆転し並びにドキュメントを逆方向に裏返しチャネル16中に送り、裏返しチャネル16を通過したドキュメントは再び入紙チャネル12中にもどり、並びにドキュメントが裏返される。且つドキュメントが裏返された後、ドキュメントの先頭と後端の2辺が出紙装置30の位置で交錯する時に、プレスロール32に挟まれて紙詰まりが発生するのを防ぐため、プレスロール32は下降しロール31と分離する。
以上の内容からわかるように、取紙装置20、送紙ロール171、及び出紙装置30は作動の時間点及び回転の方向のいずれにおいても相当に大きな差異がある。送紙ロール171は基本的に同一方向に向けて回転し、取紙装置20及び出紙装置30はドキュメントの位置の違いにより回転方向を変更しなければならず、且つ出紙装置30のロール31とプレスロール32は適当な時期に空けられなければならない。上述の機能を達成するため、自動ドキュメントフィーダー中の伝動装置は往々にして構造が複雑となり且つ小型化が難しく、上述の欠点を解決するため、既存の自動ドキュメントフィーダー及びそのなかの伝動装置に対する改良が必要である。
本発明の主要な目的は、構造が簡単で、且つ小型化が容易な自動ドキュメントフィーダーを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の自動ドキュメントフィーダーは、フィードチャネルおよび駆動モータを具え、以下を包含する。
少なくとも一つの送紙ロールがフィードチャネルに沿って設置される。取紙装置が、該フィードチャネルの上流部分に取り付けられ、並びに受け取った駆動モータの駆動トルクの方向により、取紙或いは取紙停止する。出紙装置が、フィードチャネル下流部分に取り付けられ、並びに受け取った駆動モータの駆動トルクの方向により、ドキュメントを送出するか送り戻す。第1駆動ギアが、取紙装置と出紙装置の間に取り付けられ、並びに駆動モータにより駆動される。伝動ロールスイングアームが、第1駆動ギアと同軸に枢接され、並びに伝動ロールスイングアームに伴い移動する伝動ギアセットに接続され、該伝動ロールスイングアームは、第1駆動ギアの回転方向の違いに基づき、伝動ギアセットと取紙装置が接触する第1位置或いは伝動ギアセットが空転する第2位置に至る。単方向ギアセットが、駆動モータにより駆動され、且つ駆動モータがどの方向に回転しようと、いずれも同じ方向の伝動トルクを送紙ロールに伝えることができる。アクチュエータが、出紙装置と接続され並びに出紙装置中のプレスロールの位置を制御する。及び制動装置が、伝動ロールスイングアームと出紙装置の間に設置され、並びにアクチュエータにより駆動されて伝動ロールスイングアームのスイング位置と出紙装置の開合動作を同時に制御する。
好ましい実施例中、上述のアクチュエータは電磁弁とされる。
好ましい実施例中、上述の伝動ギアセットは少なくとも、第1伝動ギアと第1トルクリミッターを包含し、第1伝動ギアと駆動ギアは噛み合い並びに第1トルクリミッターを介して伝動ロールスイングアームと枢接する。
好ましい実施例中、上述の出紙装置はロール、ロールと対向設置されたプレスロールを包含し、該プレスロールとアクチュエータの間に、プレスロールスイングアームが接続され、アクチュエータにプレスロールスイングアームを介してロールとプレスロールの開合を制御させる。
好ましい実施例中、上述の制動装置は、一組の、相互に組み合わされる第1係合部と第2係合部を包含し、そのうち、第1係合部はプレスロールスイングアーム上に設置されて第2係合部は伝動ロールスイングアーム上に設置される。プレスロールスイングアームが上昇する時、第1係合部と第2係合部は噛み合い、伝動ロールスイングアームをスイング不能とする。
好ましい実施例において、上述の自動ドキュメントフィーダーは、さらに単方向送紙ロールと単方向ギアセットを包含する。該単方向送紙ロールはフィードチャネル上に設けられ、単方向ギアセットは駆動モータにより駆動され、並びに単方向送紙ロールと接続され、且つ駆動モータがどの方向に回転しても同じ方向の伝動トルクを単方向送紙ロールに伝えることができる。
好ましい実施例において、上述の単方向ギアセットは、第2駆動ギア、該第2駆動ギアと同軸で枢接された単方向ギアスイングアーム、該送紙ロールと噛み合い接続された逆方向ギア、及び該単方向ギアスイングアーム上に枢接された第2及び第3伝動ギアを包含する。
そのうち、該単方向ギアスイングアームは、二つの自由端を具え、第2及び第3伝動ギアは、いずれも第2駆動ギアと噛み合い、並びにそれぞれ第2及び第3トルクリミッターを介して該単方向ギアスイングアームの二つの自由端部分に枢接される。そのうち、該単方向ギアスイングアームは、第2駆動ギアの回転方向の違いにより、第3伝動ギアを出力ロールと噛み合わせる第3位置、或いは第2伝動ギアを逆方向ギアと噛み合わせる第4位置に向けてスイングする。これにより、送紙ロールに輸送される伝動トルクに終始同じ方向を維持させる。
総合すると、本発明の特徴は、出紙装置上にアクチュエータが設置され、並びに該アクチュエータにより該出紙装置と制動装置が同期制御され、制動装置が直接出紙装置により駆動され並びに伝動ロールスイングアームを制御して移動させ、これにより、駆動トルクが取紙装置に伝えられるか否かの制御、及び、伝動トルクの出力時間を制御する効果を達成し、有効に自動ドキュメントフィーダーの体積及び生産コストを減らすことができる。
周知の自動ドキュメントフィーダーの断面図である。 本発明の自動ドキュメントフィーダー中の伝動装置の立体図である。 本発明の自動ドキュメントフィーダー中の第1駆動ギア、アクチュエータ、及び制動装置の立体図である。 本発明の自動ドキュメントフィーダー中の第1駆動ギア、アクチュエータ、及び制動装置の側面図である。 本発明の自動ドキュメントフィーダー中の単方向ギアセットの立体図である。 本発明の自動ドキュメントフィーダー中の単方向ギアセットが第3位置にあるときの側面図である。 本発明の自動ドキュメントフィーダー中の単方向ギアセットが第4位置にあるときの側面図である。 本発明の自動ドキュメントフィーダー中の伝動ギアセットの分解図である。 本発明のドキュメントフィード動作表示図である。 本発明のドキュメントフィード動作表示図である。 本発明のドキュメントフィード動作表示図である。 本発明のドキュメントフィード動作表示図である。 本発明のドキュメントフィード動作表示図である。 本発明のドキュメントフィード動作表示図である。 本発明のドキュメントフィード動作表示図である。 本発明のドキュメントフィード動作表示図である。 本発明のドキュメントフィード動作表示図である。 本発明のドキュメントフィード動作表示図である。
本発明の技術内容、構造特徴、達成する目的及び作用効果について、以下に例を挙げ並びに図面を組み合わせて詳細に説明する。
図2から図4及び図8Aを参照されたい。本発明中の自動ドキュメントフィーダーは、フィードチャネルを包含し、該フィードチャネルは、上流から下流へと順に設けられた入紙カートリッジ11、入紙チャネル12、走査エリア13、出紙チャネル14、及び出紙カートリッジ15で構成され、且つ入紙チャネル12と出紙チャネル14の間に裏返しチャネル16が接続されている。
単方向送紙ロール172が、裏返しチャネル16と出紙チャネル14の接続部分に設けられる。送紙ロール171が、フィードチャネル10に沿って設置される。取紙装置20が、入紙カートリッジ11と入紙チャネル12の間に設置され、並びに受け取った駆動トルクの方向に基づき、取紙或いは取紙停止する。出紙装置30が、出紙チャネル14と出紙カートリッジ15の間に取り付けられ、並びに受け取った駆動トルクの方向に基づき、ドキュメントを送出或いは送り戻す。
第1駆動ギア40が、取紙装置20と出紙装置30の間に取り付けられ、並びに駆動モータ41により駆動される。伝動ロールスイングアーム50が、第1駆動ギア40と同軸に枢接され、並びに伝動ロールスイングアーム50に伴い移動する伝動ギアセット51に接続され、該伝動ロールスイングアーム50は、第1駆動ギア40の回転方向の違いに基づき、伝動ギアセット51が取紙装置20と接触する第1位置(図8Aに示されるとおり)、或いは、伝動ギアセット51が空転する第2位置(図8Bに示されるとおり)にスイングして至る。
単方向ギアセット60が、送紙ロール171を介して駆動モータ41に接続されて駆動され、並びに単方向送紙ロール172に接続され、駆動モータ41がどの方向に回転しようと、単方向ギアセット60により同じ方向の伝動トルクを単方向送紙ロール172に送ることができる。アクチュエータ70が、出紙装置30と接続され並びに出紙装置30中のプレスロール32の位置を制御する。制動装置80が、出紙装置30と接続され、並びに出紙装置30により駆動されて伝動ロールスイングアーム50のスイング状態を制御する。
さらに図2を参照されたい。上述の出紙装置30は、一組のロール31及びロール31と対向するよう設置されたプレスロール32を包含し、プレスロール32とアクチュエータ70の間に、プレスロールスイングアーム33が設けられ、プレスロールスイングアーム33に回転軸34と、該回転軸34の両端にそれぞれ設置された第1押圧ブロック35及び第2押圧ブロック36が設けられ、そのうち、第1押圧ブロック35はアクチュエータ70と接続され、第2押圧ブロック36はプレスロール32と接続され、アクチュエータ70が作動する時に、プレスロール32とロール31の開合を制御する。アクチュエータ70は、電磁弁とされ、コントロールレバーを介してプレスロールスイングアーム33と接触し、電磁弁が上昇する時、コントロールレバーの末端が下向きに押し下げられ、これによりプレスロール32が下圧され、並びにドキュメントと分離させられる。反対に、電磁弁が下降してコントロールレバーの末端を上昇させる時、プレスロールスイングアーム33は弾性部品に持ち上げられ、並びにプレスロール32をドキュメントと接触させる。
図4を参照されたい。上述の伝動ギアセット51は第1伝動ギア52と第1トルクリミッター(図示せず)を包含し、第1伝動ギア52は第1駆動ギア40と相互に噛み合い、並びに第1トルクリミッターにより伝動ロールスイングアーム50上に枢接されている。トルクリミッターは、最大トルク許容値を有し、もし第1伝動ギア52及び伝動ロールスイングアーム50の間に作用するトルクが最大トルク許容値を超過しなければ、第1伝動ギア52と伝動ロールスイングアーム50は相対回転を発生し得ない。
これにより、第1駆動ギア40が回転する時、伝動ロールスイングアーム50を駆動して第1位置或いは第2位置にスイングさせる。伝動ロールスイングアーム50が第1位置にある時、第1伝動ギア52は取紙装置20と接続され、これにより駆動トルクを取紙装置20に伝える。伝動ロールスイングアーム50が第2位置にある時、第1伝動ギア52は取紙装置20と分離し、これにより第1伝動ギア52は空転する。
制動装置80は、一組の、相互に組み合わされた第1係合部81と第2係合部82とされ、そのうち、第1係合部81はプレスロールスイングアーム33上に設置され、第2係合部82は伝動ロールスイングアーム50上に設置される。プレスロールスイングアーム33が上昇する時、第1係合部81を第2係合部82と噛み合わせ、並びにそれにより伝動ロールスイングアーム50の自由スイングを阻止する。本図に示される実施例において、第1係合部81は第1押圧ブロック35の末端より上向きに延伸された凸塊とされ、第2係合部82は伝動ロールスイングアーム50より下向きに延伸された凸塊とされ、これにより、プレスロールスイングアーム33が上昇する時、第1係合部81が第2係合部82と係合し、これにより伝動ロールスイングアーム50がスイング不能とされるが、ただし、ここで述べる第1係合部81と第2係合部82の造形は、わずかに説明の便のために用いられ、これにより第1係合部81、第2係合部82の造形が制限されるわけではない。
図2、図5、及び図6を参照されたい。本発明中、単方向ギアセット60は単方向送紙ロール172と接続され、並びに駆動モータ41に接続されて駆動され、該単方向ギアセット60は、第2駆動ギア62、該第2駆動ギア62と同軸で枢接された単方向ギアスイングアーム61、単方向送紙ロール172上に枢接された出力ロール63、出力ロール63と噛み合う逆方向ギア64、及び、単方向ギアスイングアーム61上に枢接された第2及び第3伝動ギア65、66を包含する。
そのうち、該単方向ギアスイングアーム61は、二つの自由端を具え、第2及び第3伝動ギア65、66は、いずれも第2駆動ギア62と噛み合い、並びにそれぞれ第2及び第3トルクリミッター(図示せず)を介して該単方向ギアスイングアーム61の二つの自由端部分に枢接され、該単方向ギアスイングアーム61は、第2駆動ギア62の回転方向の違いにより、第3伝動ギア66を出力ロール63と噛み合わせる第3位置(図6Aに示されるとおり)、或いは第2伝動ギア65を逆方向ギア64と噛み合わせる第4位置(図6Bに示されるとおり)に向けてスイングする。これにより、単方向送紙ロール172に送られる伝動トルクは終始同じ方向を維持する。
図7を参照されたい。上述のトルクリミッターは圧縮バネとされ、該圧縮バネは伝動ロールスイングアーム50、単方向ギアスイングアーム61上に固定され、並びにその両端がそれぞれ伝動ロールスイングアーム50、単方向ギアスイングアーム61及び第1伝動ギア52、第2伝動ギア65、第3伝動ギア66上に当接し、伝動ロールスイングアーム50、単方向ギアスイングアーム61と第1伝動ギア52、第2伝動ギア65、第3伝動ギア66の間の正方向力及び摩擦力を増加する。伝動ロールスイングアーム50と第1伝動ギア52の間の第1トルクリミッターを例とすると、第1伝動ギア52及び圧縮バネは伝動ロールスイングアーム50の自由端に同軸で枢接され、且つ圧縮バネは第1伝動ギア52と伝動ロールスイングアーム50の間に固定されて、第1伝動ギア52に対して正方向力を印加する。これにより、伝動ロールスイングアーム50と第1伝動ギア52の間に印加される伝動トルクが摩擦抵抗より小さい時、伝動ロールスイングアーム50と第1伝動ギア52は相対回転を発生せず、伝動トルクが両者の間の最大静止摩擦力を超えることで、伝動ロールスイングアーム50と第1伝動ギア52の間に相対回転が発生する。
自動ドキュメントフィーダーが、自動ドキュメントフィードと走査を行う時、そのフィードする必要のあるドキュメントの違いにより、異なるステップでドキュメントフィードを行う。そのうち、本発明が片面走査を行うステップは以下のとおりである。
図8Aを参照されたい。自動ドキュメントフィーダーが動作開始する時、ドキュメントは入紙カートリッジ11中に位置し、このとき、制動装置80はロック状態にあり且つ伝動ロールスイングアーム50は第1位置にある。駆動モータ41が時計回りに回転する時、第1駆動ギア40は正方向の伝動トルクを取紙装置20に伝え、取紙装置20は入紙カートリッジ11に向けて押圧取紙し、且つ連続取紙を開始する。駆動モータ41が続けて時計回りに回転することにより、取紙装置20、送紙ロール171、単方向送紙ロール172及び出紙装置30はいずれも同じ方向に回転し、送紙チャネル中に取り込まれたドキュメントは順に、入紙チャネル12、走査エリア13、及び出紙チャネル14をとおり、最後に出紙カートリッジ15に進入する。
ドキュメントに対して両面走査を実行する動作フローは以下のとおりである。
図8Aを参照されたい。自動ドキュメントフィーダーが動作開始する時、ドキュメントは入紙カートリッジ11中に位置し、このとき、制動装置80はロック状態にあり、且つ伝動ロールスイングアーム50は第1位置にある。駆動モータ41は同様に、時計回りの方向に回転し、並びに正方向の伝動トルクを取紙装置20に伝える。このとき、取紙装置20は入紙カートリッジ11に向けて押圧し、並びにドキュメントを入紙チャネル12中に送り込む。
さらに図8Bを参照されたい。ドキュメントが送紙チャネル中に送りこまれ、並びに送紙ロール171と接触した後、アクチュエータ70は動作開始し、制動装置80を釈放状態に進入させる。このときの伝動ロールスイングアーム50は自由スイングでき、これにより、第1駆動ギア40の時計周りの回転の下、第2位置へとスイングして取紙装置20と分離し、取紙装置20は次のドキュメントの取り出しを停止する。ドキュメントは送紙ロール171の駆動下で、続けて出紙チャネル14へと移動する。
さらに図9Aを参照されたい。伝動ロールスイングアーム50が第2位置に進入した後、アクチュエータ70は動作を停止して制動装置80を再度ロック状態に回復させ、これにより伝動ロールスイングアーム50を第2位置に固定する。
図9Bに示されるように、ドキュメントの第1面の走査が完了してドキュメントの後端が確実に走査エリア13及び出紙チャネル14を離れた後、駆動モータ41は逆時計周りに回転開始する。このとき、伝動ロールスイングアーム50は第1伝動ギア52を空転させる第2位置にあり、これにより、取紙装置20は静止状態を保持して不動であり、出紙装置30は駆動モータ41の逆時計周りの回転の駆動下で、ドキュメントを回送し並びに裏返しチャネル16中に進入させる。
図10Aを参照されたい。ドキュメントが裏返しチャネル16に進入して裏返された後、アクチュエータ70は再度動作してプレスロールスイングアーム33を下向きにスイングさせてプレスロール32をドキュメントと分離させ(連帯して制動装置80が釈放状態に進入させられる)、同時に駆動モータ41が時計周りの方向に回転する。すなわち、ドキュメントは送紙ロール171の駆動の下で、走査エリア13を二度目に通過し、並びに出紙チャネル14に進入する。このとき、制動装置80は釈放状態にあるが、駆動モータ41は時計周りに回転するため、伝動ロールスイングアーム50はずっと第2位置に保持される。
図10Bを参照されたい。ドキュメントの両面がいずれも走査完成し、並びにドキュメントの後端が確実に走査エリア13及び出紙チャネル14を離れた後、さらにもう一度裏返しが行われ、ドキュメントが正面に戻される。このとき、アクチュエータ70は動作停止し、プレスロールスイングアーム33を上向きにスイングさせ、並びにプレスロール32をドキュメントに接触させ(連帯して制動装置80がロック状態に回復させられる)、同時に駆動モータ41が逆時計周りに改められて回転する。このとき、出紙装置30は駆動モータ41の逆時計周りの回転の駆動の下で、ドキュメントを戻し送り、並びに裏返しチャネル16中に進入させる。
図11Aを参照されたい。ドキュメントが裏返しチャネル16中に進入して裏返された後、アクチュエータ70は再度動作してプレスロールスイングアーム33を下向きにスイングさせ、プレスロール32をドキュメントと分離させ(連帯して制動装置80が釈放状態に進入させられる)、同時に駆動モータ41は時計周り方向に改められて回転する。すなわち、ドキュメントは送紙ロール171の駆動の下で、二度目に走査エリア13を通過し並びに出紙チャネル14に進入する。このとき、制動装置80は釈放状態にあるものの、駆動モータ41は時計周り方向に回転するため、伝動ロールスイングアーム50はずっと第2位置に保持される。
ドキュメントが再度裏返されて正面とされた後、走査完成したドキュメントは自動ドキュメントフィーダーより退出し、並びに新たな取紙のステップは以下のようである。
図11Bを参照されたい。図11Aの後で、ドキュメントの走査が完成した時、アクチュエータ70は作動中で、これにより、プレスロール32はドキュメントと相互に分離されている(且つ制動装置80は釈放状態にある)。このとき、駆動モータ41は逆時計周りに改められて回転することで、伝動ロールスイングアーム50をスイングさせて、第1位置となし、これにより、第1伝動ギア52を取紙装置20に接続する。単方向送紙ロール172は単方向ギアセット60を介して駆動され、これにより、続いてドキュメントを出紙チャネル14に向けて輸送する。
さらに図12Aを参照されたい。ドキュメントが出紙チャネル14に進入した後、アクチュエータ70は動作停止し、プレスロール32をドキュメントと接触させ(連帯して伝動ロールスイングアーム50がロックされる)、続いて、図12Bに示されるように、駆動モータ41は時計周り方向の回転を回復し、走査完成したドキュメントに出紙チャネル14を通過させ、且つ伝動ロールスイングアーム50が、第1伝動ギア52を取紙装置20と噛み合わせる第1位置することにより、取紙装置20が第1伝動ギア52の時計周り回転の駆動の下で、取紙開始する。
総合すると、本発明の特徴は、出紙装置上に制動装置が設置され、制動装置が直接出紙装置により駆動され並びに伝動ロールスイングアームの移動を制御し、これにより、駆動トルクが取紙装置に伝えられるか否かの制御及び伝動トルクの出力時間の制御の効果を達成し、有効に自動ドキュメントフィーダーの体積及び生産コストを減らすことができる。
11 入紙カートリッジ
12 入紙チャネル
13 走査エリア
14 出紙チャネル
15 出紙カートリッジ
16 裏返しチャネル
17 送紙ロール
171 送紙ロール
172 単方向送紙ロール
20 取紙装置
30 出紙装置
31 ロール
32 プレスロール
33 プレスロールスイングアーム
34 回転軸
35 第1押圧ブロック
36 第2押圧ブロック
40 第1駆動ギア
41 駆動モータ
50 伝動ロールスイングアーム
51 伝動ギアセット
52 第1伝動ギア
53 第1トルクリミッター
60 単方向ギアセット
61 単方向ギアスイングアーム
62 第2駆動ギア
63 出力ロール
64 逆方向ギア
70 アクチュエータ
80 制動装置
81 第1係合部
82 第2係合部

Claims (7)

  1. フィードチャネルおよび駆動モータを具えた自動ドキュメントフィーダーにおいて、
    該フィードチャネルに沿って設置された、少なくとも一つの送紙ロール、
    取紙装置であって、該フィードチャネルの上流部分に取り付けられ、並びに受け取った該駆動モータの駆動トルクの方向により、取紙或いは取紙停止する、上記取紙装置、
    出紙装置であって、該フィードチャネル下流部分に取り付けられ、並びに受け取った該駆動モータの駆動トルクの方向に基づき、ドキュメントを送出するか送り戻す、上記出紙装置、
    第1駆動ギアであって、該取紙装置と該出紙装置の間に取り付けられ、並びに該駆動モータにより駆動される、上記第1駆動ギア、
    伝動ロールスイングアームであって、該第1駆動ギアと同軸を以て枢接され、並びに該伝動ロールスイングアームに伴い移動する伝動ギアセットに接続され、該伝動ロールスイングアームは、該第1駆動ギアの回転方向の違いにより、該伝動ギアセットと該取紙装置が接触する第1位置或いは該伝動ギアセットが空転する第2位置に至る、上記伝動ロールスイングアーム、
    アクチュエータであって、該出紙装置と接続され並びに該出紙装置中のプレスロールの位置を制御する、上記アクチュエータ、
    制動装置であって、該伝動ロールスイングアームと該出紙装置の間に設置され、並びに該アクチュエータにより駆動されて該伝動ロールスイングアームのスイング位置と該出紙装置の開合動作を同時に制御する、上記制動装置、
    以上を包含することを特徴とする、自動ドキュメントフィーダー。
  2. 請求項1記載の自動ドキュメントフィーダーにおいて、該アクチュエータは電磁弁とされることを特徴とする、自動ドキュメントフィーダー。
  3. 請求項1記載の自動ドキュメントフィーダーにおいて、該伝動ギアセットは少なくとも第1伝動ギア及び第1トルクリミッターを包含し、該第1伝動ギアは該第1駆動ギアと噛み合い並びに該第1トルクリミッターは該伝動ロールスイングアームに枢接されることを特徴とする、自動ドキュメントフィーダー。
  4. 請求項1記載の自動ドキュメントフィーダーにおいて、上述の出紙装置はロール、該ロールと対向設置されたプレスロールを包含し、該プレスロールと該アクチュエータの間に、プレスロールスイングアームが接続され、該アクチュエータに該プレスロールスイングアームを介して該ロールと該プレスロールの開合を制御させることを特徴とする、自動ドキュメントフィーダー。
  5. 請求項3記載の自動ドキュメントフィーダーにおいて、上述の制動装置は、一組の、相互に組み合わされる第1係合部と第2係合部を包含し、そのうち、該第1係合部は該プレスロールスイングアーム上に設置され、該第2係合部は該伝動ロールスイングアーム上に設置され、該プレスロールスイングアームが上昇する時、該第1係合部と該第2係合部は噛み合うことで、該伝動ロールスイングアームをスイング不能とすることを特徴とする、自動ドキュメントフィーダー。
  6. 請求項1記載の自動ドキュメントフィーダーにおいて、さらに単方向送紙ロールと単方向ギアセットを包含し、該単方向送紙ロールは該フィードチャネル上に設けられ、該単方向ギアセットは該駆動モータにより駆動され、並びに該単方向送紙ロールと接続され、且つ該駆動モータがどの方向に回転しても同じ方向の伝動トルクを該単方向送紙ロールに伝えることができることを特徴とする、自動ドキュメントフィーダー。
  7. 請求項6記載の自動ドキュメントフィーダーにおいて、上述の単方向ギアセットは、第2駆動ギア、該第2駆動ギアと同軸で枢接された単方向ギアスイングアーム、該送紙ロールと噛み合い接続された逆方向ギア、及び該単方向ギアスイングアーム上に枢接された第2及び第3伝動ギアを包含し、
    そのうち、該単方向ギアスイングアームは、二つの自由端を具え、該第2及び第3伝動ギアは、いずれも該第2駆動ギアと噛み合い、並びにそれぞれ第2及び第3トルクリミッターを介して該単方向ギアスイングアームの二つの自由端部分に枢接され、
    そのうち、該単方向ギアスイングアームは、該第2駆動ギアの回転方向の違いにより、該第3伝動ギアを出力ロールと噛み合わせる第3位置、或いは該第2伝動ギアを逆方向ギアと噛み合わせる第4位置に向けてスイングし、これにより、該送紙ロールに輸送される伝動トルクに終始同じ方向を維持させることを特徴とする、自動ドキュメントフィーダー。
JP2013118837A 2013-06-05 2013-06-05 自動ドキュメントフィーダー Expired - Fee Related JP5496395B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013118837A JP5496395B1 (ja) 2013-06-05 2013-06-05 自動ドキュメントフィーダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013118837A JP5496395B1 (ja) 2013-06-05 2013-06-05 自動ドキュメントフィーダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5496395B1 JP5496395B1 (ja) 2014-05-21
JP2014234301A true JP2014234301A (ja) 2014-12-15

Family

ID=50941640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013118837A Expired - Fee Related JP5496395B1 (ja) 2013-06-05 2013-06-05 自動ドキュメントフィーダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5496395B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109902674A (zh) * 2019-03-08 2019-06-18 北京工业大学 自动扫描及图像采集系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113879875B (zh) * 2020-07-02 2024-06-04 东莞富崴电子有限公司 电动盛纸盘、具有电动盛纸盘的自动馈纸机及其开关方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07239582A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Minolta Co Ltd 自動原稿給送装置
JPH1130882A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Nisca Corp 自動原稿送り装置
JP5064518B2 (ja) * 2010-01-19 2012-10-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 自動原稿搬送装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP2011207561A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Konica Minolta Business Technologies Inc ローラ接離機構及び自動原稿搬送装置
JP2012180217A (ja) * 2011-03-03 2012-09-20 Seiko Epson Corp 媒体搬送装置、スキャナ装置、記録装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109902674A (zh) * 2019-03-08 2019-06-18 北京工业大学 自动扫描及图像采集系统
CN109902674B (zh) * 2019-03-08 2020-08-28 北京工业大学 自动扫描及图像采集系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5496395B1 (ja) 2014-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6243094B2 (ja) シート搬送装置及びその制御方法、情報読取装置
JP5886468B2 (ja) シート搬送装置
JP5365999B2 (ja) 自動原稿搬送装置及び画像形成装置
JP5355654B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
EP3239940A1 (en) Double-coiling-belt paper money temporary storage device
JP4072516B2 (ja) 両面原稿搬送装置
TWI680932B (zh) 媒體饋送裝置及圖像讀取裝置
US9243689B2 (en) Transmission device for automatic document feeder
JP4891963B2 (ja) 排紙機構及び排紙機構を備える双方向給紙システム
JP5496395B1 (ja) 自動ドキュメントフィーダー
JP4165544B2 (ja) シート材搬送装置
US8998195B2 (en) Automatic document feeder
CN103994192A (zh) 自动走纸器的传动装置
JP3188874U (ja) ドキュメントの歪みを校正できる自動ドキュメントフィーダーの伝動装置
JP5496379B1 (ja) 自動ドキュメントフィーダーの伝動装置
TWI551809B (zh) 自動送稿器
JPS61155149A (ja) 駆動力の間欠伝達装置
JP2975801B2 (ja) 情報処理装置の紙送り装置及び紙送り方法
JP5965086B2 (ja) シート搬送装置
JP2007091401A (ja) シート材搬送装置
TWM483181U (zh) 可校正紙張歪斜的自動送紙器的傳動裝置
TWI508865B (zh) 自動送紙器的傳動裝置
JP2024064095A (ja) 原稿搬送装置
JP5742182B2 (ja) 駆動伝達装置、原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP4830156B2 (ja) 原稿両面読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5496395

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees