JP2014233684A - 濾過装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリコン屑等の被除去物を含む被処理水を処理する際のフラックスが大きく、且つ、高いレベルで被処理水を脱水することを可能とする濾過装置を提供する。
【解決手段】本発明の濾過装置10では、処理タンク14に貯留された被処理水34に、セラミック等の硬質材料から成る濾過膜16を浸漬している。また、この濾過膜16の内部空間にポンプ24で所定の吸引圧を加えることで、濾過膜16で被処理水34を濾過しつつ、濾過膜16の濾過面16Aに被除去物から成る堆積層32を積層している。更に、濾過水の流量が低減したら、濾過膜16に加圧を加えて、堆積層32を濾過膜から離脱させて処理タンク14の下方に沈殿させている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリコン屑等の被除去物を含む水からなる被処理水の濾過および脱水を行う濾過装置に関する。
半導体製造工程では、水を使用しつつ半導体を研削加工する工程が含まれ、この工程では半導体屑を含む水からなる排水が大量に排出される。
例えば、シリコンインゴットをスライスして半導体ウェハを切り出す工程、半導体ウェハをバックグラインドする工程、半導体ウェハを各素子にダイシングする工程等では、ダイシングブレードの温度上昇を抑制するために水が用いられる。具体的には、半導体ウェハの上面に純水の流れを作り、放水用のノズルからダイシングブレードに純水を噴射している。この結果、切削されたシリコン屑を含む水(排水)が大量に排出される。
図8を参照して、このように発生した排水の浄化処理を行う装置の一例を説明する。ダイシング時に発生する排水は、原水タンク101に集められ、ポンプ102で濾過装置103に送られる。濾過装置103には、セラミック系や有機物系のフィルタFが装着されているので、濾過された水は、配管104を介して回収水タンク105に送られ、再利用される。
一方、濾過装置103は、フィルタFに目詰まりが発生するため、定期的に洗浄が施される。例えば、原水タンク101側のバルブB1を閉め、バルブB3とバルブB2が開けられ、回収水タンク105の水で、フィルタFが逆洗浄される。これにより発生した高濃度のシリコン屑が混入された排水は、原水タンク101に戻される。濃縮水タンク106の濃縮水は、ポンプ108を介して遠心分離器109へ輸送され、遠心分離器109により汚泥(スラッジ)と分離液に分離される。シリコン屑から成る汚泥は、汚泥回収タンク110に集められ、分離液は分離液タンク111に集められる。更に分離液が集められた分離液タンク111の排水は、ポンプ112を介して原水タンク101に輸送される。
上記した排水の処理方法として、排水に含まれる被除去物から成る自己形成フィルタで濾過を行う濾過方法が提案されている(下記特許文献1)。この文献の図1および〔0046〕−〔0063〕等を参照すると、樹脂材料から成る第1のフィルタ膜10の表面に、堆積したシリコン屑から成る第2のフィルタ膜13が生成され、この第2のフィルタ膜13を用いて濾過処理が行われていた。更に、図9および〔0096〕を参照して、原水タンク50の内部にて、濾過装置53の下方に気泡発生装置54を配置し、濾過装置53が濾過を行なっている間は、気泡発生装置54が濾過装置53に向かって気泡を発生させている。この濾過装置を採用することにより、自己形成膜である第2のフィルタ膜の目詰りが防止され、シリコン屑等を含む排水の濾過を、長期間に渡り連続して行うことが可能となった。
特許第3291487号公報
しかしながら、上記した濾過装置であっても、次のような課題が存在していた。
上記特許文献に記載された発明では、濾過装置として樹脂から成る樹脂膜を採用しており、この樹脂膜は機械的強度が大きくないので、逆洗を行うために濾過膜の内部空間に圧力を加えることが出来ない問題があった。更にまた、上記発明では、タンク内でシリコン屑が濃縮される被処理水を再利用することが可能ではある。しかしながら、被処理水にシリコン屑が含まれる濃度が十分でなく、更にフラックスが十分でない問題があった。
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、シリコン屑等の被除去物を含む被処理水を処理する際のフラックスが大きく、且つ、高いレベルで被処理水を脱水することを可能とする濾過装置を提供することに有る。
本発明の濾過装置は、被除去物を含む水である被処理水が貯留されるタンクと、前記被除去物よりも小さい濾過孔と、前記濾過孔と連通する内部空間とを有し、前記被処理水に浸漬されるセラミック濾過膜と、パイプを経由して前記セラミック濾過膜の前記内部空間と連通し、前記内部空間に吸引圧を与える吸引手段と、前記パイプを経由して前記セラミック濾過膜の内部空間と連通し、前記内部空間に加圧を与える加圧手段と、を備え、前記被処理水を濾過する際には、前記吸引手段で前記セラミック濾過膜に吸引圧を与えることで、前記セラミック濾過膜により濾過された濾過水を前記タンクから取り出し、前記セラミック濾過膜が有する濾過面の全体に前記被除去物から成る堆積層を積層させて脱水し、前記濾過水の流量が低減したら、前記吸引手段による吸引を解除した後に、前記加圧手段で前記セラミック濾過膜の前記内部空間に加圧を与えることで、前記堆積層を前記濾過面から離脱させて前記タンクの下部に下降させることを特徴とする。
本発明によれば、機械的強度の高いセラミック濾過膜を採用したので、濾過膜の内部空間に比較的高い加圧を与えることができる。よって、この加圧により、濾過膜に堆積した被除去物から成る堆積層を、濾過膜から容易に離脱させてタンク内部に下降させることができる。
本発明の濾過装置を全体的に示す図である。 本発明の濾過装置を示す図であり、(A)は濾過膜を示す斜視図であり、(B)は濾過面を示す断面図であり、(C)は濾過工程での濾過膜の状態を示す断面図であり、(D)は堆積層を離脱させる工程を示す断面図である。 本発明の濾過装置を用いて被処理水の濾過脱水処理を行う方法を示すフローチャートである。 本発明の濾過装置で濾過処理される被除去物の粒径分布を示すグラフである。 本発明の濾過装置を説明する図であり、(A)は本発明の濾過装置で被除去物を濾過した際のフラックスと吸引圧との関係を示すグラフであり、(B)は(A)を部分的に拡大して示すグラフである。 本発明の濾過装置を説明する図であり、(A)および(B)は濾過時間、フラックおよび処理水濃度の関係を示すグラフである。 本発明の濾過装置を説明する図であり、他の形態の濾過装置を示す図である。 背景技術に係る濾過装置を示す図である。
図1を参照して、本形態に係る濾過装置10の構成を説明する。
本発明の濾過装置10は、被処理水34が貯留される処理タンク14と、被処理水34に浸漬された濾過膜16と、被処理水34を濾過するために濾過膜16に吸引圧を加えるポンプ24と、逆洗に用いられる濾過水が一時的に貯留される逆洗水タンク23と、これらを相互に連通させるパイプとを主要に備えている。ここで、ポンプ24は、濾過のために濾過膜16に対して吸引圧を与える吸引手段として機能するだけではなく、濾過膜16を逆洗するために濾過膜16に対して、加圧を加える加圧手段としても機能している。
尚、この図では各タンク等を連通するパイプを太い実線で示しており、濾過時での流体の経路を白抜きの矢印で示しており、逆洗時での流体の経路をハッチング付きの矢印にて示している。
濾過装置10の主な機能は、導入された被処理水34を濾過膜16で濾過して濾過水36を取り出し、処理タンク14の下部に沈殿して脱水された被除去物を回収することにある。本形態の濾過装置10を採用することにより、背景技術よりも多くのフラックスが得られ、処理タンク14の内部で被除去物の濃度を極めて高めて脱水処理を行うことが可能となる。
本形態で処理される被処理水に含まれる被除去物は、例えば、半導体製造工程にて、インゴットから半導体ウェハを切り出す工程、半導体ウェハをバックグラウンドする工程、半導体ウェハをチップに分割する工程等で発生するシリコン研削屑である。しかしながら、被除去物は、シリコン以外の他の物質でも良い。例えば、被除去物として、シリコン以外の半導体、インジウム、セリア、アルミナ、ゼオライト、金属粉または金属水酸化物が採用されても良い。
排水タンク12は、このような被除去物を含む被処理水が暫定的に貯留されるタンクである。排水タンク12に貯留された被処理水はポンプ22の駆動力を用いて所定量が処理タンク14に導入される。
処理タンク14は、ステンレス等から成る金属製の容器であり、濾過される被処理水34を収納する役割を有する。被処理水34の濾過、濃縮、脱水は処理タンク14で行われる。処理タンク14の下部の側壁は、下方が狭まる漏斗形状を構成する傾斜面となっている。これにより、濾過処理により濃縮および脱水された堆積層が、この傾斜面に沿って移動することで、処理タンク14の底部中央付近に集合し、被除去物からなる堆積物の回収処理が容易となる。
濾過膜16は、硬質材料から成る平膜の硬質濾過膜であり、処理タンク14に収納された被処理水34に浸漬されている。ここで、濾過膜16は、実質的に濾過を行う濾過面が被処理水34に浸漬される状態となっている。濾過膜16の内部空間は、パイプを経由してポンプ24と連通しており、ポンプ24が濾過膜16の内部空間に所定の吸引圧を加える事で、濾過膜16により被処理水34が濾過される。これにより、濾過された被処理水34である濾過水が処理タンク14から取り出される。
濾過膜16の材料としては、濾過膜16を逆洗する際に与えられる圧力に耐えられる強度を備えたものが採用される。具体的には、セラミックが濾過膜16の材料として採用される。上記した背景技術では、濾過膜の濾過面に付着した自己形成膜で被除去物を濾過したが、本形態では濾過膜16の濾過面自体で精密濾過を行なっている。また、図では1つのみの濾過膜16が被処理水34に浸漬されているが、実際は、所定の間隔で離間された複数の濾過膜16が被処理水34に浸漬される。
濃縮水タンク18は、濾過膜16の作用により処理タンク14の底部に沈殿した被除去物を含む濃縮水が貯留されるタンクである。本形態では、濾過膜16の濾過・脱水作用により処理タンク14の底部に集合した処理水の濃度が所定以上となったら、ポンプ26を稼働させて、極めて高濃度に脱水された状態の被処理水を濃縮水タンク18に導入している。
逆洗水タンク23は、濾過膜16で被処理水34を濾過することで得られた濾過水の一部が暫定的に収納されるタンクである。逆洗水タンク23に貯留された濾過水は、濾過膜16を透過する濾過水のフラックスが低減した際に、濾過膜16を逆洗するために用いられる。ここで、逆洗水タンク23を不要にして、外部から供給される純水等を逆洗に用いても良い。
符号28、30で示すのは圧力計である。圧力計28は、濾過ステップの際に、濾過膜とタンクとを連通するパイプの内部の圧力を計測している。濾過を行なっている間は、圧力計28で計測される吸引圧が所定の範囲となるようにポンプ24の駆動力が調整される。圧力計30は、逆流の際に、ポンプ24と濾過膜16とを連通するパイプの内部の圧力を計測している。圧力計30で計測される加圧力の値が所定の範囲と成るように、ポンプ24の駆動力が調整される。
図2を参照して、上記した濾過装置に備えられる濾過膜および濾過・脱水方法を詳述する。図2(A)は濾過膜を示す斜視図であり、図2(B)は濾過面を拡大して示す断面図であり、図2(B)および図2(C)は濾過膜で濾過を行う工程を示す断面図である。
図2(A)を参照して、平膜状のセラミック濾過膜が濾過膜16として採用された場合、紙面上にて左右方向に対向する主面が濾過面16Aとなる。この濾過面16Aの全体に濾過孔16Cが形成されている。また、濾過膜16の内部には縦方向に細長く直方体形状に伸びる多数の空隙部16B(内部空間)が形成されている。これらの空隙部16Bは、濾過膜16の上端部付近に接続するパイプと連通している。そして、濾過面16Aに形成された濾過孔16Cは空隙部16Bと連通している。よって、濾過時には、濾過面16Aを透過した被処理水である濾過水が、空隙部16Bを経由してパイプに供給される。一方、逆洗時には、パイプを経由して濾過膜16に供給された逆洗水が、空隙部16Bを経由して濾過面16Aを透過して膜外に放出される。
濾過膜16で濾過を行う際には、濾過面16Aの表面に被除去物が補足され、濾過孔16Cを通過した被処理水が濾過水として濾過膜16の空隙部16Bに進入する。そして、各空隙部16Bに進入した濾過水は、濾過膜16の上端に接続するパイプ(不図示)に導入される。
図2(B)は、図2(A)にて点線の円で囲んだ部分を拡大して示す断面図である。この図に示すように、濾過面16Aに設けられる濾過孔16Cの幅L2は、シリコン屑等である被除去物38の幅L1よりも短い。よって、濾過膜の濾過面16Aにて被処理水34を濾過すると、殆ど全ての被除去物38が、濾過面16Aの濾過孔16Cを通過すること無く、濾過面16Aの表面に付着する。この濾過を進行させることにより、図に示すように、堆積した被除去物38から成る堆積層32が濾過面16Aの表面に形成される。
図2(C)を参照して、本形態で濾過膜16を用いた濾過を進行させると、濾過膜16の濾過面16Aに上記した堆積層32が堆積する。本形態では、堆積層32は濾過に寄与する自己形成膜でないものの、堆積層32が存在する状況であっても濾過処理を続行することは可能である。しかしながら、この堆積層32がある程度以上の厚さとなると、この堆積層32により濾過が阻害され、得られるフラックスが低減されてしまう。
図2(D)を参照して、堆積層32が濾過を阻害するほど厚くなった場合は、上記した逆洗を行い、濾過膜16の内部空間に圧力を加え、濾過水の一部である逆洗水を濾過膜16の内部空間に注入している。これにより、堆積層32は濾過膜16の濾過面16Aから崩れ落ちるように離脱して沈降する。よって、処理タンク14の底部付近には沈降した堆積層32から成る凝縮水が生成される。逆洗が終了したら、フラックスが回復した状態で再び濾過を行う。
上記したように、処理タンク14の下部の側面は、底部付近で幅が狭くなる漏斗形状を呈している。よって、沈降した堆積層32は処理タンク14の底部の中央付近に集合する。従って、処理タンク14の底部付近には、沈降した堆積層32から成る極めて高濃度の濃縮水が存在することに成る。
次に、図3に示すフローチャートおよび上記した各図を参照して、本形態の濾過装置を用いた被除去物の濾過・脱水方法を説明する。
先ず、排水タンク12に、半導体製造工程に含まれるダイシング工程にて発生するシリコン研削屑を含む被処理水(排水)が貯留される(ステップS10)。本形態では、自己形成膜を用いた濾過ではなく、セラミック等なら成る硬質濾過膜自体で濾過を行う。よって、自己形成膜を生成するために被処理水を循環させる準備工程が不要であり、装置を稼働させたら直ちに濾過処理を行える利点がある。
次に、ポンプ22によりパイプを経由して被処理水34を処理タンク14に導入する(ステップS11)。具体的には、処理タンク14の内部に配置された濾過膜16の濾過面16Aが浸漬される程度まで、排水タンク12から処理タンク14に被処理水を導入する。また、濾過を行う次工程に於いても、被処理水は連続して排水タンク12から処理タンク14に導入される。
処理タンク14に収納された被処理水34は濾過膜16で濾過される(ステップS12)。具体的には、ポンプ24で所定の吸引圧を濾過膜16の内部空間に与えることにより、濾過膜16の表面で被除去物を補足して濾過水を取り出す。取り出された濾過水36は、濾過水タンク20に貯留され、その後に再利用されるか自然界に放出される。このステップでは、バルブV1とV4が開放されており、これらのバルブが介装されたパイプを経由して濾過水36は濾過膜16から濾過水タンク20まで輸送される。尚、このステップでは、バルブV3は閉じられており、バルブV2は濾過水を逆洗水タンク23に貯留可能な程度に開放されている。
本形態では、ポンプ24から濾過膜16に与えられる吸引圧を所定の範囲とすることで、濾過水のフラックスを一定以上に確保しつつ、連続して濾過を行うことを可能としている。この吸引圧の範囲は、例えば85kPa以上100kPa未満である。吸引圧を85kPa以上95kPa以下とすることにより、フラックスを所定以上に大きくして濾過効率を向上させることができる。また、吸引圧を90kPa未満とすることにより、図2(B)に示す濾過孔16Cが被除去物38で閉塞してしまうことが抑止される。これにより、吸引圧を所定の範囲とする効果が更に大きくなる。
本形態では、ステップS12の濾過ステップを所定時間経過するまで行なっている(ステップS13のNO)。そして、所定時間が経過したら(ステップS13のYES)、濾過処理を停止して(ステップS14)、逆洗を行う(ステップS15)。この理由は、上記した被処理水34の濾過処理を継続すると、被除去物から成る堆積層が濾過膜16の濾過面16Aに堆積してフラックスが徐々に少なくなるからである。
逆洗では、図1を参照して、ポンプ24から濾過膜16に与えている吸引圧を解除し、バルブV1およびバルブV4を閉める。次に、バルブV2とバルブV3を開放し、この状態でポンプ24を稼働させることで、逆洗水タンク23に貯留された濾過水を、パイプを経由して濾過膜16の内部空間に導入する。これにより、濾過膜16の濾過面16Aに堆積した被除去物から成る堆積層32が離脱して処理タンク14の底部付近に沈殿する。堆積層32が離脱した後に再び濾過膜16による濾過を行う(ステップS12)。
この時、ポンプ24から濾過膜16に与えられる加圧の圧力は、濾過膜16の内部空間の圧力が、ポンプ24が停止している際よりも高くなるように設定される。この圧力は、例えば、20kPa以上100kPa以下であり、この範囲にすることで、濾過膜に堆積した堆積層32を濾過膜16から離脱させて沈降され、更に、逆洗水タンク23から処理タンク14に多量の濾過水が流入することが抑制されて被処理水34の過度な希釈が抑制される。この圧力の更に好適な範囲は40kPa以上80kPa以下であり、特に好適な範囲は50kPa以上70kPa以下である。上記の圧力をこのような範囲に限定することで、得られる効果が更に大きくなる。
このような処理に要する時間の一例としては、濾過を行うステップS12の時間は9分50秒であり、逆洗を行うステップS15の時間は10秒である。よって、本形態の濾過装置の運転率は98%であり非常に効率が優れている。
上記した濾過のステップと、逆洗のステップを繰り返すことで、多量の堆積層32が処理タンク14の底部付近に沈殿したら、ポンプ26を稼働させて、処理タンク14の底部付近に存在する濃縮水を濃縮水タンク18に移動させる(ステップS16)。濃縮水タンク18に貯留された濃縮水はシリコン屑等の被除去物を極めて高濃度に含み、脱水された状態である。よって、被除去物を減量された状態で回収することが可能であり、シリコン屑を例えば太陽電池等に再利用するためのコストが低減される。
図4を参照して、上記したシリコン屑は1.00μm付近にピークを示す粒子径であり極めて微細なものである。本形態では、上記した構成を有する濾過膜で精密に濾過を行うことで、シリコン屑が微粒子の状態であっても、被処理水から効率よく除去することを可能とする。
図5を参照して、上記した濾過装置を用いて行った実験結果の一例を説明する。図5(A)はフラックスおよび吸引圧の経時変化を示すグラフであり、図5(B)は図5(A)で四角の点線で囲む部分を拡大して示す図である。
図5(A)に示すグラフでは、横軸が濾過時間を示し、左側の縦軸がフラックス(流量)を示し、右側の縦軸が吸引圧力を示している。更にこのグラフでは、フラックスを白抜きの円で示し、吸引圧を白抜きの四角で示している。このグラフを参照して、吸引圧力およびフラックスが共に周期的に減少と増加を繰り返している。これらの値が減少する原因は、濾過膜で被処理水を濾過することで、図2(B)に示すように濾過面16Aに堆積層32が生成されるからである。また、減少した吸引圧力およびフラックスが急激に回復する原因は、図2(D)に示すように、逆洗により堆積層32を濾過膜16から離脱させるからである。
図5(B)の拡大されたグラフを参照すると、濾過ステップを続行することで堆積層32が濾過膜に付着することによりフラックスが暫時減少しても、逆洗ステップにて堆積層32を濾過膜から離脱させることでフラックスを元に戻すことが可能なことが読み取れる。
更にこのグラフでは、上記した特許文献1(背景技術)に記載された濾過装置によるフラックスを点線で示し、本形態の濾過装置によるフラックスの平均値を一点鎖線で示している。グラフからも明らかなように、背景技術でのフラックスは0.4m3/m2/day程度であるのに対し、本形態でのフラックスは1.1m3/m2/day程度であり、本形態でのフラックスは背景技術の2倍以上となっている。
図6のグラフを参照して、本形態の濾過装置を用いて処理タンクの内部で被処理水を濃縮した結果を説明する。図6(A)はフラックスが若干低下するまで濾過を行った結果を示すグラフであり、図6(B)は濾過膜を交換して再び濾過を続行した結果を示すグラフである。両グラフに於いて、横軸は濾過時間を示し、左側の縦軸はフラックスを示し、右側の縦軸は被除去物のタンク底部付近での濃度を示している。更に、これらのグラフでは、フラックスを白抜きの円で示し、濃度を白抜きの四角で示している。
図6(A)を参照して、上記した濾過ステップと逆洗ステップとを繰り返し行うことにより濾過を行うと、処理タンクの底部付近における被処理水の濃度は徐々に上昇し、濾過時間が120分となると濃度は10万mg/L程度に達する。一方、得られる濾過水の量を示すフラックスは時間の経過と共に徐々に低下していき、経過時間が120分では、0.5m3/m2/dayとなる。これは、濾過膜が若干の閉塞を起こしていることを示している。
図6(B)に濾過膜を新品に交換して濾過を継続させた実験結果を示す。このグラフからも明らかなように、濾過膜の交換によりフラックスは2.0m3/m2/dayまで回復し、その後、150分間連続して濾過装置を稼働させると、濃度は19万mg/Lに達し、フラックは0.5m3/m2/dayまで低下する。
このような実験結果から、タンク内部に於ける被除去物の濃度が高くなると、濾過膜の閉塞が若干発生してフラックスが減少するものの、濾過自体は続行することが可能なことが判明した。
ここで、上記した特許文献1に記載された濾過方法(背景技術)と、本形態の濾過方法とでは、基本的な濾過の原理が異なる。
具体的には、背景技術では、濾過膜の表面に堆積した被除去物から成る自己形成膜を生成し、この自己形成膜で被除去物の補足を行なっていた。即ち、実質的に濾過処理を行なっているのは自己形成膜であり、濾過膜はそのための土台の如き機能を有していた。一方、本願発明では、濾過孔16Cを被除去物38よりも小さくすることで、濾過孔16Cを被除去物38が実質的に通過せず、濾過膜16自体で濾過を行なっている。よって、背景技術で必須とされた自己形成膜を生成するための循環工程が不要となるので、濾過装置の運転プロセスが簡単となる。
更に、背景技術と本形態とを比較すると、使用される濾過膜が大きく異なる。上記した背景技術では、ポリオレフィン等の樹脂から成る濾過膜が採用されていた。しかしながら、このような樹脂製の濾過膜に対して本形態の逆洗を行うと、逆洗の際の圧力に耐えられず膜が破壊されてしまう恐れがあった。一方、本形態では、セラミック等の硬質材料から成る濾過膜を採用している。これにより、硬質な濾過膜16は機械的強度が高いので、上記した逆洗の為に濾過膜16の内部空間にポンプで圧力を与えたとしても、濾過膜16が破壊されることはない。同様の理由により、濾過膜16の内部空間に加圧を加えた場合でも、濾過膜16の表面は外部に向かって膨張することなく平坦な状態を維持しているので、この平坦な濾過面16Aに沿って堆積層32を下方に離脱させることが可能となる。
また、本願発明では、微細な濾過孔16Cが設けられた硬質濾過膜の全面に被除去物から成る堆積層32を形成することで、精密濾過と脱水とを同時に行なっており、この点が従来のUF(Ultrafiltration Membrane)等とは異なる。従来のUFでは、極めて高い負圧をUF膜の内部に作用させることにより精密な濾過を行い、UF膜の濾過孔が目詰りしたら、UF膜の内部に高い圧力で流体を噴射して、この目詰りを解消させていた。よって、UF膜では、精密濾過は可能となるものの、被処理水の濃縮や脱水を行うことは困難であった。一方、本形態では、図2(B)を参照して、微細な濾過孔を有する濾過面16Aの表面に、被除去物38を堆積させている。即ち、被除去物38が濾過孔16Cに深く侵入しない程度の圧力で濾過を行うことで、濾過面16Aの全体に被除去物38から成る堆積層32を生成している。よって、本形態では、被除去物38が濾過孔16Cに深く侵入していないので、高圧力での逆洗作業が不要である。このことから、弱い圧力で逆洗を行うことで、堆積層32を容易に濾過面16Aから離脱させて、この結果、被除去物の濃縮および脱水が行われる。
更に本発明では、濾過膜16としてセラミック濾過膜を採用しているので、被処理水として強酸または強アルカリの性質を示す液体を採用した場合でも、これらの液体により濾過膜16の濾過能力が劣化することが抑制されている。よって、濾過膜16を、長期間に渡りメンテナンスを不要にして使用することが可能となる。
上記した本形態は以下のように変更することも可能である。
図1を参照して、本形態では、逆洗時においては圧力計30で計測される圧力が一定範囲となるようにポンプ24を稼働させたが、濾過膜16の内部空間に導入される逆洗水の流量が一定と成るようにポンプ24を制御しても良い。この場合でも堆積層32を離脱させることができる。
図2(A)を参照して、本形態では濾過膜16として平膜型のものを採用したが、他の形状を呈する濾過膜16が採用されても良い。例えば、濾過膜16として円筒形のフィルタを採用しても良い。
図7を参照して、処理タンク14に貯留された内部において、濾過膜16の下方に傾斜板40を配置しても良い。具体的には、傾斜板40はステンレス等の金属やプラスチック等からなる板状のものであり、その主面は重力が作用する方向に対して傾斜して配置されている。ここでは、複数の傾斜板40が配置されており、各傾斜板は上部が下部よりも左側に位置するように傾斜して配置されている。各傾斜板40の主面は平坦な平滑面となっている。よって、上方に配置された濾過膜16から離脱した堆積層32(シリコン屑)は、傾斜板40の主面に沿って移動し、処理タンク14の底部に沈殿する。また、堆積した被除去物から成る堆積物42は、その上方に傾斜板40が配置されているので、一旦堆積したら基本的にはそのままの状態であり、再び上方に移動することはない。
更に、図1を参照して、ポンプ24は吸引手段および加圧手段として機能するが、両手段として別々のポンプが備えられても良い。
10 濾過装置
12 排水タンク
14 処理タンク
16 濾過膜
16A 濾過面
16B 空隙部
16C 濾過孔
18 濃縮水タンク
20 濾過水タンク
22 ポンプ
23 逆洗水タンク
24 ポンプ
26 ポンプ
28 圧力計
30 圧力計
32 堆積層
34 被処理水
36 濾過水
38 被除去物
V1、V2、V3、V4 バルブ
40 傾斜板
42 堆積物

Claims (6)

  1. 被除去物を含む水である被処理水が貯留されるタンクと、
    前記被除去物よりも小さい濾過孔と、前記濾過孔と連通する内部空間とを有し、前記被処理水に浸漬されるセラミック濾過膜と、
    パイプを経由して前記セラミック濾過膜の前記内部空間と連通し、前記内部空間に吸引圧を与える吸引手段と、
    前記パイプを経由して前記セラミック濾過膜の内部空間と連通し、前記内部空間に加圧を与える加圧手段と、を備え、
    前記被処理水を濾過する際には、前記吸引手段で前記セラミック濾過膜に吸引圧を与えることで、前記セラミック濾過膜により濾過された濾過水を前記タンクから取り出し、前記セラミック濾過膜が有する濾過面の全体に前記被除去物から成る堆積層を積層させて脱水し、
    前記濾過水の流量が低減したら、前記吸引手段による吸引を解除した後に、前記加圧手段で前記セラミック濾過膜の前記内部空間に加圧を与えることで、前記堆積層を前記濾過面から離脱させて前記タンクの下部に下降させることを特徴とする濾過装置。
  2. 前記セラミック濾過膜は、平膜状であることを特徴とする請求項1に記載の濾過装置。
  3. 前記吸引手段が前記セラミック濾過膜に与える吸引圧は、−10kPa以上0kPa未満であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の濾過装置。
  4. 前記加圧手段が前記セラミック濾過膜に与える加圧は、20kPa以上100kPa以下であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の濾過装置。
  5. 前記被除去物はシリコン屑であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の濾過装置。
  6. 前記濾過膜の下方で傾斜して配置される傾斜板を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の濾過装置。
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