JP2014232662A - 電線の端子接合構造及び端子接合方法 - Google Patents

電線の端子接合構造及び端子接合方法 Download PDF

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【課題】電線に対する端子の超音波接合時における振動方向への芯線の位置ずれを抑制する。
【解決手段】絶縁被覆12を剥離して露出させた芯線11からなる導体部13を、加圧加振ホーン3で押圧しながら超音波振動させて接続端子4の接合面41aに接合してなる電線1の端子接合構造であって、導体部は、振動時に加圧加振ホーン及び接続端子の少なくとも一方と干渉して接合面に対する芯線の位置を振動方向に規制する規制部14を有した構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、芯線からなる導体部を接続端子に超音波接合する電線の端子接合構造及び端子接合方法に関する。
従来から電線の導体部を接続端子に接続する技術として、超音波接合が知られている(特許文献1参照)。図5は、特許文献1に開示された電線の超音波接合の一例を示す図である。図5に示す超音波接合では、絶縁被覆12を剥離して複数の芯線11からなる導体部を露出させた電線1(以下では、かかる露出部分を導体部13という。)を、二つの側壁22を板状の基部21から起立させて形成された接続端子2に接合させている。この場合、まず電線1の導体部13が偏平状(平板状)にプレス成形(プレフォーミング)される。そして、プレフォーミングされた導体部13を二つの側壁22に挟まれた基部21の底面(以下、接合面という。)21aに載置させ、加圧加振ホーン3で矢印A51の方向に押圧しつつ、矢印A52の方向に超音波振動を与えることで、かかる導体部13を接続端子2に接合させている。なお、図5に示す接続端子2では、接続相手側機器と接続するための貫通孔23aを有する接続部23と連続して基部21が形成されており、電線1(絶縁被覆12の部分)を固定するための断面凹状の固定部25が備えられている。
特開2006−172927号公報
ここで、接続端子2(接合面21a)と導体部13との間の摩擦が小さいと、プレフォーミングされた導体部13に超音波振動を加えた際に振動方向への芯線11の位置ずれが発生し、導体部13と接続端子2(基部21)との接合面積にばらつきを生じさせるおそれがある。したがって、かかる接合面積の安定(均一化)を図るためには、振動方向への芯線11の位置ずれを抑えることが求められる。
本発明はこれを踏まえてなされたものであり、その解決しようとする課題は、電線に対する端子の超音波接合時における振動方向への芯線の位置ずれを抑制することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、絶縁被覆を剥離して露出させた芯線からなる導体部を、加圧加振ホーンで押圧しながら超音波振動させて接続端子の接合面に接合してなる電線の端子接合構造であって、前記導体部は、振動時に前記加圧加振ホーン及び前記接続端子の少なくとも一方と干渉して前記接合面に対する前記芯線の位置を振動方向に規制する規制部を有してなることを特徴とする。
これによれば、加圧加振ホーンで導体部を押圧しながら超音波振動させる際、規制部を加圧加振ホーンと干渉させることで、これらが振動方向に相対的に位置ずれすることを抑制できる。このため、接合面に対する芯線の位置が振動方向に規制され、超音波接合作業中における振動方向への芯線の位置ずれの発生を抑制できるから、導体部と接合面との接合面積にばらつきが生じることを防止できる。この結果、例えば、導体部と接合面との間の摩擦が小さい場合であっても、これらの接合面積を安定(均一化)させて接合力を高めることが可能となる。
この場合、前記規制部は、前記導体部の先端を屈曲して起立させて形成することができる。なお、導体部の先端を屈曲して起立させるとともに、垂下させて規制部を形成してもよい。また、このように導体部の先端を屈曲させる以外にも、前記導体部を窪ませて該導体部の先端との段差を形成して前記規制部を構成することもできる。
このような端子接合構造とする場合には、まず、電線の絶縁被覆を剥離して芯線からなる導体部を露出させ、前記導体部が接合される接続端子の接合面に対する前記芯線の位置を規制する規制部を前記導体部に形成する。そして、前記導体部を加圧加振ホーンで押圧しながら超音波振動させる時に、前記加圧加振ホーン及び前記接続端子の少なくとも一方に前記規制部を干渉させる。これにより、前記接合面に対する芯線の位置を振動方向に規制しつつ前記導体部を前記接合面に接合することができる。
本発明によれば、電線に対する端子の超音波接合時における振動方向への芯線の位置ずれを抑制することができる。
本発明の第一の実施形態に係る電線の端子接合構造を示す図であって、(a)は電線の導体部を超音波振動させて接続端子の接合面に接合させる状態を示す図、(b)は同図(a)の矢印A1部分における縦断面を矢印方向から示す図である。 接続端子の接合面に電線の導体部を載置した状態(規制部を形成する前の状態)を示す図である。 本発明の第二の実施形態に係る電線の端子接合構造を示す縦断面図である。 本発明の第三の実施形態に係る電線の端子接合構造を示す図であって、(a)は導体部(規制部)の構成を示す側面図、(b)は同図(a)の導体部を超音波振動させて接続端子の接合面に接合させる状態を示す図である。 従来の電線の端子接合構造(超音波接合)の一例を示す斜視図である。
以下、本発明の電線の端子接合構造及び端子接合方法について、添付図面を参照して説明する。本発明の端子接合構造では、絶縁被覆を剥離して露出させた芯線からなる電線の導体部を、加圧加振ホーンで押圧しながら超音波振動させて接続端子の接合面に接続させている。具体的にはまず、電線の絶縁被覆を剥離して芯線からなる導体部を露出させ、前記導体部が接合される接続端子の接合面に対する前記芯線の位置を規制する規制部を前記導体部に形成する。そして、前記導体部を加圧加振ホーンで押圧しながら超音波振動させる時に、前記加圧加振ホーン及び前記接続端子の少なくとも一方に前記規制部を干渉させて、前記接合面に対する芯線の位置を振動方向に規制しつつ前記導体部を前記接合面に接合している。なお、電線自体の構成は上述した図5に示す電線1と同様とすることが可能であるため、以下に説明する各実施形態でも電線1の構成を前提とする。
(第一の実施形態)
図1には、本発明の端子接合方法を適用してなる第一の実施形態に係る電線1の端子接合構造を示しており、同図(a)は電線1の導体部13を超音波振動させて接続端子4の接合面41aに接合させる状態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)の矢印A1部分における縦断面を矢印方向から示す図である。
本実施形態に係る電線1は、複数の芯線11からなる導体部13が絶縁被覆12で被覆されて構成されている。そして、接続端子4に超音波接合させる前、絶縁被覆12を剥離して導体部13が露出した状態とされ、露出された導体部13はプレス成形により予め偏平状(平板状)に形成されている(図2及び図5参照)。電線1(芯線11)の材質は特に限定されないが、塑性変形し易い材質のもの(例えば、アルミニウム電線)を用いることが好ましい。なお、電線の導体部は必ずしも複数の芯線11で構成されていなくともよく、導体部が単一の芯線11でなる構成であっても構わない。
接続端子4は、導電性を有する金属板を加工してなり、接続相手側機器と接続するための貫通孔43aを有する接続部43と、接続部43と連続して形成されて電線1の導体部13が超音波接合される接合面41aを有する基部41を備えている。なお、接続端子4は、図5に示す接続端子2と同様に接合面41aを挟んだ両側に二つの側壁(図5に示す側壁22と同様の部材)を基部41から起立させて形成してもよいし、電線1(絶縁被覆12の部分)を固定するための断面凹状の固定部(図5に示す固定部25と同様の部材)を備えた構成としてもよい。
かかる電線1の導体部13は、接続端子4の接合面41aに載置され、加圧加振ホーン3で接合面41aに押圧されながら加振されて超音波振動する。導体部13は、振動時に加圧加振ホーン3及び接続端子4の少なくとも一方と干渉する規制部14を有している。本実施形態においては、導体部13が加圧加振ホーン3と干渉する規制部14のみを有する構成としているが、これに代えてもしくは加えて接続端子4と干渉する規制部を導体部13が有する構成としてもよい。
規制部14は、接合面41aに対する芯線11の位置を振動方向(図1(a)に矢印Xで示す方向)に規制する。図1に示すように、本実施形態では導体部13の先端を屈曲して起立させて規制部14を形成している。規制部14は、加圧加振ホーン3で導体部13を加圧加振する前に予め形成(プレフォーミング)しておけばよい。すなわち、導体部13を偏平状(平板状)にプレス成形する際、これと同時に導体部13の先端を屈曲して起立させればよい。ただし、導体部13を偏平状(平板状)にプレス成形した後、該偏平状の導体部13を接続端子4の接合面41aに載置して該導体部13の上に加圧加振ホーン3をセットした状態(図2に示す状態)で、同図に矢印X2で示すように導体部13の先端を加圧加振ホーン3の下端部31に沿って屈曲して起立させ、規制部14を形成することも想定可能である。この場合、導体部13の屈曲(折り曲げ)加工は作業者が治具などを用いて行えばよい。なお、導体部13の接続端子4の接合面41aとの接触側は、接合面41aと接触可能な平坦状をなすように形成する。
このように規制部14を形成することで、加圧加振ホーン3で導体部13を加圧加振させた際、加圧加振ホーン3と導体部13が振動方向Xに相対的に位置ずれすることを抑制できる。すなわち、規制部14を加圧加振ホーン3と干渉させることでかかる規制部14がアンカーとなり、導体部13を加圧加振ホーン3と連れ立って振動させることができるため、導体部13が接合面41aの上を滑って加圧加振ホーン3から離れてしまうことを抑制できる。このように本実施形態によれば、接合面41aに対する導体部13の振動方向Xへの位置ずれを抑制することができ、接合面41aに対する芯線11の位置を振動方向Xに規制することができる。したがって、導体部13に超音波振動を加えた際、つまり超音波接合作業中における振動方向Xへの芯線11の位置ずれの発生を抑制できるから、導体部13と接合面41aとの接合面積にばらつきが生じることを防止できる。この結果、例えば、導体部13と接合面41aとの間の摩擦が小さい場合であっても、これらの接合面積を安定(均一化)させて接合力を高めることが可能となる。
なお、本実施形態では導体部13の先端を加圧加振ホーン3の下端部31に沿って略垂直に起立させて規制部14を形成しているため、図1に示すように規制部14の略全体が加圧加振ホーン3と干渉する構成となっているが、例えば規制部の屈曲角度(導体部13との間になす角度)を垂直よりも傾けて(135°程度までの範囲で)起立させた規制部を形成してもよい。この場合には、規制部の基端部位(導体部13からの屈曲部位)を加圧加振ホーン3の下端部31の振動方向Xの一方側周縁部位31bと干渉させることができる。すなわち、加圧加振ホーン3で導体部13を加圧加振させた際、規制部の少なくとも一部を加圧加振ホーン3と干渉させることができれば、規制部の屈曲角度は特に限定されない。また、規制部を導体部13から所定の屈曲角度で起立させた部分をさらに屈曲させて規制部を形成しても構わない。
導体部13と接続端子4の接合は超音波接合装置(図示しない)により行っている。かかる超音波接合装置は、アンビル上に被接合対象物(導体部13が接合面41aに載置された接続端子4)をセットし、加圧加振ホーン3を被接合部位(導体部13)に当接させた状態で、超音波発振器から発振された超音波振動が導体部13に与えられるようになっている。図1に示す加圧加振ホーン3には、下端部31に導体部13の外形に合わせた溝部31aが形成され、加圧加振ホーン3で導体部13を加圧加振する際には該導体部13を溝部31aに嵌入して溝底と当接させるようになっている。また、その際には溝部31aを挟んだ両側で下端部31を導体部13と干渉させるとともに、接続端子4の接合面41aと接触させるようになっている。これにより、振動時に導体部13が振動方向Xと直交する方向へ位置ずれすることが抑制される。なお、超音波接合装置では、規制部14を形成する前もしくは規制部14と同時に、導体部13を加圧して偏平状(平板状)に成形(プレフォーミング)することも可能となっている。
上述した本実施形態では、導体部13の先端を屈曲して起立させて規制部14を形成しているが、規制部の形態はこれに限定されるものではなく、例えば図3に示すように導体部13の先端を屈曲して起立させるとともに、垂下させて規制部を形成してもよい。以下、このような構成を第二の実施形態として説明する。
(第二の実施形態)
第二の実施形態では、導体部13をなす複数の芯線11のうち、導体部13の肉厚方向(図3においては上下方向)に対する境界位置(例えば、略中間位置)よりも上側に配された芯線11を起立させ、下側に配された芯線11を垂下させるように屈曲し、上下二股に分かれた規制部24(上側規制部24a及び下側規制部24b)が形成されている。規制部24は、導体部13を偏平状(平板状)にプレス成形する際に同時に形成(プレフォーミング)すればよいが、導体部13を接続端子4の接合面41aに載置して該導体部13の上に加圧加振ホーン3をセットした状態(図2に示す状態)としてから治具などを用いて形成してもよい。
また、本実施形態においては、接続端子4(基部41)には下側規制部24bを干渉させる穴部41bが形成されている。穴部41bは、導体部13を接合面41aに載置させた状態(換言すれば、加圧加振ホーン3で導体部13を加圧加振させる状態)で下側規制部24bを収容させ(垂下した芯線11を落とし込み)、収容させた下側規制部24bと振動方向Xの他方側開口部位41cで干渉可能となるように、接合面41aを窪ませて形成されている。この場合、穴部41bは収容された下側規制部24bが導体部13を接合面41aから浮き上がらせることのないように、その深さ(図3においては上下方向の寸法)が設定されている。これにより、下側規制部24bを形成した場合であっても、導体部13を接合面41aに載置することができ、安定して接合面41aに接合させることができる。
本実施形態では、加圧加振ホーン3で導体部13を加圧加振させた際、下側規制部24bを穴部41b(つまり接続端子4)と干渉させることができる。これにより、下側規制部24bがアンカーとなり、導体部13と接合端子4が振動方向Xへ相対的に離間することを抑制できる。したがって、下側規制部24bによっても接合面41aに対する導体部13の振動方向Xへの位置ずれが抑制され、接合面41aに対する芯線11の位置を振動方向Xに規制することができる。本実施形態では、導体部13の先端を穴部41bの他方側開口部位41cに沿って略垂直に垂下させて下側規制部24bを形成しているが、加圧加振ホーン3で導体部13を加圧加振させた際に下側規制部の少なくとも一部を穴部41b(接続端子4)と干渉させることができれば、下側規制部の屈曲角度(導体部13との間になす角度)は特に限定されない。例えば下側規制部の屈曲角度を垂直よりも傾けて(135°程度までの範囲で)垂下させた下側規制部を形成してもよい。なお、上側規制部24aは、第一の実施形態と同様に加圧加振ホーン3と干渉する。ただし、上側規制部24aを形成することなく、規制部24として下側規制部24bのみを形成し、該規制部24を穴部41bと干渉させるような構成とすることも想定可能である。
ここで、規制部は、導体部の振動時に加圧加振ホーン3及び接続端子4の少なくとも一方と干渉可能であれば、上述した第一の実施形態(図1)及び第二の実施形態(図3)のように導体部13の先端を屈曲させた(折り曲げた)形態には特に限定されない。以下、屈曲形態以外の規制部の構成例を第三の実施形態として説明する。
(第三の実施形態)
図4は、第三の実施形態に係る電線1の端子接合構造を示す図であって、同図(a)は導体部13(規制部34)の構成を示す側面図、同図(b)は同図(a)の導体部13を超音波振動させて接続端子4の接合面41aに接合させる状態を示す図である。図4に示すように、本実施形態に係る規制部34は、導体部13を窪ませて該導体部13の先端との段差を形成して構成されている。すなわち、導体部13は、窪み部分(薄肉部分)13bよりも先端部分(厚肉部分)13aが相対的に上側へ突出した形状となる(図4(a))。これにより、導体部13の先端部分13aと窪み部分13bとの境界に高低差(段差)を生じさせることができ、規制部34はかかる高低差によって加圧加振ホーン3を干渉させる構造となっている(図4(b))。この場合、規制部34(窪み部分13b)は、加圧加振ホーン3の下端部31を嵌入可能となるように、下端部31よりも一回り大きな形状をなして形成されている。なお、加圧加振ホーン3の下端部31を規制部34(窪み部分13b)に嵌入させ易いように、先端部分13aと窪み部分13bとの境界はテーパ状に連続させている。ただし、境界が略垂直に立ち上がるように先端部分13aと窪み部分13bを連続させてもよい。加圧加振ホーン3で導体部13を加圧加振させる際、図4(b)に示すように窪み部分13bに加圧加振ホーン3の下端部31を嵌入させると、先端部分13aと窪み部分13bとの段差で加圧加振ホーン3と干渉させることができる。具体的には、先端部分13aと窪み部分13bとの連続部位13cを下端部31の振動方向Xの一方側周縁部位31bと干渉させることができ、かかる連続部位13cがアンカーとなって接合面41aに対する導体部13の振動方向Xへの位置ずれを抑制することができる。
なお、規制部34は、導体部13を偏平状(平板状)にプレス成形する際に、先端部分13aの手前側を先端部分13aよりも薄肉とするようにプレス成形して形成(プレフォーミング)すればよい。その際、導体部13の接続端子4の接合面41aとの接触側は、接合面41aと接触可能な平坦状をなすように形成すればよい。
以上、本発明を各実施形態に基づいて説明したが、上述した各実施形態は本発明の例示に過ぎないものであり、本発明は上述した実施形態の構成のみに限定されるものではない。したがって、本発明の要旨の範囲で変形又は変更された形態で実施することが可能であることは、当業者にあっては明白なことであり、そのような変形又は変更された形態が本願の特許請求の範囲に属することは当然のことである。
1 電線
3 加圧加振ホーン
4 接続端子
11 芯線
12 絶縁被覆
13 導体部
14 規制部
41a 接合面

Claims (4)

  1. 絶縁被覆を剥離して露出させた芯線からなる導体部を、加圧加振ホーンで押圧しながら超音波振動させて接続端子の接合面に接合してなる電線の端子接合構造であって、
    前記導体部は、振動時に前記加圧加振ホーン及び前記接続端子の少なくとも一方と干渉して前記接合面に対する前記芯線の位置を振動方向に規制する規制部を有してなることを特徴とする電線の端子接合構造。
  2. 前記規制部は、前記導体部の先端を屈曲して起立させてなることを特徴とする請求項1に記載の電線の端子接合構造。
  3. 前記規制部は、前記導体部を窪ませて該導体部の先端との段差を形成してなることを特徴とする請求項1に記載の電線の端子接合構造。
  4. 電線の絶縁被覆を剥離して芯線からなる導体部を露出させ、
    前記導体部が接合される接続端子の接合面に対する前記芯線の位置を規制する規制部を前記導体部に形成し、
    前記導体部を加圧加振ホーンで押圧しながら超音波振動させる時に、前記加圧加振ホーン及び前記接続端子の少なくとも一方に前記規制部を干渉させて、前記接合面に対する芯線の位置を振動方向に規制しつつ前記導体部を前記接合面に接合することを特徴とする電線の端子接合方法。
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