JP2017157465A - 端子、該端子を有するケーブル接合体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、接合効率の向上を図った端子、及び端子を有するケーブル接合体を提供する。【解決手段】被覆付きケーブル2に超音波接合される板状の接合部を有する端子金具1は、接合部に、被覆付きケーブルに対向される対向面11aに、複数個の微小突起14が設けられている。ケーブル接合体10は、微小突起が、被覆付きケーブルの被覆部21を突き破った状態で、被覆付きケーブルの導体20に固相接合されている。【選択図】図7

Description

本発明は、端子、該端子を有するケーブル接合体に関する。
従来、電線の導体部と端子とをホーンとアンビルとで挟み込み、荷重を加えながら振動させて、電線の導体部と端子とを接合させる超音波接合方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−192413号公報
しかしながら、超音波接合はホーンとアンビル間に電線の導体部と端子を挟んで荷重を加えながら振動させて、これらの接合を行っていたので、接合時に導体部と端子が相対的に大きく動いてしまうと、ホーンから発振された振動エネルギーが分散してしまい、接合効率が悪かった。
本発明は、接合効率の向上を図った端子、及び端子を有するケーブル接合体を提供する。
上記目的を解決するために本発明は以下の構成を備える。
即ち、請求項1に記載の本発明は、被覆付きケーブルに超音波接合される板状の接合部を有する端子であって、前記接合部には、前記ケーブルに対向される対向面に、複数個の微小突起が設けられていることを特徴とする端子である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された本発明において、前記接合部には、超音波接合される際に搭載されるアンビルに係止する係止部が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2に記載された本発明において、相手方端子が接続される電気接触部と、該電気接触部と前記接合部との間に設けられてこれらを連続させる間部と、を備え、前記間部には、前記接合部から前記電気接触部への熱伝達を抑制するために切欠き部が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載された本発明は、被覆付きケーブルと、請求項1乃至請求項3のうち何れか一項に記載の端子と、を備え、前記微小突起が、前記被覆付きケーブルの被覆部を突き破った状態で、前記被覆付きケーブルの導体に固相接合されていることを特徴とするケーブル接合体である。
請求項1に記載された発明によれば、被覆付きケーブルに超音波接合される端子の接合部には、ケーブルに対向される対向面に、複数個の微小突起が設けられている。被覆付きケーブル及び端子は、端子の対向面に被覆付きケーブルが重ねられ、これらが加圧された状態で、該重ね方向に直交する直交方向に振動されるが、端子の対向面に設けられた複数個の微小突起が、被覆付きケーブルの被覆部に当接するから、被覆部が効率的に除去される。さらに、被覆部除去後の端子と被覆付きケーブルの導体とを超音波接合する過程にあっては、端子の微小突起が、被覆付きケーブルの導体に当接しているから、超音波接合する際の振動エネルギーにより作用する応力が、微小突起に集中して伝達される。従って、接合効率の向上を図ることができる。
請求項2に記載された発明によれば、接合部には、超音波接合される際に搭載されるアンビルに係止する係止部が設けられている。従って、端子の接合部に設けられた係止部を、アンビルに係止させることにより、超音波接合される際の振動による、端子とアンビルとの相対的な移動が抑制され、振動が被覆付きケーブル及び端子に効率よく伝達される。従って、より一層、接合効率の向上を図ることができる。
請求項3に記載された発明によれば、相手方端子に接続される電気接触部と、該電気接触部と接合部との間に設けられてこれらを連続させる間部と、を備え、間部には、接合部から電気接触部への熱伝達を抑制するために切欠き部が設けられている。即ち、間部に切欠き部が設けられていることで、接合部において発熱した熱量の逃げが抑制され、超音波接合時において金属結合に必要な熱量が確保される。このように、接合部からの熱量の逃げが抑制されることで、電気接触部を有した構成であっても、接合効率の低下の抑制を図ることができる。
請求項4に記載された発明によれば、被覆付きケーブルと、請求項1乃至請求項3のうち何れか一項に記載の端子と、を備え、微小突起が、被覆付きケーブルの被覆部を突き破った状態で、被覆付きケーブルの導体に固相接合されている。このようなケーブル接合体は、超音波接合の際、微小突起が被覆を突き破って、被覆付きケーブルの導体に固相接合されるため、予め被覆部を除去する作業が不要となる。これにより、ケーブル接合体を製造する際の作業効率の向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態にかかる端子、該端子を有するケーブル接合体を示す斜視図である。 図1に示された端子を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は上面図であり、(C)は側面図である。 図1に示されたケーブル接合体を製造する様子を示す斜視図である。 図3の側面図を示す図である。 端子及び被覆付きケーブルが超音波接合装置に設置された状態を示す側面図である。 (A)は、超音波接合装置を構成するホーンがアンビルに近付く様子を示す図であり、(B)は、(A)よりもさらに動作が進んだ状態を示す図であり、(C)は、(B)よりもさらに動作が進んだ状態を示す図である。 図1に示されたケーブル接合体の一部断面を示す斜視図である。
以下、一実施の形態における本発明の端子について、図1〜図7を参照して説明する。図3、図4などに示す超音波接合装置30は、被覆付きケーブルとしてのフレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable:以下、FFCと記す)2の導体20及び端子金具1とが、電気的、機械的に接続されたケーブル接合体10を製造する。即ち、ケーブル接合体10は、FFC2及び端子金具1を有し、これらが超音波接合されて、電気的、機械的に接続されたものである。
FFC2は、図1、図3などに示すように、複数の帯板状の導体部20Aを有して構成されている。各導体部20Aは、端子金具1それぞれに接続されるものである。各導体部20Aは、導体20と、該導体20を覆う被覆部21と、を有して構成されている。各導体20は、端子金具1よりも塑性変形し易い金属から構成されている。被覆部21は、一対の絶縁シート21A、21Bを有して構成されているとともに、各絶縁シート21A、21Bは、絶縁性の合成樹脂から成り、帯板状に形成されている。一対の絶縁シート21A、21Bは、互いの間に各導体20を挟んで構成されている。
端子金具1は、図1、図2などに示すように、FFC2の各導体20が接続される板状のFFC接続部11(接合部)と、相手方端子(不図示)に接続される電気接触部12と、FFC接続部11と電気接触部12との間に設けられてこれらを連続させる間部13と、を有して構成されている。このような端子金具1は、FFC接続部11、間部13、電気接触部12の順で、直線上に並んで設けられている。FFC接続部11は、略板状に形成され、FFC2に対向する対向面11aは、長方形状に形成されている。
なお、以下では、FFC接続部11、間部13、及び電気接触部12が並ぶ方向であって、FFC接続部11の対向面11aのうち、並ぶ方向に沿う方向を「長手方向Y」と記し、FFC接続部11の対向面11aのうち、長手方向Yに直交する方向を「幅方向X」と記し、長手方向Y及び幅方向Xに直交する方向を「高さ方向Z」と記す場合がある。
端子金具1は、図2に示すように、FFC接続部11、間部13、及び電気接触部12の幅寸法が略一定と成るように形成されている。FFC接続部11及び間部13は、長手方向Yの一端から他端まで略等しい板厚寸法(高さ方向Zの寸法)となるように形成されている。
FFC接続部11は、FFC2に対向する対向面11aに、複数個の微小突起14を有している。各微小突起14は、FFC2に対向する対向面11aに、プレス加工が施されることで得られるものである。このような微小突起14は、FFC2と端子金具1とが超音波接合されてケーブル接合体10が構成された状態で、FFC2の導体20に固相接合される。
各微小突起14は、図4にも示すように、断面形状が角部を有さない(Rのついた)とともに、断面形状が頂部14aに向かうに従って断面積が徐々に小さくなるような山型形状となるように形成されている。また、各微小突起14は、超音波接合装置30を構成するホーン31のナール突起34と対向する位置になるように設けられていることが望ましい。即ち、図4に示すように、長手方向Y(ホーン31の振動方向)の断面において、隣接する各微小突起14の頂部14a間の寸法Lと、隣接するナール突起34の中心Pの間の寸法Lとが略等しくなるように形成されている。
ここで、長手方向Yに隣接する微小突起14間の溝深さが所定寸法よりも大きいと、超音波接合の際に、FFC2が湾曲して微小突起14間の溝に食い込んでしまって、微小突起14がホーン31の動きを妨げてしまう懸念がある。このため、各微小突起14は、ホーン31の動きを妨げることはない程度の出寸法となるように形成されている。
本実施形態では、複数個の微小突起14は、頂部14aに向かうに従って断面積が徐々に小さくなるような山型形状と成るように形成されているが、対向面11aから先端までの断面積が略同一形状となるような円柱状や角柱状になるように形成されていてもよい。
電気接触部12は、図2に示すように、内部に相手方端子を挿入可能とする中空の角柱状に形成されている。
間部13には、図2に示すように、幅方向Xの両端部に一対の切欠き部15が設けられている。一対の切欠き部15は、間部13の幅方向Xの両端部を矩形状に切り欠くことで形成されている。このように間部13に、切欠き部15を形成することで、FFC接続部11から電気接触部12に連続される部分の断面積が小さくなるから、FFC接続部11において発熱した熱量の逃げが抑制されて、超音波接合時において金属結合に必要な熱量が確保されて、接合効率の低下の抑制が図られる。
また、間部13には、超音波接合装置30のアンビル33に係止する係止部16が設けられている。係止部16は、FFC接続部11の対向面11aとは反対側の面からアンビル33に向けて突出した凸形状となるように形成されている。本実施形態では、係止部16は、プレス加工により形成されている。
次に、FFC2と端子金具1とを超音波接合するための超音波接合装置30について説明する。超音波接合装置30は、図3〜図5に示すように、駆動源としての図示しない圧電振動子が取り付けられたホーン31と、ホーン31に取り付けられたチップ32と、このチップ32に相対するアンビル33(一対の型のうち一方)と、を備えている。圧電振動子は、交流電力を供給すると超音波振動する。この圧電振動子が取り付けられたホーン31には、チップ32が取り付けられている。このため、圧電振動子は、ホーン31などを介してチップ32を振動させる。このときチップ32の振動方向(長手方向Y)は、チップ32とアンビル33が互いに接離(相対)する接離方向(高さ方向Z)に対して直交する。
チップ32は、アンビル33に向けて突出した複数のナール突起34を有して構成されている。ナール突起34は、切頭四角錘状に設けられている。複数のナール突起34は、FFC接続部11の長手方向Y(振動方向)及び幅方向Xに沿って格子状に並べて配置されている。複数のナール突起34は全て、互いに同じ大きさ、同じ形状に設けられている。また、本実施形態においては、ナール突起34は、幅方向Xに2個ずつ並べて配置されている。
アンビル33には、チップ32と対向する位置に、端子金具1が設置される長方形状の設置面33aが設けられている。設置面33aは、端子金具1のFFC接続部11、間部13及び、電気接触部12の一部が設置可能な大きさとなるように形成されている。この設置面33aには、端子金具1の係止部16が嵌る係止受け部としての凹部35と、端子金具1の移動を抑制するための溝形状部36と、が設けられている。凹部35は、図5に示すように、FFC接続部11が設置面33aの所定位置に設置された際に、係止部16と対向する位置に設けられ、溝形状部36は端子金具1のFFC接続部11が設置される位置に設けられている。こうして、FFC接続部11が設置面33aの所定位置に設置された状態では、端子金具1の係止部16が、アンビル33の凹部35に嵌ることで、端子金具1はアンビル33に係止される。このように、超音波接合される際に、端子金具1のFFC接続部11に設けられた係止部16を、アンビル33に係止させることにより、端子1のアンビル33への長手方向Yの位置決めがされ、微小突起14の頂部14aが、ナール突起34の中心Pとチップ32とアンビル33との接離方向(高さ方向Z)に対向する位置となるように、端子1がアンビル33に設置される。さらに、アンビル33に対する係止により、超音波接合される際の振動に起因する端子金具1とアンビル33との相対的な移動が抑制されて、振動がFFC2及び端子金具1に効率よく伝達される。
溝形状部36は、幅方向Xに溝切られて形成されるとともに振動方向(長手方向Y)に並ぶ複数の溝部から構成されている。各溝部は、設置面33aから凹となるように形成されている。即ち、各溝部の底が、設置面33aよりも、接離方向(高さ方向Z)にチップ32から離れた位置になるように形成されている。
続いて、上述した構成の超音波接合装置30を用いた超音波接合方法について説明する。まず、図6(A)に示すように、端子金具1の係止部16を、アンビル33の凹部35に近付ける。係止部16が凹部35に係止されて、FFC接続部11が、アンビル33の設置面33a上に設置される。この時、チップ32のナール突起34が、FFC接続部11の微小突起14と接離方向(高さ方向Z)に並ぶ位置にある。
このように、端子金具1の係止部16を、アンビル33の凹部35に係止させることにより、端子金具1とFFC2が超音波接合される際に、超音波接合される際の振動による端子金具1とアンビル33との相対的な移動が抑制され、振動がFFC2及び端子金具1に効率よく伝達される。なお、図6(A)(B)(C)では、溝形状部36は省略されている。
端子金具1は、FFC接続部11の長手方向Yが振動方向に沿うように設置されている。こうして、端子金具1がアンビル33に移動不能となるように設置される。
次に、FFC2における導体部20Aを、FFC接続部11において微小突起14がある対向面11aに重ねて、チップ32とアンビル33との間にFFC2及び端子金具1を位置付ける。
この後、図6(B)に示すように、チップ32がアンビル33に近付けられて、導体部20Aの上方側被覆21Aに接触する。さらにチップ32が近付けられて、導体部20AがFFC接続部11に加圧される。この状態で、圧電振動子を振動させる。振動は、ホーン31を経由してチップ32に伝わる。チップ32が振動すると、その振動により、チップ32と導体部20Aがそれぞれ振動する。この際、導体部20Aの下方側被覆21Bには、端子1の微小突起14が当接しているから、下方側被覆21Bと微小突起14との間の振動に伴う移動が抑制され、チップ32の振動が上方側被覆21Aに集中して伝達される。こうして、上方側被覆21Aとチップ32との間に生じる振動エネルギー及び摩擦熱により、上方側被覆21Aが溶融される。チップ32が導体部20Aに押し付けられているため、溶融した上方側被覆21Aが、チップ32とアンビル33との間に挟まれた導体20及びFFC接続部11間から除去され、チップ32のナール突起34と略同一形状の点状痕23(図7に示す)が形成されて、チップ32がアンビル33にさらに近付けられる。
この後、チップ32が導体部20Aの導体20に接触する。導体部20Aの下方側被覆21Bには、端子1の微小突起14が当接しているから、下方側被覆21Bと微小突起14との間のチップ32の振動に伴う移動が抑制され、チップ32の振動が、導体20に集中して伝達される。こうして、導体20とチップ32との間に生じる振動エネルギー及び摩擦熱により、下方側被覆21Bが溶融される。チップ32が導体部20Aに押し付けられているため、溶融した下方側被覆21Bが、チップ32とアンビル33との間に挟まれた導体20及びFFC接続部11間から除去される。
この後、図6(C)に示すように、導体20が端子1のFFC接続部11に加圧される。この際、端子1の微小突起14が、導体部20Aの導体20に当接し、チップ32が導体20に当接しているから、さらなるチップ32からの振動エネルギーによる応力が、微小突起14に集中し、微小突起14とこれに接触する導体20の一部分の酸化被膜が破壊され、新生面が表れて、端子金具1の微小突起14と導体20が固相接合(固相接合部10a、図7に示す)する。こうして、図7に示すように、端子金具1とFFC2の各導体部20Aとが、超音波接合されたケーブル接合体10が完成する。
このようなケーブル接合体10は、図7に示すように、ナール突起34と対向する位置(固相接合部10aが形成された位置)においては、被覆部21が除去され、固相接合部10aにて接合されている。また、固相接合部10aの振動方向(長手方向Y)の両側の被覆部21は除去されていない。このように、端子金具1の長手方向Yにおいて、固相接合部10aが形成された位置の被覆部21は除去され、固相接合部10aの長手方向Yの両側の被覆部21は除去されていない状態を、「微小突起14が、FFC2の被覆部21を突き破った状態」と表現する。こうして、同図に示すように、端子金具1は、微小突起14が、FFC2の被覆部21を突き破った状態で、FFC2の導体20に固相接合されている。
なお、上述した実施形態では、端子金具1に設けられてアンビル33に係止する係止部16は、プレス加工により形成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。係止部16は、間部13に切り起こし加工により凸形状となるように形成されたものであってもよい。
また、本実施形態では、間部13には、幅方向Xの両端部に一対の切欠き部15が設けられているが本発明はこれに限定されるものではない。一対の切欠き部15は、間部13の厚さ(高さ)を小さくするように切り欠かれていてもよい。即ち、一対の切欠き部15は、FFC接続部11から電気接触部12に連続される部分の断面積が小さくなるように形成されていればよく、切欠き部15は一対でなくともよい。
また、本実施形態では、端子の一例として、端子金具1を用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。端子は、回路基板のパターンに連続されたバスバーや導電シートであってもよい。
また、本実施形態では、被覆付きケーブルの一例として、FFC2を用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。被覆付きケーブルとして、断面丸形の電線を用いてもよい。
上述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の端子、ケーブル接合体の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 端子金具(端子)
10 ケーブル接合体
2 FFC(被覆付きケーブル)
11 FFC接続部(接合部)
11a 対向面
12 電気接触部
13 間部
14 微小突起
15 切欠き部
16 係止部
20 導体
21 被覆部

Claims (4)

  1. 被覆付きケーブルに超音波接合される板状の接合部を有する端子であって、
    前記接合部には、前記ケーブルに対向される対向面に、複数個の微小突起が設けられていることを特徴とする端子。
  2. 前記接合部には、超音波接合される際に搭載されるアンビルに係止する係止部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の端子。
  3. 相手方端子が接続される電気接触部と、
    該電気接触部と前記接合部との間に設けられてこれらを連続させる間部と、を備え、
    前記間部には、前記接合部から前記電気接触部への熱伝達を抑制するために切欠き部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端子。
  4. 被覆付きケーブルと、
    請求項1乃至請求項3のうち何れか一項に記載の端子と、を備え、
    前記微小突起が、前記被覆付きケーブルの被覆部を突き破った状態で、前記被覆付きケーブルの導体に固相接合されていることを特徴とするケーブル接合体。
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