JP2014229531A - 切換え装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 収納室に固定接点と可動接点とが収納され、この収納室の密閉度を高めることができ、且つ切換え負荷を低減できる切換え装置を提供する。【解決手段】 ケース11の収納室S1の底部13に固定接点31a,32a,33aが固定され、その上に可動接点35が設けられている。ケース11にスライダ40aが左右方向へ水平に移動できるように設けられ、スライダ40aに押圧部材51aが上下に摺動自在に支持されている。そして、ばね部材55によって押圧部材51aが可動接点35に押し付けられている。スライダ40aがα方向へ移動すると、押圧部材51aが可動接点35の乗り上げ部35cに乗り上がって、接点の接触が切換えられる。【選択図】図6

Description

本発明は、車載用電装設備などに使用される切換え装置に係り、特に防塵性を高めた構造の切換え装置に関する。
車載用パワーウインドウ装置の駆動スイッチやその他の車載用電装設備のスイッチ部に2連式の切換え装置が使用されている。
特許文献1に記載されている切換え装置は、ケースに2つの接点収納空間が形成されている。それぞれの接点収納空間には、底部に固定された固定接点部材と、可動接点となる導体板と、駆動体の摺動作動部と、前記摺動作動部を可動接点に押し付ける板ばね部材が収納されている。
ケースでは、それぞれの接点収納空間の内側の仕切り壁の間にスリットが形成され、仕切り壁には、接点収納空間と前記スリットとを連通させる支持凹部が形成されている。それぞれの駆動体には、前記摺動作動部とともに被押圧部が形成されている。駆動体の一部が前記支持凹部の内部に位置し、被押圧部が前記スリット内に位置している。
特許文献1では、板ばね材料で形成されたカバー部材がケースの上に装着され、2つの接点収納空間と、隣り合う接点収納空間の間に形成されたスリットの双方が、1つのカバー部材で覆われている。前記スリットには、2つの被押圧部が位置しており、2つの被押圧部が、前記カバー部材に形成された窓孔から上方へ突出している。
特許文献1に記載された切換え装置を使用する電装設備では、操作つまみの作用端部がカバー部材の上方に突出している2つの被押圧部の間に介在している。操作つまみが一方の側へ倒されると、一方の駆動体が回動させられて、一方の接点収納空間内の固定接点部と導体板との接触が切換えられ、操作つまみが他方の側へ倒されると、他方の駆動体が回動させられて、他方の接点収納空間内の固定接点部と導体板との接触が切換えられる。
特開2005−123135号公報
特許文献1に記載された切換え装置では、ケースに形成されたそれぞれの接点収納空間とスリットとが支持凹部を介して連通している。支持凹部には駆動体が回動自在で且つ上下に移動自在に支持されているため、支持凹部の内縁部と駆動体との間に大きな隙間が形成され、それぞれの接点収納部の密閉が十分ではない。
特許文献1に記載されたものでは、駆動体は、回動動作と上下動作によって、導体板を切換え動作させるものであるため、導体板を動作させるときの駆動体の動作負荷が比較的大きい。また、導体板の切換えのときに駆動体が回動するとともに上下に動くため、装置の配置スペースが上方に余分に必要となる。
さらに、スリットの上方では、カバー部材に窓孔が形成され、駆動体の被押圧部が窓孔から上方へ突出しているが、駆動体が回動するために、窓孔と被押圧部との間に大きな隙間を形成することが必要となっている。その結果、車室内のゴミや埃さらには水分が、カバー部材の窓孔からスリット内に入りやすく、さらに支持凹部を介してスリット内から接点収納部の内部にゴミなどが入り込みやすくなっており、接点の切換えの信頼性を低下させる課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、収納空間内の密閉性を向上させて、収納空間の内部での接点の切換え動作の信頼性を高めることができ、さらに、比較的低負荷で切換え動作を行うことができ、さらに上下の配置スペースを低くできる切換え装置を提供することを目的としている。
本発明は、ケースに、底部から立ち上がって互いに対向する対向壁部と、それぞれの前記対向壁部の両端部どうしを連結して前記底部から立ち上がる側壁部とが一体に形成されて、前記対向壁部と前記側壁部ならびに前記底部とで囲まれて上方に開口部を有する収納室が構成され、前記収納室に固定接点と可動接点とが収納されており、
前記収納室に、スライダが前記底部と平行に初期姿勢から切換え姿勢に向けて移動自在に支持され、いずれかの前記対向壁部に、上方に解放された支持凹部が形成され、前記スライダの一部に前記支持凹部よりも外側へ突出する操作部が形成され、前記スライダには、押圧部材が前記スライダの移動方向と交差する方向へ移動自在に支持されて、ばね部材で前記押圧部材が前記可動接点に押圧付勢されており、
前記スライダが切換え姿勢へ移動すると、前記押圧部が前記可動接点に乗り上がって、前記可動接点と前記固定接点との接触が切換えられるとともに、前記押圧部によって前記ばね部材が変形させられて、前記スライダに対して初期姿勢への復帰力が与えられることを特徴とするものである。
本発明は、収納室内でスライダが底部に沿って移動し、スライダに支持された押圧部材によって可動接点が切換えられる。そのため、対向壁部に設けられ支持凹部を上下に長く形成する必要がなくなり、収納室の内部にゴミや埃や水分が侵入しにくくなる。
また、スライダを底部に沿って水平方向へ移動させるだけで可動接点と固定接点との接触が切換えられるため、比較的軽い負荷で接点の切換えを行うことができる。さらに、ケースの上方に上下方向への広い移動領域を確保することが必要ではなく、薄型に構成しやすい。
本発明では、前記スライダに、初期姿勢から切換え姿勢へ移動する間に、前記支持凹部を覆ったまま前記対向壁部に沿って移動する閉鎖板部が一体に形成され、前記閉鎖部に前記操作部が形成されていることが好ましい。
上記構成では、スライダの支持凹部が常に閉鎖板部で覆われているため、さらに収納室の密閉度を高めることができる。
本発明では、前記スライダに、前記閉鎖板部に対向する対向移動部が設けられ、前記ばね部材が前記閉鎖板部と前記対向移動部との間に配置されている。
上記構成では、収納室内にばね部材を安定した姿勢で配置できる。
また、前記スライダの上端部に摺動突起が一体に形成され、前記摺動突起が前記蓋体の内面を摺動するものが好ましい。
上記構成では、スライダに形成された摺動突起が蓋体を摺動するため、スライダを、上下のがたつきが生じることなく、スムースに移動させることができる。
本発明は、ケースに、前記対向壁部として互いに対向する一対の内側対向壁部とそれぞれの前記内側対向壁部の外側に対向する外側対向壁部とが一体に形成され、
それぞれの前記内側対向壁部と前記外側対向壁部と前記側壁部ならびに前記底部で囲まれて上方に開口部が形成された2つの収納室および前記内側対向壁部の間に形成された操作空間とが構成され、それぞれの前記収納室に、前記固定接点と前記可動接点と前記スライダと前記押圧部材ならびに前記ばね部材が収納されて、それぞれの収納室の前記開口部が前記蓋体で覆われており、
前記内側対向壁部に前記支持凹部が形成され、2つの前記スライダに設けられた前記操作部が前記操作空間内で間隔を空けて対向しており、2つの前記スライダは、切換え姿勢へ向かう移動方向が互いに逆向きである。
あるいは、本発明は、1つの前記収納室内に、前記固定接点と前記可動接点と前記スライダと前記押圧部材ならびに前記ばね部材が2組収納され、
対向する2つの前記対向壁部に前記支持凹部が形成され、2つの操作部が、それぞれの対向壁部から互いに逆向きに突出しているものである。
上記において、前記収納室には、2つの前記対向壁部の中間に中間壁部が設けられており、それぞれの前記スライダに前記閉鎖板部と対向する対向移動部が設けられ、2つの前記スライダの前記対向移動部が共通の前記中間壁部に移動自在に支持されているものとすることが可能である。
上記構成では、ケースの幅寸法を可能な限り小さくすることができる。
本発明の切換え装置は、対向壁部に形成された支持凹部が水平方向に延びるものであって、上下に長く延ばす必要がないため、支持凹部を介して収納室にゴミや埃または水分が侵入しにくくなる。
操作力によってスライダが水平方向へのみ移動させられるため、可動接点を比較的低負荷で確実に動作させることができる。またスライダが水平に移動するものであるため、ケースの上方に移動空間を設けることが不要になり、薄型に構成できる。
本発明の第1の実施の形態の切換え装置の斜視図、 第1の実施の形態の切換え装置の分解斜視図、 図1の切換え装置をIII−III線で切断した断面図、 図1の切換え装置をIV−IV線で切断した断面図、 図1の切換え装置をV−V線で切断した断面図、 図5と同じ断面図での動作説明図、 本発明の第2の実施の形態の切換え装置の斜視図、 図7の切換え装置をVIII−VIII線で切断した断面図、 第2の実施の形態のスライダと押圧部材の組み合わせ状態を示す部分斜視図、
図1ないし図6に示す第1の実施の形態の切換え装置10は、車載用パワーウインドウ装置の開閉操作のために使用される。また、切換え装置10は、車載用パワーウインドウ装置以外の各種電装設備の検知スイッチや切換えスイッチとして使用することが可能である。
各図では、X方向が前後方向、Y方向が左右方向、Z方向が上下方向である。
切換え装置10はケース11を有している。ケース11は絶縁性の合成樹脂材料で射出成形されている。
図3と図4に示すように、ケース11は底部12を有している。図2に示すように、ケース11には、底部12から垂直に立ち上がる第1の内側対向壁部13aならびに第2の内側対向壁部13bと、第1の外側対向壁部14aならびに第2の外側対向壁部14b、さらに側壁部15aと側壁部15bが一体に形成されている。
第1の内側対向壁部13aと第2の内側対向壁部13bは前後方向(X方向)に対向し、第1の外側対向壁部14aは第1の内側対向壁部13aの前後方向の外側に対向し、第2の外側対向壁部14bは第2の内側対向壁部13bの前後方向の外側に対向している。側壁部15a,15bは、前記内側対向壁部13a,13bならびに外側対向壁部14a,14bと直交する向きに形成され、左右方向(Y方向)に間隔を空けて対向している。
ケース11には、第1の内側対向壁部13aと第1の外側対向壁部14aならびに側壁部15a,15bとで囲まれて下部が底部12で塞がれた第1の収納室S1が形成されている。また、第2の内側対向壁部13bと第2の外側対向壁部14bならびに側壁部15a,15bとで囲まれて下部が底部12で塞がれた第2の収納室S2が形成されている。第1の収納室S1と第2の収納室S2は、共に上方が解放された開口部となっている。
ケース11には、第1の内側対向壁部13aと第2の内側対向壁部13bとの間に操作空間S3が形成されている。操作空間S3は、左右方向(Y方向)へ細長い空間である。図2に示す実施の形態では、操作空間S3の左右方向の両側部が解放されているが、操作空間S3の左右方向(Y方向)の両側部が側壁部15a,15bで塞がれていてもよい。
図1と図2に、底部12の中心から垂直に上下方向(Z方向)に延びるケース中心線Oが示されている。ケース11は、ケース中心線Oを中心として180度回転させた形状と一致する。すなわち、第1の収納室S1と第2の収納室S2の構造と寸法、ならびに操作空間S3の構造と寸法は、ケース中心線Oに対して180度の回転対称である。さらに切換え装置10の全ての構造も、ケース中心線Oを中心とする180度の回転対称である。
図2に示すように、第1の内側対向壁部13aに第1の支持凹部16aが形成され、第2の内側対向壁部13bに第2の支持凹部16bが形成されている。第1の外側対向壁部14aに第1の対向支持部17aが形成され、第2の外側対向壁部14bに第2の対向支持部17bが形成されている。
第1の支持凹部16aは第1の内側対向壁部13aを前後方向(X方向)に貫通し、第2の支持凹部16bは第2の内側対向壁部13bを前後方向(X方向)に貫通し、第1の支持凹部16aと第2の支持凹部16bは上方に解放されている。第1の対向支持部17aは第1の外側対向壁部14aを前後方向(X方向)に貫通し、第2の対向支持部17bは第2の外側対向壁部14bを前後方向(X方向)に貫通し、第1の対向支持部17aと第2の対向支持部17bは上方に解放されている。ただし、第1の対向支持部17aが、第1の外側対向壁部14aを貫通することなく、第1の収納室S1に面する内面に段差を有して上下方向に延びる溝形状であってもよい。これは第2の対向支持部17bにおいても同じである。
図2に示すように、第1の支持凹部16aと第1の対向支持部17aは、一方の側壁部15aに近い側に形成されており、第2の支持凹部16bと第2の対向支持部17bは、他方の側壁部15bに近い側に形成されている。
図5は図1のV−V線の断面図であり、第1の収納室S1の内部構造が示されている。第1の収納室S1では、底部12に3個の固定接点が固定されて設けられている。左右方向(Y方向)の中央に第1のコモン固定接点31aが固定され、側壁部15bに近い側に第1の初期接触固定接点32aが固定され、側壁部15aに近い側に第1の切換え固定接点33aが固定されている。
第2の収納室S2と第1の収納室S1はケース中心線Oを中心とする回転対称構造である。よって、図1と図2に示すように、第2の収納部S2では、中央に第2のコモン固定接点31bが、側壁部15aに近い側に第2の初期接触固定接点32bが固定され、側壁部15bに近い側に第2の切換え固定接点33bが固定されている。
図5に示すように、第1の収納室S1に可動接点35が収納されている。可動接点35は銅板などの導電性板材で形成されている。第1の収納室S1に収納されている可動接点35は、初期接触固定接点32aに対向する初期接触片35aと、切換え固定接点33aに対向する切換え接触片35bを有し、その中間に乗り上げ部35cが上向きに突出して形成されている。乗り上げ部35cは、コモン固定接点31aよりも切換え固定接点33aに近い側に対向している。
第2の収納室S2にも第1の収納室S1と同じ可動接点35が収納されている。第2の収納室S2に収納された可動接点35は、第1の収納室S1に収納された可動接点35と左右方向(Y方向)の向きが逆に配置されている。第2の収納室S2に収納された可動接点35は、初期接触片35aが側壁部15aに向けられ、切換え接触片35bが側壁部15bに向けられている。
図3に示すように、ケース11の第1の収納室S1に第1のスライダ40aが収納され、第2の収納室S2に第2のスライダ40bが収納される。第1のスライダ40aと第2のスライダ40bは合成樹脂材料で形成されて、同じ構造で同じ寸法を有しているが、ケース11への組み込み姿勢が、ケース中心線Oを中心とする180度の回転対称である。そこで、以下では、第1のスライダ40aと第2のスライダ40bについて、異なる符号を付して説明する。
図2と図3に示すように、第1のスライダ40aには、操作側移動部41aと対向移動部42aとが前後方向(X方向)に間隔を空けて形成されており、操作側移動部41aと対向移動部42aとが連結移動部43aによって連結されている。前記操作側移動部41aには、閉鎖板部45aが一体に形成されており、閉鎖板部45aの外面に操作部46aが突出形成されている。また、操作側移動部41aの上端に一対の摺動突起47a,47aが一体に形成され、対向移動部42aの上端に摺動突起48a,48aが一体に形成されている。
図5に示すように、連結移動部43aに上下に貫通する支持穴44aが形成されている。
操作側移動部41aは、ケース11に形成された第1の支持凹部16aよりも左右方向(Y方向)の幅寸法が小さく形成され、Z方向の高さ寸法は、第1の支持凹部16aの上下方向(Z方向)の深さ寸法と同じに形成されている。
閉鎖板部45aは、操作側移動部41aよりも左右方向(Y方向)へ長くせり出して形成され、操作側移動部41aよりも下方にせり出して形成されており、閉鎖板部45aは第1の支持凹部16aよりも広い面積に形成されている。
対向移動部42aは、第1の対向支持部17aよりも左右方向(Y方向)の幅寸法が小さく形成され、Z方向の高さ寸法が、第1の対向支持部17aの上下方向(Z方向)の深さ寸法と同じに形成されている。
同様に、第2のスライダ40bには、操作側移動部41b、対向移動部42b、連結移動部43b、支持穴44b、閉鎖板部45b、操作部46b、ならびに摺動突起47b,47bと摺動突起48b,48bが一体に形成されている。
ケース11の内部に第1の押圧部材51aと第2の押圧部材51bが収納されている。第1の押圧部材51aと第2の押圧部材50bは、その形状と寸法が互いに同じである。図5と図6に示すように、第1の押圧部材51aは、第1のスライダ40aに形成された支持穴44a内で上下に摺動自在に支持されており、第2の押圧部材51bは、第2のスライダ40bに形成された支持穴44b内で上下に摺動自在に支持されている。
図2に示すように、第1の収納室S1と第2の収納室S2に、同じ構造で同じ寸法のばね部材55が上方から装着される。それぞれのばね部材55は板ばね材料で形成されたものであり、押圧弾性片56と、押圧弾性片56の左右方向の端部から上向きに曲げられた支持弾性片57,57とが一体に形成されている。
ケース11に蓋体60が装着される。ケース11の第1の収納室S1と第2の収納室S2ならびに操作空間S3は、1つの蓋体60で覆われる。蓋体60は合成樹脂材料で形成されている。
図2に示すように、蓋体60は天井板部61と、前後方向(X方向)に対向する前後側板部62,62と、左右方向(Y方向)に対向する左右側板部63,63とが一体に形成されている。左右側板部63,63のそれぞれには、掛止穴63a,63aが形成されている。図2に示すように、ケース11の側壁部15a,15bの外面に、前記掛止穴63a,63aに対向する掛止突起15c,15cが一体に形成されている。
蓋体60の天井板部61の中央部に左右方向(Y方向)へ細長く延びる開口部64が形成されている。図3に示すように、蓋体60の内部には、開口部64の左右方向(Y方向)へ延びる両縁部のそれぞれから下方へ一体に延びる内壁部65a,65bが一体に形成されている。図4に示すように、それぞれの内壁部65a,65bには、前記操作部46aの移動領域に切欠き部66が形成されている。
上記各部材から構成される切換え装置10は、以下のように組み立てられる。
第1の収納室S1と第2の収納室S2に可動接点35,35が挿入された後に、第1のスライダ40aと第2のスライダ40bが、ケース11に対して上方から下向きに装着される。
図3には、ケース11に第1のスライダ40aが装着された状態が示されている。第1のスライダ40aが、ケース11に対して下向きに装着されると、操作側移動部41aが、第1の内側対向壁部13aに形成された第1の支持凹部16a内に装着され、対向移動部42aが、第1の外側対向壁部14aに形成された第1の対向支持部17a内に装着される。また、閉鎖板部45aは、第1の内側対向壁部13aの操作空間S3に向く外面に装着される。
同様にして、第2のスライダ40bも、ケース11に装着される。ただし、第1のスライダ40aと第2のスライダ40bの装着姿勢は、ケース中心線Oを中心とする180度の回転対称である。
ケース11に可動接点35と第1のスライダ40aならびに第2のスライダ40bが装着された後に、第1の収納室S1と第2の収納室S2にばね部材55,55が挿入される。そして、ケース11の上方の開口部に蓋体60が装着される。
蓋体60の前後側板部62,62によって、ケース11の第1の外側対向壁部14aと第2の外側対向壁部14bが外側から覆われ、左右側板部63,63によってケース11の側壁部15a,15bが外側から覆われる。そして、蓋体60の掛止穴63aがケース11の掛止突起15cに掛止されて、蓋体60が固定される。
図3に示すように、蓋体60が装着されると、蓋体60の前後側板部62が、第1のスライダ40aの対向移動部42aの外側に対向する。また、蓋体60に形成された内壁部65aが閉鎖板部45aの外側に対向し、操作部46aが内壁部65aに形成された切欠き部66内に位置する。これによって、第1のスライダ40aは、第1の収納室S1において前後方向(X方向)へがたつきを生じないように保持される。
図3に示すように、第1のスライダ40aの操作側移動部41aの上端に形成された摺動突起47a,47aと、対向移動部42aの上端部に形成された摺動突起48a,48aが、蓋体60の天井板部61の下面に対向し、第1のスライダ40aが上下にがたつきを生じないように位置決めされる。
この状態で、第1のスライダ40aは、図5に示す初期姿勢から図6に示す切換え姿勢へ向けて左右方向(Y方向)へ移動することができる。第1のスライダ40aは摺動突起47a,47aと摺動突起48a,48aが蓋体60の天井板部61の下面を摺動するため、第1のスライダ40aが低負荷でケース11内を移動することができる。
第1の外側支持部17aが蓋体60の前後側板部62によって外側から覆われているため、第1の対向支持部17aと第1のスライダ40aの対向移動部42aとの移動による隙間が、前後側板部62で塞がれている。
第1のスライダ40aの閉鎖板部45aは、第1の支持凹部16aよりも十分に大きな面積を有しており、第1のスライダ40aが初期姿勢から切換え姿勢まで移動する間に、第1の支持凹部16aと操作側移動部41aとの間に形成される移動のための隙間は、常に閉鎖板部45aで閉鎖される。よって、図3と図4に示すように、蓋体60の内壁部65aに切欠き部66が形成されていても、第1の収納室S1と操作空間S3とが連通することがなく、第1の収納室S1の密閉度を高めることができる。
切換え装置10はケース中心線Oを中心とする180度の回転対称構造である。よって、第2のスライダ40bも同様にして、ケース11の内部で左右方向(Y方向)へ摺動自在に支持される。
図5に示すように、ケース11の開口部に蓋体60が装着されると、蓋体60の天井板部61の下面によって、第1の収納室S1内のばね部材55の一対の支持弾性片57,57が下向きに押されて変形させられ、ばね部材55の押圧弾性片56によって、第1のスライダ40aに支持されている押圧部材51aが下向きに付勢され、押圧部材51aが可動接点35に加圧される。
図3に示すように、ばね部材55は、第1のスライダ40aの連結移動部43aの上方で、操作側移動部41aと対向移動部42aとの間に配置されている。そのため、ばね部材55の姿勢が安定しており、動作中にばね部材55が反転するなどの誤動作が生じにくくなっている。
第2の収納室S2内においても、同様にしてばね部材55が安定した姿勢に収納され、ばね部材55の押圧弾性片56によって、第2のスライダ40bに支持されている押圧部材51bが下向きに押圧され、押圧部材51bが可動接点35に押し付けられている。
図3に示すように、第1のスライダ40aに設けられた操作部46aは、蓋体60の内壁部65aに形成された切欠き部66を通過して、内壁部65aと内壁部65bの間に位置している。同様に、第2のスライダ40bに設けられた操作部46bも、内壁部65bに形成された切欠き部を通過して内壁部65aと内壁部65bの間に位置している。図4に示すように、操作空間S3では、内壁部65aと内壁部65bとの間で、操作部46aと操作部46bが左右方向(Y方向)に間隔を空けて配置されている。
車載用パワーウインドウ装置などの電装設備では、切換え装置10のケース11が基台上に固定され、コモン固定接点31a,31bと初期接触固定接点32a,32bならびに切換え固定接点33a,33bが、基台上の回路パターンにハンダ付けされて接続される。
図3と図4に示すように、操作体と一体に形成された切換え押圧部1は、蓋体60の天井板部61に形成された開口部64からケース11の操作空間S3内に挿入される。切換え押圧部1は、蓋体60の内壁部65aと内壁部65bとの間に挿入され、2つの操作部46a,46bの間に位置する。
操作体は、上方に支点を有して回動動作し、または左右方向(Y方向)へ往復動作するものである。図4において切換え押圧部1が図示左側へ移動すると、操作部46aがα方向へ移動させられ、切換え押圧部1が図示右側へ移動すると、操作部46bがβ方向へ移動させられる。
切換え押圧部1が図4に示すように中立姿勢のとき、図5に示すように、ケース11の第1の収納室S1では、第1のスライダ40aが初期姿勢である。初期姿勢では、操作側移動部41aが、ケース11の第1の支持凹部16a内で図示右側に位置し、対向移動部42aが第1の対向支持部17a内で図示右側に位置している。
第1のスライダ40aが初期姿勢のとき、ばね部材55の押圧弾性片56によって押圧部材51aが下向きに押圧されて可動接点35を下向きに押圧している。図5に示すように、初期姿勢での押圧部材51aと可動接点35との接触点P1は、第1のコモン固定接点31aよりも図示右側に位置しているため、可動接点35の初期接触片35aが第1の初期接触固定接点32aと接触している。同様に、第2の収納室S2では、初期姿勢の第2のスライダ40bに支持された押圧部材51bと可動接点35との接触点が、第2のコモン固定接点31bよりも側壁部15aに近い側に位置し、可動接点35の初期接触片35aが第2の初期接触固定接点32bに接触している。
切換え押圧部1が図4において図示左方向へ移動して、操作部46aがα方向へ押されると、第1のスライダ40aの操作側移動部41aがケース11の第1の支持凹部16a内を左側へ摺動し、対向移動部42aが第1の対向支持部17a内を左側へ移動して、図6に示すように、第1のスライダ40aがα方向へ移動して切換え姿勢となる。
切換え姿勢では、押圧部材51aが可動接点35の乗り上げ部35cに乗り上がり、可動接点35が第1のコモン固定接点31aとの接触部を支点とし反時計方向へ回動し、可動接点35の切換え接触片35bが第1の切換え固定接点33aに接触させられる。
押圧部材51aが乗り上げ部35cに乗り上がるために、ばね部材55の押圧弾性片56が上方へ大きく撓み、その反力で、押圧部材51aが可動接点35の上面の傾斜面に沿って図示右方向へ移動しようとする復帰力が与えられる。よって、切換え押圧部1への操作力が解除されると、第1のスライダ40aが図5に示す初期姿勢に復帰する。
これは、切換え押圧部1によって、第2のスライダ40bがβ方向へ移動させられたときも同じである。
切換え押圧部1によって、第1のスライダ40aは、図4の図示左方向(α方向)へ水平に移動させられ、第2のスライダ40bは、図4の図示右方向(β方向)へ水平移動させられる。スライダ40a,40bは水平移動のみであるため、切換え押圧部1から操作部46a,46bへの動力の伝達効率がよくなり、低負荷で可動接点35の接触状態の切換えを行うことができる。
スライダ40a,40bの操作側移動部41a,41bは、下端部が、支持凹部16a,16bの下縁を摺動し、上端部は摺動突起47a,47bが蓋体60の天井板部61の下面を摺動する。また、対向移動部42a,42bも下端部が、対向支持部17a,17bの下縁部を摺動し、上端の摺動突起48a,48aが蓋体60の天井板部61の下面を摺動する。よって、第1のスライダ40aと第2のスライダ40bは低負荷で、左右方向(Y方向)へ動けるようになる。
第1のスライダ40aの対向移動部42aと、ケース11の第1の対向支持部17aとの間の隙間は、蓋体60の前後側板部62で覆われている。また、操作側移動部41aと第1の支持凹部16aとの間の隙間は、第1の支持凹部16aよりも大きい面積の閉鎖板部45aで常に塞がれている。よって、図4に示すように、蓋体60の内壁部65aと第1の支持凹部16aとの間に重なり部があっても、この重なり部が塞がれたままである。そのため、第1の収納室S1の密封性を高めることができ、第1の収納室S1内へゴミや埃または水分などが入りにくい。
これは、第2のスライダ40bとケース11との関係においても同じである。
図7以下に示す第2の実施の形態の切換え装置110については、主に第1の実施の形態の切換え装置10と異なる構造について説明し、共通の構造については、詳しい説明を省略する。
切換え装置110は、ケース111を有している。ケース111は、底部112と、前後方向(X方向)に対向する対向壁部114a,114bと、左右方向(Y方向)に対向する側壁部115a,115bが一体に形成されている。図8に示すように、ケース111の内部には、上方に開口部が形成された1つの収納室S4が形成されている。対向壁部114aに第1の支持凹部117aが形成され、対向壁部114bに第2の支持凹部117bが形成されている。
図8に示すように、ケース111の内部には、底部112から垂直に立ち上がる中間壁部116が一体に形成されている。中間壁部116の上端部が対向支持部118であり、この対向支持部118は、左右方向(Y方向)へ延びている。
ケース111の内部には、中間壁部116を挟んで一方の側に、第1のコモン固定接点31aと第1の初期接触固定接点32aならびに第1の切換え固定接点33aが固定され、中間壁部116を挟んで他方の側に、第2のコモン固定接点31bと第2の初期接触固定接点32bならびに第2の切換え固定接点33bが固定されている。また中間壁部116を挟んだ前後の両側の領域のそれぞれに可動接点35が収納されている。
図9に示すように、第1のスライダ140aと第2のスライダ140bは同じ構造で同じ寸法を有しており、ケース中心線Oを中心とする180度の回転対称となるように組み合わされている。
第1のスライダ140aは、閉鎖板部145aと連結移動部143aとを有し、連結移動部143aに支持穴144aが形成され、この支持穴144aに、押圧部材51aが上下に移動自在に支持されている。また、閉鎖板部145aに対向する一対の対向移動部142a,142aが設けられ、この対向移動部142a,142aは、連結移動部143aから突出して形成されている。図8に示すように、閉鎖板部145aの外面に操作部146aが一体に形成されている。
図9に示すように、閉鎖板部145aの上端部に摺動突起147a,147aが一体に形成され、対向移動部142a,142aの上端部に摺動突起148a,148aが一体に形成されている。
第2のスライダ140bは、閉鎖板部145bと連結移動部143bとを有し、連結移動部143bに形成された支持穴144bに押圧部材51bが上下に摺動自在に支持されている。連結移動部143bからは一対の対向移動部142b,142bが突出して形成されている。閉鎖板部145bの上端部に摺動突起147a,147aが一体に形成され、対向移動部142b,142bの上端部に摺動突起148a,148aが一体に形成されている。
第1のスライダ140aと第2のスライダ140bは、図9に示すように、ケース中心線Oに対して回転対称に組み合わされる。このとき、第1のスライダ140aの一対の対向移動部142a,142aと第2のスライダ140bの一対の対向移動部142b,142bとが、互い違いに組み合わされて、一対の対向移動部142a,142aと一対の対向移動部142b,142bとが、左右方向(Y方向)に沿って一列に並べられる。
図8に示すように、第1のスライダ140aの閉鎖板部145aは、ケース111の対向壁部114aの第1の支持凹部117aに支持され、第2のスライダ140bの閉鎖板部145bは、対向壁部114bの支持凹部117bに支持される。そして、Y方向に向けて一列に配列する第1のスライダ140aの対向移動部142a,142aと、第2のスライダ140bの対向移動部142b,142bが、共に中間壁部116の上端の対向支持部118に支持される。
その結果、第1のスライダ140aと第2のスライダ140bは、共に左右方向(Y方向)へ移動でき、その移動方向はケース中心線Oを中心とした180度の回転対称である。
第1のスライダ140aの閉鎖板部145aと対向移動部142a,142aとの間にばね部材55が設置され、第2のスライダ140aの閉鎖板部145bと対向移動部142b,142bとの間にばね部材55が設置されて、それぞれのばね部材によって、押圧部材51a,51bが可動接点35に押し付けられている。
蓋体160は板ばね材料を折り曲げて形成されたものであり、天井板部161と、天井板部161から折り曲げられた前後側板部162,162と左右側板部163,163とを有している。左右側板部163,163に掛止穴163a,163aが形成されており、この掛止穴163a,163aがケースに設けられた掛止突起115cに掛止されて、ケース111に蓋体160が固定される。
前後側板部162,162に切欠き部162a,162aが形成され、それぞれのスライダ140a,140bと一体の操作部146a,146bが切欠き部162a,162aから外部へ突出している。
第2の実施の形態の切換え装置110では、切換え押圧部によって、ケース111の第1の外側対向板部114aから突出する操作部146aが図7の図示左方向へ移動させられ、対向板部114bから突出する操作部146bが図7の図示右方向へ移動させられる。第1のスライダ140aと第2のスライダ140bの移動力で、それぞれの可動接点35と固定接点との接触状態が切換えられる。
それぞれのスライダ140a,140bに形成された閉鎖板部45a,45bは、蓋体160の切欠き部162a,162bよりも十分に大きな面積を有しており、それぞれのスライダ140a,140bが移動する間、切欠き部162a,162bは、常に閉鎖板部45a,45bで覆われる。その結果、収納室S4の内部の密閉度が高く保たれている。
S1 第1の収納室
S2 第2の収納室
S3 操作空間
S4 収納室
1 切換え押圧部
10 切換え装置
11 ケース
12 底部
13a 第1の内側対向壁部
13b 第2の内側対向壁部
14a 第1の外側対向壁部
14b 第2の外側対向壁部
15a,15b 側壁部
16a 第1の支持凹部
16b 第2の支持凹部
17a 第1の対向支持部
17b 第2の対向支持部
31a,31b コモン固定接点
32a,32b 初期接触固定接点
33a,33b 切換え固定接点
35 可動接点
35a 初期接触片
35b 切換え接触片
35c 乗り上げ部
40a 第1のスライダ
40b 第2のスライダ
41a,41b 操作側移動部
42a,42b 対向移動部
43a,43b 連結移動部
44a,44b 支持穴
45a,45b 閉鎖板部
46a,46b 操作部
47a,47b,48a,48b 摺動突起
51a,51b 押圧部材
55 ばね部材
56 押圧弾性片
57 支持弾性片
60 蓋体
110 切換え装置
111 ケース
112 底部
114a,114b 対向壁部
115a,115b 側板部
116 中間壁部
117a,117b 支持凹部
118 対向支持部
140a 第1のスライダ
140b 第2のスライダ
142a,142b 対向移動部
145a,145b 閉鎖板部
146a,146b 操作部
160 蓋体
162a 切欠き部

Claims (7)

  1. ケースに、底部から立ち上がって互いに対向する対向壁部と、それぞれの前記対向壁部の両端部どうしを連結して前記底部から立ち上がる側壁部とが一体に形成されて、前記対向壁部と前記側壁部ならびに前記底部とで囲まれて上方に開口部を有する収納室が構成され、前記収納室に固定接点と可動接点とが収納されており、
    前記収納室に、スライダが前記底部と平行に初期姿勢から切換え姿勢に向けて移動自在に支持され、いずれかの前記対向壁部に、上方に解放された支持凹部が形成され、前記スライダの一部に前記支持凹部よりも外側へ突出する操作部が形成され、前記スライダには、押圧部材が前記スライダの移動方向と交差する方向へ移動自在に支持されて、ばね部材で前記押圧部材が前記可動接点に押圧付勢されており、
    前記スライダが切換え姿勢へ移動すると、前記押圧部が前記可動接点に乗り上がって、前記可動接点と前記固定接点との接触が切換えられるとともに、前記押圧部によって前記ばね部材が変形させられて、前記スライダに対して初期姿勢への復帰力が与えられることを特徴とする切換え装置。
  2. 前記スライダには、初期姿勢から切換え姿勢へ移動する間に、前記支持凹部を覆ったまま前記対向壁部に沿って移動する閉鎖板部が一体に形成され、前記閉鎖部に前記操作部が形成されている請求項1記載の切換え装置。
  3. 前記スライダには、前記閉鎖板部に対向する対向移動部が設けられ、前記ばね部材が前記閉鎖板部と前記対向移動部との間に配置されている請求項2記載の切換え装置。
  4. 前記スライダの上端部に摺動突起が一体に形成され、前記摺動突起が前記蓋体の内面を摺動する請求項1ないし3のいずれかに記載の切換え装置。
  5. ケースに、前記対向壁部として互いに対向する一対の内側対向壁部とそれぞれの前記内側対向壁部の外側に対向する外側対向壁部とが一体に形成され、
    それぞれの前記内側対向壁部と前記外側対向壁部と前記側壁部ならびに前記底部で囲まれて上方に開口部が形成された2つの収納室および前記内側対向壁部の間に形成された操作空間とが構成され、それぞれの前記収納室に、前記固定接点と前記可動接点と前記スライダと前記押圧部材ならびに前記ばね部材が収納されて、それぞれの収納室の前記開口部が前記蓋体で覆われており、
    前記内側対向壁部に前記支持凹部が形成され、2つの前記スライダに設けられた前記操作部が前記操作空間内で間隔を空けて対向しており、2つの前記スライダは、切換え姿勢へ向かう移動方向が互いに逆向きである請求項1ないし4のいずれかに記載の切換え装置。
  6. 1つの前記収納室内に、前記固定接点と前記可動接点と前記スライダと前記押圧部材ならびに前記ばね部材が2組収納され、
    対向する2つの前記対向壁部に前記支持凹部が形成され、2つの操作部が、それぞれの対向壁部から互いに逆向きに突出している請求項1ないし4のいずれかに記載の切換え装置。
  7. 前記収納室には、2つの前記対向壁部の中間に中間壁部が設けられており、それぞれの前記スライダに前記閉鎖板部と対向する対向移動部が設けられ、
    2つの前記スライダの前記対向移動部が共通の前記中間壁部に移動自在に支持されている請求項7記載の切換え装置。
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