JP2014229247A - プラント制御システム及びプラント制御装置の製造方法 - Google Patents

プラント制御システム及びプラント制御装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】停電復帰時の不要な動作を防止できる安価なプラント制御システムを得る。【解決手段】プラント6からの入力信号S1を揮発性の第1メモリ11に記憶し、監視データ生成部13により監視データS2を生成し、揮発性の第2メモリ12へ記憶するとともに通信ネットワーク4を介して監視装置3へ送信する。並行して、信号バックアップ部22が、第1メモリ11に記憶された入力信号S1及び第2メモリ12に記憶された監視データS2を不揮発性の第3メモリ21へ書き込む。停電しても不揮発性の第3メモリ21の内容は消えないので、停電からの復帰時、第3メモリ21に記憶されているバックアップ入力信号S3及びバックアップ監視データS4を第1メモリ11及び第2メモリ12へ書き戻す。第2メモリ12の監視データS2が停電直前の内容に復元されるので、監視装置3が誤った監視データを受け取り不要な動作をするのを防止できる。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば公共水処理プラント(上下水道)等のプラントを制御するプラント制御システム及びプラント制御装置の製造方法に関するものである。
従来のプラント制御システムは、プラントの機器や負荷等に関する監視データを生成するプラント制御装置と、プラント制御装置から通信ネットワークを介して送信された監視データを集中管理している監視装置とを備えている。定期点検等でプラント制御装置の電源を一旦オフし、作業完了後に電源をオンすると、プラント制御装置内の監視データを記憶するメモリに記憶された監視データがクリアされて変化してしまい、クリヤされた監視データをそのまま監視装置に送信すると監視装置が誤った監視データにより誤表示等の不要な動作をしてしまう。
そこで、電源がオフされた後再びオンされたときにデータをクリアさせず電源オフ前の値を保持させる手段として、入出力メモリ、ユーザプログラムメモリ及びフラグエリアに不揮発性メモリを使用することにより電源がオフから復帰したときに電源オフ前の値を保持させるプラント制御システムとしてのプログラマブルコントローラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−133603号公報(明細書の第3頁左上欄第4行〜右上欄第20行、及び第1図)
従来のプラント制御システムは以上のように構成され、プログラマブルコントローラ内のユーザプログラムメモリ及びフラグエリアに不揮発性メモリ等の停電時に記憶が消えないメモリを使用しなければならず、部品コストが高くなり、装置のコストアップを招くという問題点があった。また、既設のプラント制御装置を停電復帰時に電源オフ前の値を保持させるように変更しようとすると、プラント制御装置全体を新設しなければならず、費用が高くつくという問題点があった。
この発明は前記のような問題点を解決するためになされたものであり、停電復帰時に不要な動作をすることを防止できる安価なプラント制御システムを得ることを目的とする。また、停電復帰時に不要な動作をすることを防止できる安価なプラント制御装置の製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係るプラント制御システムにおいては、
プラント制御装置と監視装置とが通信線を介して接続され前記監視装置に監視データを送信するプラント制御システムであって、
前記プラント制御装置は、データ処理部とバックアップ部とを有し、
前記データ処理部は、第1メモリと監視データ生成部と第2メモリと第1制御部とを有し、
前記第1メモリは、停電時にその記憶を保持できないメモリにて構成されたものであって、プラントから入力される入力信号を記憶するものであり、
前記監視データ生成部は、前記第1メモリに記憶された前記入力信号に基づいて前記監視データを生成するものであり、
前記第2メモリは、停電時にその記憶を保持できないメモリにて構成されたものであって、前記監視データを記憶するものであり、
前記第1制御部は、前記第2メモリに記憶された前記監視データを前記監視装置に送信するものであり、
前記バックアップ部は、信号バックアップ部と第3メモリと第1初期化部と第2初期化部と第2制御部とを有し、
前記信号バックアップ部は、前記第1メモリに記憶された前記入力信号及び前記第2メモリに記憶された前記監視データを前記第3メモリへ出力するものであり、
前記第3メモリは、停電時にその記憶を保持可能なメモリにて構成されたものであって、前記信号バックアップ部から出力される前記入力信号及び前記監視データを記憶するものであり、
前記第1初期化部は、前記データ処理部及び前記バックアップ部に供給される電源が停電から復帰したときに前記第2メモリに記憶された前記監視データを前記第3メモリに記憶された前記監視データにより書き換える第1書換動作を行うものであり、
前記第2初期化部は、前記データ処理部及び前記バックアップ部に供給される電源が停電から復帰したときに前記第1メモリに記憶された前記入力信号を前記第3メモリに記憶された前記入力信号により書き換える第2書換動作を行うものであり、
前記第2制御部は、前記第1書換動作が終了したときに前記第1制御部が前記第2メモリの記憶された前記監視データを前記監視装置に送信することを許可するものである。
この発明に係るプラント制御装置の製造方法は、次の工程を有するものである。
ア.既設の中央演算装置とメモリとを有するものに監視データ生成プログラムをインストールしソフトウエア処理により前記監視データ生成部の機能を果たす流用監視データ生成部を製造する工程。
イ.既設の前記第1メモリ及び既設の前記第2メモリと前記流用監視データ生成部とにより前記データ処理部と同様の機能を有する第1流用データ処理部を製造する工程。
ウ.前記第1流用データ処理部と前記バックアップ部とを組み合わせて、前記プラント制御装置を製造する工程。
この発明に係るプラント制御装置の製造方法は、次の工程を有するものである。
カ.既設の前記第1メモリ及び既設の前記第2メモリと新設の前記監視データ生成部とにより前記データ処理部と同様の機能を有する第2流用データ処理部を製造する工程。
キ.前記第2流用データ処理部と前記バックアップ部とを組み合わせて、前記プラント制御装置を製造する工程。
この発明にかかるプラント制御システムは、以上のように構成されているので、停電直前の監視データと同じ内容の監視データが監視装置へ送信することができるので、監視装置が誤った内容の監視データにより不要な動作をすることが防止される。また、第1メモリや第2メモリに不揮発性メモリを使用しなくてもよく、安価にできる。
この発明に係るプラント制御装置の製造方法は、以上のような工程を有するので、既設のメモリを使用でき、装置を安価にできる。
この発明の実施の形態1であるプラント制御システムの構成を示す構成図である。 バックアップ部の動作を説明するためのフローチャートである。 停電復帰時の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2であるプラント制御システムの構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態3であるプラント制御システムの構成を示す構成図である。
実施の形態1.
図1〜図3は、この発明を実施するための実施の形態1を示すものであり、図1はプラント制御システムの構成を示す構成図、図2はバックアップ部の動作を説明するためのフローチャート、図3は停電復帰時の動作を説明するためのフローチャートである。図1において、プラント制御装置1,2が通信ネットワーク4を介して監視装置3に接続されている。プラント制御装置1,2は同じ仕様のものである。プラント制御装置1はプラント6と接続され、プラント6から入力信号(入力データ)が入力されるとともにプラント6を制御する。また、プラント制御装置1から通信ネットワーク4を介して監視装置3へ監視データが送信される(詳細後述)。プラント制御装置2についても同様である。
プラント制御装置1は、データ処理部10とバックアップ部20とを有する。データ処理部10は、第1メモリ11、第2メモリ12、この発明の第1制御部を兼ねる監視データ生成部13を有する。第1メモリ11は停電時にその記憶を保持できない揮発性メモリで構成され、プラント6からの入力信号S1が記憶される。第2メモリ12はその記憶を保持できない揮発性メモリで構成され、監視データS2が記憶される。これらの詳細については後述する。監視データ生成部13は、中央処理装置とメモリを有し、監視データ生成部プログラムが記憶されており、以下に述べる機能をソフトウエア処理により実現している。
バックアップ部20は、第3メモリ21、信号バックアップ部22、この発明の第2制御部を兼ねる第1初期化部23、第2初期化部24を有する。第3メモリ21は、その記憶を保持可能な不揮発性メモリ例えば小型電池が内蔵されたSRAM(Static Random Access Memory)で構成され、第1メモリ11内の入力信号S1及び第2メモリ12内の監視データS2がバックアップとして記憶される(詳細後述)。信号バックアップ部22、第1初期化部23及び第2初期化部24は、それぞれ中央処理装置とメモリを有し、入力信号および監視データのバックアッププログラム、入力信号初期化プログラム及び監視データ初期化プログラムが記憶されており、以下に述べる機能をソフトウエア処理により実現している。
次に、動作について説明する。監視データ生成部13はプラント制御装置1の初期化(後述)後から常時動作する。信号バックアップ部22はプラント制御装置1の初期化後から常時動作し、第1初期化部23及び第2初期化部24はプラント制御装置1の初期化時のみ動作する。プラント制御装置1は、プラント6から入力された入力信号S1を第1メモリ11に記憶し、入力信号S1に基づいて監視データ生成部13により監視データS2を生成し、当該監視データS2を第2メモリ12へ記憶する。さらに、第2メモリ12に記憶された監視データS2を第1制御部としての監視データ生成部13が通信ネットワーク4を介して監視装置3へ送信する。並行して、信号バックアップ部22が、第1メモリ11に記憶された入力信号S1及び第2メモリに記憶された監視データS2を第3メモリ21へ書き込む。
ここで、信号バックアップ部22が第3メモリ21へ入力信号S1及び監視データS2を書き込むときの動作を図2のフローチャートにより説明する。信号バックアップ部22は、第1メモリ11に記憶された入力信号S1と第3メモリ21に記憶されているバックアップ入力信号S3とを逐次比較し(ステップS11)、内容が同じときは書込を行わず、異なるときは第3メモリ21のバックアップ入力信号S3を第1メモリ11の入力信号S1に書き換える(ステップS12)。全ての入力信号S1についての比較が終了すれば(ステップS13)、第2メモリ12に記憶された監視データS2と第3メモリ21に記憶されているバックアップ監視データS4とを逐次比較し(ステップS14)、内容が同じときは書込を行わず、異なるときは第3メモリ21のバックアップ監視データS4を第2メモリ12の監視データS2に書き換える(ステップS15)。全ての監視データS2について比較が終了すれば終了する(ステップS16)。このようなサイクルを予め決められた時間間隔で繰り返す。これにより、不要な書き換え動作が防止される。
ここで、例えば保守点検等のためにプラント制御装置1の電源が停電した場合、監視データ生成部13及び信号バックアップ部22が動作を停止するとともに、第1メモリ11及び第2メモリ12は揮発性メモリであるためにそれぞれに記憶された入力信号S1及び監視データS2は失われる。しかし、第3メモリ21は不揮発性メモリであるため、その内容は失われない。
次に、プラント制御装置1が停電から復帰するときの動作を図3のフローチャートにより説明する。プラント制御装置1の電源がオフからオンになると、第1初期化部23が動作を開始し、第2メモリ12に記憶されている監視データS2を第3メモリ21に記憶されているバックアップ監視データS4に書き換える動作である第1書換動作を開始する。同時に、第2初期化部24が動作を開始し、第1メモリ11に記憶されている入力信号S1を第3メモリ21に記憶されているバックアップ入力信号S3に書き換える動作である第2書換動作を開始する(ステップS21)。
第2メモリ12の全ての監視データS2の書き換えが終了するとすなわちこの発明の第1書換動作が終了すると(ステップS22)、第1初期化部23は監視データ生成部13にその旨を信号S11を送って通知する。通知を受けた第1制御部としての監視データ生成部13は、第2メモリ12に記憶された監視データS2を監視装置3へ送信する動作を開始する(ステップS23)。すなわち、第1制御部としての監視データ生成部13は第2制御部としての第1初期化部23から送信許可信号としての信号S11を受信して、第2メモリ12に記憶された監視データS2を監視装置3へ送信する動作を開始する。これにより、監視装置3は、停電直前の監視データS2と同じ内容の監視データS2を受信することができる。一方、第2初期化部24は第1メモリ11の入力信号S1を第3メモリ21に記憶されたバックアップ入力信号S3に書き換え、全ての入力信号S1の書き換えが終了するとすなわちこの発明の第2書換動作が終了すると(ステップS24)、その旨を監視データ生成部13へ信号S12を送って通知する。通知を受けた監視データ生成部13は第1メモリ11に記憶された入力信号S1に基づいて監視データS2の生成を開始し、第2メモリ12へ送信し記憶させる(ステップS25)。
以上により、第1メモリ11及び第2メモリ12に記憶された入力信号S1及び監視データS2が停電直前の状態に初期化され、以後通常の動作に移行する。
この実施の形態によれば、停電直前の監視データと同じ内容の監視データが監視装置3へ送信されるので、監視装置3が誤った内容の監視データを受信して不要な動作や誤動作をすることが防止される。また、第1メモリ11や第2メモリ12に不揮発性メモリを使用しなくてもよく、安価にできる。さらに、第1メモリ11や第2メモリ12が故障して記憶されていたデータが消えても第3メモリ21にデータがバックアップされているので、入力信号や監視データの滅失を防止できる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2であるプラント制御システムの構成を示す構成図である。この実施の形態においては、図4に示すように既設のプラント制御装置で使用されていた既設の第1メモリ111及び第2メモリ112が流用され、流用監視データ生成部としての監視データ生成部113と組み合わされて第1流用データ処理部としてのデータ処理部110が構成されている。このデータ処理部110と新設のバックアップ部20とが組み合わされてプラント制御装置100が構成されている。このようなプラント制御装置100や実施の形態1で示したプラント制御装置2が通信ネットワーク4にて監視装置3に接続されている。
データ処理部110は、第1メモリ111、第2メモリ112、監視データ生成部113を有する。第1メモリ111、第2メモリ112は既設の制御装置に用いられていたものがそのまま用られている。監視データ生成部113は、中央演算装置とメモリとを有し、既設の制御装置に用いられていたものを流用し、実施の形態1における監視データ生成プログラムと同様のプログラムがインストールされ、同様の機能を果たすようにされている。そして、第1メモリ111、第2メモリ112、監視データ生成部113にて、実施の形態1におけるデータ処理部10と同様のデータ処理部110が構成されている。
このようなデータ処理部110と新設のバックアップ部20とが組み合わされ、実施の形態1におけるプラント制御装置1と同様のプラント制御装置100が製造される。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
このように、既設のプラント制御装置の一部の構成要素を流用し、第1流用データ処理部(データ処理部110)を構成し、新設のバックアップ部20を付加すれば、既設の装置を廃却することなく同様の問題点を解決することができ、資源の有効活用を図り、製作費用を低減することができる。
なお、監視データ生成部に、既設の中央演算装置とメモリとを利用できない場合は、実施の形態1で示したものと同様の監視データ生成部13を新設し、既設の第1メモリ及び第2メモリと組み合わせてこの発明の第2流用データ処理部としてのデータ処理部を構成し、新設のバックアップ部20と組み合わせてプラント制御装置を構成すればよい。
実施の形態3.
図5は、実施の形態3であるプラント制御システムの構成を示す構成図である。この実施の形態においては、図5に示すように同じ仕様の2台のプラント制御装置200、300及びプラント制御装置2が通信ネットワーク4を介して監視装置3に接続されている。プラント制御装置200,300は、書出指令部31及び書込指令部32を有する。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
動作についても、次に述べること以外は実施の形態1におけるプラント制御装置1と同様である。2台のプラント制御装置200,300は、例えば一方のプラント制御装置200が実行系とし、他方のプラント制御装置300が待機系とする。実行系のプラント制御装置200の書出指令部31は、第3メモリ21に記憶されたバックアップ入力信号S3とバックアップ監視データS4とに変化があった場合、当該変化のあったデータを待機系のプラント制御装置300の第3メモリ21に書き込むように待機系のプラント制御装置300に通信ネットワーク4を介して変化のあったデータを添えて指令を発する。指令を受けた待機系のプラント制御装置300の書込指令部32は、変化のあったデータを自己の第3メモリ21に記憶させる、すなわちデータを書き換える。
これにより、待機系のプラント制御装置300の第3メモリ21の内容が実行系のプラント制御装置200の第3メモリ21の内容と常に同じに維持される。
実行系として動作しているプラント制御装置200が障害発生などにより停止した場合、直ちに待機系のプラント制御装置300に切り換えられるが、このとき待機系であったプラント制御装置300の第3メモリ21の内容が、直前まで実行系であったプラント制御装置200の第3メモリ21の内容と同じであるので、自己の第3メモリ21に記憶されたバックアップ入力信号S3とバックアップ監視データS4とを用いて、初期化を直ちに実施することができる。
なお、前記実施の形態1において、第1初期化部23が第2メモリ12の内容を第3メモリ21の内容に書き換え後、第2初期化部24が第1メモリ11の内容を第3メモリ21の内容に書き換える例を示したが(図3のステップS22〜S24参照)、第2メモリ12及び第1メモリ11の内容の書き換えを並行して行ってもよい。さらに、前記各実施の形態においては、不揮発性メモリとして電池とSRAMとを組み合わせたものを示したがこれに限られるものではなく、要求される書換速度、書換寿命、容量等に応じて他のものを適宜用いることができる。
また、本発明は、その発明の範囲内において、上述した各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変更、省略することが可能である。
1,2 プラント制御装置、3 監視装置、4 通信ネットワーク、6 プラント、
10 データ処理部、11 第1メモリ、12 第2メモリ、13 監視データ生成部、20 バックアップ部、21 第3メモリ、22 信号バックアップ部、
23 第1初期化部、24 第2初期化部、31 書出指令部、32 書込指令部、
100 プラント制御装置、110 データ処理部、111 第1メモリ、
112 第2メモリ、113 監視データ生成部、200 プラント制御装置、
300 プラント制御装置。

Claims (7)

  1. プラント制御装置と監視装置とが通信線を介して接続され前記監視装置に監視データを送信するプラント制御システムであって、
    前記プラント制御装置は、データ処理部とバックアップ部とを有し、
    前記データ処理部は、第1メモリと監視データ生成部と第2メモリと第1制御部とを有し、
    前記第1メモリは、停電時にその記憶を保持できないメモリにて構成されたものであって、プラントから入力される入力信号を記憶するものであり、
    前記監視データ生成部は、前記第1メモリに記憶された前記入力信号に基づいて前記監視データを生成するものであり、
    前記第2メモリは、停電時にその記憶を保持できないメモリにて構成されたものであって、前記監視データを記憶するものであり、
    前記第1制御部は、前記第2メモリに記憶された前記監視データを前記監視装置に送信するものであり、
    前記バックアップ部は、信号バックアップ部と第3メモリと第1初期化部と第2初期化部と第2制御部とを有し、
    前記信号バックアップ部は、前記第1メモリに記憶された前記入力信号及び前記第2メモリに記憶された前記監視データを前記第3メモリへ出力するものであり、
    前記第3メモリは、停電時にその記憶を保持可能なメモリにて構成されたものであって、前記信号バックアップ部から出力される前記入力信号及び前記監視データを記憶するものであり、
    前記第1初期化部は、前記データ処理部及び前記バックアップ部に供給される電源が停電から復帰したときに前記第2メモリに記憶された前記監視データを前記第3メモリに記憶された前記監視データにより書き換える第1書換動作を行うものであり、
    前記第2初期化部は、前記データ処理部及び前記バックアップ部に供給される電源が停電から復帰したときに前記第1メモリに記憶された前記入力信号を前記第3メモリに記憶された前記入力信号により書き換える第2書換動作を行うものであり、
    前記第2制御部は、前記第1書換動作が終了したときに前記第1制御部が前記第2メモリに記憶された前記監視データを前記監視装置に送信することを許可するものである
    プラント制御システム。
  2. 前記信号バックアップ部は、前記第1メモリに記憶された前記入力信号及び前記第2メモリに記憶された前記監視データが変化したときに前記第3メモリに記憶された前記入力信号及び前記監視データを書き換えるものである
    請求項1に記載のプラント制御システム。
  3. 前記第1メモリ及び前記第2メモリは、既設のものであり、
    前記監視データ生成部は、既設の中央演算装置とメモリとを有するものであって、監視データ生成プログラムがインストールされソフトウエア処理により前記監視データ生成部の機能を果たす流用監視データ生成部であり、
    前記既設の第1メモリ、前記既設の第2メモリ及び前記流用監視データ生成部にて前記データ処理部と同様の機能を有する第1流用データ処理部が構成されたものであり、
    前記第1流用データ処理部と前記バックアップ部とが組み合わされて前記プラント制御装置が構成されたものである
    請求項1または請求項2に記載のプラント制御システム。
  4. 前記第1メモリ及び前記第2メモリは、既設のものであり、
    前記既設の第1メモリ、前記既設の第2メモリ及び前記監視データ生成部にて前記データ処理部と同様の機能を有する第2流用データ処理部が構成されたものであり、
    前記第2流用データ処理部と前記バックアップ部とが組み合わされて前記プラント制御装置が構成されたものである
    請求項1または請求項2に記載のプラント制御システム。
  5. 前記プラント制御装置は、実行系とされる前記プラント制御装置と待機系とされる前記プラント制御装置とが設けられたものであり、
    前記実行系のプラント制御装置の前記バックアップ部は、データ送信部を有するものであり、前記第3メモリに記憶された前記入力信号及び前記監視データを前記待機系のプラント制御装置に送信し該プラント制御装置の前記第3メモリに記憶させるものである
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプラント制御システム。
  6. 請求項3に記載のプラント制御装置の製造方法であって、次の工程を有するプラント制御装置の製造方法。
    ア.前記既設の中央演算装置とメモリとを有するものに前記監視データ生成プログラムをインストールしソフトウエア処理により前記監視データ生成部の機能を果たす前記流用監視データ生成部を製造する工程。
    イ.前記既設の第1メモリ及び前記既設の第2メモリと前記流用監視データ生成部とにより前記データ処理部と同様の機能を有する前記第1流用データ処理部を製造する工程。
    ウ.前記第1流用データ処理部と前記バックアップ部とを組み合わせて、前記プラント制御装置を製造する工程。
  7. 請求項4に記載のプラント制御装置の製造方法であって、次の工程を有するプラント制御装置の製造方法。
    カ.前記既設の第1メモリ及び前記既設の第2メモリと新設の前記監視データ生成部とにより前記データ処理部と同様の機能を有する前記第2流用データ処理部を製造する工程。
    キ.前記第2流用データ処理部と前記バックアップ部とを組み合わせて、前記プラント制御装置を製造する工程。
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