JP2014228855A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナーコンテナ21が着脱可能に装着される本体部2を備えた画像形成装置において、各構成部品の組付け精度や成形精度に左右されることなく、本体側ジョイント部材77に対するコンテナ側ジョイント部材55の位置精度を十分に確保する。
【解決手段】コンテナ側ジョイント部材55及び本体側ジョイント部材77は、ピン部77cと穴55dとの嵌合により該本体側ジョイント部材77に対する該コンテナ側ジョイント部材55の位置決めを行うように構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
一般に、レーザープリンター等の電子写真方式の画像形成装置は、例えば特許文献1に開示されているように、現像剤としてのトナーが収容されたトナーコンテナを備えている。このトナーコンテナは、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されている。
上記トナーコンテナには、コンテナ内のトナーを画像形成装置本体に設けられた現像部に供給するためのトナー供給口を有している。トナーコンテナ内には、トナーを上記トナー供給口へ搬送するための軸状の搬送スクリューが設けられている。画像形成装置本体には、この搬送スクリューの駆動源としてのモーターが設けられている。
上記搬送スクリューの一端部は、トナーコンテナ内に形成された軸受によって回転可能に支持されている。一方、搬送スクリューの他端部は、上記モーターからの駆動力を搬送スクリューに伝達するためのコンテナ側ジョイント部に支持されている。
コンテナ側ジョイント部は、トナーコンテナの外方に突出するように形成されており、コンテナ側ジョイント部における該突出側の端部には、三角柱状の突起が形成されている。画像形成装置本体には、三角柱状の凹部を有する本体側ジョイント部が設けられている。そして、トナーコンテナを画像形成装置本体に装着すると、コンテナ側ジョイント部の突起が本体側ジョイント部の凹部に嵌合されて、両ジョイント部が動力伝達可能に連結されるようになっている。本体側ジョイント部は、画像形成装置本体に設けられた軸部材に回転可能に支持されていると共に、ギヤ機構を介して上記モーターに連結されている。
特開2009−168856号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す画像形成装置では、本体側ジョイント部に対するコンテナ側ジョイント部の位置精度が、例えば画像形成装置本体に対する本体側ジョイント部の組付け精度(位置精度)や、トナーコンテナの成形精度など多くの因子に影響されてしまう。
このため、本体側ジョイント部に対するコンテナ側ジョイント部の位置精度を十分に確保し難いという問題がある。この結果、例えば両ジョイント部の軸心がずれる等して、搬送スクリュー(回転部材)の回転精度が低下するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、トナーコンテナが着脱可能に装着される本体部を備えた画像形成装置において、各構成部品の組付け精度や成形精度に左右されることなく、本体側ジョイント部に対するコンテナ側ジョイント部の位置精度を十分に確保することにある。
本発明に係る画像形成装置は、トナーコンテナが着脱可能に装着される本体部を備えている。
そして、上記トナーコンテナは、トナーが収容される筐体と、該筐体内に設けられて当該筐体に対して回転可能に支持された回転部材と、該筐体の外部に突出して設けられ、上記回転部材に対して回転一体に連結されたコンテナ側ジョイント部と、を有し、上記本体部は、上記回転部材を駆動するための駆動力を発生するモーターと、上記トナーコンテナが上記本体部に装着された状態で上記コンテナ側ジョイント部に連結され、上記モーターからの駆動力を上記コンテナ側ジョイント部に伝達する本体側ジョイント部と、を有し、上記コンテナ側ジョイント部及び本体側ジョイント部は、ピン部と穴との嵌合により該本体側ジョイント部に対する該コンテナ側ジョイント部の位置決めを行うように構成されている。
この構成によると、画像形成装置の本体部にトナーコンテナが装着されると、コンテナ側ジョイント部が、本体部に設けられた本体側ジョイント部に連結される。この結果、モーターの駆動力が、両ジョイント部を介して回転部材に伝達される。
ここで、上記両ジョイント部は、ピン部と穴との嵌合により本体側ジョイント部に対するコンテナ側ジョイント部の位置決めを行うように構成されている。したがって、各構成部品の組付け精度や成形精度に左右されることなく、本体側ジョイント部に対するコンテナ側ジョイント部の位置精度を十分に確保することができる。延いては、回転部材の回転精度を向上させることができる。
上記穴は、上記コンテナ側ジョイント部に設けられていて、該ジョイント部の回転軸心と同軸の円筒状に形成され、上記ピン部は、上記本体側ジョイント部に設けられていて、該ジョイント部の回転軸心と同軸の円柱状又は円筒状に形成されていることが好ましい。
この構成によると、コンテナ側ジョイント部に形成された円筒穴が本体側ジョイント部に形成された円柱状又は円筒状のピン部に嵌合されることにより、本体側ジョイント部に対するコンテナ側ジョイント部の位置決めがなされて、両ジョイント部の回転軸心が一致する。したがって、回転部材の回転精度を向上させることができる。
上記回転部材は、上記筐体に対して回転可能に支持された回転軸部と、該回転軸部の外周面に形成された螺旋状の羽根部とを有する搬送スクリューであることが好ましい。
この構成によると、回転部材である搬送スクリューの回転精度を向上させることができる。延いては、搬送スクリューの回転速度のむらを無くして、搬送スクリューによる単位時間当たりのトナー搬送量を一定に維持することができる。
本発明によれば、各構成部品の組付け精度や成形精度に左右されることなく、トナーコンテナに支持された回転部材の回転精度を向上させることができる。
図1は、本実施形態における画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 図2は、トナーコンテナの内部を示す平面図である。 図3は、トナーコンテナの構成を示す分解斜視図である。 図4は、図3のIV方向矢視図である。 図5は、コンテナ側ジョイント部と本体側ジョイント部との連結構造を示す、両ジョイント部の回転軸心に沿った断面図である。 図6は、コンテナ側ジョイント部を示す拡大斜視図である。 図7は、コンテナホルダーを示す斜視図である。 図8は、コンテナホルダーを示すベース部長手方向から見た図である。 図9は、本体側ジョイント部を示す拡大斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
<レーザープリンター>
図1は、本実施形態における画像形成装置としてのレーザープリンター1の概略構成を示す断面図である。
レーザープリンター1は、図1に示すように、画像形成装置の本体部としての装置本体2と、装置本体2に着脱可能に装着されたトナーコンテナ21とを備えている。
装置本体2は、コンテナホルダー70(図7及び図8参照)と、手差し給紙部6と、カセット給紙部7と、画像形成部8と、定着部9と、排紙部10とを有している。そうして、レーザープリンター1は、装置本体2内の搬送路Lに沿って用紙を搬送しながら、不図示の端末等から送信される画像データに基づいて用紙に画像を形成するように構成されている。
コンテナホルダー70は、装置本体2の上部に設けられている。コンテナホルダー70は、トナーコンテナ21を着脱可能に下方から支持するように構成されている。コンテナホルダー70の詳細については後述する。
手差し給紙部6は、装置本体2の1つの側部に開閉可能に設けられた手差しトレイ4と、装置本体2の内部に回転可能に設けられた手差し用の給紙ローラー5とを有している。
カセット給紙部7は、装置本体2の底部に設けられている。カセット給紙部7は、互いに重ねられた複数の用紙を収容する給紙カセット11と、給紙カセット11内の用紙を1枚ずつ取り出すピックローラー12と、取り出された用紙を1枚ずつ分離して搬送路Lへと送り出すフィードローラー13及びリタードローラー14とを備えている。
画像形成部8は、装置本体2内におけるカセット給紙部7の上方に設けられている。画像形成部8は、装置本体2内に回転可能に設けられた像担持体である感光ドラム16と、感光ドラム16の周囲に配置された帯電器17と、現像部18と、転写ローラー19及びクリーニング部20と、感光ドラム16の上方に配置された光走査装置であるレーザースキャナユニット(LSU)30とを備えている。現像部18には、トナーコンテナ21からトナーが供給される。そうして、画像形成部8は、手差し給紙部6又はカセット給紙部7から供給された用紙に画像を形成するようになっている。
尚、搬送路Lには、送り出された用紙を、一時的に待機させた後に所定のタイミングで画像形成部8に供給する一対のレジストローラー15が設けられている。
定着部9は、画像形成部8の側方に配置されている。定着部9は、互いに圧接されて回転する定着ローラー22及び加圧ローラー23を備えている。そうして、定着部9は、画像形成部8で用紙に転写されたトナー像を当該用紙に定着させるように構成されている。
排紙部10は、定着部9の上方に設けられている。排紙部10は、排紙トレイ3と、排紙トレイ3へ用紙を搬送するための一対の排紙ローラー24と、排紙ローラー対24へ用紙を案内する複数の搬送ガイドリブ25とを備えている。排紙トレイ3は、装置本体2の上部に凹状に形成されている。
レーザープリンター1が画像データを受信すると、画像形成部8において、感光ドラム16が回転駆動されると共に、帯電器17が感光ドラム16の表面を帯電させる。
そして、画像データに基づいて、レーザー光がレーザースキャナユニット30から感光ドラム16へ出射される。感光ドラム16の表面には、レーザー光が照射されることによって静電潜像が形成される。一方、現像部18には上記トナーコンテナ21からトナーが供給される。感光ドラム16上に形成された静電潜像は、現像部18で現像されることにより、トナー像として可視像となる。
その後、用紙は、転写ローラー19により感光ドラム16の表面に押し付けられる。そのことにより、用紙に感光ドラム16のトナー像が転写される。トナー像が転写された用紙は、定着部9において定着ローラー22と加圧ローラー23とにより加熱及び加圧される。その結果、トナー像が用紙に定着する。
<トナーコンテナ>
図2〜図4は、本実施形態におけるトナーコンテナ21の構成を示している。
トナーコンテナ21は、例えば画像形成部8の上方に配置されている。図2及び図3に示すように、トナーコンテナ21は、装置本体2に装着されると共にトナーを収容する筐体31と、筐体31に設けられ、装置本体2にトナーを供給するためのトナー供給口38と、筐体31の内部でトナーを撹拌する撹拌機構40と、トナーをトナー供給口38へ搬送するためのスクリュー部(搬送スクリュー)50とを備えている。
筐体31は、上部が開放された有底のコンテナ本体35と、コンテナ本体35の開放部分を閉塞する蓋部36とを有している。コンテナ本体35は、断面円弧状の内壁面を有する底部37を有している。
筐体31の側壁31aには、トナーコンテナ21を装置本体2に着脱する際にユーザーが把持するための把持部44が、筐体31の外側に突出するように形成されている。一方、把持部44が形成されている側壁31aに対向する側壁31bには、筐体31の外側に突出する一対の位置規制部材45が形成されている。一対の位置規制部材45は、コンテナホルダー70(図7参照)の位置規制板75に形成された一対の貫通孔75aにそれぞれ挿通される。
撹拌機構40は、図3に示すように、コンテナ本体35に取り付けられている。撹拌機構40は、筐体31の内部で回転駆動されるシャフト41と、シャフト41に取り付けられた撹拌シート42とを有している。
筐体31はシャフト41に沿って延びている。シャフト41の一端は、コンテナ本体35に回転可能に支持されている。一方、シャフト41の他端は、コンテナ本体35の外部に配置されたコンテナ側カップリング部材43に連結されている。コンテナ側カップリング部材43は、トナーコンテナ21をコンテナホルダー70に装着した状態で、駆動ケース部72(図7参照)から突出する本体側カップリング部材76に連結される。そうして、シャフト41は、本体側カップリング部材76及びコンテナ側カップリング部材43を介して伝達された駆動力によって回転駆動されるようになっている。
撹拌シート42は、弾性を有するシート部材からなり、例えばプラスチックフィルム等によって形成されている。撹拌シート42は長方形状に形成されており、その長辺部分がシャフト41に固定されている。そして、撹拌シート42におけるシャフト41に固定されていない側の長辺部分が、シャフト41の回転状態で筐体31の少なくとも底部37の内壁面に接触しながら移動するようになっている。そのことにより、筐体31内のトナーは、シャフト41と共に回転する撹拌シート42によって撹拌される。
搬送スクリュー50は、図2及び図3に示すように、シャフト41と平行に延びると共に筐体31の内部で回転駆動される回転軸部51と、回転軸部51の外周面に形成された螺旋状の羽根部52とを有している。そして、搬送スクリュー50は、回転することによってトナーを当該搬送スクリュー50の軸方向に搬送するように構成されている。
そうして、撹拌機構40のシャフト41が回転駆動することにより、撹拌シート42がコンテナ本体35の底部37における内壁面に接触しながら回転する。そのことにより、筐体31の底部37のトナーは、撹拌シート42によって撹拌されつつ搬送スクリュー50側へかき上げられる。次いで、トナーは、回転する搬送スクリュー50によってコンテナ本体35の底部に形成されたトナー供給口38へ搬送される。そして、トナー供給口38に到達したトナーは、レーザープリンター1の装置本体2における現像部18へ供給される。
上記搬送スクリュー50の回転軸部51の一方の端部は、端部は、円筒状の軸受54(図2参照)によって回転可能に支持されている。回転軸部51の他方の端部には、回転軸部51の軸方向に延びる筒状部51aが形成されている。回転軸部51の筒状部51aは、回転軸部51に駆動力を伝達するためのコンテナ側ジョイント部材55の一端部に外嵌合している。
図5に示すように、コンテナ側ジョイント部材55は、ジョイント爪部55aを有し、該爪部55aが、筒状部51aの側面に形成されている開口部51bに係合することによって、コンテナ側ジョイント部材55が筒状部51aに固定されている。そのことにより、回転軸部51は、コンテナ側ジョイント部材55と一体に回転するようになっている。
ここで、コンテナ本体35には筐体31の外側へ延びる円筒状の軸受部56が形成されている。コンテナ側ジョイント部材55は、軸受部56の内周面によって回転可能に支持された円筒状の軸部55bと、軸部55bの一端部に形成された上記ジョイント爪部55aと、軸部55bの他端側に形成された三角柱状のジョイント突起部55cとを有している。筐体31内における軸部55bの周囲には、トナーの筐体31外部への飛散を防止するためのシール部材57が設けられている。
図6に示すように、ジョイント突起部55cは、コンテナ側ジョイント部材55の回転軸に沿って延びる三角柱状をなしている。ジョイント突起部55cの先端面には、円筒状の位置決め穴55dが形成されている。位置決め穴55dは、軸受部56に支持された軸部55bに対して同軸に形成されている。すなわち、位置決め穴55dは、コンテナ側ジョイント部材55の回転軸心に対して同軸に形成されている。
一方、トナーコンテナ21が装着されるコンテナホルダー70には、上記コンテナ側ジョイント部材55にモーターの駆動力を伝達するための本体側ジョイント部材77が取り付けられている。
<コンテナホルダー>
上記コンテナホルダー70は、図7及び図8に示すように、トナーコンテナ21を下方から支持するベース部71と、トナーコンテナ21に取付けられた撹拌機構40及び搬送スクリュー50に対して駆動力を付与するための駆動ケース部72とを有している。
ベース部71は平面視で略矩形状をなすように形成されており、その長手方向はレーザープリンター1の前後方向(図1の紙面に垂直な方向)に一致している。ベース部71の上面部には、その長手方向に延びる一対の縦板部71aが形成されている。一対の縦板部71aは、ベース部71の幅方向において互いに間隔を空けて対向するように配置されている。各縦板部71aの対向面にはそれぞれ、水平状のレール板部71bが形成されている(図7では一方のレール板部71bのみを示す)。各レール板部71bは、トナーコンテナ21の下面をベース部長手方向にスライド可能に支持するよう構成されている。
駆動ケース部72は、ベース部71の長手方向の一側端部に形成されている。ベース部71の上面部における駆動ケース部72とレール板部71の一端部との間には、位置規制板75が立設されている。位置規制板75は、トナーコンテナ21の側面31bに当接することにより該コンテナ21のベース部長手方向の一側への移動を規制する。位置規制板75には、その厚さ方向に貫通する2つの貫通孔75aが形成されており、各貫通孔75aには、トナーコンテナ21に形成された位置規制部材45が挿通される。
駆動ケース部72は、ベース部71の幅方向から見て該ベース部71に対して直角をなしている。駆動ケース部72は、ベース部71と一体成形されたケース本体部73と、ケース本体部73におけるコンテナ装着側とは反対側を覆うカバー部材74とを有している。駆動ケース部72内には、モーター(図示省略)と、該モーターに動力伝達可能に連結されたギヤ機構80(図5参照)が収容されている。
図5に示すように、ギヤ機構80は、撹拌機構40のシャフト41に駆動力を伝達するための本体側カップリング部材76(図5では図示省略)と、搬送スクリュー50に駆動力を伝達するための本体側ジョイント部材77とに連結されている。本体側カップリング部材76及び本体側ジョイント部材77は、駆動ケース部72を貫通してそのコンテナ装着側面72aから突出している。本体側ジョイント部材77は、円筒支持部74aの外周面に嵌合する穴部77aを有する軸状部材である。円筒支持部74aは、カバー部材74の内壁面に一体形成されており、本体側ジョイント部材77は、円筒支持部74aに対して回転可能に支持されている。本体側ジョイント部材77の外周面には、ギヤ部77fが全周に亘って形成されている。ギヤ部77fは、アイドルギヤ78を介して不図示のモーターに連結されている。
本体側ジョイント部材77は、円筒支持部74aに外挿されたコイルスプリング80により駆動ケース部72の外方側に付勢されている。本体側ジョイント部材77の一端部には、その軸心方向の一側に開放する有底のジョイント凹部77bが形成されている。
図9に示すように、ジョイント凹部77bは、三角柱状をなしていて、コンテナ側ジョイント部材55のジョイント突起部55cに嵌合可能に構成されている。ジョイント凹部77bの底壁部からは円柱状のピン部77cが突出している。ピン部77cは、上記円筒支持部74aに嵌合する穴部77aと同軸に形成されている。すなわち、ピン部77cは、本体側ジョイント部材77の回転軸心に対して同軸に形成されている。ピン部77cは、上記ジョイント突起部55cに形成された位置決め穴55dに嵌合可能に構成されている。ピン部77cと位置決め穴55dとの嵌合精度(例えば0.02mm〜0.03mmの隙間嵌合)は、上記ジョイント突起部55cとジョイント凹部77bとの嵌合精度(例えば0.1mm〜0.2mmの隙間嵌合)よりも高い。
上記トナーコンテナ21をコンテナホルダー70に装着する際には、先ず、トナーコンテナ21を、その側壁31bが駆動ケース部72(図7参照)に対向するようにレール板部71b上に載置する。そして、載置したトナーコンテナ21を、その側壁31bが位置規制板75に当接するようにベース部長手方向の他側から一側に向かってスライドさせる。そうすると、トナーコンテナ21に設けられたコンテナ側カップリング部材43が、コンテナホルダー70に取り付けられた本体側カップリング部材76に連結されて、モーターからの動力が両カップリング部材43、76を介して撹拌機構40(シャフト41)に伝達可能になる。また、トナーコンテナ21に設けられたコンテナ側ジョイント部材55のジョイント突起部55cが、コンテナホルダー70に取り付けられた本体側ジョイント部材77のジョイント凹部77bに嵌合する。この結果、コンテナ側ジョイント部材55が本体側ジョイント部材77に対して回転一体に(動力伝達可能)に連結される。このとき、ジョイント突起部55cに形成された位置決め穴55dが、本体側ジョイント部材77の本体側ジョイント部材77b内に形成されたピン部77cに嵌合するので、各構成部品の組付け精度や成形精度に左右されることなく、本体側ジョイント部材77に対するコンテナ側ジョイント部材55の位置精度を十分に確保することができる。延いては、コンテナ側ジョイント部材55に連結された搬送スクリュー50の回転精度を向上させることができる。
また、上記実施形態では、コンテナ側ジョイント部材55に形成された位置決め穴55dは、該ジョイント部材55の回転軸心に対して同軸に形成され、本体側ジョイント部材77に形成されたピン部77cは、該ジョイント部材77の回転軸心に対して同軸に形成されている。
したがって、コンテナ側ジョイント部材55に形成された位置決め穴55dが、本体側ジョイント部材77に形成されたピン部77cに嵌合されることにより、両ジョイント部材55,77の回転軸心が一致することとなる。したがって、搬送スクリュー50の回転精度を可及的に向上させることができる。延いては、搬送スクリュー50の回転速度のむらを無くして、搬送スクリュー50によるトナーの単位時間当たりの搬送量を一定に維持することができる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、コンテナ側ジョイント部材55に位置決め穴55dを形成し、本体側ジョイント部材77にピン部77cを形成するようにしているが、これに限ったものではなく、例えば、コンテナ側ジョイント部材55にピン部を形成し、本体側ジョイント部材77に位置決め穴を形成するようにしてもよい。この場合、位置決め穴は、本体側ジョイント部材77の回転軸心に対して同軸に形成することが好ましく、ピン部は、コンテナ側ジョイント部材55の回転軸心に対して同軸に形成することが好ましい。
また、上記実施形態では、ピン部77cと位置決め穴55dとの嵌合により、本体側ジョイント部材77に対するコンテナ側ジョイント部材55の位置決めを行うようにしているが、これに限ったものではなく、例えば、ピン部と位置決め穴と嵌合により、本体側カップリング部材76に対するコンテナ側カップリング部材43の位置決めを行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、コンテナ側ジョイント部材55を、搬送スクリュー50の回転軸部51とは別体で構成しているが、これに限ったものではなく、回転軸部51に対して一体成形するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ピン部77cは、円柱状に形成されているが、これに限ったものではなく、例えば円筒状に形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、画像形成装置の一例として、レーザープリンター1について説明したが、本発明に係る画像形成装置は、これに限らず、例えば複写機、スキャナ装置、又は複合機等の他の画像形成装置としてもよい。
以上説明したように、本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、トナーコンテナが着脱可能に装着される本体部を備えた画像形成装置に有用である。

1 レーザープリンター(画像形成装置)
2 装置本体(本体部)
21 トナーコンテナ(トナー容器)
31 筐体
50 搬送スクリュー(回転部材)
51 回転軸部
52 羽根部
55 コンテナ側ジョイント部材(容器側ジョイント部)
55d 位置決め穴(穴)
77 本体側ジョイント部材(本体側ジョイント部)
77c ピン部

Claims (3)

  1. トナー容器が着脱可能に装着される本体部を備えた画像形成装置であって、
    上記トナー容器は、トナーが収容される筐体と、該筐体内に設けられて当該筐体に対して回転可能に支持された回転部材と、該筐体の外部に突出して設けられ、上記回転部材に対して回転一体に連結された容器側ジョイント部と、を有し、
    上記本体部は、上記回転部材を駆動するための駆動力を発生する駆動源と、上記トナー容器が上記本体部に装着された状態で上記容器側ジョイント部に連結され、上記駆動源からの駆動力を上記容器側ジョイント部に伝達する本体側ジョイント部と、を有し、
    上記容器側ジョイント部及び本体側ジョイント部は、ピン部と穴との嵌合により該本体側ジョイント部に対する該容器側ジョイント部の位置決めを行うように構成されている、画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記穴は、上記容器側ジョイント部に設けられていて、該ジョイント部の回転軸心と同軸の円筒状に形成され、
    上記ピン部は、上記本体側ジョイント部に設けられていて、該ジョイント部の回転軸心と同軸の円柱状又は円筒状に形成されている、画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    上記回転部材は、上記筐体に対して回転可能に支持された回転軸部と、該回転軸部の外周面に形成された螺旋状の羽根部とを有する搬送スクリューである、画像形成装置。
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