JP2014228243A - 排気集合筒およびこれを備えた燃焼装置 - Google Patents

排気集合筒およびこれを備えた燃焼装置 Download PDF

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Abstract

【課題】全体が大型化するような不具合を生じさせることなく、優れた騒音低減効果、振動燃焼防止効果、ならびに防水性能などを得ることが可能な排気集合筒を提供する。【解決手段】熱交換器12を通過した燃焼排ガスを排気口20に導くための排ガス流路として、第1および第2の排ガス流路R1,R2があり、第1の排ガス流路R1は、燃焼排ガスを水切板3の後方に廻り込ませてから水切板3の上側を排気口20に向けて進行させる流路であり、第2の排ガス流路R2は、燃焼排ガスの一部を水切板3と下板4の水平板部40との間に形成された空間部5に流入させてから排気口20に向けて進行させる流路であり、空間部5に燃焼排ガスを流入させるための通気用孔42は、下板4の起立板部41に設けられ、略水平方向を向いて開口している。【選択図】 図1

Description

本発明は、瞬間式ガス給湯装置などの燃焼装置において、熱交換器を通過した燃焼排ガスを外部に排気するのに用いられる排気集合筒(排気ダクト)、およびこれを備えた燃焼装置に関する。
排気集合筒の一例として、特許文献1に記載のものがあり、その概略構成を図3示す。
図3に示す排気集合筒9は、熱交換器8を上向きに通過してきた燃焼排ガスを排気口90に導いて外部に排出させるためのものである。この排気集合筒9の内部には、排ガス流路として、第1および第2の排ガス流路Ra,Rbが形成されている。第1の排ガス流路Raは、水切板91を利用して形成されており、熱交換器8を通過してきた燃焼排ガスを、矢印N11に示すように、水切板91の後方に回り込ませ、その後は水切板91の上側を排気口90に向けて前進させる流路である。これに対し、第2の排ガス流路Rbは、水切板91の前部寄りの下部に下板92を設け、かつこの下板92に通気用孔93を設けることにより形成されている。より具体的には、下板92は、略水平状の水平板部92aと、この水平板部92aの後部から起立した起立板部92bとを有しており、水平板部92aと水切板91との間には、排気口90に連通する空間部5eが形成されている。第2の排ガス流路Rbは、熱交換器8を通過してきた燃焼排ガスの一部を、通気用孔93から空間部5eに流入させてから排気口90に導く流路である。
このような構成によれば、排気集合筒9内に進行してきた燃焼排ガスを、第1および第2の排ガス流路Ra,Rbに分岐させて流れさせていることにより、排気騒音低減効果や振動燃焼抑制効果が得られる。排気口90から内部に進入した雨水などは、水切板91によって遮られるために、熱交換器8に雨水などが掛かるといったことも防止することもができる。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地があった。
第1に、通気用孔93は、下板92の水平板部92aに設けられ、上下方向に開口している。したがって、燃焼排ガスは、通気用孔93を上向きに通過して空間部5eに流入するが、空間部5eの上下幅は小さいために、通気用孔93を通過した途端に水切板91に衝突し、多くの燃焼排ガスが下方に跳ね返される。その結果、通気用孔93から空間部5eに流入する燃焼排ガス量は少なくなり易い。これでは、第1の排ガス流路Raに加えて、第2の排ガス流路Rbをさらに設けた意義が薄くなり、優れた騒音低減効果や振動燃焼抑制効果を得ることが難しいものとなる。なお、空間部5eの上下幅をかなり大きくすれば、前記不具合をある程度は解消し得るものの、そのような手段を採用したのでは、排気集合筒9の大型化を招き、適切ではない。
第2に、熱交換器8の前側部分80については、通気用孔93を塞がないように、通気用孔93の形成位置よりも前方に(図面左側)に配置する必要がある。したがって、熱交換器8の幅を狭くして小型化を図る上で制約を生じていた。
第3に、何らかの事情により排気口90から空間部5e内に雨水などが進入した場合には、この雨水が通気用孔93に入り易い構造となっている。雨水などが通気用孔93に入ったのでは、熱交換器8の設置箇所に雨水などが流れ落ち、腐食などが生じる。したがって、このような虞も適切に防止することが望まれる。
特開平4−302910号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、全体が大型化するような不具合を生じさせることなく、優れた騒音低減効果、振動燃焼防止効果、ならびに防水性能などを得ることが可能な排気集合筒、およびこれを備えた燃焼装置を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面により提供される排気集合筒は、熱交換器の上面開口部を覆うように設けられ、かつ前部に排気口が設けられた排気集合筒本体部と、この排気集合筒本体部内にその前部側から後方に向けて延びる水切板を設けることにより形成され、かつ前記熱交換器を上向きに通過してきた燃焼排ガスを前記水切板の後方に廻り込ませてから前記水切板の上側を前記排気口に向けて進行させる第1の排ガス流路と、前記水切板の前部寄り領域の下方に位置する略水平状の水平板部、およびこの水平板部の後部から前記水切板の位置まで上向きに起立した起立板部を有し、かつ前記水切板との間に、前部側が前記排気口に連通した空間部を形成する下板と、この下板に通気用孔を設けることにより形成され、かつ前記熱交換器を上向きに通過してきた燃焼排ガスの一部を前記通気用孔から前記空間部に流入させて前記排気口に向けて進行させる第2の排ガス流路と、を備えている、排気集合筒であって、前記通気用孔は、前記下板の起立板部に設けられて、略水平方向を向いて開口した孔とされていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1に、通気用孔は、下板の起立板部に設けられて略水平方向を向いて開口しているために、この通気用孔を通過した燃焼排ガスは、水切板と水平板部との間に形成された空間部に流入し、この空間部を略水平に進行していく。従来技術とは異なり、燃焼排ガスが通気用孔を通過した途端に水切板に衝突するといったことはない。したがって、本発明によれば、通気用孔から空間部内に燃焼排ガスが円滑に流入することとなり、第2の排ガス流路を流れる燃焼排ガス量を多くすることができる。その結果、第1および第2の排ガス流路のそれぞれにおける燃焼排ガス流量を適切なバランスに設定し、優れた騒音抑制効果や振動燃焼防止効果を得ることができる。前記空間部の上下幅を大きくする必要はないため、排気集合筒の大型化も抑制することができる。
第2に、通気用孔が下板の起立板部に設けられていれば、熱交換器の前側部分が水平板部の後部下方に位置するような場合であっても、通気用孔が熱交換器によって不当に塞がれるといったことはない。したがって、熱交換器の前側部分を従来技術の場合よりも後方側(排気口とは反対側)に配置することが可能となり、熱交換器の小型化を図ることもできる。
第3に、排気口から所定の空間部内に雨水などが進入し、水平板部上に雨水などが溜まるような事態を生じても、通気用孔は起立板部に設けられているために、この通気用孔に雨水などは流入し難い。したがって、通気用孔を通過して熱交換器の設置箇所に雨水などが進入する虞をより確実に防止することができる。
本発明において、好ましくは、前記水切板の前部には、この前部から下向きに垂下した垂下板部が設けられており、この垂下板部と前記水平板部の前部との間には、前記空間部
に流入した燃焼排ガスを前記排気口に導くことが可能な隙間が形成され、かつこの隙間は、前記空間部よりも流路面積が小さくされている。
このような構成によれば、燃焼排ガスが通気用孔を通過して所定の空間部に流入した際に、この燃焼排ガスを膨張させることができることに加え、その後は前記隙間を通過する際に前記燃焼排ガスを収縮させ、かつこの隙間を通過した直後に再度膨張させることができる。したがって、多段膨張方式の消音器と同様な原理に基づき、音の圧力波を減衰させて騒音低減を図ることが可能となる。その結果、騒音低減性能をより高めることができる。
本発明において、好ましくは、前記起立板部の上下高さ寸法は、前記水平板部の前後方向の幅以下の寸法とされている。
このような構成によれば、起立板部の高さを小さくし、排気集合筒の上下方向の高さ寸法が増大しないようにすることができる。また、水平板部と水切板との間に形成された空間部は、略水平方向に比較的長い寸法で延びた形態となるため、通気用孔から前記空間部への燃焼排ガスの流入を円滑に行なわせる上でより好ましいものとなる。
本発明において、好ましくは、前記通気用孔は、前記起立板部の上側に偏った配置に設けられている。
このような構成によれば、所定の空間部に雨水などが進入した場合に、この雨水などが通気用孔に流れ込むことがより生じ難くなる。
本発明の第2の側面により提供される燃焼装置は、バーナと、このバーナによって発生させた燃焼ガスから熱回収を行なう熱交換器と、この熱交換器を通過した燃焼排ガスをガイドする排気集合筒と、を備えている、燃焼装置であって、前記排気集合筒として、本発明の第1の側面により提供される排気集合筒が用いられていることを特徴としている。
このような構成によれば、本発明の第1の側面により提供される排気集合筒について述べたのと同様な効果が得られる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
(a)は、本発明に係る排気集合筒を備えた燃焼装置の一例を示す概略断面図であり、(b)は、(a)に示す排気集合筒の概略断面図である。 図1に示す排気集合筒の断面斜視図である。 従来技術の一例を示す要部概略断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す燃焼装置Aは、給湯装置として構成されており、ファン10から上向きに送られる燃焼用空気を利用して燃料ガスを燃焼させるバーナ11、このバーナ11の上側に配された熱交換器12、およびこの熱交換器12の上側に配された排気集合筒Eとを備えている。熱交換器12は、外部から入水が行なわれる伝熱管12aおよびこれに付属するフィン12bを有しており、バーナ11によって発生された燃焼ガスから熱回収を行なうことにより湯水加熱を行なう。加熱された湯水は、伝熱管12aから出湯し、所望の位置
に供給される。伝熱管12aおよびフィン12bは、たとえば銅製である。
排気集合筒Eは、排気集合筒本体部2、水切板3、および下板4を備えている。この排気集合筒E内には、熱交換器12を上向きに通過してきた燃焼排ガスを排気口20に導くための排ガス流路として、後述する第1および第2の排ガス流路R1,R2が形成されている。
排気集合筒本体部2は、下面が開口した内部空洞状であり、排気口20は、この排気集合筒本体部2の前部(図面左側)に、排気トップ21を利用した状態で設けられている。排気集合筒Eの内面壁には、消音材などを適宜取り付けた構成とすることができる。
水切板3は、排気集合筒E内のうち、この排気集合筒E内の前部側から後方に向けて後ろ上がり状に延びるように設けられている。この水切板3の前部には下向きに屈曲した垂下板部30が設けられている。この垂下板部30の下縁部の複数箇所には、この垂下板部30を支持するための支持片部31が連設されている。水切板3は、排気口20から雨水などが進入してきた際に、これを遮り、熱交換器12の設置箇所に流れ込まないようにする役割を果たす。ただし、この水切板3は、整流板を兼用している。排気集合筒Eにおいては、熱交換器12を上向きに通過した燃焼排ガスを、矢印N1に示すように、水切板3の後方に廻り込ませてから、水切板3の上側を排気口20に向けて前進させる第1の排ガス流路R1が形成されている。
下板4は、水切板3と略同一幅(紙面と直交する方向の幅)のステンレス板などにプレス加工を施して製作されたものであり、水切板3の前部寄り領域の下方に設けられている。この下板4は、略水平状の水平板部40と、この水平板部40の後部から水切板3に到達する位置まで上向きに起立した起立板部41とを有している。起立板部41には、水平方向を向いて開口する複数の通気用孔42が適当な配列ピッチで設けられている(図2も参照)。これらの通気用孔42は、起立板部41の上側に偏った配置、すなわち通気用孔42の中心が起立板部41の高さ方向の中心よりも上側に位置する状態に設けられている。
水平板部40と水切板3との相互間には、空間部5が形成されている。一方、水平板部40の前側に位置する垂下板部30の下縁部は、水平板部40の前部と略同一高さとされており、これらの間には、比較的小さい幅L3の隙間50が形成されている。この隙間50は排気口20と連通している。このようなことから、この排気集合筒Eにおいては、熱交換器12を上向きに通過してきた燃焼排ガスの一部が、矢印N2で示すように、各通気用孔42を通過して空間部5に流入した後に、隙間50を通過して排気口20に到達する第2の排ガス流路R2が形成されている。隙間50は、空間部5よりも流路面積が小さいものとなっている。また、起立板部41の高さL1と、水平板部40の前後方向の幅L2とを比較すると、L1≦L2の関係、より好ましくはL1<L2の関係に設定されている。
次に、前記した排気集合筒Eを備えた燃焼装置Aの作用について説明する。
まず、熱交換器12を上向きに通過した燃焼排ガスは、前記した第1および第2の排ガス流路R1,R2を分岐状態で流れてから排気口20において合流し、外部に排出される。ここで、通気用孔42は、起立板部41に設けられて略水平方向を向いて開口しており、この通気用孔42を燃焼排ガスが通過した際に、この燃焼排ガスの進行を妨げる部材は、この通気用孔42の近くには存在しない。したがって、燃焼排ガスが通気用孔42に流入する際の抵抗は小さく、通気用孔42から空間部5への燃焼排ガスの流入が円滑化される。このため、比較的多くの燃焼排ガスを第2の排ガス流路R2に流すことが可能となり
、第2の排ガス流路R2における燃焼排ガスの流通量が過小であることに起因して騒音低減効果が低くなるといったことが生じないようにできる。本実施形態の排気集合筒Eによれば、優れた騒音低減効果ならびに振動燃焼防止効果が得られる。
とくに、本実施形態においては、水平板部40の前後方向の幅L2が長くされており、空間部5は前後方向に長く延びている。このため、通気用孔42から空間部5への燃焼排ガスの流入を円滑に行なわせる上でより好ましいものとなる。また、燃焼排ガスは、第2の排ガス流路R2を進行する際には、通気用孔42を通過して空間部5に流入した際に膨張し、その後に隙間50を通過する際に収縮する。隙間50を通過した後には再度膨張する。したがって、多段膨張方式の消音器と同様な原理によって騒音低減が図られる作用も奏することとなり、騒音低減効果をより優れたものとすることもできる。
通気用孔42は、起立板部41に設けられているために、熱交換器12の前側部分12cについては、たとえば起立板部41の直下に配置しても、通気用孔42が不当に塞がれるようなことはない。したがって、熱交換器12の前側部分12cを従来よりも後寄りに配置することが可能となり、このことによって熱交換器12の小サイズ化が可能となる。また、起立板部41の高さL1は、水平板部40の前後幅L2以下であって、比較的小寸法であるために、排気集合筒Eの大型化も抑制することが可能である。
水平板部40と排気口20との間には、水切板3が存在しているために、通常であれば、排気口20から排気集合筒E内に吹き込んだ雨水は水平板部40上には進行しない。ただし、何らかの事情に起因して、雨水が隙間50を通過して水平板部40上に進行する場合はあり得る。これに対し、通気用孔42は、起立板部41に設けられており、とくに本実施形態では、起立板部41の上側に偏った配置に設けられているために、水平板部40上に雨水が多少溜まった状態となっても、この雨水が通気用孔42に流入することはない。したがって、雨水が通気用孔42を通過して熱交換器12の設置箇所に流れ落ちるといったことも適切に防止される。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る排気集合筒、およびこれを備えた燃焼装置の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
本発明に係る燃焼装置は、給湯装置として形成されたものに限らない。熱交換器の具体的な構成も問わない。
A 燃焼装置
E 排気集合筒
R1,R2 第1および第2の排ガス流路
2 排気集合筒本体部
20 排気口
3 水切板
30 垂下板部
4 下板
40 水平板部
41 起立板部
42 通気用孔
5 空間部
50 隙間

Claims (5)

  1. 熱交換器の上面開口部を覆うように設けられ、かつ前部に排気口が設けられた排気集合筒本体部と、
    この排気集合筒本体部内にその前部側から後方に向けて延びる水切板を設けることにより形成され、かつ前記熱交換器を上向きに通過してきた燃焼排ガスを前記水切板の後方に廻り込ませてから前記水切板の上側を前記排気口に向けて進行させる第1の排ガス流路と、
    前記水切板の前部寄り領域の下方に位置する略水平状の水平板部、およびこの水平板部の後部から前記水切板の位置まで上向きに起立した起立板部を有し、かつ前記水切板との間に、前部側が前記排気口に連通した空間部を形成する下板と、
    この下板に通気用孔を設けることにより形成され、かつ前記熱交換器を上向きに通過してきた燃焼排ガスの一部を前記通気用孔から前記空間部に流入させて前記排気口に向けて進行させる第2の排ガス流路と、
    を備えている、排気集合筒であって、
    前記通気用孔は、前記下板の起立板部に設けられて、略水平方向を向いて開口した孔とされていることを特徴とする、排気集合筒。
  2. 請求項1に記載の排気集合筒であって、
    前記水切板の前部には、この前部から下向きに垂下した垂下板部が設けられており、
    この垂下板部と前記水平板部の前部との間には、前記空間部に流入した燃焼排ガスを前記排気口に導くことが可能な隙間が形成され、かつこの隙間は、前記空間部よりも流路面積が小さくされている、排気集合筒。
  3. 請求項1または2に記載の排気集合筒であって、
    前記起立板部の上下高さ寸法は、前記水平板部の前後方向の幅以下の寸法とされている、排気集合筒。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の排気集合筒であって、
    前記通気用孔は、前記起立板部の上側に偏った配置に設けられている、排気集合筒。
  5. バーナと、
    このバーナによって発生させた燃焼ガスから熱回収を行なう熱交換器と、
    この熱交換器を通過した燃焼排ガスをガイドする排気集合筒と、
    を備えている、燃焼装置であって、
    前記排気集合筒として、請求項1ないし4のいずれかに記載の排気集合筒が用いられていることを特徴とする、燃焼装置。
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