JP2014228220A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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恭平 飯田
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利幸 佐久間
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Abstract

【課題】流路の内壁から剥離したスケールが、給湯端末あるいは利用側熱交換器等に流れることを抑制すると共に、スケールによって流路が閉塞するまでの期間を長くすることのできる貯湯式給湯機を提供すること。
【解決手段】本発明の貯湯式給湯機1は、湯水を貯留する貯湯タンク101と、水を加熱して湯を生成する加熱手段(HPU200)と、加熱手段から貯湯タンク101に湯を送る貯湯経路と、貯湯タンク101から取り出した湯と、加熱手段から出た湯との一方または両方を、湯を利用する側(追い焚き熱交換器121、浴槽300)へ送る利用側経路と、湯水の中の剥離したスケールを除去するスケール除去手段(ストレーナ154,155)と、を備え、スケール除去手段は、利用側経路に存在し、貯湯経路および加熱手段内には存在しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
水を加熱する加熱手段(例えばヒートポンプ装置)により生成した高温の湯を貯湯タンクに貯え、この貯湯タンクから湯を取り出して外部の給湯端末に供給したり、湯の熱を利用する利用側熱交換器(例えば追い焚き熱交換器)に供給したりする貯湯式給湯機が広く用いられている。ヒートポンプ式の加熱手段の場合には、水と冷媒との熱交換を行う水−冷媒熱交換器にて水が加熱され、高温の湯になる。加熱手段において水の温度が高温になると、水中の二酸化炭素濃度が低下することに伴い、水中のカルシウムやマグネシウムなどの鉱物成分が析出する。この析出物が流路の内壁に付着してスケールを形成する。経年によりこのようなスケールが堆積すると、流路が閉塞するという問題がある。
特許文献1には、水が流通する水管と、水管に接触して配置され、冷媒が流通する冷媒管と、水が所定温度域となる水管の一部において、水管に対して着脱可能に配置されている着脱部と、を備えた水−冷媒熱交換器が開示されている。上記着脱部は、スケールの析出を促進させる析出部を有している。析出部は、着脱部における流路内に配置された金網と、金網に塗布されており、スケールの析出を促進させる核生成物と、によって形成されている。
特開2010−91177号公報
上述した特許文献1の発明は、水−冷媒熱交換器の水管の一部分に設けた着脱部にスケールの析出を集中させ、この着脱部内の流路がスケールによって閉塞する前に、着脱部を交換することを想定している。しかしながら、特許文献1の発明では、着脱部にスケールを集中的に析出させるので、スケールの成長が極めて速くなる結果、流路が閉塞するまでの期間が極めて短くなる。このため、着脱部を短期間で交換しなければならず、頻繁なメンテナンスが必要になる。また、成長段階でスケールが剥離し、このスケールが貯湯タンク側に流れたり、ひいては、蛇口やシャワーなどの給湯端末に排出されたり、利用側熱交換器へ流れたりする可能性がある。その結果、使用者に不快感を与えたり、利用側熱交換器内の流路を狭小化させたりするおそれがある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、流路の内壁から剥離したスケールが、給湯端末あるいは利用側熱交換器等に流れることを抑制すると共に、スケールによって流路が閉塞するまでの期間を長くすることのできる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、湯水を貯留する貯湯タンクと、水を加熱して湯を生成する加熱手段と、加熱手段から貯湯タンクに湯を送る貯湯経路と、貯湯タンクから取り出した湯と、加熱手段から出た湯との一方または両方を、湯を利用する側へ送る利用側経路と、湯水の中の剥離したスケールを除去するスケール除去手段と、を備え、スケール除去手段は、利用側経路に存在し、貯湯経路および加熱手段内には存在しないものである。
本発明によれば、流路の内壁から剥離したスケールが、給湯端末あるいは利用側熱交換器等に流れることを抑制すると共に、スケールによって流路が閉塞するまでの期間を長くすることが可能となる。
本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機における貯湯運転を説明する図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機における下部戻し浴槽加熱運転を説明する図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機における上部戻し浴槽加熱運転を説明する図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機におけるヒートポンプ浴槽加熱運転を説明する図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機における通常湯張り動作を説明する図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機におけるヒートポンプ併用湯張り動作を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図である。なお、図中において、制御部102,201と各機器とを接続するリード線や温度センサなどの一部の機器は省略する。図1に示すように、本実施の形態1の貯湯式給湯機1は、貯湯タンク101を備えた貯湯ユニット100と、加熱手段としてのヒートポンプユニット(以下、「HPU」と略記する)200とを有している。貯湯ユニット100は、配管103,131および電気配線(図示省略)を介して、HPU200と接続されている。また、貯湯ユニット100は、配管145,146を介して浴槽300と接続されている。本実施の形態1の貯湯式給湯機1は、HPU200にて沸き上げられた湯を貯湯ユニット100内の貯湯タンク101内に貯留可能である。また、貯湯式給湯機1は、貯湯タンク101から取り出した湯を、例えば台所や洗面所の蛇口、シャワー、浴槽300などの給湯端末に供給する動作を実施可能である。貯湯タンク101内には、上側が高温、下側が低温になるように、温度成層を形成して、湯水を貯留可能である。
貯湯ユニット100内には、貯湯タンク101のほか、追い焚き熱交換器121と、流路切替手段としての第一流路切替弁105、第二流路切替弁108および第三流路切替弁127と、湯水を循環させる熱源循環ポンプ129と、浴槽水を循環させる風呂循環ポンプ124と、貯湯タンク101あるいはHPU200から供給される湯と給水配管139,141から供給される低温水とを混合して温度調節する混合手段114(給湯混合弁115,風呂混合弁116)と、上述した弁類およびポンプ類等の動作を制御する制御部102(制御手段)と、湯水および熱源水の流通経路を形成するための後述の配管類とが更に内蔵されている。また、貯湯ユニット100には、配管の接続口として、HP戻り口147、HP往き口148、給湯口150、給水口151、風呂戻り口152および風呂往き口153が設けられている。更に、貯湯ユニット100には、排水口149が設けられている。
追い焚き熱交換器121は、貯湯タンク101あるいはHPU200から供給される熱源水と、浴槽300内から循環する浴槽水と熱交換することにより、浴槽水を加熱する。本実施の形態1では、浴槽水を加熱する追い焚き熱交換器121を利用側熱交換器として備える構成を例に説明するが、本発明では、浴槽水以外の対象物を熱源水の熱によって加熱する利用側熱交換器(例えば、暖房用の熱交換器)を備える構成にも適用可能である。
HPU200は、詳細な図示を省略するが、空気の熱を吸収して水を加熱して湯とすることのできる冷凍サイクル装置(ヒートポンプサイクル装置)を搭載している。HPU200は、湯水の出入り口となる流入口205および流出口206と、高温冷媒と湯水との熱交換を行う水−冷媒熱交換器203と、流入口205と水−冷媒熱交換器203とを接続する配管202と、流出口206と水−冷媒熱交換器203とを接続する配管204と、冷凍サイクル装置の構成機器(圧縮機、膨張弁、送風ファン等)の動作を制御する制御部201(制御手段)とを有している。制御部201は、貯湯ユニット100内の制御部102と通信可能に接続されている。
浴槽300に設けられた浴槽アダプタ301には、配管145,146の一端がそれぞれ接続されている。配管145の他端は、貯湯ユニット100の風呂戻り口152に接続されている。配管146の他端は、貯湯ユニット100の風呂往き口153に接続されている。
貯湯タンク101の上部領域には、第1上部口101aと第2上部口101bとが設けられている。貯湯タンク101の下部領域には、第1下部口101cと第2下部口101dと入水口101eとが設けられている。
配管134は、貯湯タンク101の下部(第1下部口101c)と排水弁135とを接続している。配管137は、排水弁135と排水口149とを接続している。配管136は、排水弁135と、第三流路切替弁127のJポートとを接続している。通常使用時には、排水弁135は、配管134と配管136とを連通させる状態にされている。通常使用時には、貯湯タンク101内は常に湯水で満水状態に維持される。非常時等に貯湯タンク101内の湯水を排水する必要のある場合には、排水弁135を、配管134と配管137とを連通させる状態に切り替える。これにより、貯湯タンク101内の湯水を、配管134、排水弁135、配管137を経由させて、排水口149から排水することができる。
配管128は、第三流路切替弁127のIポートと、熱源循環ポンプ129の吸入口とを接続している。配管130は、熱源循環ポンプ129の吐出口と、HP往き口148とを接続している。配管131は、HP往き口148と、HPU200の流入口205とを接続している。配管103は、HPU200の流出口206と、HP戻り口147とを接続している。配管104は、HP戻り口147と、第一流路切替弁105のDポートとを接続している。配管106の一端は第一流路切替弁105のAポートに接続され、他端側は配管107と配管111とに分岐している。配管107は、第二流路切替弁108のGポートに接続されている。配管111は、配管112と配管113とに分岐している。配管112は、貯湯タンク101の上部(第1上部口101a)に接続されている。配管109は、第二流路切替弁108のEポートと、貯湯タンク101の上部(第2上部口101b)とを接続している。配管110は、第二流路切替弁108のFポートと、追い焚き熱交換器121の熱源水の入口とを接続している。配管126は、追い焚き熱交換器121の熱源水の出口と、第三流路切替弁127のHポートとを接続している。配管132は、配管130の途中から分岐して第一流路切替弁105のBポートに接続されている。配管133は、第一流路切替弁105のCポートと、貯湯タンク101の下部(第2下部口101d)とを接続している。配管113は、給湯混合弁115,風呂混合弁116にそれぞれ接続されている。給水配管139は、給水口151と、減圧弁140の上流側とを接続している。給水配管141の一端は減圧弁140の下流側に接続され、他端は給湯混合弁115,風呂混合弁116にそれぞれ接続されている。給水配管138は、給水配管141の途中から分岐して貯湯タンク101の下部(入水口101e)に接続されている。給湯混合弁115は、配管142、給湯流量センサ143、配管144を経由して給湯口150に接続されている。風呂混合弁116は、風呂電磁弁117、風呂流量センサ118、配管119を経由して配管120の途中に接続されている。配管120は、風呂往き口153と、追い焚き熱交換器121とを接続している。配管125は、風呂戻り口152と、追い焚き熱交換器121とを接続している。配管125の途中には、風呂循環ポンプ124と、フロースイッチ123と、水位センサ122とが設置されている。なお、第一流路切替弁105、第二流路切替弁108および第三流路切替弁127の待機位置は、図1中に矢印で示す位置になっている。
給水口151には、水道等の外部の水源からの水を供給する外部給水配管(図示省略)が接続される。また、給湯口150には、浴槽300以外の給湯端末(例えば台所や洗面所の蛇口やシャワーなど)へ湯を送るための外部給湯配管(図示省略)が接続される。
配管113の途中には、ストレーナ154が設置されている。配管110の途中には、ストレーナ155が設置されている。ストレーナ154,155は、湯水が通過可能であるとともに、湯水の中のスケール等の異物を捕捉可能な網状あるいは多孔質状の部材で構成されている。配管110,113を流れる湯の中に、剥離したスケールが含まれている場合には、そのスケールをストレーナ154,155により捕捉して除去することができる。ストレーナ154,155は、着脱可能になっている。ストレーナ154,155にスケール等の異物が蓄積した場合には、ストレーナ154,155を取り外して、ストレーナ154,155を洗浄あるいは新品に交換することができる。本実施の形態1では、ストレーナ154,155により、湯水の中の剥離したスケールを除去するスケール除去手段が構成される。
図2は、本実施の形態1の貯湯式給湯機1における貯湯運転を説明する図である。なお、図2〜図7中では、湯水の流れる経路を太線で示す。貯湯式給湯機1は、熱源循環ポンプ129およびHPU200を稼動させ、HPU200にて生成された湯を貯湯タンク101へ送る貯湯運転を実施可能である。貯湯運転では、図2に示すように、貯湯タンク101の第1下部口101cから導出された水が、配管134、排水弁135および配管136を経由し、第三流路切替弁127をポートJ→Iのように経由し、配管128、熱源循環ポンプ129、配管130および131を経由してHPU200の流入口205に流入し、配管202を通って水−冷媒熱交換器203に流入し、水−冷媒熱交換器203にて加熱される。そして、水−冷媒熱交換器203にて加熱された湯は、配管204を通ってHPU200の流出口206から流出し、配管103,104を経由し、第一流路切替弁105をポートD→Aのように経由し、配管106,111,112を経由し、貯湯タンク101の第1上部口101aから貯湯タンク101内に流入して貯留される。本実施の形態1では、配管103、HP戻り口147、配管104、第一流路切替弁105、配管106,111,112により、HPU200から貯湯タンク101に湯を送る貯湯経路が構成される。
貯湯式給湯機1は、浴槽300内の湯水(浴槽水)の温度を保温あるいは昇温させる浴槽加熱運転を実施可能である。浴槽加熱運転においては、風呂循環ポンプ124および熱源循環ポンプ129が稼動され、浴槽300からの浴槽水が、浴槽アダプタ301、配管145,125、風呂循環ポンプ124、フロースイッチ123、水位センサ122を経由して追い焚き熱交換器121へ送られるとともに、熱源水が追い焚き熱交換器121へ送られる。そして、追い焚き熱交換器121で熱源水と熱交換して加熱された浴槽水が、配管120,146、浴槽アダプタ301を経由して再び浴槽300に戻る。
本実施の形態1の貯湯式給湯機1は、熱源水の循環経路が異なる3種類の浴槽加熱運転を実施可能になっている。第1の浴槽加熱運転は、下部戻し浴槽加熱運転である。第2の浴槽加熱運転は、上部戻し浴槽加熱運転である。第3の浴槽加熱運転は、ヒートポンプ浴槽加熱運転である。以下、これら3種類の浴槽加熱運転について順次説明する。
図3は、本実施の形態1の貯湯式給湯機1における下部戻し浴槽加熱運転を説明する図である。下部戻し浴槽加熱運転では、貯湯タンク101の第1上部口101aから取り出された湯を熱源水として利用する。この熱源水は、図3に示すように、配管112,111,107を経由し、第二流路切替弁108をポートG→Fのように経由し、配管110を経由して追い焚き熱交換器121へ送られる。そして、この熱源水は、追い焚き熱交換器121で浴槽水と熱交換して温度低下した後、配管126を経由し、第三流路切替弁127をポートH→Iのように経由し、配管128、熱源循環ポンプ129、配管130,132を経由し、第一流路切替弁105をポートB→Cのように経由し、配管133を経由して、第2下部口101dから貯湯タンク101に流入する。このように、下部戻し浴槽加熱運転では、貯湯タンク101の上部から取り出された湯を熱源水として追い焚き熱交換器121へ送り、追い焚き熱交換器121を通過した熱源水を貯湯タンク101の下部に戻す。
下部戻し浴槽加熱運転では、配管112,111,107、第二流路切替弁108、配管110により、熱源水を追い焚き熱交換器121を送る熱源水供給経路が構成される。
図4は、本実施の形態1の貯湯式給湯機1における上部戻し浴槽加熱運転を説明する図である。上部戻し浴槽加熱運転では、貯湯タンク101の第2上部口101bから取り出された湯を熱源水として利用する。この熱源水は、図4に示すように、配管109を経由し、第二流路切替弁108をポートE→Fのように経由し、配管110を経由して追い焚き熱交換器121へ送られる。そして、この熱源水は、追い焚き熱交換器121で浴槽水と熱交換して温度低下した後、配管126を経由し、第三流路切替弁127をポートH→Iのように経由し、配管128、熱源循環ポンプ129、配管130,132を経由し、第一流路切替弁105をポートB→Aのように経由し、配管106,111,112を経由して、第1上部口101aから貯湯タンク101の上部に流入する。このように、上部戻し浴槽加熱運転では、貯湯タンク101の上部から取り出された湯を熱源水として追い焚き熱交換器121へ送り、追い焚き熱交換器121を通過した熱源水を貯湯タンク101の上部に戻す。
上部戻し浴槽加熱運転では、配管109、第二流路切替弁108、配管110により、熱源水を追い焚き熱交換器121を送る熱源水供給経路が構成される。
図5は、本実施の形態1の貯湯式給湯機1におけるヒートポンプ浴槽加熱運転を説明する図である。ヒートポンプ浴槽加熱運転では、HPU200および熱源循環ポンプ129を稼動させて水−冷媒熱交換器203にて湯を生成し、HPU200から出た湯を、貯湯タンク101に流入させずに、そのまま熱源水として利用する。このヒートポンプ浴槽加熱運転では、HPU200の流出口206から出た熱源水は、図5に示すように、配管103,104を経由し、第一流路切替弁105をポートD→Aのように経由し、配管106,107を経由し、第二流路切替弁108をポートG→Fのように経由し、配管110を経由して追い焚き熱交換器121へ送られる。そして、この熱源水は、追い焚き熱交換器121で浴槽水と熱交換して温度低下した後、配管126を経由し、第三流路切替弁127をポートH→Iのように経由し、配管128、熱源循環ポンプ129、配管130,131を経由し、HPU200の流入口205に流入して、再循環する。
ヒートポンプ浴槽加熱運転では、配管103、HP戻り口147、配管104、第一流路切替弁105、配管106,107、第二流路切替弁108、配管110により、熱源水を追い焚き熱交換器121を送る熱源水供給経路が構成される。本実施の形態1の貯湯式給湯機1では、貯湯タンク101内の湯量が比較的少ない場合などには、下部戻し浴槽加熱運転あるいは上部戻し浴槽加熱運転に代えてヒートポンプ浴槽加熱運転を行うことにより、貯湯タンク101内の湯が減少することを確実に抑制することができる。
上述した下部戻し浴槽加熱運転、上部戻し浴槽加熱運転、ヒートポンプ浴槽加熱運転の何れにおいても、熱源水は、追い焚き熱交換器121の上流側の配管110の途中に設けられたストレーナ155を通過する。このため、熱源水の中に、剥離したスケールが含まれている場合には、そのスケールをストレーナ155により除去することができる。よって、剥離したスケールが追い焚き熱交換器121に流入することを確実に抑制することができる。これにより、剥離したスケールが追い焚き熱交換器121内に蓄積し、追い焚き熱交換器121内の流路を狭小化させたり、熱交換効率を低下させたりするようなことを確実に回避することができる。
次に、浴槽300に給湯する湯張り動作について説明する。本実施の形態1の貯湯式給湯機1は、2種類の湯張り動作を実施可能になっている。第1の湯張り動作は、貯湯タンク101から取り出した湯のみを浴槽300側へ供給する通常湯張り動作である。第2の湯張り動作は、HPU200および熱源循環ポンプ129を稼動させて水−冷媒熱交換器203にて湯を生成し、貯湯タンク101から取り出した湯とHPU200で生成した湯との両方を浴槽300側へ供給するヒートポンプ併用湯張り動作である。以下、これら2種類の湯張り動作について順次説明する。
図6は、本実施の形態1の貯湯式給湯機1における通常湯張り動作を説明する図である。通常湯張り動作において、風呂電磁弁117が開かれると、図6に示すように、貯湯タンク101の第1上部口101aから湯が流出し、この湯が配管112,113を経由して風呂混合弁116に送られる。これと並行して、低温水が給水配管139、減圧弁140、給水配管141を経由し、風呂混合弁116に送られる。制御部102は、予め設定された湯温になるように、風呂混合弁116での湯と低温水との混合比を調節する。風呂混合弁116にて温度調節された湯は、風呂電磁弁117、風呂流量センサ118、配管119を経由した後、配管120,146を経由する流路と、追い焚き熱交換器121、水位センサ122、フロースイッチ123、風呂循環ポンプ124、配管125,145を経由する流路とに分かれて流れ、浴槽アダプタ301から浴槽300内に供給される。なお、貯湯タンク101の第1上部口101aから流出した湯と同量の低温水が、給水配管138を通って入水口101eから貯湯タンク101の下部に流入する。
本実施の形態1の貯湯式給湯機1では、通常湯張り動作を行う場合には、配管112,113、風呂混合弁116、追い焚き熱交換器121、配管119,120,125、風呂戻り口152、風呂往き口153により、湯を給湯端末側に送る給湯経路が構成される。
図7は、本実施の形態1の貯湯式給湯機1におけるヒートポンプ併用湯張り動作を説明する図である。ヒートポンプ併用湯張り動作では、通常湯張り動作の湯水の流れに加えて、次のような湯水の流れが生じる。すなわち、ヒートポンプ併用湯張り動作では、貯湯タンク101の第1下部口101cから導出された水が、配管134、排水弁135および配管136を経由し、第三流路切替弁127をポートJ→Iのように経由し、配管128、熱源循環ポンプ129、配管130および131を経由してHPU200の流入口205に流入し、配管202を通って水−冷媒熱交換器203に流入し、水−冷媒熱交換器203にて加熱される。そして、水−冷媒熱交換器203にて加熱された湯は、配管204を通ってHPU200の流出口206から流出し、配管103,104を経由し、第一流路切替弁105をポートD→Aのように経由し、配管106,111を経由し、配管113で貯湯タンク101からの湯と合流し、浴槽300側へ送られる。
本実施の形態1の貯湯式給湯機1では、ヒートポンプ併用湯張り動作を行う場合には、上述した通常湯張り動作での給湯経路に加えて、配管103、HP戻り口147、配管104、第一流路切替弁105、配管106,111により、湯を給湯端末側に送る給湯経路が構成される。貯湯タンク101内の湯量が比較的少ない場合などには、通常湯張り動作に代えてヒートポンプ併用湯張り動作を行うことにより、貯湯タンク101内の湯が減少することを確実に抑制することができる。
次に、給湯口150から浴槽300以外の給湯端末(例えば台所や洗面所の蛇口やシャワーなど)へ給湯する給湯動作について説明する。図示を省略するが、この給湯動作では、貯湯タンク101の第1上部口101aから湯が流出し、この湯が配管112,113を経由して給湯混合弁115に送られる。これと並行して、低温水が給水配管139、減圧弁140、給水配管141を経由し、給湯混合弁115に送られる。制御部102は、予め設定された湯温になるように、給湯混合弁115での湯と低温水との混合比を調節する。給湯混合弁115にて温度調節された湯は、配管142、給湯流量センサ143、配管144、給湯口150を経由して、給湯端末側へ送られる。なお、貯湯タンク101の第1上部口101aから流出した湯と同量の低温水が、給水配管138を通って入水口101eから貯湯タンク101の下部に流入する。
本実施の形態1の貯湯式給湯機1では、給湯口150から浴槽300以外の給湯端末へ給湯する給湯動作(以下、単に「給湯動作」と称する)を行う場合には、配管112,113、給湯混合弁115、配管142,144、給湯口150により、湯を給湯端末側に送る給湯経路が構成される。
上述した通常湯張り動作、ヒートポンプ併用湯張り動作、給湯動作の何れにおいても、給湯端末側へ送られる湯は、混合手段114の上流側の配管113の途中に設けられたストレーナ154を通過する。このため、給湯端末側へ送られる湯の中に、剥離したスケールが含まれている場合には、そのスケールをストレーナ154により除去することができる。よって、剥離したスケールが外部の給湯端末へ排出されることを確実に抑制することができ、給湯端末側の使用者に不快感を与えることを確実に回避することができる。
本実施の形態1では、上述した熱源水供給経路および給湯経路により、湯を利用する側(追い焚き熱交換器121および給湯端末)に湯を送る利用側経路が構成される。本実施の形態1では、貯湯経路と利用側経路とが一部の配管を共用しているが、本発明では、貯湯経路と利用側経路とが共用部分を持たなくても良い。
ストレーナ154,155(スケール除去手段)が設けられた配管113,110は、利用側経路には属するが、貯湯経路には属さない。本実施の形態1の貯湯式給湯機1では、貯湯経路およびHPU200内には、湯水の中の剥離したスケールを除去するストレーナ等のスケール除去手段を設けていない。すなわち、本実施の形態1の貯湯式給湯機1では、スケール除去手段は、利用側経路には存在するが、貯湯経路およびHPU200内には存在しない。ストレーナ等のスケール除去手段には、剥離したスケールが捕集されて蓄積する。貯湯経路およびHPU200内は、スケールが最も発生し易い。このため、ストレーナ等のスケール除去手段が貯湯経路あるいはHPU200内に存在すると、短期間のうちにスケール除去手段にスケールが集中的に蓄積して、流路が閉塞してしまう。その結果、頻繁なメンテナンスが必要になる。これに対し、本実施の形態1では、スケールが最も発生し易い貯湯経路およびHPU200内にはスケール除去手段が存在しないため、スケールが一部分に集中的に蓄積し、短期間のうちに流路が閉塞してしまうようなことがない。このため、流路が閉塞するまでの期間を長くすることができ、メンテナンスの頻度を減らすことができる。
一方、本実施の形態1では、利用側経路にはストレーナ154,155(スケール除去手段)が設けられているので、湯を利用する側(追い焚き熱交換器121および給湯端末)に、剥離したスケールが流れることを確実に抑制することができる。このため、剥離したスケールが追い焚き熱交換器121内に蓄積し、追い焚き熱交換器121内の流路を狭小化させたり、熱交換効率を低下させたりするようなことを確実に回避することができる。また、剥離したスケールが外部の給湯端末へ排出されることを確実に抑制することができ、給湯端末側の使用者に不快感を与えることを確実に回避することができる。
本実施の形態1では、貯湯経路およびHPU200内にはスケール除去手段が存在しないため、貯湯経路およびHPU200内の流路の内壁から剥離したスケールは、大部分が貯湯タンク101内に流入する。このようにして貯湯タンク101に流入したスケールは、貯湯タンク101内で沈降し、貯湯タンク101内の底部に蓄積する。このように、本実施の形態1では、貯湯タンク101は、剥離したスケールを蓄積するバッファの役割を果たす。このスケールは、貯湯タンク101内の底部に蓄積するため、貯湯タンク101の上部に接続された利用側経路に流入する確率は低い。よって、剥離したスケールがストレーナ154,155に蓄積するスピードは比較的遅いので、ストレーナ154,155がそれほど短期間のうちに閉塞することはない。このため、本実施の形態1では、貯湯経路あるいはHPU200内にスケール除去手段を設けた場合に比べて、メンテナンスを行う間隔を長くすることができる。なお、貯湯タンク101は、例えば数百リットル程度の大容量があるため、多少のスケールが貯湯タンク101内に蓄積しても問題はない。
なお、本実施の形態1では、水−冷媒熱交換器203を含め、貯湯経路およびHPU200の湯水の流路の内壁は、意図的にスケールを析出させるための突起などがなく、滑らかに構成されていることが望ましい。これにより、貯湯経路あるいはHPU200内の一部分にスケールが集中的に蓄積することを抑制し、流路の閉塞を更に遅らせることができる。
本実施の形態1の貯湯式給湯機1では、貯湯経路により貯湯タンク101に貯えた湯を、熱源水供給経路と、給湯経路とに分配して利用する。このため、所定期間内(例えば、1日あるいは複数日)において、貯湯経路を通る湯の総量は、熱源水供給経路を通る湯(熱源水)の総量より多く、且つ、給湯経路を通る湯の総量より多い。したがって、スケールの発生およびスケールの剥離が生ずる可能性は、貯湯経路での流れ発生時が最も高くなり、熱源水供給経路での流れ発生時、あるいは給湯経路での流れ発生時には比較的低くなる。このように、本実施の形態1の貯湯式給湯機1では、スケールの発生およびスケールの剥離が生ずる可能性は、貯湯経路での流れ発生時に最も高くなるが、貯湯経路およびHPU200内にはスケール除去手段が存在しないため、貯湯経路あるいはHPU200内の一部分にスケールが集中的に蓄積することがなく、流路の閉塞を遅らせることができる。
また、本実施の形態1の貯湯式給湯機1では、給湯経路の混合手段114の上流側にストレーナ154(スケール除去手段)を配置している。このため、剥離したスケールが混合手段114に流入することを抑制することができるので、剥離したスケールが混合手段114の内部に蓄積することを確実に抑制することができる。また、混合手段114が複数の系統(本実施の形態1では、給湯混合弁115と風呂混合弁116との2系統)に分かれている場合であっても、ストレーナ154(スケール除去手段)を共通化することができる。ただし、本発明では、給湯経路の混合手段114の下流側(例えば、配管119,142)にストレーナ154のようなスケール除去手段を配置しても良い。
本実施の形態1では、上述したヒートポンプ浴槽加熱運転あるいはヒートポンプ併用湯張り動作は、HPU200から出た湯を、利用側経路により、湯を利用する側(追い焚き熱交換器121あるいは浴槽300)に送る利用運転に相当する。本実施の形態1では、利用運転(ヒートポンプ浴槽加熱運転、ヒートポンプ併用湯張り動作)におけるHPU200の出口水温が、貯湯運転におけるHPU200の出口水温に比べて、低くなるように制御することが望ましい。この場合、貯湯運転におけるHPU200の出口水温は、例えば80℃程度あるいは80℃以上とすることが好ましい。一般に、貯湯運転では、必要な蓄熱量を貯湯タンク101内に確保するために、HPU200の出口水温を比較的高くことが好ましい。これに対し、ヒートポンプ浴槽加熱運転では、HPU200から出る湯(熱源水)の温度は、浴槽水の温度(例えば40℃)に比べて、ある程度以上高ければ良い。このため、ヒートポンプ浴槽加熱運転におけるHPU200の出口水温は、例えば65℃程度とすることが好ましい。また、ヒートポンプ併用湯張り動作では、HPU200から出た湯が、貯湯タンク101から取り出された高温の湯と混合して用いられるので、HPU200から出る湯の温度は浴槽300の湯張り温度より低くても良い。このため、ヒートポンプ併用湯張り動作におけるHPU200の出口水温は、例えば25℃程度とすることが好ましい。
HPU200の出口水温は、制御部102,201により制御される。制御部102,201は、熱源循環ポンプ129の回転数を制御することにより、HPU200の出口水温を制御することができる。また、制御部102,201は、HPU200の圧縮機の回転数、膨張弁の開度などを制御することによって、HPU200の出口水温を制御しても良い。
水の加熱温度、すなわちHPU200の出口水温が高いほど、スケールが発生し易い。このため、利用運転(ヒートポンプ浴槽加熱運転、ヒートポンプ併用湯張り動作)におけるHPU200の出口水温を、貯湯運転におけるHPU200の出口水温に比べて、低くすることにより、利用運転時のスケール発生を抑制することができる。その結果、スケールがストレーナ154,155に蓄積するスピードを抑制することができるので、ストレーナ154,155のメンテナンスを行う間隔を長くすることができる。また、HPU200の出口水温が低いほど、HPU200のエネルギー効率が良くなる。このため、利用運転におけるHPU200の出口水温を低くすることにより、利用運転のエネルギー効率を向上することができる。
また、本実施の形態1では、利用運転(ヒートポンプ浴槽加熱運転、ヒートポンプ併用湯張り動作)においてHPU200(水−冷媒熱交換器203)を通過する湯水の流速(流量)が、貯湯運転においてHPU200(水−冷媒熱交換器203)を通過する湯水の流速(流量)に比べて、高くなるように制御することが望ましい。制御部102,201は、熱源循環ポンプ129の回転数を制御することにより、HPU200(水−冷媒熱交換器203)を通過する湯水の流速(流量)を制御することができる。ヒートポンプ浴槽加熱運転では、HPU200(水−冷媒熱交換器203)を通過する湯水の流速(流量)を高くすることにより、追い焚き熱交換器121への熱源水の循環流量を高くすることができ、浴槽水を迅速に加熱することができる。更に、HPU200(水−冷媒熱交換器203)を通過する湯水の流速(流量)を高くすることにより、HPU200の出口水温が低くなるので、ヒートポンプ浴槽加熱運転のエネルギー効率を向上することができる。また、ヒートポンプ併用湯張り動作では、HPU200(水−冷媒熱交換器203)を通過する湯水の流速(流量)を高くすることにより、HPU200からの出湯量を多くすることができるので、貯湯タンク101内の湯の減少をより一層抑制することができる。更に、HPU200(水−冷媒熱交換器203)を通過する湯水の流速(流量)を高くすることにより、HPU200の出口水温が低くなるので、ヒートポンプ併用湯張り動作のエネルギー効率を向上することができる。
上述した理由から、利用運転(ヒートポンプ浴槽加熱運転、ヒートポンプ併用湯張り動作)においてHPU200(水−冷媒熱交換器203)を通過する湯水の流速を、貯湯運転においてHPU200(水−冷媒熱交換器203)を通過する湯水の流速に比べて、高くすることが望ましい。しかしながら、HPU200(水−冷媒熱交換器203)を通過する湯水の流速が高くなると、水−冷媒熱交換器203内の湯水の流路の内壁に付着したスケールが剥がれ易い状況にさらされることがある。このため、利用運転(ヒートポンプ浴槽加熱運転、ヒートポンプ併用湯張り動作)時に、貯湯運転時に比べて、水−冷媒熱交換器203内のスケールが剥離し易くなる場合がある。これに対し、本実施の形態1では、利用運転(ヒートポンプ浴槽加熱運転、ヒートポンプ併用湯張り動作)時に、水−冷媒熱交換器203内のスケールが剥離した場合であっても、その剥離したスケールは、ストレーナ154,155によって確実に捕捉される。このため、剥離したスケールが追い焚き熱交換器121内に蓄積したり、外部の給湯端末へ排出されたりするという不都合を確実に抑制することができる。
1 貯湯式給湯機、100 貯湯ユニット、101 貯湯タンク、101a 第1上部口、101b 第2上部口、101c 第1下部口、101d 第2下部口、101e 入水口、102,201 制御部、103,104,106,107,109,110,111,112,113,119,120,125,126,128,130,131,132,133,134,136,137,142,144,145,146,202,204 配管、105 第一流路切替弁、108 第二流路切替弁、114 混合手段、115 給湯混合弁、116 風呂混合弁、117 風呂電磁弁、118 風呂流量センサ、121 追い焚き熱交換器、122 水位センサ、123 フロースイッチ、124 風呂循環ポンプ、127 第三流路切替弁、129 熱源循環ポンプ、135 排水弁、138,139,141 給水配管、140 減圧弁、143 給湯流量センサ、147 HP戻り口、148 HP往き口、149 排水口、150 給湯口、151 給水口、152 風呂戻り口、153 風呂往き口、154,155 ストレーナ、200 ヒートポンプユニット(HPU)、203 水−冷媒熱交換器、205 流入口、206 流出口、300 浴槽、301 浴槽アダプタ

Claims (6)

  1. 湯水を貯留する貯湯タンクと、
    水を加熱して湯を生成する加熱手段と、
    前記加熱手段から前記貯湯タンクに湯を送る貯湯経路と、
    前記貯湯タンクから取り出した湯と、前記加熱手段から出た湯との一方または両方を、湯を利用する側へ送る利用側経路と、
    湯水の中の剥離したスケールを除去するスケール除去手段と、
    を備え、
    前記スケール除去手段は、前記利用側経路に存在し、前記貯湯経路および前記加熱手段内には存在しない貯湯式給湯機。
  2. 加熱する対象物と熱源水との熱交換を行う利用側熱交換器を備え、
    前記利用側経路は、
    前記熱源水としての湯を前記利用側熱交換器へ送る熱源水供給経路と、
    湯を給湯端末側へ送る給湯経路と、
    を含み、
    前記熱源水供給経路と、前記給湯経路とに、前記スケール除去手段がそれぞれ設けられている請求項1記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記給湯経路の湯に水を混合させる混合手段を備え、
    前記混合手段より上流側の前記給湯経路に前記スケール除去手段が設けられている請求項2記載の貯湯式給湯機。
  4. 所定期間内において、前記貯湯経路を通る湯の総量が、前記熱源水供給経路を通る前記熱源水の総量より多く、且つ、前記給湯経路を通る湯の総量より多い請求項2または3記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記加熱手段から前記貯湯経路により前記貯湯タンクに湯を送る貯湯運転と、
    前記加熱手段から出た湯を前記利用側経路により前記利用する側へ送る利用運転と、
    を実施可能であり、
    前記利用運転における前記加熱手段の出口水温が、前記貯湯運転における前記加熱手段の出口水温より低い請求項1乃至4の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記加熱手段から前記貯湯経路により前記貯湯タンクに湯を送る貯湯運転と、
    前記加熱手段から出た湯を前記利用側経路により前記利用する側へ送る利用運転と、
    を実施可能であり、
    前記利用運転において前記加熱手段を通過する湯水の流速が、前記貯湯運転において前記加熱手段を通過する湯水の流速より高い請求項1乃至5の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017127630A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 富士電機株式会社 飲料提供装置

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