JP2014227972A - 蒸発燃料パージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両側の要求によるバリエーションに対して、安価に対応可能となる蒸発燃料パージ装置を提供する。
【解決手段】燃料タンク60内で発生する蒸発燃料を、過給機40を備えるエンジンにパージする蒸発燃料パージ装置において、第1ケース111と、燃料流入パイプ112とが設けられた第1構成部110が形成されている。また、第2ケース121と、主流路124と、分岐流路125と、バルブ123と、第1逆止弁126と、第2逆止弁127と、燃料流出パイプ128と、エジェクタ用パイプ129とが設けられた第2構成部120が形成さている。そして、第1ケース111の内部と、主流路124の上流側とが連通するように、第1ケース111と第2ケース121とが接合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、過給機を備えるエンジンに蒸発燃料をパージする蒸発燃料パージ装置に関するものである。
従来の蒸発燃料パージ装置として、例えば特許文献1に示されるものが知られている。特許文献1の蒸発燃料パージ装置は、過給機を備える車両用エンジンに蒸発燃料を供給する装置となっている。蒸発燃料パージ装置は、本体部から突出する燃料流入パイプ、燃料流出パイプ、吸気流入パイプ、および吸気流出パイプを備え、更に、本体部の内部に、主流路、フィルタ、バルブ、分岐流路、エジェクタ、第1逆止弁、および第2逆止弁等が一体的に設けられて形成されている。
特開2013−15106号公報
しかしながら、上記の蒸発燃料パージ装置においては、各構成部材が本体部に一体的に形成されているため、車両側の各種要求条件、例えば、燃料流入パイプとバルブとの間の空間となるチャンバーの必要体積、燃料流入パイプの向きあるいは外径寸法等が異なる度に、各車両に合った蒸発燃料パージ装置を設定する必要があり、コストの高いものとなってしまう。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、車両側の要求によるバリエーションに対して、安価に対応可能となる蒸発燃料パージ装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
本発明では、燃料タンク(60)内で発生する蒸発燃料を、過給機(40)を備えるエンジンにパージする蒸発燃料パージ装置において、
第1ケース(111)と、
燃料タンク(60)側から第1ケース(111)内に蒸発燃料を流入させる燃料流入パイプ(112)とが設けられた第1構成部(110)と、
第2ケース(121)と、
第2ケース(121)内に形成されて、蒸発燃料が流通する主流路(124)および主流路(124)から分岐する分岐流路(125)と、
分岐流路(125)の分岐点よりも上流側となる主流路(124)に配置されて主流路(124)を開閉するバルブ(123)と、
分岐点よりも下流側となる主流路(124)に配置されて、主流路(124)における蒸発燃料の逆流を阻止する第1逆止弁(126)と、
分岐流路(125)に配置されて、分岐流路(125)における蒸発燃料の逆流を阻止する第2逆止弁(127)と、
第1逆止弁(126)の下流側で主流路(124)に連通し、第2ケース(121)の外側に突出して、エンジンの吸入部(10)へ蒸発燃料を流出させる燃料流出パイプ(128)と、
第2逆止弁(127)の下流側で分岐流路(125)に連通し、第2ケース(121)の外側に突出して、過給機(40)の下流側と上流側とを繋ぐ流路(41)の途中に設けられるエジェクタ(42)の吸引部(42b)へ蒸発燃料を流出させるエジェクタ用パイプ(129)とが設けられた第2構成部(120)とを備え、
第1ケース(111)の内部と、主流路(124)の上流側とが連通するように、第1ケース(111)と第2ケース(121)とが接合されていることを特徴としている。
この発明によれば、第1構成部(110)においては、第1ケース(111)内の空間は、バルブ(123)が閉じられたときに生ずる蒸発燃料の脈動を抑制するチャンバーとすることができる。また、第2構成部(120)においては、機能部品としてのバルブ(123)、第1逆止弁(126)、および第2逆止弁(127)が集約された構成部とすることができる。第2構成部(120)は、各種機能部品が設けられることからコスト的に高価なものとなる。
ここで、種々の車両側の要求条件によっては、チャンバーの容量(第1ケース内の容積)、燃料流入パイプ(112)の向きあるいは外径寸法等の異なるものが必要になる場合がある。このような場合を想定して予め幾つかの水準設定した第1構成部(110)の中から、必要とされる第1構成部(110)を第2構成部(120)に接合することで、高価な第2構成部(120)を常に共通使用しつつ、各車両に対応可能となる蒸発燃料パージ装置(100)を提供することが可能となる。よって、車両側の要求によるバリエーションに対して蒸発燃料パージ装置(100)をその都度設定する場合に比べて、安価な対応が可能となる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
エンジン吸気系、蒸発燃料パージ系、および蒸発燃料パージ装置を示す全体概略図である。 第1実施形態における蒸発燃料パージ装置の外観を示す斜視図である。 図2におけるIII−III部における断面を示す断面図である。 図2におけるIV−IV部における断面を示す断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態にかかる蒸発燃料パージ装置100について、図1〜図4を用いて説明する。蒸発燃料パージ装置100は、燃料タンク60内で発生する蒸発燃料が、給油時等に大気中に放出されるのを防止するために、蒸発燃料をエンジンの吸気系1に導入(パージ)するものである。エンジンの吸気系1に導入された蒸発燃料は、図示しないインジェクタ等からエンジンに供給される本来の燃焼用燃料と混合されて、エンジンのシリンダ内で燃焼されるようになっている。蒸発燃料パージ装置100は、エンジンの吸気系1と、蒸発燃料パージ系2とに接続されている。
図1に示すように、エンジンの吸気系1は、内燃機関であるエンジンの吸気マニホールド10に吸気管20が接続され、更に、吸気管20にフィルタ30、過給機40、インタークーラ50、スロットルバルブ11等が設けられて形成されている。過給機40にはエジェクタ42が設けられている。吸気マニホールド10は本発明の吸入部に対応する。
フィルタ30は、吸気管20の最上流部に配設されており、吸気中の塵や埃等を捕捉するようになっている。過給機40は、吸気の充填効率を高めるための吸気用圧縮機であり、フィルタ30よりも下流側に配設されている。過給機40は、エンジンの排気エネルギーによってタービンが作動されて、タービンに連動するコンプレッサによってフィルタ30を通過した吸気を加圧するようになっている。インタークーラ50は、冷却用の熱交換器であり、過給機40の下流側に配設されている。インタークーラ50は、過給機40によって加圧された吸気と例えば外気との間で熱交換し、吸気を冷却(空冷)するようになっている。スロットルバルブ11は、吸気量調節弁であり、アクセルペダルと連動して吸気マニホールド10の入口部における開度を調節して、吸気マニホールド10内に流入される吸気量を調節するようになっている。吸気は、上記各機器30、40、50、11を通過して吸気マニホールド10内に流入し、インジェクタ等から噴射される燃焼用燃料と所定の空燃比となるように混合されて、シリンダ内で燃焼される。
吸気管20には、過給機40の下流側と上流側とを繋ぐように形成された還流路41が設けられており、この還流路41にエジェクタ42が配置されている。還流路41は、過給機40の下流側、即ち、過給機40とインタークーラ50との間、またはインタークーラ50とスロットルバルブ11との間となる部位と、過給機40の上流側、即ち、過給機40とフィルタ30との間となる部位とを繋ぐ流路となっている。
エジェクタ42は、蒸発燃料用の流体ポンプであり、過給機40によって加圧された吸気の一部を過給機40の下流側から還流路41を通して内部に流入させて、更に、過給機40の上流側に流出させると共に、吸気の一部が内部を流通する際に形成される負圧によって蒸発燃料を吸引するようになっている。エジェクタ42は、ノズル部42a、吸引部42b、およびディフューザ部42cを備えている。
ノズル部42aは、流入する吸気に対して絞り部を形成する流路であり、一端側が還流路41によって過給機40の下流側と接続されており、他端側(先端側)が過給機40の上流側に向けて延びている。ノズル部42aの内径は、先端に向けて徐々に小さくなるように形成されている。ノズル部42aは、絞り効果によって内部に流入された吸気の流速を高めるようになっている。よって、ノズル部42aの先端側において、高速となって吸気が流出される領域は負圧となる。
吸引部42bは、ノズル部42aに対して交差する方向に延びる流路であり、ノズル部42aの先端側に連通するように接続されている。吸引部42bは、後述するエジェクタ用パイプ129(分岐流路125)と接続されており、ノズル部42aの負圧によって、分岐流路125における蒸発燃料を吸引するようになっている。
ディフューザ部42cは、ノズル部42aおよび吸引部42bの下流側で内径を徐々に拡大して過給機40の上流側に延びる流路であり、一端側がノズル部42a、および吸引部42bと連通するように接続されており、拡大された他端側が還流路41によって過給機40の上流側に接続されている。ディフューザ部42cは、内部を流通する吸気および蒸発燃料の流速を低下させつつ、圧力を上昇させるようになっている。
一方、蒸発燃料パージ系2は、燃料タンク60、配管61、キャニスタ70、配管71、蒸発燃料パージ装置100、および配管72が順に接続されて形成されている。蒸発燃料パージ装置100は、第2ケース121に一体的に形成された取付け部121jを介して図示しないボルトによって、車両の所定部位に取付けされている。
燃料タンク60は、ガソリン等の燃料を貯留する容器である。燃料タンク60は、配管61によってキャニスタ70の流入部70aに接続されている。キャニスタ70は、内部に活性炭等の吸着材が封入された容器であり、燃料タンク60内で発生する蒸発燃料を、配管61を介して流入部70aから取り入れ、吸着材に一時的に吸着するようになっている。キャニスタ70には、外部の新鮮な空気を吸入するための吸入部70bが設けられており、吸入された新鮮な空気によって吸着材に吸着した蒸発燃料は、容易に離脱されるようになっている。キャニスタ70に吸入部70bが形成されることで、キャニスタ70内には大気圧が作用するようになっている。
そして、キャニスタ70には、吸着材から離脱された蒸発燃料が流出される流出部70cが設けられている。流出部70cには配管71の一端側が接続され、他端側は蒸発燃料パージ装置100の燃料流入パイプ112に接続されている。そして、蒸発燃料パージ装置100の燃料流出パイプ128が、吸気マニホールド10の流入部に配管72によって接続されている。
蒸発燃料パージ装置100は、図2に示すように、第1構成部110を形成する第1ケース111と、第2構成部120を形成する第2ケース121とが互いに接合されて形成されている。本実施形態では、以下説明する第1、第2構成部110、120を形成する各部材は、弁体123a、電磁コイル123b、スプリング123c、ターミナル123e、および第1、第2逆止弁126、127を除いて、樹脂材から形成されている。よって、第1ケース111と第2ケースとの接合としては、例えば、溶着、更に具体的にはレーザー溶着が用いられている。
図3、図4に示すように、第1構成部110は、第1ケース111、燃料流入パイプ112、およびフィルタ113等を備えている。また、第2構成部120は、第2ケース121、仕切り板122、バルブ123、主流路124、分岐流路125、第1逆止弁126、第2逆止弁127、燃料流出パイプ128、およびエジェクタ用パイプ129等を備えている。
第1構成部110において、第1ケース111は、後述する第2ケース121側(ここでは下側)に開口部111aを有する容器となっており、開口部111aの外周部には、外周壁に対して交差する方向で外側に突出するフランジ部111bが形成されている。第1ケース111の内部は、内部空間111cとなっている。内部空間111cは、適切な容積設定されることにより、後述するバルブ123が閉じられたときに生ずる蒸発燃料の脈動を抑制するチャンバーとしての機能を果たすようになっている。また、内部空間111cは、流入された蒸発燃料を、後述する仕切り板122の連通孔122bに流す内部流路を形成する。内部流路は、後述する第2ケース121内に形成される主流路124の上流側を形成する流路となる。
燃料流入パイプ112は、燃料タンク60(キャニスタ70)側から蒸発燃料を第1ケース111(内部空間111c)内に流入させるパイプであり、第1ケース111と一体的に形成されている。燃料流入パイプ112は、第1ケース111において天井側(ここでは上側)で凹みが形成された部位に設けられており、燃料流入パイプ112の長手方向は、フランジ部111bが突出する方向と平行となるように配置されている。
フィルタ113は、蒸発燃料中の塵や埃等を捕捉するものであり、内部空間111cによって形成される内部流路の途中部位に配設されている。フィルタ113は、例えば微細な網目状を成すメッシュ部材から形成されている。
第2構成部120において、第2ケース121は、上記第1ケース111側(ここでは上側)に開口部121aを有する容器となっており、開口部121aの外周部には、外周壁に対して交差する方向で外側に突出するフランジ部121bが形成されている。更に、フランジ部121bの内側領域には、後述する仕切り板122の外周部が挿入される段部121cが形成されている。
また、第2ケース121の底部側で、燃料流入パイプ112の長手方向に直交して互いに対向する側壁において、後述する燃料流出パイプ128、およびエジェクタ用パイプ129に対応する部位は、共に内側に凹むように形成されている。凹まされた内側は、円筒状の空間を形成している。そして、凹まされた底部側となる壁は、第1壁部121d、および第2壁部121eとなっている。第1壁部121dの中心領域には、後述する第1逆止弁126用の支持孔121fと、この支持孔121fを中心として周方向に複数並ぶ連通孔121gとが設けられている。同様に、第2壁部121eの中心領域には、後述する第2逆止弁127用の支持孔121hと、この支持孔121hを中心として周方向に複数並ぶ連通孔121iとが設けられている。
支持孔121fは、第1逆止弁126の支持部126bを固定する孔であり、また、支持孔121hは、第2逆止弁127の支持部127bを固定する孔である。また、連通孔121gは、第2ケース121内と後述する燃料流出パイプ128とを連通させる孔であり、また、連通孔121iは、第2ケース121内と後述するエジェクタ用パイプ129とを連通させる孔である。
尚、第2ケース121の側壁の外側面には、車両への取付け用のための取付け部121jが一体的に形成されている。取付け部121jは、例えば2つ設定されており、燃料流出パイプ128、およびエジェクタ用パイプ129と並ぶように配置されて、各パイプ128、129の長手方向に延びるように形成されている。
仕切り板122は、板状の部材であり、第2ケース121の開口部121aを閉塞するように、外周部が段部121cに挿入されて、第2ケース121に接合されている。第2ケース121と仕切り板122との接合としては、例えば、溶着、更に具体的にはレーザー溶着が用いられている。
仕切り板122において、第1ケース111内のフィルタ113よりも下流側となる領域に対応する部位には、一部、厚肉となる厚肉部122aが形成されており、この厚肉部122aには、連通孔122bが形成されている。連通孔122bは、第1ケース111の内部空間111cと、第2ケース121内とを連通させる孔である。また、厚肉部122aにおいて、第2ケース121側となる連通孔122bの外周部分は、後述するバルブ123の弁体123aが着座する弁座122cとなっている。
バルブ123は、上記連通孔122bを開閉する開閉手段であり、第2ケース121内において、連通孔122bと対向する部位に配設されている。バルブ123は、弁体123a、電磁コイル123b、およびスプリング123cを備えた電磁弁が使用されている。バルブ123は、図示しない制御部によって、コネクタ123dのターミナル123eを介して電磁コイル123bに通電されたときの電磁力と、スプリング123cの弾性力とのバランスによって、弁体123aを移動させて連通孔122bを開閉するようになっている。
バルブ123は、通常は連通孔122bを閉じた状態を維持しており、制御部によって電磁コイルに通電されると、電磁力がスプリングの弾性力に打ち勝って、連通孔122bを開いた状態にするようになっている。尚、制御部は、通電のオン時間とオフ時間とによって形成される1周期の時間に対するオン時間の比率、即ちデューティ比を調節して電磁コイルに通電することで、後述する主流路124を流通する蒸発燃料の流量を調節できるようになっている。
主流路124は、第2ケース121内において蒸発燃料が流通する流路であり、連通孔122b、バルブ123の弁体123a、第2ケース121内部、更には第1壁部121dの連通孔121gを介して燃料流出パイプ128に至る流路として形成されている。
分岐流路125は、第2ケース121内において上記主流路124から分岐する流路であり、バルブ123の弁体123aから第2ケース121内部、第2壁部121eの連通孔121iを介してエジェクタ用パイプ129に至る流路として形成されている。よって、バルブ123(弁体123a)は、分岐流路125が分岐する分岐点よりも上流側となる主流路124に配置されていることになる。
第1逆止弁126は、主流路124において、分岐流路125が分岐する分岐点よりも下流側に配設された弁である。具体的には、第1逆止弁126は、第1壁部121dに配設されている。第1逆止弁126は、主流路124において、燃料流入パイプ112から燃料流出パイプ128への蒸発燃料の本来の流通を許容すると共に、燃料流出パイプ128から燃料流入パイプ112への、即ち、吸気マニホールド10側からキャニスタ70側への蒸発燃料の逆流を阻止するようになっている。第1逆止弁126は、蒸発燃料の本来の流通に伴って流路を開き、蒸発燃料の逆流に伴って流路を閉じる弁体が使用されている。
具体的には、第1逆止弁126は、例えば、ゴム材(フロロシリコン、フッ素ゴム、サイフェル等)から形成されており、可撓性を有する傘状の弁体126aと、棒状の支持部126bと備えている。支持部126bは、第1壁部121dにおける支持孔121fに挿通されて固定されている。第1逆止弁126は、弁体126aの前後の圧力差に応じて連通孔121gを開閉するようになっている。即ち、第1逆止弁126は、吸気マニホールド10内が負圧(大気圧以下)となると、弁体126aが後述する燃料流出パイプ128の位置規制部128b側に撓んで、連通孔121gを開状態とすると共に、過給機40の作動時に吸気マニホールド10内が正圧(大気圧以上)となると、弁体126aが第1壁部121d側に撓んで、連通孔121gを閉状態とするようになっている。
第2逆止弁127は、分岐流路125に配設された弁である。具体的には、第2逆止弁127は、第2壁部121eに配設されている。第2逆止弁127は、分岐流路125において、燃料流入パイプ112から内部空間111c、連通孔122b、バルブ123(弁体123a)、分岐流路125、更にはエジェクタ用パイプ129への蒸発燃料の本来の流通を許容すると共に、エジェクタ用パイプ129から、燃料流出パイプ128あるいは燃料流入パイプ112への蒸発燃料の逆流を阻止するようになっている。即ち、第2逆止弁127は、過給機40上流側の吸気管20側から吸気マニホールド10側への蒸発燃料の逆流、あるいは、過給機40上流側の吸気管20側からキャニスタ70側への蒸発燃料の逆流を阻止するようになっている。第2逆止弁127は、上記第1逆止弁126と同様に、蒸発燃料の本来の流通に伴って流路を開き、蒸発燃料の逆流に伴って流路を閉じる弁体が使用されている。
具体的には、第2逆止弁127は、上記第1逆止弁126と同様に、ゴム材から形成されており、弁体127aと支持部127bとを備えている。支持部127bは、第2壁部121eにおける支持孔121hに挿通されて固定されている。第2逆止弁127は、弁体127aの前後の圧力差に応じて連通孔121iを開閉するようになっている。即ち、第2逆止弁127は、過給機40が作動して吸気の一部が還流路41からエジェクタ42に流入してノズル部42aの先端側において負圧(大気圧以下)となると、弁体127aが後述するエジェクタ用パイプ129の位置規制部129b側に撓んで、連通孔121iを開状態とすると共に、過給機40が停止してノズル部42aの先端側における負圧の発生がなくなると、弁体127aが第2壁部121e側に撓んで、連通孔121iを閉状態とするようになっている。
燃料流出パイプ128は、第1逆止弁126の下流側で主流路124に連通して、第2ケース121の外側に突出すると共に、吸気マニホールド10へ蒸発燃料を流出させるパイプとなっている。燃料流出パイプ128は、第2ケース121に対しては、別部品として形成されており、燃料流入パイプ112と同一方向を向くように第2ケース121に接合されている。第2ケース121と燃料流出パイプ128との接合は、例えば、溶着、更に具体的には超音波溶着が用いられている。尚、溶着方法としては、その他、レーザー溶着等を用いても良い。
燃料流出パイプ128の付け根部側にはフランジ部128aが設けられ、またフランジ部128aの第1逆止弁126と対向する部位には位置規制部128bが設けられている。フランジ部128aは、第2ケース121に対する接合部を形成するものであり、燃料流出パイプ128の軸方向に直交する方向に突出する円板状に形成されている。そして、フランジ部128aは、第2ケース121の第1壁部121dと対向して、凹まされた側壁部の開口側を塞ぐように組付けされて、フランジ部128aの外周側と凹みの内周側とが互いに接合されている。
また、位置規制部128bは、第1逆止弁126が開状態となったときの、弁体126aの位置を規制して、撓み量を抑制するものである。位置規制部128bは、フランジ部128aにおいて、燃料流出パイプ128の孔の周りで放射状に配置されて第1逆止弁126側に突出する複数の板状の突出部として形成されている。
エジェクタ用パイプ129は、第2逆止弁127の下流側で分岐流路125に連通して、第2ケース121の外側に突出すると共に、エジェクタ42の吸引部42bへ蒸発燃料を流出させるパイプとなっている。エジェクタ用パイプ129は、上記燃料流出パイプ128と同様に、第2ケース121に対しては、別部品として形成されており、燃料流入パイプ112とは反対側を向くように第2ケース121に接合されている。第2ケース121とエジェクタ用パイプ129との接合は、例えば、溶着、更に具体的には超音波溶着が用いられている。尚、溶着方法としては、その他、レーザー溶着等を用いても良い。
エジェクタ用パイプ129の付根側には、フランジ部129aが設けられ、またフランジ部129aの第2逆止弁127と対向する部位には位置規制部129bが設けられている。フランジ部129aは、第2ケース121に対する接合部を形成するものであり、エジェクタ用パイプ129の軸方向に直交する方向に突出する円板状に形成されている。そして、フランジ部129aは、第2ケース121の第2壁部121eと対向して、凹まされた側壁部の開口側を塞ぐように組付けされて、フランジ部129aの外周側と凹みの内周側とが互いに接合されている。
また、位置規制部129bは、第2逆止弁127が開状態となったときの、弁体127aの位置を規制して、撓み量を抑制するものである。位置規制部129bは、フランジ部129aにおいて、エジェクタ用パイプ129の孔の周りで放射状に配置されて第2逆止弁127側に突出する複数の板状の突出部として形成されている。
第1構成部110と第2構成部120との接合にあたっては、第1ケース111のフランジ部111bと、第2ケース121のフランジ部121bとによって、仕切り板122の外周部が挟み込まれるようにして、第1ケース111の内部空間111cと、第2ケース121の主流路124の上流側とが連通するように、両フランジ部111b、121bの当接する部位が互いに接合されている。
次に、上記構成に基づく蒸発燃料パージ装置100の作動について説明する。蒸発燃料パージ装置100は、過給機40が作動されないときの「通常パージ」と、過給機40が作動されたときの「過給時パージ」とを行う。
1.通常パージ
車両の走行時において、過給機40が作動していない場合に、図示しない制御部によってバルブ123が開かれると、ピストンの吸入作用によって発生する吸気マニホールド10内の負圧と、キャニスタ70にかかる大気圧との差によって、キャニスタ70内に吸着された蒸発燃料は、燃料流入パイプ112、内部空間(内部流路)111c、フィルタ113、連通孔122b、バルブ123、主流路124、第1逆止弁126(連通孔121g)、および燃料流出パイプ128を流れ、吸気マニホールド10内に吸引される(図1中の主流路124側の実線矢印)。
第1逆止弁126が開状態となるとき、弁体126aは、位置規制部128bによって位置規制されて、撓み量が抑制される。尚、バルブ123が閉じられたときに生じ得る蒸発燃料の脈動は、内部空間111cのチャンバー作用(吸収作用)により抑制される。
そして、吸気マニホールド10内に吸引された蒸発燃料は、インジェクタ等からエンジンに供給される本来の燃焼用燃料と混合されて、エンジンのシリンダ内で燃焼される。尚、エンジンのシリンダ内においては、燃焼用燃料と吸気との混合割合である空燃比が予め定めた所定の空燃比となるように制御される。制御部は、バルブ123の開閉時間をデューティ制御することで、蒸発燃料をパージしても、所定の空燃比が維持されるように、蒸発燃料のパージ量を調節するようになっている。
ここで、分岐流路125には、第2逆止弁127が設けられている。よって、過給機40の上流側からディフューザ部42c、吸引部42bを通ってエジェクタ用パイプ129側から吸気マニホールド10側、あるいはキャニスタ70側へ吸気が流れようとしても、第2逆止弁127が閉じられるので、蒸発燃料の逆流が阻止されることになる。
2.過給時パージ
車両の走行時において、過給機40が作動している場合には、吸気マニホールド10内は加圧された吸気によって正圧となるので、上記のような蒸発燃料の吸引が困難となる。過給時パージにおいては、過給機40によって過給された吸気の一部が、過給機40の下流側から、還流路41、エジェクタ42内を流通して、過給機40の上流側に戻る(図1中の過給機40とエジェクタ42間の破線矢印)。
このとき、制御部によってバルブ123が開かれると、エジェクタ42の吸引部42bの吸引作用により、キャニスタ70内に吸着された蒸発燃料は、燃料流入パイプ112、内部空間(内部流路)111c、フィルタ113、連通孔122b、バルブ123、分岐流路125、第2逆止弁127(連通孔121i)、およびエジェクタ用パイプ129を通り、吸引部42bからエジェクタ42に吸引され、エジェクタ42内を流通する吸気と共に過給機40の上流側に供給される(図1中の分岐流路125、エジェクタ42における実線矢印)。
上記の通常パージの場合と同様に、第2逆止弁127が開状態となるとき、弁体127aは、位置規制部129bによって位置規制されて、撓み量が抑制される。尚、バルブ123が閉じられたときに生じ得る蒸発燃料の脈動は、内部空間111cのチャンバー作用(吸収作用)により抑制される。
そして、過給機40の上流側に供給された吸気と蒸発燃料は、吸気管20を介して吸気マニホールド10内に至り、インジェクタ等からエンジンに供給される本来の燃焼用燃料と混合されて、エンジンのシリンダ内で燃焼される。この場合も、制御部は、バルブ123の開閉時間をデューティ制御することで、吸気管20に蒸発燃料をパージしても、所定の空燃比が維持されるように、蒸発燃料のパージ量を調節するようになっている。
ここで、主流路124には、第1逆止弁126が設けられている。よって、過給機40によって正圧となる吸気マニホールド10側から主流路124を通って、キャニスタ70側に蒸発燃料が逆流しようとしても、第1逆止弁126が閉じられるので、蒸発燃料の逆流が阻止されることになる。
このように、本蒸発燃料パージ装置100においては、過給機40を備えるエンジンであっても、蒸発燃料を吸気マニホールド10あるいは、過給機40の上流側に供給することができる。
そして、本実施形態の蒸発燃料パージ装置100においては、第1構成部110を形成する第1ケース111と、第2構成部120を形成する第2ケースとが接合されることで形成されている。
第1構成部110においては、第1ケース111の内部空間111cは、バルブ123が閉じられたときに生ずる蒸発燃料の脈動を抑制するチャンバーとすることができる。また、第2構成部120においては、機能部品としてのバルブ123、第1逆止弁126、および第2逆止弁127が集約された構成部とすることができる。第2構成部120は、バルブ123、第1、第2逆止弁126、127(各機能部品)が設けられることからコスト的に高価なものとなる。
ここで、種々の車両側の要求条件によっては、例えば、チャンバーの容量(第1ケース111内の容積)、燃料流入パイプ112の向きあるいは外径寸法等の異なるものが必要になる場合がある。このような場合を想定して予め幾つかの水準設定した第1構成部110の中から、必要とされる第1構成部110を第2構成部120に接合することで、第2構成部120を常に共通使用しつつ、各車両に対応可能となる蒸発燃料パージ装置100を提供することが可能となる。よって、車両側の要求によるバリエーションに対して蒸発燃料パージ装置100をその都度設定する場合に比べて、安価な対応が可能となる。
更に、本実施形態では、第2ケース121において、燃料流出パイプ128、およびエジェクタ用パイプ129は、第2ケース121に対して別部品として形成されており、第2ケース121に接合されて、第2構成部120が形成されるようになっている。
これにより、第2構成部120において、例えば、燃料流出パイプ128、あるいはエジェクタ用パイプ129の仕様の異なる蒸発燃料パージ装置100が要求される場合(各パイプ128、129の向きあるいは外径寸法等の異なる場合)にも、要求仕様に合った燃料流出パイプ128、あるいはエジェクタ用パイプ129を第2ケース121に接合した第2構成部120を形成して、この第2構成部120を用いて蒸発燃料パージ装置100とすることで容易に対応可能となる。つまり、この場合では、第2ケース121内にバルブ123、および第1、第2逆止弁126、127を備えるものを1つの基本構成部として常に共通使用しつつ、各車両に対応可能となる蒸発燃料パージ装置100を提供することが可能となる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態に対して、第1ケース111において、燃料流入パイプ112は、第1ケース111に対して別部品として形成されるものとして、燃料流入パイプ112を第1ケース111接合することで、第1構成部110が形成されるようにしても良い。
これにより、第1構成部110において、燃料流入パイプ112の仕様の異なる蒸発燃料パージ装置100が要求される場合にも、要求仕様に合った燃料流入パイプ112を第1ケース111に接合した第1構成部110を形成して、この第1構成部110を用いて蒸発燃料パージ装置100とすることで容易に対応可能となる。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、燃料流出パイプ128、およびエジェクタ用パイプ129は、第2ケース121に対して、別部品として形成されて、第2ケース121に接合されるものとしたが、これに限らず、相手側車両の要求条件に応じて、各パイプ128、129のバリエーションの水準が少なければ、少なくとも一方のパイプを第2ケース121と一体的に形成されるパイプとしても良い。この場合では、部品点数の低減、接合工数の低減を図ることができる。
また、上記各実施形態では、第1ケース111に内部空間111cを設けて、蒸発燃料の脈動を抑制するチャンバーの機能を持たせるようにしたが、チャンバー機能が不要で、また、フィルタ113の設定が不要である場合は、第1ケース111における内部空間111cの容積を可能な限り小さくして、例えば、第1ケース111を板状にしてやれば、車両の要求条件に対しては、燃料流入パイプ112の形状のみを変更して対応することが可能となる。
尚、上記のように第1ケース111を板状にして対応する場合に、第1ケース111自体を廃止して、仕切り板122を第1ケースに置き換えて、厚肉部122aの外側となる部位をパイプ状に延設して燃料流入パイプ112とすることで、対応が可能である。この場合、厚肉部122a内の連通孔122bが第1ケースの内部空間となる。
また、上記各実施形態では、燃料流出パイプ128、エジェクタ用パイプ129には、第2ケース121へ接合するためのフランジ部128a、129aを設けるようにしたが、これに限定されることなく、フランジ部128a、129aを廃止して、各パイプ128、129の付け根部側の端部を突き合わせ接合するものとしても良い。また、位置規制部128b、129bは、必要に応じて廃止しても良い。
また、上記第1実施形態において、第1ケース111と第2ケース121との接合、および第2ケース121と各パイプ128、129との接合において、溶着(例えば、超音波溶着、レーザー溶着等)を用いるものとして説明したが、これに限らず、接着による接合、機械的な締結による接合等としても良い。
また、各パイプ112、128、129の向きは、上記各実施形態に限定されるものではなく、車両側の要求仕様に応じて種々の向きへの設定が可能である。
10 吸気マニホールド(エンジンの吸入部)
40 過給機
41 還流路(流路)
42 エジェクタ
42b 吸引部
60 燃料タンク
100 蒸発燃料パージ装置
110 第1構成部
111 第1ケース
112 燃料流出パイプ
120 第2構成部
121 第2ケース
123 バルブ
124 主流路
125 分岐流路
126 第1逆止弁
127 第2逆止弁
128 燃料流出パイプ
129 エジェクタ用パイプ

Claims (5)

  1. 燃料タンク(60)内で発生する蒸発燃料を、過給機(40)を備えるエンジンにパージする蒸発燃料パージ装置において、
    第1ケース(111)と、
    前記燃料タンク(60)側から前記第1ケース(111)内に前記蒸発燃料を流入させる燃料流入パイプ(112)とが設けられた第1構成部(110)と、
    第2ケース(121)と、
    前記第2ケース(121)内に形成されて、前記蒸発燃料が流通する主流路(124)および前記主流路(124)から分岐する分岐流路(125)と、
    前記分岐流路(125)の分岐点よりも上流側となる前記主流路(124)に配置されて前記主流路(124)を開閉するバルブ(123)と、
    前記分岐点よりも下流側となる前記主流路(124)に配置されて、前記主流路(124)における前記蒸発燃料の逆流を阻止する第1逆止弁(126)と、
    前記分岐流路(125)に配置されて、前記分岐流路(125)における前記蒸発燃料の逆流を阻止する第2逆止弁(127)と、
    前記第1逆止弁(126)の下流側で前記主流路(124)に連通し、前記第2ケース(121)の外側に突出して、前記エンジンの吸入部(10)へ前記蒸発燃料を流出させる燃料流出パイプ(128)と、
    前記第2逆止弁(127)の下流側で前記分岐流路(125)に連通し、前記第2ケース(121)の外側に突出して、前記過給機(40)の下流側と上流側とを繋ぐ流路(41)の途中に設けられるエジェクタ(42)の吸引部(42b)へ前記蒸発燃料を流出させるエジェクタ用パイプ(129)とが設けられた第2構成部(120)とを備え、
    前記第1ケース(111)の内部と、前記主流路(124)の上流側とが連通するように、前記第1ケース(111)と前記第2ケース(121)とが接合されていることを特徴とする蒸発燃料パージ装置。
  2. 前記燃料流出パイプ(128)は、前記第2ケース(121)に対して別部品として形成されており、前記第2ケース(121)に接合されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料パージ装置。
  3. 前記エジェクタ用パイプ(129)は、前記第2ケース(121)に対して別部品として形成されており、前記第2ケース(121)に接合されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蒸発燃料パージ装置。
  4. 前記燃料流入パイプ(112)は、前記第1ケース(111)に対して別部品として形成されており、前記第1ケース(111)に接合されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の蒸発燃料パージ装置。
  5. 前記燃料流出パイプ(128)、あるいは前記エジェクタ用パイプ(129)の付け根部側には、軸方向に直交する方向に突出するフランジ部(128a、129a)が形成されており、
    前記第2ケース(121)の前記燃料流出パイプ(128)、あるいは前記エジェクタ用パイプ(129)に対応する位置の側壁は、内側に凹むように形成されており、
    前記フランジ部(128a、129a)によって前記凹みの開口側が塞がれるようにして、前記フランジ部(128a、129a)の外周側と前記凹みの内周側とが接合されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の蒸発燃料パージ装置。
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