JP2014225353A - 配線ダクト接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】過失あるいは故意でハンドルをオフ操作されにくくした配線ダクト接続装置を提供する。
【解決手段】配線ダクト接続装置1は、1次側の接触子と、遮断器5,6と、カバー7とを備える。1次側の接触子は、配電用の導電部材を収納した配線ダクト17の導体18a〜18cに接続する。遮断器5,6は、接触子と2次側の回路との間に接続され、装置本体8の表面に露出する操作ハンドル3,4のオフ操作によって1次側と2次側との間を電気的に遮断する。カバー7は、装置本体8に着脱自在に取り付けられ、装置本体8に取り付けられた状態で操作ハンドル3,4の操作を制限する。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線ダクト接続装置に関するものである。
従来、配線ダクトに着脱自在に取り付けられる配線ダクト用プラグがあった(例えば特許文献1参照)。配線ダクトは、例えばデータセンタのように多数の電気機器が使用される建物に設置される。データセンタの天井に設置された配線ダクトから、配線ダクト用プラグを介してサーバラック等に電力が供給される。特許文献1の配線ダクト用プラグは、2次側への給電を遮断するための回路遮断器をボディに収納していた。
特開2012−114000号公報
上記特許文献1に開示された配線ダクト用プラグでは、ボディの表面に回路遮断器のハンドルが露出しているため、作業者が回路遮断器のハンドルに誤って触れてしまい、2次側への給電が遮断されてしまう可能性があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、過失あるいは故意でハンドルをオフ操作されにくくした配線ダクト接続装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の配線ダクト接続装置は、配電用の導電部材を収納した配線ダクトの前記導電部材に接続する1次側の接触子と、前記接触子と2次側の回路との間に接続され、装置本体の表面に露出する操作ハンドルのオフ操作によって1次側と2次側との間を電気的に遮断する遮断器と、前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、前記装置本体に取り付けられた状態で前記操作ハンドルの操作を制限する制限部とを備えることを特徴とする。
この発明において、前記制限部は、前記操作ハンドルを覆うことによって前記操作ハンドルの操作を制限することも好ましい。
この発明において、前記制限部は、前記操作ハンドルがオン位置に切り替えられた状態で、前記操作ハンドルの動きを規制することで、前記操作ハンドルの操作を制限することも好ましい。
この発明において、前記制限部は、透光性を有する材料で形成されたことも好ましい。
この発明において、前記制限部は、不透明な材料で形成されたことも好ましい。
この発明において、前記制限部が前記操作ハンドルの操作を規制している状態を保持し、所定操作により前記制限部の保持を解除する保持部を備えることも好ましい。
本発明によれば、装置本体に取り付けられた制限部が、遮断器の操作ハンドルの操作を制限するので、過失あるいは故意で操作ハンドルが操作されにくくなる。
(a)は実施形態の配線ダクト接続装置が配線ダクトに取り付けられた状態の斜視図、(b)は要部拡大図である。 (a)は同上の右側面の要部拡大図、(b)(c)は要部斜視図である。 同上の他の形態を示す斜視図である。 同上の配線ダクトシステムの説明図である。 同上のまた別の形態を示す斜視図である。
以下に、本発明の技術思想を、単相3線式配線の配線ダクトに用いる配線ダクト接続装置に適用した実施形態について図面を参照して説明する。尚、配線ダクトは単相3線式配線に限定されず、三相3線式配電方式や三相4線式配電方式等であってもよい。
配線ダクト接続装置の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。尚、以下の説明では図1(a)に示す向きを基準として上下左右の方向を規定し、図2(a)における左右方向を前後方向として説明するが、この方向は説明の便宜上定義するものであり、実際の使用状態での方向を上記の方向に限定するものではない。
配線ダクト接続装置1は図1及び図2(a)に示すように、接触子20a〜20cと、遮断器5,6と、カバー7とを備える。接触子20aは、配線ダクト17の導体18aに接続する。同様に、接触子20bは導体18bに接続し、接触子20cは導体18cに接続する。遮断器5,6は、二次側の負荷に異常な電流が流れたときに一次側からの給電を自動的に遮断する異常遮断機能を備えている。遮断器5は、接触子20a,20bと2次側の回路との間に接続され、装置本体8の表面に露出する操作ハンドル3の操作によって1次側と2次側との間を電気的に遮断又は接続することが可能である。遮断器6は、接触子20b,20cと2次側の回路との間に接続され、装置本体8の表面に露出する操作ハンドル4の操作によって1次側と2次側との間を電気的に遮断又は接続することが可能である。カバー7は、装置本体8に着脱自在に取り付けられ、装置本体8に取り付けられた状態で操作ハンドル3,4の操作を制限する。
図1及び図2に示すように、この配線ダクト接続装置が接続される配線ダクト17について説明する。
配線ダクト17は、図1及び図2に示す長尺の角筒状であり、配線ダクト17の下面には長手方向の全体にわたって溝19が開口している。配線ダクト17の内側には、長手方向に沿って3本の導体18a〜18cが配置されている。導体18a〜18cは、単相3線式のAC100/200Vの電源に接続している。導体18aは、単相3線配線の中性線に相当し、配線ダクト17内の天面に設けられている。導体18b,18cは電圧線に相当し、配線ダクト17内の両側面にそれぞれ設けられている。尚、電源の電圧はAC100/200Vに限定されず、例えばAC240/480V等の適宜の電圧であってよい。
配線ダクト接続装置1は、合成樹脂製のボディ9及び端子カバー10からなる装置本体8を備える。ボディ9は縦長の箱状に形成されており、端子カバー10は上面が開口した角筒状に形成されている。
ボディ9の上面には、配線ダクト17の溝19に挿入される挿入部2が設けられている。挿入部2は図2(a)〜(c)に示すように、ボディ9の上部表面から上側に突出する板状に形成され、挿入部2の奥行き寸法は溝19の幅寸法よりも小さく形成されている。挿入部2の上面には凹部2Aが設けられ、凹部2A内には、金属製の接触子20aが設けられている。挿入部2の一方の面(前面)には孔2Bが設けられており、金属製の接触子20bが孔2Bから進退自在に設けられている。同様に、挿入部2の他方の面(背面)には孔2Cが設けられており、金属製の接触子20cが孔2Cから進退自在に設けられている。
ボディ9の両側面の上部には、レバー15a,16aが設けられている。レバー15a、16aは回転自在に設けられ、レバー15a,16aが共に前方を向いている状態では、接触子20bは孔2B内に退避しており、接触子20cは孔2C内に退避している。一方、レバー15aが左方向を向く位置に回転し、レバー16aが右方向を向く位置に回転した状態では、接触子20bは孔2Bから外に突出し、接触子20cは孔2Cから外に突出している。
レバー15aの回転軸には矩形板状の固定板15bが連結され、レバー16aの回転軸には矩形板状の固定板16bが連結されている。固定板15b,16bの幅寸法は、溝19の幅寸法よりも小さくなるように形成されており、固定板15b,16bの長さ寸法は溝19の幅寸法よりも大きくなるように形成されている。固定板15bはレバー15aとともに回転し、レバー15aが前方を向く位置まで回転すると、固定板15bの長手方向が挿入部2の長手方向と平行になる。同様に、固定板16bはレバー16aとともに回転し、レバー16aが前方を向く位置まで回転すると、固定板16bの長手方向が挿入部2の長手方向と平行になる。
ここで、ボディ9を配線ダクト17に接続する方法を説明する。レバー15a,16aが共に前方を向いている状態で、ボディ9の上部が配線ダクト17の側面に当接する位置まで挿入部2を配線ダクト17の溝19に挿入すると、接触子20aが導体18aに接触する。接触子20aが導体18aに接触した状態で、レバー15aを前方から左方向に回転させ、レバー16aを前方から右方向へ回転させる。レバー15a,16aを回転させることにより、孔2Bから外に突出した接触子20bが導体18bに接触して導通し、孔2Cから外に突出した接触子20cが導体18cに接触して導通する。また、固定板15bはレバー15aとともに回転して、配線ダクト17の溝19の内側の周縁部分に係止される。同様に、固定板16bはレバー16aとともに回転して、配線ダクト17の溝19の内側の周縁部分に係止される。固定板15b,16bが配線ダクト17の溝19の周縁部分に係止されることにより、装置本体8が配線ダクト17に係止される。
ボディ9の前面には、遮断器5,6と、遮断器5,6の1次側に通電されると点灯する通電ランプ11とが設けられている。
遮断器5は操作ハンドル3を備え、遮断器6は操作ハンドル4を備えている。遮断器5の1次側端子は、例えば被覆電線等(図示せず)を介して接触子20a,20bに接続しており、遮断器5の2次側端子には給電ケーブル13が接続されている。遮断器6の1次側端子は、例えば被覆電線等(図示せず)を介して接触子20b,20cに接続しており、遮断器6の2次側端子には給電ケーブル13が接続されている。遮断器5は、操作ハンドル3がON位置(例えば上側)に切り替えられた状態では1次側端子と2次側端子との間を電気的に接続し、操作ハンドル3がOFF位置(例えば下側)に切り替えられた状態では1次側端子と2次側端子との間を電気的に遮断する。同様に、遮断器6は、操作ハンドル4の操作に応じて遮断器6の1次側端子と2次側端子との間を電気的に遮断又は接続する。また、遮断器5,6は異常遮断機能を備えており、遮断器5は、操作ハンドル3がON位置であっても、二次側の負荷に異常な電流が流れたときに一次側からの給電を自動的に遮断する。同様に、遮断器6は、操作ハンドル4がON位置であっても、二次側の負荷に異常な電流が流れたときに一次側からの給電を自動的に遮断する。本実施形態では、例えば遮断器5をAC100V用、遮断器6をAC200V用としており、遮断器5にはAC100V用の回路が接続され、遮断器6にはAC200V用の回路が接続される。尚、遮断器5,6は、異常遮断機能を備えていなくてもよく、操作ハンドル3,4の切り替え操作によって1次側端子と2次側端子との間を電気的に遮断又は接続するものでもよい。
端子カバー10は、ボディ9の下部に着脱自在に取り付けられ、ボディ9の下部に取り付けられた状態では、ボディ9の下部及び遮断器5,6の2次側端子を覆っている。端子カバー10の下面には、給電ケーブル13が引き込まれる引き込み口(図示せず)と、給電ケーブル13の外被を保持するケーブルクランプ12とがそれぞれ2つずつ設けられている。給電ケーブル13は引き込み口を通して端子カバー10の内部に引き込まれ、遮断器5,6の2次側端子に接続されている。給電ケーブル13の外被は、端子カバー10をボディ9に結合させた状態でケーブルクランプ12によって保持されている。尚、本実施形態では、ボディ9は2つの遮断器5,6を備えているが、遮断器の数は2つに限定されず、1乃至複数の遮断器を備えていてもよい。また、ボディ9と端子カバー10とはそれぞれ、合成樹脂で形成されることに限定されず、例えば金属等の適宜の材料で形成されていてもよい。
カバー7は、透光性を有する合成樹脂(例えばアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等)で形成されている。カバー7は、後部が開口した箱状に形成されており、主部7aと側部7b,7cとを有している。主部7aは、ボディ9の表面に沿って湾曲し、ボディ9の前面及び両側面の一部を覆う。側部7b,7cは、主部7aの上辺及び下辺からそれぞれ後方に突出し、側部7b,7cの後端はボディ9の表面に当接する。ボディ9の前面部分を覆うカバー7の奥行き寸法は、操作ハンドル3,4の先端からボディ9の表面までの距離よりも大きくなるように形成されている。そのため、カバー7をボディ9の前面に設置すると、カバー7は操作ハンドル3,4を覆う。尚、カバー7は、主部7aと、側部7b,7cとで構成されることに限定されず、操作ハンドル3,4を覆うことができる適宜の形状であってよい。
カバー7の一方の側縁(左側縁)には、例えば中空筒状の筒部(図示せず)が設けられており、ボディ9の一方の側面(左側面)には軸(図示せず)が設けられている。軸を筒部に挿通させることにより、主部7aはボディ9に回転自在に支持される。カバー7の他方の側縁(右側縁)には固定片14bが設けられている。固定片14bは、カバー7の右側縁から右方向に突出する矩形板状に形成されている。固定片14bの中央部には、ねじ14cを挿通する孔(図示せず)が設けられている。ボディ9には、カバー7の固定片14bと重なるように板状の固定片14aが設けられている。固定片14aの中央部には、ねじ孔(図示せず)が設けられている。
カバー7の左側縁の軸を中心にカバー7を回転させて側部7b,7cをボディ9の表面に当接させ、ねじ14cを固定片14bの孔に挿通させて固定片14aにねじ止め固定することにより、カバー7がボディ9の前面に係止されて操作ハンドル3,4を覆う。
尚、制限部は操作ハンドル3,4を覆うカバー7に限定されず、操作ハンドル3,4がオン位置に切り替えられた状態から動かないようにするものであってもよい。例えば、操作ハンドル3,4の下面に接する矩形板状に形成された制限部をボディ9の前面に取り付け、制限部を操作ハンドル3,4の下面に当てて操作ハンドル3,4がオン位置からオフ位置に動かなくすることで、操作ハンドル3,4の操作を制限してもよい。
ねじ14cを外すと、カバー7を回転させてボディ9の前面を露出させることができるので、操作ハンドル3,4を操作することができるようになる。
尚、ボディ9を覆った状態でカバー7を保持又は所定操作で保持を解除する錠装置21をボディ9が備えていてもよい。
錠装置21は、例えばシリンダー錠からなり、錠ケース21aと、シリンダー21bと、デッドボルト(図示せず)とを備えている。錠ケース21aはボディ9と一体に設けられ、錠ケース21aの内部にはシリンダー21bとデッドボルトとが収納されている。錠ケース21aには、カバー7の端部に設けられた固定片7dがカバー7を閉じた状態で挿入される凹部(図示せず)が設けられている。シリンダー21bは、鍵穴から差し込んだ正規のキー(図示せず)を回すことによって回転させられる。シリンダー21bがロック方向に回転すると、凹部内に差し込まれた固定片7dを係止する位置にデッドボルトがスライド移動し、カバー7がロックされる。シリンダー21bがロック解除方向に回転すると、デッドボルトは固定片7dから離れる位置にスライド移動し、カバー7のロックが解除される。錠装置21は、キーの回転操作に応じて、操作ハンドル3,4を覆った状態のカバー7を保持又は保持を解除する。尚、錠装置21は、シリンダー錠に限定されず、あらかじめ定められた解除方法によって解錠する適宜の錠であってよい。例えば錠装置21は、暗証番号、専用カードキー、指紋等の生体認証によって解錠できる電子錠等であってもよい。また、錠装置21は、操作ハンドル3,4を覆った状態のカバー7を保持又は保持を解除するものであればよく、例えば孔を設けたカバー7と、孔を設けたボディ9とを南京錠の掛け金で施錠するものであってもよい。また、保持部は錠装置に限定されず、例えば通常の工具では回せない特殊な溝や穴が付いたねじを用いて操作ハンドル3,4を覆った状態のカバー7を保持又は保持を解除するものであってもよい。例えばねじは、ねじの頭部に三角穴、四角穴、六角穴、六角星形の穴、複数の穴、又は3本の溝等が設けられたねじ(いじり止めねじ)等であってもよい。
尚、カバー7は、透明な材料で形成されることに限定されず、図3に示すように不透明な材料(例えばABS樹脂等)で形成されていてもよい。不透明な材料で形成されたカバー7が操作ハンドル3,4を覆うことにより、装置本体8の外観を見ただけでは操作ハンドル3,4の存在がわからないため、故意で操作ハンドル3,4が操作されにくくなる。
また、カバー7の左側縁は、軸によってボディ9に支持されることに限定されず、適宜の方法でボディ9に取り付けられていてよい。例えば主部7aの左側縁に、主部7aの表面からボディ9方向に伸びる凸部を設け、凸部に対応する凹部をボディ9の左側面に設けて凸部と凹部とを嵌合させることにより、カバー7の左側縁がボディ9に取り付けられてもよい。また、例えばボディ9の両側面に固定片14aをそれぞれ設け、カバー7の両側縁に固定片14bをそれぞれ設けて、2つのねじ14cによってカバー7がボディ9に取り付けられてもよい。
ここで、本実施形態の配線ダクト接続装置1を用いる配線ダクトシステムを、データセンタに設置した場合の使用状況について図4を用いて説明する。
配線ダクト17は、天井23から長尺の吊り金具24で吊るされて設置されており、給電対象のサーバラック22の上方に配線ダクト接続装置1が接続されている。配線ダクト接続装置1は、給電ケーブル13を介してサーバラック22に接続しており、配線ダクト17からサーバラック22に給電している。配線ダクト接続装置1には制限部があるため、過失あるいは故意で操作ハンドルが操作されにくくなり、負荷への給電が遮断されにくくなる。また、操作ハンドルを操作するためにはドライバーや専用工具等が必要であり、操作ハンドルを操作するまでに時間がかかる。データセンタでは通常、セキュリティカメラによる監視が行われているので、操作ハンドルを操作するまでに時間がかかることによって、故意で操作ハンドルが操作されにくくなる。
また、データセンタでは、サーバラック毎にサーバの運用者が異なる場合が多い。そこで、サーバラック22毎に異なる鍵でカバー7を開けられる錠装置21を備えた配線ダクト接続装置1を使用すれば、他のキーではカバー7が開けられないので、セキュリティが向上する。尚、この場合の配線ダクト接続装置1は、配線ダクト接続装置1毎にカバー7の保持を解除する方法が異なっていればよく、例えば錠の解錠方法を変えたり、いじり止めねじの種類を変えたりしてもよい。これにより、過失あるいは故意で操作ハンドルが操作されにくくなる。
以上説明したように、本実施形態の配線ダクト接続装置1は、配電用の導体を収納した配線ダクト17の導体18a〜18cに接続する1次側の接触子20a〜20cと、接触子20a〜20cと2次側の回路との間に接続され、装置本体8の表面に露出する操作ハンドル3,4のオフ操作によって1次側と2次側との間を電気的に遮断する遮断器5,6と、装置本体8に着脱自在に取り付けられ、装置本体8に取り付けられた状態で操作ハンドル3,4の操作を制限するカバー7とを備える。
装置本体8に取り付けられたカバー7が、遮断器5,6の操作ハンドル3,4の操作を制限するので、過失あるいは故意で操作ハンドル3,4が操作されにくくなる。
カバー7は、操作ハンドル3,4を覆うことによって操作ハンドル3,4の操作を制限するものでもよい。カバー7が操作ハンドル3,4を覆うことにより、カバー7を開けなければ操作ハンドル3,4に触れることができないので、過失あるいは故意で操作ハンドル3,4が操作されにくくなる。
制限部は、操作ハンドル3,4がオン位置に切り替えられた状態で、操作ハンドル3,4の動きを規制することで、操作ハンドル3,4の操作を制限するものであってもよい。制限部は操作ハンドル3,4をオン位置の状態で動きを規制することにより、制限部を装置本体8から取り外さなければ操作ハンドル3,4を動かすことができないので、過失あるいは故意で操作ハンドル3,4が操作されにくくなる。
カバー7は、透光性を有する材料で形成されていてもよい。そのため、カバー7を装置本体8に取り付けた状態で操作ハンドル3,4の状態を見ることができる。
カバー7は、不透明な材料で形成されていてもよい。カバー7が不透明な材料で形成されることにより、カバー7が装置本体8に取り付けられた状態では、操作ハンドル3,4の存在が外観からはわかりにくくなるため、故意で操作ハンドル3,4が操作されにくくなる。
カバー7は、操作ハンドル3,4の操作を規制している状態を保持し、所定操作によりカバー7の保持を解除する錠装置21を備えていてもよい。カバー7とボディ9との保持を解除する所定操作を行わなければ、カバー7を開けることができないので、過失あるいは故意で操作ハンドル3,4が操作されにくくなる。
1 配線ダクト接続装置
2 挿入部
3,4 操作ハンドル
5,6 遮断器
7 カバー(制限部)
8 装置本体
9 ボディ
10 端子カバー
11 通電ランプ
13 給電ケーブル
14a,14b 固定片
14c ねじ
15a,16a レバー
17 配線ダクト
18a〜18c 導体(導電部材)
19 溝
20a〜20c 接触子
21 錠装置(保持部)

Claims (6)

  1. 配電用の導電部材を収納した配線ダクトの前記導電部材に接続する1次側の接触子と、
    前記接触子と2次側の回路との間に接続され、装置本体の表面に露出する操作ハンドルのオフ操作によって1次側と2次側との間を電気的に遮断する遮断器と、
    前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、前記装置本体に取り付けられた状態で前記操作ハンドルの操作を制限する制限部と
    を備えることを特徴とする配線ダクト接続装置。
  2. 前記制限部は、前記操作ハンドルを覆うことによって前記操作ハンドルの操作を制限することを特徴とする請求項1に記載の配線ダクト接続装置。
  3. 前記制限部は、前記操作ハンドルがオン位置に切り替えられた状態で、前記操作ハンドルの動きを規制することで、前記操作ハンドルの操作を制限することを特徴とする請求項1に記載の配線ダクト接続装置。
  4. 前記制限部は、透光性を有する材料で形成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の配線ダクト接続装置。
  5. 前記制限部は、不透明な材料で形成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の配線ダクト接続装置。
  6. 前記制限部が前記操作ハンドルの操作を規制している状態を保持し、所定操作により前記制限部の保持を解除する保持部
    を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の配線ダクト接続装置。
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