JP2014225016A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 対象物（１８）にマーキングするラベル（２）であって、
   トップサイド（６）とボトムサイド（８）とを有するキャリア材（４）と、前記キャリア材（４）は少なくとも前記トップサイド（６）において印刷可能であり、
   前記ボトムサイド（８）に設けられた接着層（１０）と、
   前記トップサイド（６）に設けられ、アクティベート可能な接着層（１２）と、を備え、
   前記ボトムサイド（８）およびトップサイド（６）に設けられた前記各接着層は、
   前記両接着層の間の層（４，１６）が包まれるように少なくとも前記両接着層が前記ラベル（２）の外縁を越えて互いに接するようにアクティベートすることで粘性において影響を受けることが可能である、ラベル。
2. 請求項１のラベルにおいて、前記ボトムサイド（８）およびトップサイド（６）の前記各接着層は互いに接合するという点において互いに相性が良い、ラベル。
3. 請求項１又は２のラベルにおいて、前記ボトムサイド（８）及びトップサイド（６）に設けられた前記各接着層は同種または同一の接着剤である、ラベル。
4. 請求項１〜３のいずれか１項のラベルにおいて、前記ボトムサイド（８）に設けられた接着層はアクティベート可能である、ラベル。
5. 請求項１〜４のいずれか１項のラベルにおいて、
   前記トップサイド（６）に設けられた前記接着層は熱によりアクティベート可能で、かつ、硬化可能であり、
   前記ボトムサイド（８）に設けられた前記接着層は、任意で、熱によるアクティベートが可能であり、かつ、硬化可能である、ラベル。
6. 請求項１〜５のいずれか１項のラベルにおいて、前記キャリア材（４）は前記トップサイド（６）において、好ましくは、バーコード、２Ｄコード又は他のコーディングが印刷されている、ラベル。
7. 請求項１〜６のいずれか１項のラベルにおいて、前記キャリア材（４）はフィルムであり、具体的には、次の物質のいずれか１つ又はその組み合わせからなるフィルムである、ラベル：
   ポリエチレンテレフタラート（ＰＥＴ）、ポリエーテルエーテルケトン（ＰＥＥＫ）、ポリエーテルイミド（ＰＥＩ）、ポリイミド（ＰＩ）、コポリカーボネート（ＣＯＣ）、ポリフェニレンスルフィド（ＰＰＳ）、スルホンポリマーおよびポリスルホン。
8. 請求項１〜７のいずれか１項のラベルにおいて、前記ボトムサイド（８）の前記接着層（１０）及び／又は前記トップサイド（６）の前記接着層（１２）には取り外し可能なライナ（２０，２２）が設けられる、ラベル。
9. 請求項１〜８のいずれか１項のラベルを複数有するシート材において、
   前記ボトムサイド（８）に設けられた前記接着層（１０）を有する前記複数のラベル（２）は、取り出し可能および／または分離可能な方法でライナに接して配置される、ことを特徴とするシート材。
10. 請求項１〜８のいずれか１項における前記ラベル（２）を手術器具の個々のマーキングに使用する、ラベルの使用方法。
11. 対象物をマーキングする複数のラベル（２）の製造方法であって、
    ａ）印刷可能なトップサイドおよびボトムサイドを有するキャリアシートを供給する工程と、前記ボトムサイドに接着層が設けられ；
    ｂ）前記トップサイドにマーキングを印刷する工程と；
    ｃ）前記キャリアシートの前記印刷されたトップサイドに接着層を設ける工程と、
    ｄ）前記キャリアシートから個々のラベルをパンチアウトする工程と、を備え、
    前記ボトムサイド（８）およびトップサイド（６）に設けられた前記各接着層は、
    前記両接着層の間の層（４，１６）が包まれるように少なくとも前記両接着層が前記ラベル（２）の外縁を越えて互いに接するようにアクティベートすることで粘性において影響を受けることが可能である、製造方法。
12. 請求項１１の方法において、前記キャリアシートのボトムサイドにおける前記接着層は前記工程ａ）により導入され、好ましくは、ライナに接する前記接着層を備えたトランスファーロール状である、製造方法。
13. 請求項１１又は１２の方法において、前記工程ｃ）において行われる前記接着層の配置は、
    ライナに接する前記接着層を備えるトランスファーシートが供給され、
    前記接着層が前記キャリアシートの前記トップサイドに積層され、
    前記積層後、かつ、前記工程ｄ）の前に前記トランスファーシートの前記ライナが取り外されることにより、実行される、製造方法。
14. 請求項１１〜１３のいずれか１項の方法において、前記工程ｄ）の後に以下の工程を更に備える、製造方法
    ｅ）前記トップサイドに接する前記接着層にライナが設けられる。
15. 対象物をマーキングする空白ラベル（２）の製造方法であって、
    ａ）ライナを供給する工程と、
    ｂ）前記ライナに接する接着層を設ける工程と、
    ｃ）印刷可能なトップサイドおよびボトムサイドを有するキャリアシートを前記接着層で覆われたライナに接するように配置する工程と、
    ｄ）前記接着層で覆われたライナに接する前記キャリアシートに別のライナを配置する工程と、を備え、
    前記ボトムサイド（８）およびトップサイド（６）に設けられた前記各接着層は、
    前記両接着層の間の層（４，１６）が包まれるように少なくとも前記両接着層が前記ラベル（２）の外縁を越えて互いに接するようにアクティベートすることで粘性において影響を受けることが可能である、製造方法。
16. 請求項１５の方法において、前記キャリアシートの印刷可能なトップサイドは後から印刷する際に使用される印刷ウィンドウを有し、かつ、前記別のライナは前記印刷ウィンドウに対応する接着ウィンドウを有し、
    前記印刷ウィンドウおよび／または接着ウィンドウは、好ましくは、パンチアウトされる、製造方法。
17. 請求項１５または１６の方法において、
    前記印刷ウィンドウと接着ウィンドウとの間に折りラインを有し、
    各空白ラベルは、前記折りラインに沿って互いに折り畳むことが可能な１つの印刷ウィンドウおよび１つの接着ウィンドウを備え、
    前記１つの接着ウィンドウの前記接着層の位置と前記１つの印刷ウィンドウの印刷可能なトップサイドの位置とを合わせる、製造方法。
18. 請求項１５〜１７のいずれか１項の方法において、前記接着層は前記ライナと共に配置される、製造方法。
19. 請求項１５〜１８のいずれか１項の方法において、
    以下の（ｉ）〜（ｉｉｉ）を形成するためにミシン目を入れる工程を更に備える、製造方法
    （ｉ）前記各空白ラベルを分離する分離ライン、
    （ｉｉ）前記印刷ウィンドウ、
    （ｉｉｉ）前記接着ウィンドウ及び／又は折りライン。