JP2014224804A - Mems音叉ジャイロスコープのセンス電極の振動電圧 - Google Patents
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Abstract
【課題】微小電気機械システム(MEMS)ジャイロスコープを作動することに関し、センス・バイアス非対称によって生じるバイアスを低減する方法を提供する。【解決手段】第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間に第1のプルーフマス102の第1側部から及び近位に第1のセンス電極面外上の電圧を振動させる。また、第1のセンス電極上の電圧によって、位相外れ第1の周波数および180度で第1の電圧と第2の電圧の間に第1のプルーフマスの第2の側から及び近位に第2のセンス電極面外上の電圧を振動させる。また、第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1に復調し、第1のプルーフマスの面内動作と同調している面外信号を第2に復調することで第1のプルーフマスの回転率に対応するレート信号を生成する。【選択図】図1A
Description
[0001] 微小電気機械システム(MEMS)音叉ジャイロスコープは、プルーフマス(proof mass)とセンス電極の間に相互作用のためバイアス機構を備えていることができる。
バイアスの1つの様態はセンス・バイアス非対称によって、生じる。そして、それは物質特性によるセンス・バイアス電圧のオフセットである。次に、ドライブ櫛遊離、駆動するリフトおよび最後にバイアスを生じさせる各々と関連して、この非対称によって、2つのプルーフマスの置き換えが生じることがありえる。バイアスの他の様態は、時間を変化させているバイアスを生じさせる露出したガラスの充電である。
[0002] 微小電気機械システム(MEMS)音叉ジャイロスコープを作動することに関し、主題アプリケーションの実施形態は、方法を提供する。方法は、第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間に第1のプルーフマスの第1側部から及び近位で第1のセンス電極面外上の電圧を振動させることを包含する。方法も、第1のセンス電極上の電圧によって、位相外れ第1の周波数および180度で第1の電圧と第2の電圧の間に第1のプルーフマスの第2の側から及び近位で第2のセンス電極面外上の電圧を振動させることを包含する。方法も、第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1に復調し、第1のプルーフマスの面内動作と同調している面外信号を第2に復調することで第1のプルーフマスの回転率に対応するレート信号を生成することを包含する。
[0003] 図面が例示的実施形態だけを表し、範囲を制限するとみなされないことになっていることを理解し、例示的実施形態は、添付の図面を用いることにより付加的な特定性および詳細によって、描かれる。
[0009] 一般的な方法に従って、さまざまな描写された特徴は、一定の比率で描かれなくて、例示的実施形態に関連する特定の特徴を強調するために描かれる。
[0010] その印加電圧によって、生じるバイアスを減らすためにMEMS音叉ジャイロスコープのセンス電極(例えば、センス・プレート)上の電圧を振動させることに関し、下に描かれる実施形態は、方法および装置に関する。プルーフマス上の適当なモーター・バイアスに影響を及ぼすために、振動電圧に基づいてクワッドキャンセル信号は、面内電極に加えられることもできる。
[0010] その印加電圧によって、生じるバイアスを減らすためにMEMS音叉ジャイロスコープのセンス電極(例えば、センス・プレート)上の電圧を振動させることに関し、下に描かれる実施形態は、方法および装置に関する。プルーフマス上の適当なモーター・バイアスに影響を及ぼすために、振動電圧に基づいてクワッドキャンセル信号は、面内電極に加えられることもできる。
[0011] 図1Aは、一対のプルーフマス102、103、さまざまな電極104―110および制御装置112から成る微小電気機械システム(MEMS)音叉ジャイロスコープ100の平面図である。各プルーフマス102、103は、それらのそれぞれのプルーフマス102、103の裏側上の2つの主要面114―117を定め、その対向縁上の2つの櫛を備えている平坦部材である。各プルーフマス102、103の第1の櫛は、それぞれの面内駆動電極104、105の櫛でインタリーブ配置される。各プルーフマス102、103の第2の櫛は、面内モーター・ピックオフ電極106の櫛でインタリーブ配置される。
[0012] 図1Bは、プルーフマス102、103および電極104―110の横断面図である。示すように、一対の上部センス電極107、109は、プルーフマス102、103からの平面から外れて配置され、各上部センス電極107、109は、それぞれのプルーフマス102、103の第一表面114、115の近位にある。同様に、一対の下部のセンス電極108、110は、プルーフマス102、103からの平面から外れて配置され、各下のセンス電極108、110は、それぞれのプルーフマス102、103の第2の表面116、117の近位にある。面内モーター・ピックオフ電極106、および、面外(out―of―plane)センス電極107―110と関連してプルーフマス102、103のムーブメントを許容するサポート湾曲によって、各プルーフマス102、103は、サスペンドされる。図1Aに示される実施形態において、2つのプルーフマス102、103は、一つ以上の湾曲111を介して機械的電気的に接続される。しかしながら他の例において、2つのプルーフマス102、103は、それらが一つ以上の湾曲を介して機械的に接続されない構成を有することができ、このように、各々から電気的に絶縁されることができる。
[0013] ジャイロ100の動作は、図2、3および4に関して描かれる。図2は、ジャイロ100の動作の例示の方法200を例示しているフローチャートである。図3は、ジャイロ100のプルーフマス102のうちの1つに関し入出力信号を例示しているブロック図である。図4は、ジャイロ100のプルーフマス102、103から例示の出力信号を例示しているグラフである。
[0014] 作動中、それぞれのプルーフマス102、103(ブロック202)上の面内動作を誘導するために、それぞれのAC駆動信号は、駆動電極104、105に加えられる。それぞれのプルーフマス102、103の面内動作は、面内モーター・ピックオフ電極106上の面内信号(運動ピックオフ信号)を誘導する。制御電子装置112は、モーター・ピックオフ電極106に連結して、AC駆動信号がプルーフマス102、103の面内動作に関し所望の大きさおよび周波数を(モーター周波数)維持するように調整するために面内信号を処理するように構成される。実施形態において、駆動信号は、半分のモーター周波数(例えば10 kHzのモーター周波数を有する5 kHzの周波数を有する駆動信号)の周波数を有する。
[0015] プルーフマス102、103の平面のから外れたムーブメントを検出するために、それぞれの電圧は、センス電極107―110と、それらに対応するプルーフマス102、103との間に適用される(ブロック204、206)。例えば、適時に所与の瞬間に、正のデルタ―vボルトは、第1のプルーフマス102と、第1のプルーフマス102の第1の表面114の近位の第1のセンス電極107との間に印加され(ブロック204)、負のデルタ―vボルトは、第1のプルーフマス102と、第1のプルーフマス102の第2の表面115の近位の第2のセンス電極108との間に印加される(ブロック206)。現在、第1および第2のセンス電極107、108間には2倍のデルタ―vボルトの相違がある。第1のプルーフマス102が面外(すなわち、第1および第2のセンス電極107、108の方へ、および、それから離れて)を移動するとき、第1および第2のセンス電極107、108と第1のプルーフマス102との間の電圧差は、第1のプルーフマス102の面外信号を誘導する。制御電子装置112は、第1のプルーフマス102に連結して、とりわけプルーフマス102に関し回転率を決定するために面外信号を処理するように構成される。同様の方法で第2のプルーフマス103上の面外運動を誘導するために、電圧差は、第3及び第4のセンス電極109、110と第2のプルーフマス103の間にも加えられる。図1Aに示される例において、プルーフマス102、103は、機械の湾曲111を介して電気的に結合される。この種の例において、単一の面外信号は、両方のプルーフマス102、103の動作により生成される。二つ以上のプルーフマス102、103が互いから電気的に絶縁される例において、複数の面外信号は、生成されて、制御装置112で混ぜ合わせられる。この種の例において、一つの面外信号に関し本願明細書において、描かれるように、混合された面外信号は同様に処理されることができる。
[0016] 例において、第3及び第4のセンス電極109、110上の電圧は、第1および第2のセンス電極107、108上の電圧のそれの反対側にある。すなわち、そのプルーフマス102の特定の側上のセンス電極に対する印加電圧は、他のプルーフマス103のその側上のセンス電極の反対側にある。第1のセンス電極107と第1のプルーフマス102の間に加えられる電圧差が正のデルタ―vであるときに、第3のセンス電極109と第2のプルーフマス103の間に加えられる電圧差は負のデルタ―vであり、第1のセンス電極107は、第1のプルーフマス102の第一表面114の近位であり、第3のセンス電極109は、第2のプルーフマス103の第一表面116の近位であり、第1のプルーフマス102の第一表面114および第2のプルーフマス103の第一表面116は、同じ向きに面する。同様に、第2のセンス電極108と第1のプルーフマス102の間に加えられる電圧差が負のデルタ―vであるとき、第4のセンス電極110と第2のプルーフマス103との間に印加された電圧差は、正のデルタ―vであり、第2のセンス電極108は、第1のプルーフマス102の第二表面115の近位であり、第4のセンス電極110は、第2のプルーフマス103の第二表面117の近位であり、第1のプルーフマス102の第二表面115および第2のプルーフマス103の第二表面117は、同じ向きに面する。
[0017] 上記したように、センス電極107―110とそれらのそれぞれのプルーフマス102、103と間の電圧差によって、面外信号の偏誤差が生じることがありえる。これらの偏誤差を減らすために、センス電極107―110とそれらのそれぞれのプルーフマス102、103との間の印加電圧は、正のデルタ―vと負のデルタ―vの間で振動する。例えば、第1のセンス電極107に加えられた第1の発振センス信号は、第1のセンス電極107に対して印加する正のデルタ―vボルトと負のデルタ―vボルトの間で動揺できる。同様に、第2のセンス電極108に加えられる第2の発振センス信号は、第2のセンス電極108に対して印加する負のデルタ―vボルトと正のδ―vボルトとの間で動揺できる。第1の振動しているセンス信号および第2の振動しているセンス信号は、180度位相外れであってよく、正のデルタ―vボルトが第1のセンス電極107に加えられるとき、負のデルタ―vボルトは第2のセンス電極108に加えられ、負のデルタ―vボルトが第1のセンス電極107に加えられるとき、正のデルタ―vボルトは第2のセンス電極108に加えられる。このように、その電圧差のサインが各センス電極107、108に交互に切り換えられると共に、センス電極107、108と第1のプルーフマス102の間に加えられる電圧差を、維持できる。これは、センス電極107―110の電圧差によって、生じるプルーフマス102、103に対する効果を事実上平均することによって、センス電極107、108と第1のプルーフマス102の間に電圧差によって、生じる故障排除偏誤差を助けることができる。
[0018] 第3及び第4のセンス電極109、110に加えられる電圧差は、第1および第2のセンス電極107、108の振動を有する同期において、振動できる。特に、第1および第2の電極107、108と比較して、第3及び第4の電極109、110に対する逆の電荷を維持するために、信号が第1のセンス電極107に加えた第1の発振センスによって、第3のセンス電極109に加えられる振動センス信号は、180度位相外れでありえる。このように、第2の発振センス信号(第2のセンス電極108に加えられる)は、第3のセンス電極109に加えられることが可能である。同様に、電圧が第3のセンス電極109上の電圧によって、180度位相外れであるように、第1の発振センス信号は第4のセンス電極110に加えられることが可能である。
[0019] 例において、所与のセンス電極107―110上の電圧が4分の1の期間の時限に関し正のデルタ―vボルトで保たれて、それから他の4分の1期間の時限に関し負のデルタ―vボルトに切り替えられるように、第1および第2の発振センス信号は矩形波から成る。矩形波は、正のデルタ―vと負のデルタ―vボルトの間にこのように交互に切り換えるセンス電極107―110上の電圧を生じさせる。他の例では、第1および第2の発振センス信号は正弦波(すなわち、AC信号)から成る。そうすると、所与のセンス電極107―110上の電圧は正弦波に従って正のデルタ―vと負のデルタ―vボルトの間にインクリメンタルに変化する。
[0020] デルタ―vに関する値は、ジャイロ100に関し一般に尺度因子と呼ばれる。このように、デルタ―vは、セットされることができておよび/またはジャイロ100に関し所望の尺度因子を実装するために、要望通り時間とともに調整されることができる。例において、デルタ―vは1〜10ボルトの範囲であり、特に、特例は約5ボルトである。
[0021] 例において、第1および第2の発振センス信号の周波数は最高100kHzの周波数であることができ、特例は約50kHzの周波数である。理想的には、第1および第2の発振センス信号の周波数はプルーフマス102、103のモーター周波数(例えば、10kHz)から十分に間隔を置いて配置されるように選択される。そうすると、第1および第2のセンス電極107、108上の電圧の振動はプルーフマス102、103上の動作を誘導しない。さらに、十分に、充分な電荷がセンス電極107―110上の電圧がされたサインであると共に、累算しそうにない高さであるように、振動の周波数は、選択される。この種の例において、電圧がより長い間、大きな電圧差で保たれるにつれて、これは矩形波が使われる例において、特にそうである。高周波は、正弦波が使われる実施形態において、有利でありえもする。
[0022] 図3を次に参照すると、とりわけ、プルーフマス102のうちの1つに加えられるクワッドキャンセル信号を例示している一部のジャイロ100のブロック図は、示される。駆動電極104、105に加えられるAC駆動信号に加えて、ジャイロ100(ブロック208)の機械の非対称によって、生じる故障排除下矩運動に、クワッドキャンセル信号は、加えられることが可能である。クワッドキャンセル信号は、それぞれ各プルーフマス102、103に関し、面内電極(プルーフマス102、103を有する平面方向)に加えられることが可能である。例において、それぞれのプルーフマス102、103に関し面内電極は駆動電極104、105である。そうすると、クワッドキャンセル信号およびAC駆動信号の合計は各駆動電極104、105に加えられる。面内電極が駆動電極104から切り離す他の例において、105が、使うことができる。
[0023] 下矩運動が面外運動であるので、下矩運動はプルーフマス102からの面外信号を観察可能である。下矩運動は循環により面外運動を区別されることができる。−その理由は、次のことにある。2つの動作は90度位相外れである信号を出すからである。異なる位相復調は、クアッド信号とレート信号をと区別するために用いることができる。特に、レート信号(ブロック212)を生成するためにモーター周波数で運動動作を有する同期(同調している)において、あるレート・クロック(信号)によって、面外信号は復調される。そして、面外信号はクワッド・クロック(信号)(すなわち運動動作(ブロック212)を有する位相からの90度)により復調される。このようにして、プルーフマス102のクワッド運動に対応するクアッド信号およびプルーフマス102の回転による動作に対応するレート信号を、生成できる。レートまたはクワッド・クロックによる復調に加えて、面外信号(ブロック210)上のこの種の発振センス信号の効果を除去するために、面外信号は、発振センス信号によっても復調される。
[0024] 図4は、面外信号の例の周波数コンポーネントのグラフである。示すように、面外信号は、主に3つの周波数コンポーネント、発振センス信号からの第一成分402およびそこからレートおよびクアッド信号から成っている2つの側波帯404を有する。第一成分402は、発振センス信号の周波数で、全く大きくなることができる。この第一成分402は、発振センス信号を有する面外信号の復調によって、低減/除去されることができる(ブロック210)。側波帯コンポーネント404は、モーター周波数に等しい周波数によって、各辺上の第一成分402から間隔を置いて配置される。典型的に、いかなるクワッド取消しなしでも、クアッド信号は、これらの側波帯コンポーネント404のレート信号より著しく大きい。著しくより大きいクアッド信号のため、正確なレート信号を生成するために側波帯404から十分なクワッド信号成分を除去するのに、レート・クロックを有する面外信号の復調は、十分ではなくてもよい。
[0025] これらの側波帯コンポーネント404のクワッド信号成分を低減させるために、前述の(ブロック208)クワッドキャンセル信号を生成するために、クアッド信号は、制御装置112によって、フィードバックされる。特に、制御電子装置112は、クアッド信号の大きさに基づいてバイアス電圧を生成する。面外信号の下矩運動可観測を低減させる(例えば、最小化する)ように、このバイアス電圧は、クワッドキャンセル信号の大きさが調整する。
[0026] センス電極107―110によって、加えられる電圧差と組み合わせて、下矩運動は、機械の非対称によって、生じる。センス電極107―110上の電圧が振動するときに面内電極(例えば、駆動電極104、105)に、適当なクワッドキャンセル信号に加えるために、クワッドキャンセル信号は、発振センス信号の振動と同期して振動する。加えられる所望のバイアスの方向によって、いる第1であるか第2の発振センス信号と同期して、クワッドキャンセル信号は、振動できる。これを達成するために、信号が発振センスのどの程度であるか制御することが面内電極に加えたという発振センス信号を、バイアス電圧は、混合される。
[0027] プルーフマス102、103のクワッド運動を低減させて、したがって面外信号(ブロック208)のクアッド信号を低減させるために、結果として生じるクワッドキャンセル信号は、面内電極(例えば、駆動電極104、105)に加えられる。実施形態において、クワッドをキャンセルしている信号は駆動信号により合計される。そして、両方の信号の合計は駆動電極104に加えられる。
[0028] 図3が単一のプルーフマス102および単一の面内電極(駆動電極104)だけを例示するにもかかわらず、他のプルーフマス103を包含している例の他のプルーフマス103に、対応するクワッド消去信号が加えられることを理解すべきである。この種の例において、第3及び第4のセンス電極109、110は、第1および第2の電極107、108の反対側にあるので、第1のプルーフマス102に関して第1の面内電極(例えば、第一の駆動電極104)に加えられた第1のクワッドキャンセル信号は、第2のプルーフマス103に関し第2の面内電極(例えば、第2の駆動電極105)に加えられた第2のクワッドキャンセル信号と180度位相外れである。さらに、クワッドキャンセル信号は発振センスが信号を送るのと同じ様態を有する。そうすると、発振センス信号が矩形波である例で、クワッドキャンセル信号は矩形波でもある。そして、発振センス信号が正弦波である例で、クワッドキャンセル信号は正弦波でもある。いくつかの例において、重要なクワッド運動が生成されない、そして、クワッドキャンセル信号が必要でないように、プルーフマス102、103は十分に対称構造を有することができる。
[0029] プルーフマス102、103上の電圧差が発振センス信号に従って振動するので、プルーフマス102、103のいかなる面外運動も対応して発振面外信号を誘導する。この種の面外信号から回転率を決定するために、上記したようにレート信号を生成するためにモーター周波数(レート・クロック)で同期をとって、面外信号を復調するように、制御電子装置112は構成される(ブロック214)。
[0030] アナログおよびデジタル・コンポーネントの組合せを包含している上記したファンクションを実装することに関し、制御装置112は、いかなる適切なハードウェアおよび/またはソフトウェアも含むことができる。例において、面外信号の復調は、一つ以上の適切な処理デバイス(例えば全体の目的または専用プロセッサ)で達成される。上記のファンクションを実装する命令は、一つで記憶されることができるかまたは適切な記憶媒体(例えば、フラッシュメモリまたは他の不揮発性メモリ)にあることができ、命令は、一つ以上の処理デバイスによって、読み込まれることができる。例において、適切な処理デバイスによって、面外信号の復調を有効にするのに十分低く、発振センス信号に関し周波数は、選択される。ジャイロ100は、その回転率を表す信号を出力するように構成されることができる。
[0031] 上記例が一対のプルーフマス102、103を有するジャイロを描くにもかかわらず、他の例で、2つのプルーフマスより一つ以上が使うことができることを理解すべきである。
例示の実施形態
[0032] 例1は、微小電気機械システム(MEMS)音叉ジャイロスコープを作動することに関する方法を包含する。該方法は、第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間に第1のプルーフマスの第1側部から及び近位の第1のセンス電極の面外で電圧を振動させるステップと、
第1のセンス電極で電圧によって、180度の位相外れおよび第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間に第1のプルーフマスの第2の側から及び近位の第2のセンス電極の面外の電圧を振動させるステップと、第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1の復調し、第1のプルーフマスの面内動作と同調している面外信号を第2に復調することにより、第1のプルーフマスの回転率に対応するレート信号を生成するステップと
を有する。
[0032] 例1は、微小電気機械システム(MEMS)音叉ジャイロスコープを作動することに関する方法を包含する。該方法は、第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間に第1のプルーフマスの第1側部から及び近位の第1のセンス電極の面外で電圧を振動させるステップと、
第1のセンス電極で電圧によって、180度の位相外れおよび第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間に第1のプルーフマスの第2の側から及び近位の第2のセンス電極の面外の電圧を振動させるステップと、第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1の復調し、第1のプルーフマスの面内動作と同調している面外信号を第2に復調することにより、第1のプルーフマスの回転率に対応するレート信号を生成するステップと
を有する。
[0033] 例2は、実施形態1の方法を包含し、第1のセンス電極で電圧を振動させるステップと、第2のセンス電極で電圧を振動させるステップとが、第1のセンス電極上の電圧を振動させること、および、矩形波に従って第2のセンス電極で電圧を振動させることからなり、第1のセンス電極および第2のセンス電極の電圧が、第1の電圧と第2の電圧との間を交互に切り換える。
[0034] 例3は、実施形態1の方法を包含し、第1のセンス電極上の電圧を振動させるステップと、第2のセンス電極上の電圧を振動させるステップは、第1のセンス電極上の電圧を振動させるステップと、正弦波に従って第2のセンス電極上の電圧を振動させるステップとから成る。
[0035] 例4は、実施形態1―3のいずれかの方法を包含し、第1の電圧は第1のプルーフマスのDC電圧レベルより上のデルタ―vボルトであり、第2の電圧は第1のプルーフマスのDC電圧レベルの下のデルタ―vボルトである。
[0036] 例5は、例4の方法を包含し、デルタ―vボルトは、1―10ボルトの範囲である。
[0037] 例6は、例1―5のいずれかの方法を包含し、方法は、第1のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために、第1のプルーフマスを有する面内にある第1の面内電極に第1のAC駆動信号を加えるステップと、第1の面内電極に第1のクワッドキャンセル信号を加えるステップと、を有し、第1のクワッドキャンセル信号は、第1の周波数を有し、第1のセンス電極上の電圧または第2のセンス電極上の電圧を有する同相を有する。
[0037] 例6は、例1―5のいずれかの方法を包含し、方法は、第1のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために、第1のプルーフマスを有する面内にある第1の面内電極に第1のAC駆動信号を加えるステップと、第1の面内電極に第1のクワッドキャンセル信号を加えるステップと、を有し、第1のクワッドキャンセル信号は、第1の周波数を有し、第1のセンス電極上の電圧または第2のセンス電極上の電圧を有する同相を有する。
[0038] 例7は、例6の方法を包含し:
第1のセンス電極上の電圧と180度位相を異にし、第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間に第2のプルーフマスの第1側部から、および、近位で第3のセンス電極面外で電圧を振動させるステップであって、第2のプルーフマスは第1のプルーフマスによって、面内にあり、第2のプルーフマスの第1側部は第1のプルーフマスの第1側部として同じ向きに面することを特徴とするステップと、第3のセンス電極上の電圧によって、180度位相外れ、第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧との間に第2のプルーフマスの第2の側から、および、近位で第4のセンス電極面外で電圧を振動させるステップであって、第1のプルーフマスおよび第2のプルーフマスは、一緒に電気的に結合されることを特徴とするステップと、第2のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために第2のプルーフマスによって、面内にある第2の面内電極に第2のAC駆動信号を加えるステップと、
第2の面内電極に第2のクワッドキャンセル信号を加えるステップと、を有し
第2のクワッドキャンセル信号は、第1の周波数を有し、第1のクワッドキャンセル信号によって、180度位相外れであることを特徴とする。
第1のセンス電極上の電圧と180度位相を異にし、第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間に第2のプルーフマスの第1側部から、および、近位で第3のセンス電極面外で電圧を振動させるステップであって、第2のプルーフマスは第1のプルーフマスによって、面内にあり、第2のプルーフマスの第1側部は第1のプルーフマスの第1側部として同じ向きに面することを特徴とするステップと、第3のセンス電極上の電圧によって、180度位相外れ、第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧との間に第2のプルーフマスの第2の側から、および、近位で第4のセンス電極面外で電圧を振動させるステップであって、第1のプルーフマスおよび第2のプルーフマスは、一緒に電気的に結合されることを特徴とするステップと、第2のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために第2のプルーフマスによって、面内にある第2の面内電極に第2のAC駆動信号を加えるステップと、
第2の面内電極に第2のクワッドキャンセル信号を加えるステップと、を有し
第2のクワッドキャンセル信号は、第1の周波数を有し、第1のクワッドキャンセル信号によって、180度位相外れであることを特徴とする。
[0039] 例8は、例6または7のいずれかの方法を包含し:
第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1に復調し、第1のプルーフマスの面内動作から90度位相外れで面外信号を第2に復調することによって、クアッド信号を生成するステップと、クワッド信号の大きさに基づいて運動バイアス値を決定するステップと、
第1のクワッドキャンセル信号を生成するために第1のセンス電極上の電圧または第2のセンス電極上の電圧を有する第1の周波数および同相を有している信号を運動バイアス値と混合するステップと、を有する。
第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1に復調し、第1のプルーフマスの面内動作から90度位相外れで面外信号を第2に復調することによって、クアッド信号を生成するステップと、クワッド信号の大きさに基づいて運動バイアス値を決定するステップと、
第1のクワッドキャンセル信号を生成するために第1のセンス電極上の電圧または第2のセンス電極上の電圧を有する第1の周波数および同相を有している信号を運動バイアス値と混合するステップと、を有する。
[0040] 例9は例1―8のいずれかの方法を包含し、第1の周波数は1Hz乃至100 KHzの範囲である。
[0041] 例10は、微小電気機械システム(MEMS)音叉ジャイロスコープを包含し:
第一表面および第二表面を定めている第1の平面プルーフマスと、第1のプルーフマスから面外、および、第一表面に近位の第1のセンス電極と、第1のプルーフマスから面外、および、第二表面に近位の第2のセンス電極と、第2の平面プルーフマス上の櫛で交互配置する櫛を有する第1の面内電極と、制御装置とを有し、該制御装置は、第1のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために、第1の面内電極に第1のAC駆動信号を加え、第1のセンス電極に対して第1の発振電圧を、および、第2のセンス電極に対して第2の発振電圧を加え、
第1の発振電圧は、第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間で動揺し、
第2の発振電圧は、第1の発振電圧から第1の周波数および180度位相外れで第1の電圧と第2の電圧の間で動揺し、そして、第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1に復調させ、第1のプルーフマスの面内動作と同調している面外信号を第2に復調させることにより、第1のプルーフマスの回転率に対応する信号を決定する、
ように構成されることを特徴とする。
[0041] 例10は、微小電気機械システム(MEMS)音叉ジャイロスコープを包含し:
第一表面および第二表面を定めている第1の平面プルーフマスと、第1のプルーフマスから面外、および、第一表面に近位の第1のセンス電極と、第1のプルーフマスから面外、および、第二表面に近位の第2のセンス電極と、第2の平面プルーフマス上の櫛で交互配置する櫛を有する第1の面内電極と、制御装置とを有し、該制御装置は、第1のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために、第1の面内電極に第1のAC駆動信号を加え、第1のセンス電極に対して第1の発振電圧を、および、第2のセンス電極に対して第2の発振電圧を加え、
第1の発振電圧は、第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間で動揺し、
第2の発振電圧は、第1の発振電圧から第1の周波数および180度位相外れで第1の電圧と第2の電圧の間で動揺し、そして、第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1に復調させ、第1のプルーフマスの面内動作と同調している面外信号を第2に復調させることにより、第1のプルーフマスの回転率に対応する信号を決定する、
ように構成されることを特徴とする。
[0042] 例11は、例10のMEMS音叉ジャイロスコープを包含し、第1のセンス電極および第2のセンス電極上の電圧が第1の電圧と第2の電圧の間を交互に切り換えるように、第1の発振電圧および第2の発振電圧は矩形波に従って振動する。
[0043] 例12は、実施形態10のMEMS音叉ジャイロスコープを包含し、第1の発振電圧および第2の発振電圧は、正弦波に従って振動する。
[0044] 例13は、例10―12のいずれかのMEMS音叉ジャイロスコープを包含し、第1の電圧は第1のプルーフマスのDC電圧レベルより上のデルタ―vボルトであり、第2の電圧は第1のプルーフマスのDC電圧レベルの下のデルタ―vボルトである。
[0044] 例13は、例10―12のいずれかのMEMS音叉ジャイロスコープを包含し、第1の電圧は第1のプルーフマスのDC電圧レベルより上のデルタ―vボルトであり、第2の電圧は第1のプルーフマスのDC電圧レベルの下のデルタ―vボルトである。
[0045] 例14は、例13のMEMS音叉ジャイロスコープを包含し、デルタ―vボルトは、1―10ボルトの範囲である。
[0046] 例15は、実施形態10―14のいずれかのMEMS音叉ジャイロスコープを包含し、
制御電子装置は、第1の面内電極に対する第1のクワッドキャンセル信号、第1の周波数を有する第1のクワッドキャンセル信号および第1のセンス電極上の電圧または第2のセンス電極上の電圧と同相を加えるように構成される。
[0046] 例15は、実施形態10―14のいずれかのMEMS音叉ジャイロスコープを包含し、
制御電子装置は、第1の面内電極に対する第1のクワッドキャンセル信号、第1の周波数を有する第1のクワッドキャンセル信号および第1のセンス電極上の電圧または第2のセンス電極上の電圧と同相を加えるように構成される。
[0047] 例16は、例15のMEMS音叉ジャイロスコープを包含し、:第1のプルーフマスによって、面内で、及び電気的に結合され、第三表面および第四表面を定めている第2の平面プルーフマスであって、第三表面が、第一表面として同じ向きに面することを特徴とする第2の平面プルーフマスと、第2のプルーフマスから面外、および、第三表面の近位の第3のセンス電極と、第2のプルーフマスから面外、および、第四表面の近位の第4のセンス電極と、
第2の平面プルーフマスの櫛でインタリーブする櫛を有する第2の面内電極と、を有し、
制御電子装置は、第1のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために、第2の面内電極に第2のAC駆動信号を加え、第3のセンス電極に対する第3の発振電圧および第4のセンス電極に対する第4の発振電圧を加え、
第3の発振電圧は、第1の周波数および第1の発振電圧から180度の位相外れで第1の電圧と第2の電圧との間で動揺することを特徴とし、
第2の面内電極に対する第2のクワッドキャンセル信号、第1の周波数を有する第2のクワッドキャンセル信号および第1のクワッドキャンセル信号によって、位相外れ180度を加える、ように構成される。
第2の平面プルーフマスの櫛でインタリーブする櫛を有する第2の面内電極と、を有し、
制御電子装置は、第1のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために、第2の面内電極に第2のAC駆動信号を加え、第3のセンス電極に対する第3の発振電圧および第4のセンス電極に対する第4の発振電圧を加え、
第3の発振電圧は、第1の周波数および第1の発振電圧から180度の位相外れで第1の電圧と第2の電圧との間で動揺することを特徴とし、
第2の面内電極に対する第2のクワッドキャンセル信号、第1の周波数を有する第2のクワッドキャンセル信号および第1のクワッドキャンセル信号によって、位相外れ180度を加える、ように構成される。
[0048] 例17は、例15または16のいずれかのMEMS音叉ジャイロスコープを包含し、
制御電子装置は、第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1に復調し、第1のプルーフマスの面内動作から90度位相外れで面外信号を第2に復調することで、クアッド信号を生成し、クアッド信号の大きさに基づいて運動バイアス値を決定し、第1のクワッドキャンセル信号を生成するために第1のセンス電極上の電圧または第2のセンス電極上の電圧を有する第1の周波数および同相を有している信号を有する運動バイアス値を混合する、ように構成される。
制御電子装置は、第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1に復調し、第1のプルーフマスの面内動作から90度位相外れで面外信号を第2に復調することで、クアッド信号を生成し、クアッド信号の大きさに基づいて運動バイアス値を決定し、第1のクワッドキャンセル信号を生成するために第1のセンス電極上の電圧または第2のセンス電極上の電圧を有する第1の周波数および同相を有している信号を有する運動バイアス値を混合する、ように構成される。
[0049] 例18は例10―17のいずれかのMEMS音叉ジャイロスコープを包含し、第1の周波数は1Hz乃至100KHzの範囲である。
[0050] 例19は、微小電気機械システム(MEMS)音叉ジャイロスコープを包含し:
第一表面および第二表面を定めている第1の平面プルーフマスと、第1のプルーフマスから面外、および、第一表面の近位で第1のセンス電極と、第1のプルーフマスから面外、および、第二表面の近位で第2のセンス電極と、第2の平面プルーフマス上の櫛でインタリーブする櫛を有している第1の面内電極、第1のプルーフマスによって、面内で、第一表面と同じ向きに面する第三表面および第四表面を定めている第2の平面プルーフマスと、第2のプルーフマスから面外、及び、第三表面の近位で第3のセンス電極と、第2のプルーフマスから面外、及び、第四表面の近位で第4のセンス電極と、第2の平面プルーフマスの櫛でインタリーブする櫛を有している第2の面内電極と、制御装置と、を有し、該制御装置が、第1のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために、第1の面内電極に第1のAC駆動信号を加え、第1のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために、第2の面内電極に第2のAC駆動信号を加え、第1のセンス電極に対する第1の発振電圧および第2のセンス電極に対する第2の発振電圧を加え、
第1の発振電圧は、第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間で動揺し、
第2の発振電圧は、第1の発振電圧から第1の周波数および180度位相外れで第1の電圧と第2の電圧の間で動揺し、
第4のセンス電極に対する第1の発振電圧および第3のセンス電極に対する第2の発振電圧を加え、
第1および第2のプルーフマスの面内動作を有する位相の面外信号を第1に復調し、第1の周波数の第1および第2のプルーフマスからの面外信号を第2に復調することで、第1および第2のプルーフマスの回転率に対応する信号を決定する、ように構成されることを特徴とする。
[0050] 例19は、微小電気機械システム(MEMS)音叉ジャイロスコープを包含し:
第一表面および第二表面を定めている第1の平面プルーフマスと、第1のプルーフマスから面外、および、第一表面の近位で第1のセンス電極と、第1のプルーフマスから面外、および、第二表面の近位で第2のセンス電極と、第2の平面プルーフマス上の櫛でインタリーブする櫛を有している第1の面内電極、第1のプルーフマスによって、面内で、第一表面と同じ向きに面する第三表面および第四表面を定めている第2の平面プルーフマスと、第2のプルーフマスから面外、及び、第三表面の近位で第3のセンス電極と、第2のプルーフマスから面外、及び、第四表面の近位で第4のセンス電極と、第2の平面プルーフマスの櫛でインタリーブする櫛を有している第2の面内電極と、制御装置と、を有し、該制御装置が、第1のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために、第1の面内電極に第1のAC駆動信号を加え、第1のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために、第2の面内電極に第2のAC駆動信号を加え、第1のセンス電極に対する第1の発振電圧および第2のセンス電極に対する第2の発振電圧を加え、
第1の発振電圧は、第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧の間で動揺し、
第2の発振電圧は、第1の発振電圧から第1の周波数および180度位相外れで第1の電圧と第2の電圧の間で動揺し、
第4のセンス電極に対する第1の発振電圧および第3のセンス電極に対する第2の発振電圧を加え、
第1および第2のプルーフマスの面内動作を有する位相の面外信号を第1に復調し、第1の周波数の第1および第2のプルーフマスからの面外信号を第2に復調することで、第1および第2のプルーフマスの回転率に対応する信号を決定する、ように構成されることを特徴とする。
[0051] 例20は、例19のMEMS音叉ジャイロスコープを包含し、
制御電子装置は、第1の面内電極に対する第1のクワッドキャンセル信号、第1の周波数を有する第1のクワッドキャンセル信号および第1の発振電圧または第2の発振電圧を有する同相を加え、第2の面内電極に対する第2のクワッドキャンセル信号、第1の周波数を有する第2のクワッドキャンセル信号および第1のクワッドキャンセル信号によって、180度位相外れを加える、ように構成されることを特徴とする。
制御電子装置は、第1の面内電極に対する第1のクワッドキャンセル信号、第1の周波数を有する第1のクワッドキャンセル信号および第1の発振電圧または第2の発振電圧を有する同相を加え、第2の面内電極に対する第2のクワッドキャンセル信号、第1の周波数を有する第2のクワッドキャンセル信号および第1のクワッドキャンセル信号によって、180度位相外れを加える、ように構成されることを特徴とする。
Claims (3)
- 微小電気機械システム(MEMS)音叉ジャイロスコープを作動させるための方法(200)であって、
第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧との間に第1のプルーフマスの第1側部から面外でおよび近位で第1のセンス電極の電圧を振動させるステップ(204)と、
第1のセンス電極上の電圧によって、180度位相外れおよび第1の周波数で第1の電圧と第2の電圧との間に第1のプルーフマスの第2の側から面外で及び近位で第2のセンス電極上の電圧を振動させるステップ(206)と、
第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1に復調し、第1のプルーフマス(214)の面内動作と同調している面外信号を第2に復調させることにより、第1のプルーフマスの回転率に対応するレート信号を生成するステップ(210)と、
を有することを特徴とする方法。 - 第1のプルーフマス上の面内ドライブ運動を誘導するために、第1のプルーフマスを有する平面内にある第1の面内電極に第1のAC駆動信号を加えるステップ(202)と、
第1の面内電極に対する第1のクワッドキャンセル信号、第1の周波数を有する第1のクワッドキャンセル信号および第1のセンス電極上の電圧または第2のセンス電極上の電圧を有する同相を加えるステップ(208)と
を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 第1の周波数で第1のプルーフマスから面外信号を第1に復調し、第1のプルーフマス(212)の面内動作から、位相外れ90度で、面外信号を第2に復調することにより、クアッド信号を生成するステップ(212)と、
クワッド信号の大きさに基づいて運動バイアス値を決定するステップと、第1のクワッドキャンセル信号を生成するために第1のセンス電極上の電圧または第2のセンス電極上の電圧を有する第1の周波数および同相を有している信号を運動バイアス値と混合するステップと、
を有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
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