JP2014222801A5 - - Google Patents
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Description
デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置において、ユーザは被写体に対して焦点合わせを行った状態でシャッターボタンを押して静止画記録を行ったり、或いは動画記録を開始することが通常である。ユーザは、焦点合わせや焦点確認のためには、撮像装置に設けられた表示部やビューファインダに表示される被写体のモニタリング画像(スルー画)を確認する。
上記特許文献1には、焦点合わせ操作時に表示部に画像を拡大表示させることで、ユーザが焦点状態を確認する際の視認性を改善する技術が開示されている。
上記特許文献1には、焦点合わせ操作時に表示部に画像を拡大表示させることで、ユーザが焦点状態を確認する際の視認性を改善する技術が開示されている。
ところが、画素の間引きにより画面上での焦点確認の視認性が低下する。例えば画面を見た状態でユーザが焦点が合っているかどうかが確認しずらくなり、また合焦部分の強調表示(ピーキングとも呼ばれる)を行う機能を用いる場合でも、画像解析上、合焦部分の適切な検出が難しくなる。
これは、焦点の確認は画像の高周波成分の強度を見て行われるのに対し、間引きによってエイリアシング現象が発生して、高周波成分が偽の低周波数成分に化けてしまうからである。単純に間引く代わりに、同色の隣り合った複数の画素を加算平均して読み出すモードをつかうと、エイリアシング現象を防ぐことができるが、このモードを使うと加算平均処理により高周波成分が失われてしまうため、やはり焦点の確認に必要な高周波成分の強度を知ることはできなくなる。
これは、焦点の確認は画像の高周波成分の強度を見て行われるのに対し、間引きによってエイリアシング現象が発生して、高周波成分が偽の低周波数成分に化けてしまうからである。単純に間引く代わりに、同色の隣り合った複数の画素を加算平均して読み出すモードをつかうと、エイリアシング現象を防ぐことができるが、このモードを使うと加算平均処理により高周波成分が失われてしまうため、やはり焦点の確認に必要な高周波成分の強度を知ることはできなくなる。
上記特許文献1のように焦点確認のために拡大画像を用いることも考えられるが、拡大画像でモニタリングを行うと、表示画角が変わってしまうためユーザにとってはフレーミング(被写体確認、構図調整)がやりにくくなる。
また、イメージャから低解像度で出力された撮像画像信号の一部を拡大して表示しても、粗い画像とならざるを得ない。
また、イメージャから低解像度で出力された撮像画像信号の一部を拡大して表示しても、粗い画像とならざるを得ない。
そこで本技術は、イメージャ(光電変換部)からの低解像度出力による低消費電力削減効果を得ながら、かつ表示画角も変更させずに、焦点合わせ操作や焦点確認の視認性を向上させることを目的とする。
第1に、本技術に係る撮像装置は、被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部と、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う制御部とを備えたものである。
例えば静止画や動画の撮像記録のために、シャッター操作や記録開始操作を行う前の期間において、ユーザ(撮像者)がモニタリング画像により被写体を確認している場合、モニタリング画像としては、さほどの高精細な画像は必ずしも必要ではない。そこでこのような期間は光電変換部からは低解像度モードで撮像画像信号を読み出すようにして省電効果を得ることが好適となる。但し、焦点合わせ(フォーカス可変動作)や焦点確認等を行う場合には、合焦状態を認識しやすいように、モニタリング画像もある程度の画質を優先した方がよい。そこで焦点合わせに関する動作状態を検出した際には、低解像度モードから高解像度モードに切り替える。
例えば静止画や動画の撮像記録のために、シャッター操作や記録開始操作を行う前の期間において、ユーザ(撮像者)がモニタリング画像により被写体を確認している場合、モニタリング画像としては、さほどの高精細な画像は必ずしも必要ではない。そこでこのような期間は光電変換部からは低解像度モードで撮像画像信号を読み出すようにして省電効果を得ることが好適となる。但し、焦点合わせ(フォーカス可変動作)や焦点確認等を行う場合には、合焦状態を認識しやすいように、モニタリング画像もある程度の画質を優先した方がよい。そこで焦点合わせに関する動作状態を検出した際には、低解像度モードから高解像度モードに切り替える。
第3に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、マニュアルフォーカス操作中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行うことが望ましい。
第4に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、オートフォーカス動作中又はオートフォーカス動作によるフォーカス状態の確認中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行うことが望ましい。
第5に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、モニタリング表示上で合焦部分の強調表示を行う機能の実行中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行うことが望ましい。
これらの場合とは、ユーザがマニュアルフォーカス操作やオートフォーカス機能により積極的に焦点調整を行う場合や、合焦部分の強調表示により、積極的に焦点状態(合焦状態の被写体)を確認しようとしている場合である。従って、これらの場合は、高解像度モードにより、画像品質のよいモニタリング画像を提供し、焦点調整や焦点確認のしやすさを実現する。
第4に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、オートフォーカス動作中又はオートフォーカス動作によるフォーカス状態の確認中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行うことが望ましい。
第5に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、モニタリング表示上で合焦部分の強調表示を行う機能の実行中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行うことが望ましい。
これらの場合とは、ユーザがマニュアルフォーカス操作やオートフォーカス機能により積極的に焦点調整を行う場合や、合焦部分の強調表示により、積極的に焦点状態(合焦状態の被写体)を確認しようとしている場合である。従って、これらの場合は、高解像度モードにより、画像品質のよいモニタリング画像を提供し、焦点調整や焦点確認のしやすさを実現する。
本技術に係る撮像方法は、被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部とを備えた撮像装置の撮像方法として、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替えるものである。
つまり焦点合わせに関する動作状態を検出した際には、低解像度モードから高解像度モードに切り替える動作を撮像装置において実行する。
つまり焦点合わせに関する動作状態を検出した際には、低解像度モードから高解像度モードに切り替える動作を撮像装置において実行する。
本技術に係るプログラムは、被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部とを備えた撮像装置の動作状態を検出する処理と、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させる処理と、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、前記撮像装置の動作状態を検出する処理により、焦点合わせに関する動作状態が検出された場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御処理とを演算処理装置に実行させるプログラムである。
このプログラムにより、上述の撮像装置、撮像方法を演算処理装置を用いて実現する。
このプログラムにより、上述の撮像装置、撮像方法を演算処理装置を用いて実現する。
本技術によれば、光電変換部からの低解像度出力による低消費電力削減を行いつつ、焦点合わせに関する動作状態となった場合は、表示画角を変更させずに、モニタリング画像の画質を向上させ、これによって焦点合わせ操作や焦点確認の際の視認性を向上させ、焦点操作、焦点確認の操作性を向上させることができる。
表示データ生成部26は、制御部30の制御に従って、表示部34に出力する例えばスルー画としての表示データを生成する。
このスルー画としての表示データは、基本的には解像度変換部24で解像度変換された撮像画像データとしての各フレームのデータであるが、特に表示部34での表示サイズに合わせたリサイズ(拡大・縮小)を行って表示データを生成する。つまり表示部34の表示パネルに合わせた解像度変換を加える。
例えば静止画撮像記録のためにユーザが被写体を探しているときや、動画記録のスタンバイ中などにおいて、表示データ生成部26は撮像画像データに基づくスルー画表示のための表示データを生成する。そして表示データを表示部34に供給し、スルー画表示を実行させる。
また表示データ生成部26は、合焦部分の強調表示(ピーキング)のための処理も行う。例えばスルー画としての画像データ上で、高周波成分(エッジ成分)の高い合焦状態の画素を選択し、当該画素が表示部34において強調してユーザに提示されるような画像処理を行う。例えば図3Aのような撮像画像データに対して合焦部分を検出し、図3Bのように合焦部分と検出された画素について輝度を高くしたり、或いは色情報を変更するなどの手法で、強調表示が行われるようにする。このような強調表示を伴った表示データを生成して表示部34で表示させることで、ユーザが、焦点確認(合焦部分、合焦状態の確認)を容易かつ正確にできるようになる。例えばユーザは強調表示を見ながらマニュアルフォーカスやオートフォーカス機能によりフォーカスを調整し、意図した被写体部分のエッジが強調されれば、合焦していると判断して静止画撮像記録を行ったり動画記録を開始することができる。
なお表示データ生成部26は、この図4の例ではデジタル信号処理部20で実行される機能構成として示しているが、これは一例であり、制御部30によって表示データ生成部26としての処理が実行されてもよい。
このスルー画としての表示データは、基本的には解像度変換部24で解像度変換された撮像画像データとしての各フレームのデータであるが、特に表示部34での表示サイズに合わせたリサイズ(拡大・縮小)を行って表示データを生成する。つまり表示部34の表示パネルに合わせた解像度変換を加える。
例えば静止画撮像記録のためにユーザが被写体を探しているときや、動画記録のスタンバイ中などにおいて、表示データ生成部26は撮像画像データに基づくスルー画表示のための表示データを生成する。そして表示データを表示部34に供給し、スルー画表示を実行させる。
また表示データ生成部26は、合焦部分の強調表示(ピーキング)のための処理も行う。例えばスルー画としての画像データ上で、高周波成分(エッジ成分)の高い合焦状態の画素を選択し、当該画素が表示部34において強調してユーザに提示されるような画像処理を行う。例えば図3Aのような撮像画像データに対して合焦部分を検出し、図3Bのように合焦部分と検出された画素について輝度を高くしたり、或いは色情報を変更するなどの手法で、強調表示が行われるようにする。このような強調表示を伴った表示データを生成して表示部34で表示させることで、ユーザが、焦点確認(合焦部分、合焦状態の確認)を容易かつ正確にできるようになる。例えばユーザは強調表示を見ながらマニュアルフォーカスやオートフォーカス機能によりフォーカスを調整し、意図した被写体部分のエッジが強調されれば、合焦していると判断して静止画撮像記録を行ったり動画記録を開始することができる。
なお表示データ生成部26は、この図4の例ではデジタル信号処理部20で実行される機能構成として示しているが、これは一例であり、制御部30によって表示データ生成部26としての処理が実行されてもよい。
また本実施の形態の場合、制御部30は、上述のイメージャ12の解像度モードの制御に関連して、動作判定部30a、解像度モード設定部30bとしての機能を備える。
動作判定部30aは、撮像装置10の動作状態の検出・判定を行う。例えば静止画記録や動作記録のためのスタンバイ中、動画記録中、再生中、フォーカス動作(焦点合わせ)中、強調表示実行中などの動作状態の検出・判定を行う。
解像度モード設定部30bは、動作判定部30aが検出する動作状態に応じて、イメージャ12の解像度モードの制御を行う。例えば静止画記録や動作記録のためのスタンバイ中には、低解像度モードに制御する。
なお、動作判定部30a、解像度モード設定部30bはデジタル信号処理部20の機能として実現してもよい。
動作判定部30aは、撮像装置10の動作状態の検出・判定を行う。例えば静止画記録や動作記録のためのスタンバイ中、動画記録中、再生中、フォーカス動作(焦点合わせ)中、強調表示実行中などの動作状態の検出・判定を行う。
解像度モード設定部30bは、動作判定部30aが検出する動作状態に応じて、イメージャ12の解像度モードの制御を行う。例えば静止画記録や動作記録のためのスタンバイ中には、低解像度モードに制御する。
なお、動作判定部30a、解像度モード設定部30bはデジタル信号処理部20の機能として実現してもよい。
<2.第1の実施の形態の解像度モードに関する処理>
以上の構成の撮像装置10において実行されるイメージャ12の解像度モードに関する処理を説明していく。
本実施の形態の撮像装置10では、静止画撮像記録のシャッター操作前の期間や、動画撮像記録のためのスタンバイ中において、スルー画表示を行っている際には、基本的には、消費電力を抑えるために、画質を犠牲にして低解像度モードでイメージャ12が動作するようにする。ところがそのままでは、焦点合わせ、焦点確認、強調表示等に適切でないことがある。そこで制御部30は、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、イメージャ12からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行うようにし、一時的に画質を優先する状態として動作させる。
以上の構成の撮像装置10において実行されるイメージャ12の解像度モードに関する処理を説明していく。
本実施の形態の撮像装置10では、静止画撮像記録のシャッター操作前の期間や、動画撮像記録のためのスタンバイ中において、スルー画表示を行っている際には、基本的には、消費電力を抑えるために、画質を犠牲にして低解像度モードでイメージャ12が動作するようにする。ところがそのままでは、焦点合わせ、焦点確認、強調表示等に適切でないことがある。そこで制御部30は、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、イメージャ12からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行うようにし、一時的に画質を優先する状態として動作させる。
またステップF103では制御部30は、シャッターボタンの半押しによる焦点確認中であるか否かを判断する。
ユーザがシャッターボタンを半押ししたら、制御部30はフォーカスロック制御を行う。即ちオートフォーカス制御として、AF判定部27による評価値を監視しながら光学系駆動部13によってフォーカスレンズ駆動を実行させ、合焦位置を探索し、合焦状態とさせる。そして半押しが継続されている期間、そのフォーカス状態を維持する。
従ってシャッターボタンの半押しを検出した場合とは、撮像装置10の動作状態としてオートフォーカス動作中又はオートフォーカス動作によるフォーカス状態の確認中であることを検出した場合に相当する。
このような半押し状態を検出した場合も、制御部30は解像度モードに関する処理としてはステップF105に進む。
ユーザがシャッターボタンを半押ししたら、制御部30はフォーカスロック制御を行う。即ちオートフォーカス制御として、AF判定部27による評価値を監視しながら光学系駆動部13によってフォーカスレンズ駆動を実行させ、合焦位置を探索し、合焦状態とさせる。そして半押しが継続されている期間、そのフォーカス状態を維持する。
従ってシャッターボタンの半押しを検出した場合とは、撮像装置10の動作状態としてオートフォーカス動作中又はオートフォーカス動作によるフォーカス状態の確認中であることを検出した場合に相当する。
このような半押し状態を検出した場合も、制御部30は解像度モードに関する処理としてはステップF105に進む。
以上のステップF102、F103、F104の判断により、マニュアルフォーカス操作中、半押しによる焦点確認中、合焦部分の強調表示中のいずれかの動作状態にある場合、ステップF105に進み、制御部30は、イメージャ12を高解像度モードに切り替える(既に切り替えられていれば高解像度モードを継続する)。
一方、マニュアルフォーカス操作中、半押しによる焦点確認中、合焦部分の強調表示中のいずれでもなければ、制御部はステップF106で、イメージャ12を低解像度モードに切り替える(既に切り替えられていれば低解像度モードを継続する)。
一方、マニュアルフォーカス操作中、半押しによる焦点確認中、合焦部分の強調表示中のいずれでもなければ、制御部はステップF106で、イメージャ12を低解像度モードに切り替える(既に切り替えられていれば低解像度モードを継続する)。
制御部30は以上の図5の処理を、例えば撮像画像データが得られるフレームタイミング毎に行う。
結局、マニュアルフォーカス操作中、半押しによる焦点確認中、合焦部分の強調表示中のいずれかであればイメージャ12は高解像度モードとされ、これらの動作状態となる前や終了した後は、低解像度モードとされる。
結局、マニュアルフォーカス操作中、半押しによる焦点確認中、合焦部分の強調表示中のいずれかであればイメージャ12は高解像度モードとされ、これらの動作状態となる前や終了した後は、低解像度モードとされる。
制御部30が以上の図5,図6の処理を行うことで、本実施の形態では以下の効果が得られる。
実施の形態の撮像装置10は、被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、撮像画像としての画角を維持したままで解像度が異なる複数の解像度モード(高解像度モードと低解像度モード)が切替可能とされているイメージャ12を備えている。またイメージャ12から出力される撮像画像データに基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部26(デジタル信号処理部20)を備えている。さらに、イメージャ12からの出力を低解像度モードで実行させている際に、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、イメージャ12を高解像度モードに切り替える制御を行う制御部30を備えている。
このような撮像装置10では、まず、静止画記録のためのシャッター操作や動画記録開始操作を行う前の期間に、ユーザ(撮像者)がスルー画(モニタリング画像)により被写体を確認しているときは、低解像度モードとして消費電力削減効果を得、バッテリーの長寿命化を図ることができる。この場合、スルー画の表示画質は低下してしまうが、そもそもスルー画は構図決めや被写体を大まかに確認する目的で見るものであって、さほどの高画質は必要ないため、低画質であること自体は特に問題はない。但し、焦点合わせ(フォーカス可変動作)や焦点確認等を行う場合には、ユーザがスルー画から合焦状態を認識しやすくするように、スルー画の画質を向上させた方がよい。そこで焦点合わせに関する動作状態を検出した際には、低解像度モードから高解像度モードに切り替えるようにしている。つまり、焦点の合い具合を精度よく確かめるため、焦点確認中はイメージャ12から、より多くの画素を読み出すようにすることで、画像の高周波成分を視認しやすいようにし、焦点合わせ操作や焦点確認の際の視認性を向上させる。
実施の形態の撮像装置10は、被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、撮像画像としての画角を維持したままで解像度が異なる複数の解像度モード(高解像度モードと低解像度モード)が切替可能とされているイメージャ12を備えている。またイメージャ12から出力される撮像画像データに基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部26(デジタル信号処理部20)を備えている。さらに、イメージャ12からの出力を低解像度モードで実行させている際に、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、イメージャ12を高解像度モードに切り替える制御を行う制御部30を備えている。
このような撮像装置10では、まず、静止画記録のためのシャッター操作や動画記録開始操作を行う前の期間に、ユーザ(撮像者)がスルー画(モニタリング画像)により被写体を確認しているときは、低解像度モードとして消費電力削減効果を得、バッテリーの長寿命化を図ることができる。この場合、スルー画の表示画質は低下してしまうが、そもそもスルー画は構図決めや被写体を大まかに確認する目的で見るものであって、さほどの高画質は必要ないため、低画質であること自体は特に問題はない。但し、焦点合わせ(フォーカス可変動作)や焦点確認等を行う場合には、ユーザがスルー画から合焦状態を認識しやすくするように、スルー画の画質を向上させた方がよい。そこで焦点合わせに関する動作状態を検出した際には、低解像度モードから高解像度モードに切り替えるようにしている。つまり、焦点の合い具合を精度よく確かめるため、焦点確認中はイメージャ12から、より多くの画素を読み出すようにすることで、画像の高周波成分を視認しやすいようにし、焦点合わせ操作や焦点確認の際の視認性を向上させる。
また制御部30は、動画記録中は解像度モードの切替制御を行わない。
たとえユーザが焦点合わせ操作を行った場合でも、動画記録中であったら、イメージャ12の解像度モードを変えないほうが良い。動画記録中に読み出し解像度を切り替えると、フレーム間で瞬間的に画質が変化する様子が記録画像に残されてしまい、記録画像の品質を低下させる。また、動画記録中は、通常、フレームレートを考慮した読み出し画素数をつかっているため、読み出し画素数を増やすとフレームレートの低下を招いてしまい、好ましくない。
そこで動画記録中はたとえ焦点合わせが行われたとしても、解像度モード切替を制限することとし、動画記録に悪影響を生じさせず、適正な動画記録データを維持するようにしている。このように動画記録中に解像度モード切替を行わないことは、実際の動画撮像機能を備えた撮像装置としては、非常に重要な処理となる。
たとえユーザが焦点合わせ操作を行った場合でも、動画記録中であったら、イメージャ12の解像度モードを変えないほうが良い。動画記録中に読み出し解像度を切り替えると、フレーム間で瞬間的に画質が変化する様子が記録画像に残されてしまい、記録画像の品質を低下させる。また、動画記録中は、通常、フレームレートを考慮した読み出し画素数をつかっているため、読み出し画素数を増やすとフレームレートの低下を招いてしまい、好ましくない。
そこで動画記録中はたとえ焦点合わせが行われたとしても、解像度モード切替を制限することとし、動画記録に悪影響を生じさせず、適正な動画記録データを維持するようにしている。このように動画記録中に解像度モード切替を行わないことは、実際の動画撮像機能を備えた撮像装置としては、非常に重要な処理となる。
また実施の形態の撮像装置10は、制御部30は、焦点合わせに関する動作状態として、マニュアルフォーカス操作中であることを検出した場合や、オートフォーカス動作中又はオートフォーカス動作によるフォーカス状態の確認中であることを検出した場合(半押し中)、さらには合焦部分の強調表示の実行中であることを検出した場合に、高解像度モードに切り替える制御を行うようにしている。
これらの場合は、ユーザがマニュアルフォーカス操作やオートフォーカス機能により積極的に焦点調整を行う場合や、合焦部分の強調表示により、積極的に焦点状態(合焦状態の被写体)を確認しようとしている場合である。そこで、これらの場合は、高解像度モードにより、画像品質のよいモニタリング画像を提供することで、焦点調整や焦点確認のしやすさを向上させている。
また強調表示実行中である場合は、高解像度モードとすることで強調表示のための処理精度も向上させることができ、ユーザに適切に合焦部分を提示できる。
これらの場合は、ユーザがマニュアルフォーカス操作やオートフォーカス機能により積極的に焦点調整を行う場合や、合焦部分の強調表示により、積極的に焦点状態(合焦状態の被写体)を確認しようとしている場合である。そこで、これらの場合は、高解像度モードにより、画像品質のよいモニタリング画像を提供することで、焦点調整や焦点確認のしやすさを向上させている。
また強調表示実行中である場合は、高解像度モードとすることで強調表示のための処理精度も向上させることができ、ユーザに適切に合焦部分を提示できる。
またマニュアルフォーカス操作中、半押しによる焦点確認中、合焦部分の強調表示中のいずれかの状態でなくなれば、低解像度モードとされるため、操作シチュエーションに合わせて、低解像度モード(消費電力低減優先)と、高解像度動作モード(画質優先)の中から最適な動作モードを提供できる。これにより、焦点合わせや焦点確認の操作性が改善しつつ、バッテリー1本当たりの撮像枚数を増やすことができる。つまり動作状態に応じて、画質優先、消費電力削減優先が切り替えられ、使用性向上と長時間使用性を両立できる。
制御部30は図7の処理として、マニュアルフォーカス操作中、又は半押しによる焦点確認中であれば、イメージャ12を第1高解像度モードに制御する(F102→F105、又はF103→F105)。
また合焦部分の強調表示中であれば、制御部30はイメージャ12を第2高解像度モードに制御する(F104→F108)。
それ以外の場合は低解像度モードとする(F106)。
また合焦部分の強調表示中であれば、制御部30はイメージャ12を第2高解像度モードに制御する(F104→F108)。
それ以外の場合は低解像度モードとする(F106)。
実施の形態のプログラムは、上述の実施の形態で示した処理を、例えばCPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等の演算処理装置に実行させるプログラムである。
即ち実施の形態のプログラムは、被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、撮像画像としての画角を維持したままで解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされているイメージャ12(光電変換部)と、イメージャ12から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部26とを備えた撮像装置10の動作状態を検出する処理と、イメージャ12からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させる処理と、イメージャ12からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、撮像装置10の動作状態を検出する処理により、焦点合わせに関する動作状態が検出された場合に、イメージャ12からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御処理とを演算処理装置に実行させるプログラムである。
具体的には、実施の形態のプログラムは、図5又は図7の処理を演算処理装置に実行させるプログラムとすればよい。
即ち実施の形態のプログラムは、被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、撮像画像としての画角を維持したままで解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされているイメージャ12(光電変換部)と、イメージャ12から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部26とを備えた撮像装置10の動作状態を検出する処理と、イメージャ12からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させる処理と、イメージャ12からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、撮像装置10の動作状態を検出する処理により、焦点合わせに関する動作状態が検出された場合に、イメージャ12からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御処理とを演算処理装置に実行させるプログラムである。
具体的には、実施の形態のプログラムは、図5又は図7の処理を演算処理装置に実行させるプログラムとすればよい。
なお本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、撮像画像としての画角を維持したままで解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、
前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部と、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う制御部と、を備えた
撮像装置。
(2)前記制御部は、動画記録中は、前記光電変換部の解像度モードの切替制御を行わない
上記(1)に記載の撮像装置。
(3)前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、マニュアルフォーカス操作中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う
上記(1)又は(2)に記載の撮像装置。
(4)前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、オートフォーカス動作中又はオートフォーカス動作によるフォーカス状態の確認中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う
上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の撮像装置。
(5)前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、モニタリング表示上で合焦部分の強調表示を行う機能の実行中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う
上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の撮像装置。
(6)前記制御部は、前記光電変換部の解像度モードの切替に伴って、撮像画像信号処理に関するパラメータの切替制御を行う
上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の撮像装置。
(7)前記制御部は、前記光電変換部の解像度モードの切替に伴って、前記表示データ生成部における表示データ生成のための画像拡大縮小処理のパラメータの切替制御を行う
上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の撮像装置。
(8)前記光電変換部で切り替え可能な複数の解像度モードは、画素間引き率の低い高解像度モードと画素間引き率の高い低解像度モードとを少なくとも含む
上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の撮像装置。
(9)被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、撮像画像としての画角を維持したままで解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部とを備えた撮像装置の撮像方法として、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える撮像方法。
(10)被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、撮像画像としての画角を維持したままで解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部とを備えた撮像装置の動作状態を検出する処理と、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させる処理と、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、前記撮像装置の動作状態を検出する処理により、焦点合わせに関する動作状態が検出された場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御処理と、
を演算処理装置に実行させるプログラム。
(1)被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、撮像画像としての画角を維持したままで解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、
前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部と、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う制御部と、を備えた
撮像装置。
(2)前記制御部は、動画記録中は、前記光電変換部の解像度モードの切替制御を行わない
上記(1)に記載の撮像装置。
(3)前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、マニュアルフォーカス操作中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う
上記(1)又は(2)に記載の撮像装置。
(4)前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、オートフォーカス動作中又はオートフォーカス動作によるフォーカス状態の確認中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う
上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の撮像装置。
(5)前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、モニタリング表示上で合焦部分の強調表示を行う機能の実行中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う
上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の撮像装置。
(6)前記制御部は、前記光電変換部の解像度モードの切替に伴って、撮像画像信号処理に関するパラメータの切替制御を行う
上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の撮像装置。
(7)前記制御部は、前記光電変換部の解像度モードの切替に伴って、前記表示データ生成部における表示データ生成のための画像拡大縮小処理のパラメータの切替制御を行う
上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の撮像装置。
(8)前記光電変換部で切り替え可能な複数の解像度モードは、画素間引き率の低い高解像度モードと画素間引き率の高い低解像度モードとを少なくとも含む
上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の撮像装置。
(9)被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、撮像画像としての画角を維持したままで解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部とを備えた撮像装置の撮像方法として、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える撮像方法。
(10)被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、撮像画像としての画角を維持したままで解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部とを備えた撮像装置の動作状態を検出する処理と、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させる処理と、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、前記撮像装置の動作状態を検出する処理により、焦点合わせに関する動作状態が検出された場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御処理と、
を演算処理装置に実行させるプログラム。
Claims (10)
- 被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、
前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部と、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う制御部と、を備えた
撮像装置。 - 前記制御部は、動画記録中は、前記光電変換部の解像度モードの切替制御を行わない
請求項1に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、マニュアルフォーカス操作中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う
請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、オートフォーカス動作中又はオートフォーカス動作によるフォーカス状態の確認中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記焦点合わせに関する動作状態として、モニタリング表示上で合焦部分の強調表示を行う機能の実行中であることを検出した場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御を行う
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記光電変換部の解像度モードの切替に伴って、撮像画像信号処理に関するパラメータの切替制御を行う
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記光電変換部の解像度モードの切替に伴って、前記表示データ生成部における表示データ生成のための画像拡大縮小処理のパラメータの切替制御を行う
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記光電変換部で切り替え可能な複数の解像度モードは、画素間引き率の低い高解像度モードと画素間引き率の高い低解像度モードとを少なくとも含む
請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の撮像装置。 - 被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部とを備えた撮像装置の撮像方法として、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、焦点合わせに関する動作状態を検出した場合、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える撮像方法。 - 被写体光の受光に応じた電気信号としての撮像画像信号を出力するとともに、撮像画像信号の出力について、解像度が異なる複数の解像度モードが切替可能とされている光電変換部と、前記光電変換部から出力される撮像画像信号に基づいて、撮像被写体のモニタリング表示に用いる表示データを生成する表示データ生成部とを備えた撮像装置の動作状態を検出する処理と、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させる処理と、
前記光電変換部からの撮像画像信号出力を低解像度モードで実行させている際に、前記撮像装置の動作状態を検出する処理により、焦点合わせに関する動作状態が検出された場合に、前記光電変換部からの撮像画像信号出力を高解像度モードに切り替える制御処理と、
を演算処理装置に実行させるプログラム。
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