JP2014222781A - 正特性サーミスタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱フィンと発熱部の接触熱抵抗が小さく、コンパクトで組立性が良く、安価に製造可能な正特性サーミスタ装置を得ること。
【解決手段】板状の正特性サーミスタ素子を有する板状の発熱部と、正特性サーミスタ素子の両主面に対向して発熱部の両主面に夫々底部が重ねられた一対の放熱フィンと、一対の放熱フィンの底部を、夫々正特性サーミスタ素子に向けて押圧する弾性体と、を備え、放熱フィンは、底部で折り返された複数の深溝状フィンを横並びに配置し、隣接する深溝状フィンの頭部側の端部同士を連結して形成された深溝状放熱フィン23である。
【選択図】図5

Description

本発明は、正特性サーミスタ素子(Positive Temperature Coefficient:以下「PTC素子」という)を利用して空気を加熱する正特性サーミスタ装置に関する。
従来、長尺状に形成され、通電により発熱する発熱素子(PTC素子)を含む発熱部と、この発熱部で発生した熱を大気中に放熱する放熱フィンと、を備え、この放熱フィンは、前記発熱部の外側に設けられたケーシング部材に接して設けられた電気ヒータ装置であって、前記ケーシング部材として、前記発熱素子を含む発熱部の構成要素をサンドイッチ状に両側から挟む一対の挟持プレートを備え、これら一対の挟持プレートの前記構成要素を挟持する側の面とは反対側の面である表面に、前記放熱フィンが蝋付けにより結合され、前記挟持プレートに対して挟持方向に荷重を与えた状態で両挟持プレートの端部どうしを係合する係合手段が設けられている電気ヒータ装置(正特性サーミスタ装置)が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、板状正特性サーミスタ素子(PTC素子)と、この正特性サーミスタ素子の両主面に接触または近接して放熱を行う放熱フィンを一体形成した一対の挟持プレートからなる正特性サーミスタ装置において、正特性サーミスタ素子を内部に保持するとともに、この正特性サーミスタ素子の側面部を囲む枠体を設け、前記正特性サーミスタ素子および前記枠体を対向して保持する一対の放熱体が、その両側面部において弾性体を介して互いに弾発固定されている正特性サーミスタ装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−071553号公報 特公平07−034390号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の技術によれば、接触熱抵抗を低減するために、放熱フィンと挟持プレートとを蝋付けにより結合している。一般的に、放熱フィンの素材は、熱伝導性に優れたアルミニウムである。アルミニウムの蝋付けは、ブレージングシートを用いてコルゲートフィン(波状板)を形成し、挟持プレートとコルゲートフィンとを圧接した状態で炉に入れてブレージングを行なう。
ブレージングを行なう場合、温度が高いと蝋が溶け落ち、温度が低いと蝋が溶けないので、温度管理が難しい。また、ブレージングを行なうには、連続炉やバッチ炉等の大型の設備が必要であり、作業の手間がかかると共に、設備費や加工費が高い、という問題があった。
また、上記特許文献2に記載された従来の技術によれば、放熱フィンと挟持プレートが一体に形成されたスカイブフィンを用いている。スカイブフィンは、アルミの押出し品を切曲げて挟持プレートに放熱フィンを形成するため設備費が高い。また、押出し加工、切曲げ加工及び切断加工と、加工工程が多く加工費が高い、という問題があった。
また、上記特許文献1、2に記載された従来の技術によれば、弾性体により、挟持プレートの端部に挟持方向に押圧力をかけるので、複数のPTC素子に均一に面圧がかかるように、PTC素子を含む発熱部の構成部品の厚さの寸法精度を高くしなければならない。また、PTC素子の面圧を均一にするために、挟持プレートの剛性を高くする必要があり、挟持プレートの厚さが厚くなる。そのため、挟持プレートが大きなものになる、という問題があった。
また、放熱フィンと挟持プレートを一体形成する製造方法は、設備投資が高額となる上に、風路形状に合わせた放熱フィンの形状の設計自由度が低い、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、第1の目的は、放熱フィンと発熱部の接触熱抵抗が小さく、コンパクトで組立性が良く、安価に製造可能な正特性サーミスタ装置を得ることである。第2の目的は、放熱フィンの設計自由度が高く、設備投資が小さく、風路形状に合わせて放熱設計を最適化することができる正特性サーミスタ装置を得ることである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、板状の正特性サーミスタ素子を有する板状の発熱部と、前記正特性サーミスタ素子の両主面に対向して前記発熱部の両主面に夫々底部が重ねられた一対の放熱フィンと、前記一対の放熱フィンの底部を、夫々前記正特性サーミスタ素子に向けて押圧する弾性体と、を備え、前記放熱フィンは、前記底部で折り返された複数の深溝状フィンを横並びに配置し、隣接する深溝状フィンの頭部側の端部同士を連結して形成された深溝状放熱フィンであることを特徴とする。
本発明によれば、放熱フィンと発熱部の接触熱抵抗が小さく、コンパクトで組立性が良く、安価に製造可能な正特性サーミスタ装置が得られる。また、放熱フィンの設計自由度が高く、設備投資が小さく、風路形状に合わせて放熱設計を最適化することができる正特性サーミスタ装置が得られる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる正特性サーミスタ装置の実施の形態1を示す分解斜視図である。 図2は、実施の形態1の正特性サーミスタ装置を備える浴室用乾燥暖房装置の縦断面図である。 図3は、放熱フィンの実施の形態1を示す側面図である。 図4は、放熱フィンの実施の形態2を示す側面図である。 図5は、放熱フィンの実施の形態3を示す側面図である。 図6は、実施の形態1の正特性サーミスタ装置を示す分解断面図である。 図7は、実施の形態1の正特性サーミスタ装置の組立途中を示す断面図である。 図8は、実施の形態1の正特性サーミスタ装置の組立後を示す断面図である。 図9は、本発明にかかる正特性サーミスタ装置の実施の形態2を示す分解断面図である。 図10は、実施の形態2の正特性サーミスタ装置の組立途中を示す断面図である。 図11は、実施の形態2の正特性サーミスタ装置の組立後を示す断面図である。 図12は、本発明にかかる正特性サーミスタ装置の実施の形態3を示す分解斜視図である。 図13は、実施の形態3の正特性サーミスタ装置を示す分解断面図である。 図14は、実施の形態3の正特性サーミスタ装置の組立途中を示す断面図である。 図15は、実施の形態3の正特性サーミスタ装置の組立後を示す断面図である。 図16は、本発明にかかる正特性サーミスタ装置の実施の形態4を示す分解斜視図である。 図17は、実施の形態4の正特性サーミスタ装置を示す分解断面図である。 図18は、実施の形態4の正特性サーミスタ装置の組立途中を示す断面図である。 図19は、実施の形態4の正特性サーミスタ装置の組立後を示す断面図である。
以下に、本発明にかかる正特性サーミスタ装置及びその製造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる正特性サーミスタ装置の実施の形態1を示す分解斜視図であり、図2は、実施の形態1の正特性サーミスタ装置を備える浴室用乾燥暖房装置の縦断面図であり、図3は、放熱フィンの実施の形態1を示す側面図であり、図4は、放熱フィンの実施の形態2を示す側面図であり、図5は、放熱フィンの実施の形態3を示す側面図であり、図6は、実施の形態1の正特性サーミスタ装置を示す分解断面図であり、図7は、実施の形態1の正特性サーミスタ装置の組立途中を示す断面図であり、図8は、実施の形態1の正特性サーミスタ装置の組立後を示す断面図である。
図2に示すように、浴室用乾燥暖房装置90は、吹出口19の内側に実施の形態1の正特性サーミスタ装置81を設置している。浴室用乾燥暖房装置90は、図示しないリモートコントローラからの操作信号を制御部11で処理し、暖房、乾燥、換気及び涼風等の運転を行なう。
暖房運転では、循環モータ12及び正特性サーミスタ装置81を作動させ、循環ファン13を回転させて循環吸込口18から浴室内空気を吸込み、正特性サーミスタ装置81により吸込んだ空気を暖めて吹出口19から吹出し、浴室内空気を循環しながら浴室内を暖房する。
換気運転では、換気モータ14を作動させ、換気ファン15を回転させて換気吸込口17から浴室内空気を吸い込み、換気接続口16から図示しないダクトを介して屋外に排出する。乾燥運転では、暖房運転と換気運転を同時に行ない、浴室内の乾燥や浴室に干した衣類の乾燥を行う。
涼風運転では、循環ファン13及び換気ファン15を回転させ、浴室内空気を循環させながら換気を行ない、浴室内の熱気を外に逃がす。また、暖房運転及び乾燥運転では、温度センサで浴室内温度を検出して制御部11で処理し、浴室内温度が所望の温度になるように、正特性サーミスタ装置81の通電制御及び循環ファン13、換気ファン15の回転数制御を行なう。
正特性サーミスタ装置81は、通電により発熱し、循環する浴室内空気を加熱して昇温させ、冬場などの寒い浴室を暖房し、入浴時のヒートショックを和らげる。また、乾燥運転では、浴室内空気を昇温させると共に換気し、湿気を排出することにより、浴室乾燥や衣類乾燥行う。
次に、図1及び図6〜図8を参照して、実施の形態1の正特性サーミスタ装置81について説明する。正特性サーミスタ装置81は、通電によって発熱するPTC素子1(板状の正特性サーミスタ素子)を有する板状の発熱部7と、発熱部7の熱を放熱して流れる空気を昇温させる放熱部8と、を備えている。
発熱部7は、通電により発熱する複数の矩形板状のPTC素子1を有している。PTC素子1は、チタン酸バリウム(BaTiO3)を主成分とする半導体セラミックスで、通電により発熱し、キュリー温度に達すると急激に抵抗が増加し、自己温度制御を行なう特性を有している。
PTC素子1は、枠体2の素子孔2a内に配置される。PTC素子1の両主面には、電気を通電する電極板3〜5を接触させる。電極板3〜5の充電部は、絶縁板6により絶縁されている。PTC素子1、枠体2、電極板3〜5及び絶縁板6は、発熱部7を構成している。発熱部7全体が絶縁材で覆われる。
枠体2は、絶縁性と耐熱性に優れた素材(例えば、ポリアミドやポリフェニレンスルフィド等)により形成され、PTC素子1を挿入して保持するために、矩形の素子孔2aが設けられている。
また、電極板3〜5は、一端に形成された反リード側突起3a〜5aが、枠体2の係止穴2bに係止され、他端に形成されたリード側突起3b〜5bが、貫通孔2cを通して枠体2の外側に導出される。係止穴2b及び貫通孔2cにより、電極板3〜5が位置決めされると共に、枠体2の側方外側で結線処理を行なうことができる。
電極板3〜5は、耐食性に優れた素材(例えば、ステンレス)により形成されている。また、絶縁板6は、耐熱性と絶縁性に優れた素材(例えば、アルミナ)により形成されている。絶縁板6は、シール部材(図示せず)を介して全周が枠体2に接合される。絶縁板6で、PTC素子1及び電極板3〜5を挟み込み、枠体2と絶縁板6によりPTC素子1及び電極板3〜5を固定している。
図1に示すように、PTC素子1を枠体2の上下2段に配置し、電極板3〜5により電気的に接続し、通電制御により、リード側突起3bに接続された結線と、リード側突起4b、5bに接続された結線との間に通電することにより、電極板3と電極板4、5に挟まれたPTC素子1が発熱する。
また、電極板3と、電極板4又は電極板5のいずれか一方の間に通電すれば、上下2段に配置したPTC素子1のうち、いずれかの段に配置したPTC素子1が発熱する。リード側突起3bと4bとの間に通電すれば下段側が発熱し、リード側突起3bと5bとの間に通電すれば上段側が発熱するので、発熱制御が可能である。実施の形態1の正特性サーミスタ装置81では、通電制御による発熱制御を行なっているが、PTC素子1の配列、配列個数及び電極板の構成は、発熱制御の要否や必要加熱能力に応じて設計する。
次に、放熱部8について説明する。正特性サーミスタ装置81の放熱部8は、クリップ型弾性体9と放熱フィン20とを有している。クリップ型弾性体9は、1対のクリップ片9aを複数対連設したものであり、一対のクリップ片9aを開くように撓ませて挟持力(押圧力)を発生させる。また、クリップ型弾性体9は、PTC素子1の両主面に夫々対向して、発熱部7を挟むように発熱部7の両側に重ねられた一対の放熱フィン20の発熱部7側の底部20aに側方から差し込めるように、クリップ片9aの間にスリットが設けられている。
クリップ型弾性体9は、一対の放熱フィン20の底部20aに一対のクリップ片9aを差し込んで発熱部7を挟み込み、放熱フィン20の底部20aを発熱部7に押付け、発熱部7の絶縁板6に挟まれたPTC素子1と電極板3〜5とを圧接する。図1に示すように、一対の放熱フィン20の両側部に差し込んだクリップ型弾性体9により、1対の放熱フィン20及び発熱部7を挟んで押圧(圧接)している。なお、図1に示す実施の形態1の正特性サーミスタ装置81では、クリップ型弾性体9を一連に形成しているが、複数に分割したものとしてもよい。
図3は、放熱フィンの実施の形態1を示す側面図であり、図4は、放熱フィンの実施の形態2を示す側面図であり、図5は、放熱フィンの実施の形態3を示す側面図である。図3に示すように、実施の形態1の放熱フィン20は、矩形波状コルゲートフィンの頭部同士及び底部同士を接合した矩形波状放熱フィン21であり、図4に示すように、実施の形態2の放熱フィン20は、頭部を半円形とした波状コルゲートフィンの頭部同士及び底部同士を接合した波状放熱フィン22であり、図5に示すように、実施の形態3の放熱フィン20は、深溝状フィンを連設した深溝状放熱フィン23である。
以上のように、放熱フィン20は、矩形波状放熱フィン21、波状放熱フィン22及び深溝状放熱フィン23等の総称である。実施の形態1の正特性サーミスタ装置81では、放熱フィン20として、矩形波状放熱フィン21、波状放熱フィン22及び深溝状放熱フィン23のいずれを用いてもよい。
実施の形態3の深溝状放熱フィン23は、プレス加工により製造することができる。実施の形態1の矩形波状放熱フィン21及び実施の形態2の波状放熱フィン22は、歯車で波状の放熱フィンを成形後、プレスにより成形して頭部及び底部とも矩形波状にするか底部のみ矩形波状にし、その後、放熱フィンの前後方向から圧縮し、発熱部7と接触する底面21b、22bを形成する。
次に、図1及び図6〜図8を参照して、実施の形態1の正特性サーミスタ装置81の組立方法について説明する。まず、枠体2の素子孔2aにPTC素子1を挿入し、枠体2の両主面に電極板3〜5及び絶縁板6を重ね、シール部材で固定して発熱部7を組立て、発熱部7を準備する。
次に、PTC素子1の両主面に対向するように、発熱部7の両主面に一対の放熱フィン20の底部20aを夫々重ねる。次に、一方のクリップ型弾性体9の一対のクリップ片9aを、放熱フィン20の底部20aのフィン間に差し込み、一対のクリップ片9aを開くように撓ませ、放熱フィン20の底部20aを、夫々PTC素子1に向けて押圧した状態で発熱部7を挟み込み、一対の放熱フィン20を発熱部7に固定する。図7に示すように、他方のクリップ型弾性体9は、放熱フィン20が組立てられた後に差し込み、上記と同様にして、放熱フィン20を発熱部7に固定する。以上により、図8に示すように、発熱部7に放熱フィン20を密着固定した正特性サーミスタ装置81が組立てられる。
クリップ型弾性体9は、クリップ片9aが弾性変形し、クリップ片9aの間隔を狭める方向に復元力を発生させる。この復元力により、放熱フィン20の底部20aから、絶縁板6、電極板3〜5、枠体2及びPTC素子1に対して、圧縮力が作用する。この圧縮力により、PTC素子1、電極板3〜5、絶縁板6及び底部20a間の面圧が得られる。この面圧は、クリップ型弾性体9が弾性変形しているかぎり発生する。
以上、説明したように、実施の形態1の正特性サーミスタ装置81によれば、PTC素子1から熱が伝導される絶縁板6に、放熱フィン20をクリップ型弾性体9により圧接するので、蝋付けや一体成形に比べ、組立作業性がよく、密着の信頼性が高く、製造コストが安価である。
また、発熱部7は、PTC素子1、枠体2、電極板3〜5、絶縁板6及び放熱フィン20を重ね合わせ、放熱フィン20の底部20aを、両側方から差し込んだ一対のクリップ型弾性体9により挟持するので、発熱部を挟持プレートで挟み挟持プレートの端部を挟持方向に押圧するのと比較して、構成部品間の面圧が均一であり、挟持プレートの板圧を厚くする等、剛性を上げる必要がない。そのため、構成部品をコンパクトにすることができ、製造コストを低減することができる。加えて、放熱フィン20を、蝋付け又は押出し一体成形することもなく、作業性がよく、小形化が可能で、加工コストが低い。
さらに、実施の形態1の正特性サーミスタ装置81は、放熱フィン20の底部20aにクリップ型弾性体9を係合させるので、クリップ片9aの弾性変形による押圧力(挟持力)を、容易に所望の値に設定することができる。
さらに、実施の形態1の正特性サーミスタ装置81では、クリップ型弾性体9で挟持する矩形波状放熱フィン21を、波状放熱フィン22又は深溝状放熱フィン23に差し替えることができる。また、挟持プレートと放熱フィンを蝋付けしたり、押出し一体成形するための専用の設備がなくても、発熱部7と放熱フィン20を密着させることができ、作業性がよく、コストを抑えることができる。
さらに、発熱部7の発熱能力制御は、電極板3、4及び5の構成により、複数段階に調整することが可能であり、発熱量は、PTC素子1の設置数を変えることにより調整が可能である。また、放熱部8は、発熱部7の発熱量に見合う放熱面積及び風路形状に合わせた形状設計を、放熱フィン20の底部20aの温度から試算することができるので、設計の自由度が高く、最適設計が可能である。
実施の形態2.
図9は、本発明にかかる正特性サーミスタ装置の実施の形態2を示す分解断面図であり、図10は、実施の形態2の正特性サーミスタ装置の組立途中を示す断面図であり、図11は、実施の形態2の正特性サーミスタ装置の組立後を示す断面図である。
図9〜図11を参照して、実施の形態2の正特性サーミスタ装置82について説明する。なお、ここでは、実施の形態1の正特性サーミスタ装置81と異なる部分について説明し、実施の形態1の正特性サーミスタ装置81と同等の構成及び作用、効果については説明を省略する。
実施の形態2の正特性サーミスタ装置82は、クリップ片29a、29bを左右非対称に形成した鉤型弾性体29を備えている。図9〜図11に示すように、鉤型弾性体29の長いクリップ片29aは、弾性変形して放熱フィン20の底部20aを、PTC素子1に向けて、発熱部7に押圧し、短いクリップ片29bは、枠体2の縁部2dを挟持する。
実施の形態2の正特性サーミスタ装置82では、放熱フィン20を発熱部7に組付けるとき、まず、放熱フィン20の底部20aにクリップ片29aを差し込んで放熱部28を形成し、その後、発熱部7に放熱部28を組付ける。実施の形態1の正特性サーミスタ装置81のように、一対の放熱フィン20を同時に発熱部7に組付ける必要はなく、一対の放熱フィン20を別々に組付けることができ、正特性サーミスタ装置82の組立性が改善し、組立加工費を低減して製造コストを抑えることができる。
実施の形態3.
図12は、本発明にかかる正特性サーミスタ装置の実施の形態3を示す分解斜視図であり、図13は、実施の形態3の正特性サーミスタ装置を示す分解断面図であり、図14は、実施の形態3の正特性サーミスタ装置の組立途中を示す断面図であり、図15は、実施の形態3の正特性サーミスタ装置の組立後を示す断面図である。
図12〜図15を参照して、実施の形態3の正特性サーミスタ装置83について説明する。なお、ここでは、実施の形態1、2の正特性サーミスタ装置81、82と異なる部分について説明し、実施の形態1、2の正特性サーミスタ装置81、82と同等の構成及び作用、効果については説明を省略する。
図12〜図15に示すように、実施の形態3の正特性サーミスタ装置83は、発熱部7に深溝状放熱フィン23を組付けたものである。正特性サーミスタ装置83は、発熱部7に深溝状放熱フィン23を取付ける取付け具の構成が、実施の形態1、2の正特性サーミスタ装置81、82と異なっている。
実施の形態3の正特性サーミスタ装置83は、深溝状放熱フィン23と、深溝状放熱フィン23の底部23aを発熱部7に押圧するための、多数のスリット39aを有する湾曲板状弾性体39と、を備えている。湾曲板状弾性体39のスリット39aに深溝状放熱フィン23のフィンを挿通し、底部23aに湾曲板状弾性体39の湾曲凸部39cを押し当てて湾曲板状弾性体39を弾性変形させ、底部23aを発熱部7に圧接固定し、PTC素子1、電極板3〜5及び絶縁板6も合せて圧接固定する。
次に、実施の形態3の正特性サーミスタ装置83の組立方法について説明する。図12に示すように、まず、枠体2の各素子孔2aにPTC素子1を挿入し、枠体2の両主面に電極板3〜5及び絶縁板6を重ね、シール部材で固定して発熱部7を形成する。
湾曲板状弾性体39のスリット39aに、深溝状放熱フィン23のフィンを挿通して放熱部38を形成する。次に、放熱部38を発熱部7に当接し、湾曲板状弾性体39の両縁部に連結部材39bを外嵌して放熱部38と発熱部7とを結合する。
このとき、湾曲板状弾性体39が、湾曲状態から直線状態になるように弾性変形させ(撓ませ)、図15に示すように、連結部材39bで湾曲板状弾性体39の両縁部を挟み込んで連結する。湾曲板状弾性体39の弾性変形により、放熱部38が発熱部7に押圧され、PTC素子1、電極板3〜5、絶縁板6及び深溝状放熱フィン23の夫々の間に面圧がかかる。
以上説明したように、実施の形態3の正特性サーミスタ装置83は、湾曲板状弾性体39と連結部材39bにより、放熱部38と発熱部7との挟持状態を保つようにし、湾曲板状弾性体39で深溝状放熱フィン23の底部23aを押圧することにより、放熱部38と発熱部7の間の面圧が均一になり、PTC素子1に均一な面圧がかかり、PTC素子1からの伝熱量が増大し、また、各部品間の接触熱抵抗が低減され、PTC素子1の発熱性能が最大限に発揮される。
また、湾曲板状弾性体39のスリット39aに、深溝状放熱フィン23のフィンを挿通して放熱部38を形成するので、組立性が改善すると共に、蝋付けや押出し一体成形を行なう必要もなく、製造コストを低減することができる。
さらに、実施の形態3の正特性サーミスタ装置83では、深溝状放熱フィン23を湾曲板状弾性体39のスリット39aに係合してから、発熱部7に組付けるので、湾曲板状弾性体39の弾性変形量で押圧力が決まる。したがって、所望の押圧力を容易に設定することができる。
実施の形態4.
図16は、本発明にかかる正特性サーミスタ装置の実施の形態4を示す分解斜視図であり、図17は、実施の形態4の正特性サーミスタ装置を示す分解断面図であり、図18は、実施の形態4の正特性サーミスタ装置の組立途中を示す断面図であり、図19は、実施の形態4の正特性サーミスタ装置の組立後を示す断面図である。
図16〜図19を参照して、実施の形態4の正特性サーミスタ装置84について説明する。なお、ここでは、実施の形態3の正特性サーミスタ装置83と異なる部分について説明し、実施の形態3の正特性サーミスタ装置83と同等の構成及び作用、効果については説明を省略する。
図16〜図19に示すように、実施の形態4の正特性サーミスタ装置84は、放熱フィン20を発熱部7へ押圧固定させる弾性体として、湾曲櫛型弾性体49を用いる。図16に示すように、実施の形態4の正特性サーミスタ装置84は、放熱フィン20のフィン面積が大きい場合でも、放熱フィン20の底部20aを発熱部7へ押圧固定することができる。
次に、実施の形態4の正特性サーミスタ装置84の組立方法について説明する。実施の形態4の正特性サーミスタ装置84は、発熱部7の構成は、実施の形態1の正特性サーミスタ装置81と同等であるので説明を省略する。放熱部48の組立手順は、まず、深溝状放熱フィン24の底部24aに、一対の湾曲櫛型弾性体49の湾曲クリップ片49aを両側方から差し込み、一方の湾曲櫛型弾性体49の湾曲クリップ片49aの先端部49bを他方の湾曲櫛型弾性体49の基部49cに相互に係合させ、深溝状放熱フィン24と一対の湾曲櫛型弾性体49とで放熱部48を形成する。
この状態の一対の放熱部48を発熱部7に組付け、二対の湾曲櫛型弾性体49の両縁部に連結部材39bを外嵌して連結し、湾曲クリップ片49aを撓ませて放熱部48と発熱部7とを結合する。なお、実施の形態4の正特性サーミスタ装置84は、深溝状放熱フィン24を取付けたが、実施の形態4の湾曲櫛型弾性体49を用いれば、矩形波状放熱フィン21や波状放熱フィン22を取付けることができる。
実施の形態4の正特性サーミスタ装置84は、放熱フィン20のフィン面積が大きくて、実施の形態1〜3のような、クリップ型弾性体9、鉤型弾性体29、湾曲板状弾性体39が使用できない場合に、湾曲櫛型弾性体49を用いることにより、放熱部48と発熱部7とを結合することができる。
以上、実施の形態1〜4の正特性サーミスタ装置81〜84について説明したが、以下に、実施の形態1〜4の正特性サーミスタ装置81〜84の製造方法について説明する。まず、実施の形態1及び2では、枠体2の素子孔2aにPTC素子1を挿入し、枠体2の両主面に電極板3〜5を重ね、絶縁板6を枠体2の全周にシール固定して板状の発熱部7を組立てて準備する。
放熱部8、28は、放熱フィン20の底部20aにクリップ型弾性体9又は鉤型弾性体29を側方から挿入して発熱部7に結合する。なお、放熱フィン20は、矩形波状放熱フィン21でも、波状放熱フィン22でも、深溝状放熱フィン23でもよい。
実施の形態3では、発熱部7の組立ては、実施の形態1及び2と同等であり、深溝状放熱フィン23のフィンを湾曲板状弾性体39に設けたスリット39aに挿通して放熱部38を形成し、一対の放熱部38を発熱部7に組付け、湾曲板状弾性体39の両縁部に連結部材39bを外嵌して結合する。実施の形態3では、放熱フィン20として深溝状放熱フィン23を用いる。
実施の形態4では、発熱部7の組立ては、実施の形態1及び2と同等であり、一対の湾曲櫛型弾性体49を深溝状放熱フィン24の底部24aに両側方から挿入して放熱部48を形成し、一対の放熱部48を発熱部7に組付け、二対の湾曲櫛型弾性体49の両縁部に連結部材39bを外嵌して結合する。実施の形態4では、放熱フィン20は、矩形波状放熱フィン21でも、波状放熱フィン22でも、深溝状放熱フィン23でもよい。
以上のように、本発明にかかる正特性サーミスタ装置は、浴室用乾燥暖房装置に適している。
1 PTC素子(正特性サーミスタ素子)、2 枠体、2a 素子孔、2b 係止穴、2c 貫通孔、3,4,5 電極板、3a,4a,5a 反リード側突起、3b,4b,5b リード側突起、6 絶縁板、7 発熱部、8,28,38,48 放熱部、9 クリップ型弾性体、9a クリップ片、11 制御部、12 循環モータ、13 循環ファン、14 換気モータ、15 換気ファン、16 換気接続口、17 換気吸込口、18 循環吸込口、19 吹出口、20 放熱フィン、20a 底部、21 矩形波状放熱フィン、21b 底面、22 波状放熱フィン、22b 底面、23,24 深溝状放熱フィン、23a、24a 底部、29 鉤型弾性体、29a,29b クリップ片、39 湾曲板状弾性体、39a スリット、39b 連結部材、39c 湾曲凸部、49 湾曲櫛型弾性体、49a 湾曲クリップ片、49b 先端部、49c 基部、81,82,83,84 正特性サーミスタ装置、90 浴室用乾燥暖房装置。

Claims (3)

  1. 板状の正特性サーミスタ素子を有する板状の発熱部と、
    前記正特性サーミスタ素子の両主面に対向して前記発熱部の両主面に夫々底部が重ねられた一対の放熱フィンと、
    前記一対の放熱フィンの底部を、夫々前記正特性サーミスタ素子に向けて押圧する弾性体と、を備え、
    前記放熱フィンは、前記底部で折り返された複数の深溝状フィンを横並びに配置し、隣接する深溝状フィンの頭部側の端部同士を連結して形成された深溝状放熱フィンであることを特徴とする正特性サーミスタ装置。
  2. 前記深溝状フィンは、前記底部と前記頭部との間で折り曲げられ、一対の前記端部がそれぞれ外側に開いた形状を呈することを特徴とする請求項1に記載の正特性サーミスタ装置。
  3. 前記深溝状フィンは、前記底部が矩形波状に折り曲げられていることを特徴とする請求項1または2に記載の正特性サーミスタ装置。
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