JP2014222481A - 画像形成システム、遠隔操作装置およびプログラム - Google Patents

画像形成システム、遠隔操作装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置と遠隔操作装置との間の通信トラフィックの増大を抑制することが可能な画像形成システムおよびそれに関連する技術を提供する。
【解決手段】画像形成システムは、第1の操作部を有する画像形成装置10と第2の操作部を有し且つ当該第2の操作部を用いて画像形成装置10を遠隔操作する外部端末50とを備える。外部端末50は、第1の操作部における第1の操作画面を模した模擬画像を画像形成装置10から受信し(S21)、第1の操作画面におけるユーザインターフェイス用の部品要素と同等の部品要素(且つ遠隔操作装置側で独自に動作可能な部品要素)であるコンポーネントを模擬画像上に重畳した画像を第2の操作画面として第2の操作部に表示する(S26)。外部端末50は、第2の操作画面への操作入力がコンポーネントに対するものである場合には、当該コンポーネントを用いて第2の操作画面を更新表示する(S29)。
【選択図】図15

Description

本発明は、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))などの画像形成装置を備える画像形成システム、およびそれに関連する技術に関する。
画像形成装置を外部端末(遠隔操作装置)によって操作する技術が存在する。
たとえば、特許文献1においては、画像形成装置から外部端末へと操作画面データ自体(ビットマップ画像データ等)をそのまま送信して当該操作画面を外部端末の表示部に表示するとともに、当該操作画面内での操作位置情報(押下位置情報等)を送受信して操作画面内における操作入力を受け付ける技術が示されている。いわゆるリモート接続による遠隔操作技術である。
特開平05−122424号公報
しかしながら、上記遠隔操作技術においては、複数の操作入力のそれぞれに応答して操作画面データ自体をその都度画像形成装置から外部端末へと送信しなければならず、当該画像形成装置と外部端末(遠隔操作装置)との間の通信トラフィックが増大するという問題が有る。
そこで、本発明は、画像形成装置と遠隔操作装置との間の通信トラフィックの増大を抑制することが可能な画像形成システムおよびそれに関連する技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像形成システムであって、第1の操作部を有する画像形成装置と、第2の操作部を有し且つ当該第2の操作部を用いて前記画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置と、を備え、前記画像形成装置は、前記第1の操作部における第1の操作画面を模した模擬画像を前記遠隔操作装置に向けて送信する送信手段、を有し、前記遠隔操作装置は、前記模擬画像を受信する受信手段と、前記第1の操作画面におけるユーザインターフェイス用の部品要素と同等の部品要素であって前記遠隔操作装置側で独自に動作可能な部品要素であるコンポーネントを前記模擬画像上に重畳した画像を第2の操作画面として前記第2の操作部に表示する表示制御手段と、前記第2の操作画面への操作入力を受け付ける受付手段と、前記操作入力が前記コンポーネントに対するものであるか否かを判定する判定手段と、前記操作入力に対する動作を制御する動作制御手段と、を有し、前記動作制御手段は、前記操作入力が前記コンポーネントに対するものである場合には、前記コンポーネントを用いて前記第2の操作画面を更新表示することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像形成システムにおいて、前記コンポーネントは、前記遠隔操作装置で独自に動作可能なスクリプトを用いて構成されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る画像形成システムにおいて、前記動作制御手段は、前記操作入力に関する操作位置情報を前記操作入力に応答して前記画像形成装置に向けて随時送信することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明に係る画像形成システムにおいて、前記動作制御手段は、前記操作入力が前記コンポーネントに対するものである場合には、前記操作入力に応答して、前記操作入力に対する新たな操作画面に関する前記模擬画像の送信要求を送信することなく、前記操作入力に関する操作位置情報を前記画像形成装置に向けて送信することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明に係る画像形成システムにおいて、前記動作制御手段は、前記操作入力が前記コンポーネントに対するものでない場合には、前記操作入力に応答して、前記操作入力に対する前記新たな操作画面に関する模擬画像の送信要求をも前記画像形成装置に向けて送信することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記遠隔操作装置は、前記コンポーネントを実現するためのウエブコンテンツ記述言語表現を生成する表現生成手段、をさらに有し、前記表示制御手段は、前記ウエブコンテンツ記述言語表現に基づいて前記コンポーネントを前記模擬画像上に重畳して表示することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記画像形成システムは、前記画像形成装置と前記遠隔操作装置との中継ぎをする中継装置、をさらに備え、前記中継装置は、前記コンポーネントを実現するためのウエブコンテンツ記述言語表現を生成する表現生成手段、をさらに有し、前記表示制御手段は、前記ウエブコンテンツ記述言語表現に基づいて前記コンポーネントを前記模擬画像上に重畳して表示することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前記コンポーネントを実現するためのウエブコンテンツ記述言語表現を生成する表現生成手段、をさらに有し、前記表示制御手段は、前記ウエブコンテンツ記述言語表現に基づいて前記コンポーネントを前記模擬画像上に重畳して表示することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項6ないし請求項8のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記表現生成手段は、前記コンポーネントに関する情報であるコンポーネント情報であって前記画像形成装置から送信されてくるコンポーネント情報に基づいて、前記ウエブコンテンツ記述言語表現を生成することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項7の発明に係る画像形成システムにおいて、前記表現生成手段は、前記コンポーネントに関する情報であるコンポーネント情報であって前記中継装置から送信されてくるコンポーネント情報に基づいて、前記ウエブコンテンツ記述言語表現を生成することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項8の発明に係る画像形成システムにおいて、前記表現生成手段は、前記コンポーネントに関する情報であるコンポーネント情報であって前記画像形成装置に格納されているコンポーネント情報に基づいて、前記ウエブコンテンツ記述言語表現を生成することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項9ないし請求項11のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記コンポーネント情報は、前記コンポーネントと当該コンポーネント自身あるいは他のコンポーネントとの間での動作上の関係性を示す関係性情報を含み、前記表現生成手段は、前記関係性情報に基づいて、前記コンポーネントに対する前記操作入力への応答動作を規定したスクリプト言語表現を生成することを特徴とする。
請求項13の発明は、画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置であって、前記画像形成装置に設けられた第1の操作部における第1の操作画面を模した模擬画像を受信する受信手段と、前記遠隔操作装置に設けられた第2の操作部に前記模擬画像を表示するとともに、前記第1の操作画面におけるユーザインターフェイス用の部品要素と同等の部品要素であって前記遠隔操作装置側で独自に動作可能な部品要素であるコンポーネントを前記模擬画像上に重畳した画像を第2の操作画面として前記第2の操作部に表示する表示制御手段と、前記第2の操作画面への操作入力を受け付ける受付手段と、前記操作入力が前記コンポーネントに対するものであるか否かを判定する判定手段と、前記操作入力に対する動作を制御する動作制御手段と、を備え、前記動作制御手段は、前記操作入力が前記コンポーネントに対するものである場合には、前記コンポーネントを用いて前記第2の操作画面を更新表示することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項13の発明に係る遠隔操作装置において、前記コンポーネントを実現するためのウエブコンテンツ記述言語表現を生成する表現生成手段、をさらに備え、前記表示制御手段は、前記ウエブコンテンツ記述言語表現に基づいて前記コンポーネントを前記模擬画像上に重畳して表示することを特徴とする。
請求項15の発明は、画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置に内蔵されたコンピュータに、a)前記画像形成装置に設けられた第1の操作部における第1の操作画面を模した模擬画像の画像データを受信するステップと、b)前記画像データに基づく前記模擬画像を前記遠隔操作装置に設けられた第2の操作部に表示するとともに、前記第1の操作画面におけるユーザインターフェイス用の部品要素と同等の部品要素であって前記遠隔操作装置側で独自に動作可能な部品要素であるコンポーネントを前記模擬画像上に重畳した画像を第2の操作画面として前記第2の操作部に表示するステップと、c)前記第2の操作画面への操作入力を受け付けるステップと、d)前記操作入力が前記コンポーネントに対するものであるか否かを判定するステップと、e)前記操作入力が前記コンポーネントに対するものである場合には、前記コンポーネントを用いて前記第2の操作画面を更新表示するステップと、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項16の発明は、画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置に内蔵されたコンピュータに、a)前記画像形成装置に設けられた第1の操作部における第1の操作画面を模した模擬画像の画像データを受信するステップと、b)前記第1の操作画面におけるユーザインターフェイス用の部品要素と同等の部品要素であって前記遠隔操作装置側で独自に動作可能な部品要素であるコンポーネントを実現するためのウエブコンテンツ記述言語表現を生成するステップと、c)前記画像データに基づく前記模擬画像を前記遠隔操作装置に設けられた第2の操作部に表示するとともに、前記コンポーネントを前記模擬画像上に重畳した画像を第2の操作画面として前記第2の操作部に表示するステップと、d)前記第2の操作画面への操作入力を受け付けるステップと、e)前記操作入力が前記コンポーネントに対するものであるか否かを判定するステップと、f)前記操作入力が前記コンポーネントに対するものである場合には、前記コンポーネントを用いて前記第2の操作画面を更新表示するステップと、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項1ないし請求項16に記載の発明によれば、画像形成装置と遠隔操作装置との間の通信トラフィックの増大を抑制することが可能である。
特に、請求項3に記載の発明によれば、動作制御手段は、操作入力に関する操作位置情報を操作入力に応答して画像形成装置に向けて随時送信するので、より良好に同期させることが可能である。
画像形成システムを示す図である。 画像形成装置の機能ブロックを示す図である。 外部端末の概略構成を示す機能ブロック図である。 画像形成装置のタッチパネルに表示される操作画面を示す図である。 外部端末のタッチパネルに表示される操作画面(遠隔操作画面)を示す図である。 模擬画像データに基づく模擬画像を示す図である。 各UIコンポーネントが模擬画像に対して重畳表示される様子を示す図である。 画像形成装置から外部端末へと送信されるデータを示す図である。 UIコンポーネントデータを示す図である。 各UIコンポーネントを示す図である。 ウエブコンテンツ記述言語表現の一例を示す図である。 画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 外部端末の動作を示すフローチャートである。 外部端末の動作を示すフローチャートである。 UIコンポーネントに対する押下操作が行われた場合における動作例を示す図である。 UIコンポーネント以外の部分に対する押下操作が行われた場合における動作例を示す図である。 操作前のメニュー画面(操作画面)を示す図である。 操作後のメニュー画面(操作画面)を示す図である。 第2実施形態に係る画像形成システムを示す図である。 第2実施形態に係る動作例(UIコンポーネントに対する押下操作が行われた場合における動作例)を示す図である。 中継サーバの動作を示すフローチャートである。 中継サーバの動作を示すフローチャートである。 外部端末の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る画像形成装置の機能ブロックを示す図である。 操作前後の画像間での変更内容を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.構成概要>
図1は、画像形成システム1を示す図である。図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置10と外部端末50とを備える。
画像形成装置10と外部端末50とは、ネットワークNWを介して互いに接続される。ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)およびインターネットなどによって構成される。また、ネットワークNWに対する接続態様は、有線接続であってもよく、或いは無線接続であってもよい。たとえば、画像形成装置10はネットワークNWに対して有線接続され、外部端末50はネットワークNWに対して無線接続される。
画像形成システム1においては、画像形成装置10に対する各種の操作を外部端末50を用いて行うことが可能である。すなわち、外部端末50は、画像形成装置10を遠隔操作することが可能である。なお、この画像形成システム1は、画像形成装置10の遠隔操作を行う遠隔操作システムなどとも表現される。また、外部端末50は、画像形成装置10を遠隔操作する遠隔操作装置などとも表現される。
<1−2.画像形成装置の構成>
図2は、画像形成装置10の機能ブロックを示す図である。ここでは、画像形成装置10として、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))を例示する。図2においては、MFP10の機能ブロックが示されている。
MFP10は、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能およびボックス格納機能などを備える装置(複合機とも称する)である。具体的には、MFP10は、図2の機能ブロック図に示すように、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、操作部6およびコントローラ9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って(すなわちスキャンして)、当該原稿の画像データ(原稿画像なしいスキャン画像とも称する)を生成する処理部である。この画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象に関するデータに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、ネットワークNWを介したネットワーク通信を行うことも可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先(たとえば、外部端末50)との間で各種のデータを授受することが可能である。通信部4は、各種データを送信する送信部4aと各種データを受信する受信部4bとを有する。送信部4aは、画像形成装置10側での操作画面MS(SP)を模した模擬画像等を外部端末50に向けて送信する。受信部4bは、外部端末50等から送信されてきた各種のデータを受信する。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置で構成される。格納部5は、各操作画面の模擬画像のデータ(模擬画像データ)およびコンポーネントデータDC(後述)(図9参照)等を記憶する。
操作部6は、MFP10に対する操作入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。
このMFP10においては、略板状の操作パネル部6c(図1参照)が設けられている。また、操作パネル部6cは、その正面側にタッチパネル25(図1参照)を有している。タッチパネル25は、操作入力部6aの一部としても機能するとともに、表示部6bの一部としても機能する。タッチパネル25は、液晶表示パネルに各種センサ等が埋め込まれて構成され、各種情報を表示するとともに操作者からの各種の操作入力を受け付けることが可能である。
たとえば、タッチパネル25においては、メニュー画像(ボタン画像等を含む)が表示される。操作者は、タッチパネル25内に仮想的に配置されるボタン(ボタン画像で表現されるボタン)を押下することによって、画像形成装置10の各種動作内容を設定することなどが可能である。
なお、後述するように、外部端末50のタッチパネル75(図1参照)においては、画像形成装置10のタッチパネル25に表示される操作画面と同様の画面が表示される。外部端末50のタッチパネル75に表示された操作画面を用いることにより、画像形成装置10のタッチパネル25に表示された操作画面を用いる操作と同様の操作が実現される。
コントローラ9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置である。コントローラ9は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)PG1を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム(詳細にはプログラムモジュール群)PG1は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体、あるいはネットワークNW等を介してMFP10にインストールされてもよい。
具体的には、図2に示すように、コントローラ9は、プログラムPG1の実行により、通信制御部11と入力制御部12と表示制御部13と判定部14と動作制御部18とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部11は、他の装置(外部端末50等)との間の通信動作を制御する処理部である。たとえば、通信制御部11は、通信部4等と協働して、外部端末50における遠隔操作画面(単に操作画面とも称する)MS(図5参照)の表示用画像(詳細にはそのデータ)およびコンポーネントデータDC(後述)等を外部端末50に送信する。
入力制御部12は、操作入力部6a(タッチパネル25等)に対する操作入力動作を制御する制御部である。たとえば、入力制御部12は、操作画面MS(SP)に対する操作入力を受け付ける動作を制御する。
表示制御部13は、表示部6b(タッチパネル25等)における表示動作を制御する処理部である。表示制御部13は、画像形成装置10を操作するための操作画面MS(SP)等をタッチパネル25に表示させる。
判定部14は、外部端末50における操作入力等を判定する処理部である。たとえば、判定部14は、外部端末50から送信されてきた操作位置情報(操作入力位置の座標値等)に基づいて、外部端末50における操作入力の内容を判定する。
動作制御部18は、外部端末50による遠隔操作に対応するための動作を統括的に制御する。
<1−3.外部端末の構成>
次に外部端末(遠隔操作装置とも称する)50の構成について説明する。
外部端末50は、他の装置との間でのネットワーク通信が可能な携帯式の情報入出力端末装置である。ここでは、外部端末50として、タブレット型端末を例示する。ただし、これに限定されず、外部端末50は、スマートフォンであってもよく、パーソナルコンピュータなどであってもよい。また、外部端末50は、携帯式の装置であってもよく、据置型の装置であってもよい。
図3は、外部端末50の概略構成を示す機能ブロック図である。
外部端末50は、図3の機能ブロック図に示すように、通信部54、格納部55、操作部56およびコントローラ59等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
通信部54は、ネットワークNWを介したネットワーク通信を行うことが可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、外部端末50は、所望の相手先(画像形成装置10等)との間で各種のデータを授受することが可能である。通信部54は、各種データを送信する送信部54aと各種データを受信する受信部54bとを有する。たとえば、受信部54bは、操作画面(遠隔操作用の操作画面)MSの表示用画像(詳細にはその画像データ)等をMFP10から受信し、送信部54aは、タッチパネル75に表示された操作画面MSに対する操作入力の情報(タッチ座標情報等)をMFP10に送信する。
格納部55は、不揮発性の半導体メモリ等の記憶装置で構成される。格納部55には、MFP10から送信されてきた各種の画像データが一時的に格納される。たとえば、操作画面MSの表示用画像の画像データ等が一時的に格納される。
操作部56は、外部端末50に対する操作入力を受け付ける操作入力部56aと、各種情報の表示出力を行う表示部56bとを備えている。この外部端末50においては、液晶表示パネルに各種センサ等が埋め込まれて構成されたタッチパネル75(図1参照)が設けられている。具体的には、図1に示すように、略板状の外部端末50の正面側において、その周縁部(枠部)を除くほぼ全面にわたってタッチパネル75が設けられている。このタッチパネル75は、操作入力部56aの一部としても機能するとともに、表示部56bの一部としても機能する。
タッチパネル75には、タッチパネル25の操作画面と同様の操作画面が遠隔操作画面MS(MFP10を遠隔操作するための画面)として表示される。また、タッチパネル75は、当該遠隔操作画面MS等に対するタッチジェスチャ操作(タッチ操作とも称する)を受け付ける。
再び図3を参照する。図3のコントローラ59は、外部端末50に内蔵され、外部端末50を統括的に制御する制御装置である。コントローラ59は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ59は、CPUにおいて、記憶部(半導体メモリ等)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)PG2を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラムPG2は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体、あるいはネットワークNW等を介して外部端末50にインストールされるようにしてもよい。
プログラムPG2は、画像形成装置10を遠隔操作するアプリケーションソフトウエアプログラムであり、遠隔操作に関する諸機能等を実現する。
具体的には、コントローラ59は、プログラムPG2の実行により、通信制御部61と入力制御部62と表示制御部63とコンポーネント情報取得部64と座標変換部65と表現生成部66と判定部67と動作制御部68とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部61は、通信部54等と協働して、画像形成装置10等との通信動作を制御する処理部である。たとえば、通信制御部61は、通信部54等と協働して、外部端末50における操作画面MS(SE)(図5)の表示用画像等を受信する。
入力制御部62は、操作入力部56a(タッチパネル75等)に対する操作入力動作を制御する制御部である。たとえば、入力制御部62は、操作画面MS(SE)に対する操作入力を受け付ける動作を制御する。
表示制御部63は、表示部56b(タッチパネル75等)における表示動作を制御する処理部である。表示制御部63は、画像形成装置10を遠隔操作するための操作画面MS(SE)等をタッチパネル75に表示させる。
具体的には、表示制御部63は、タッチパネル25における操作画面MS(SP)を模した模擬画像をタッチパネル75に表示する。また、表示制御部63は、外部端末50側で独自に動作可能な部品要素であるコンポーネントCP(後述)を当該模擬画像上に重畳した画像を、外部端末50側の操作画面MS(SE)としてタッチパネル75に表示する。
コンポーネント情報取得部64は、画像形成装置10から送信されてくるコンポーネントデータDC(コンポーネント情報)を取得する処理部である。
座標変換部65は、タッチパネル75における操作入力位置の座標値を、外部端末50のタッチパネル75における座標系の値から、画像形成装置10のタッチパネル25における座標系の値へと変換する処理部である。なお、変換後の座標値は、操作入力の操作位置を示す位置情報(操作位置情報)MPとして、通信制御部61等によって画像形成装置10に送信される。
表現生成部66は、コンポーネントCPを実現するためのウエブコンテンツ記述言語表現(ウエブコンテンツの記述等に用いられる言語(HTML等)による表現)を生成する処理部である。
判定部67は、外部端末50における操作入力等を判定する処理部である。たとえば、判定部67は、タッチパネル75にて検出された位置情報(操作入力位置の座標値等)に基づいて、外部端末50における操作入力の内容を判定する。具体的には、判定部67は、操作入力がコンポーネントCPに対するものであるか否かを判定する。
動作制御部68は、操作入力に対する動作を制御する処理部である。たとえば、動作制御部68は、操作入力に関する操作位置情報を操作入力に応答して画像形成装置10に向けて随時送信する。動作制御部68は、操作入力がコンポーネントCPに対するものである場合には、操作入力に応答して、操作入力に対する新たな操作画面に関する模擬画像の画像データの送信要求を送信することなく、操作入力に関する操作位置情報を画像形成装置10に向けて送信する。一方、操作入力がコンポーネントCPに対するものでない場合には、動作制御部68は、操作入力に応答して、操作入力に対する新たな操作画面に関する模擬画像の画像データの送信要求をも画像形成装置10に向けて送信する。
<1−4.操作画面>
この画像形成システム1においては、画像形成装置10のタッチパネル25に操作画面MS(SPとも称する)(図4参照)が表示されるとともに、外部端末50のタッチパネル75に操作画面MS(SEとも称する)(図5参照)が表示される。操作画面SEは、外観上、操作画面SPと同じ画面である。ここでは、操作画面MS(SE,SP)として、パスワード認証画面(パスワード入力画面)を例示する。
外部端末50の操作画面MS(SE)は、基本的には、画像形成装置10のタッチパネル25における操作画面MS(SP)を模した模擬画像の画像データ(模擬画像データとも称する)DT(図6参照)に基づいて表示される。図6は、画像形成装置10から外部端末50に送信される模擬画像データDTに基づく画像を示す図である。模擬画像データDTは、たとえばビットマップ画像として構成される。
ただし、外部端末50の操作画面SEは、この画像データDTのみならず、さらにユーザインターフェイス(単に「UI」とも表記する)用のコンポーネント(UIコンポーネントとも称する)CP(CP100,CP11,CP12等)をも備えて構成される(図7参照)。図7では、テキストボックスTBに関するコンポーネントCP100、およびキーボードを構成する複数のキー(ボタン)のそれぞれを示すボタンコンポーネント(CP11,CP12等)が設けられている。
外部端末50の操作画面SEにおける各コンポーネントCPは、画像形成装置10の操作画面MS(SP)におけるユーザインターフェイス用の部品要素と同等の部品要素であり、外部端末50側で独自に動作可能な部品要素(画像形成装置10とは独立して動作可能な部品要素)である。各コンポーネントCPは、そのウエブコンテンツ記述言語表現に基づいて実現される。詳細には、各コンポーネントCPは、ウエブコンテンツ記述言語表現によって記述されて構成されており、ウエブコンテンツ記述言語表現が外部端末50側のブラウザエンジン等によって解釈されることにより各コンポーネントCPが実現される。各コンポーネントCPは、上記の画像データDTに基づく模擬画像に対して重畳されて、タッチパネル75に表示される。換言すれば、各UIコンポーネントと画像データDTに基づく模擬画像とが組み合わせられて、タッチパネル75に表示される。
より詳細には、各UIコンポーネントCPは、ウエブコンテンツ記述言語(マークアップ言語等)で記述された内容に基づいて、外部端末50内のブラウザエンジン(HTMLレンダリングエンジン)等によって可視化されてタッチパネル75に描画される。ブラウザエンジンは、ウエブコンテンツ記述言語で記述されたコンテンツデータを解釈し、ウエブコンテンツ記述言語で指定された表示対象要素(文字および画像など)を実際に画面に描画するプログラムである。また、ウエブコンテンツ記述言語は、HTML(ハイパーテキストマークアップ言語:HyperText Markup Language)などのマークアップ言語と、スクリプトを記述するスクリプト言語(JavaScript(登録商標)等)とを含む。換言すれば、当該ブラウザエンジンは、HTMLなどのマークアップ言語に加え、ブラウザ等で動作するスクリプト言語をも解釈することが可能である。また、各UIコンポーネントCPは、外部端末50で独自に動作可能なスクリプトを用いて構成されており、各UIコンポーネントCPに関する動作は、外部端末50上でのスクリプトの実行等に伴って実現され、外部端末50上で独自に行われる。すなわち、各UIコンポーネントCPは、画像形成装置10とは独立して動作することが可能である。上記のプログラムPG2は、このようなブラウザエンジンを内蔵して構成される。
この実施形態においては、画像データDTとともに画像形成装置10から外部端末50へと送信されたコンポーネントデータDC(コンポーネント情報)に基づいて、このようなUIコンポーネントが構築される。
図8は、画像形成装置10から外部端末50へと送信されるデータDS(DS1)を示す図である。このデータDS1は、外部端末50によって画像形成装置10が遠隔操作される際の或る時点にて、画像形成装置10から外部端末50へと送信される。後述するように、このデータDS1に基づいて操作画面MS(パスワード認証画面等)がタッチパネル75に表示される。なお、タッチパネル75に表示される操作画面MSと同じ外観を有する画面が、画像形成装置10のタッチパネル25にも表示される。
図8に示すように、データDS1は、画像No.(画像識別子)DNと画像データ(画像データ本体)DTとコンポーネントデータDCとを備えて構成される。
画像No.(画像ナンバー)DNは、画像(操作画面MS)を識別する識別子である。
画像データDTは、操作画面MSの表示用の画像データであり、当該操作画面MSを示すビットマップデータ等で構成される。
コンポーネントデータDCは、図9に示すように、操作画面MSに含まれる複数のUIコンポーネントのコンポーネントNo.(コンポーネント番号)CNと種類(種別)情報CSと位置情報CIと関係性情報DR(次述)とを備える。なお、このコンポーネントデータDCは、画像形成装置10の格納部5内に予め格納されているものとする。
たとえば、「ボタン」のコンポーネント(ボタンコンポーネントとも称する)CP11(ボタン「a」)に関して、コンポーネント番号CN「11」および種類情報CS「ボタン」が記録されている。また、コンポーネントCP11の位置情報CI(厳密には、位置情報と大きさ情報とを含む)として、ボタン「a」の矩形領域の左上の点P1の座標情報(XP1、YP1)および右下の点Q1の座標情報(XQ1、YQ1)が記録されている。
他のボタンコンポーネントCP12等に関しても同様の内容が記録されている。
また、「テキストボックス(TB)」のコンポーネント(テキストボックスコンポーネントとも称する)に関して、コンポーネント番号CN「100」および種類情報CS「テキストボックス」が記録されている。また、テキストボックスTBの位置情報CI(厳密には、位置情報と大きさ情報とを含む)として、テキストボックスTBの矩形領域の左上の点P100の座標情報(XP100、YP100)および右下の点Q100の座標情報(XQ100、YQ100)が記録されている。
また、関係性情報DRは、操作画面に含まれる複数のUIコンポーネントCPのうちの特定のUIコンポーネントと、当該特定のUIコンポーネント自身あるいは当該特定のUIコンポーネント以外の他のUIコンポーネントとの間での動作上の関係性を示す情報である。
具体的には、関係性情報DRは、関連UIコンポーネントNo.(関連コンポーネント番号)CAと動作情報CBとを有する。関連UIコンポーネント番号CAは、特定UIコンポーネントに関連するUIコンポーネント(関連UIコンポーネント)の番号である。また、動作情報CBは、特定UIコンポーネントと関連UIコンポーネントとの間での動作を示す情報である。
たとえば、ボタンコンポーネントCP11の押下に応じて文字「a」がテキストボックスコンポーネントCP100に表示される場合には、ボタンコンポーネントCP11とテキストボックスコンポーネントCP100との両者の間の関係性(関連性)を示す次のような内容が関係性情報DRに記憶される。
まず、ボタンコンポーネントCP11の関連UIコンポーネント番号CAとして、テキストボックスコンポーネントCP100のコンポーネント番号「100」が記憶される。また、ボタンコンポーネントCP11の動作情報CBとして、当該ボタンコンポーネントCP11の押下に応じて関連UIコンポーネントに対して文字「a」を追加すべき旨が記憶されている。なお、その他のボタンコンポーネントCP11についても同様の情報CA,CBが記憶されている。
また、テキストボックスコンポーネントCP100の関連UIコンポーネント番号CAとして、ボタンコンポーネントCP11のコンポーネント番号「11」を含む複数のボタンコンポーネント番号が記憶される。また、テキストボックスコンポーネントCP100の動作情報CBとして、関連する各ボタンコンポーネントからの各指定文字(「a」、「b」等)を表示すべき旨が記憶されている。
この実施形態においては、このような関係性情報DRを含むコンポーネントデータDCが外部端末50で受信されると、外部端末50は、当該コンポーネントデータDC(関係性情報を含む)に基づいて、図7および図10に示すようなUIコンポーネントを構築する。
まず、外部端末50は、コンポーネントデータDCのうちCN,CS,CI(図9)を用いて各UIコンポーネント(ボタンおよびテキストボックス等)に関するHTMLデータを生成する(図11参照)。たとえば、各ボタン「a」,「b」,...を表示する内容をボタンタグ(<BUTTON>)を用いて記載し(図11の部分PA等参照)且つテキストボックスTBを表示する内容をインプットタグ(<INPUT>)を用いて記載する(図11の部分PT参照)。また、図11では省略しているが、各コンポーネントCP(コントロール)に関する表示位置をも指定することにより、所望の位置に各コンポーネントCPを配置することができる。
さらに、UIコンポーネントの動作は、スクリプト言語に変換されて記述される。たとえば、ボタンが押下されるごとにテキストボックスTBに当該ボタンの押下に伴って当該ボタンに対応する指定文字が追加される内容が記述されればよい(図11の部分PZ参照)。図11の部分PZにおいては、当該内容がジャバスクリプト(javascript)(商標)によって記述されている。
そして、外部端末50は、このようなウエブコンテンツ記述言語(マークアップ言語等)による記述内容に基づき、外部端末50内のブラウザエンジン(HTMLレンダリングエンジン)等を用いて、各UIコンポーネントをタッチパネル75に描画する。これにより、図7および図10に示すような画面がタッチパネル75に表示される。
なお、コンポーネントデータDCには、OKボタンBN1およびキャンセルボタンBN2に関するデータは、含まれていない。そのため、操作画面SEにおいては、当該ボタンBN1,BN2は、コンポーネントCPとして構成されているのではなく、画像データDTに基づく単なる画像(ビットマップ画像)としてのみ表示されている。
後述するように、タッチパネル75において、当該ボタンBN1,BN2が押下されたときと各UIコンポーネントが押下されたときとでは、異なる動作が実行される。具体的には、これらのボタンBN1,BN2が押下されたときには、画像形成装置10に対する操作画面の更新要求が送出され、当該更新要求に応じて送信されてきた画面が表示される。これにより、ボタンBN1,BN2が押下されたときには、押下直前の画面とは大きく異なる画面が表示される。一方、各UIコンポーネントCPが押下されたときには、画像形成装置10に対する操作画面の更新要求は送出されない。各UIコンポーネントCPが押下されたときには、外部端末50側でユーザインターフェイス(UI)処理が行われ、押下直前の操作画面が外部端末50側のみで部分的に更新される。すなわち、画像形成装置10からの新たな画像データを受信することなく、操作画面の更新処理が行われる。
<1−5.動作>
つぎに、この画像形成システム1における動作について図12〜図16を参照しながら説明する。図12は、画像形成装置10の動作を示すフローチャートであり、図13および図14は、外部端末50の動作を示すフローチャートである。また、図15は、UIコンポーネントに対する押下操作が行われた場合における動作例を示す図であり、図16は、UIコンポーネント以外の部分に対する押下操作が行われた場合における動作例を示す図である。
図12のステップS11において、画像形成装置10は、上述のデータDS1(図8参照)を外部端末50に送信する(図15も参照)。
一方、外部端末50は、図13のステップS21において画像形成装置10からのデータDS1を受信すると、ステップS22に進む。
ステップS22〜ステップS26においては、操作前の操作画面MS(ここではパスワード認証画面)の表示動作等が行われる。
具体的には、まず、ステップS22において、UIコンポーネントに関するデータがデータDS1(図8参照)に含まれているか否か、が判定される。より具体的には、操作画面MSにてUIコンポーネントを実現するための有効なコンポーネントデータDCがデータDS1に含まれているか否か、が判定される。UIコンポーネントに関するデータがデータDS1に含まれていないと判定される場合には、ステップS22からステップS26へと進む。一方、UIコンポーネントに関するデータがデータDS1に含まれている場合には、ステップS22からステップS23へと進む。
ステップS23,S24では、コンポーネントデータDCに関する複数のデータレコード(図8の各行のデータ)がデータDS1から1つずつ抽出される。そして、コンポーネントデータDC内の各データレコードについてステップS23の動作が実行される。ステップS23では、コンポーネントデータDCに基づくHTML表現が生成されるとともに、その関係性情報DRに基づいて対応するスクリプト言語表現も生成される。
たとえば、図9の第1行のデータレコードに基づいて、ボタン「a」に関するマークアップ言語表現(HTML表現等)が生成される(図11の部分PA参照)。同様に、図9の第2行以降の各データレコードに基づいて、他のボタン「b」,「c」等に関するマークアップ言語表現も生成される。また、テキストボックスTBに関するマークアップ言語表現も生成される(図11の部分PT参照)。さらに、テキストボックスTBに関するデータレコード(特に関係性情報DR)等に基づいて、テキストボックスTBと当該テキストボックスTBに関連するボタン群とに関するスクリプト言語表現(図11の部分PZ参照)も生成される。換言すれば、各コンポーネントCPに対する操作入力への応答動作を規定したスクリプト言語表現も生成される。このようにして、画像形成装置10から送信されてくるコンポーネントデータDCに基づいて、ウエブコンテンツ記述言語表現が外部端末50において生成される。なお、このようなウエブコンテンツ記述言語表現(マークアップ言語表現およびスクリプト言語表現)は、予め準備された幾つかの基本テンプレート表現をアレンジすることなどによって生成されればよい。
そして、コンポーネントデータDC内の全てのデータレコードについて処理が終了すると、ステップS26に進む。ステップS26では、ウエブコンテンツ記述言語表現(マークアップ言語表現およびスクリプト言語表現を含む)に基づいて生成された各UIコンポーネントCPが、画像データDTに基づく模擬画像上に重畳された状態で、タッチパネル75に表示される。これにより、図5のような操作画面MS(SE)がタッチパネル75に表示される。
このようにして、外部端末50は、画像データDTに基づく画像とコンポーネントデータDCに基づくコンポーネントCPとを組み合わせて操作画面MS(SE)を表示する。
次に、操作画面SEに対してユーザからの操作入力が行われる。ステップS27(図14)の待機ループ処理中において、操作画面SEへの操作入力が受け付けられると、ステップS28に進む。
ステップS28では、ユーザによる操作入力の画面内位置(押下操作位置)がコンポーネントCPの配置領域内の位置であるか否か、が判定される。換言すれば、ユーザからの操作入力が操作画面SE内のいずれかのコンポーネントCPに対するものであるか否かが判定される。
たとえば、操作入力の押下操作位置がボタンコンポーネントCP11(ボタン「a」)内の位置であることが判定されると、当該操作入力がコンポーネントに対するものであると判定される。この場合には、操作入力に対応する新たな操作画面の画面データを外部端末50に送信すべき旨の要求を行うことなく、ステップS29以降に進む。
ステップS29では、1または複数のコンポーネントCP(たとえばボタンコンポーネントCP11およびテキストコンポーネントCP100)を用いて、操作画面が更新される。具体的には、ボタン「a」の押下に応答して、テキストボックスTBに文字「a」が表示される。詳細には、マークアップ言語およびスクリプト言語等による記述内容(図11参照)に基づき、当該記述内容に対応する動作がブラウザエンジン(特に、スクリプトエンジン(スクリプト言語を解釈して実行するプログラム)を含む)等によって行われる。この動作は、画像形成装置10との通信を伴うことなく外部端末50において行われる。すなわち、当該動作は、外部端末50内で完結する。
また、ステップS30では、操作位置情報(操作位置座標)とともに画像送信不要情報(更新画像の送信が不要であることを示す情報)NRが外部端末50から画像形成装置10に向けて送信される(図15も参照)。この画像送信不要情報NRは、更新画像の送信が不要であることを直接的に意味する情報であってもよく、あるいは、画像送信が不要であることを間接的に意味する情報であってもよい。たとえば、操作位置がUIコンポーネント内の位置である旨の情報などが画像送信不要情報NRとして送信されてもよい。
このように、操作入力がコンポーネントCPに対するものである場合には、操作入力に応答して、新たな操作画面に関する模擬画像の画像データの送信要求を送信することなく、操作入力に関する操作位置情報が画像形成装置10に向けて送信される。
その後、外部端末50は、画像形成装置10から「OK」データが送信されてくるまで待機する(ステップS31)。
一方、ユーザによる操作入力の画面内位置(押下操作位置)がコンポーネントCPの配置領域ではないと判定される場合には、当該操作入力が、操作画面SE内のいずれのコンポーネントCPに対するものでないと判定され、ステップS28からステップS32へと進む。この場合には、外部端末50は、ユーザの操作入力に関する押下操作位置情報(操作位置座標)とともに、当該操作入力に対応する新たな操作画面の画面データを遠隔操作装置に送信すべき旨の要求(画像送信要求)RQを、画像形成装置10に向けて送信する(図16も参照)。画像送信要求RQは、更新画像の送信を要することを直接的に意味する情報であってもよく、あるいは、更新画像の送信を要することを間接的に意味する情報であってもよい。たとえば、操作位置がUIコンポーネント内の位置ではない旨の情報などが画像送信要求RQとして送信されてもよい。
このように、操作入力がコンポーネントCPに対するものでない場合には、操作入力に応答して、操作入力に対する新たな操作画面に関する模擬画像の画像データの送信要求RQもが画像形成装置10に向けて送信される。
図12を再び参照する。ステップS11の次のステップS12(待機状態)において、画像形成装置10は、外部端末50からの押下操作位置情報(操作位置座標)が受信された旨を判定すると、ステップS14に進む。
ステップS14では、画像形成装置10は、更新画像の送信が要求されているか否かを判定する。具体的には、画像送信不要情報NRと画像送信要求RQとのいずれが受信されたかが判定される。押下操作位置情報(操作位置座標)とともに画像送信不要情報NRが受信されている場合には、更新画像の送信が要求されていないと判定され、ステップS14からステップS15へと進む。
ステップS15では、確認のための「OK」信号と画像番号とUIコンポーネント番号との3つの情報(比較的小量の情報)のみが画像形成装置10から外部端末50に向けて送信される(図15も参照)。操作画面の画像データ(比較的大量の情報)は送信されない。また、ステップS15では、画像形成装置10は、外部端末50から受信した押下操作位置情報(操作位置座標)に基づき、(外部端末50側のタッチパネル75ではなく)当該画像形成装置10のタッチパネル25での表示画像を更新する。たとえば、ボタン「a」内の位置座標が送信されてきた場合には、文字「a」をテキストボックスTBに追加表示した表示画像をタッチパネル25に表示する。これにより、タッチパネル75の表示内容と同じ表示内容がタッチパネル25においても表示される。すなわち、タッチパネル25とタッチパネル75との表示内容が同一化(同期)される。
一方、押下操作位置情報(操作位置座標)とともに画像更新要求RQが受信されている場合には、更新画像の送信が要求されていると判定され、ステップS14からステップS16へと進む(図16も参照)。ステップS16では、操作入力に対応する新たな操作画面の新たな画面データ(更新画像データ)DT2を生成し、当該更新画像データDT2を含むデータDS(DS2)を外部端末50に向けて送信する。なお、外部端末50は、当該新たなデータDS(DS2)を受信し、当該新たなデータDS2に基づく表示処理等を行う(ステップS21〜S26)。また、ステップS16(図12)では、画像形成装置10のタッチパネル25での表示画像も更新される。これにより、タッチパネル25とタッチパネル75との表示内容が同一化(同期)される。
上述のように、UIコンポーネントに対する押下操作が行われた場合には、図15に示すような動作が行われる。たとえば、図15のステップS26の後のステップS27にて、コンポーネントCP11(ボタン「a」)に対する操作入力が受け付けられると、外部端末50内でコンポーネントCP11,CP100を用いた画面の更新動作が行われる(ステップS29)。さらに、操作位置情報が画像送信不要情報NRとともに画像形成装置10に送信され(ステップS30)、画像形成装置10は、当該操作位置情報に基づいてタッチパネル25の表示内容を更新する。
このように、ボタン「a」の操作に応じて、外部端末50のタッチパネル75の操作画面はUIコンポーネントを用いて外部端末50内で更新されるとともに、画像形成装置10のタッチパネル25の操作画面は画像形成装置10で更新される。これにより、両装置10,50における操作画面の内容は同一化(同期)される。すなわち、各装置10,50の各タッチパネル25,75の操作画面MS(SP,SE)は、それぞれ自装置内で更新されて、同一化(同期)される。なお、外部端末50は、OK信号を受信する(ステップS31)ことによって、このような同期動作の完了を確認することができる。
その後、ボタンコンポーネントCP12(ボタン「b」)に対する操作入力が受け付けられる場合にも、ステップS27〜ステップS31の動作が同様に行われる。さらに、別のボタンコンポーネントに対する操作入力が受け付けられる場合にも、ステップS27〜ステップS31の動作が同様に行われる。
このとき、ボタンコンポーネントの押下操作に応じたテキストボックスTBの表示内容変更動作は、外部端末50側で独自に実行される。
これによれば、外部端末50における各文字の入力(各文字ボタンの押下)ごとにテキストボックスTBに入力文字を表示する動作が、外部端末50において生成されたUIコンポーネントCPによって実現される。したがって、1文字ずつ入力されるごとに、1文字の入力に応じて更新されたテキストボックスを含む全画面データを画像形成装置10から受信することを要しない。すなわち、文字の入力ごとに画像形成装置10で更新画像を生成し当該更新画像を外部端末50に随時送信する場合に比べて、画像形成装置と外部端末との間の通信トラフィックの増大を抑制することが可能である。
なお、上記実施形態とは別の手法として、文字入力操作に応じた操作画面の変更部分(差分画像)のみを差分転送することも考えられる。しかしながら、その場合であっても、外部端末50側にて差分画像が受信されるまでは外部端末50の操作画面は更新されないため、外部端末50側での画面更新のタイミングが遅延するという問題が存在する。すなわち、操作画面更新のレスポンス(応答性)が十分ではない。一方、上記実施形態によれば、外部端末50側のUIコンポーネントCPによって画面更新が行われるため、そのような問題を回避することもできる。
また、上記実施形態においては、1文字入力されるごとに、操作位置情報が外部端末50から画像形成装置10へと随時送信される(ステップS30)。換言すれば、操作入力に関する操作位置情報が当該操作入力に応答して、外部端末50から画像形成装置10へと随時送信される。これによれば、外部端末50はタッチパネル25の内容を随時更新することができる。したがって、タッチパネル25の表示内容とタッチパネル75の表示内容とを、より良好に同期させることが可能である。
なお、上記実施形態とはさらに別の手法として、複数のボタン(キー)押下に応じて複数の文字が1つの纏まりとして入力される場合において、当該複数の文字の全てが入力されるまでは外部端末50側でのみ表示更新することも考えられる。そして、全ての文字が入力された後に、外部端末50から画像形成装置10に対する画像更新要求に応じて、画像形成装置10が更新画像を生成して外部端末50に送信し、外部端末50が当該更新画像を受信して表示することが考えられる。しかしながら、その場合には、複数の文字の入力の途中では、画像形成装置10の操作画面と外部端末50の操作画面とにおいて相違部分が生じる。たとえば、外部端末50側で全10文字中第6文字までが入力されたときには、外部端末50の操作画面SPのテキストボックスTBには第1文字から第6文字までが表示される一方で、画像形成装置10側の操作画面SEのテキストボックスTBには未だ1文字も入力内容として表示されない。すなわち、タッチパネル25の表示内容とタッチパネル75の表示内容との同期が不十分になるという問題が存在する。一方、上記実施形態によれば、操作入力に関する操作位置情報が当該操作入力に応答して外部端末50から画像形成装置10へと随時送信されるので、このような問題を回避することが可能である。
このような態様は、依頼元のユーザの近くの画像形成装置10を依頼先のオペレータが外部端末50を用いて遠隔操作する遠隔操作案内技術(電話と実機(画像形成装置10)とを用いた操作ガイド技術)において特に有用である。外部端末50の操作画面SEに対する操作に応じて、1つの操作ごとに(1文字単位で)、その操作内容が画像形成装置10の操作画面SPに反映される(良好に同期される)ため、依頼元のユーザは依頼先のオペレータの操作案内を、正確に理解することができる。
また、UIコンポーネント以外の部分に対する押下操作が行われた場合には、図16のような動作が行われる。たとえば、OKボタンBN1あるいはキャンセルボタンBN2に対する操作入力が受け付けられる(ステップS27)と、画像形成装置10に対する操作画面の更新要求(画面送信要求RQ)が送出される(ステップS32)。また、当該更新要求RQに応じて画像形成装置10にて新たな操作画面の画像データDT2を含むデータDS2が生成され、外部端末50に向けて送信される(ステップS16)。そして、外部端末50は、当該データDS2に基づき新たな操作画面を表示する(ステップS21〜S26)。これにより、ボタンBN1,BN2が押下されたときには、押下直前の画面とは大きく異なる画面が表示される。
<1−6.その他>
<他の操作画面>
なお、上記においては、操作画面MS(SE,SP)として、パスワード認証画面が例示されているが、これに限定されない。たとえば、図17に示すようなメニュー画面MN(設定画面)などの他の操作画面であってもよい。より詳細には、コピー倍率設定画面(図17)にて標準設定(ボタンBT5に対応する設定(「倍率100%」(等倍)))がなされている状況において、ボタンBT3の押下に応じてテキストボックスBT2の表示内容が変更される場合に、上記の思想を適用するようにしてもよい。
より具体的には、メニュー画面MNの画像データDT3と各ボタンBT1〜BT9等に関するコンポーネントデータDC(関係性情報DRを含む)とを含むデータDS3が画像形成装置10から外部端末50へと送信される。外部端末50は、当該コンポーネントデータDCに基づき各コンポーネントCPを生成するとともに、各コンポーネントCPを画像データDT3に基づくメニュー画面MNに重畳して表示する(図17参照)。そして、ボタンBT3が押下されると、当該ボタンBT3に対応するコンポーネントCPを用いて、外部端末50のメニュー画面MNのテキストボックスBT2の表示内容を「81.6%」に変更するとともに、ボタンBT3,BT5の色を変更するようにすればよい(図18参照)。詳細には、ボタンBT5を黄色から白色(標準色)に変更し、ボタンBT3を逆に白色(標準色)から黄色に変更すればよい。
<他の種類のコンポーネント>
また、上記においては、UIコンポーネントCPとしてボタンコンポーネントおよびテキストボックスコンポーネントが例示されているが、これに限定されず、他の種類のUIコンポーネントCPに上記の思想を適用するようにしてもよい。たとえば、他の種類のUIコンポーネントCPとしては、チェックボックス、ラジオボタン、リストボックス、コンボボックス、スライダ、ツリービュー、リストビューなどが例示される。このうち、「チェックボックス」は、当該チェックボックスに対する押下操作が行われるごとに、ボックス内のチェック印の有無が変更されるコンポーネントである。また、「リストビュー」は、リスト形式(行と列とを有して構成される表示形式)で列挙された複数の選択肢(複数の行要素)の中から所望の選択肢を選択することが可能なコンポーネントである。選択された選択肢は、強調表示されることによって選択されたことが示される。
<2.第2実施形態>
上記第1実施形態においては、画像データDS等が画像形成装置10から外部端末(遠隔操作装置)50に向けて直接的に送信される態様が例示されているが、これに限定されず、画像データDS等が画像形成装置10から外部端末50に向けて中継装置(中継サーバ等)を介して間接的に送信されるようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、操作画面に関する各コンポーネントCPのウエブコンテンツ記述言語表現が外部端末50によって生成されているが、これに限定されず、当該各コンポーネントのウエブコンテンツ記述言語表現がその他の装置(たとえば中継サーバ)によって生成されてもよい。
第2実施形態においては、このような態様について説明する。
図19は、第2実施形態に係る画像形成システム1(1B)を示す図である。図19に示すように、画像形成システム1Bは、画像形成装置10と外部端末50とに加えて中継サーバ80を備える。画像形成装置10と外部端末50と中継サーバ80とは、ネットワークNWを介して互いに接続される。この第2実施形態においては、画像データDS等が画像形成装置10から外部端末50に向けて中継サーバ80を介して間接的に送信される。中継サーバ80は、画像形成装置10と外部端末50との中継ぎをする装置(中継装置)であるとも表現される。
具体的には、図20に示すように、まず、画像データDTとともにコンポーネントデータDCが画像形成装置10から中継サーバ80に送信される。また、当該中継サーバ80においては、画像形成装置10から送信されてきた当該コンポーネントデータDCに基づき、各コンポーネントCPのウエブコンテンツ記述言語表現が生成される。中継サーバ80には、第1実施形態に係る表現生成部66と同様の処理を行う処理部が設けられ、当該処理部を用いて各コンポーネントのウエブコンテンツ記述言語表現が生成される。そして、中継サーバ80は、当該ウエブコンテンツ記述言語表現と画像データDTとを含むデータDSを外部端末50に送信する。
外部端末50は、中継サーバ80を介して、画像データDTとウエブコンテンツ記述言語表現とを含むデータを受信する。そして、外部端末50は、当該画像データDTに基づく模擬画像と当該ウエブコンテンツ記述言語表現に基づくコンポーネントCPとを組み合わせた画像(画面)を生成し当該画像を操作画面MSとしてタッチパネル75に表示する。
このように、第2実施形態は、ウエブコンテンツ記述言語表現が外部端末50ではなく中継サーバ80で生成される点等において、第1実施形態と相違する。
図21および図22は、中継サーバ80の動作を示すフローチャートである。詳細には、図21は、画像形成装置10からの受信データに対する処理を示すフローチャートであり、図22は、外部端末50からの受信データに対する処理を示すフローチャートである。また、図23は、外部端末50の動作を示すフローチャートである。なお、第2実施形態に係る画像形成装置10(10B)の動作は、図12のフローチャートに示す第1実施形態に係る動作と同様である。ただし、第2実施形態に係る当該動作は、外部端末50に向けて送出されるデータDS等が中継サーバ80を介して送信され、外部端末50から送信される各種データが中継サーバ80を介して受信される点で、第1実施形態に係る動作と相違する。
この第2実施形態では、まずステップS11(図12)にて画像形成装置10は、上述のデータDS1(図8参照)を(外部端末50ではなく)中継サーバ80に送信する(図20も参照)。
一方、中継サーバ80は、図21のステップS41において画像形成装置10からのデータを受信すると、ステップS47に進む。
ステップS47では、受信データが「OK」データであるか否かが判定される。受信データが「OKデータ」でない場合には、ステップS42に進む。一方、受信データが「OKデータ」である場合には、ステップS48に進み、当該「OK」データを外部端末50に転送する。
ステップS42〜ステップS44の各処理は、ステップS22〜ステップS24(図13)とそれぞれ同様の処理である。これらの処理により、データDS(特にコンポーネントデータDC)に基づいてウエブコンテンツ記述言語表現が外部端末50において生成される。
その後、ステップS45に進む。ステップS45では、データDSと生成されたウエブコンテンツ記述言語表現とが外部端末50に送信される。なお、コンポーネントデータDCは外部端末50に送信されなくてもよい。
次に、図23に示すように、外部端末50が、データDSおよびウエブコンテンツ記述言語表現を中継サーバ80から受信すると、ステップS61からステップS66に進む。ステップS66では、ステップS26と同様の動作が行われる。ただし、中継サーバ80にてウエブコンテンツ記述言語表現が生成されている点で、ステップS26とは相違する。ステップS66では、ウエブコンテンツ記述言語表現(マークアップ言語表現およびスクリプト言語表現を含む)に基づく各UIコンポーネントがブラウザエンジン等によって実現される。より詳細には、ウエブコンテンツ記述言語表現がブラウザエンジン等によって解釈され、当該ウエブコンテンツ記述言語表現に対応する各UIコンポーネントがタッチパネル75に表示される。各UIコンポーネントは、画像データDTに基づく画像に重畳された状態で表示される。
このようにして、外部端末50は、画像データDTに基づく画像とウエブコンテンツ記述言語表現(HTMLデータ等)に基づくコンポーネントCPとを組み合わせて操作画面MS(SE)を表示する。
次に、操作画面SEに対してユーザからの操作入力が行われる。ステップS67(図23)の待機ループ処理中において、操作画面SEへの操作入力が受け付けられると、ステップS68に進む。ステップS68〜ステップS72の各処理は、ステップS28〜S32(図14)の各処理とそれぞれ同様の処理である。
ただし、ステップS70においては、外部端末50は、操作位置情報(操作位置座標)および画像送信不要情報NRを中継サーバ80を介して画像形成装置10に向けて送信する(図20も参照)。また、その後、外部端末50は、画像形成装置10から中継サーバ80を介して「OK」データが送信されてくるまで待機する(ステップS71)。
また、ステップS72においては、押下操作位置情報(操作位置座標)および画像送信要求RQが外部端末50から中継サーバ80に送信される。
また、中継サーバ80は、図22に示すように、外部端末50からの受信データに対する処理をも行う(図20も参照)。具体的には、外部端末50からデータを受信する(ステップS51)と、当該受信したデータをそのまま画像形成装置10へ転送する処理を実行する(ステップS52)。これにより、外部端末50から中継サーバ80に送信されたデータがそのまま画像形成装置10に転送される。
図12を再び参照する。ステップS11の次のステップS12(待機状態)において、中継サーバ80を経由して外部端末50からの押下操作位置情報(操作位置座標)が受信された旨が判定されると、ステップS14以降に進む。
ステップS14,S15,S16においても第1実施形態と同様の動作が実行される。ただし、画像形成装置10から外部端末50に向けて送信されるデータは、全て中継サーバ80を介して送信される。
このようなシステム1Bによっても、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
なお、第1実施形態では、コンポーネントのウエブコンテンツ記述言語表現が外部端末50によって生成されており、第2実施形態では、コンポーネントのウエブコンテンツ記述言語表現が中継サーバ80によって生成されているが、これに限定されない。
たとえば、画像形成装置10がコンポーネントのウエブコンテンツ記述言語表現を生成するようにしてもよい。詳細には、画像形成装置10において、第1実施形態に係る表現生成部66と同様の処理を行う処理部が設けられ、当該処理部を用いて各コンポーネントのウエブコンテンツ記述言語表現が生成されればよい。より詳細には、画像形成装置10は、画像形成装置10の格納部5に格納されているコンポーネントデータDCに基づいて、ウエブコンテンツ記述言語表現を生成すればよい。そして、画像形成装置10は、当該ウエブコンテンツ記述言語表現を模擬画像データDT等とともに外部端末50に向けて送信すればよい。なお、ウエブコンテンツ記述言語表現および模擬画像データDT等は、中継サーバ80を介して間接的に外部端末50に送信されてもよく、中継サーバ80を介さずに直接的に外部端末50に送信されてもよい。
<3.第3実施形態>
上記各実施形態においては、コンポーネントデータDCが画像形成装置10において予め格納されている態様が例示されているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、コンポーネントデータDCは、画像形成装置10のコントローラ9内に設けられたコンポーネントデータ自動生成部19(図24参照)によって自動的に生成されるようにしてもよい。第3実施形態では、このような改変例について説明する。なお、図24は、第3実施形態に係る画像形成装置10(10C)の機能ブロックを示す図である。
ここでは、操作履歴情報として、各操作画面におけるユーザによる操作位置(押下位置等)と操作前後の各操作画面(画像データ等)とが画像形成装置10に格納されているものとする。詳細には、或る操作画面MSに対する操作の位置情報である操作位置情報と当該操作前の操作画面MSaの画像データと当該操作後の操作画面MSbの画像データとを含む履歴情報が格納されている。
そして、コンポーネントデータ自動生成部19(図24)は、或る操作画面MSに関して、操作前の操作画面MSaの画像データと操作後の操作画面MSbの画像データとの差分情報を取得することによって、操作画面の操作に応じた変更内容を検出する。
図25は、このようにして検出される変更内容の一例を示す図である。ここでは、メニュー画面MN(操作画面MS)に関して、図17のような操作前の操作画面MSaと図18のような操作後の操作画面MSbとがその操作位置(ボタンBT3内の或る位置)とともに操作履歴情報として格納されている状況を想定する。
この場合、コンポーネントデータDC(関係性情報DRを含む)は、次のようにして自動生成される。具体的には、コンポーネントデータ自動生成部19は、両操作画面MSa,MSbの差分画像を取得することによって、閉領域RT1(ボタンBT3に相当する領域)と閉領域RT2(ボタンBT5に相当する領域)と閉領域RT3(テキストボックスTBに相当する領域)との3カ所において変化が生じていることを検出する。
また、これらの3つの閉領域RT1,RT2,RT3は、それぞれUIコンポーネントCPであると判定され、各UIコンポーネントCPに対して適宜の識別子(コンポーネントNo.)が付与される。
また、閉領域RT1は、その内部位置での押下操作に応じて操作画面が変更されていることなどに基づいて、ボタンコンポーネントであると判定される。また、閉領域RT3は、当該押下操作に応じてその表示内容が変更されていることなどに基づいて、テキストボックスコンポーネントであると判定される。さらに、閉領域RT2は、閉領域RT1との形状の類似度合いに基づいて、ボタンコンポーネントとして判定される。あるいは、閉領域RT2は、類似の押下操作(不図示)に関して、当該閉領域RT内の位置での押下操作に応じて当該操作画面が変更されていることなどに基づいて、ボタンコンポーネントであると判定されるようにしてもよい。このようにして、各コンポーネントの種類情報CSが生成される。
同様に、各コンポーネントの位置情報CIは、各閉領域RT1,RT2,RT3の輪郭に関する位置情報に基づいて、自動的に取得される。
さらに、関係性情報DRも次のようにして取得される。たとえば、閉領域RT1の押下に応じて閉領域RT1,RT2,RT3が変化していることに基づいて、閉領域RT1,RT2,RT3の各コンポーネントが閉領域RT1のコンポーネントに対する関連コンポーネントであることが決定される。また、閉領域RT1の押下に応じて閉領域RT1自身の色と閉領域RT2の色とを変更すべきこと、および閉領域RT1の押下に応じて閉領域RT3の文字を「81.6%」に変更すべきことも決定される。これらの決定事項が関係性情報DRとして取得される。なお、各閉領域内の文字等は、OCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)技術を用いて、認識されればよい。
その後は、上記第1実施形態と同様にして、当該コンポーネントデータDCがウエブコンテンツ記述言語表現に変換され、当該ウエブコンテンツ記述言語表現および画像データに基づいて操作画面MS(SE)が外部端末50において表示される。また、当該操作画面MS(SE)に対する操作に対しても同様の動作が行われる。
このような態様によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、このような態様によれば、コンポーネントデータDCが自動的に生成されるので、コンポーネントデータDCの生成に要する手間を低減することが可能である。また、コンポーネントデータDCが自動的に生成されることによれば、そのコンポーネントデータDCが予め準備されていなかった旧機種の画像形成装置に対しても、上記の思想を容易に適用することが可能である。
なお、ここでは、コンポーネントデータDCが画像形成装置10で自動的に生成される態様が例示されているが、これに限定されず、たとえば、コンポーネントデータDCは、外部端末50あるいは中継サーバ80等において自動的に生成されるようにしてもよい。この場合、コンポーネントデータ自動生成部19が、外部端末50あるいは中継サーバ80等においてそれぞれ設けられればよい。
<4.その他>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記各実施形態においては、マークアップ言語表現としてHTMLデータが例示されているが、これに限定されず、HTMLデータ以外のマークアップ言語表現であってもよい。また、スクリプト言語表現に関しても、上述の種類以外のスクリプト言語によるものであってもよい。
1 画像形成システム
10 MFP(画像形成装置)
25 (画像形成装置の)タッチパネル
50 外部端末(遠隔操作装置)
75 (外部端末の)タッチパネル
80 中継サーバ
CP コンポーネント
DC コンポーネントデータ(コンポーネント情報)
DR 関係性情報
MS 操作画面

Claims (16)

  1. 画像形成システムであって、
    第1の操作部を有する画像形成装置と、
    第2の操作部を有し且つ当該第2の操作部を用いて前記画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記第1の操作部における第1の操作画面を模した模擬画像を前記遠隔操作装置に向けて送信する送信手段、
    を有し、
    前記遠隔操作装置は、
    前記模擬画像を受信する受信手段と、
    前記第1の操作画面におけるユーザインターフェイス用の部品要素と同等の部品要素であって前記遠隔操作装置側で独自に動作可能な部品要素であるコンポーネントを前記模擬画像上に重畳した画像を第2の操作画面として前記第2の操作部に表示する表示制御手段と、
    前記第2の操作画面への操作入力を受け付ける受付手段と、
    前記操作入力が前記コンポーネントに対するものであるか否かを判定する判定手段と、
    前記操作入力に対する動作を制御する動作制御手段と、
    を有し、
    前記動作制御手段は、
    前記操作入力が前記コンポーネントに対するものである場合には、前記コンポーネントを用いて前記第2の操作画面を更新表示することを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
    前記コンポーネントは、前記遠隔操作装置で独自に動作可能なスクリプトを用いて構成されることを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成システムにおいて、
    前記動作制御手段は、前記操作入力に関する操作位置情報を前記操作入力に応答して前記画像形成装置に向けて随時送信することを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項3に記載の画像形成システムにおいて、
    前記動作制御手段は、前記操作入力が前記コンポーネントに対するものである場合には、前記操作入力に応答して、前記操作入力に対する新たな操作画面に関する前記模擬画像の送信要求を送信することなく、前記操作入力に関する操作位置情報を前記画像形成装置に向けて送信することを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項4に記載の画像形成システムにおいて、
    前記動作制御手段は、前記操作入力が前記コンポーネントに対するものでない場合には、前記操作入力に応答して、前記操作入力に対する前記新たな操作画面に関する模擬画像の送信要求をも前記画像形成装置に向けて送信することを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記遠隔操作装置は、
    前記コンポーネントを実現するためのウエブコンテンツ記述言語表現を生成する表現生成手段、
    をさらに有し、
    前記表示制御手段は、前記ウエブコンテンツ記述言語表現に基づいて前記コンポーネントを前記模擬画像上に重畳して表示することを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記画像形成システムは、
    前記画像形成装置と前記遠隔操作装置との中継ぎをする中継装置、
    をさらに備え、
    前記中継装置は、
    前記コンポーネントを実現するためのウエブコンテンツ記述言語表現を生成する表現生成手段、
    をさらに有し、
    前記表示制御手段は、前記ウエブコンテンツ記述言語表現に基づいて前記コンポーネントを前記模擬画像上に重畳して表示することを特徴とする画像形成システム。
  8. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    前記コンポーネントを実現するためのウエブコンテンツ記述言語表現を生成する表現生成手段、
    をさらに有し、
    前記表示制御手段は、前記ウエブコンテンツ記述言語表現に基づいて前記コンポーネントを前記模擬画像上に重畳して表示することを特徴とする画像形成システム。
  9. 請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記表現生成手段は、前記コンポーネントに関する情報であるコンポーネント情報であって前記画像形成装置から送信されてくるコンポーネント情報に基づいて、前記ウエブコンテンツ記述言語表現を生成することを特徴とする画像形成システム。
  10. 請求項7に記載の画像形成システムにおいて、
    前記表現生成手段は、前記コンポーネントに関する情報であるコンポーネント情報であって前記中継装置から送信されてくるコンポーネント情報に基づいて、前記ウエブコンテンツ記述言語表現を生成することを特徴とする画像形成システム。
  11. 請求項8に記載の画像形成システムにおいて、
    前記表現生成手段は、前記コンポーネントに関する情報であるコンポーネント情報であって前記画像形成装置に格納されているコンポーネント情報に基づいて、前記ウエブコンテンツ記述言語表現を生成することを特徴とする画像形成システム。
  12. 請求項9ないし請求項11のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記コンポーネント情報は、前記コンポーネントと当該コンポーネント自身あるいは他のコンポーネントとの間での動作上の関係性を示す関係性情報を含み、
    前記表現生成手段は、前記関係性情報に基づいて、前記コンポーネントに対する前記操作入力への応答動作を規定したスクリプト言語表現を生成することを特徴とする画像形成システム。
  13. 画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置であって、
    前記画像形成装置に設けられた第1の操作部における第1の操作画面を模した模擬画像を受信する受信手段と、
    前記遠隔操作装置に設けられた第2の操作部に前記模擬画像を表示するとともに、前記第1の操作画面におけるユーザインターフェイス用の部品要素と同等の部品要素であって前記遠隔操作装置側で独自に動作可能な部品要素であるコンポーネントを前記模擬画像上に重畳した画像を第2の操作画面として前記第2の操作部に表示する表示制御手段と、
    前記第2の操作画面への操作入力を受け付ける受付手段と、
    前記操作入力が前記コンポーネントに対するものであるか否かを判定する判定手段と、
    前記操作入力に対する動作を制御する動作制御手段と、
    を備え、
    前記動作制御手段は、
    前記操作入力が前記コンポーネントに対するものである場合には、前記コンポーネントを用いて前記第2の操作画面を更新表示することを特徴とする遠隔操作装置。
  14. 請求項13に記載の遠隔操作装置において、
    前記コンポーネントを実現するためのウエブコンテンツ記述言語表現を生成する表現生成手段、
    をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記ウエブコンテンツ記述言語表現に基づいて前記コンポーネントを前記模擬画像上に重畳して表示することを特徴とする遠隔操作装置。
  15. 画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)前記画像形成装置に設けられた第1の操作部における第1の操作画面を模した模擬画像の画像データを受信するステップと、
    b)前記画像データに基づく前記模擬画像を前記遠隔操作装置に設けられた第2の操作部に表示するとともに、前記第1の操作画面におけるユーザインターフェイス用の部品要素と同等の部品要素であって前記遠隔操作装置側で独自に動作可能な部品要素であるコンポーネントを前記模擬画像上に重畳した画像を第2の操作画面として前記第2の操作部に表示するステップと、
    c)前記第2の操作画面への操作入力を受け付けるステップと、
    d)前記操作入力が前記コンポーネントに対するものであるか否かを判定するステップと、
    e)前記操作入力が前記コンポーネントに対するものである場合には、前記コンポーネントを用いて前記第2の操作画面を更新表示するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  16. 画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)前記画像形成装置に設けられた第1の操作部における第1の操作画面を模した模擬画像の画像データを受信するステップと、
    b)前記第1の操作画面におけるユーザインターフェイス用の部品要素と同等の部品要素であって前記遠隔操作装置側で独自に動作可能な部品要素であるコンポーネントを実現するためのウエブコンテンツ記述言語表現を生成するステップと、
    c)前記画像データに基づく前記模擬画像を前記遠隔操作装置に設けられた第2の操作部に表示するとともに、前記コンポーネントを前記模擬画像上に重畳した画像を第2の操作画面として前記第2の操作部に表示するステップと、
    d)前記第2の操作画面への操作入力を受け付けるステップと、
    e)前記操作入力が前記コンポーネントに対するものであるか否かを判定するステップと、
    f)前記操作入力が前記コンポーネントに対するものである場合には、前記コンポーネントを用いて前記第2の操作画面を更新表示するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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