JP2014218781A - グラウト寒中養生施工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】PC鋼材が挿入されるシース内に充填されたグラウトの、熱電線の先埋め込み方式による断線の不都合を防止できる後挿入方式の寒中養生施工法を提供する。【解決手段】コンクリート構造体が形成された後にコンクリート構造体3に予め埋設されたシース4内にPC鋼材5と共に電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを注入して通電加熱する。従来の先埋め込み方式に比べて、後挿入方式であるから、電熱線の挿入が実質的に最後となるので、工事中における断線を防ぐことが確実になり、挿入時に断線が発生しても、グラウト充填前に通電して断線有無の確認を行い、断線が確認された時点で電熱線を取り換える。グラウトの注入の際にはバイブレータをかけるような断線の要因となる工程がないので電熱線の断線が確実に防止され、断線有無の確認後に電熱線に通電するので確実にコンクリート構造体を加温して凍結を防止する。【選択図】図1

Description

本発明は、寒中においてシース内部にPC緊張鋼材を配設しグラウトを充填して硬化させる際に、グラウトの凍結を防止して養生させるグラウト寒中養生施工法に関するものである。
従来、コンクリート構造体に配設されたシース内にPC鋼材を挿通し、該PC鋼材を緊張定着することによって構造体にプレストレスを導入した後にシース内にグラウトを充填すること、いわゆる、ポストテンション方式により、建物や橋梁等のPC構造体を建設する方法が知られている。
グラウトは充填時には流動性を必要とする以外に、充填後は充分に強度を発現させる必要がある。そのために、土木学会コンクリート標準示方書では、日平均気温が4℃以下になる時期を寒中と定義し、寒中においてはグラウトが凍結する恐れがあるため、グラウトの充填作業が原則的に禁止されている。さらに、グラウトを充填後少なくとも5日間は、5℃以上に保つことが規定されている。
しかしながら、工事の進捗状況との関係から、特に、東北地方のような冬期時期が長い寒冷地域において、冬期においてもグラウト工事を行えるようにする要請が依然として高いのが現実である。
そこで、冬期におけるグラウトの施工はグラウトが凍結しないように、周囲温度を5℃以上に保つために、加熱装置(ジェットヒータ等)を外部に配置して熱風を吹き付け、コンクリート構造体全体を防寒シートで囲い(覆い工)加温するという方法が採られていた。しかしながら、長大橋や大規模な構造物を施工する場合は、高い場所に長い距離で防寒シートを設ける(覆い工)ことは、大規模で手間の掛かる作業が必要であり、莫大なコストと手間が掛かるばかりでなく、強風対策等も考慮しなければならず、長大橋全体を防寒シートで覆うことは実質的にできなかったのである。
ジェットヒータと防寒シートとを使用しないで凍結防止を可能にした、第1の従来技術として、シースの外周に電熱線(電気ヒータ)を螺旋状に巻き付けて、電気ヒータに通電することにより、シース内を加温してグラウトの凍結を防止する技術が公知になっている(特許文献1参照)。
このグラウト凍結を防止する技術は、電熱線に通電することにより、シース内部に充填されているセメントグラウトが全体的に加熱されるので、外気温度が氷点下であってもセメントグラウトの硬化に適した10℃以上に保持され、24時間でグラウトの必要強度を発現させることができるというものである。
また、公知に係る第2の従来技術としては、合成樹脂製管(シース)の外周面及び内周面に螺旋状の突起部を連続的に設け、少なくても一方の突起部内に補強線材を配設し且つ該補強線材の一部を前記突起部から露出させ、該補強線材は、通電加熱用の導電体を用いたスパイラルシースとしたものである(特許文献2参照)。
この公知技術のスパイラルシースの補強線材は、通電加熱用の導電体を用いたことによって、この導電体を通電加熱すれば、打設したグラウト材の硬化時期を促進することができると共に、特に冬季においては、グラウト材と水分とが分離してしまうという不都合を解消することができるというものである。
更に、公知に係る第3の従来技術としては、コンクリート中に埋設されたシース内にPC鋼材の緊張によりプレストレスが導入された後に、前記シース内にグラウト材が充填されるプレストレスコンクリート部材の電熱養生構造において、前記シースに対して略平行な鉄筋が配設されているとともに、当該鉄筋の下部に沿って電熱線が設けられているプレストレスコンクリート部材の電熱養生構造である(特許文献3参照)。
この電熱養生構造によれば、電熱線に通電することにより鉄筋を加熱し、鉄筋からの熱はシースに対してほぼ均一に伝わることになる。その結果、グラウト材の充填を寒中において実行する場合においても、かかるグラウト材の凍結するのを防止することが可能となり、また凍結に基づくグラウト材自体の膨張をも抑制することが可能となるため、シースを埋設する周囲のコンクリートに亀裂が発生するのを防止することが可能となるというものである。
特開2002−332746号公報 特開平10−148010号公報 特開2006−159447号公報
前記いずれの従来技術においても、先にシースや鉄筋に電熱線を取り付けて予めコンクリートに埋設する、いわゆる先埋め込み方式を採用しており、そのために、部材の製作時において、配筋工事時に鉄筋と衝突したり、コンクリート打設時にバイブレータと接触したりすると、電熱線が切断される恐れがあり、特に、コンクリートを打設した後では断線が確認されても、電熱線を接続することは不可能となってしまう。その場合の解決策としては、やむを得ず従来から行っているジェットヒータを使用してコンクリート構造体全体を防寒シートで囲い(覆い工)加温するしか手段がなく、結局手間とコストが掛かるばかりでなく、全体の工期も遅れてしまうという問題点を有することになる。
従って、従来技術においては、熱電線の先埋め込み方式による断線の不都合を防止することができないこと、それに基づく施工手間の軽減や工期短縮およびローコスト化を図ることができないことに解決課題を有する。
本発明は、前述の従来例の課題を解決する具体的手段として、第1の発明は、コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、コンクリート構造体に予め埋設されたシース内にPC鋼材と共に電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを充填して通電加熱することを特徴とするグラウトの寒中養生施工法を提供するものである。
この第1の発明においては、前記電熱線をPC鋼材にU字状に配設またはスパイラル状に巻き付けること;および前記コンクリート構造体のPC鋼材に緊張導入力が付与される側の端部に支圧板用凹部が設けられ、該支圧板用凹部に電熱線の収納溝が中央部から側端部に至るまで設けられたこと;を付加的な要件として含むものである。
また、第2の発明は、コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、前記コンクリート構造体に、予めPC鋼材挿入用シースを設けるとともに、電熱線が挿入される複数の小径の鋼製シースを設け、該鋼製シースに電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを充填するとともに、通電して前記構造体を加温することを特徴とするグラウトの寒中養生施工法を提供するものである。
本発明に係るグラウトの寒中養生施工法によれば、コンクリート構造体が形成された後に、該構造体に予め埋設されたPC鋼材挿入用シースまたは小径の鋼製シースに電熱線を挿入し、該電熱線に通電して断線の有無の確認を行った後にグラウトを充填して通電加熱することによって、従来の先埋め込み方式に比べて、後挿入方式であるから、電熱線の挿入が実質的に最後となるので、工事中における断線を防ぐことが確実にできる。仮に、挿入時に断線が発生したとしても、グラウト充填前に通電して断線有無の確認を行うので、断線が確認された後に電熱線を取り替えることが可能である。グラウトの注入を行う際に、コンクリートの締め固めのようなバイブレータをかけることはなく、断線の要因となる工程がないのであるから、電熱線の断線を確実に防止できる。従って、電熱線に通電してグラウトの凍結を防止することが確保されるという優れた効果を奏するのである。
また、シース内に電熱線を挿入して直接グラウト材を加熱することによって、グラウト材が均一に加熱保温されて短時間で所定強度を確保できる。
本発明の第1の実施の形態に係るグラウトの寒中養生施工法を適用したコンクリート構造物を略示的に示した要部のみの側面図である。 同実施の形態に係る構造物を構成するPC柱の要部を略示的に示した(a)図は平面図であり、(b)図は側断面図である。 同実施の形態に係るPC柱に適用されるPC鋼材に電熱線を取り付けた状態を略示的に示した要部の側面図である。 同実施の形態に使用されるPC鋼材をシース内に装着してグラウトを充填した状態を示す要部のみの横断面図である。 同実施の形態に使用されるPC鋼材に緊張導入力を付加する側の構造物の要部、即ち、図2(b)のA部を拡大して略示的に示した(a)図は平面図であり、(b)図は側断面図である。 前記図5と同様に、同実施の形態に使用されるPC鋼材に緊張導入力を付加する側で、シースにPC鋼材を装着した状態を略示的に示した(a)図は平面図であり、(b)図は緊張導入力を付加後の側断面図である。 同実施の形態に使用される電熱線を略示的に示した説明図である。 同実施の形態に係る構造物を構成するPC梁に使用されるPC鋼材としてのPC鋼より線からなるPCケーブルを示す断面図である。 同実施の形態に係るPC鋼材としてのPC鋼より線からなるPCケーブルの定着状況、即ち、図1のB部を拡大して示した要部の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るPC柱に適用されるPC鋼材に電熱線を取り付けた状態を略示的に示した要部の側面図である。 同実施の形態に使用されるPC鋼材をシース内に装着してグラウトを充填した状態を示す要部のみの横断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るPC柱に適用されるPC鋼材に電熱線を取り付けた状態を略示的に示した要部の側面図である。 同実施の形態に使用されるPC鋼材をシース内に装着してグラウトを充填した状態を示す要部のみの横断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るグラウトの寒中養生施工法で、PC柱に電熱線の配設状況を略示的に示した(a)図が1実施例で、(b)図が他の実施例の断面図である。 同実施の形態に係る電熱線の1実施例の配線状況を略示的に拡大して示した側断面図である。 同実施の形態に係る電熱線の他の実施例の配線状況を略示的に示した側断面図である。
本発明を図示の複数の実施の形態に基づいて詳しく説明する。まず、図1乃至図7に示した第1の実施の形態において、基礎1上にPC柱2及び梁3等からなるコンクリート構造体を順次構築して複数階の建造物を構成するものであり、これらコンクリート構造体には、予め所定の設計位置に複数のシース4が設けられており、該シース4には挿入されたPC鋼材5が緊張定着された後に、シース4内にはグラウトまたは高流動性無収縮モルタル6(以下、グラウトという)が充填され、寒冷地においてグラウト6を凍結させないようにして、冬季におけるプレストレストコンクリート構造体を構築するためのグラウト寒中養生施工方法である。
この場合に、図1〜図2に示したように、常温での通常の工法と同様に、基礎1の所要位置にはアンカー部材7の下端が埋め込まれて一体的に形成されており、その基礎1上にコンクリート構造体のPC柱2とPC梁3等とを順次構築するのであるが、寒冷地において、シース4内に充填したグラウト6が凍結しないように、所要温度に維持しながら養生して硬化させる施工法である。
まず、図2(a)(b)を参照して説明する。この実施の形態において、PC柱2には複数のシース4が長さ方向に予め埋設されており、各シース4にそれぞれPC鋼材5を挿通した状態で所要位置にセッティングし、該PC鋼材5と基礎1のアンカー部材7とを連結して設計位置にPC柱2をセットする。
この場合に、使用されるPC鋼材5としては、図3に示したように、下端部と上端部とにネジ部5a、5bを有するPC鋼棒が使用され、該鋼棒の側面に長さ方向に沿って電熱線8を、例えば、一定間隔で巻き付ける結束バンド9で取り付けてから、その鋼棒を各シース4に挿通し、下端のネジ部5aとアンカー部材7とをジョイントカプラー等の連結部材10によって強固に連結するのである。
そして、所定の設計位置にセットされたPC柱2について、PC鋼材5である鋼棒に取り付けた電熱線8が断線しているか否か、つまり通電の確認をしてから、PC鋼棒の緊張作業とグラウトの充填作業を行う。従来通り緊張作業を行ってからグラウトの充填してもよいし、例えば、PC鋼材5が緊張定着されてから、各シース4にグラウトホース11を介してグラウト6が充填された後に、電熱線8に通電してPC鋼材5と共にシース4内を所要温度(5℃以上)に加温し、好ましくは、20〜50℃に加温しグラウト6が凍結しないように養生して硬化させ、プレストレストコンクリート構造体を構築するのである。
また、先にシース4にグラウト6を充填して電熱線8に通電して加熱し、外グラウト6が柔らかい内に、PC鋼材5の緊張作業を行うようにしてもよい。こうすることによって、緊張作業が終わってからグラウトが硬化するまでの時間を短縮することができ、グラウト凍結防止の管理がより一層容易になる。
コンクリート構造体を構成するPC柱2については、電熱線8を後挿入することから、図5(a)(b)に示したように、PC柱2の上部におけるシース4の取付部位、即ち、PC鋼材5に緊張導入力が付与される端部位置に、支圧板用凹部12が設けられ、該支圧板用凹部12に電熱線8の収納溝13が中央部から側端部にまで設けられているコンクリート構造体である。そして、図6(a)(b)に示したように、電熱線8が取り付けられたPC鋼材5をシース4に挿入し、アンカー部材7と連結された後に電熱線8を収納溝13に納め、その端部を外部に取り出して支圧板用凹部12に支圧板14をセットし、PC鋼材5のネジ部5bにナット15を螺着させ、適宜の手段、例えば、ジャッキ等でPC鋼材5の先端を引っ張って緊張しナット15を締め付けて定着することによって、PC柱2にプレストレスが付与されるのである。
また、使用される電熱線8は、例えば、株式会社アサヒ特販社製の農業用温床線(低価格標準型)のものであって、図7に示したように、Uターン型に配した発熱線16を耐熱被膜17で覆った構造であって、発熱線16の端部にはリード線18が接続されたものであり、該リード線18は制御盤19を介して電源側に接続されている。このように被覆付Uターン型の電熱線8は、柔軟性があって湿潤状態での使用が可能なものである。また、これに限らず、同種の市販品を使用することもできる。
さらに、PC柱2間にPC梁3を架設するのであるが、このPC梁3にもPC鋼材5を挿通するためのシース4が予め埋設されている。この場合のシース4は、PC鋼材5の緊張定着する位置がPC柱2とは違うし、定着の仕方も違うので、一部において湾曲した状態になっている。
そこで、使用されるPC鋼材5としては、図8に示したように、例えば、変形が可能な3本のPC鋼より線20からなるPCケーブルが使用された場合、その内の1本のPC鋼より線20に前記と同様に、電熱線8を一定間隔で巻き付ける結束バンド9で取り付けてから、その3本のPC鋼より線20を束ねて各シース4に挿通し、一方の端部は従来から行っているように予めアンカープレートとクサビ定着式のアンカーヘッド21で各PC鋼より線20を纏めて固定しておく。
他方の端部においては、図9に示したように、アンカープレート22とクサビ定着式のアンカーヘッド21との間に馬蹄プレート23を介在させ、該馬蹄プレート23の溝部23aに電熱線8のリード線18を嵌めて外部に取り出し、全体を仮止め状態にセットしてから、電熱線8が断線しているか否かを通電により確認してから、PC鋼材5(各PC鋼より線20)の緊張作業とグラウトの充填作業を行う。従来通り緊張作業を行ってからグラウトを充填してもよいし、例えば、PC鋼材5をジャッキ等により引っ張って緊張導入力を付与し、アンカーヘッド21に打ち込まれたクサビによって緊張状態を維持して定着させるのであり、それによって、PC梁3にプレストレスが付与されるのである。その後に、シース4にグラウトホース11を介してグラウト6を充填し、電熱線8に通電してシース4内を所要温度に加温し続けることで、グラウト6が凍結しないで適正に養生させて硬化するのである。なお、いずれのシース4においても、内部に温度センサー(図示せず)が設けられ、該温度センサーによる温度検出に基づき制御盤19で加熱温度を適正に制御するのである。また、先にシース4にグラウト6を充填して電熱線8に通電して加熱し、該グラウト6が柔らかい内に、PC鋼材5(各PC鋼より線20)の緊張作業を行うようにしてもよい。
次に、図10、図11に示した第2の実施の形態について説明する。
この第2の実施の形態においては、PC柱2におけるPC鋼材5に対する電熱線8の配設状態が異なるのみで他の構成については、前記第1の実施の形態と同一であるので、同一部分については同一符号を付してその説明は重複するので省略する。即ち、PC鋼材5に配設する電熱線8は、PC鋼材5の両側に、複数(2本)の電熱線8をU字状に折り曲げて配設し、該U字状の端部を接着テープや結束バンド等の止め具24で仮固定する。この場合には、例えば、構築されるコンクリート構造体のPC柱の部材断面が大きくて、使用されるPC鋼材が太くて、シースの径も太くなるような時に、内部を均等に加熱するために有効に使用されるのである。そして、U字状の開き具合は、図11に示したように、好ましくはシース4の内壁に略接する程度であってそれ以下であっても良い。このように配設することによって、厳寒の地方でもシース4内の温度を全体的に均一に保持して、グラウト6を凍結させないで養生することができるのである。なお、使用されるPC鋼材とシースの径によっては、電熱線を1本としてもよい。
また、図12、図13に示した第3の実施の形態について説明する。
この第3の実施の形態においても、PC柱2におけるPC鋼材5に対する電熱線8の配設状態が異なるのみで他の構成については、前記第1の実施の形態と同一であるので、同一部分については同一符号を付してその説明は重複するので省略する。PC鋼材5に配設する電熱線8は、PC鋼材5の側面に螺旋状(スパイラル状)に巻き付けて配設し、該電熱線8の下端部を接着テープや結束バンド等の止め具24で仮固定する。このように電熱線8をスパイラル状に巻き付けて配設することで熱源となる電熱線8を多くシース4内に配設でき、それによって、PC鋼材5を含めてシース4の内部を全面的に均等に効率よく加温できるので、グラウト6を凍結させないで養生することができるのである。
さらに、図14〜図16に示した第4の実施の形態について説明する。
この第4の実施の形態においても、PC柱2における電熱線8の配設位置が異なるのみで他の構成については、前記第1の実施の形態と略同一であるので、同一部分については同一符号を付してその説明は重複するので省略する。即ち、電熱線8は、PC柱2の略中央部に配設するか、またはPC鋼材5が挿通される各シース4の近傍にそれぞれ平行に配設するのである。まず、一方の実施例は、図14(a)に示したように、PC柱2の略中央部に長さ方向に沿って予め小径の銅管や鋼管、またはスパイラル鋼製シース(例えば、ワインディングシース)等(以下、総称して鋼製シースという)からなる鋼製シース25を設けると共に、その近傍に同様の鋼製シースからなる予備鋼製シース25aを設けておく。また、他方の実施例は、図14(b)に示したように、PC鋼材5が挿通される各シース4の外側近傍に、即ち、PC柱2の断面4隅近傍に、ほぼ平行に同様の鋼製シース25をそれぞれ設けておく。いずれにしても、PC柱2に複数本の鋼製シース25、25aを設けるのであるが、該鋼製シース25、25aは電熱線8が挿通できる程度の小径で足り、銅管や鋼管またはスパイラル鋼製シース等で形成するのは、熱伝導性が良好であるから好ましいが、他の材料でも形成しても小径だからかまわない。また、鋼製シース25の配設位置について、実施例で示した位置に限ることなく、PC鋼材5挿通されるシース4の近傍にすればよい。
環境または外気温度等によって、いずれかを使用するものであるが、要するに、一方の実施例においては、片方または双方の鋼製シース25、25aに被覆付きUターン型の電熱線8を挿入し、該電熱線8のリード線18を外部に取り出して制御盤19に接続し、通電して断線の有無を確認した後に、グラウト26を鋼製シース25、25a内に注入する。また、他方の実施例においても、各鋼製シース25に被覆付きUターン型の電熱線8を挿入し、該電熱線8のリード線18を外部に取り出して制御盤19に接続し、通電して断線の有無を確認した後に、グラウト26を各鋼製シース25内に注入する。
第4の実施の形態に係るいずれの実施例においても、鋼製シース25、25a内に注入したグラウト26が硬化した後に、PC鋼材5に緊張導入力を付与して定着し、電熱線8に通電してPC柱2を加温した状態でシース4内にグラウト6を注入する。このようにPC柱2、即ち、部材全体を所定温度に加温した状態でシース4内にグラウト6を注入するので、該グラウト6が凍結することなく、コントロールされた適正な温度状態で養生されて硬化するのである。
また、図示していないが、PC梁においても、PC柱と同様に行うことができる。つまり、PC梁に予め埋設されたPC鋼材5の挿入用シース4の近傍にほぼ平行に(一部湾曲状配設も含む)予め小径の鋼製シース25を設けておき、該鋼製シース25に電熱線8を挿通し、その後は前記実施例と同様な手順で行えばよい。
本発明に係るグラウトの寒中養生施工法は、コンクリート構造体が形成された後に、該構造体に予め埋設されたシース4または小径の鋼製シース25に電熱線8を挿入し、該電熱線8の断線有無の確認を行った後に通電加熱することによって、従来の先埋め込み方式に比べて、後挿入方式であるから、電熱線8の挿入が実質的に最後となるので、工事中における断線の可能性が極めて低いのであり、仮に、グラウトの注入を行っても、コンクリートの締め固めのようなバイブレータをかけることはなく、断線の要因となる工程がないのであるから、電熱線8の断線を確実に防止でき、さらに、断線有無の確認後に通電を行うのであるから、電熱線8に確実に通電してグラウトの凍結を防止できるのである。
また、本発明は、以上説明した柱と梁の実施例に限定されることなく、壁や橋桁などにも適用できるし、ポストテンション方式とするプレストレストコンクリート構造体に全て適用できる。さらに、プレキャストコンクリート部材だけでなく、現場打ちプレストレストコンクリート造にも広く利用できる。
1 基礎
2 PC柱
3 PC梁
4 シース
5 PC鋼材
5a 下部のネジ部
5b 上部のネジ部
6、26 グラウト
7 アンカー部材
8 電熱線
9 結束バンド
10 連結部材
11 グラウトホース
12 支圧板用凹部
13 収納溝
14 支圧板
15 ナット
16 発熱線
17 耐熱被膜
18 リード線
19 制御盤
20 PC鋼より線
21 アンカーヘッド
22 アンカープレート
23 馬蹄プレート
23a 溝部
24 止め具
25、25a 鋼製シース
発明は、前述の従来例の課題を解決する具体的手段として、第1の発明は、コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、コンクリート構造体に埋設されたシース内にPC鋼材と共にUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを充填して通電加熱し、該通電加熱は、5℃以上で、好ましくは20〜50℃に制御して加温することを特徴とするグラウトの寒中養生施工法を提供するものである。
また、第2の発明は、コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、前記コンクリート構造体に、予めPC鋼材挿入用シースを設けると共に、電熱線が挿入される複数の小径の鋼製シースを前記構造体の中央部または前記PC鋼材挿入用シースの近傍に設け、該鋼製シースにUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを充填すると共に、通電して5℃以上で、好ましくは20〜50℃に制御して前記構造体を加温することを特徴とするグラウトの寒中養生施工法を提供するものである。
本発明に係るグラウトの寒中養生施工法によれば、コンクリート構造体が形成された後に、該構造体に予め埋設されたPC鋼材挿入用シースまたは小径の鋼製シースにUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、該電熱線に通電して断線の有無の確認を行った後にグラウトを充填して5℃以上で、好ましくは20〜50℃に制御して通電加熱することによって、電熱線の挿入が実質的に最後となるので、工事中における断線を防ぐことが確実にできる。仮に、挿入時に断線が発生したとしても、グラウト充填前に通電して断線有無の確認を行うので、断線が確認された後に電熱線を取り替えることが可能である。グラウトの注入を行う際に、コンクリートの締め固めのようなバイブレータをかけることはなく、断線の要因となる工程がないのであるから、電熱線の断線を確実に防止できる。従って、電熱線に5℃以上で、好ましくは20〜50℃に制御して通電加熱することによりグラウトの凍結を防止することが確保されるという優れた効果を奏するのである。
また、シース内に電熱線を挿入して直接グラウト材を加熱することによって、グラウト材が均一に加熱保温されて短時間で所定強度を確保できる。
発明は、前述の従来例の課題を解決する具体的手段として、第1の発明は、コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、コンクリート構造体に埋設されたシース内にPC鋼材と共にUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを充填して通電加熱し、該通電加熱は、5℃〜50℃に制御して加温することを特徴とするグラウトの寒中養生施工法を提供するものである。
また、第2の発明は、コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、前記コンクリート構造体に、予めPC鋼材挿入用シースを設けると共に、電熱線が挿入される複数の小径の鋼製シースを前記構造体の中央部または前記PC鋼材挿入用シースの近傍に設け、該鋼製シースにUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを充填すると共に、通電して5℃〜50℃に制御して前記構造体を加温することを特徴とするグラウトの寒中養生施工法を提供するものである。
本発明に係るグラウトの寒中養生施工法によれば、コンクリート構造体が形成された後に、該構造体に予め埋設されたPC鋼材挿入用シースまたは小径の鋼製シースにUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、該電熱線に通電して断線の有無の確認を行った後にグラウトを充填して5℃〜50℃に制御して通電加熱することによって、電熱線の挿入が実質的に最後となるので、工事中における断線を防ぐことが確実にできる。仮に、挿入時に断線が発生したとしても、グラウト充填前に通電して断線有無の確認を行うので、断線が確認された後に電熱線を取り替えることが可能である。グラウトの注入を行う際に、コンクリートの締め固めのようなバイブレータをかけることはなく、断線の要因となる工程がないのであるから、電熱線の断線を確実に防止できる。従って、電熱線に5℃〜50℃に制御して通電加熱することによりグラウトの凍結を防止することが確保されるという優れた効果を奏するのである。
また、シース内に電熱線を挿入して直接グラウト材を加熱することによって、グラウト材が均一に加熱保温されて短時間で所定強度を確保できる。
発明は、前述の従来例の課題を解決する具体的手段として、第1の発明は、コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、コンクリート構造体に埋設されたシース内にPC鋼材と共にUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを充填して通電加熱し、該通電加熱は、5℃〜50℃に制御して加温することを特徴とするグラウトの寒中養生施工法を提供するものである。
また、第2の発明は、コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、前記コンクリート構造体に、予めPC鋼材挿入用シースを設けると共に、電熱線が挿入される複数の小径の鋼製シースを前記構造体の中央部または前記PC鋼材挿入用シースの近傍に設け、該鋼製シースにUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを充填すると共に、通電して5℃〜50℃に制御して前記構造体を加温することを特徴とするグラウトの寒中養生施工法を提供するものである。
本発明に係るグラウトの寒中養生施工法によれば、コンクリート構造体が形成された後に、該構造体に予め埋設されたPC鋼材挿入用シースまたは小径の鋼製シースにUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、該電熱線に通電して断線の有無の確認を行った後にグラウトを充填して5℃〜50℃に制御して通電加熱することによって、電熱線の挿入が実質的に最後となるので、工事中における断線を防ぐことが確実にできる。仮に、挿入時に断線が発生したとしても、グラウト充填前に通電して断線有無の確認を行うので、断線が確認された後に電熱線を取り替えることが可能である。グラウトの注入を行う際に、コンクリートの締め固めのようなバイブレータをかけることはなく、断線の要因となる工程がないのであるから、電熱線の断線を確実に防止できる。従って、電熱線に5℃〜50℃に制御して通電加熱することによりグラウトの凍結を防止することが確保されるという優れた効果を奏するのである。
また、シース内に電熱線を挿入して直接グラウト材を加熱することによって、グラウト材が均一に加熱保温されて短時間で所定強度を確保できる。
発明は、前述の従来例の課題を解決する具体的手段として、第1の発明は、コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、コンクリート構造体に埋設されたシース内にPC鋼材と共にUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを充填して通電加熱し、該通電加熱は、5℃〜50℃に制御して加温することを特徴とするグラウトの寒中養生施工法を提供するものである。
また、第2の発明は、コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、前記コンクリート構造体に、予めPC鋼材挿入用シースを設けると共に、電熱線が挿入される複数の小径の鋼製シースを前記構造体の中央部または前記PC鋼材挿入用シースの近傍に設け、該鋼製シースにUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを充填すると共に、通電して5℃〜50℃に制御して前記構造体を加温することを特徴とするグラウトの寒中養生施工法を提供するものである。
本発明に係るグラウトの寒中養生施工法によれば、コンクリート構造体が形成された後に、該構造体に予め埋設されたPC鋼材挿入用シースまたは小径の鋼製シースにUターン型に配した発熱線を耐熱被膜で覆った電熱線を挿入し、該電熱線に通電して断線の有無の確認を行った後にグラウトを充填して5℃〜50℃に制御して通電加熱することによって、電熱線の挿入が実質的に最後となるので、工事中における断線を防ぐことが確実にできる。仮に、挿入時に断線が発生したとしても、グラウト充填前に通電して断線有無の確認を行うので、断線が確認された後に電熱線を取り替えることが可能である。グラウトの注入を行う際に、コンクリートの締め固めのようなバイブレータをかけることはなく、断線の要因となる工程がないのであるから、電熱線の断線を確実に防止できる。従って、電熱線に5℃〜50℃に制御して通電加熱することによりグラウトの凍結を防止することが確保されるという優れた効果を奏するのである。
また、シース内に電熱線を挿入して直接グラウト材を加熱することによって、グラウト材が均一に加熱保温されて短時間で所定強度を確保できる。

Claims (4)

  1. コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、
    コンクリート構造体に埋設されたシース内にPC鋼材と共に電熱線を挿入し、
    通電確認を行った後にグラウトを充填して通電加熱すること
    を特徴とするグラウトの寒中養生施工法。
  2. 前記電熱線をPC鋼材にU字状に配設またはスパイラル状に巻き付けること
    を特徴とする請求項1に記載のグラウトの寒中養生施行法。
  3. 前記コンクリート構造体のPC鋼材に緊張導入力が付与される側の端部に支圧板用凹部が設けられ、
    該支圧板用凹部に電熱線の収納溝が中央部から側端部に至るまで設けられたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のグラウトの寒中養生施行法。
  4. コンクリート構造体に埋設されたPC鋼材挿入用シース内に充填されたグラウトの寒中養生施工方法であって、
    前記コンクリート構造体に、予めPC鋼材挿入用シースを設けるとともに、電熱線が挿入される複数の小径の鋼製シースを設け、
    該鋼製シースに電熱線を挿入し、通電確認を行った後にグラウトを充填するとともに、通電して前記構造体を加温すること
    を特徴とするグラウトの寒中養生施工法。
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