JP2014217226A - 電動機制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2台の同期電動機の回転子の位相角が相違している場合でも、1つの電力変換部で2台の同期電動機のトルクをそれぞれ独立に制御する。【解決手段】第一同期電動機と第二同期電動機とが並列に接続された電動機制御装置であって、第一トルク指令τ1*と、第二トルク指令τ2*と、第一同期電動機の回転子の位相角θ1と、第二同期電動機の回転子の位相角θ2とを入力し、前記第一トルク指令τ1*に相当するトルクを発生させるために前記第一同期電動機へ印加する電圧の候補、及び、前記第二トルク指令τ2*に相当するトルクを発生させるために前記第二同期電動機へ印加する電圧の候補を、前記第一同期電動機及び前記第二同期電動機に印加することで、第一同期電動機のトルクと第二同期電動機のトルクとをそれぞれ独立に制御することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は同期電動機のトルクを制御する電動機制御装置に関する発明であり、特に1つの電力変換部で2台の同期電動機のトルクをそれぞれ独立に制御するものである。
車両駆動用システム等において、電動機の小型化や省電力化等を達成するために、同期電動機が用いられている。以下、従来の同期電動機のトルク制御について示す。なおここでは、一例として、永久磁石同期電動機の制御について説明するが、他の種類の同期電動機を用いた場合も同様である。
従来の電動機制御装置の構成を図8に示す。電動機制御装置13には、永久磁石同期電動機で構成される同期電動機1が接続される。
また同期電動機1には、同期電動機1の位相角θを計測又は推定する、位相角取得部51が取り付けられている。位相角取得部51が計測又は推定した同期電動機1の回転子の位相角θは、電動機制御装置13に入力される。
電動機制御装置13にはまた、電流検出部61が検出する、同期電動機1の固定子に流れる三相電流iUVWが入力される。当該三相電流iUVWは、座標変換部31で、同期電動機1の位相角θに基づいて、固定子の電機子の座標系であるαβ座標系に変換され、さらに、d軸(磁束)電流i及びq軸(トルク)電流iに変換される。ここで、d軸とは同期電動機1の磁束方向(ここでは永久磁石同期電動機の磁石磁束の方向)に平行な軸をいい、q軸とはd軸に直交する軸をいう。同期電動機の制御は一般に、dq座標系のような、同期電動機の位相角を基準とする回転座標系で行われる。
トルク電流iは一般に、同期電動機1のトルクを制御するために用いられる。トルク電流指令生成部37は、トルク電流iの目標値であるトルク電流指令i を決定する。以下にその詳細を示す。
同期電動機1に発生するトルクτ、磁束電流i及びトルク電流iの関係は、次の式で表すことができる。
τ=(L―L)×i×i+Φ×i (1)
なお、Lは同期電動機1のd軸インダクタンス、Lは同期電動機1のq軸インダクタンス、Φは磁束である。
そのため、トルク電流指令生成部37が出力するトルク電流指令i が下記の(2)式を満たすことで、同期電動機1のトルクをトルク指令τに制御することができる。
=τ/(Φ+(L―L)×i) (2)
なお、(2)式において、磁束電流iに代えて、電動機制御装置3に入力される磁束電流指令i を用いることもできる。
トルク電流指令生成部37が出力するトルク電流指令i と、同期電動機1のトルク電流iとの偏差、及び、同期電動機1に入力される磁束電流指令i と、同期電動機1の磁束電流iとの偏差はそれぞれ、電流制御部32に入力される。電流制御部32は、これらの偏差に比例ゲインを乗じた値や、これらの偏差を積分した値等から、同期電動機1に印加する電圧指令のd軸成分v 及びq軸成分v を算出し出力する。
電力変換部33には、以上のように算出した同期電動機1の電圧指令v 、v 、及び同期電動機1の位相角θが入力される。電力変換部33は、dq座標系の電圧指令v 及びv を、固定子座標系の三相電圧vUVW に変換して、同期電動機1に印加する。
電動機制御装置13を以上のように構成することで、同期電動機1のトルクτをトルク指令τに追従させることができる。
ここで、(2)式より、同期電動機1のトルクは、磁束電流iをどのような値としても、適切なトルク電流指令i の値を選択することで制御可能であることがわかる。そのため、様々な磁束電流iの利用方法が提案されている。例えば特許文献1では、最大効率が得られるように磁束電流iを調整することが提案されており、また特許文献2では、電圧の制約がある状態では電圧を弱めるように磁束電流iを補正することが提案されている。
特開平11−164598号公報 特開2000−341991号公報
ところで、コストの削減や装置の小型化を実現するためには、複数の電動機を同一の電力変換部に並列に接続して制御することが有効である。
ここで、誘導電動機を用いる場合には、電動機のトルクは、回転子の角速度と電圧の角速度との差であるすべりによって発生する。そのため、誘導電動機同士の回転子の位相角が異なっていても、回転子の角速度がほぼ等しければ、複数の誘導電動機を同一の電力変換部に並列に接続して、複数の誘導電動機を駆動することができる。そのため、例えば電車等の車両を駆動する用途であれば、各車輪の角速度はほぼ等しいため、複数の駆動用誘導電動機を同一の電力変換部で並列駆動しても問題は発生しない。
一方、永久磁石同期電動機等の同期電動機を用いる場合、同期電動機にトルクτを発生させるための、該同期電動機への電圧指令は、同期電動機の回転子の位相角θの変化に伴って回転する。そのため、2台の同期電動機を1つの電力変換部で駆動する場合には、2台の同期電動機の位相角を常に一致させておく必要があった。
しかしながら、車両において、2台の同期電動機を1つの電力変換部で駆動すると、車輪の空転が発生した場合や、車輪同士の径がわずかでも異なった場合等に、同期電動機同士の回転子の角度が相違してしまい制御不能に陥っていた。このように、複数の駆動用誘導電動機を同一の電力変換部で並列駆動することは困難であった。そのため、それぞれの同期電動機に対して個別の電力変換部を設けて駆動していた。
従って、車両駆動用システムに同期電動機を用いると、電動機自体は小型化・省電力化等されるが、並列駆動できる誘導電動機に比べて電力変換部の数が増えてしまう。これにより、電動機制御装置全体ではコストが増大し、また装置が大型化するという問題点があった。
この発明は、上述した問題点を解決するものであって、2台の同期電動機の回転子の位相角が相違している場合でも、1つの電力変換部で2台の同期電動機のトルクをそれぞれ独立に制御する技術を提案するものである。
この発明に係る電動機制御装置は、第一同期電動機と第二同期電動機とが並列に接続された電動機制御装置であって、第一トルク指令τ と、第二トルク指令τ と、第一同期電動機の回転子の位相角θと、第二同期電動機の回転子の位相角θとを入力し、前記第一トルク指令τ に相当するトルクを発生させるために前記第一同期電動機へ印加する電圧の候補を、前記第一同期電動機の磁束方向に平行なd1軸と、前記d1軸成分に直交するq1軸とを座標軸とする座標系で示した第一トルク一定電圧曲線、及び、前記第二トルク指令τ に相当するトルクを発生させるために前記第二同期電動機へ印加する電圧の候補を、前記第二同期電動機の磁束方向に平行なd2軸と、前記d2軸成分に直交するq2軸とを座標軸とする座標系で示した第二トルク一定曲線の交点にあたる電圧v 、v を、前記第一同期電動機及び前記第二同期電動機に印加することで、第一同期電動機のトルクと第二同期電動機のトルクとをそれぞれ独立に制御することを特徴とする。
なお、この明細書において「曲線」には、「直線」も含まれるものとする。
また、前記第二同期電動機のトルクτを計測又は推測するトルク取得部と、前記第一同期電動機に前記トルク指令τ に相当するトルクを発生させるように決定されるトルク電流指令i 、及び、前記トルクτを前記第二トルク指令τ と一致させるように決定される磁束電流指令i の電流を、前記第一同期電動機に流すための電圧を出力し、前記第一同期電動機及び前記第二同期電動機に印加する電流制御部とを更に備えることが好ましい。
さらに、この発明に係る電動機制御装置は、前記第二同期電動機に流れる電流を、前記d1軸及び前記q1軸を座標軸とする座標系に変換した電流のd1軸成分i2d_1及びq1軸成分i2q_1に、比例ゲインを乗じ、定常部分を取り除いたものを、前記電流制御部が出力した電圧から減算して、前記第一同期電動機及び前記第二同期電動機に印加することが好ましい。
ところで、この発明に係る電動機制御装置は、前記第一同期電動機の回転子の位相角θと、前記第二同期電動機の回転子の位相角θとの差が減少するように、前記第一トルク指令τ 及び/又は前記第二トルク指令τ を補正するトルク指令補正部を更に備えることが好ましい。
この発明に係る電動機制御装置によれば、2台の同期電動機の回転子の位相角が相違している場合でも、1つの電力変換部で2台の同期電動機のトルクをそれぞれ独立に制御することができる。
本発明に係る電動機制御装置の第1の実施形態の構成図である。 永久磁石同期電動機のトルク一定電圧曲線を示す図である。 二台の永久磁石同期電動機の回転子の位相角が異なる場合に、各永久磁石同期電動機に同一のトルクを発生させるために、各永久磁石同期電動機に印加する電圧を示す図である。 二台の永久磁石同期電動機の回転子の位相角が異なる場合に、各永久磁石同期電動機に異なるトルクを発生させるために、各永久磁石同期電動機に印加する電圧を示す図である。 本発明に係る電動機制御装置の第2の実施形態の構成図である。 本発明に係る電動機制御装置の第3の実施形態の構成図である。 本発明に係る電動機制御装置の第4の実施形態の構成図である。 従来の電動機制御装置の構成図である。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の電動機制御装置の第1の実施形態の構成図である。電動機制御装置3には、ともに永久磁石同期電動機で構成される、第一同期電動機1と、第二同期電動機2とが並列に接続されている。なお説明は省略するが、第一同期電動機及び/又は第二同期電動機を他の種類の同期電動機で構成することもできる。
第一同期電動機1には、第一同期電動機1の位相角θを計測又は推定する、第一位相角取得部51が取り付けられている。また第二同期電動機2には、第二同期電動機2の位相角θを計測又は推定する、第二位相角取得部52が取り付けられている。位相角取得部51、52がそれぞれ取得した同期電動機1、2の位相角θ、θは、電動機制御装置3に入力される。なお、第一同期電動機1及び/又は第二同期電動機2の回転子の角度の推定は例えば、同期電動機1、2に流れる電流及び同期電動機1、2に印加される電圧に基づいて行うことができる。
電動機制御装置3は、第一同期電動機1のトルクが第一トルク指令τ と一致し、第二同期電動機2のトルクが第二トルク指令τ と一致するような電圧v 、v を、第一同期電動機1及び第二同期電動機2に印加する。このような電圧v 、v の値について、以下詳述する。なお、説明を容易にするため、以下の説明では所定のトルクに対する第一同期電動機1、2のトルク一定電圧曲線が、互いに一致しているものとする。この状態は、同期電動機1、2のモータ定数を互いに等しくし、同期電動機1、2が同じ角速度で回転させることで実現することができる。しかしながら、他の場合でも同様に、2台の同期電動機の回転子の位相角が相違していても、2台の同期電動機のトルクをそれぞれ制御することができる。
図2は、永久磁石同期電動機に所定のトルク(この例では最大トルクの0%、±50%、±100%のトルク、以下「トルク0%」等という)を発生させるために、永久磁石同期電動機に印加する電圧のd軸成分v 及びq軸成分v の候補を示す図である。この図のそれぞれの曲線(トルク一定電圧曲線)上の一点に対応する電圧を永久磁石同期電動機に印加すれば、永久磁石同期電動機に所定のトルクを発生させることができる。すなわち、永久磁石同期電動機に所定のトルクを発生させる、永久磁石同期電動機への印加電圧v 、v は、無数に存在することがわかる。なおトルク一定電圧曲線は、同期電動機のモータ定数や、同期電動機の回転子の角速度等によって異なるものとなる。
ここで、第一同期電動機1と第二同期電動機2の回転子の位相角が相違している状態を考える。この状態では、図3、4に示すように、電動機制御装置3から見た、第一同期電動機1のd軸(以下、「d1軸」という)及びq軸(以下、「q1軸」という)と、第二同期電動機2のd軸(以下、「d2軸」という)及びq軸(以下、「q2軸」という)とが、回転子の位相角の差(θ−θ)だけ、互いにずれている。
図3は、二台の同期電動機1、2の回転子の位相角が互いに異なる状態で、二台の同期電動機1、2に同一のトルク(この例ではトルク100%)を発生させるために、同期電動機1、2に印加する電圧v 、v を示す図である。なお実際には、電圧v 、v を固定子座標に変換して同期電動機に印加する。
図3において、d1軸、q1軸はそれぞれ、図の左右方向、上下方向と一致している。図3のd1軸、q1軸、同期電動機1のトルク100%のトルク一定電圧曲線(第一トルク一定電圧曲線)C1は、図2とそれぞれ同じである。
d2軸、q2軸、同期電動機2のトルク100%のトルク一定電圧曲線(第二トルク一定電圧曲線)C2はそれぞれ、d1軸、q1軸、同期電動機1のトルク100%のトルク一定電圧曲線C1を、d1−q1座標系の原点を中心に、位相角の差である、(θ−θ)だけ回転させたものと一致する。
同期電動機1及び2に、同期電動機1の第一トルク一定電圧曲線C1上の電圧を印加すると、同期電動機1にトルク100%を発生させることができる。また、同期電動機1及び2に、同期電動機2の第二トルク一定電圧曲線C2上の電圧を印加すると、同期電動機2にトルク100%を発生させることができる。従って、同期電動機1及び2に、第一トルク一定電圧曲線C1と、第二トルク一定電圧曲線C2との交点にあたる電圧v 、v を印加することで、同期電動機1及び2の両方にトルク100%を発生させることができる。
ここまで示したように、この発明の電動機制御装置によれば、2台の同期電動機の回転子の位相角がずれた状態であっても、2台の同期電動機に、指定された同一のトルクを発生させることができる。
また、以下に説明するように、この発明の電動機制御装置によれば、2台の同期電動機の回転子の位相角がずれた状態であっても、2台の同期電動機のそれぞれに、指定されたトルクを発生させることができる。
図4は、二台の同期電動機の回転子の位相角がずれた状態で、第一同期電動機1にトルク100%、第二同期電動機2にトルク−50%を発生させる場合の例である。この場合には、第一同期電動機1のトルク100%のトルク一定電圧曲線(第一トルク一定電圧曲線)C1と、第二同期電動機2のトルク−50%のトルク一定電圧曲線(第二トルク一定電圧曲線)C2との交点にあたる電圧v 、v を固定子座標に変換した電圧を、同期電動機1及び2に印加することにより、2台の同期電動機1、2のそれぞれに、指定されたトルク(トルク100%、トルク−50%)を発生させることができる。
すなわち、この発明の電動機制御装置によれば、第一同期電動機1のトルクを指定する第一トルク指令τ と、第二同期電動機2のトルクを指定する第二トルク指令τ とで、絶対値及び/又は符号が異なる場合でも、2台の同期電動機のトルクをそれぞれのトルク指令通りに制御することができる。
ここで示す実施形態の電動機制御装置では、第一トルク一定電圧曲線と第二トルク一定電圧曲線の交点にあたる電圧を算出して、該電圧を2台の同期電動機1、2に印加するように構成している。このようにトルク一定電圧曲線の交点を求める手法は、第一トルク一定電圧曲線と、第二トルク一定電圧曲線との少なくとも一方、より好ましくは両方が直線の場合に、より有効である。具体的には、例えば同期電動機がSPMSM(表面磁石型モータ)の場合には、式(1)及び(2)おいて、L=Lとなり、トルク一定電圧曲線を直線とすることができる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態の電動機制御装置では、トルク一定電圧曲線の交点を求めているが、このような交点を求める処理は一般に複雑になりがちである。これに対し、以下に示す第2の実施形態の電動機制御装置では、フィードバック制御によって、2台の同期電動機に印加される電圧が自動的に、トルク一定電圧曲線の交点に一致するように制御される。以下、図5を用いて、この発明の電動機制御装置の第2の実施形態を説明する。
電動機制御装置3と同期電動機1及び2との間にはそれぞれ、同期電動機1の固定子に流れる三相電流i1UVWを計測する第一電流検出部61、及び同期電動機2の固定子に流れる三相電流i2UVWを計測する第二電流検出部62が取り付けられている。各電流検出部61、62で検出した電流i1UVW及びi2UVWは、電動機制御装置3に入力される。
電動機制御装置3に入力された電流i1UVWは、第一座標変換部31aでd1−q1座標系に変換される。変換された電流のd1軸成分をid1、q1軸成分をiq1とする。また、電動機制御装置3に入力された電流i2UVWは、第二座標変換部34でd2−q2座標系に変換される。変換された電流のd2軸成分をid2、q2軸成分をiq2とする。
また、電動機制御装置3には、同期電動機1及び2に発生させるトルクをそれぞれ指定する、第1トルク指令τ 及び第2トルク指令τ が入力される。
トルク電流指令生成部37は、図1のトルク電流指令生成部37と同様に、(3)式を満たすトルク電流指令i を出力する。このトルク電流指令i に相当する電流を同期電動機1に流すことで、同期電動機1のトルクを、トルク指令τ に制御することができる。
=τ /(Φ+(L―L)×i1d) (3)
なお、(3)式において、磁束電流i1dに代えて、下記で求める磁束電流指令i を用いることもできる。
トルク取得部35は、(4)式のように、第二座標変換部34が出力した電流id2、iq2に基づいて、第二同期電動機2で発生しているトルクτを推測する。なお、理解を容易にするため、以下の説明では、第二同期電動機2のモータ定数を、第一同期電動機1のモータ定数と同じにしている。しかしながら、第二同期電動機2のモータ定数を、第一同期電動機1のモータ定数とは異なるものとすることもできる。
τ=(L―L)×i2d×i2q+Φ×i2q (4)
トルク取得部35は、この実施形態では、第二同期電動機2のトルクτを推測しているが、第二同期電動機2のトルクτを計測するように構成することもできる。
トルク制御部36には、第二トルク指令τ と、第二同期電動機2のトルクτとの偏差が入力される。トルク制御部36は、これらの偏差に比例ゲインを乗じた値や、これらの偏差を積分した値等から、磁束電流指令i を出力する。この磁束電流指令i に相当する電流を同期電動機1に流すように、同期電動機1、2に電圧を印加することで、同期電動機2のトルクτを第二トルク指令τ に一致させることができる。
トルク電流指令生成部37が出力するトルク電流指令i と、同期電動機1のトルク電流i1qとの偏差、及び、トルク制御部36が出力する磁束電流指令i と、同期電動機1の磁束電流i1dとの偏差がそれぞれ、電流制御部32に入力される。電流制御部32は、これらの偏差に比例ゲインを乗じた値や、これらの偏差を積分した値等から、同期電動機1、2に印加する電圧指令のd軸成分v 及びq軸成分v を算出し出力する。
電力変換部33には、以上のように算出した同期電動機1、2に印加する電圧指令v 、v 、及び同期電動機1の位相角θが入力される。電力変換部33は、dq座標系の電圧指令v 及びv を、固定子座標系の三相電圧vUVW に変換して、並列接続された第一同期電動機1と第二同期電動機2とに印加する。
以上の構成により、同期電動機1の磁束電流指令i 、トルク電流i及び第一トルク指令τ の関係は、(3)式を満足するため、第一同期電動機1のトルクを、第一トルク指令τ にするトルク制御が可能となる。また、トルク取得部35で演算されたτと、第二トルク指令τ とを一致させるように、同期電動機1への磁束電流指令i が決定されるため、同期電動機2のトルクτを第二トルク指令τ に一致させることができる。その結果、同期電動機1、2に印加する電圧は、第1の実施形態で説明したトルク一定曲線の交点と一致する。
従って、この実施形態の電動機制御装置は、第一同期電動機1と第二同期電動機2の回転子の位相角が異なる場合でも、第一同期電動機1及び第二同期電動機2のトルクを、第1トルク指令及び第2トルク指令にそれぞれ一致させるトルク制御を実現することができる。
この実施形態の電動機制御装置では、フィードバック制御により、同期電動機1、2に印加する電圧を、この発明の第1の実施形態で説明したトルク一定電圧曲線の交点に自動的に収束させることができる。そのため、この発明の第1の実施形態のようにトルク一定電圧曲線の交点を算出することなく、2台の同期電動機のトルクを独立に制御することができる。これにより、電動機制御装置の構成をより単純なものとすることができ、低コスト化や処理の高速化等を実現することができる。
(第3の実施形態)
この発明の第2の実施形態の電動機制御装置では、第一同期電動機1のトルク電流に対して電流フィードバック制御が行われるため、該トルク電流が安定する。これに対し、第二同期電動機2に対する電流フィードバック制御は行われていないため、第二同期電動機2の電流が、過渡的に振動的になるおそれがある。この発明の第3の実施形態の電動機制御装置は、第2の実施形態の電動機制御装置のように2台の同期電動機のトルクを独立に制御しつつ、第二同期電動機2の電流を安定化させ、ひいては第二同期電動機2のトルクを安定化させるものである。
以下、図6を用いて、この発明の第3の実施形態の電動機制御装置を説明する。なお、第2の実施形態と同一の構成については説明を省略する。
この発明の第3の実施形態の電動機制御装置3は、第一座標変換部31bをさらに備える。第二電流検出部62は、電動機制御装置3に入力された電流i2UVWを検出し、第二座標変換部34及び第一座標変換部31bへ出力する。第一座標変換部31bで該電流は、同期電動機2の固定子座標系から、d1−q1座標系に変換されて出力される。変換された電流のd1軸成分をi2d_1、q1軸成分をi2q_1とする。
比例器39a及び39bはそれぞれ、i2d_1及びi2q_1を比例増幅する。比例器39a及び39bの比例ゲインは、電流制御部32の比例ゲインと等しくすることができる。
ハイパスフィルタ3A及び3Bはそれぞれ、比例器39a及び39bの出力から、定常部分を取り除く。同期電動機の電気周波数成分による振動を抑制する観点から、ハイパスフィルタ3A及び/又は3Bのカットオフ周波数を電気周波数成分より低くすることが好ましい。
電力変換部33に入力される電圧は、電流制御部が出力するv 、v からそれぞれ、ハイパスフィルタ3A及び3Bの出力を減算したものとなる。その結果、第二同期電動機2の電流の振動部分が打ち消され、第二同期電動機2の電流が過渡的に振動するのを抑制することができる。
なお、電流制御部が出力する電圧指令からハイパスフィルタの出力を減算しても、ハイパスフィルタの出力に定常分は含まれていないため、2台の同期電動機に対する、定常的なトルク制御・電流制御に影響を及ぼすことはない。そのため、この実施形態の電動機制御装置は、2台の同期電動機のトルクを独立に制御しつつ、第二同期電動機2の電流が過渡的に振動するのを抑制することができ、ひいては第二同期電動機2のトルクが過渡的に振動することを抑制することができる。
(第4の実施形態)
上述したように、この発明の第2及び第3の実施形態の電動機制御装置では、2台の同期電動機の回転子の位相角が相違している場合でも、1つの電力変換部で2台の同期電動機のトルクをそれぞれ独立に制御することができる。しかしながら、同期電動機の回転子の位相角自体の制御は行われないため、車輪の空転や車輪径差等によって、2台の同期電動機の位相角が相違する場合がある。そして両位相角の差が大きくなると、同期電動機のトルクを制御できなくなるおそれがある。
このような問題点に対し、この発明の第4の実施形態の電動機制御装置では、2台の同期電動機のトルク制御を行いつつ、2台の同期電動機の固定子の位相角を一致させる制御も行うことができる。
以下、この発明の電動機制御装置の第4の実施形態を、図7を用いて説明する。なお、第3の形態と同一の構成については、説明を省略する。
この発明の第4の実施形態の電動機制御装置3は、位相差制御部3Cをさらに備える。位相差制御部3Cは、第一同期電動機1の回転子の位相角θと、第二同期電動機2の回転子の位相角θとの偏差を入力し、これらの偏差に比例ゲインを乗じた値や、これらの偏差を積分した値等から、トルク補正値Δτを出力する。
また、電動機制御装置3にはトルク指令τ が入力される。トルク電流指令生成部37に入力される第一トルク指令τ は、トルク指令τ にトルク補正値Δτを加算した値となる。そしてトルク制御部36には、トルク指令τ からトルク補正値Δτを減算して求まる第二トルク指令τ と、第二同期電動機2のトルクτとの偏差が入力される。
従って、同期電動機1、2の回転子の位相角θ、θが一致している場合には、τ =τ =τ となり、電動機制御装置3は同期電動機1、2に同一のトルクτ を発生させる。これに対し、同期電動機1、2の回転子の位相角θ、θが相違している場合には、θとθとの差が無くなるように、同期電動機1、2それぞれに対するトルク指令が補正される。
以上の構成によって、第一同期電動機1と第二同期電動機2の回転子の位相角を一致させ続けることができ、2台の同期電動機を連続的に駆動させ続けることができる。すなわち、例えば同期電動機を車両駆動に適用した際に、空転や車輪径差によって2台の同期電動機の回転子の位相角がずれてしまっても、回転子角度が再び一致するように制御されるため、1つの電力変換部33で2台の同期電動機を駆動させ続けることができるようになり、装置の信頼性を向上させることができる。
ところで、上述した実施形態では、第一トルク指令と第二トルク指令との両方を補正しているが、第一トルク指令と第二トルク指令の一方のみを補正することもできる。
なお、上述した第1〜第4の実施形態はいずれも、同期電動機を永久磁石同期電動機で構成するものとしたが、永久磁石同期電動機以外の同期電動機を利用することもできる。
この発明の電動機制御装置によれば、一つの電力変換部で2台の同期電動機を駆動できるため、電動機制御装置の小型化やコスト低減に貢献できる。なおこの発明の電動機制御装置は特に、列車等の車両駆動システムに用いる場合に有効である。
1 第一同期電動機
2 第二同期電動機
3 電動機制御装置
13 電動機制御装置
31 座標変換部
31a 第一座標変換部
31b 第一座標変換部
32 電流制御部
33 電力変換部
34 第二座標変換部
35 トルク取得部
36 トルク制御部
37 トルク電流指令生成部
39a 比例器
39b 比例器
3A ハイパスフィルタ
3B ハイパスフィルタ
3C 位相差制御部
51 (第一)位相角取得部
52 第二位相角取得部
61 第一電流検出部
62 第二電流検出部

Claims (4)

  1. 第一同期電動機と第二同期電動機とが並列に接続された電動機制御装置であって、
    第一トルク指令τ と、第二トルク指令τ と、第一同期電動機の回転子の位相角θと、第二同期電動機の回転子の位相角θとを入力し、
    前記第一トルク指令τ に相当するトルクを発生させるために前記第一同期電動機へ印加する電圧の候補を、前記第一同期電動機の磁束方向に平行なd1軸と、前記d1軸成分に直交するq1軸とを座標軸とする座標系で示した第一トルク一定電圧曲線、及び、前記第二トルク指令τ に相当するトルクを発生させるために前記第二同期電動機へ印加する電圧の候補を、前記第二同期電動機の磁束方向に平行なd2軸と、前記d2軸成分に直交するq2軸とを座標軸とする座標系で示した第二トルク一定曲線の交点にあたる電圧v 、v を、前記第一同期電動機及び前記第二同期電動機に印加することで、第一同期電動機のトルクと第二同期電動機のトルクとをそれぞれ独立に制御することを特徴とする電動機制御装置。
  2. 前記第二同期電動機のトルクτを計測又は推測するトルク取得部と、
    前記第一同期電動機に前記トルク指令τ に相当するトルクを発生させるように決定されるトルク電流指令i 、及び、前記トルクτを前記第二トルク指令τ と一致させるように決定される磁束電流指令i の電流を、前記第一同期電動機に流すための電圧を出力し、前記第一同期電動機及び前記第二同期電動機に印加する電流制御部とを更に備える、請求項1に記載の電動機制御装置。
  3. 前記第二同期電動機に流れる電流を、前記d1軸及び前記q1軸を座標軸とする座標系に変換した電流のd1軸成分i2d_1及びq1軸成分i2q_1に、比例ゲインを乗じ、定常部分を取り除いたものを、前記電流制御部が出力した電圧から減算して、前記第一同期電動機及び前記第二同期電動機に印加する、請求項2に記載の電動機制御装置。
  4. 前記第一同期電動機の回転子の位相角θと、前記第二同期電動機の回転子の位相角θとの差が減少するように、前記第一トルク指令τ 及び/又は前記第二トルク指令τ を補正するトルク指令補正部を更に備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電動機制御装置。


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