JP2014216327A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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紘行 藤本
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Abstract

【課題】容量コンタクトプラグと容量コンタクト領域との接触面積を拡大させて接触抵抗を低減させる。
【解決手段】半導体基板1上に配置された複数の活性領域3と、複数の活性領域3に跨って第1の方向(Y方向)に連続して延在する第1及び第2の埋め込みワード線WL1、WL2と、それらを挟むように配置された第1及び第2の埋め込みダミーワード線DWL1、DWL2を有する。第1及び第2の埋め込みダミーワード線DWL1、DWL2と第1及び第2の埋め込みワード線WL1、WL2は、それぞれ第1の方向(Y方向)に中心線Cを有しており、中心線Cはそれぞれ互いに等間隔で配置され、第1及び第2の埋め込みダミーワード線DWL1、DWL2の第2の方向(X方向)の第1の幅d1、d2は、第1及び第2の埋め込みワード線WL1、WL2の第2の方向(X方向)の第2の幅D1、D2より狭く構成されている半導体装置100。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
一般に、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体装置の製造方法においては、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより微細パターンの形成が行われている(例えば、特開2010-141107号公報(特許文献1)、特開2012-134395号公報(特許文献2)参照)。
特許文献1では、図26に示すように、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより半導体基板400にSTI(Shallow Trench Isolation)領域401が形成され、これにより、活性領域402が区画形成されている。上面をキャップ絶縁膜405で覆われ側面をサイドウォール絶縁膜406で覆われたゲート電極が活性領域402と交差するように設けられている。
そして、ゲート電極の両側に設けられた拡散層404上にこれと接続するコンタクトプラグ407が形成されている。本例では、図示のとおり、活性領域402がゲート電極403の両側に十分な広さをもって形成されているため、拡散層404も十分な大きさで形成されている。これにより、コンタクトプラグ407と拡散層404とが十分な面積で接続されることから、コンタクト抵抗は低く抑えられている。
このように、DRAMのメモリセルは、上記特許文献1の図26、図27に示されているように、トランジスタが形成される活性領域を独立した島で形成されている。島は平面的に見ると、長方形もしくは長方形を傾けた平行四辺形となる。この構成で素子の微細化を進めると、島を加工形成するためのリソグラフィにおける光近接効果のために長方形の角が丸まって形成され、結果的に角を含む活性領域の平面面積が縮小してしまう。
角を含む活性領域の端部には、容量コンタクトプラグが接続されるが、活性領域の面積が縮小していると十分な接触面積が確保できず、接触抵抗の増大を招いて、キャパシタへ蓄積する電荷の書き込み不良をもたらす問題が発生する。
このような問題を解決すべく、特許文献1では、活性領域を島ではなく、一方向に延在する連続した帯として形成する。これにより、活性領域形成段階で角部は存在しないので、光近接効果を回避して面積縮小を抑制できる。
特開2010−141107号公報 特開2012−134395号公報
しかし、上記従来技術の構成であっても、さらに微細化が進むと、容量コンタクトプラグが接続される活性領域の面積の総量が絶対的に不足して、やはり書き込み不良が発生する。このように、半導体装置を微細化すると、容量コンタクト領域の面積が縮小する。その結果、その上面に接続される容量コンタクトプラグとの接触面積が縮小することによって接触抵抗が増大し半導体装置(DRAM)の書き込み不良が増大するという問題がある。
本発明は、容量コンタクトプラグと容量コンタクト領域との接触面積を拡大させて接触抵抗を低減させることが可能な半導体装置及びその製造方法を提供する。
本発明の一態様に係る半導体装置は、
半導体基板上に配置された複数の活性領域と、
前記複数の活性領域に跨って、第1の方向に連続して延在する第1及び第2の埋め込みワード線と、
前記第1及び前記第2の埋め込みワード線を挟むように配置された第1及び第2の埋め込みダミーワード線を有し、
前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線と前記第1及び前記第2の埋め込みワード線は、それぞれ前記第1の方向と垂直の第2の方向の中心点を通る前記第1の方向に中心線を有しており、前記中心線はそれぞれ互いに等間隔で配置され、
前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線の前記第2の方向の第1の幅は、前記第1及び前記第2の埋め込みワード線の前記第2の方向の第2の幅より狭く構成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法は、
半導体基板上に複数の活性領域を形成する工程と、
前記複数の活性領域に跨って、第1の方向に連続して延在する第1及び第2のワードトレンチを形成する工程と、
前記第1及び前記第2のワードトレンチを挟むように、第1及び第2のダミーワードトレンチを形成する工程と、
前記第1及び前記第2のワードトレンチ内に、第1及び前記第2の埋め込みワード線を埋め込む工程と、
前記第1及び前記第2のダミーワードトレンチ内に、第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線を埋め込む工程を有し、
前記第1及び前記第2のダミーワードトレンチの前記第2の方向の第1の幅は、前記第1及び前記第2のワードトレンチの前記第2の方向の第2の幅より狭く形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、容量コンタクトプラグと容量コンタクト領域との接触面積を拡大させて接触抵抗を低減させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構造を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構造を示す図であり、図1のA−A断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 関連技術に係る半導体装置の構造を示す平面図である。 関連技術に係る半導体装置の構造を示す図であり、図21のA−A断面図である。
(関連技術)
最初に、本発明の特徴がより明確になるように、図21、図22を参照して、関連技術に係る半導体装置について説明する。
図21および図22は、関連技術による半導体装置200の構造を示す図である。半導体装置200はDRAMであり、図21はメモリセル平面図である。図22はキャパシタの形成が終了した時点の構造を示しており、図21のA−A断面図である。
この関連技術は、活性領域を、絶縁膜で囲まれる島ではなく、連続する帯で形成するものであり、活性領域の延在方向はダミーワード線で絶縁分離される。
最初に、図21の平面図を参照する。
半導体基板11上において、X方向に傾斜するX’方向に連続して延在する素子分離領域12および活性領域13がY方向に等しい幅で交互に配置されている。素子分離領域12および活性領域13に跨ってY方向に連続して延在し、2本の埋め込みワード線(以下、ワード線とする)WL1、WL2が隣接して配置されている。2本のワード線WL1、WL2の外側に埋め込みダミーワード線(以下、ダミーワード線とする)DWL1、DWL2が配置されている。
ダミーワード線DWL1とワード線WL1の間の活性領域には、第1容量コンタクトプラグ27bが配置される第1容量コンタクト領域27aが位置している。また、隣接する2本のワード線WL1、WL2の間の活性領域には、ビット線(BL)コンタクト領域22が位置している。さらに、ワード線WL2とダミーワード線DWL2の間の活性領域には、第2容量コンタクトプラグ27dが配置される第2容量コンタクト領域27cが位置している。X’方向に延在する各々の活性領域13におけるBLコンタクト領域22に接続されると共に、Y方向に垂直なX方向に連続して延在するビット線23が配置されている。
第1容量コンタクト領域27aと第1ワード線WL1とBLコンタクト領域22とで第1のトランジスタTr1が構成される。また、BLコンタクト領域22と第2ワード線WL2と第2容量コンタクト領域27cとで第2のトランジスタTr2が構成されている。上記の構成においては、第1ダミーワード線DWL1、第1ワード線WL1、第2ワード線WL2、第2ダミーワード線DWL2の各々のX方向の幅Dと、第1容量コンタクト領域27a、BLコンタクト領域22、第2容量コンタクト領域27cの各々のX方向の幅Wとは、いずれも等しい値となっている。
次に、図22の断面図を参照する。
半導体基板11に、トランジスタのゲート電極を兼ねるワード線用の溝14bが設けられている。また、各々の活性領域13の延在方向に隣接するトランジスタ間をフィールドシールドすることにより素子分離するダミーワード線用の溝14aが設けられている。各々のダミーワード線用の溝14aおよびワード線用の溝14bの内面を覆うゲート絶縁膜15を介して、第1埋め込みダミーワード線DWL1、第1埋め込みワード線WL1、第2埋め込みワード線WL2および第2埋め込みダミーワード線DWL2が各々の溝の底部に設けられている。各々のワード線および各々のダミーワード線の上面を覆い、且つ、各々の溝を埋設するキャップ絶縁膜17が設けられている。
第1ダミーワード線DWL1と第1ワード線WL1の間に位置する半導体ピラーは第1容量コンタクト領域27aとなり、その上面にはソース/ドレインの一方となる不純物拡散層19が設けられている。第1ワード線WL1と第2ワード線WL2の間に位置する半導体ピラーはBLコンタクト領域22となり、その上面にはソース/ドレインの他の一方となる不純物拡散層18が設けられている。さらに、第2ワード線WL2と第2ダミーワード線DWL2の間に位置する半導体ピラーは第2容量コンタクト領域27cとなり、その上面にはソース/ドレインの一方となる不純物拡散層20が設けられている。
半導体基板11の上面を覆うように、全面に第1層間絶縁膜21が設けられている。第1層間絶縁膜21上には、BLコンタクト領域22において不純物拡散層18に接続されるビット線(BL)23が設けられる。BL23の上面にはカバー絶縁膜23bが設けられている。BL23およびカバー絶縁膜23bの側壁を覆うように、全面にライナー絶縁膜24が設けられる。ライナー絶縁膜24上には、隣接するBL23間に形成されている凹部空間を埋設する埋設絶縁膜25が設けられている。埋設絶縁膜25上には第2層間絶縁膜26が設けられる。
第2層間絶縁膜26、埋設絶縁膜25、ライナー膜24および第1層間絶縁膜21を貫通して、第1および第2容量コンタクト領域27aおよび27cの上面、すなわち不純物拡散層19および不純物拡散層20に各々接続される第1および第2容量コンタクトプラグ27b、27dが設けられている。第1および第2容量コンタクトプラグ27b、27d上には容量コンタクトパッド28が接続されている。容量コンタクトパッド28を覆うように、第3層間絶縁膜29が設けられる。容量コンタクトパッド28上の第3層間絶縁膜29にはシリンダホール30が設けられ、シリンダホール30の内面を覆うように下部電極31が設けられる。下部電極31の内表面を覆う容量絶縁膜32および容量絶縁膜32上に上部電極33が設けられてキャパシタを構成している。
上記関連技術に係る半導体装置では、第1ダミーワード線DWL1、第1ワード線WL1、第2ワード線WL2、第2ダミーワード線DWL2の各々のX方向の幅Dと、第1容量コンタクト領域27a、BLコンタクト領域22、第2容量コンタクト領域27cの各々のX方向の幅Wとは、いずれも等しい値となるように構成されている。そのため、半導体装置200を微細化すると、容量コンタクト領域27a、27cの面積が縮小する。その結果、その上面に接続される容量コンタクトプラグ27b、27dとの接触面積が縮小することによって接触抵抗が増大し半導体装置200(DRAM)の書き込み不良が増大する問題がある。
本発明は、上記関連技術の問題点を解決するものであり、容量コンタクトプラグと容量コンタクト領域との接触面積を拡大させて接触抵抗を低減させることが可能な半導体装置及びその製造方法を提供する。
本発明は、埋め込みワード線構造を基本とする。埋め込みワード線構成では基板に形成した溝内にゲート電極を埋め込んでトランジスタを構成する。この埋め込みゲート電極形成時に、同時に二つのトランジスタ間に埋め込みダミーゲート電極を形成して、埋め込みダミーゲート電極をフィールドシールド電極として用い、二つのトランジスタ間の素子分離を行なう。
本発明に係る半導体装置の構成を平面的に見ると、一つの帯状活性領域の延在方向には、帯状活性領域を横切る埋め込みダミーゲート電極DWL1、埋め込みダミーゲート電極DWL1に隣接する第1の容量コンタクトプラグ接続領域CC1、さらに第1の埋め込みゲート電極WL1、ビット線コンタクトプラグ接続領域BLC1、第2の埋め込みゲート電極WL2、第2の容量コンタクトプラグ接続領域CC2が隣接形成され、この構成が活性領域の延在方向に繰り返される(図1参照)。
本願発明は、埋め込みゲート電極の活性領域が延在する方向の幅よりも埋め込みダミーゲート電極の活性領域が延在する方向の幅を狭く形成することを基本的な特徴とする。これにより、容量コンタクトプラグが接続される活性領域の幅を広げることができ接触面積を確保できる効果がある。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1、図は、本発明の好ましい第1の実施形態による半導体装置100の構造を示す図である。第1の実施形態による半導体装置100はDRAMであり、図1は平面図、図2は図1のA−A断面図を示している。
最初に、図1の平面図を参照して、第1の実施形態に係る半導体装置100について説明する。
半導体装置100はDRAMのメモリセルを構成するものである。半導体基板1上において、X方向(第2方向)に傾斜を有するX’方向(第3方向)に連続して延在する素子分離領域(STI:Shallow Trench Isolation)2と、同じくX’方向に連続して延在する活性領域(アクティブ領域)3とがX方向に垂直なY方向(第1方向)に交互に等間隔、等ピッチで複数配置されている。具体的には、例えば、間隔が40nmでピッチを80nmとする。素子分離領域2は溝に埋設した素子分離絶縁膜で構成されている。
複数の素子分離領域2および複数の活性領域3に跨って、Y方向に連続して延在する第1埋め込みワード線(以下、第1ワード線)WL1、第2埋め込みワード線(以下、第2ワード線)WL2および第3埋め込みワード線(以下、第3ワード線)WL3が配置されている。また、第1ワード線WL1および第2ワード線WL2を挟むように第1埋め込みダミーワード線(以下、第1ダミーワード線)DWL1および第2埋め込みダミーワード線(以下、第2ダミーワード線)DWL2が配置されている。
各々のダミーワード線DWLは、各々のワード線WLと同じ構造で構成されものであるが、ワード線WLとは異なる電圧を印加してフィールドシールドすることにより連続する帯状の活性領域3を複数の独立した活性領域に分割する機能を有するものである。具体的には、第1ダミーワード線DWL1と第2ダミーワード線DWL2の間に位置する活性領域3は第1活性領域3aとなり、第1ダミーワード線DWL1の左側に位置する活性領域3は第2活性領域3bとなっている。本第1の実施形態に係る半導体装置100は、第1活性領域3aがダミーワード線DWLを介してX’方向に繰り返し設けられるが、図1ではその一部を抜粋して記載している。
各々の活性領域3において、第1活性領域3aは、第1ダミーワード線DWL1に隣接して配置される第1容量コンタクト領域CC1と、CC1に隣接して配置される第1ワード線WL1と、WL1に隣接して配置される第1ビット線(BL)コンタクト領域BLC1と、BLC1に隣接して配置される第2ワード線WL2と、WL2に隣接して配置される第2容量コンタクト領域CC2とで構成されている。第1容量コンタクト領域CC1と、第1ワード線WL1と、第1BLコンタクト領域BLC1とで第1トランジスタTr1が構成され、第1BLコンタクト領域BLC1と、第2ワード線WL2と、第2容量コンタクト領域CC2とで第2トランジスタTr2が構成されている。
第1ダミーワード線DWL1を挟んで、第1活性領域3aと反対側には第2活性領域3bが位置しており、第3トランジスタTr3が配置されている。第3トランジスタTr3は、第1ダミーワード線DWL1に隣接して配置される第3容量コンタクト領域CC3と、CC3に隣接して配置される第3ワード線WL3と、WL3に隣接して配置される第2BLコンタクト領域BLC2とで構成されている。第1、第2、第3容量コンタクト領域CC1、CC2、CC3上には、容量コンタクトプラグCCP1、CCP2、CCP3が各々配置される。また、BLコンタクト領域BLC1、BLC2上には、Y方向に垂直なX方向に延在するビット線23が配置される。
第1ダミーワード線DWL1は、第1トランジスタを構成する第1容量コンタクト領域CC1と、第3トランジスタを構成する第3容量コンタクト領域CC3とに各々接して挟まれる位置に配置される構成となっている。したがって、第1ダミーワード線DWL1は、隣接して配置された二つのトランジスタTr1、Tr3を構成する各々の容量コンタクト領域CC1、CC3を電気的に分離する機能を有するものである。第3ワード線WL3、第1ダミーワード線DWL1、第1ワード線WL1、第2ワード線WL2、第2ダミーワード線DWL2は、各々X方向の中心点を通るY方向の中心線Cを有しており、それらの中心線は互いに等間隔で配置される構成となっている。
上記の構成を有する本第1の実施形態の半導体装置100は、各々のワード線WLのX方向の幅Dに比べて、各々のダミーワード線DWLのX方向の幅dを狭く構成することを特徴とするものである。すなわち、本第1の実施形態では、第1ワード線WL1のX方向の幅D1、第2ワード線WL2のX方向の幅D2、第3ワード線のX方向の幅D3、およびビットコンタクト領域BLCのX方向の幅W0は、いずれも等しい値で構成されている。ここでは、幅D1を例えば40nmとする。これに対し、第1ダミーワード線DWL1および第2ダミーワード線DWL2のX方向の幅d1、d2は、例えば20nmで設けられ、上記WL1およびWL2の幅D1、D2よりも狭い幅で構成される。
第1ダミーワード線DWL1は、Y方向に延在する中心線Cを有している。中心線Cは、第1ワード線WL1のX方向の一端部WL1aと第3ワード線WL3の一端部WL3bの間の中心線に一致している。第1ダミーワード線DWL1は、第3ワード線WL3の一端部WL3bに対向するX方向の一方の端部DWL1aと、第1ワード線WL1の一端部WL1aに対向するX方向の他の一方の端部DWL1bと、を有している。
WL1aとDWL1bの間隔W1は、WL3bとDWL1aの間隔W3と等しく、D1,W0、D2、D3よりも大きくなっている。具体的には、幅D1、W0、D2、D3が40nm、DWL1の幅d1が20nmで構成され、幅W1およびW3は50nmで構成される。第2容量コンタクト領域CC2のX方向の幅W2についても50nmで構成される。より、具体的には、BLコンタクト領域BLCがX方向の幅およびY方向の幅を共に40nmとする平行四辺形となるのに対して、容量コンタクト領域CC1、CC2、CC3はいずれもY方向の幅40nmでX方向の幅が50nmとなる平行四辺形で構成することができる。
次に、図1のA−A断面に相当する図2を参照する。
半導体基板1に、トランジスタのゲート電極を兼ねるワード線用の溝(ワード溝)14bが設けられている。また、各々の活性領域13の延在方向に隣接するトランジスタ間をフィールドシールドすることにより素子分離するダミーワード線用の溝(ダミーワード溝)14aが設けられている。本第1の実施形態では、ワード線用の溝14bの半導体基板1の上面1aからの深さを150nm、ダミーワード線用の溝14aの半導体基板1の上面1aからの深さを250nmとする。各々のダミーワード線用の溝14aおよびワード線用の溝14bの内面を覆うゲート絶縁膜15を介して、第1埋め込みダミーワード線DWL1、第1埋め込みワード線WL1、第2埋め込みワード線WL2および第2埋め込みダミーワード線DWL2が各々の溝の底部に設けられている。各々のワード線WLおよび各々のダミーワード線DWLの上面を覆い、且つ、各々の溝を埋設するキャップ絶縁膜17が設けられている。
第1ダミーワード線DWL1と第1ワード線WL1の間に位置する半導体ピラーは、第1容量コンタクト領域CC1となり、その上面にはソース/ドレインの一方となる不純物拡散層19aが設けられている。第1ワード線WL1と第2ワード線WL2の間に位置する半導体ピラーはBLコンタクト領域BLC1となり、その上面にはソース/ドレインの他の一方となる不純物拡散層18が設けられている。さらに、第2ワード線WL2と第2ダミーワード線DWL2の間に位置する半導体ピラーは第2容量コンタクト領域CC2となり、その上面にはソース/ドレインの一方となる不純物拡散層19bが設けられている。
不純物拡散層19aとゲート絶縁膜15と第1ワード線WL1と不純物拡散層18とで第1のトランジスタTr1が構成される。また、不純物拡散層18とゲート絶縁膜15と第2ワード線WL2と不純物拡散層19bとで第2のトランジスタTr2が構成されている。さらに、第1ダミーワード線DWL1を挟んで、第1活性領域3aと反対側には第2活性領域3bが位置しており、第3トランジスタTr3が配置されている。第3トランジスタTr3は、第1ダミーワード線DWL1に隣接して配置される第3容量コンタクト領域CC3の上面に設けられる不純物拡散層19cと、ゲート絶縁膜15と、ワード線WL3を有している。また、図2への記載は省略しているが、図1に示した第2BLコンタクト領域BLC2の上面に設けられる不純物拡散層を有するものである。
第1ダミーワード線DWL1は、第1トランジスタTr1を構成する第1容量コンタクト領域CC1と、第3トランジスタTr3を構成する第3容量コンタクト領域CC3とに各々接して挟まれる位置に配置される構成となっている。したがって、第1ダミーワード線DWL1は、隣接して配置された二つのトランジスタTr1、Tr3を構成する各々の容量コンタクト領域CC1、CC3を電気的に分離する機能を有するものである。第3ワード線WL3、第1ダミーワード線DWL1、第1ワード線WL1、第2ワード線WL2、第2ダミーワード線DWL2は、各々X方向の中心点を通るY方向の中心線Cを有しており、それらの中心線は互いに等間隔で配置される構成となっている。
第1ダミーワードワード線DWL1の幅d1は、中心線Cに対して両側から均等に狭められているので、第1容量コンタクト領域CC1のX’方向の幅W1と第3容量コンタクト領域CC3のX’方向の幅W3とは同じ寸法となっている。また、W1およびW3は、BLコンタクト領域BLC1のX’方向の幅W0よりも大きな寸法で構成することができる。したがって、各々の容量コンタクト領域に対して大きな開口径を有するコンタクトホールを形成することができ、結果的に容量コンタクトプラグと容量コンタクト領域の接触面積を確保して接触抵抗の増大を抑止できる。
以下、図1および図2に示した半導体装置の製造方法について図3〜図9を用いて説明する。
最初に、p型のシリコン単結晶からなる半導体基板1上面に、図1の平面図で述べた、X’方向に延在する素子分離領域2を形成する。この工程は図に示していないが、周知のSTI(Shallow Trench Isolation)法を用いて溝に絶縁膜を埋設することにより形成する。これにより、素子分離領域2で挟まれX’方向に直線で延在する活性領域3がY方向に繰り返し配置されて形成される。
次に、図3を参照する。半導体基板1の上面に厚さ5nmの酸化シリコン膜からなるパッド酸化膜12と厚さ50nmの窒化シリコン膜13を全面に積層形成する。
次に、リソグラフィと異方性ドライエッチング法を用いて、窒化シリコン膜13およびパッド酸化膜12をエッチングし、Y方向に延在する第1ワード線WL1、第2ワード線WL2、第3ワード線WL3に相当する開口13aを形成する。本第1の実施形態において、リソグラフィで形成可能な最小加工寸法F値を40nmとすると、開口13aのX方向の幅D1およびD2はF値であって40nmで形成される。また、WL1とWL2との間の間隔W0もF値であって40nmとなるように形成される。一方、WL1とWL3の間隔W6は3F値であって120nmとなるように形成される。これにより、開口13a内には半導体基板1の上面が露出する。
次に、図4を参照する。窒化シリコン膜13をマスクとする異方性ドライエッチング法により、上面が露出している半導体基板1にワードトレンチ14bを形成する。ワードトレンチ14bの基板11の上面1aからの深さは150nmとなるように形成する。
次に、図5を参照する。リソグラフィ法において、回転塗布法により全面にホトレジスト5を形成する。これにより、ワードトレンチ14bはホトレジスト5で埋設される。
次に、露光、現像工程を経てDWL1、DWL2に相当する開口を図示しないホトレジストに形成する。ホトレジストに形成される開口はX方向の幅がリソグラフィの解像限界であるF値で形成されるので、40nmとなる。本第1の実施形態では、ホトレジストに形成された幅40nmの開口を、ホトレジストシュリンク法を用いて幅20nmまで縮小させる。この縮小は、元の開口の両端から均等に生じるので、シュリンク前後で開口のX方向の中心がずれることはない。
次に、開口がシュリンクされたホトレジストをマスクとして異方性ドライエッチング法により窒化シリコン膜13およびパッド酸化膜12をエッチングする。これにより、窒化シリコン膜13およびパッド酸化膜12にX方向の幅d1、d2が20nmとなる開口13bが形成される。これにより、開口13b内に半導体基板1の上面が露出する。なお、この段階では、ワードトレンチ14bはホトレジスト5で埋設されている。
次に、図6を参照する。ワードトレンチ14bがホトレジスト5で埋設された状態で、窒化シリコン膜13をマスクとする異方性ドライエッチング法により上面が露出している半導体基板1をエッチングする。これにより、幅d1およびd2が20nmとなるダミーワードトレンチ14aが形成される。ダミーワードトレンチ14aの半導体基板1上面からの深さは200nmとする。ダミーワードトレンチ14aの深さは、少なくともワードトレンチ14bの深さよりも深く形成する。
次に、図7を参照する。ダミーワードトレンチ14a、ワードトレンチ14bの表面にゲート絶縁膜15を形成する。
次に、図8を参照する。活性領域3に埋め込みワードトレンチ14bおよびダミーワードトレンチ14aが形成され、それを埋め込むようにWL、DWLが活性領域3に埋め込まれる形で形成される。WL、DWLは、活性領域3と交差する所定の方向(図1のY方向)に延在するライン状のパターンとして形成される。
ダミーワードトレンチ14aは素子分離領域2と同様に素子を分離するために、WLはゲート絶縁膜15を介してトランジスタのゲート電極として形成される。
ダミーワードトレンチ14aの寸法d1、d2とワードトレンチ14bの寸法D1、D2を比較した場合D1>d1、D2>d2である。また、ダミーワードトレンチ14aの深さL2とワードトレンチ14bの深さL1を比較した場合L2>L1である。さらに、DWL4aのダミーワードトレンチ14aの底部からの高さl2とWLのワードトレンチ14bの底部からの高さl1を比較した場合、l2>l1である。
ダミーワードトレンチ14aの寸法d1、d2がワードトレンチ14bの寸法D1、D2より小さくなっていることで、メモリーセル内の不純物拡散層19(ソース/ドレイン領域19)(図2参照)の面積を大きくとることができるようになる。また、ダミーワードトレンチ14aの深さL2がワードトレンチ14bの深さL1より深くなっていることで寸法を小さくすることで悪くなった電気的な分離特性をよくすることができるようになる。
そして、上記各WL上にはライナー膜(図示せず)と第1層間絶縁膜16が形成されている。各WL上にもライナー膜(図示せず)と各々の溝を埋設するキャップ絶縁膜17と第1層間絶縁膜21が形成されている。
次に、図9を参照する。
第1層間絶縁膜21には、活性領域3に通じるビットコンタクトBLC1が形成されている。ビットコンタクトBLC1を形成した後に、N型不純物(ヒ素等)をイオン注入し、シリコン表面近傍にN型不純物拡散層を形成する。形成したN型不純物拡散層は、トランジスタのソース・ドレイン領域18として機能する。
ポリシリコン膜、タングステン膜23a、シリコン窒化膜23bの積層膜をライン形状にパターニングし、ビット線23を形成する。ビット線23は、WLと交差する方向(図1のX方向)に延在するパターンとして形成される。
次に、図2を参照する。
半導体基板1上には、ビット線23を被覆するようにライナー膜24が形成されている。さらに、ライナー膜24を被覆するように、半導体基板1上にはビット線23間のスペース部を充填するように、塗布膜であるSOD膜25を堆積した後に、高温の水蒸気(H2O)雰囲気中でアニール処理を行い、固体の膜に改質する。ライナー膜24の上面が露出するまでCMPを行って平坦化した後に、第2層間絶縁膜26を形成し、SOD膜25の表面を覆う。
このSOD膜25、第2層間絶縁膜26には、ソース/ドレイン領域19に通じる容量コンタクトCCが形成されている。この容量コンタクトCCとソース/ドレイン領域19の接する部分には金属シリサイド層が形成されている。この金属シリサイド層は,例えば、コバルトシリサイド等の金属シリサイドで形成される。
容量コンタクトCCにはその内部を埋め込むように容量コンタクトプラグCCPが形成されている。この容量コンタクトプラグCCPには、第2層間絶縁膜26上部に形成された容量コンタクトパッド28が接続されている。
容量コンタクトパッド28上を覆うように、シリコン窒化膜を用いてストッパー膜(図示せず)を形成したのちに、第3層間絶縁膜29を形成する。その後、容量コンタクトパッド28の上面を露出させるように、第3層間絶縁膜29およびシリコン窒化膜(図示せず)を貫通する開口部30を形成した後に、開口部30の内壁を覆うようにキャパシタ素子の下部電極31を形成する。下部電極31の底部は容量コンタクトパッド28と接続している。
次に、下部電極31の表面を覆うように容量絶縁膜32を形成した後に、キャパシタ素子の上部電極33を形成する。そして、図示していないが配線形成工程を繰り返すことで多層配線を形成し、半導体装置100を完成する。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置100では、ダミーワードトレンチ14aの寸法d1、d2とワードトレンチ14bの寸法D1、D2を比較した場合D1>d1、D2>d2である。また、ダミーワードトレンチ14aの深さL2とワードトレンチ14bの深さL1を比較した場合L2>L1である。ダミーワードトレンチ14aの寸法d1、d2がワードトレンチ14bの寸法D1、D2より小さくなっていることで、メモリーセル内のソース/ドレイン領域の面積を大きくとることができるようになる。また、DWLの深さl2がWLの深さl1より深くなっていることで、上記関連技術に比べて電気的な分離特性をよくすることができる。
このような構成の下、容量コンタクトプラグと接触するソース/ドレイン領域の面積が大きくなり、コンタクト抵抗が減少する。さらに、容量コンタクト形成時の目ずれマージンも大きくすることができ、素子分離特性も向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、図1、図10を参照して、本発明の第2の実施形態による半導体装置100の構造について説明する。
本第2の実施形態による半導体装置100はDRAMであり、図10はキャパシタの形成が終了した時点の構造を示しており、図1のA−A断面図である。
図1、図10に示すように、半導体基板1に活性領域3を分離する素子分離領域2が形成されている。活性領域3にワードトレンチ14bおよびダミーワードトレンチ14aが形成され、ワードトレンチ14bを埋め込むようにWLが活性領域3に埋め込まれる形で形成される。WLはゲート絶縁膜15を介してトランジスタのゲート電極として形成される。
また、ダミーワードトレンチ14a、ワードトレンチ14b、WLは、活性領域3と交差する所定の方向(図1のY方向)に延在するライン状のパターンとして形成される。ダミーワードトレンチ14a内は素子分離領域2と同様に素子を分離するためにキャップ絶縁膜17で埋め込まれる。
ダミーワードトレンチ14aの寸法d1とワードトレンチ14bの寸法D1を比較した場合D1>d1である。また、ダミーワードトレンチ14aの深さL2とワードトレンチ14bの深さL1を比較した場合L2>L1である。
ダミーワードトレンチ14aの寸法d1がワードトレンチ14bの寸法D1より小さくなっていることで、メモリーセル内のソース/ドレイン領域の面積を大きくとることができるようになる。また、ダミーワードトレンチ14aの深さL2がワードトレンチ14bの深さL1より深くなっていること、および埋め込みダミーゲート電極が存在しないことで、上記第1の実施形態よりさらに電気的な分離特性を向上させることができる。
そして、上記各埋め込みダミーワードトレンチ14a上にはライナー膜(図示せず)と溝に埋設されたキャップ絶縁膜17、第一層間絶縁膜21が形成されている。各ワードトレンチ14b上にもライナー膜(図示せず)と溝に埋設されたキャップ絶縁膜17、第1層間絶縁膜21が形成されている。
第1層間絶縁膜21には、活性領域3に通じるビットコンタクトBLC1が形成されている。ビットコンタクトBCL1を形成した後に、N型不純物(ヒ素等)をイオン注入し、シリコン表面近傍にN型不純物拡散層を形成する。形成したN型不純物拡散層は、トランジスタのソース/ドレイン領域18として機能する。
ポリシリコン膜、タングステン膜23a、シリコン窒化膜の23b積層膜をライン形状にパターニングし、ビット線23を形成する。ビット線23は、埋込ワード線WLと交差する方向(図1のX方向)に延在するパターンとして形成される。
そして、半導体基板1上には、ビット線23を被覆するようにライナー膜24が形成されている。さらに、ライナー膜24を被覆するように、半導体基板1上にはビット線23間のスペース部を充填するように、塗布膜であるSOD膜25を堆積した後に、高温の水蒸気(H2O)雰囲気中でアニール処理を行い、固体の膜に改質する。ライナー膜24の上面が露出するまでCMPを行って平坦化した後に、第2層間絶縁膜26を形成し、SOD膜25の表面を覆う。
このSOD膜25、第2層間絶縁膜26には、ソース/ドレイン領域19に通じる容量コンタクト領域CCが形成されている。この容量コンタクト領域CCとソース/ドレイン領域19の接する部分には金属シリサイド層が形成されている。この金属シリサイド層はたとえばコバルトシリサイド等の金属シリサイドで形成される。
容量コンタクト領域CCにはその内部を埋め込むように容量コンタクトプラグCCPが形成されている。この容量コンタクトプラグCCPには、第2層間絶縁膜26上部に形成された容量コンタクトパッド28が接続されている。
容量コンタクトパッド28上を覆うように、シリコン窒化膜を用いてストッパー膜(図示せず)を形成したのちに、第3層間絶縁膜29を形成する。その後、容量コンタクトパッド28の上面を露出させるように、第3層間絶縁膜29およびシリコン窒化膜(図示せず)を貫通する開口部30を形成した後に、開口部の内壁を覆うようにキャパシタ素子の下部電極31を形成する。下部電極31の底部は容量コンタクトパッド28と接続している。
次に、下部電極31の表面を覆うように容量絶縁膜32を形成した後に、キャパシタ素子の上部電極33を形成する。そして、図示していないが配線形成工程を繰り返すことで多層配線を形成し、半導体装置100を完成する。
本発明の第2の実施形態に係る半導体装置100では、ダミーワードトレンチ14aの寸法d1とワードトレンチ14bの寸法D1を比較した場合D1>d1である。また、ダミーワードトレンチ14aの深さL2とワードトレンチ14bの深さL1を比較した場合L2>L1である。ダミーワードトレンチ14aの寸法d1がワードトレンチ14bの寸法D1より小さくなっていることでメモリーセル内のソース・ドレイン領域の面積を大きくとることができるようになる。また、ダミーワードトレンチ14aの深さL2がワードトレンチ14bの深さL1より深くなっていること、および埋め込みダミーゲート電極が存在しないことで、上記第1の実施形態よりさらに電気的な分離特性を向上させることができる。
上記構成に下、容量コンタクト領域と接触するソース/ドレイン領域の面積が大きくなり、コンタクト抵抗が減少し、容量コンタクト形成時の目ずれマージンも大きくすることができる。さらに、また、第1の実施形態に比べてさらに素子分離特性も向上させることができる。
以下、図11〜図16を用いて、図1、図10に示した半導体装置の製造方法について説明する。図11〜図16は、図1におけるA−A断面図を示している。
まず、図11に示すように、半導体基板1の上に、周知のSTI法により、酸化シリコン膜からなる絶縁膜で埋設された素子分離領域2を形成する。これにより、素子分離領域2で囲まれ、半導体基板1からなる活性領域3が形成される。
次に、半導体基板1上全面に酸化シリコン膜からなるパッド酸化膜12を形成し、このパッド酸化膜12を通して、Nウェル領域およびPウェル領域を公知の方法で形成する。その後、半導体基板1上にシリコン窒化膜等を堆積し、レジスト(図示せず)にてワードトレンチ14b形成用のハードマスク13をパターニングする。
次に、図12に示すように、半導体基板1をドライエッチング法を用い、パターンの粗密差によってエッチングレートに差がでる条件によってエッチングし、ダミーワードトレンチ14a、ワードトレンチ14bを形成する。この時ダミーワードトレンチ14aの寸法d1とワードトレンチ14bの寸法D1は異なる寸法で形成されている。d1とD1の寸法を比較した場合D1>d1である。したがってエッチング面積の広いワードトレンチ14bのエッチングレートはエッチング面積の狭いダミーワードトレンチ14aのエッチングレート比べ速いため、ダミーワードトレンチ14aの深さをl2とワードトレンチ14bの深さをl1とするとl1>l2となる。
次に、図13に示すように半導体基板1の活性領域3上に熱酸化および窒化プロセス等を用いてゲート酸化膜15を形成する。そして、タングステン等を、たとえばCVD法にて堆積させ、エッチバックすることにより、WLを形成する。この時、ダミーワードトレンチ14aに埋め込まれたタングステン等はダミーワードトレンチ14aがワードトレンチ14bに比べて浅いため、全てエッチングされてなくなってしまう。
次に、図14に示すように、もう一度、半導体基板1をドライエッチングにてエッチングするとWLが埋まっていないダミーワードトレンチ14aのみエッチングされる。この時のダミーワードトレンチ14aの深さをL2とし、ワードトレンチ14bの深さL1と比較するとL2>L1となる。
次に、図15に示すように残存したタングステン上およびダミーワードトレンチ14aの内壁を覆うように、図示はしていないがシリコン窒化膜等でライナー膜をたとえばCVD法にて形成する。ライナー膜上にキャップ絶縁膜17を堆積する。
その後、CMPを行って、ライナー膜が露出するまで表面を平坦化した後に、エッチングによってマスク用のシリコン窒化膜および、キャップ絶縁膜17とライナー膜の一部を除去し、キャップ絶縁膜17の表面が、半導体基板1のシリコン表面と概略同程度の高さになるようにする。これにより、WLおよび素子分離用のDWLが形成される。そして、半導体基板1上を覆うように、シリコン酸化膜等をたとえばCVD法を用いて第1層間絶縁膜21を形成する。
次に、図16に示すように、フォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を用いて、第1層間絶縁膜21の一部を除去し、ビットコンタクトBLC1を形成する。ビットコンタクトBLC1は、図1に示したように、WLと同じ方向(図1のY方向)に延在するライン状の開口パターンとして形成される。ビットコンタクトBLC1のパターンと活性領域3の交差した部分では、半導体基板1表面が露出する。ビットコンタクトBLC1を形成した後に、N型不純物(ヒ素等)をイオン注入し、シリコン表面近傍にN型不純物拡散層を形成する。形成したN型不純物拡散層は、トランジスタのソース/ドレイン領域18として機能する。
その後、ポリシリコン膜、タングステン膜23a、シリコン窒化膜23b等の積層膜をたとえばCVD法にて形成する。そして、フォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を用いてライン形状にパターニングし、ビット線23を形成する。ビット線23は、WLと交差する方向(図1のX方向)に延在するパターンとして形成される。ビットコンタクトBLC1内で露出している半導体基板1の表面部分で、ビット線23の下層のポリシリコン膜とソース/ドレイン領域18とが接続する。
次に、図10に示すようにビット線23の側面を覆うシリコン窒化膜を形成した後に、その上面を覆うライナー膜24をシリコン窒化膜等でたとえばCVD法を用いて形成する。
ビット線間のスペース部を充填するように、塗布膜であるSOD膜25を堆積した後に、高温の水蒸気(H2O)雰囲気中でアニール処理を行い、固体の膜に改質する。ライナー膜24の上面が露出するまでCMPを行って平坦化した後に、第2層間絶縁膜26として、たとえばCVD法で形成したシリコン酸化膜を形成し、SOD膜25の表面を覆う。
その後、フォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を用いて、容量コンタクト領域CCを形成する。露出した半導体基板1表面に、N型不純物(リン等)をイオン注入し、活性領域3表面近傍にN型不純物拡散層を形成する。形成したN型不純物拡散層は、トランジスタのソース/ドレイン領域19として機能する。
次に、ソース/ドレイン領域19を被覆する金属シリサイドを形成するために、例えば、スパッタ法を用いてコバルト等の金属層を形成する。
次いで、熱処理を行うことによって、上記金属層の金属とソース/ドレイン領域19のシリコンと反応させて、金属シリサイド層を形成する。その後、未反応な金属層を除去する。
次いで、容量コンタクト領域CCの内部を埋め込むように、タングステン等の導電性材料をたとえばCVD法を用いて埋め込む。
続いて、第2層間絶縁膜26上の余剰な上記導電性材料をたとえばCMPにより除去し、容量コンタクト領域CC内部に残した導電性材料で容量コンタクトプラグCCPを形成する。
次に、第2層間絶縁膜26上にタングステン等の配線材料層を形成した後、公知のリソグラフィー技術、エッチング技術によって、上記配線材料層を加工し、上記容量コンタクトプラグCCPに接続する容量コンタクトパッド28を形成する。容量コンタクトパッド28上を覆うように、シリコン窒化膜を用いてストッパー膜を形成したのちに、シリコン酸化膜等で第3層間絶縁膜29を形成する。
その後、容量コンタクトパッド28の上面を露出させるように、第3層間絶縁膜29およびシリコン窒化膜を貫通する開口30を形成した後に、開口30の内壁を覆うように窒化チタン等でキャパシタ素子の下部電極31を形成する。そして、下部電極31の表面を覆うように容量絶縁膜32を形成した後に、窒化チタン等でキャパシタ素子の上部電極33を形成する。
その後、図示していないが配線形成工程を繰り返すことで多層配線を形成し、半導体装置100を完成する。
上記第2の実施形態では、ダミーワードトレンチ14aの寸法d1とワードトレンチ14bの寸法D1を比較した場合D1>d1である。また、ダミーワードトレンチ14aの深さL2とワードトレンチ14bの深さL1を比較した場合L2>L1である。ダミーワードトレンチ14aの寸法d1がワードトレンチ14bの寸法D1より小さくなっていることで、メモリーセル内のソース・ドレイン領域の面積を大きくとることができるようになる。
また、ダミーワードトレンチ14aの深さL2がワードトレンチ14bの深さL1より深くなっていること、および埋め込みダミーゲート電極が存在しないことで、上記第1の実施形態よりさらに電気的な分離特性を向上させることができる。
上記構成の下、容量コンタクト領域と接触するソース/ドレイン領域の面積が大きくなり、コンタクト抵抗が減少し、容量コンタクト形成時の目ずれマージンも大きくすることがでる。さらに、上記第1の実施形態に比べてさらに素子分離特性も向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、図1、図17を参照して、本発明の第3の実施形態による半導体装置100の構造について説明する。
本第3の形態に係る半導体装置100はDRAMであり、図17はキャパシタの形成が終了した時点の構造を示しており、図1のA−A断面図である。
図1、図17に示すように、半導体基板1に活性領域3を分離する素子分離領域2が形成されている。活性領域3にワードトレンチ14bおよびダミーワードトレンチ14aが形成され、ワードトレンチ14bを埋め込むようにWLが活性領域3に埋め込まれる形で形成される。またダミーワードトレンチ14a、ワードトレンチ14b、WLは、活性領域3と交差する所定の方向(図1のY方向)に延在するライン状のパターンとして形成される。
ダミーワードトレンチ14aは上記素子分離領域2と同様に素子を分離するために、WLはゲート絶縁膜15を介してトランジスタのゲート電極として形成される。
ダミーワードトレンチ14aの上部寸法d3とワードトレンチ14bの寸法D1を比較した場合D1>d3である。ダミーワードトレンチ14aの下部寸法D4と上部寸法d3を比較した場合D4>d3である。さらに、ダミーワードトレンチ14aの深さL2とワードトレンチ14bの深さL1を比較した場合L2>L1である。
ダミーワードトレンチ14aの上部寸法d3がワードトレンチ14bの寸法D1より小さくなっていることで、メモリーセル内のソース・ドレイン領域19の面積を大きくとることができるようになる。また、ダミーワードトレンチ14aの下部寸法D4が上部寸法d3より大きくなっていること、ダミーワードトレンチ14aの深さL1がワードトレンチ14bの深さL2より深くなっていること、および埋め込みダミーゲート電極が存在しないことで、上記第2の実施形態よりさらに電気的な分離特性を向上させることができる。
そして、上記各埋め込みダミーワードトレンチ14a上にはライナー膜(図示せず)と溝に埋設されたキャップ絶縁膜17、第一層間絶縁膜21が形成されている。各ワードトレンチ14b上にもライナー膜(図示せず)と溝に埋設されたキャップ絶縁膜17、第一層間絶縁膜21が形成されている。
第1層間絶縁膜21には、アクティブ領域3に通じるビットコンタクト17が形成されている。ビットコンタクト17を形成した後に、N型不純物(ヒ素等)をイオン注入し、シリコン表面近傍にN型不純物拡散層を形成する。形成したN型不純物拡散層は、トランジスタのソース/ドレイン領域18として機能する。
ポリシリコン膜、タングステン膜、シリコン窒化膜の積層膜をライン形状にパターニングし、ビット線23を形成する。ビット線23は、埋込ワード線と交差する方向(図1のX方向)に延在するパターンとして形成される。そして、上記半導体基板1上には、ビット線23を被覆するようにライナー膜24が形成されている。
さらに、ライナー膜24を被覆するように、半導体基板1上にはビット23線間のスペース部を充填するように、塗布膜であるSOD膜25を堆積した後に、高温の水蒸気(H2O)雰囲気中でアニール処理を行い、固体の膜に改質する。ライナー膜24の上面が露出するまでCMPを行って平坦化した後に、第2層間絶縁膜26を形成し、SOD膜25の表面を覆う。
このSOD膜25、層間絶縁膜22には、ソース/ドレイン領域24に通じる容量コンタクト領域CCが形成されている。この容量コンタクト領域CCとソース/ドレイン領域19の接する部分には金属シリサイド層が形成されている。この金属シリサイド層は、例えば、コバルトシリサイド等の金属シリサイドで形成される。
容量コンタクト領域CCにはその内部を埋め込むように容量コンタクトプラグCCPが形成されている。この容量コンタクトプラグCCPには、第2層間絶縁膜26上部に形成された容量コンタクトパッド28が接続されている。
容量コンタクトパッド28上を覆うように、シリコン窒化膜を用いてストッパー膜(図示せず)を形成したのちに、第3層間絶縁膜29を形成する。その後、容量コンタクトパッド28の上面を露出させるように、第3層間絶縁膜29およびシリコン窒化膜(図示せず)を貫通する開口部30を形成した後に、開口部30の内壁を覆うようにキャパシタ素子の下部電極31を形成する。下部電極31の底部は容量コンタクトパッド28と接続している。
次に、下部電極31の表面を覆うように容量絶縁膜32を形成した後に、キャパシタ素子の上部電極33を形成する。そして、図示していないが配線形成工程を繰り返すことで多層配線を形成し、半導体装置100を完成する。
本発明の第3の実施形態に係る半導体装置100では、ダミーワードトレンチ14aの上部寸法d3とワードトレンチ14bの寸法D1を比較した場合D1>d3である。ダミーワードトレンチ14aの下部寸法D4と上部寸法d3を比較した場合D4>d3である。さらに、ダミーワードトレンチ14aの深さL2とワードトレンチ14bの深さL1を比較した場合L2>L1である。
ダミーワードトレンチ14aの上部寸法d3がワードトレンチ14bの寸法D1より小さくなっていることで、メモリーセル内のソース・ドレイン領域の面積を大きくとることができるようになる。また、ダミーワードトレンチ14aの下部寸法D4が上部寸法d3より大きくなっていること、ダミーワードトレンチ14aの深さL2がワードトレンチ14bの深さL1より深くなっていること、および埋め込みダミーゲート電極が存在しないことで、上記第2の実施形態よりさらに電気的な分離特性を向上させることができる。
このような構成の下、容量コンタクト領域と接触するソース/ドレイン領域の面積が大きくなり、コンタクト抵抗が減少する。さらに、容量コンタクト形成時の目ずれマージンも大きくすることができ、第2の実施形態に比べてさらに素子分離特性も向上させることができる。
以下、図18〜図20を用いて、図1、図17に示した第3の実施形態に係る半導体装置100の造方法について説明する。ここで、図18〜図20は、図1におけるA−A断面図を示している。
まず、図18に示すように、半導体基板1の上に、周知のSTI法により、酸化シリコン膜からなる絶縁膜で埋設された素子分離領域2を形成する。これにより、素子分離領域2で囲まれ、半導体基板1からなる活性領域13が形成される。
次に、半導体基板1上全面に酸化シリコン膜からなるパッド酸化膜12を形成し、このパッド酸化膜12を通して、Nウェル領域およびPウェル領域を公知の方法で形成する。その後、半導体基板1上にシリコン窒化膜等を堆積し、レジスト(図示せず)にてワードトレンチ14b形成用のハードマスクをパターニングする。
次に、半導体基板1をドライエッチング法を用い、パターンの粗密差によってエッチングレートに差がでる条件によってエッチングし、ダミーワードトレンチ14a、ワードトレンチ14bを形成する。この時ダミーワードトレンチ14aの寸法d3とワードトレンチ14bの寸法D1は異なる寸法で形成されている。D1とd3の寸法を比較した場合D1>d3である。したがってエッチング面積の広いワードトレンチ14bのエッチングレートはエッチング面積の狭いダミーワードトレンチ14aのエッチングレート比べ速いため、ダミーワードトレンチ14aの深さをl2、ワードトレンチ14bの深さをL1とするとL1>l2となる。そして、半導体基板1の活性領域3上に熱酸化および窒化プロセス等を用いてゲート酸化膜15を形成する。
その後、タングステン等を、たとえばCVD法にて堆積させ、エッチバックすることにより、埋めWLを形成する。この時、ダミーワードトレンチ14aに埋め込まれたタングステン等はダミーワードトレンチ14aがワードトレンチ14bに比べて浅いため、全てエッチングされてなくなってしまう。
さらに、もう一度、半導体基板1をウェットエッチングや等方性ドライエッチング等にてサイドエッチングが入る条件でエッチングするとWLが埋まっていないダミーワードトレンチ14aのみ下部が広がった形でエッチングされる。この時のダミーワードトレンチ14aの深さをL2とし、ワードトレンチ14bの深さL1と比較するとL2>L1となる。またダミーワードトレンチ14aの下部の寸法D4とし、上部の寸法と比較するとD4>d3となる。
次に、図19に示すように残存したタングステン上およびゲート酸化膜15の内壁を覆うように、図示はしていないがシリコン窒化膜等でライナー膜をたとえばCVD法にて形成する。ライナー膜(図示せず)上に溝に埋設されたキャップ絶縁膜17を形成する。
その後、CMPを行って、ライナー膜が露出するまで表面を平坦化した後に、エッチングによってマスク用のシリコン窒化膜および、キャップ絶縁膜17とライナー膜の一部を除去し、キャップ絶縁膜17の表面が、半導体基板1のシリコン表面と概略同程度の高さになるようにする。これにより、埋込ワード線WLおよび素子分離用の埋込配線DWLが形成される。
そして、半導体基板1上を覆うように、シリコン酸化膜等をたとえばCVD法を用いて第1層間絶縁膜21を形成する。
次に、図20に示すようにフォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を用いて、第1層間絶縁膜21の一部を除去し、ビットコンタクトBLC1を形成する。ビットコンタクトBLC1は、図1に示したように、WLと同じ方向(図1のY方向)に延在するライン状の開口パターンとして形成される。ビットコンタクトBLC1のパターンと活性領域3の交差した部分では、半導体基板1表面が露出する。ビットコンタクトBLC1を形成した後に、N型不純物(ヒ素等)をイオン注入し、シリコン表面近傍にN型不純物拡散層を形成する。形成したN型不純物拡散層は、トランジスタのソース/ドレイン領域18として機能する。
その後、ポリシリコン膜、タングステン膜、シリコン窒化膜等の積層膜をたとえばCVD法にて形成する。そして、フォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を用いてライン形状にパターニングし、ビット線23を形成する。ビット線23は、WLと交差する方向(図1のX方向)に延在するパターンとして形成される。ビットコンタクトBLC1内で露出しているシリコン表面部分で、ビット線下層のポリシリコン膜とソース/ドレイン領域18とが接続する。
次に、図17に示すようにビット線23の側面を覆うシリコン窒化膜を形成した後に、その上面を覆うライナー膜24をシリコン窒化膜等でたとえばCVD法を用いて形成する。ビット線23間のスペース部を充填するように、塗布膜であるSOD膜25を堆積した後に、高温の水蒸気(H2O)雰囲気中でアニール処理を行い、固体の膜に改質する。ライナー膜24の上面が露出するまでCMPを行って平坦化した後に、第2層間絶縁膜26として、たとえばCVD法で形成したシリコン酸化膜を形成し、SOD膜25の表面を覆う。
その後、フォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を用いて、容量コンタクト領域CCを形成する。容量コンタクト領域CCと活性領域の交差している部分で、半導体基板1表面が露出する。そして、N型不純物(リン等)をイオン注入し、活性領域3の表面近傍にN型不純物拡散層を形成する。形成したN型不純物拡散層は、トランジスタのソース/ドレイン領域19として機能する。
次に、ソース/ドレイン領域19を被覆する金属シリサイドを形成するためにたとえばスパッタ法を用いてコバルト等の金属層を形成する。次いで、熱処理を行うことによって、上記金属層の金属とソース・ドレイン領域19のシリコンと反応させて、金属シリサイド層を形成する。その後、未反応な金属層を除去する。
次いで、容量コンタクト領域CCの内部を埋め込むように、タングステン等の導電性材料をたとえばCVD法を用いて埋め込む。続いて、第2層間絶縁膜26上の余剰な上記導電性材料をたとえばCMPにより除去し、容量コンタクトCC内部に残した導電性材料でプラグCCPを形成する。次に第2層間絶縁膜26上にタングステン等の配線材料層を形成した後、公知のリソグラフィー技術、エッチング技術によって、上記配線材料層を加工し、容量コンタクトプラグCCPに接続する容量コンタクトパッド28を形成する。
容量コンタクトパッド28上を覆うように、シリコン窒化膜を用いてストッパー膜を形成したのちに、シリコン酸化膜等で第3層間絶縁膜29を形成する。
その後、容量コンタクトパッド28の上面を露出させるように、第3層間絶縁膜29およびシリコン窒化膜を貫通する開口30を形成した後に、開口30の内壁を覆うように窒化チタン等でキャパシタ素子の下部電極31を形成する。
そして、下部電極31の表面を覆うように容量絶縁膜32を形成した後に、窒化チタン等でキャパシタ素子の上部電極33を形成する。
その後、図示していないが配線形成工程を繰り返すことで多層配線を形成し、半導体装置100が完成する。
上記第3の実施形態では、ダミーワードトレンチ14aの上部寸法d3とワードトレンチ14bの寸法D1を比較した場合D1>d3である。ダミーワードトレンチ14aの下部寸法D4と上部寸法d3を比較した場合D4>d3である。さらに、ダミーワードトレンチ14aの深さL2とワードトレンチ14bの深さL1を比較した場合L2>L1である。
ダミーワードトレンチ14aの上部寸法d3がワードトレンチ14bの寸法D1より小さくなっていることで、メモリーセル内のソース・ドレイン領域19の面積を大きくとることができるようになる。また、ダミーワードトレンチ14aの下部寸法D4上部寸法d3より大きくなっていること、ダミーワードトレンチ14aの深さL2がワードトレンチ14bの深さL1より深くなっていること、および埋め込みダミーゲート電極が存在しないことで、上記第2の実施形態よりさらに電気的な分離特性を向上させることができる。
このような構成の下、容量コンタクト領域と接触するソース/ドレイン領域の面積が大きくなり、コンタクト抵抗が減少し、容量コンタクト形成時の目ずれマージンも大きくすることができる。されに、上記第2の実施形態に比べてさらに素子分離特性も向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
1 半導体基板
2 素子分離領域
3 活性領域
5 ホトレジスト
12 パッド酸化膜
13 窒化シリコン膜
14a、14b ワード溝(ワードトレンチ)
15 ゲート絶縁膜第
17 キャップ絶縁膜
18 不純物拡散層
19a、19b、19c 不純物拡散層
21 第1層間絶縁膜
23 ビット線
24 ライナー膜
25 SOD膜
26 第2層間絶縁膜
28 容量コンタクトパッド
29 第3層間絶縁膜
30 開口部
31 下部電極
32 容量絶縁膜
33 上部電極
100 半導体装置
WL1 第1ワード線
WL2 第2ワード線
WL3 第3ワード線
DWL1 第1ダミーワード線
DWL2 第2ダミーワード線
CC1 第1容量コンタクト領域
CC2 第2容量コンタクト領域
CC3 第3容量コンタクト領域
BLC1 第1ビット線(BL)コンタクト領域
BLC2 第2ビット線(BL)コンタクト領域
Tr1 第1トランジスタ
Tr2 第2トランジスタ
Tr3 第3トランジスタ

Claims (21)

  1. 半導体基板上に配置された複数の活性領域と、
    前記複数の活性領域に跨って、第1の方向に連続して延在する第1及び第2の埋め込みワード線と、
    前記第1及び前記第2の埋め込みワード線を挟むように配置された第1及び第2の埋め込みダミーワード線を有し、
    前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線と前記第1及び前記第2の埋め込みワード線は、それぞれ前記第1の方向と垂直の第2の方向の中心点を通る前記第1の方向に中心線を有しており、前記中心線はそれぞれ互いに等間隔で配置され、
    前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線の前記第2の方向の第1の幅は、前記第1及び前記第2の埋め込みワード線の前記第2の方向の第2の幅より狭く構成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線は、前記第1及び前記第2の埋め込みワード線とは異なる電圧を印加してフィールドシールドすることにより、前記複数の活性領域を独立した第1及び第2の活性領域に分割することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の活性領域は、前記第1の埋め込みダミーワード線に隣接して配置される第1の容量コンタクト領域と、前記第1の容量コンタクト領域に隣接して配置される前記第1の埋め込みワード線と、前記第1の埋め込みワード線に隣接して配置される第1のビット線コンタクト領域と、前記第1のビット線コンタクト領域に隣接して配置される前記第2の埋め込みワード線と、前記第2の埋め込みワード線に隣接して配置される第2の容量コンタクト領域を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の容量コンタクト領域、前記第1の埋め込みワード線及び前記第1のビット線コンタクト領域とで第1のトランジスタが構成され、
    前記第1のビット線コンタクト領域、前記第2の埋め込みワード線及び前記第2の容量コンタクト領域とで第2トランジスタが構成されること特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1の容量コンタクト領域上には第1の容量コンタクトプラグが配置され、前記第2の容量コンタクト領域上には第2の容量コンタクトプラグが配置され、
    前記第1のビット線コンタクト領域上には、前記第2の方向に延在する第1のビット線が配置されていること特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線の間に位置する活性領域は前記第1の活性領域となり、
    前記第1の埋め込みダミーワード線を挟んで、前記第1の活性領域と反対側に前記第2の活性領域が位置しており、
    前記第2の活性領域に配置され、かつ前記第1の埋め込みダミーワード線に隣接して配置される第3の容量コンタクト領域と、前記第3の容量コンタクト領域に隣接して配置される第3の埋め込みワード線と、前記第3の埋め込みワード線に隣接して配置される第2のビット線コンタクト領域とで第3のトランジスタが構成されること特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記第3の容量コンタクト領域上には第3の容量コンタクトプラグが配置され、
    前記第2のビット線コンタクト領域上には、前記第2の方向に延在する第2のビット線が配置されていること特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記第1の埋め込みダミーワード線は、前記第1のトランジスタを構成する前記第1の容量コンタクト領域と前記第3のトランジスタを構成する前記第3の容量コンタクト領域とに挟まれる位置に配置され、かつ前記第1の容量コンタクト領域及び前記第3の容量コンタクト領域を電気的に分離することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第3の埋め込みワード線は、前記等間隔で配置された中心線を有しており、
    前記第1の埋め込みダミーワード線の前記第1の幅は、前記第3の埋め込みワード線の前記第2の方向の第3の幅より狭く構成されていることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記第1及び前記第2の埋め込みワード線の前記第2の幅は、前記第3の埋め込みワード線の前記第3の幅と等しいことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記第1の幅を前記第2及び前記第3の幅より狭くすることにより、前記第1、第2及び第3の容量コンタクトプラグと前記第1、第2及び第3の容量コンタクト領域との接触面積を拡大させてコンタクト抵抗を低減させるように構成したこと特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置。
  12. 前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線は、前記半導体基板内に設けられたダミーワード線用溝の底部に配置され、
    前記ダミーワード線用溝の内面にはゲート絶縁膜が配置され、
    前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線の上面を覆い、かつ前記ダミーワード線用溝を埋設するようにキャップ絶縁膜が設けられていること特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の半導体装置。
  13. 前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線は、前記半導体基板内に設けられたダミーワード線用溝を埋設するキャップ絶縁膜で構成されていること特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の半導体装置。
  14. 前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線は、上部と、前記第2の方向の幅が前記上部の前記第2の方向の幅より広い下部を有し、
    前記上部の前記第2の方向の幅が前記第1の幅に対応すること特徴とする請求項13に記載の半導体装置。
  15. 半導体基板上に複数の活性領域を形成する工程と、
    前記複数の活性領域に跨って、第1の方向に連続して延在する第1及び第2のワードトレンチを形成する工程と、
    前記第1及び前記第2のワードトレンチを挟むように、第1及び第2のダミーワードトレンチを形成する工程と、
    前記第1及び前記第2のワードトレンチ内に、第1及び前記第2の埋め込みワード線を埋め込む工程と、
    前記第1及び前記第2のダミーワードトレンチ内に、第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線を埋め込む工程を有し、
    前記第1及び前記第2のダミーワードトレンチの前記第2の方向の第1の幅は、前記第1及び前記第2のワードトレンチの前記第2の方向の第2の幅より狭く形成されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 前記第1及び前記第2のダミーワードトレンチの第1の深さは、前記第1及び前記第2のワードトレンチの第2の深さより深いことを特徴とする請求項15に記載の半導体装置の製造方法。
  17. 前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線と前記第1及び前記第2の埋め込みワード線は、それぞれ前記第1の方向と垂直の第2の方向の中心点を通る前記第1の方向に中心線を有しており、前記中心線はそれぞれ互いに等間隔で配置されていることを特徴とする請求項15又は16に記載の半導体装置の製造方法。
  18. 前記第1及び前記第2のダミーワードトレンチの内面にゲート絶縁膜を形成し、
    前記第1及び前記第2のダミーワードトレンチの底部に、前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線を埋め込み、
    前記第1及び前記第2の埋め込みダミーワード線の上面に、キャップ絶縁膜を形成すること特徴とする請求項15から17のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  19. 前記第1及び前記第2のダミーワードトレンチ内の全体にキャップ絶縁膜を埋め込むこと特徴とする請求項15から17のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  20. 前記第1及び前記第2のダミーワードトレンチは、上部と、前記第2の方向の幅が前記上部の前記第2の方向の幅より広い下部を有するように形成され、
    前記上部の前記第2の方向の幅が前記第1の幅に対応すること特徴とする請求項19に記載の半導体装置の製造方法。
  21. 前記第1及び前記第2のダミーワードトレンチの前記第2の方向の前記第1の幅を、前記第1及び前記第2のワードトレンチの前記第2の方向の前記第2の幅より狭く形成することにより、前記活性領域内のソース・ドレイン領域の面積を拡大させること特徴とする請求項15から20のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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