JP2014213993A - 搬送システム - Google Patents

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Hideo Yanagisawa
秀生 柳澤
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    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions

Abstract

【課題】搬送対象物の形態等の搬送条件に応じ、搬送対象物を効率よく搬送可能な搬送システムを提供する。
【解決手段】本発明の搬送システムは、搬送手段としての種類が異なる複数の搬送車両A、B及び複数人の搬送作業員Cと、種類が異なる複数の搬送治具D〜Fと、作業用コンピュータ1とを備えている。作業用コンピュータ1は、第1〜3メモリ73〜75及びCPU76を有する装置本体70と、キーボード71と、ディスプレイ72とを有している。この搬送システムでは、搬送作業を行う搬送対象物3〜5とその搬送条件とをキーボード71〜入力することにより、搬送車両A、B及び搬送作業員Cから、搬送対象物3〜5の搬送条件に合致した特定搬送手段A’〜C’が選出される。また、搬送治具D〜Fから搬送対象物3〜5の搬送条件に合致した特定搬送治具D’〜F’が選出される。
【選択図】図3

Description

本発明は搬送システムに関する。
特許文献1に従来の搬送システムが開示されている。この搬送システムは、搬送手段としての搬送装置によって搬送対象物を出発地点から到着地点まで搬送する。搬送装置は、複数の台車が連結部材によって連結されることで構成されている。つまり、この搬送システムでは、台車が連結される台数が相違する複数種類の搬送装置を備えている。
この搬送システムでは、搬送対象物の大きさ及び重量に応じて搬送装置の種類を選択する。具体的には、四台の台車で構成された搬送装置を選択したり、六台の台車で構成された搬送装置を選択したり、八台の台車で構成された搬送装置を選択したりする。こうして、この搬送システムでは、搬送対象物に応じた種類の搬送装置によって、出発地点から到着地点まで搬送対象物を搬送することが可能である。
特開2011−81585号公報
しかし、上記従来の搬送システムでは、搬送対象物の大きさ及び重量に応じて搬送装置の種類を選択しているだけであるため、搬送対象物の形態等、他の搬送条件が異なれば、たとえ共通の台車を用いていても、その搬送対象物を搬送することができない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、搬送対象物の形態等の搬送条件に応じ、搬送対象物を効率よく搬送可能な搬送システムを提供することを解決すべき課題としている。
本発明の搬送システムは、搬送対象物を出発地点から到着地点まで搬送するために必要な一又は複数の搬送手段及び搬送治具を選出する搬送システムであって、
全ての前記搬送手段の特性と個数と現状とを含む搬送手段データを記憶する第1記憶手段と、
全ての前記搬送治具の特性と個数と現状とを含む搬送治具データを記憶する第2記憶手段と、
前記出発地点と、前記到着地点と、前記搬送対象物の重量及び形態と、前記搬送対象物における前記搬送治具を係合可能な係合部の位置及び形状とを含む搬送条件を入力可能な入力手段と、
前記搬送手段データ及び前記搬送治具データに基づき、前記搬送条件に合致する前記搬送手段及び前記搬送治具を特定搬送手段及び特定搬送治具として選出する選出手段と、
前記特定搬送手段及び前記特定搬送治具を出力可能な出力手段とを備えていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の搬送システムでは、搬送対象物を出発地点から到着地点まで搬送するために必要な一又は複数の搬送手段及び搬送治具を選出する。ここで、第1記憶手段は、全ての搬送手段の特性と個数と現状とを含む搬送手段データを記憶する。また、第2記憶手段は、全ての搬送治具の特性と個数と現状とを含む搬送治具データを記憶する。さらに、入力手段は、出発地点と、到着地点と、搬送対象物の重量及び形態と、搬送対象物における搬送治具を係合可能な係合部の位置及び形状とを含む搬送条件を入力可能である。そして、選出手段は、搬送手段データ及び搬送治具データに基づき、搬送条件に合致する搬送手段及び搬送治具を特定搬送手段及び特定搬送治具として選出する。この後、出力手段は、特定搬送手段及び特定搬送治具を出力する。
このため、この搬送システムでは、搬送対象物の形態等の搬送条件に応じ、その搬送対象物を特定搬送手段によって搬送することができる。また、この搬送システムでは、搬送治具を用いることから、搬送手段の種類を少なくすることができるとともに、搬送手段の稼働率を高くすることが可能となる。
したがって、本発明の搬送システムによれば、搬送対象物の形態等の搬送条件に応じ、効率よく搬送対象物を搬送することができる。
本発明の搬送システムにおいて、搬送手段の特性とは、搬送手段の種類や性能等に関する情報を指す。この搬送手段の種類には、産業車両等の搬送機械の他、人間も含まれる。さらに、産業車両には、牽引車両等の有人搬送車両の他、自律制御による無人搬送車両が含まれる。一方、搬送手段の性能には、例えば産業車両の場合における一台あたりの積載可能量や走行速度の他、走行性能や屋内作業専用又は屋外作業専用等の作業環境等が含まれる。
搬送手段の現状とは、搬送システムが保有する全搬送手段のうち、現在使用可能である搬送手段の特性及び個数に関する情報を指す。
搬送治具の特性とは、搬送治具の用途や性能等に関する情報を指す。この搬送治具の用途には、当該搬送治具がいずれの搬送対象物に対応しているかという搬送対象物に対する用途と、当該搬送治具がいずれの搬送手段に対応しているかという搬送手段に対する用途と、係合部に対応可能な搬送治具の形状、すなわち、係合部に対する搬送治具の用途等とが含まれる。一方、搬送治具の性能には、例えば、搬送治具一個当たりの制限重量の他、搬送治具一個当たりの搬送対象物や搬送手段の接続可能数等が含まれる。
搬送治具の現状とは、搬送システムが保有する全搬送治具のうち、現在使用可能である搬送治具の特性及び個数に関する情報を指す。
搬送対象物の形態とは、搬送対象物の大きさや形状の他、搬送対象物の材質等に関する情報を指す。
本発明の搬送システムにおいて、搬送条件に合致する搬送手段や搬送治具が複数存在する場合、選出手段は、これらの搬送手段や搬送治具を全て特定搬送手段や特定搬送治具として選出することが可能である。この場合、出力手段が複数の特定搬送手段や特定搬送治具を出力することで、作業者等は、出力された特定搬送手段及び特定搬送治具から実際に搬送作業を行う特定搬送手段及び特定搬送治具を任意に選択することが可能となる。
また、搬送条件に合致する搬送手段や搬送治具が複数存在する場合、選出手段は、これらの搬送手段や搬送治具のうちで、最良の搬送手段及び搬送治具を特定搬送手段及び特定搬送治具として選出ことも可能である。
出力手段は、特定搬送手段及び特定搬送治具について、例えば、映像信号や音声信号として出力することが可能である。この場合、ディスプレイやスピーカ等を通じて、作業者に対し特定搬送手段及び特定搬送治具を告知することが可能となる。また、搬送手段が人間である場合、当該人間に対して、自身が搬送対象物に対する特定搬送手段に選出された旨の告知をすることが可能となる。
さらに、出力手段は、特定搬送手段及び特定搬送治具について、制御信号として出力することで、特定搬送手段としての無人車両等の制御を行っても良い。
また、出力手段は、選出手段が搬送条件に合致する搬送手段や搬送治具を選出できなかった場合、その旨を映像信号や音声信号等に出力することで作業者等に告知しても良い。
本発明の搬送システムにおいて、上記の出発地点等の他に種々の条件を搬送条件に含むことが可能である。特に、搬送条件には、到着地点における搬送対象物の姿勢が含まれることが好ましい(請求項2)。また、搬送条件には、出発地点から到着地点に至るまでの搬送対象物の搬送経路が含まれることが好ましい(請求項3)。さらに、搬送条件には、搬送対象物が出発地点から到着地点に至るまでに要する搬送時間と、搬送費用と、搬送エネルギーとが含まれることが好ましい(請求項4)。
これらの場合、搬送条件がより詳細に規定される一方で、詳細な搬送条件に合致した特定搬送手段及び特定搬送治具によって、搬送対象物の搬送作業を好適に行うことが可能となる。なお、上記の搬送経路や搬送時間等の条件を適宜組み合わせることによって、搬送条件とすることもできる。
本発明の搬送システムによれば、低コストで搬送対象物を効率良く搬送可能である。
実施例の搬送システムに係り、各搬送車両機及び搬送作業員を示す模式図である。 実施例の搬送システムに係り、各搬送治具を示す模式図である。 実施例の搬送システムに係り、作業用コンピュータと、第1〜3メモリにそれぞれ記憶される各情報と、キーボードを通じて作業用コンピュータに入力される搬送対象物及び搬送対象物の搬送条件等を示すシステム図である。 実施例の搬送システムに係り、各搬送対象物を示す模式図である。 実施例の搬送システムに係り、倉庫及び搬送経路等を示す模式構造図である。 実施例の搬送システムに係り、特定搬送手段及び特定搬送治具を選出するための演算フローである。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
実施例の搬送システムは、図1に示す種類が異なる複数の搬送車両A、Bと複数人の搬送作業員Cとで構成された搬送手段と、図2に示す種類が異なる複数の搬送治具D〜Fと、図3に示す作業用コンピュータ1とを備えている。この搬送システムでは、搬送車両A、Bや搬送作業員Cから選出された特定搬送手段A’〜C’と、搬送治具D〜Fから選出された特定搬送治具D’〜F’とにより、図4に示す搬送対象物3〜5等の搬送を行う。搬送対象物3〜5等の搬送作業は、図5に示す倉庫7において行われる。
図4に示すように、搬送対象物3〜5は、それぞれ台車9〜11と、荷物13〜15とで構成されている。具体的には、搬送対象物3は、台車9と、台車9に陳列された荷物13とで構成されている。搬送対象物4は、台車10と、台車10に陳列された荷物14とで構成されている。搬送対象物5は、台車11と、台車11に陳列された荷物15とで構成されている。なお、台車9〜11と荷物13〜15との組み合わせは、荷物13〜15の重量や大きさによって適宜決定されている。
台車9は複数の脚部9aを有している。これらの各脚部9aの下端には、車輪17がそれぞれ取り付けられている。また、台車9には係合部19が設けられている。この係合部19は、支持板19aと係合突起19bとからなる。支持板19aは各脚部9aに固定されており、台車9の下方に位置している。係合突起19bは、支持板19aに固定されており、台車9の下方に向かって垂直に延びている。
台車10は複数の脚部10aを有している。これらの各脚部10aの下端にも、車輪17がそれぞれ取り付けられている。また、台車10には係合部21が設けられている。この係合部21は、各脚部10aの下方にそれぞれ固定された一対の係合片21a、21bとからなる。各係合片21a、21bは、各脚部10aの外側に向かって突出している。
台車11は複数の脚部11aを有している。これらの各脚部11aの下端にも、車輪17がそれぞれ取り付けられている。また、台車11には係合部23が設けられている。この係合部23は、支持板23aと係合孔23bとからなる。支持板23aは各脚部11aに固定されており、台車11の下方に位置している。係合孔23bは、支持板23aの中央に貫設されている。
図5に示すように、倉庫7内には、搬送車両A、Bや搬送作業員Cが移動可能な床面7aが形成されている。また、この床面7aには、搬送対象物3〜5や他の荷物等により、複数の陳列島24〜33が形成されている。
また、倉庫7内には、作業所35と待機所37とが設けられている。作業所35では、陳列されている搬送対象物3〜5等の倉庫7からの搬出作業や、新たな搬送対象物3〜5等の倉庫7内への搬入作業が行われる。待機所37には、非作業中の搬送車両A、Bが格納されている他、非作業中の搬送作業員Cが待機している。また、待機所37には、上記の搬送治具D〜Fが収納されている。
また、床面7aには、搬送対象物3〜5等を搬送するための搬送経路40〜42等が設定されている。なお、同図中に示す搬送経路40〜42は、床面7aに設定された搬送経路の一例であり、床面7aには、搬送経路40〜42以外にも複数の搬送経路が設定されている。
図1に示すように、搬送車両Aは、搬送作業員Cまたは専用の運転手によって操縦される有人の牽引車両である。この搬送車両Aには、作業灯51と、連結部材53とが設けられている。作業灯51は、搬送車両Aによる搬送作業が行われる際に点灯する他、点灯することで、搬送作業員Cや運転手に対して自己の場所を告知する。連結部材53は搬送車両Aの後端に取り付けられており、図2に示す各搬送治具D〜Fを接続することが可能となっている。
搬送車両Bは、自律制御による走行が可能な無人の牽引車両である。この搬送車両Bには、連結部材55が設けられている。連結部材55は搬送車両Bの上端に取り付けられており、図2に示す各搬送治具D〜Fを接続することが可能となっている。
図1に示す搬送作業員Cは、搬送対象物3〜5等の搬送作業に従事する成年男性及び成年女性である。搬送作業員Cは搬送対象物3〜5等を実際に搬送する他、搬送車両A、B及び搬送対象物3〜5等に対する搬送治具D〜Fの取り付け作業を行う。
図2に示す搬送治具Dは、略矩形状に形成された治具本体60に対し、連結孔60a、60bを設けることで形成されている。各連結孔60a、60bは、それぞれ治具本体60の一端側と他端側とに貫設されている。また、治具本体60の周囲には、複数の凹部60cと複数の凸部60dとが形成されている。
搬送治具Eは、略矩形状に形成された治具本体61に対し、連結孔61aと、切欠き61bと、係合凹部61cとを設けることで形成されている。連結孔61aは、治具本体61の一端側に貫設されている。切欠き61b治具本体61の他端側から一端側に向かって設けられている。係合凹部61cは治具本体61の略中央に形成されている。この係合凹部61cは、切欠き61bの一端側と連通している。また、治具本体61の周囲には、複数の凹部61dと複数の凸部61eとが形成されている。
搬送治具Dは、台車本体62と、アーム63とで構成されている。台車本体62には、一対の車輪62a(同図では、片側の車輪62aのみを図示している。)と、連結部材62bとが設けられている。連結部材62bは、台車本体62の上方に向かって垂直に延びている。アーム63は、台車本体62に取り付けられている。このアーム63の先端には、連結孔63aが形成されている。
図3に示すように、作業用コンピュータ1は、装置本体70と、キーボード71と、ディスプレイ72とを有している。装置本体70内には、第1〜3メモリ73〜75と、CPU76とが設けられている。キーボード71が本発明における入力手段に相当する。また、第1メモリ73が本発明における第1記憶手段に相当する。さらに、第2メモリ74が本発明における第2記憶手段に相当する。そして、CPU76が本発明における演算手段及び出力手段に相当している。また、ディスプレイ72も本発明における出力手段に相当している。
第1メモリ73には、搬送手段データである搬送車両A、B及び搬送作業員Cの特性がそれぞれ記憶されている。ここで、搬送車両A、Bの特性とは、上記のような有人操作及び無人操作等の種別や連結部材53、55の位置の他、搬送車両A、Bにおける一台当たりの搬送可能重量及び走行速度等の各性能や屋外作業用又は屋内作業用等の各用途等に関する情報を指す。また、搬送作業員Cの特性とは、各搬送作業員Cの性別や身体能力等の情報を指す。
さらに、第1メモリ73には、搬送手段データである搬送車両A、Bの全台数及び搬送作業員Cの全人数がそれぞれ記憶されている。また、第1メモリ73には、搬送手段データである搬送車両A、B及び搬送作業員Cの現状がそれぞれ記憶されている。この搬送車両A、B及び搬送作業員Cの現状には、大別して、現在搬送作業を行っているという作業中情報と、現在待機中であるという待機中情報とが存在する。これらの作業中情報と待機中情報とは、常に更新される。
作業中情報には、搬送作業を行っている搬送車両A、Bの毎の台数情報及び搬送作業員Cの人数情報と、倉庫7内における搬送車両A、B及び搬送作業員Cの位置情報と、搬送車両A、B及び搬送作業員C毎の搬送作業の終了予定時刻等とが含まれる。
一方、待機中情報には、即時搬送作業が可能な状態で待機している搬送車両A、Bの台数情報及び搬送作業員Cの人数情報と、搬送作業が予定されている搬送車両A、B及び搬送作業員Cの開始予定時刻の情報とが含まれている。また、待機中情報には、整備作業等により搬送作業が不可能な状態で待機している搬送車両A、Bの情報や、搬送作業が不可能な状態で待機している搬送車両A、B及び搬送作業員Cについての搬送作業の開始可能時刻等の情報も含まれている。
第2メモリ74には、搬送治具データである搬送治具D〜Fの特性がそれぞれ記憶されている。ここで、第2メモリ74に記憶されている搬送治具Dの特性とは、以下のとおりである。すなわち、搬送治具Dは、図2に示す治具本体60の一端側に設けられた連結孔60aに対して、図1に示す搬送車両Aの連結部材53や搬送車両Bの連結部材55を挿通可能となっている。また、図2に示すように、この搬送治具Dは、治具本体60の他端側に設けられた連結孔60bに対して、図4に示す台車9の係合突起19bを挿通することが可能となっている。これにより、この搬送治具Dは、図1に示す搬送車両Aや搬送車両Bと、図4に示す台車9とを連結することが可能となっている。こうして、搬送治具Dにより、搬送車両Aや搬送車両Bが搬送対象物3を搬送することが可能となる。さらに、この搬送治具Dでは、凹部60cと凸部60dとを介して複数の搬送治具D同士を連結することが可能となっている。これにより、この搬送治具Dでは、複数の搬送車両Aや搬送車両Bによって搬送対象物3を搬送することが可能となっている。
第2メモリ74に記憶されている搬送治具Eの特性とは、以下のとおりである。すなわち、搬送治具Eは、図2に示す連結孔61aに対して、図1に示す搬送車両Aの連結部材53や搬送車両Bの連結部材55を挿通可能となっている。また、図2に示すように、この搬送治具Eは、係合凹部61cに対して、図4に示す台車9の係合突起19bを挿通可能となっている他、台車10の係合片21aや係合片21bを嵌め込むことが可能となっている。これにより、この搬送治具Eは、図1に示す搬送車両Aや搬送車両Bと、図4に示す台車9とを連結することが可能となっている他、搬送車両Aや搬送車両Bと、台車10とを連結することが可能となっている。こうして、搬送治具Eにより、搬送車両Aや搬送車両Bが搬送対象物3や搬送対象物4を搬送することが可能となる。さらに、この搬送治具Eでは、凹部61dと凸部61eとを介して複数の搬送治具E同士を連結することが可能となっている。これにより、この搬送治具Eでは、複数の搬送車両Aや搬送車両Bによって搬送対象物3や搬送対象物4を搬送することが可能となっている。また、この搬送治具Eは、凹部61dと凸部61eとを介して搬送治具Dと連結することも可能となっている。
第2メモリ74に記憶されている搬送治具Fの特性とは、以下のとおりである。すなわち、搬送治具Fは、図2に示す連結部材62bを図4に示す台車11の係合孔23bに挿通可能である。また、搬送治具Fは、図2に示すアーム63の連結孔63aに対して、図1に示す搬送車両Aの連結部材53や搬送車両Bの連結部材55を挿通可能となっている。これにより、この搬送治具Fは、搬送車両Aや搬送車両Bと、図4に示す台車11とを連結することが可能となっている。また、この搬送治具Fは、図2に示すアーム63を図1に示す搬送作業員Cが保持することが可能となっている。こうして、搬送治具Fにより、搬送車両A、Bや搬送作業員Cが搬送対象物5を搬送することが可能となる。また、この搬送治具Fは、搬送治具D、Eと組み合わせることで、搬送車両A、Bや搬送作業員Cが搬送対象物3や搬送対象物4を搬送することも可能となっている。
さらに、第2メモリ74には、搬送治具データである各搬送治具D〜Fの全個数と、各搬送治具D〜Fの現状とがそれぞれ記憶されている。各搬送治具D〜Fの現状には、現在使用可能である搬送治具D〜Fの種類と個数に関する情報と、搬送作業中の搬送治具D〜Fにおける搬送作業予定時刻等に関する情報とが含まれている。これらの各搬送治具D〜Fの現状は常に更新される。
図3に示す第3メモリ75には、現在時刻と、図5に示す倉庫7の床面7aを座標化した座標データと、搬送経路40〜42を含む全ての搬送経路と、搬送対象物3〜5等の重量と、倉庫7内における搬送対象物3〜5等の陳列位置情報が記憶されている。なお、座標データには、作業所35や待機所37の座標等が記憶されている。
搬送対象物3〜5等の陳列位置情報とは、倉庫7内における各陳列島24〜33のうち、例えば、搬送対象物3は陳列島24〜28に存在し、搬送対象物4は陳列島30に存在し、搬送対象物5は陳列島33に存在しているという情報である。
図3に示すキーボード71は、搬送作業の対象となる搬送対象物3〜5等と、搬送対象物3〜5等における各搬送条件とを装置本体70に入力することが可能となっている。CPU76は、第1〜3メモリ73〜75に記憶された各データと、キーボード71から入力された搬送対象物3〜5等及びこれらの各搬送条件とを演算を行う。ディスプレイ72には、CPU76による演算結果が表示される。なお、搬送対象物3〜5等における各搬送条件及びCPU76による演算についての詳細は後述する。
さらに、この作業用コンピュータ1は、図1に示す搬送車両A、Bとそれぞれ無線通信が可能となっている。これにより、作業用コンピュータ1は、搬送車両A、Bに対して制御信号を送信することが可能となっている。作業用コンピュータ1からの制御信号を受信した搬送車両Aでは、作業灯51を点灯させることが可能となっている。また、作業用コンピュータ1からの制御信号を受信した搬送車両Bでは、自律制御プログラムを構築することが可能となっている。
これらのように構成された搬送システムでは、図6に示すフローに従って、搬送対象物3〜5等の搬送作業を行う特定搬送手段A’〜C’と、特定搬送治具D’〜F’とを選出する。以下、作業用コンピュータ1による特定搬送手段A’〜C’及び特定搬送治具D’〜F’の選出処理について、倉庫7内に陳列された搬送対象物4を作業所35まで搬送する場合を例に説明する。
搬送作業を開始するに当たり、オペレータはキーボード71を操作して、搬送対象物4と、その搬送条件とを作業用コンピュータ1に入力する(ステップS101)。搬送対象物4の搬送条件とは、図3に示すように、搬送対象物4を搬送する際の出発地点及び到達地点と、搬送対象物4の重量と、搬送対象物4の形態と、係合部21の位置と、係合部21の形状と、搬送対象物4の姿勢と、搬送対象物4の搬送経路と、搬送対象物4の搬送時間と、搬送対象物4の搬送費用と、搬送対象物4の搬送エネルギーとである。
本実施例では、図5に示すように、搬送作業を行う搬送対象物4が陳列島30の地点P1に存在している。このため、出発地点としては地点P1を入力する。また、搬送対象物4を作業所35まで搬送するため、到達地点としては作業所35を入力する。搬送対象物4の重量としては、図4に示す台車10と、台車10に収納された2個の荷物14との合計重量を入力する。搬送対象物4の形態としては、本実施例では、搬送対象物4が台車10と、台車10に収納された荷物14とで構成されていることを入力する。係合部21の位置としては、係合部21は台車10の各脚部10aの下方に位置していることを入力する。係合部21の形状としては、係合部21が一対の係合片21a、21bであることを入力する。
搬送対象物4の姿勢としては、搬送対象物4の搬送中における特定の姿勢の他、搬送対象物4の搬送完了時における姿勢を入力する。このような搬送対象物4の姿勢を搬送条件とするのは、例えば、搬送作業時に必要以上に傾いた状態で搬送対象物4を搬送すると、荷物14が損傷等するおそれがあり、それを防止するために必要となる場合があるためである。また、他の理由として、作業所35において荷物14の搬出作業を行う際、荷物14の上面等の特定面がいずれの方向を向いているかが重要となる場合が存在し、それに対応できるようにするためである。
搬送対象物4の搬送経路としては、搬送対象物4を搬送するに当たって選択し得る全ての搬送経路からオペレータが選択した一つの搬送経路を入力する。本実施例では、図5に示す搬送経路40を入力した。搬送対象物4の搬送時間としては、搬送作業を完了するまでに要求する時間を入力する。本実施例では、搬送条件を入力している現在時刻から15分後の時刻に搬送作業が完了するように搬送時間を入力した。搬送対象物4の搬送費用としては、搬送対象物4を搬送するに当たって許容し得る搬送費用の値、すなわち、搬送車両A、Bの各燃料費(電力量)や搬送作業員Cの人件費等の値を入力する。本実施例では、搬送費用として許容し得る最小値を入力した。搬送対象物4の搬送エネルギーとしては、搬送対象物4を搬送するに当たって許容し得る二酸化炭素排出量や電力使用量等の値を入力する。本実施例では、許容し得る二酸化炭素排出量のうちの最小値を入力した。このような搬送対象物4の搬送費用や搬送エネルギーを搬送条件とするのは、例えば、搬送費用や搬送エネルギーと搬送時間とのいずれを優先させるかが重要となる場合が存在し得るためである。
図3に示す作業用コンピュータ1では、CPU76がこれらの入力された各搬送条件と、第3メモリ75に記憶されている各データとを基に、搬送対象物4の搬送作業が実現可能であるか否かを判断する(図6に示すステップS102)。ここで、例えば、出発地点として入力された地点P1には搬送対象物4が存在していない等、入力された搬送対象や搬送条件と作業用コンピュータ1に記憶されている各情報とに齟齬が生じる場合には、作業用コンピュータ1は、搬送対象物4の搬送作業が実現不可能であると判断する。そして、CPU76が搬送対象物4の搬送作業が実現不可能であると判断した場合(ステップS102:NO)には、ディスプレイ72上に搬送対象物4の搬送作業が実現不可能である旨の表示がされるとともに、搬送対象物4やその搬送条件の再入力を促す表示される(ステップS113)。
一方、CPU76が搬送対象物4の搬送作業について、実現可能であると判断した場合(ステップS102:YES)には、CPU76は、搬送条件に沿った搬送対象物4の搬送作業を実現するために各種の演算を行う。具体的には、CPU76は、第1メモリ73に記憶されている搬送車両A、B及び搬送作業員Cの各特性や各現状を基に、搬送対象物4の搬送条件に合致し得る搬送車両A、Bの各台数や搬送作業員Cの人数である候補手段データを算出する(ステップS103)。
ここで、CPU76は、搬送対象物4の搬送条件に合致し得る搬送車両A、Bの各台数や搬送作業員Cの人数についての組み合わせが複数となる場合、つまり、候補手段データが複数となる場合には、これらの全てを算出する。本実施例では、搬送対象物4の搬送条件に合致し得る三種類の搬送車両A等の組み合わせを算出した。具体的には、4台の搬送車両Aと4人の搬送作業員Cとからなる第1候補手段データと、6台の搬送車両Bと1人の搬送作業員Cとからなる第2候補手段データと、2台の搬送車両A及び2人の搬送作業員Cと、2台の搬送車両Bとからなる第3候補手段データとが算出された。CPU76は、これらの第1〜3候補手段データを第1メモリ73に一時的に記憶させる(ステップS104)。なお、第1〜3候補手段データ含まれる搬送作業員Cは、本実施例では、搬送車両Aの操縦者又は搬送治具D〜Fの取り付け作業を行うのみであり、搬送対象物4の搬送に対して直接には加担しない。
次に、CPU76は、第2メモリ74に記憶された搬送治具D〜Fの特性を基に、第1〜3候補手段データ毎に必要とされる搬送治具D〜Fの種類及び個数を候補治具データとしてそれぞれ算出する(ステップS105)。本実施例において、CPU76は、第1候補データに対しては、4個の搬送治具Eと、4個の搬送治具Fとが必要であるとする第1候補治具データを算出した。また、CPU76は、第2候補データに対しては、12個の搬送治具Eが必要であるとする第2候補治具データを算出した。さらに、CPU76は、第3候補データに対しては、4個の搬送治具Eと、2個の搬送治具Fとが必要であるとする第3候補治具データを算出した。CPU76は、これらの第1〜3候補治具データを第2メモリ74に一時的に記憶させる(ステップS106)。なお、本実施例では、第1〜3候補手段データに対して、それぞれ第1〜3候補治具データが一つずつ算出されているが、例えば、第1候補手段データに対して二以上の候補治具データが算出される場合も存在する。
そして、CPU76は、第2メモリ74に記憶された搬送治具D〜Fの個数及び現状を基に、算出した第1〜3候補治具データのうち、少なくとも一つは選択可能であるか否かを判断する(ステップS107)。ここで、第2メモリ74に記憶されている搬送治具D〜Fの現状等から、算出した第1〜3候補治具データのいずれも選択することができない場合(ステップS107:NO)には、CPU76は、候補手段データの算出が再度可能であるか否かを判断する(ステップS114)。そして、CPU76が各搬送手段データに基づき、候補手段データを再度算出することが可能である場合(ステップS114:YES)には、ステップS103に戻って、候補手段データの算出を行う。一方、CPU76が候補手段データの算出について、不可能であると判断した場合(ステップS114:NO)には、ディスプレイ72に対して、特定搬送手段A’〜C’及び特定搬送治具D’〜F’の選出が不可能である旨の表示を行い、オペレータに告知する(ステップS115)。これにより、作業用コンピュータ1は、搬送対象物4の搬送作業を行う特定搬送手段A’〜C’及び特定搬送治具D’〜F’の選出処理を終了する。
本実施例では、第2メモリ74に記憶されている搬送治具D〜Fの現状等から、CPU76は、第2、3候補治具データは選択可能であると判断した(ステップS107:YES)。一方、本実施例では、現在使用可能な搬送治具Fの個数が不足しているため、CPU76は、第1候補治具データを選択できないと判断した。このため、CPU76は、第1候補手段データの選択も不可能であると判断した。これにより、CPU76は、第1メモリ73に一時的に記憶させた第1候補手段データの消去を行う。
次に、CPU76は、選択可能な候補手段データ及び候補治具データの組み合わせが二以上存在しているか否かを判断する(ステップS108)。本実施例では、第2候補手段データと第2候補治具データとの組み合わせと、第3候補手段データと第3候補治具データとの組み合わせとが存在する(ステップS108:YES)。このため、CPU76は、第2候補手段データと第2候補治具データとの組み合わせと、第3候補手段データと第3候補治具データとの組み合わせとから、最良の組み合わせを選択する(ステップS109)。
ここで、本実施例では、第2候補手段データと第3候補手段データとのいずれを選択しても搬送対象物4の各搬送条件に合致することとなる。しかし、本実施例では、第2候補手段データを選択することで、搬送費用及び搬送エネルギーをより少なくすることが可能であった。このため、CPU76は、第2候補手段データと第2候補治具データとの組み合わせが最良の組み合わせであると判断する。
こうして、CPU76は、搬送対象物4の搬送条件に合致した6台の搬送車両Bと1の搬送作業員Cとをそれぞれ特定搬送手段B’及び特定搬送手段C’として選出するとともに、12個の搬送治具Eを特定搬送治具E’として選出する(ステップS110)。なお、上記のステップS108において、例えば、搬送対象物4の各搬送条件に合致する候補手段データと候補治具データとして、第2候補手段データと第2候補治具データとの組み合わせしか存在しない場合(ステップS108:NO)にも、6台の搬送車両Bと1の搬送作業員Cとがそれぞれ特定搬送手段B’及び特定搬送手段C’として選出され、12個の搬送治具Eが特定搬送治具E’として選出されることとなる。
そして、選出されたこれらの特定搬送手段B’、C’及び特定搬送治具E’は、ディスプレイ72に表示される(ステップS111)。これにより、オペレータに対する告知を行う。また、CPU76は、6台の特定搬送車両B’に対して制御信号を送信する(ステップS112)。こうして、作業用コンピュータ1による搬送対象物4の搬送作業を行う特定搬送手段B’、C’と、特定搬送治具E’との選出処理が終了する。
上記の制御信号を受信することにより、各特定搬送車両B’は、自律制御プログラムを構築して、図5に示す待機所37から陳列島30の地点P1に向かって走行する。また、ステップS112で告知された内容に基づき、オペレータは待機中の1人の搬送作業員Cに対して、特定搬送手段C’に選出された旨を連絡する。これにより、連絡を受けた特定搬送手段C’は、特定搬送治具E’を持って陳列島30の地点P1に向かい、特定搬送治具E’の取り付け作業を行う。こうして、各特定搬送治具E’によって、搬送対象物4と連結された各特定搬送手段B’は、搬送経路40に沿って、搬送対象物4の搬送作業を開始する。
このように、この搬送システムでは、搬送対象物3〜5の形態等の搬送条件に応じ、その搬送対象物3〜5を特定搬送手段A’〜C’によって搬送することができる。また、この搬送システムでは、搬送治具D〜Fを用いることから、搬送手段である搬送車両A、Bや搬送作業員Cの種類を少なくすることができるとともに、搬送車両A、Bや搬送作業員Cの稼働率を高くすることが可能となっている。
さらに、この搬送システムでは、例え、特定搬送手段A’〜C’の候補となる搬送車両A、Bや搬送作業員Cと、特定搬送手段D’〜F’の候補となる搬送治具D〜Fとの組み合わせが複数となる場合であっても、CPU76は、それらのうちから最良の組み合わせを選出することが可能となっている。このため、この搬送システムでは、搬送対象物3〜5等の搬送作業を行う特定搬送手段A’〜C’と特定搬送手段D’〜F’とを容易に選出することが可能となっている。
さらに、この搬送システムでは、搬送条件として、到着地点における搬送対象物3〜5等の姿勢が含まれている他、搬送対象物3〜5等の搬送経路と搬送時間と搬送費用と搬送エネルギーとが含まれている。このため、この搬送システムでは、詳細な搬送条件に合致した特定搬送手段A’〜C’及び特定搬送治具D’〜F’を選出することが可能となっている。
したがって、実施例の搬送システムによれば、低コストで搬送対象物3〜5等を効率良く搬送可能である。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例では、オペレータが搬送経路40〜42から選択した搬送経路40を搬送条件として入力している。これに対し、オペレータは、搬送条件として搬送経路40〜42の全てを入力し、CPU76が候補手段データ及び候補治具データを算出する過程において、搬送経路40〜42から最良の搬送経路を選択しても良い。この場合、CPU76は、搬送経路40〜42における各道順や距離の他、搬送経路40〜42の各路面状況等の条件を踏まえつつ、特定搬送手段A’〜C’と、特定搬送治具D’〜F’と、搬送経路とを選出する。
また、実施例では、台車9〜11と荷物13〜15とで搬送対象物3〜5を構成している。これに対し、荷物13〜15に対して係合部19、21、23をそれぞれ設けることで、荷物13〜15を搬送対象物3〜5としても良い。
さらに、搬送対象物3〜5の搬送条件として、出発地点を作業所35とし、到達地点を地点P1とすることもできる。この場合、倉庫7に新たに搬入された搬送対象物3〜5を倉庫7内で陳列するための搬送作業を行うことが可能となる。
本発明は物流システムに利用可能である他、産業車両や産業ロボット等の産業機械における自動制御装置等に利用可能である。
3〜5…搬送対象物
19…係合部
21…係合部
23…係合部
71…キーボード(入力手段)
72…ディスプレイ(出力手段)
73…第1メモリ(第1記憶手段)
74…第2メモリ(第2記憶手段)
76…CPU(選出手段、出力手段)
A…搬送車両(搬送手段)
B…搬送車両(搬送手段)
C…搬送作業員(搬送手段)
D〜F…搬送治具
A’〜C’…特定搬送手段
D’〜F’…特定搬送治具

Claims (4)

  1. 搬送対象物を出発地点から到着地点まで搬送するために必要な一又は複数の搬送手段及び搬送治具を選出する搬送システムであって、
    全ての前記搬送手段の特性と個数と現状とを含む搬送手段データを記憶する第1記憶手段と、
    全ての前記搬送治具の特性と個数と現状とを含む搬送治具データを記憶する第2記憶手段と、
    前記出発地点と、前記到着地点と、前記搬送対象物の重量及び形態と、前記搬送対象物における前記搬送治具を係合可能な係合部の位置及び形状とを含む搬送条件を入力可能な入力手段と、
    前記搬送手段データ及び前記搬送治具データに基づき、前記搬送条件に合致する前記搬送手段及び前記搬送治具を特定搬送手段及び特定搬送治具として選出する選出手段と、
    前記特定搬送手段及び前記特定搬送治具を出力可能な出力手段とを備えていることを特徴とする搬送システム。
  2. 前記搬送条件には、前記到着地点における前記搬送対象物の姿勢が含まれる請求項1記載の搬送システム。
  3. 前記搬送条件には、前記出発地点から前記到着地点に至るまでの前記搬送対象物の搬送経路が含まれる請求項1又は2記載の搬送システム。
  4. 前記搬送条件には、前記搬送対象物が前記出発地点から前記到着地点に至るまでに要する搬送時間と、搬送費用と、搬送エネルギーとが含まれる請求項1乃至3のいずれか1項記載の搬送システム。
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