JP2014213696A - パーキングブレーキ装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ベース部材の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成するパーキングブレーキ装置を提供する。【解決手段】本発明のパーキングブレーキ装置は、車体側に支持されるベース部材1と、ベース部材1に回動可能に軸支される操作レバーと、を備え、操作レバーによる回動動作を往復移動動作に変換して制動機構部に伝達するパーキングブレーキ装置において、ベース部材1は、対向して配置される一対の板状部10,20と、板体で形成され、一対の板状部10,20の対向する板面に対して交差するように前記板体の板面が配置されて、一対の板状部10,20同士を連結する連結部30と、を有することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、車両に使用されるパーキングブレーキ装置及びその製造方法に関する。
パーキングブレーキ装置としては、運転席と助手席との間に操作レバーが回動自在に設けられ、この操作レバーの引き起こしによって制動機構部を操作するものが知られている。このパーキングブレーキ装置は、制動機構部に一端が連係するケーブルの他端を操作レバーの引き起こしにより引き込むことで主に駐停車時における車輪制動を行うように構成されている。
このようなパーキングブレーキ装置としては、例えば、フロアトンネル等の車体側にボルト等の締結具で固定される一枚の厚板からなるベース部材と、このベース部材に回動自在に取り付けられる操作レバーと、操作レバーによる回動動作を往復移動動作に変換して制動機構部に伝達する伝達機構と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このようなパーキングブレーキ装置を構成する従来のベース部材は、前記のように一枚の厚板で形成され、車体に対する複数の接合部が車両の前後方向に並ぶように配置されている。そして、これらの接合部の並びは、必ずしも車両の前後方向に沿って平行になるとは限らない。つまり、車両のレイアウト等に応じて接合部の並ぶ方向が車両の前後方向に対して所定の角度をなすように設定される場合もある。
特開2008−87677号公報
しかしながら、前記のように、接合部の並ぶ方向が車両の前後方向に対して所定の角度をなすように設定される従来のパーキングブレーキ装置においては、操作レバーの引き起こしの際に、ベース部材に折り曲げ方向の負荷が加わる。そのため、このパーキングブレーキ装置においては、ベース部材の耐久性を確保すべくベース部材の板厚が増すこととなる。よって、このパーキングブレーキ装置は、それ自体の重量が増加するため、省エネ、低燃費化を目的とする近年の車重軽減の要請に十分に応え得るものではなかった。
そこで、本発明の課題は、ベース部材の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成するパーキングブレーキ装置及びその製造方法を提供することにある。
前記課題を解決した本発明は、車体側に支持されるベース部材と、前記ベース部材に回動可能に軸支される操作レバーと、を備え、前記操作レバーによる回動動作を往復移動動作に変換して制動機構部に伝達するパーキングブレーキ装置において、前記ベース部材は、対向して配置される一対の板状部と、板体で形成され、前記一対の板状部の対向する板面に対して交差するように前記板体の板面が配置されて、前記一対の板状部同士を連結する連結部と、を有することを特徴とする。
このパーキングブレーキ装置は、連結部が一対の板状部の間に配置されているため、一対の板状部の対向する板面と交差する方向の剛性を連結部で確保することができる。このようなパーキングブレーキ装置によれば、喩え薄い板で一対の板状部を構成した場合でも、ベース部材の剛性を高めることができるので、ベース部材が一枚の厚板で形成される従来のパーキングブレーキ装置と異なって、ベース部材の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成することができる。
また、このパーキングブレーキ装置では、連結部は一対の板状部の対向する板面に対して交差する方向の剛性が確保できればよいため、連結部の板厚も必要以上に厚くする必要がない。このようなパーキングブレーキ装置によれば、連結部をより薄く形成することでもパーキングブレーキ装置自体の軽量化を達成することができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置においては、前記一対の板状部のそれぞれは、前記操作レバーの回動軸に対して交差する方向に向けて延びる縦壁部と、この縦壁部の車両前後方向にそれぞれ設けられる脚部と、これらの脚部の各下端部に設けられ、車体側に固定される一組の固定座面部と、を有し、前記連結部は、少なくとも前記一組の固定座面部から前記脚部にかけて設けられる構成とすることが望ましい。
このパーキングブレーキ装置は、操作レバーによる入力に対して、負荷のかかる固定座面部から脚部にかけての剛性を向上させることができる。このようなパーキングブレーキ装置によれば、喩え薄い板で一対の板状部を構成した場合でも、ベース部材の剛性を高めることができるので、ベース部材が一枚の厚板で形成される従来のパーキングブレーキ装置と異なって、ベース部材の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成することができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置においては、前記連結部は、前記縦壁部及び前記脚部を経由して前記一組の固定座面部同士の間を結ぶように延在している構成が望ましい。
このようなパーキングブレーキ装置によれば、一枚の板体で連結部を形成することができるので、部品点数を削減することができる。
また、このパーキングブレーキ装置では、連結部が、縦壁部及び脚部を経由して一組の固定座面部同士の間を結ぶように延在してこれらを互いに連結する。これにより、このパーキングブレーキ装置は、操作レバーからの入力により一組の固定座面部のそれぞれに荷重が掛かった際に、これらが互いに支持し合うことができる。よって、このようなパーキングブレーキ装置によれば、喩え薄い板で一対の板状部を構成した場合でも、ベース部材の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成することができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置においては、前記一組の固定座面部には、車体側に当該一組の固定座面部を固定するボルトの挿通孔を前記一対の板状部の両方に備え、前記連結部は、前記挿通孔に挿通される前記ボルトの周囲を前記一対の板状部同士の間で取り囲む環状部を有する構成が望ましい。
このパーキングブレーキ装置は、固定座面部を車体側にボルトで締結して固定した際に、ボルトの軸力は連結部の環状部に加わる。よって、このようなパーキングブレーキ装置によれば、固定座面部における一対の板状部を喩え薄い板で構成した場合でも、固定座面部の耐久性を確保しつつ、ベース部材の軽量化をも達成することができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置においては、前記連結部は、前記一対の板状部のそれぞれをその厚さ方向に突き抜け可能に突出する突出部を有し、前記一対の板状部は、前記突出部に対応する位置に当該突出部の貫通孔を備え、この貫通孔に挿通された当該突出部の頭部がかしめられて前記連結部が前記一対の板状部同士を連結固定している構成が望ましい。
このようなパーキングブレーキ装置によれば、貫通孔から突き出す連結部の突出部の頭部がかしめられているかどうかを外側から確認することができるため、より確実に一対の板状部同士を連結部で連結固定することができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置においては、前記突出部の前記頭部が熱かしめされて前記連結部が前記一対の板状部同士を連結固定している構成が望ましい。
このパーキングブレーキ装置に適用される熱かしめでは、かしめられる突出部の頭部が予め加熱されることでその内部組織が変化する。これにより機械的に変形し易くなった突出部の頭部が押圧されてかしめられる。
このような熱かしめを適用されたパーキングブレーキ装置は、かしめ作業による一対の板状部の変形が少ない。また、このようなパーキングブレーキ装置によれば、突出部の頭部に適切な押圧力を施して安定したかしめ固定を行うことができるので、ベース部材の品質をより向上させることができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置においては、前記縦壁部は、前記操作レバーの前記回動軸が挿通される軸孔を備え、前記一対の板状部同士の間には、前記回動軸が挿通される円筒部が配置され、前記円筒部の外径は、前記軸孔の内径よりも大きく、前記円筒部の軸方向の両端には、前記軸孔に挿通されて前記軸孔から突出可能に延出する延出部が設けられ、前記円筒部と前記延出部との境には、前記円筒部及び前記延出部の外径差で段差部が形成され、前記軸孔に挿通されて前記軸孔から突出した前記延出部の頭部が前記軸孔の径方向外側に折り返されるようにかしめられて、前記段差部と折り返された前記延出部との間に前記軸孔の周囲の前記縦壁部が固定されている構成が望ましい。
このパーキングブレーキ装置は、操作レバーの回動軸を円筒部により支持する。よって、このようなパーキングブレーキ装置によれば、喩え薄い板で一対の板状部を構成した場合でも、ベース部材の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成することができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置においては、固定される車体側に沿うように配置される前記固定座面部と、この固定座面部から立ち上がる前記脚部との境の屈曲部を形成する前記一対の板状部同士は、対向する板面間の距離が、この屈曲部以外で対向する板面間の距離よりも大きくなるように設定され、前記屈曲部で前記一対の板状部同士の間に配置される前記連結部は、対向する板面間の距離に合わせて前記屈曲部以外で配置される前記連結部よりも幅広に形成されると共に、前記屈曲部における前記一対の板状部同士を連結している構成が望ましい。
このパーキングブレーキ装置は、屈曲部における連結部の幅が他の部分よりも幅広に形成される。よって、このようなパーキングブレーキ装置によれば、操作レバーからの入力により応力が集中し易い屈曲部の剛性を高めることができるので、ベース部材の耐久性を向上させることができる。
また、前記課題を解決するパーキングブレーキ装置の製造方法としては、車体側に支持されるベース部材と、前記ベース部材に回動可能に軸支される操作レバーと、を備え、前記操作レバーによる回動動作を往復移動動作に変換して制動機構部に伝達する請求項1に記載のパーキングブレーキ装置の製造方法であって、対向して配置される一対の板状部、及びこれら一対の板状部同士の間に配置されてこれらを互いに連結する板体で形成される連結部であり、前記連結部は、前記一対の板状部のそれぞれをその厚さ方向に突き抜け可能に、前記板体の板面に沿う方向に突出する突出部を有し、前記一対の板状部は、前記突出部に対応する位置に当該突出部の貫通孔を備えるものを前記ベース部材の材料としてそれぞれ準備する工程と、前記一対の板状部の対向する板面に対して交差するように前記連結部の板面が配置され、かつ前記連結部の突出部を、前記一対の板状部の前記貫通孔に挿通して、前記連結部を内側に配置して前記一対の板状部同士を貝合わせにする工程と、前記貫通孔から突出した前記突出部の頭部に熱かしめを施して前記一対の板状部同士を前記連結部で連結固定することで前記ベース部材を形成する工程と、を有することを特徴とする。
この製造方法によれば、喩え薄い板で一対の板状部を構成した場合でも、ベース部材の剛性を高めることができるので、ベース部材が一枚の厚板で形成される従来のパーキングブレーキ装置と異なって、ベース部材の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成することができるパーキングブレーキ装置を製造することができる。
また、この製造方法では、突出部の頭部に熱かしめを施して一対の板状部同士を前記連結部で連結固定する。よって、この製造方法によれば、かしめ作業による一対の板状部の変形を少なくすることができると共に、突出部を適切に押圧することができるため、安定したかしめ固定を行うことができる。
本発明によれば、ベース部材の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成するパーキングブレーキ装置及びその製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るパーキングブレーキ装置の斜視図である。 図1に示すパーキングブレーキ装置において、ベース部材に軸支される操作レバーを示す模式図である。 図1に示すパーキングブレーキ装置を構成するベース部材の斜視図である。 (a)は、図2のベース部材の正面図、(b)は、(a)のIV方向から見た側面図である。 図3のベース部材の分解斜視図である。 (a)は、ベース部材の環状部を図5のVI方向から見た上面図、(b)は、(a)の変形例を示す上面図である。 (a)及び(b)は、図1のパーキングブレーキ装置における突起部の熱かしめ方法を説明する工程説明図である。 (a)及び(b)は、図1のパーキングブレーキ装置における回動軸を挿通する円筒部の段差かしめ方法を説明する工程説明図である。 (a)は、ベース部材の変形例を示す部分斜視図、(b)は、(a)のIX方向から見た側面断面図である。 他の変形例に係るベース部材の斜視図である。 図10のベース部材の分解斜視図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施形態に係るパーキングブレーキ装置は、運転席と助手席との間のコンソールに操作レバーが回動自在に配置され、車両の駐停車時にこの操作レバーの引き起こしによって、車輪制動を行う制動機構部を操作するものである。なお、以下では車両の右側に運転席が設けられる所謂右ハンドル車に適用されるパーキングブレーキ装置を例にとって説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るパーキングブレーキ装置の斜視図である。なお、以下の説明における「前後左右上下」は、車両の「前後左右上下」に一致させた図1に示す「前後左右上下」の矢印の各方向を基準とする。
図1に示すように、この実施形態に係るパーキングブレーキ装置100は、車体側であるフロアトンネル24の上面に2つのボルト23,23で固定されている。また、図示しない運転席と助手席との位置関係では、パーキングブレーキ装置100は、助手席よりも運転席側(図1の矢印右側)にやや寄せて配置されている。
ちなみに、これらのボルト23,23同士が並ぶ方向D1は、車両の前後方向D2に対して水平方向に所定の角度θをなすように設定されている。
このパーキングブレーキ装置100は、前記のボルト23,23でフロアトンネル24の上面に固定(支持)されるベース部材1と、このベース部材1に回動可能にそれぞれ軸支される操作レバー50及びガイドリンク40と、を備えている。
このパーキングブレーキ装置100は、後に詳しく説明するように、ベース部材1が、一対の板状部10,20(図5参照)と、これら一対の板状部10,20同士を連結する連結部30(図5参照)と、を有して構成されていることを主な特徴としている。
ここでは、まずパーキングブレーキ装置100の全体構成について説明した後にベース部材1について詳細に説明する。
<パーキングブレーキ装置>
パーキングブレーキ装置100の操作レバー50は、前記したように、ベース部材1に回動可能に軸支されている。
次に参照する図2は、図1に示すパーキングブレーキ装置100において、ベース部材1に軸支される操作レバー50を示す模式図である。
図2に示すように、操作レバー50は、レバー基部51から筒状のグリップ部52が延出し、このグリップ部52の先端にはリリースボタン53が設けられている。このリリースボタン53には、グリップ部52内に進退自在に収容されたリリースロッド54の先端部が連結されている。また、リリースボタン53は、リリースロッド54とリリーススプリング(図示省略)とによってグリップ部52の先端から突出する方向に付勢されている。
また、レバー基部51にはベース部材1側のラチェットギヤ35と噛合可能なポール55が回動軸57周りに回動可能に支持されている。このポール55の基端部には前記リリースロッド54の端部が軸支されている。ポール55は、リリースロッド54を介してリリーススプリング(図示省略)の付勢力を受け、その付勢力によってポール55の爪部56をラチェットギヤ35に噛合させるようになっている。
そして、回動軸17周りに回動可能な操作レバー50は、この爪部56とラチェットギヤ35との噛合によってその回動がロックされる。また、ポール55の爪部56は、リリースボタン53の押し込み操作によってラチェットギヤ35との噛合が解除され、これにより操作レバー50は回動自在となる。
レバー基部51は、回動軸17によってベース部材1に回動可能に軸支され、このレバー基部51の回動軸17から離間した位置に操作ケーブルCの一端が係止されている。
なお、図2中、符号40は、ガイドリンクであり、符号27は、ガイドリンク40の回動軸である。
再び図1に戻って、パーキングブレーキ装置100のガイドリンク40は、略扇形状の一対の板材が重ね合わせられ、互いにピンかしめで接合されて構成されている。また、ガイドリンク40は、扇形状の要となる側が回動軸27によってベース部材1に対して回動可能に軸支されている。
そして、ガイドリンク40の扇形状の外周縁には、外周縁の円弧形状に沿うように操作ケーブルCの案内溝43が形成されている。つまり、操作ケーブルCは、ガイドリンク40の外周縁に沿って円弧状に延在している。ちなみに、円弧状に延在する操作ケーブルCは、図示しないが、ガイドリンク40の外周縁の円弧中央部にてかしめ固定されている。
図2に示すように、レバー基部51に基端が係止された操作ケーブルCは、レバー基部51よりも下方に位置するガイドリンク40側に向かって延在する。また、操作ケーブルCは、ガイドリンク40の外周縁に沿って延在することでガイドリンク40から車両の後方に向かって延出することとなる。
再び図1に戻って、ガイドリンク40から車両の後方に向かって延出する操作ケーブルCの先端はイコライザEに係止される。そして、このイコライザEには、一対のコントロールケーブル(図示省略)が連結され、各コントロールケーブルは、左右後輪側のそれぞれに向けて延出して左右後輪のそれぞれに設けられる制動機構部と連係する。
つまり、この実施形態に係るパーキングブレーキ装置100は、図2に示すように、操作者によるグリップ部52の引き起こしによってレバー基部51が回動軸17周りに回動する際に、レバー基部51が操作ケーブルCを引き込む。
これにより操作ケーブルCは、回動軸27周りに回動するガイドリンク40を介してイコライザE(図1参照)を車両の前方に向けて引き寄せることで、コントロールケーブル(図示省略)を介して車輪制動を行うように制動機構部を操作する。
また、車輪制動を解除する際には、操作者はリリースボタン53をグリップ部52の先端部内に押し込むことによって、ラチェットギヤ35に対する爪部56の噛合が解除される。次いで、グリップ部52を元の位置に戻すように押し倒すと、レバー基部51は操作ケーブルCをガイドリンク40側に向かって送り出すように回動軸17周りに回動する。これにより操作ケーブルCは、ガイドリンク40を介してイコライザE(図1参照)を車両の後方に向けて送り出す。そして、このイコライザEに連結されるコントロールケーブル(図示省略)が車輪制動を解除するように制動機構部を操作する。
以上のように、このパーキングブレーキ装置100は、操作レバー50の回動動作を、操作ケーブルC及びガイドリンク40を介して往復移動動作に変換して制動機構部に伝達する構成となっている。
<ベース部材>
次に、パーキングブレーキ装置100のベース部材1について説明する。
図3は、ベース部材1の斜視図である。
ベース部材1は、図3に示すように、外形が略L字状に屈曲する略板体形状を呈しており、その内側が中空となっている。
このベース部材1は、固定座面部2と、この固定座面部2から屈曲部3を境にして立ち上がる脚部5と、この脚部5から上方に延在する縦壁部8と、で主に構成されている。
固定座面部2は、平面視で略矩形を呈しており、フロアトンネル24(図1参照)の上面に沿うように形成されている。
この固定座面部2は、2つ一組で構成され、第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2bは、互いに車両の前後方向に並ぶように配置される。更に詳しく説明すると、後側に配置される第2の固定座面部2bは、前側に配置される第1の固定座面部2aよりも右側にシフトするように配置されている。
そして、第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2bのそれぞれには、ベース部材1をフロアトンネル24(図1参照)の上面に固定する前記のボルト23(図1参照)を挿通するための挿通孔H1が設けられている。ちなみに、これらの挿通孔H1,H1に挿通されるボルト23,23(図1参照)は、前記したように、D1方向(図1参照)に並ぶこととなる。
脚部5は、第1の固定座面部2aの左側縁部から上方に向かって立ち上がるように形成される第1の脚部5aと、第2の固定座面部2bの左側縁部から上方に向かって立ち上がるように形成される第2の脚部5bと、で構成されている。
なお、図3中、符号10aは、脚部5a,5bで板状部10が板面外側(図3の矢印右側)に部分的に膨出した膨出部である。この膨出部10aは、後に詳しく説明するように、連結部30(図5参照)の延在方向に沿って形成されることとなる。図3中、符号35は、ラチェットギヤであり、符号15,25はそれぞれ後記する段かしめで固定された円筒部である。
次に参照する図4(a)は、図2のベース部材1の正面図、図4(b)は、図4(a)のIV方向から見たベース部材1の側面図である。
図4(a)に示すように、第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2bの上下方向のそれぞれ高さは、これらが配置されるフロアトンネル24(図1参照)の上面の高低に合わせて、第1の固定座面部2aよりも第2の固定座面部2bの方が低くなるように構成されている。
そして、これらの第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2bから立ち上がる第1の脚部5a及び第2の脚部5bのそれぞれは、これらの上方で一体となって前記の縦壁部8を形成している。
更に詳しく説明すると、図4(b)に示すように、第1の脚部5aは、第1の固定座面部2aから左側に傾斜するように立ち上がっている。
これに対して、第1の固定座面部2aよりも右側にシフトした第2の固定座面部2bから立ち上がる第2の脚部5bは、複数段からなる階段状に屈曲しながら左側に偏倚して第1の脚部5aと面一となるように一体化している。
つまり、図4(b)の側面視では、第2の脚部5bは、第1の脚部5aよりも右側に偏倚するように形成されている。なお、図4(a)中、符号9は、補強部であり、符号30は、後記する連結部であり、符号31は、連結部30に形成された突出部であり、符号36は、ラチェットギヤ35をかしめ固定するかしめピンである。図4(b)中、符号8は、縦壁部であり、符号31は、連結部30(図4(a)参照)に形成された突出部であり、符号35は、ラチェットギヤである。
再び図4(a)に戻って、第2の脚部5bには、ガイドリンク40(図2参照)の回動軸27(図2参照)が挿通される円筒部25が、後記する段差かしめにより固定されている。この円筒部25の固定位置は、第2の脚部5bの比較的上方で、第1の脚部5a寄りに設定されることが望ましい。このような円筒部25の配置は、回動時のガイドリンク40(図2参照)が第1の脚部5a、第2の脚部5b、後記する補強部9(図1参照)に干渉することが防止されるので望ましい。
縦壁部8には、レバー基部51(図2参照)の回動軸17(図2参照)が挿通される円筒部15が、後記する段差かしめにより固定されている。この円筒部15の固定位置は、ベース部材1の正面視で、後記する連結部30(図5参照)に形成される一対の環状部32,32同士の間の略中央部の上方が望ましい。
また、縦壁部8の円筒部15前方には、円筒部15に挿通されるレバー基部51(図2参照)の回動軸17(図2参照)と同心となる円上にラチェットギヤ35の歯部が並ぶように、前記のラチェットギヤ35がピンかしめで固定されている。
再び図3に戻って、ベース部材1は、第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2b同士を連結するように、補強部9を有している。この補強部9は、図1に示すように、フロアトンネル24(図1参照)の上面の高低に沿うように延びて、第1の固定座面部2aと、これよりも低い位置の第2の固定座面部2bとを連結している。
次に参照する図5は、ベース部材1の分解斜視図である。
図3に示すベース部材1は、図5に示すように、一対の板状部10,20同士の間に、連結部30、ラチェットギヤ35、円筒部15、及び円筒部25を挟み込んで形成されている。
第1の板状部10は、ベース部材1(図3参照)における第1の固定座面部2a(図3参照)、第2の固定座面部2b(図3参照)、及び補強部9の上半分、第1の脚部5a(図3参照)及び第2の脚部5b(図3参照)の右半分、並びに縦壁部8(図3参照)の右半分を形成するものである。
第2の板状部20は、ベース部材1(図3参照)における第1の固定座面部2a(図3参照)、第2の固定座面部2b(図3参照)、及び補強部9の下半分、第1の脚部5a(図3参照)及び第2の脚部5b(図3参照)の左半分、並びに縦壁部8(図3参照)の左半分を形成するものである。
これらの一対の板状部10,20には、その板面の端縁に沿うようにリブ11,21が形成されている。具体的には、板状部10のリブ11は、板状部10の板面の端縁から板状部20側に向かって立ち上がるように形成され、板状部20のリブ21は、板状部20の板面の端縁から板状部10側に向かって立ち上がるように形成されている。
そして、板状部10,20の板面同士が対向し合うように貝合わせされた際に、板状部10,20同士の間に配置される連結部30、ラチェットギヤ35、円筒部15、及び円筒部25のそれぞれの厚さないしはその高さを空けて板面同士が向き合うように、これらのリブ11,21の先端同士は、互いに当接し合うこととなる。
つまり、リブ11,21は、図3に示すように、所定の一部を除いて、ベース部材1の側部を塞ぐように形成されている。
ちなみに、ラチェットギヤ35が取り付けられる縦壁部の上方、並びに第1の固定座面部2a、第2の固定座面部2b、及び補強部9の右側には、リブ11,21が形成されておらず、その部分においてはベース部材1の側部は開放されている。
再び図5に戻って、符号H1は、ボルト23(図1参照)の挿通孔である。符号H3は、後記の円筒部15を介してレバー基部51(図2参照)の回動軸17(図2参照)が挿通される軸孔であり、符号H4は、後記の円筒部25を介してガイドリンク40(図2参照)の回動軸27(図2参照)が挿通される軸孔である。
ちなみに、軸孔H3,H4は、後記する円筒部15,25を段かしめで固定する際のかしめ部が板状部10,20の板面から外側に突出しないように、そのかしめ代を考慮して板状部10,20の合わせの内側に凹む位置に形成されている。
符号H5は、ラチェットギヤ35を板状部10,20に固定する際にかしめピン36が挿通されるピン孔である。なお、板状部10,20のピン孔H5は、ラチェットギヤ35をかしめ固定したかしめピン36が、板状部10,20の板面から外側に突出しないように、そのかしめ代を考慮して板状部10,20の合わせの内側に凹む位置に形成されている。
符号H2は、次に説明する連結部30に設けられる突出部31を挿通する貫通孔である。
連結部30は、図5に示すように、板体がその板面を内側にして略U字形に屈曲した形状を呈し、そのU字の開放側両端部のそれぞれには前記のボルト23(図1参照)を取り囲むように環状部32,32が形成されている。
更に詳しく説明すると、この連結部30は、図4(a)に示すように、第1の固定座面部2aに、一端側の環状部32が配置されると共に、この環状部32から第1の脚部5a、縦壁部8、及び第2の脚部5bを経由して第2の固定座面部2bに延在し、第2の固定座面部2bでは前記のボルト23(図1参照)を取り囲むように、他端側の環状部32が配置されている。
そして、脚部5a,5bで延在する連結部30の板幅(図5の幅B1)は、縦壁部8で延在する板幅(図5の幅B2)よりも広くなるように設定されている。
ちなみに、板状部10に形成される前記の膨出部10aは、脚部5a,5bで延在する連結部30に沿うように形成されている。そして、膨出部10aは、脚部5a,5bで幅広となった連結部30の板幅(図5の幅B1)に対応するように膨出高さ(図5の右方向への膨出長さ)が設定されている。つまり、一対の板状部10,20で連結部30を挟持した際に、連結部30は、膨出部10aにおける板状部10の内側面に当接するようになっている。
図6(a)は、環状部32を図5のVI方向から見た上面図、(b)は、(a)の変形例を示す上面図である。
図6(a)に示すように、環状部32は、ボルト23を取り囲むように、連結部30の端部が略円筒形状に曲げられて形成される。つまり、環状部32の内径は、ボルト23の外径よりも大きく設定される。そして、環状部32の外径は、ボルト23の頭部23aの内側に収まる程度に設定されることが望ましいが、これに限定されるものではなく、頭部23aよりもその外径を大きく設定することもできる。
また、環状部32は、図6(b)に示すように、連結部30の端部を円筒形状に閉じずに、その一部が開放するようにボルト23を取り囲む形状とすることもできる。
再び図5に戻って、連結部30は、その板体の側縁に沿うように複数の突出部31を有している。これらの突出部31は、略U字状に細長に延在する連結部30の板幅方向の両側に、つまり一対の板状部10,20の両方に向けて突出するように形成されている。
そして、前記したように、板状部10,20の両方には、この突出部31に対応する位置に、この突出部31を板状部10,20の板厚方向に貫通させる貫通孔H2が複数形成されている。
なお、板状部10の脚部5における貫通孔H2は、膨出部10aに形成されている。
この突出部31の形状としては、連結部30と一体に形成されている限り特に制限はないが、連結部30の板厚と同じ幅を有する直方体が望ましい。そして、突出部31の突出長さは、前記貫通孔H2の長さ、つまり板状部10,20の板厚よりも長くなるように設定される。
ちなみに、板状部10,20のそれぞれに形成される貫通孔H2の形状は、これに挿通される突出部31の形状に合わせて形成されることは言うまでもない。ちなみに、本実施形態での貫通孔H2の平面形状は矩形に形成されている。
ラチェットギヤ35は、円弧状に歯部が並んでおり、前記の爪部56(図2参照)が噛合するようになっている。
このラチェットギヤ35は、前記のように、かしめピン36が板状部10、ラチェットギヤ35及び板状部20のそれぞれに形成されるピン孔H5に挿通された後、かしめピン36の先端部がかしめられることでベース部材1(図3参照)に取り付けられる。
円筒部15は、前記したように、レバー基部51(図2参照)の回動軸17(図2参照)が挿通されるものであり、円筒部15の軸方向の両端には延出部16が形成されている。この延出部16は、後に詳しく説明するように、円筒部15の内径と同じ内径を有する円筒形状を呈しており、その外径は円筒部15の外径よりも小さい。
円筒部25は、前記したように、ガイドリンク40(図2参照)の回動軸27(図2参照)が挿通されるものであり、円筒部25の軸方向の両端には延出部26が形成されている。この延出部26は、後に詳しく説明するように、円筒部25の内径と同じ内径を有する円筒形状を呈しており、その外径は円筒部25の外径よりも小さい。
<パーキングブレーキ装置の製造方法>
次に、本実施形態に係るパーキングブレーキ装置100の製造方法について説明する。
この製造方法では、図5に示すように、一対の板状部10,20と、連結部30と、が準備される。
次いで、一対の板状部10,20の対向する板面に対して交差するように連結部30の板面が配置され、かつ連結部30の突出部31が、板状部10,20の貫通孔H2に挿通されて、この連結部30を内側に配置して一対の板状部10,20同士が貝合わせにされる。
また、本実施形態では、板状部10,20同士の間に円筒部15,25が配置される。この際、円筒部15の2つの延出部16,16は、板状部10,20のそれぞれの軸孔H3,H3に挿通される。また、円筒部25の2つの延出部26,26は、板状部10,20のそれぞれの軸孔H4,H4に挿通される。
次に、貫通孔H2から突出した前記突出部31の頭部には熱かしめが施されて一対の板状部10,20同士は連結部30にて連結固定される。
図7(a)及び(b)は、突出部31の熱かしめ方法を説明する工程説明図である。
この熱かしめ方法では、図7(a)に示すように、まず板状部10,20の貫通孔H2に連結部30の突出部31を挿通する。この際、突出部31の頭部31aは、貫通孔H2から突き出ることとなる。
次に、突き出した突出部31の頭部31aが加熱されると共にプッシャT1にて押圧される。
この際、加熱された突出部31は塑性変形し易くなると共にプッシャT1により押圧されて扁平化する。
つまり、図7(b)に示すように、貫通孔H2から突出した突出部31の頭部31aは、その扁平化によって貫通孔H2の幅よりも広くなって、連結部30は、図3に示すように、板状部10,20同士を連結固定することとなる。
なお、本実施形態では、プッシャT1自体に突出部31を加熱する加熱機構を備えており、プッシャT1は、突出部31の加熱と押圧とを同時に行うようになっている。ちなみに、プッシャT1は、高圧電流を突出部31に通電することで突出部31を加熱するようになっている。しかしながら、突出部31に対する加熱機構は、これに限定されるものではなく、例えば高周波加熱、摩擦等の他の方法で加熱する構成を採用することもできる。
突出部31に対する押圧力は、かしめ量に応じて適宜に設定することができる。
また、本実施形態の製造方法では、板状部10,20同士の間に配置された円筒部15,25が段差かしめにより板状部10,20と接合される。
図5に示すように、板状部10,20の軸孔H3,H4には、円筒部15,25の両端に形成された延出部16,16,26,26が挿通される。これら円筒部15及び円筒部25のそれぞれに施される段差かしめ方法は、同じ工程が実施されるので、以下では、円筒部15に施される段差かしめ方法についてのみ説明し、円筒部25に施される段差かしめ方法の説明は省略する。
図8(a)及び(b)は、円筒部15の段差かしめ方法を説明する工程説明図である。
図8(a)に示すように、この段差かしめ方法では、板状部10,20のそれぞれに形成される軸孔H3,H3に円筒部15の延出部16,16が挿通される。
なお、円筒部15の外径は、板状部10,20のそれぞれに形成される軸孔H3,H3の内径よりも大きい。また、延出部16,16の外径は、軸孔H3,H3内に収まる程度に設定されている。
そして、延出部16,16の長さは、その頭部が軸孔H3,H3から突出できる程度に設定されている。
このような円筒部15と延出部16との境には、円筒部15及び延出部16の外径差で段差部18が形成されることとなる。
次に、この段差かしめ方法では、図8(b)に示すように、軸孔H3,H3から突出した延出部16,16の頭部が、軸孔H3,H3からの径方向外側に折り返されるようにかしめられる。
これにより、軸孔H3,H3の周囲の縦壁部8は、段差部18と折り返された延出部16との間に挟み込まれることとなる。つまり、円筒部15は、この段差かしめが施されることによって、板状部10,20同士を連結固定すると共に、レバー基部51(図2参照)を縦壁部8(図3参照)に軸支可能とする。
このような段差かしめ方法において、延出部16を折り返すようにかしめるには、図8(a)に示すように、両方の延出部16,16を挟み込むように配置した一対のハトメパンチT2,T2を延出部16,16に向かって押圧するとよい。
そして、本実施形態の製造方法では、前記のように、ラチェットギヤ35(図3参照)を板状部10,20(図3参照)にピンかしめにて取り付けてベース部材1(図3参照)が完成する。
次いで、このベース部材1に、前記の操作レバー50(図2参照)、リリースロッド54(図2参照)、ポール55(図2参照)、ガイドリンク40(図2参照)、操作ケーブルC(図2参照)、イコライザE(図1参照)等を組み付けて本実施形態のパーキングブレーキ装置100の製造方法は終了する。
次に、本実施形態のパーキングブレーキ装置100の奏する作用効果について説明する。
このパーキングブレーキ装置100は、連結部30が一対の板状部10,20の間に配置されているため、一対の板状部10,20の対向する板面と交差する方向の剛性を連結部30で確保することができる。
このようなパーキングブレーキ装置100によれば、喩え薄い板で一対の板状部10,20を構成した場合でも、ベース部材1の剛性を高めることができるので、ベース部材1が一枚の厚板で形成される従来のパーキングブレーキ装置と異なって、ベース部材1の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成することができる。
また、このパーキングブレーキ装置100では、連結部30は一対の板状部10,20の対向する板面に対して交差する方向の剛性が確保できればよいため、連結部30の板厚も必要以上に厚くする必要がない。このようなパーキングブレーキ装置100によれば、連結部30をより薄く形成することでもパーキングブレーキ装置100自体の軽量化を達成することができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置100においては、連結部30は、第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2bから第1の脚部5a及び第2の脚部5bにかけて設けられる構成となっている。これにより、パーキングブレーキ装置100は、操作レバー50による入力に対して、負荷のかかる第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2bから第1の脚部5a及び第2の脚部5bにかけての剛性を向上させることができる。
このようなパーキングブレーキ装置100によれば、喩え薄い板で一対の板状部10,20を構成した場合でも、ベース部材1の剛性を高めることができるので、ベース部材1が一枚の厚板で形成される従来のパーキングブレーキ装置と異なって、ベース部材1の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成することができる。
また、パーキングブレーキ装置100においては、連結部30は、縦壁部8並びに第1の脚部5a及び第2の脚部5bを経由して第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2b同士の間を結ぶように延在している。
このようなパーキングブレーキ装置100によれば、一枚の板体で連結部30を形成することができるので、部品点数を削減することができる。
また、このパーキングブレーキ装置100によれば、操作レバー50からの入力により第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2bのそれぞれに荷重が掛かった際に、これらが互いに支持し合うことができる。よって、このようなパーキングブレーキ装置100によれば、喩え薄い板で一対の板状部10,20を構成した場合でも、ベース部材1の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成することができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置100においては、第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2bをフロアトンネル24にボルト23で締結して固定した際に、ボルト23の軸力は連結部30の環状部32に加わる。よって、このようなパーキングブレーキ装置100によれば、一対の板状部10,20を喩え薄い板で構成した場合でも、第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2bの耐久性を確保しつつ、ベース部材1の軽量化をも達成することができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置100においては、貫通孔H2に挿通された突出部31の頭部31aがかしめられて連結部30が一対の板状部10,20同士を連結固定している。
このようなパーキングブレーキ装置100によれば、貫通孔H2から突き出す連結部30の突出部31の頭部31aがかしめられているかどうかを外側から確認することができるため、より確実に一対の板状部10,20同士を連結部30で連結固定することができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置100においては、熱かしめが施される突出部31の頭部31aが予め加熱されることでその内部組織が変化する。これにより機械的に変形し易くなった突出部31の頭部31aが押圧されてかしめられる。
このような熱かしめが適用されたパーキングブレーキ装置100は、かしめ作業による一対の板状部10,20の変形が少ない。また、このようなパーキングブレーキ装置100によれば、突出部31の頭部31aに適切な押圧力を施して安定したかしめ固定を行うことができるので、ベース部材1の品質をより向上させることができる。
また、このようなパーキングブレーキ装置100においては、段差かしめによって円筒部15,25が一対の板状部10,20に固定され、この円筒部15,25に、操作レバー50の回動軸17、及びガイドリンク40の回動軸27が挿通される。
このパーキングブレーキ装置100によれば、円筒部15,25に、回動軸17,27が挿通されるので、喩え薄い板で一対の板状部10,20を構成した場合でも、ベース部材1の耐久性を確保しつつ、軽量化をも達成することができる。
また、パーキングブレーキ装置100の製造方法によれば、突出部31の頭部31aに熱かしめを施して一対の板状部10,20同士を連結部30で連結固定するので、かしめ作業による一対の板状部10,20の変形を少なくすることができる。また、この製造方法によれば、熱かしめにより突出部31を適切に押圧することができるため、安定したかしめ固定を行うことができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、図3に示すように、固定座面部2から脚部5に掛けて略直角に近い角度で略L字状に屈曲するものを想定しているが、本発明ではこの屈曲部3が面取りされた形状となる構成を採用することもできる。
図9(a)は、ベース部材1の変形例を示す部分斜視図、図9(b)は、図9(a)のIX方向から見た側面断面図である。
図9(a)に示すように、このパーキングブレーキ装置100は、固定座面部2と、この固定座面部2から立ち上がる脚部5との境の屈曲部3に面取り部29を有している。
そして、図9(b)に示すように、屈曲部3にこの面取り部29を形成する一対の板状部10,20同士は、対向する板面間の距離W2が、この面取り部29以外の固定座面部2及び脚部5で対向する板面間の距離W1よりも大きくなるように設定されている。
また、面取り部29で板状部10,20同士の間に配置される連結部30は、対向する板面間の距離に合わせて面取り部29以外の固定座面部2及び脚部5において配置される連結部30よりも幅広に形成されている。
また、この面取り部29における板状部10,20同士は、熱かしめが施された連結部30の突出部31により連結固定されている。
なお、図9(a)及び(b)中、符号32は、環状部である。
このようなパーキングブレーキ装置100によれば、屈曲部3に面取り部29が形成され、この面取り部29における連結部30の幅が他の部分よりも幅広に形成されているので、操作レバー50(図1参照)からの入力により応力が集中し易い屈曲部3の剛性を高めることができる。これによりパーキングブレーキ装置100では、ベース部材1の耐久性を向上させることができる。
前記実施形態に係るベース部材1の連結部材30は、図4(a)に示したように、縦壁部8においては前後方向に延在するように配置されているが、本発明の連結部材30は、縦壁部8の上下方向に延在するように配置することもできる。
次に参照する図10は、他の変形例に係るベース部材1の斜視図である。図11は、図10のベース部材1の分解斜視図である。
図10に示すように、ベース部材1の脚部5a側から縦壁部8に向かって延在する連結部材30は、脚部5aの上端部から脚部5bの上端部に向かう途中(脚部5aと脚部5bとの略中央位置)で上方に向かって屈曲して延出する延出部33aを有している。また、脚部5b側から縦壁部8に向かって延在する連結部材30は、脚部5bの上端部から脚部5aの上端部に向かう途中(脚部5aと脚部5bとの略中央位置)で上方に向かって屈曲して延出する延出部33bを有している。
また、延出部33a,33bは、操作レバー50(図2参照)の回動軸17(図2参照)が設けられる円筒部15と、ポール55(図2参照)の爪部56(図2参照)が噛合するラチェットギヤ35との間に至るまで延在している。そして、延出部33a,33b同士は、脚部5aと脚部5bとの略中央位置で互いに重なって一体になるように接合されている。なお、ここでの延出部33a,33bは、2部材からなりこれらが溶接等により接合されたものを想定しているが、本発明は延出部33a,33bが1部材からなる板体を折り曲げて形成したものとすることもできる。
また、連結部材30は、前記実施形態と同様に、脚部5a(膨出部10a)から第1の固定座面部2aに亙ってL字状に屈曲して延在する延在部30aを有している。そして、延在部30aは、前記のボルト23(図1参照)を半分取り囲むように挿通孔H1周りに環状部32を形成すると共に、この挿通孔H1で折り返されて、第1の固定座面部2aから脚部5a(膨出部10a)に亙ってL字状に屈曲して延在する折り返し部34aを有している。
ちなみに、脚部5aの膨出部10aの内側には、延在部30aと折り返し部34aとが並行するように延在している。
なお、図10中、符号34cは、折り返し部34aの先端が延在部30aに当接するように折り返えされた折り返し切片である。
また、連結部材30は、前記実施形態と同様に、脚部5b(膨出部10a)から第2の固定座面部2bに亙ってL字状に屈曲して延在する延在部30bを有している。そして、延在部30bは、前記のボルト23(図1参照)を半分取り囲むように挿通孔H1周りに環状部32を形成すると共に、この挿通孔H1で折り返されて、第2の固定座面部2bから脚部5b(膨出部10a)に亙ってL字状に屈曲して延在する折り返し部34bを有している。
ちなみに、脚部5bの膨出部10aの内側には、延在部30bと折り返し部34bとが並行するように延在している。
なお、図10中、符号34dは、折り返し部34bの先端が延在部30bに当接するように折り返えされた折り返し切片である。
また、図10中、符号20は、板状部10と対をなす板状部であり、符号9は、補強部であり、符号25は、円筒部である。
以上のような連結部材30を有するベース部材1は、図11に示すように、一対の板状部10,20の対向する板面に対して交差するように連結部30の板面が配置され、かつ連結部30の突出部31が、板状部10,20の貫通孔H2に挿通されて、この連結部30を内側に配置して一対の板状部10,20同士が貝合わせにされる。
この際、円筒部15の2つの延出部16,16は、板状部10,20のそれぞれの軸孔H3,H3に挿通される。また、円筒部25の2つの延出部26,26は、板状部10,20のそれぞれの軸孔H4,H4に挿通される。
そして、貫通孔H2から突出した前記突出部31の頭部には熱かしめが施されて一対の板状部10,20同士は連結部30にて連結固定される。また、円筒部15,25が段差かしめにより板状部10,20と接合される。次いで、ラチェットギヤ35を板状部10,20(図3参照)に、かしめピン36にて取り付けてベース部材1(図3参照)が完成する。
なお、図11中、符号10aは、膨出部であり、符号33a及び33bは、連結部材30の延在部であり、符号32は、連結部材30の環状部であり、符号34a及び34bは、連結部材30の折り返し部であり、符号34c及び34dは、連結部材30の折り返し切片である。
このようなベース部材1の変形例によれば、連結部材30の延出部33a,33bが操作レバー50(図2参照)の回動軸17(図2参照)が設けられる円筒部15と、ポール55(図2参照)の爪部56(図2参照)が噛合するラチェットギヤ35との間に至るまで延在している。そのため、操作レバー50(図2参照)の回動軸17(図2参照)付近の板状部10,20の剛性を一段と高めることができる。これにより、板状部10,20は更に薄板とすることができ、パーキングブレーキ装置100を更に軽量化することができる。
また、このベース部材1の変形例によれば、脚部5a,5bが、延在部30a、環状部32、折り返し部34a、及び折り返し切片34cで形成される閉断面、並びに延在部30b、環状部32、折り返し部34b、及び折り返し切片34dで形成される閉断面で補強される。これにより、板状部10,20は更に薄板とすることができ、パーキングブレーキ装置100を更に軽量化することができる。
また、前記実施形態では、図1に示すように、ボルト23,23同士が並ぶ方向D1が、車両の前後方向D2に対して水平方向に所定の角度θをなすように設定されているが、この角度θは0°以上で適宜に設定することができる。
また、前記実施形態では、連結部30の突出部31を介して一対の板状部10,20同士をかしめ接合しているが、本発明はこれに限定されることなく、例えばプロジェクション溶接等の溶接法にて板状部10,20同士を連結部30で連結固定することもできる。
また、前記実施形態では、一組の固定座面部2は、第1の固定座面部2a及び第2の固定座面部2bの2つで構成されているが、本発明は一組の固定座面部2を3つ以上で構成することもできる。
1 ベース部材
2 固定座面部
2a 第1の固定座面部
2b 第2の固定座面部
3 屈曲部
5 脚部
5a 第1の脚部
5b 第1の脚部
8 縦壁部
10 第1の板状部(一対の板状部)
15 円筒部
16 延出部
17 回動軸
18 段差部
20 第2の板状部(一対の板状部)
23 ボルト
24 フロアトンネル(車体側)
25 円筒部
26 延出部
27 回動軸
30 連結部
31 突出部
32 環状部
40 ガイドリンク
50 操作レバー
51 レバー基部
52 グリップ部
100 パーキングブレーキ装置
H1 挿通孔
H2 貫通孔
H3 軸孔
H4 軸孔
C 操作ケーブル
E イコライザ

Claims (9)

  1. 車体側に支持されるベース部材と、
    前記ベース部材に回動可能に軸支される操作レバーと、を備え、
    前記操作レバーによる回動動作を往復移動動作に変換して制動機構部に伝達するパーキングブレーキ装置において、
    前記ベース部材は、対向して配置される一対の板状部と、
    板体で形成され、前記一対の板状部の対向する板面に対して交差するように前記板体の板面が配置されて、前記一対の板状部同士を連結する連結部と、
    を有することを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  2. 請求項1に記載のパーキングブレーキ装置において、
    前記一対の板状部のそれぞれは、
    前記操作レバーの回動軸に対して交差する方向に向けて延びる縦壁部と、
    この縦壁部の車両前後方向にそれぞれ設けられる脚部と、
    これらの脚部の各下端部に設けられ、車体側に固定される一組の固定座面部と、
    を有し、
    前記連結部は、少なくとも前記一組の固定座面部から前記脚部にかけて設けられることを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  3. 請求項2に記載のパーキングブレーキ装置において、
    前記連結部は、前記縦壁部及び前記脚部を経由して前記一組の固定座面部同士の間を結ぶように延在していることを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のパーキングブレーキ装置において、
    前記一組の固定座面部には、車体側に当該一組の固定座面部を固定するボルトの挿通孔を前記一対の板状部の両方に備え、
    前記連結部は、前記挿通孔に挿通される前記ボルトの周囲を前記一対の板状部同士の間で取り囲む環状部を有することを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のパーキングブレーキ装置において、
    前記連結部は、前記一対の板状部のそれぞれをその厚さ方向に突き抜け可能に突出する突出部を有し、
    前記一対の板状部は、前記突出部に対応する位置に当該突出部の貫通孔を備え、
    この貫通孔に挿通された当該突出部の頭部がかしめられて前記連結部が前記一対の板状部同士を連結固定していることを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  6. 請求項5に記載のパーキングブレーキ装置において、
    前記突出部の前記頭部が熱かしめされて前記連結部が前記一対の板状部同士を連結固定していることを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  7. 請求項2から請求項6のいずれか1項に記載のパーキングブレーキ装置において、
    前記縦壁部は、前記操作レバーの前記回動軸が挿通される軸孔を備え、
    前記一対の板状部同士の間には、前記回動軸が挿通される円筒部が配置され、
    前記円筒部の外径は、前記軸孔の内径よりも大きく、
    前記円筒部の軸方向の両端には、前記軸孔に挿通されて前記軸孔から突出可能に延出する延出部が設けられ、
    前記円筒部と前記延出部との境には、前記円筒部及び前記延出部の外径差で段差部が形成され、
    前記軸孔に挿通されて前記軸孔から突出した前記延出部の頭部が前記軸孔の径方向外側に折り返されるようにかしめられて、前記段差部と折り返された前記延出部との間に前記軸孔の周囲の前記縦壁部が固定されていることを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  8. 請求項2から請求項7のいずれか1項に記載のパーキングブレーキ装置において、
    固定される車体側に沿うように配置される前記固定座面部と、この固定座面部から立ち上がる前記脚部との境の屈曲部を形成する前記一対の板状部同士は、対向する板面間の距離が、この屈曲部以外で対向する板面間の距離よりも大きくなるように設定され、
    前記屈曲部で前記一対の板状部同士の間に配置される前記連結部は、対向する板面間の距離に合わせて前記屈曲部以外で配置される前記連結部よりも幅広に形成されると共に、前記屈曲部における前記一対の板状部同士を連結していることを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  9. 車体側に支持されるベース部材と、前記ベース部材に回動可能に軸支される操作レバーと、を備え、前記操作レバーによる回動動作を往復移動動作に変換して制動機構部に伝達する請求項1に記載のパーキングブレーキ装置の製造方法であって、
    対向して配置される一対の板状部、及び
    これら一対の板状部同士の間に配置されてこれらを互いに連結する板体で形成される連結部であり、
    前記連結部は、前記一対の板状部のそれぞれをその厚さ方向に突き抜け可能に、前記板体の板面に沿う方向に突出する突出部を有し、
    前記一対の板状部は、前記突出部に対応する位置に当該突出部の貫通孔を備えるものを前記ベース部材の材料としてそれぞれ準備する工程と、
    前記一対の板状部の対向する板面に対して交差するように前記連結部の板面が配置され、かつ前記連結部の突出部を、前記一対の板状部の前記貫通孔に挿通して、前記連結部を内側に配置して前記一対の板状部同士を貝合わせにする工程と、
    前記貫通孔から突出した前記突出部の頭部に熱かしめを施して前記一対の板状部同士を前記連結部で連結固定することで前記ベース部材を形成する工程と、
    を有することを特徴とするパーキングブレーキ装置の製造方法。
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