JP2014212555A - デジタルカメラ及び関連する方法 - Google Patents

Abstract

【課題】２つのカメラの使用によって同じ場面の２つの画像を同時に撮影し、後で両方の画像を１つのファイル内に結合することができる写真用カメラ又は電子装置を提供する。【解決手段】本発明は、いくつかの画像（特に、デジタルカメラ（１）の前方の場面の主画像（８）、及びデジタルカメラ（１）を操作している人の追加画像（９）の、２つの画像が同時に捕捉されるように、いくつかのレンズ（２、４）を備えたデジタルカメラ（１）に関する。本発明は、デジタル写真及びデジタルビデオの両方を含む。【選択図】図１

Description

本発明の主題は、複数の画像が同時に撮影されるように、複数のレンズを備えたデジタルカメラである。本発明の別の目的は、取得された画像のうちの少なくとも２つを同時に含む画像を有するフォルダを作成する、画像生成手順（方法）である。

現在、写真又はビデオを撮影するために利用可能な、多くのデジタルカメラが存在する。これらのカメラは、通常、その側面の１つに配置された１つのレンズと、反対側の表示画面とを有しており、ユーザは、画面を見て、取得したいと望む、レンズによって捕捉されている画像を見ることができる。画像が取得されるたびに、それらの画像が写真であるか、又はデジタルビデオであるかに関わらず、カメラはそれらの画像を画像ファイル内に記憶し、その画像ファイルは、カメラの表示画面上で、あるいは、ＰＣ又は同様の装置の画面などのコンピュータ画面上で、後で見られることが可能である。このようなカメラの大きな利点は、画像ファイルが容易に作成及び削除され、これがほとんど費用なしで行われることが可能であるということである。しかし、取得された画像は、異なる場所にいる人に伝えたいと望む意図を正確に描くことができない場合がある。更に、ビデオの特定のケースにおいては、しばしば、ビデオを記録する人が、その人自身の解説を追加するが、これは、その解説を行っている人が誰であるかを見ることも知ることもできないオフ音声（ｏｆｆ ｖｏｉｃｅ）として記録される。

米国特許出願公開第２００８／００３１６０６号明細書には、前方を撮影するカメラと、後方又は側方を撮影する別のカメラとを、移動体内に含む電子装置が記載されている。しかし、この構成はビデオ会議のために設計されており、第２のカメラは、ビデオ会議を行っている人の画像を、その装置自体ではなく聴取者の装置上で表示する。同様に、前記文献には、写真と撮影者とが１つのファイル内で識別されることが可能な方法で、主たるカメラの画像と、第２のカメラによって撮影された画像とを、異なるレイヤを使用して１つの画像上に統合するいかなる手段も、可能性も記載されていない。

現在入手可能な携帯電話機のほとんどにおいて２つのカメラが存在しても、それらのカメラが同様の品質特性を有する画像を同時に撮影する能力を有することを意味せず、まして、両方の写真を１つのファイル内に統合する手段を前記電話機が含むことを意味していないので、撮影された主画像を副画像によって識別するという、所望の目的を満たさない。

米国特許出願公開第２００２／００８３３２３号明細書などの、他の文献には、撮影者のデジタル署名を写真自体と共に含めることによって撮影者を識別する方法が記載されている。これに関する問題は、前記デジタル署名はカメラに関連付けられており、通常の使用では、異なる撮影者が、正確に識別されることなしに、同じカメラを使用する可能性があるということである。欧州特許第１８６３２６６号明細書には、ＧＰＳ座標を写真自体の上に統合することが可能な写真用カメラが記載されている。欧州特許第１８１８８５５号明細書には、カメラを含む携帯電話機又は他の同様の装置上に組み込まれた、赤外線技術を使用する顔識別システムが記載されている。

一般に、最新技術として発見されたいずれの文献にも、２つのカメラの使用によって、同じ場面の２つの画像を同時に撮影し、後で両方の画像を１つのファイル内に結合するという、本明細書に記載された方法を含む、写真用カメラ又は電子装置は記載されていない。

本発明の第１の態様は、従って、デジタルカメラの前方に位置する主たる場面の画像を取得する、前方を向いた主レンズを含む、前記デジタルカメラに焦点が当てられている。加えて、本発明に記載のデジタルカメラは、追加の場面の画像を同時に撮影する、少なくとも１つの追加レンズを含み、場面の全ては、主場面と副場面とを含む１つの「景観（ｓｃｅｎｅｒｙ）」の中にある。

即ち、追加レンズは、主レンズとは異なる方向を向いている。加えて、両方の画像が画面上に同時に表示され、この画面は、現在のデジタルカメラに一般に含まれている画面であってもよく、又は、携帯電話機の場合、携帯電話機の画面であってもよい。

本明細書において、「画像」という語は、広義に解釈されなければならず、従って、画像が取得されると述べる場合、静止画像、即ちデジタル写真及びビデオに言及することを意図している。このように、本発明に記載のデジタルカメラは、主場面と、周辺領域の様々な場面との画像を同時に撮影し、それらの画像は次いで１つの改良された画像ファイルを作成するために使用される。本発明の好ましい実施形態では、追加レンズは後方を向いており、これにより前記デジタルカメラの背後に位置する場面の画像を取得する。従って、デジタルカメラが通常の方法で使用される場合、カメラを取り扱っている人の画像が撮影される。

これにより、写真及び／又は撮影者の識別ができないことに由来する技術的問題が、主画像に副画像を追加することによって解決され、この主画像は、異なる場面に属するものではあるが同じ景観に属する副画像によって識別される。

本発明の別の好ましい実施形態では、主としてビデオ画像に焦点が当てられ、本発明に記載のデジタルカメラは、前記デジタルカメラの前方に位置する場面の音を記録する主マイクロホンと、デジタルカメラの背後に位置する場面の音を記録する追加マイクロホンとを更に含む。主マイクロホンは通常、前方を向き、かつ前方位置にあり、一方、追加マイクロホンは通常、後方を向き、かつ後方位置にあるということが理解されるだろう。

本発明に記載のデジタルカメラの、別の好ましい実施形態は、様々な方向に向けられることができる可動レンズを含む。ユーザは、デジタルカメラの前方に位置する場面の画像を撮影することができ、更に任意の他の領域の画像を、可動レンズをその他の所望の領域に向けることによって、取得することができる。

更に別の好ましい実施形態では、デジタルカメラは、デジタルカメラの右側及び左側を向いた２つの追加レンズを含む。これにより、カメラの前方の場面の写真だけでなく、両側で起きていること（例えば、海又は日没）の写真も撮影又は記録されるため、取得される情報ははるかに多くなる。本発明の別の好ましい実施形態では、カメラは上方及び下方を向いた２つの他の追加レンズを含み、これにより場面の上方（例えば、空）及び下方（例えば、浜辺の砂）で起きていることを捕捉する。

現在の既存のデジタルカメラと比較して多くの利点を提供する、本発明の他の好ましい実施形態について以下で説明する。全体としてこれらの利点は基本的に、情報を追加すること又は取得された画像を修正することを、ユーザが後で行わなければならないのではなく、追加の画像編集ソフトウェアを使用してカメラ自体から行うことを可能にするツールをユーザに提供することから得られる。

このように、好ましい実施形態では、デジタルカメラはユーザが取得された画像をそれらの位置と関連付けることを可能にするＧＰＳポジショニング手段を更に含む。画像の位置に関する情報は、例えば、画像ファイルの名前の中又は画像の上に重ね合わされる、などの様々な方法で追加されてもよい。本発明の別の実施形態によれば、デジタルカメラはデジタル署名を追加する手段を更に含み、この手段はユーザが取得された画像をデジタル署名に関連付けることを可能にする。写真又はビデオは、既に追加されたデジタル署名を使用してカメラから直接ダウンロードされる。

別の特定の実施形態では、デジタルカメラは画像内に現れる人々を認識し、取得された画像をそれらの人々の名前と関連付けることで、ユーザが、画像内に現れる人々、写真を撮影している人、又は画像を記録している人などの名前によって、後で画像を分類することを可能にする画像認識手段を更に含む。

本発明の別の実施形態では、デジタルカメラは取得された画像にテキストを追加するテキスト挿入手段を更に含む。この手段は、ユーザが画像にコメント又は字幕を容易に追加することを可能にする。更に、本発明の第２の好ましい実施形態に従って、上述のタイプのデジタルカメラにおける画像形成手順（方法）が説明され、これは以下の手順を含むことを特徴とする。
ａ）主レンズを使用して、デジタルカメラの前方に位置する場面の第１の画像を取得する。このレンズは、デジタルカメラに通常組み込まれているレンズである。
ｂ）追加レンズを使用して、少なくとも１つの異なる場面の追加画像を同時に取得する。
ｃ）各画像が異なるレイヤ内に記憶されたファイルを作成する。作成されるファイルは現在使用されている任意のタイプの画像ファイルに類似した画像ファイルであり、これはレイヤに分割されているため、これらのレイヤは、別個に編集されること、修正されることなどが可能である。

特定の実施形態では、追加レンズはカメラの後方を向いており、カメラを操作している人の画像を取得する。好ましくは、主画像と追加画像とは、作成された画像ファイル内に同時に表示される。更に好ましくは、より小さなサイズの追加画像が、画像ファイル内に主画像の前に重ね合わせて表示される。本明細書では、小さなサイズとは主画像の表面の約１０分の１のサイズであると定義される。更に、本発明の別の実施形態では、追加画像は主画像の隅に（正確に隅に、又は端から少し離して）配置される。更に、ビデオ画像を取得する特定のケースにおいては、本発明の手順は、好ましくは、主マイクロホンを使用してデジタルカメラの前方に位置する場面の音を記録し、追加マイクロホンを使用して異なる場面の音を同時に記録することを含む。好ましくは、この追加の場面はデジタルカメラの背後に位置し、従ってカメラを操作している人の声が記録される。このように、記録されている場面に関するコメント又は説明が追加されることが可能である。これらの音声ファイルは取得されると、画像ファイル内の異なるレイヤ内に記録される。明らかに、カメラの前方に位置する場面の音は前記場面の画像に、言い換えると主レンズによって取得された画像に、何らかの方法で関連付けられなければならず、一方、カメラを取り扱っている人のコメントに対応する音は追加レンズによって取得された画像と関連付けられなければならない。手順の追加の好ましい実施形態は、取得された画像の位置に関する情報をＧＰＳを使用して取得し、この情報を作成済みの画像ファイルに別のレイヤとして追加することを含む。別の好ましい実施形態では、デジタル署名を追加する手段を使用してデジタル署名が取得され、これは画像ファイルに別のレイヤとして追加される。最後に、別の好ましい実施形態では画像認識手段が使用されて画像内に現れる人の名前が取得され、画像ファイルの新たなレイヤ内に追加される。記載したもののようなデジタルカメラは、例えば、携帯電話機内に組み込まれてもよい。

本説明を補完するため、及び、本発明の特性をより良く理解する目的のために、実際的な方法で本発明を実施するための好ましい例に従って、一組の図面が図面の説明と共に提供され、限定的ではなく例示的な方法で以下の実施例を表す。

本発明に記載のデジタルカメラの３次元前面図を示す。 本発明に記載のデジタルカメラの３次元後面図を示す。 本発明に記載のデジタルカメラの側面図を示し、この図では、主レンズ及び追加レンズの位置を見ることができる。 本発明に記載のデジタルカメラを使用している人を示す。 図４のデジタルカメラを使用して取得された画像を示す。 特定の実施形態による、本発明に記載のデジタルカメラを構成する機能部の図を示す。

デジタル写真の撮影に特に焦点を当てた、本発明の好ましい実施形態の一例を、以下に記載する。デジタルビデオカメラの操作は、以下に記載するのと本質的同じであるということを、当業者は理解するであろう。図１、図２、及び図３は、本発明によるデジタルカメラ（１）の様々な図を示す。これらの図は、これらのタイプの装置において一般的な主レンズ（２）と表示画面（３）とを示す。本実施例において、本発明のデジタルカメラ（１）は、主レンズ（２）とは反対の方向を向いた追加レンズ（４）を更に含む。追加レンズ（４）は、平均的ユーザが、カメラを目の前に２５ｃｍ〜３５ｃｍの距離に配置してカメラを操作する位置を基準として使用して、カメラを操作している人の鮮明な画像を取得するために特別に設計されている。図４は、他の２人の人（６、７）の写真を撮影している撮影者（５）を示す。本発明に記載のデジタルカメラ（１）が、いかにして撮影者（５）及び２人の人（６、７）の画像を同時に取得するかを見ることができる。本発明に記載の手順を使用して、デジタルカメラ（１）は図５に示す画像ファイルを作成し、より大きなサイズの主画像（８）はモデルの役を務める２人の人（６、７）を示し、一方、より小さなサイズの追加画像（９）は、写真が撮影された瞬間における撮影者（５）の顔を示す。最後に、図６は、本発明に記載のデジタルカメラ（１）の図を示し、これはデジタルカメラ（１）を構成する様々な機能部を示す。処理手段（１０）は、他の構成要素から取得される全てのデータを処理する。記憶手段（１１）も示されている。構成要素は、以下の通りである。

−画像が取得された際のデジタルカメラ（１）の位置に関する情報を取得し、この情報を作成された画像ファイルに異なるレイヤとして追加する、ＧＰＳポジショニング（１２）手段。ユーザの好みに応じて、画像が取得された場所の名前又は位置が様々な方法で追加されてもよい（例えば、ファイル名の中に、オーバレイテキストとして、など）。

−例えば撮影者（５）のデジタル署名を画像の追加レイヤに追加する、デジタル署名追加手段（１３）。

−取得された画像を解析すること、及びそれらの画像内に現れる人を認識することが可能な、画像認識（１４）手段。人が識別されると、ユーザはそれぞれの人に名前を割り当てることができ、これは記憶手段（１１）内に記憶される。

従って、それぞれの取得された画像に対して、画像認識手段（１４）は、撮影者（５）を含む人の探索を実行し、作成された画像ファイルの新たなレイヤにそれらを追加する。これは、画像内に現れる人に従って、それらの画像を後で整理することを可能にする。例えば、特定の撮影者（５）によって撮影された画像のみが選択されてもよく、又は、主画像（８）内に特定の人が現れる画像のみが選択されてもよい。

−取得された画像にテキストを追加するために使用される、テキスト追加手段（１５）。デジタル写真に言及する、この実施例の特定のケースにおいては、「アルプスでの休暇（Ｖａｃａｔｉｏｎ ｉｎ ｔｈｅ Ａｌｐｓ）」等のコメントが脚注として追加されてもよい。ビデオ画像のケースにおいては、カメラの前で起きているストーリーの字幕のように様々なテキストが順次追加されてもよい。

Claims (23)

1. デジタルカメラ（１）の前方に位置する場面の主画像（８）を取得する、前方を向いた主レンズ（２）と、前記主画像（８）を囲む領域の追加画像（９）を同時に取得する、異なる方向を向いた少なくとも１つの追加レンズ（４）と、を含む、前記デジタルカメラ（１）であって、
   前記追加画像（９）と前記主画像（８）とを同一のファイル上の異なるレイヤ内に各々別個に記憶するように構成された手段と、
   前記同一のファイルに追加レイヤを追加するよう構成されたレイヤ追加手段と、
   を更に含み、
   前記同一ファイル内の各レイヤは各々別個に編集又は修正可能であり、表示画面（３）上に両方の画像（８、９）が同時に表示されることを特徴とする、デジタルカメラ（１）。
2. 前記追加レンズ（４）は後方を向いていることで、前記デジタルカメラ（１）の背後に位置する場面の追加画像（９）を取得することを特徴とする、請求項１に記載のデジタルカメラ（１）。
3. 前記デジタルカメラ（１）の前方に位置する前記場面の音を記録する前方を向いた主マイクロホンと、前記デジタルカメラ（１）の背後に位置する前記場面からの音を記録する後方を向いた追加マイクロホンと、を更に含むことを特徴とする、請求項２に記載のデジタルカメラ（１）。
4. 前記追加レンズ（４）は可動式であり、様々な方向に向けられることが可能であることを特徴とする、請求項１に記載のデジタルカメラ（１）。
5. 前記デジタルカメラ（１）の右側及び左側に位置する場面の画像が取得されるように、前記カメラの右及び左を向いた２つの追加レンズを更に含むことを特徴とする、請求項１に記載のデジタルカメラ（１）。
6. 前記デジタルカメラ（１）の上方及び下方に位置する場面の画像が取得されるように、上及び下を向いた２つの追加レンズを更に含むことを特徴とする、請求項５に記載のデジタルカメラ（１）。
7. 取得された画像を当該画像が取得されたときの前記デジタルカメラ（１）の位置に関連付けること、及び、地図を取得された前記画像内に統合すること、の少なくとも一方を可能にする、ＧＰＳポジショニング手段（１２）を更に含むことを特徴とする、請求項１〜６のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）。
8. 取得された画像をデジタル署名に関連付けることを可能にする、デジタル署名追加手段（１３）を更に含むことを特徴とする、請求項１〜７のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）。
9. 画像内に現れる人を認識し、取得された画像をそれらの人の名前と関連付ける、画像認識手段（１４）を更に含むことを特徴とする、請求項１〜８のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）。
10. 取得された画像にテキストを追加する、テキスト追加手段（１５）を更に含むことを特徴とする、請求項１〜９のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）。
11. 前記主画像（８）と前記追加画像（９）とが同時に現れる画像ファイルを作成する処理手段（１０）を更に含むことを特徴とする、請求項１〜１０のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）。
12. 前記画像ファイルは、前記主画像（８）の上に重ね合わされた、より小さなサイズの追加画像（９）を含むことを特徴とする、請求項１１に記載のデジタルカメラ（１）。
13. 携帯電話機の内部に組み込まれていることを特徴とする、請求項１〜１２のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）。
14. 請求項１〜１３のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）における、画像形成方法であって、前方を向いた主レンズ（２）を使用して前記デジタルカメラ（１）の前方に位置する場面の主画像（８）を取得し、追加レンズ（４）を使用して前記主画像（８）を囲む領域内の異なる場面の少なくとも１つの追加画像（９）を同時に取得し、前記主画像及び前記追加画像がファイル内の異なるレイヤ内に各々別個に記憶された１つのファイルを作成することを含み、前記１つのファイルは前記追加レイヤを更に含み、前記１つのファイル内の各レイヤは各々別個に編集又は修正可能であることを特徴とする、画像形成方法。
15. 前記追加レンズは、前記デジタルカメラ（１）の背後に位置する場面の画像を取得することを特徴とする、請求項１４に記載のデジタルカメラ（１）における画像形成方法。
16. 両方の画像を同時に表示する能力を更に含むことを特徴とする、請求項１４又は１５に記載のデジタルカメラ（１）における画像形成方法。
17. 小さなサイズの追加画像（９）が、前記主画像（８）の前に表示されることを特徴とする、請求項１６に記載のデジタルカメラ（１）における画像形成方法。
18. 副画像は、前記主画像の隅に配置されることを特徴とする、請求項１７に記載のデジタルカメラ（１）における画像形成方法。
19. 前方を向いた主マイクロホンを使用して前記デジタルカメラ（１）の前方に位置する前記場面の音を記録し、追加マイクロホンを使用して異なる場面の音を同時に記録し、各記録された音が異なるレイヤ内にあるファイルを作成することを更に含むことを特徴とする、請求項１４〜１８のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）における画像形成方法。
20. ＧＰＳ測位手段（１２）を使用して画像が取得されたときの前記デジタルカメラ（１）の位置に関連する情報を取得し、前記位置に関連する情報を有する追加レイヤを前記ファイルに追加することを更に含むことを特徴とする、請求項１４〜１９のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）における画像形成方法。
21. デジタル署名追加手段（１３）を使用してデジタル署名を取得し、前記デジタル署名を含む追加レイヤを前記ファイルに追加することを更に含むことを特徴とする、請求項１４〜２０のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）における画像形成方法。
22. 画像認識手段（１４）を使用して画像内に現れる人の名前を取得し、前記画像内に現れる前記人の前記名前を有する追加レイヤを前記ファイルに追加することを更に含むことを特徴とする、請求項１４〜２１のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）における画像形成方法。
23. テキスト追加手段（１５）を使用して取得された画像のためのテキストを作成し、前記テキストを含む追加レイヤを前記ファイルに追加することを更に含むことを特徴とする、請求項１４〜２２のいずれか一項に記載のデジタルカメラ（１）における画像形成方法。

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