JP2014211602A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】拍車の記録媒体への接触による拍車跡をなくすとともに、拍車へのトナー付着による記録媒体への再付着を防ぐ。【解決手段】記録媒体の搬送経路において、記録媒体との接触により回転する拍車61と、記録媒体の搬送方向に直交する直交方向における記録媒体の最大幅の外側に設けられ、拍車61に接触して拍車61を清掃する拍車清掃部材70と、を備え、拍車61は直交方向において、記録媒体に接触可能な状態と、拍車清掃部材70に接触する状態とに往復移動可能とする。【選択図】図4

Description

本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。さらに詳述すると、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に装着される定着装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ、またはそれらの複合機等の画像形成装置として、電子写真方式を利用した画像形成装置が種々考案されており公知技術となっている。その画像形成プロセスは、像担持体である感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化し、現像された画像を転写装置により記録媒体(用紙、記録紙、シート、記録材ともいう)に転写して画像を担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって記録媒体上のトナー画像を定着する過程により成立している。
定着装置としては、様々な方式のものが提案されており、所定の温度に維持された定着ローラ(定着部材)と、定着ローラに圧接する加圧ローラ(加圧部材)とを備え、加圧ローラと定着ローラとの圧接によって形成された定着ニップ部(ニップ部)により、未定着トナー像を担持した記録媒体を挟持搬送しつつ加熱し、定着させるローラ定着方式が知られている。
また、加圧ローラに対向配置される定着ローラと、定着ローラと加熱ローラとの間に張架される無端状の定着ベルト(定着部材)とを備え、加圧ローラと定着ベルトとの圧接によって形成されたニップ部にて、定着ベルトを介して加熱ローラの熱を記録媒体に与えることで、未定着トナー像を記録媒体に加圧し、定着させるベルト定着方式が知られている。
このような定着装置において、定着ニップ部に記録媒体が進入する際、記録媒体の先端部の進入が乱れると、シワが発生してしまうことがあること、および定着ニップ部に進入後に、記録媒体の後端部が跳ねることによって他の部材に当たり、記録媒体上の未定着トナー像が乱れ画像品質が損なわれてしまうことがあることが知られている。
これを回避するために、記録媒体の搬送方向における定着ニップ部の入口側の記録媒体の非画像面側に搬送を案内するガイド板、画像面側に拍車を設けて、記録媒体の姿勢を安定させて、定着ニップ部への進入時の乱れ、および後端部の跳ねを抑えることが知られている。
しかしながら、拍車を用いることで、点接触といえ記録媒体上の未定着トナー像と接触するので、記録媒体上に拍車跡が残り、画像品質が損なわれるおそれがあった。また、未定着トナー像と接触した拍車にトナーが付着し、経時の使用において、トナーが拍車に堆積し、拍車に付着したトナーが記録媒体へ再付着してしまうおそれもあった。
記録媒体に残る拍車跡の低減および拍車跡が残らないようにする技術として、例えば、特許文献1には、転写部と定着部間の用紙搬送路にあって、用紙を規制しない退避位置と用紙を規制する用紙規制位置の間で変位する拍車を設け、ロール紙が選択されたときは、用紙先端が拍車に進入する手前から定着部に保持されるまでの間だけ拍車を用紙規制位置に変位し、カット紙が選択されたときは、用紙先端が拍車に進入する手前から用紙後端が拍車を通過するまでの間、拍車を退避位置に変位する画像形成装置が開示されている。これにより、用紙に残る拍車跡の低減を図っている。
また、特許文献2には、記録媒体搬送面に、吸気により記録媒体を排出ローラに押し付ける吸着部を形成した記録媒体搬送装置が開示されている。特許文献2では、記録媒体は、記録面とは反対側の面のみが排出ローラに接触し、排出ローラのみの回転に伴って搬出される構成とすることで、拍車ローラを不要としている。
また、特許文献3には、シートを排出する際、排紙ローラと共にシートを挟持する拍車を、ガイドレールと、くさび状カムと、駆動軸とにより構成される移動手段により上下方向に移動させてシートに加わる拍車の圧力を調整するインクジェット方式の記録装置が開示されている。これにより、シートに残る拍車の跡の低減を図っている。
また、拍車へのトナー付着、堆積を低減させる技術として、例えば、特許文献4には、用紙の先端が定着ローラと加圧ローラの間に進入した後、拍車が移動機構により用紙と接触しない位置に移動し、拍車の上部が拍車清掃部材に接触する画像形成装置が開示されている。これにより、拍車の清掃を用紙と接触しない位置で行うので、拍車の清掃時に用紙上の未定着画像を乱すことなく、拍車へのトナー付着を低減させるものである。
しかしながら、特許文献1に示す発明では、カット紙の場合、拍車は退避位置にあり、カット紙の進入シワ、後端跳ねへの対応がなされていない。また、特許文献2のような吸着機構を設ける技術では、減圧室、吸気装置、ダクト等を配設する必要があるため、コストが高く、省スペース化に適さない。
また、特許文献3に示す技術では、拍車跡を低減することはできるものの、用紙と拍車は当接するものであるため拍車跡をなくすことはできない。また、特許文献1および3では、拍車へのトナー付着、堆積については、考慮されておらず、拍車に付着したトナーが用紙への再付着の発生をなくすことはできない。
さらに、特許文献4に示す発明では、拍車に付着したトナーを清掃することができるが、未定着トナーと拍車が当たることでの拍車跡をなくすことはできなかった。
このように特許文献1〜4では、拍車の記録媒体への接触による拍車跡、および拍車へのトナー付着による記録媒体への再付着を併せて解決することはできなかった。
そこで本発明は、拍車の記録媒体への接触による拍車跡をなくすとともに、拍車へのトナー付着による記録媒体への再付着を防ぐことができる定着装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る定着装置は、定着部材と加圧部材との間に形成されるニップ部に未定着トナー像を担持した記録媒体を搬送して、未定着トナー像を記録媒体に定着する定着装置において、記録媒体の搬送方向における前記ニップ部の上流側に、記録媒体との接触により回転する拍車と、記録媒体の搬送方向に直交する直交方向における記録媒体の最大幅の外側に設けられ、前記拍車に接触して前記拍車を清掃する拍車清掃部材と、を備え、前記拍車は前記直交方向において、記録媒体に接触可能な状態と、前記拍車清掃部材に接触する状態とに往復移動可能であるものである。
本発明によれば、拍車の記録媒体への接触による拍車跡をなくすとともに、拍車へのトナー付着による記録媒体への再付着を防ぐことができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の一実施形態の構成を示す側面断面図である。 転写部の出口側から定着装置の入口側を見た場合の断面斜視図(1)である。 拍車、拍車清掃部材、および拍車駆動手段を示す模式図である。 転写部の出口側から定着装置の入口側を見た場合の断面斜視図(2)である。 拍車、拍車清掃部材、拍車駆動手段および拍車清掃部材駆動手段を示す模式図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図6に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
<第1の実施形態>
(画像形成装置)
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるタンデム型カラー複写機の全体構成を説明する概略構成図である。図1を参照して、この画像形成装置の内部構成の概要及び動作について説明する。
カラー複写機(画像形成装置)200は、装置本体中央部に位置する画像形成部200Aと、該画像形成部200Aの下方に位置する給紙部200Bと、画像形成部200Aの上方に位置する図示しない画像読取部を有する高速機であり、画像形成部200Aに定着装置100を組み込んでいる。
画像形成部200Aには、水平方向に延びる転写面を有する中間転写ベルト210が配置されており、中間転写ベルト210の上面には、色分解色と補色関係にある色の画像を形成するための構成が設けられている。すなわち、補色関係にある色のトナー(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)による像を担持可能な像担持体としての感光体205Y,205M,205C,205Kが中間転写ベルト210の転写面に沿って並置されている。
各感光体205Y,205M,205C,205Kはそれぞれ同じ方向(反時計回り方向)に回転可能なドラムで構成されており、その周りには、帯電装置202Y,202M,202C,202K、現像装置203Y,203M,203C,203K、一次転写装置204Y,204M,204C,204K及びクリーニング装置等が配置されている。
各現像装置203Y,203M,203C,203Kには、それぞれのカラートナーが収容されている。また、画像形成部200A内の最上部に位置して光書き込み装置201が配置されている。
中間転写ベルト210は、駆動ローラと従動ローラに掛け回されて感光体205Y,205M,205C,205Kとの対峙位置において同方向に移動可能な構成を有している。
また、従動ローラの1つである従動ローラ211に対向する位置に二次転写ローラ212が設けられている。また、二次転写ローラ212から定着装置100までの記録媒体(シート、用紙ともいう)Pの搬送経路は、略水平方向の横パスとなっている。給紙部200Bは、記録媒体としてのシートPを積載収容する給紙トレイ220と、該給紙トレイ内のシートPを最下のものから順に1枚ずつ分離して、二次転写ローラ212の位置まで搬送する搬送機構を有している。
この画像形成装置200における画像形成に当たっては、感光体205Yの表面が帯電装置202Yにより一様に帯電され、画像読取部からの画像情報に基づいて感光体205Y上に静電潜像が形成される。該静電潜像はイエローのトナーを収容した現像装置203Yによりトナー像として可視像化され、該トナー像は所定のバイアスが印加される一次転写装置204Yにより中間転写ベルト210上に一次転写される。他の感光体205M、205C、205Kでもトナーの色が異なるだけで同様の画像形成がなされ、それぞれの色のトナー像が中間転写ベルト210上に静電気力で順に転写されて重ね合わせられる。
次に、感光体205Y,205M,205C,205Kから中間転写ベルト210上に一次転写されたトナー像Tは、従動ローラ211、二次転写ローラ212により搬送されてきたシートPに転写される。
トナー像Tが転写されたシートPは、さらに定着装置100まで搬送され、後述するように、定着ベルト51と加圧ローラ55との定着ニップ部Nにて定着が行なわれる。定着ニップ部Nの出口側に配置された定着分離爪57及び加圧分離爪58が機能することから、シートPは定着ベルト51、加圧ローラ55に巻き付くことなく定着ニップ部Nの出口側に排出される。次いで、定着ニップ部Nから排出されたシートPは排出経路に沿ってスタッカ215へ送り出される。
以上、図1を例として説明したが、画像形成装置各部の構成はこれに限定されるものではない。例えば、タンデム式における各色プロセスカートリッジの並び順などは任意である。また、タンデム式に限らず、一つの感光体の周囲に複数の現像装置を配置したものや、リボルバ型現像装置を用いる構成も可能である。また、3色のトナーを用いるフルカラー機や、2色のトナーによる多色機、あるいはモノクロ装置にも本発明を適用することができる。もちろん、画像形成装置としては複写機に限らず、プリンタやファクシミリ、複数の機能を備える複合機であっても良い。また、トナーを用いる電子写真に限らず、インクを用いる画像形成装置でも良い。
(定着装置)
次に、画像形成装置が備える定着装置100の構成及び制御について説明する。本実施形態に係る定着装置は、定着部材(定着ベルト51)と加圧部材(加圧ローラ55)との間に形成されるニップ部(定着ニップ部N)に未定着トナー像(トナー像T)を担持した記録媒体(用紙P)を搬送して、未定着トナー像を記録媒体に定着する定着装置(定着装置100)において、記録媒体の搬送方向におけるニップ部の上流側に、記録媒体との接触により回転する拍車(拍車61)と、記録媒体の搬送方向に直交する直交方向における記録媒体の最大幅の外側に設けられ、拍車に接触して拍車を清掃する拍車清掃部材(拍車清掃部材70)と、を備え、拍車は直交方向において、記録媒体に接触可能な状態と、拍車清掃部材に接触する状態とに往復移動可能としたものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
図2は、定着装置100の一例を示しており、定着ローラ52の軸方向での概略断面図である。
定着装置100は、定着カバー100aの内部に、定着ローラ52、加熱ローラ54、加熱ローラ54と定着フレームに固定された加熱ローラ引張りばね(不図示)にて一定のテンションで架け渡された定着ベルト51と、該定着ベルト51に対して下側で回転自在に圧接される加圧ローラ55を備えており、定着ベルト51を挟んで定着ローラ52に加圧ローラ55が圧接されて定着ニップ部Nが形成される。
また、定着ニップ部Nの用紙Pの進入側(入口側)には、用紙Pの定着ニップ部Nへの進入を案内する搬送ガイド板50が設けられるとともに、定着ニップ部Nの用紙Pの排出側には、定着ベルト51から記録媒体Pを分離させる定着分離部材57と、加圧ローラ55から記録媒体Pを分離させる加圧分離部材58とを備え、分離された記録媒体Pは、搬送ローラ対60により定着装置100の下流側の搬送経路へ搬送される。
定着ベルト51は、無端ベルトであり、断面構造としては、例えば、ポリイミドなどの基材にシリコンゴム層などの弾性層を形成した2層構造となっている。また、定着ベルト51の表層に離型層を設けることが好ましい。これにより、トナー像Tに対する離型性(剥離性)が確保されることになる。また、定着ローラ52は、金属の芯金にシリコンゴムを有したものである。ウォームアップ時間短縮のため、定着ベルト51の熱を吸収しにくいように、発泡のシリコンゴムを用いても良い。
また、加熱ローラ54は中空ローラで、誘導加熱手段53の電磁誘導により加熱される。なお、図2の例では、電磁誘導加熱方式を示しているが、加熱ローラ54の加熱手段はこれに限られるものではなく、加熱ローラ54の内部にハロゲンヒータやカーボンヒータ等を配設したものであっても良い。
定着装置100の駆動の際には、定着ローラ52が図中時計回り方向の回転駆動により定着ベルト51が用紙Pを排出する方向(図2では時計回り方向)に回動し、加圧ローラ55がつれ回りする。ここで、駆動されるローラは定着ローラ52に限らず加圧ローラ55であってもよい。
また、定着の際には、まず加熱ローラ54外部に設けられた誘導加熱手段53の電磁誘導により加熱ローラ54が加熱され、定着ベルト51へ伝熱される。定着ベルト51が、温度検出手段としてのサーモパイル56で検出される温度が所定の温度(例えば、トナー定着に適する温度)となるまで、加熱ローラ54が加熱される。なお、誘導加熱手段53で加熱されるのは、加熱ローラ54としたが、定着ベルト51に発熱層を持つ構成であっても良い。
加圧ローラ55は、通常はアルミ又は鉄等の芯金の上にシリコンゴム等の弾性層が設けられた円筒形状のローラである。また、図示していない加圧脱圧手段により加圧ローラ55を定着ベルト51側へ移動させて加圧すること、及び定着ベルト51から引き離す方向に移動させて脱圧することが可能であり、定着装置100が駆動するときには加圧脱圧手段により加圧ローラ55の定着ベルト51への押し当てが一定の圧力で定着ベルト51の方向へ押されることにより行われる。
また、昇温の際など必要なときに、加圧ローラ55は、内部に配置された加圧ヒータ59の発熱により所定の温度まで加熱される。なお、加圧ヒータ59を有しない構成としても良い。また、図2の例では、加圧部材として加圧ローラ55(ローラタイプ)の形態を示したが、これに限定されるものではなく、複数のローラに架け渡された無端ベルト状の加圧部材(加圧ベルト)としてもよい。
この定着装置100では、定着ベルト51および加圧ローラ55が回転駆動された状態で、定着ベルト51の表面は所定の温度まで加熱されており、定着ニップ部Nに未定着トナー像Tが形成された用紙Pが通され、定着ニップ部Nにおける加圧及び加熱により未定着トナー像Tを用紙P上に熱融着させて定着がなされる。次いで、トナーが定着された用紙Pは定着ニップ部Nから排出されるが、このとき用紙Pが定着ベルト51に巻き付いたまま出てくることがあるため、定着分離爪57により分離される。また、加圧ローラ55側に巻き付いて排出される用紙Pは、加圧分離爪58により分離される。
拍車61は転写部(従動ローラ211および二次転写ローラ212)の出口から定着ニップ部Nまでの間の搬送経路において、記録媒体Pの転写画像面側に記録媒体Pから離間して設けられており、記録媒体Pが捲れ上がった場合などに接触して、過度の捲れを規制することができる。例えば、定着ニップ部Nに記録媒体Pが進入する際、記録媒体Pの先端の進入が乱れることや、記録媒体Pが定着ニップ部Nに進入後、記録媒体Pの後端が跳ねる用紙姿勢の変化することを抑えることができる。
また、拍車清掃部材70は、用紙Pの搬送方向に直交する方向(図2の紙面奥行き方向、以下、直交方向という)において、最大の用紙幅サイズの用紙Pの外側に設けられている。拍車清掃部材70は、後述するように、ブラシ部71および保持部72からなり、ブラシ部71が所定位置に移動した拍車61に摺接(接触)することで拍車61に付着したトナー等の汚れを清掃することができる。
なお、本実施形態では、拍車61、および拍車清掃部材70は、定着装置100の定着カバー100aの内部に設けられ、定着装置100の一部の構成となっている例について説明しているが、これに限られるものではなく、転写部の下流側から定着装置100の入り口部まで記録媒体を搬送する搬送手段の搬送経路上に設けられるものであれば良い。
(拍車・拍車清掃部材)
以下、図3および図4を参照しつつ、拍車61、拍車清掃部材70、および拍車駆動手段について説明する。図3は、転写部の出口側から定着装置100の入口側を見た場合の断面斜視図である。また、図4は、拍車61、拍車清掃部材70、および拍車61の駆動手段を示す模式図である。
拍車61は、回転中心が拍車ホルダ62に軸支されており、拍車ホルダ62に軸支された状態で、回転自在に保持されている。また、拍車ホルダ62は直交方向に平行に設けられた拍車ガイド軸63に軸支されており、拍車61を保持した状態で直交方向に可動するように保持されている。
拍車61の位置は、直交方向において任意の位置で固定可能であることが好ましい。すなわち、拍車61は、直交方向において移動可能な状態と、直交方向の移動が規制される状態の2つの状態に制御されるものである。
本実施形態では、拍車61は、図4に示す初期状態において、直交方向における中央側に2つ配設されているが、拍車61の配設数およびその初期位置は、これに限られるものではない。また、拍車清掃部材70は、直交方向における最大用紙サイズの用紙最大幅よりも外側に固定保持されている。拍車清掃部材70は、例えば、図4に示すように、直交方向の両端部に2箇所設けられていることが好ましい。
拍車ホルダ62に保持された拍車61を、拍車ガイド軸63に沿って直交方向の両端側に移動させて、拍車清掃部材70のブラシ部71に当接させることで、拍車61に付着したトナー等の汚れを清掃することができる。なお、拍車61は、記録媒体Pから離間して設けられているため、記録媒体Pが正常の通紙状態(捲れのない状態)であれば、往復移動時においても、記録媒体Pには、接触しないようになっている。
本実施形態では、拍車ガイド軸63は所定の箇所を軸受けで保持され、拍車移動モータ64の駆動により拍車ガイド軸63自体が回転する構成となっている。拍車ガイド軸63には送りネジが設けられており、用紙Pの進入方向から見て左右の拍車ガイド軸63は、互いに逆ネジ構成となっている。この構成において、拍車移動モータ64を回転駆動させることにより、それぞれの拍車ホルダ62および拍車61は、直交方向で互いに離れる方向に同距離だけ移動させることができる。
なお、図4の例では、1つの拍車移動モータ64により2つの拍車61を中央部から両端側に離れる方向に移動させているが、拍車61の数に応じて拍車移動モータ64を設け、それぞれの拍車61を個別に制御することで、より細かな拍車位置を設定するようにしてもよいのは勿論である。この場合、例えば、2つの拍車61の初期位置からの移動量を互いに異なるものとすることができる。また、本実施形態では、中央位置を基準として通紙を行う場合を例に説明したが、端部基準通紙を行う画像形成装置では、基準となる端部側の拍車61を固定し、反対側の拍車61のみを移動する構成とすることもできる。
拍車61の直交方向の位置は、上述の拍車61の駆動手段(拍車移動モータ64、拍車ガイド軸63等)により直交方向の任意の位置に移動させることが好ましい。この際、画像形成装置の制御手段から出力される用紙幅情報(サイズ情報)と画像情報の一種である用紙端部余白情報に基づいて、拍車61の位置を用紙端部の余白部(すなわち、トナーの非形成位置)に相当する位置に移動させることが好ましい。
これにより、用紙Pが拍車61に接触しても、用紙上のトナー像Tには拍車跡が残らないため、画像が乱れず、また、トナー像Tが拍車61に付着することを防ぐことができる。また、用紙Pの姿勢を矯正するという拍車本来の機能を阻害することもない。
また、例えば、企業の社内印刷部門やプリントショップなどを対象とした軽印刷などに使用されるプロダクションプリント機などの画像形成装置では、用紙Pに予めいわゆるトンボマークなどの画像情報を印刷し、印刷後に用紙Pについて裁断などの後処理を行い最終出力印刷物とすることが多い。
このようなプロダクションプリント機では、トンボマーク外側部分の用紙Pは不要となるため、拍車61の位置を、トンボマーク外側に移動させるようにしても良い。すなわち、用紙Pのトンボマーク外側部に拍車跡が残ったとしても、当該部分は裁断されるため、最終出力印刷物への画像品質が損なわれることはない。この場合、拍車61の設置範囲の自由度が増えるため、用紙姿勢を抑える効果をより発揮させることができる。
また、上述のように、拍車61の位置を、拍車駆動手段を用いて直交方向における任意の位置に変位させることで、ユーザによる拍車61の移動設置の煩わしさを低減することができ、かつ設置位置の間違いを防ぐことができる。
拍車清掃部材70は、拍車清掃部材70を保持する不図示の部品に保持された状態で、直交方向の用紙最大幅より外側に固定保持されている。
拍車移動モータ64に連結された拍車61は、例えば、画像形成装置の通紙カウンタ情報に基づいて、一定枚数通紙毎に拍車清掃部材70のブラシ部71上を接触往復させることで、拍車61に付着したトナー等の汚れを清掃することができる。なお、拍車61を清掃するタイミングは、例えば、ジョブ開始前、ジョブ終了後、または、ジョブ間とすることで、拍車61に付着した微量のトナーを定期的に除去することが可能となる。
なお、拍車61の直交方向の位置を、図示しない拍車レバーなどを用いて手動により変位させるようにしても良いのは勿論である。拍車61の位置を手動で変更する場合は、拍車61の設定位置の目安となる用紙中心からの距離を示す目盛が、拍車61近傍の目視できる位置、例えば、拍車ガイド軸63に付されていることが好ましい。また、拍車移動レバーが拍車61から離れた箇所に設けられている構成では、拍車移動レバーの近傍に用紙中心からの距離を示す目盛を設けても良い。すなわち、拍車61の駆動手段の有無、構成によらず、拍車61の位置を直交方向の所望の位置に移動させることが可能であればよい。
以上説明した本実施形態に係る定着装置100、画像形成装置200によれば、定着ニップ部Nの上流側の記録媒体の搬送路において、記録媒体との接触により回転する拍車61と、直交方向において、記録媒体の最大サイズにおいても記録媒体に接触しない記録媒体外側の位置に配した拍車清掃部材70と、を備え、拍車61を直交方向に移動可能とし、拍車清掃部材70により拍車61を定期的に清掃することで、記録媒体上の画像を乱すことがなく、また拍車跡を残すことがない。また、拍車61へのトナー付着による記録媒体への再付着を防ぐことができる。よって、定着装置100、画像形成装置200から排出される記録媒体の画像品質を向上させることができる。
また、拍車61を直交方向における任意の位置で固定可能としているので、トナー像Tが形成されていない用紙位置で記録媒体に接触させることができる。また、拍車61は、駆動手段により任意の位置へ移動および固定可能とすることで、ユーザ操作によらず所定位置に拍車61を配置することができる。また、この際、画像形成装置200から得られる紙種(用紙サイズ)や画像情報に対応した拍車位置とすることで、記録媒体上の画像を乱すことがなく、また拍車跡を残すことがない。また、拍車へのトナー付着による記録媒体への再付着を防ぐことができる。
なお、拍車61の形状としては、種々の形状を用いることが可能であるが、例えば、円形形状で円周に鋭利な凸部を複数設けるとともに、該凸部の先端部の厚みを0.25mm以下とすることが好ましい。これにより、搬送スキュー等により拍車61に記録媒体の画像形成面が接触した場合であっても、拍車跡を最小限に抑えることが可能となる。
また、拍車61の材質としては、種々の材質を用いることが可能であるが、例えば、拍車61をフッ素系樹脂材料により形成することや、拍車61を形成する材料にフッ素系樹脂のコーティングを施すことが好ましい。このように拍車61を離型性の良い部品とすることで、拍車61に記録媒体の画像形成面が接触しても、拍車61へのトナー付着を減少させることができ、初期的に拍車の機能を損なうことがないようにすることができる。
また、拍車清掃部材70は、拍車61を変形させない柔らかさを有する多数の毛で構成されたブラシ部71を有することが好ましい。拍車清掃部材70をブラシ形状とすることで、拍車61を損傷させることなく、拍車61との接触領域を増やし、微量の未定着トナーを除去することが可能となる。なお、拍車清掃部材70は、ブラシ形状に限られるものではなく、例えば、インクを用いて画像形成を行う画像形成装置においては、拍車清掃部材70を拍車61が変形しない柔らかさを有するスポンジ等を用いることも好ましい。この際、スポンジに多数の切り込みを設けておくことで、より清掃性能を向上させることができる。
<第2の実施形態>
以下、定着装置の他の実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同様の点についての説明は適宜省略する。
本実施形態に係る定着装置は、定着部材(定着ベルト51)と加圧部材(加圧ローラ55)との間に形成されるニップ部(定着ニップ部N)に未定着トナー像(トナー像T)を担持した記録媒体(用紙P)を搬送して、未定着トナー像を記録媒体に定着する定着装置(定着装置100)において、記録媒体の搬送方向におけるニップ部の上流側に、記録媒体との接触により回転する拍車(拍車61)と、該拍車に接触して拍車を清掃する拍車清掃部材(拍車清掃部材80)と、を備え、拍車および拍車清掃部材は記録媒体の搬送方向に直交する直交方向において、移動可能に設けられているものである。拍車清掃部材80が直交方向に移動可能に設けられていることが第1の実施形態とは異なっている。
以下、図5および図6を参照しつつ、拍車61、拍車清掃部材80、拍車駆動手段、および拍車清掃部材駆動手段について説明する。図5は、転写部の出口側から定着装置100の入口側を見た場合の断面斜視図である。図6は、拍車61、拍車清掃部材80、拍車61の駆動手段、拍車清掃部材80の駆動手段(拍車清掃部材移動モータ82、拍車清掃部材ガイド軸81)を示す模式図である。
拍車61は転写部の出口から定着ニップ部Nまでの間の搬送経路において、記録媒体Pの転写画像面側に記録媒体Pから離間して設けられている。なお、拍車61および拍車61の駆動手段については、第1の実施形態と同様である。
本実施形態における拍車清掃部材80は、毛が放射状に設けられたブラシにより形成されている。なお、本実施形態では、拍車61、および拍車清掃部材80は、定着装置100の定着カバー100aの内部に設けられ、定着装置100の一部の構成となっている例について説明しているが、これに限られるものではなく、転写部の下流側から定着装置100の入り口部まで記録媒体を搬送する搬送手段の搬送経路上に設けられるものであれば良い。
拍車清掃部材80は、直交方向に2箇所設けられ、それぞれが直交方向に平行に設けられた拍車清掃部材ガイド軸81に軸支されている。なお、拍車清掃部材80の配設数は拍車61の配設数等によれば良く、特に限られるものではない。
また、拍車清掃部材80は、拍車清掃部材ガイド軸81に軸支された状態で、回転自在に保持されている。さらに、拍車清掃部材80は、拍車清掃部材移動モータ82の駆動により、拍車清掃部材ガイド軸81に沿って直交方向に拍車61とは独立して移動可能であって、直交方向における任意の位置で拍車61に摺接(接触)することで拍車61に付着したトナー等の汚れを清掃することができる。なお、拍車61の清掃時には、拍車61または拍車清掃部材80のいずれか一方を移動させて、拍車61と拍車清掃部材80とを対向する位置として、これらを接触させるものであっても、拍車61および拍車清掃部材80の双方を移動させて、これらを接触させるものであっても良い。
本実施形態では、拍車清掃部材ガイド軸81は直交方向の両端側において所定の箇所を軸受けで保持され、拍車清掃部材移動モータ82の駆動により拍車清掃部材ガイド軸81自体が回転し、これに保持される拍車清掃部材80も回転する構成となっている。拍車清掃部材ガイド軸81には送りネジが設けられており、用紙Pの進入方向から見て左右の拍車清掃部材ガイド軸81は、互いに逆ネジ構成となっている。この構成において、拍車清掃部材移動モータ82を回転駆動させることにより、それぞれの拍車清掃部材80は、回転しながら、直交方向で互いに離れる方向、近づく方向に同距離だけ移動させることができ、直交方向の中心からの移動距離が同等となる構成となっている。
なお、図6の例では、1つの拍車清掃部材移動モータ82により2つの拍車清掃部材80を中央部から両端側に離れる方向に移動させているが、拍車清掃部材80の数に応じて拍車清掃部材移動モータ82を設け、それぞれの拍車清掃部材80を個別に制御することで、より細かな拍車清掃部材位置を設定するようにしてもよいのは勿論である。この場合、例えば、2つの拍車清掃部材80の初期位置からの移動量を互いに異なるものとすることができる。
拍車清掃部材80と拍車61が、直交方向における任意の位置で摺接した状態で拍車清掃部材80を回転させることにより、拍車61を連れ周りさせながら、拍車61外周全周に付着したトナー等の汚れを除去することができる。このように、拍車清掃部材80を回転させながら拍車61に接触させて清掃することで、拍車61に付着したトナーを効率的に清掃することができる。
次に、拍車清掃部材80による清掃タイミングについて説明する。例えば、用紙Pが定着装置内を通過するジョブ稼働時においては、拍車清掃部材80は用紙Pに接触しない様、直交方向の用紙幅サイズ(通紙幅)の外側位置に退避させておき、ジョブとジョブとの間(ジョブ間)に拍車清掃部材80を用紙幅サイズの内側位置に移動させて、拍車61を清掃することが好ましい。このように、ジョブ稼働時には、拍車清掃部材80を用紙Pに接触しない位置とすることで、拍車清掃部材80に付着したトナーが用紙Pに再付着することを防ぐとともに、拍車清掃部材80を用紙搬送経路(通紙時には用紙Pと接触する位置)に配置することも可能となるため、拍車清掃部材80の配置位置の制約を緩和して、配置位置の自由度を向上させることができる。
また、第1の実施形態のように、拍車清掃部材70が最大用紙サイズの外側に固設されている場合は、用紙幅サイズの小さい用紙の場合等において、拍車61を清掃のために中央側から端部側まで移動させる必要があるのに対し、本実施形態では、用紙幅情報に基づいて、ジョブ稼働中に予め小さい用紙幅サイズのすぐ外側の位置まで拍車清掃部材80を移動(待機)させておき、ジョブ間において、拍車61、および/または、拍車清掃部材80を移動させて清掃することが可能である。これにより、移動距離を少なくして、移動時間を短縮させることができる。よって、清掃動作を短時間で完了させることができるので、ジョブ間の間隔が短い場合等においても清掃動作を実行することが可能となる。
以上説明したように、ジョブ稼働時以外のタイミングで拍車清掃部材80により拍車61を清掃することで、用紙Pの挙動が乱れた際も、拍車清掃部材80に付着したトナーが用紙Pに付着することを防止することができる。
なお、拍車清掃部材80による拍車61の清掃は、ジョブ間の他に、ジョブ開始前やジョブ終了後に拍車清掃部材80が拍車61を清掃することも好ましい。また、例えば、画像形成装置の通紙カウンタ情報に基づいて、一定枚数通紙毎に、清掃するようにしても良い。
以上説明した本実施形態に係る定着装置100によれば、上記第1の実施形態の定着装置の効果に併せて、拍車清掃部材80を直交方向に移動可能とすることにより、拍車清掃部材80による拍車61の清掃をより効果的に実行することができる。また、ジョブ稼働中は、用紙幅サイズの外側に待機させ、ジョブ間等に用紙幅サイズ内に移動させて拍車61の清掃を行うようにすることで、拍車清掃部材80の配置位置の自由度を向上させることができるとともに、清掃動作に要する時間を短縮させることも可能となる。
なお、上記実施形態では、ベルト定着方式の定着装置を例に説明したが、定着装置の方式は、これに限られるものではなく、例えば、加圧ローラと加熱ローラ(定着ローラ)との圧接によってニップ部を形成するローラ定着方式や、ベルト部材である定着ベルトに替えて定着ローラと加熱ローラに張架されたフィルム部材を用いたフィルム定着方式などの他の定着方式の定着装置に適用したものであっても良いのは勿論である。
また、以上説明した構成による定着装置100を備えた画像形成装置(図1)とすることにより、拍車跡をなくすとともに、拍車へのトナー付着による記録媒体への再付着を防いで、印刷品質の向上を図ることができる。なお、上述のように画像形成装置は、電子写真方式の画像形成装置に限られず、インクを用いるインクジェット方式等の画像形成装置であっても良い。すなわち、記録媒体に可視画像を形成する画像形成手段と、可視画像が形成された記録媒体を搬送する搬送手段と、を備えた画像形成装置において、搬送手段による記録媒体の搬送経路上に、上述した拍車61および拍車清掃部材70,80を適用したものであっても良い。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
50 搬送ガイド板
51 定着ベルト
52 定着ローラ
53 誘導加熱手段
54 加熱ローラ
55 加圧ローラ
56 サーモパイル
57 定着分離爪
58 加圧分離爪
59 加圧ヒータ
60 搬送ローラ対
61 拍車
62 拍車ホルダ
63 拍車ガイド軸
64 拍車移動モータ
70,80 拍車清掃部材
71 ブラシ部
72 保持部
81 拍車清掃部材ガイド軸
82 拍車清掃部材移動モータ
100 定着装置
100a 定着カバー
200 カラー複写機(画像形成装置)
200A 画像形成部
200B 給紙部
201 光書込み装置
202Y,202M,202C,202K 帯電装置
203Y,203M,203C,203K 現像装置
204Y,204M,204C,204K 1次転写装置
205Y,205M,205C,205K 感光体
210 中間転写ベルト
211 従動ローラ
212 二次転写ローラ
215 スタッカ
220 給紙トレイ
N 定着ニップ部
P 用紙(記録媒体、シート)
T トナー像(未定着トナー像)
特開2006−301329号公報 特開2003−285959号公報 特開2000−118821号公報 特開2007− 78752号公報

Claims (17)

  1. 定着部材と加圧部材との間に形成されるニップ部に未定着トナー像を担持した記録媒体を搬送して、未定着トナー像を記録媒体に定着する定着装置において、
    記録媒体の搬送方向における前記ニップ部の上流側に、
    記録媒体との接触により回転する拍車と、
    記録媒体の搬送方向に直交する直交方向における記録媒体の最大幅の外側に設けられ、前記拍車に接触して前記拍車を清掃する拍車清掃部材と、を備え、
    前記拍車は前記直交方向において、記録媒体に接触可能な状態と、前記拍車清掃部材に接触する状態とに往復移動可能であることを特徴とする定着装置。
  2. 定着部材と加圧部材との間に形成されるニップ部に未定着トナー像を担持した記録媒体を搬送して、未定着トナー像を記録媒体に定着する定着装置において、
    記録媒体の搬送方向における前記ニップ部の上流側に、
    記録媒体との接触により回転する拍車と、
    該拍車に接触して前記拍車を清掃する拍車清掃部材と、を備え、
    前記拍車および前記拍車清掃部材は記録媒体の搬送方向に直交する直交方向において、移動可能に設けられていることを特徴とする定着装置。
  3. 前記拍車は、前記直交方向における任意の位置で該直交方向への移動が規制されることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記直交方向において前記拍車を往復移動させる拍車駆動手段を備え、
    該拍車駆動手段により、前記拍車を記録媒体に接触可能な状態と、前記拍車清掃部材に接触する状態とに往復移動させることを特徴とする請求項1または3に記載の定着装置。
  5. 前記拍車駆動手段は、記録媒体のサイズ情報および形成される画像情報に基づいて、前記拍車が記録媒体に接触可能な状態では、前記拍車を記録媒体上の未定着トナーの非形成位置に接触可能な位置とすることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記拍車は、前記直交方向における中央部に2つ設けられるとともに、前記拍車清掃部材は、前記直交方向の両端部にそれぞれ設けられ、
    前記拍車は、前記拍車駆動手段により前記直交方向における中央部から互いに離れる方向に移動して、前記拍車清掃部材との接触位置に移動することを特徴とする請求項4または5に記載の定着装置。
  7. 前記拍車清掃部材は、前記直交方向における任意の位置で該直交方向への移動が規制されることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  8. 前記直交方向において前記拍車清掃部材を往復移動させる拍車清掃部材駆動手段を備え、
    該拍車清掃部材駆動手段により、前記拍車清掃部材を前記拍車に接触する状態と、前記拍車とは接触しない状態とに往復移動させることを特徴とする請求項2または7に記載の定着装置。
  9. 前記拍車清掃部材駆動手段は、
    当該定着装置に記録媒体が通紙する際には、前記拍車清掃部材を前記直交方向における記録媒体の通紙幅の外側に移動させ、
    当該定着装置に記録媒体が通紙しない際に、前記拍車清掃部材を前記直交方向における記録媒体の通紙幅の内側に移動させて前記拍車に接触させることを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
  10. 前記拍車清掃部材駆動手段は、
    当該定着装置に記録媒体が通紙する際に、記録媒体のサイズ情報に基づいて、前記拍車清掃部材を前記直交方向における記録媒体の通紙幅の直外側に移動させておくことを特徴とする請求項8または9に記載の定着装置。
  11. 前記拍車は、円形形状で円周に凸部が複数設けられてなり、該凸部の先端部の厚みが0.25mm以下であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の定着装置。
  12. 前記拍車は、フッ素系樹脂材料により形成されているか、または、フッ素系樹脂のコーティングが施されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の定着装置。
  13. 前記拍車清掃部材は、ブラシ形状であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の定着装置。
  14. 前記拍車清掃部材は、回転しながら、前記拍車に接触することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の定着装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  16. 記録媒体に可視画像を形成する画像形成手段と、
    可視画像が形成された記録媒体を搬送する搬送手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記搬送手段による記録媒体の搬送経路上に、
    記録媒体との接触により回転する拍車と、
    記録媒体の搬送方向に直交する直交方向における記録媒体の最大幅の外側に設けられ、前記拍車に接触して前記拍車を清掃する拍車清掃部材と、を備え、
    前記拍車は前記直交方向において、記録媒体に接触可能な状態と、前記拍車清掃部材に接触する状態とに往復移動可能であることを特徴とする画像形成装置。
  17. 記録媒体に可視画像を形成する画像形成手段と、
    可視画像が形成された記録媒体を搬送する搬送手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記搬送手段による記録媒体の搬送経路上に、
    記録媒体との接触により回転する拍車と、
    該拍車に接触して前記拍車を清掃する拍車清掃部材と、を備え、
    前記拍車および前記拍車清掃部材は記録媒体の搬送方向に直交する直交方向において、移動可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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