JP2014210535A - アシストグリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】仮止めを含む組付け作業を効率良く行うことができるアシストグリップを提供する。
【解決手段】
カバー4の1対のクリップ支持部42の先端に各々係合爪43が、薄肉ヒンジ部43aを介して、クリップ支持部42と略直角状態から略平行状態まで揺動可能に、両側に開くように外側を向けて突設される。係合爪43の長さは、トリム材の矩形穴に挿入したとき、矩形穴の縁部に係合爪43の先端が係合可能な長さに設定される。トリム材の矩形穴に取付クリップ5及びカバー4のクリップ支持部42を差し込んでアシストグリップをトリム材に仮止めする際、1対のクリップ支持部42の係合爪43は、クリップ支持部42と略直角状態から略平行状態を経て略直角状態まで揺動して、仮止めされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車室内の天井面、壁面等に取り付けられるアシストグリップに関し、特にボディパネルへの組付け時に、ボディパネルのトリム材(車室内のパネル状内装材)に対し容易に仮止めすることができ、ボディパネルへの取付作業を容易に行うことができるアシストグリップに関する。
自動車室内の天井面には、搭乗者が室内で身体を支持するために、アシストグリップが取り付けられる。この種のアシストグリップとして、グリップ本体の両側にヒンジ用凹部が形成され、そのヒンジ用凹部内にヒンジ部が回動可能に取り付けられ、グリップ本体が両側のヒンジ部を介して回動可能に装着される構造のものが、各種の自動車で使用されている。
このアシストグリップは、下記特許文献1に記載されるように、その両側のヒンジ部に金属製の取付クリップを設け、取付クリップにより車体のボディパネルに固定するように取り付けられる。取付クリップは、ばね弾性を持った金属により略U字状に形成され、ヒンジ部のヒンジ本体の中央支持板を覆うように、ヒンジ本体に嵌め込まれる。その後、ヒンジ本体には、その前面側からカバーが、そのクリップ支持部を取付クリップの内側に差し込むように、仮組付される。
車体への装着時には、先ず、車体のボディパネルに設けた矩形穴に取付クリップを嵌め込み、取付クリップの両側膨出部の係止部を、ボディパネルの矩形穴の縁部に係止させ、次に、仮組付されていたカバーをヒンジ本体内に前面から背面側に押し込むことにより、クリップ支持部を取付クリップの内側に押し込み、取付クリップの弾性膨出部を側方に膨出させて、アシストグリップをボディパネルに固定する。
特開2009−121633号公報 特開2006−151288号公報
ところで、自動車のアシストグリップを含む内装部品の組付け工程では、作業効率の観点から、ボディパネルのトリム材(パネル状内装材)に予めアシストグリップを仮止めした状態でモジュール化し、モジュール化したトリム材をボディパネルに取り付けるとともに、アシストグリップをボディパネルに本固定することが行なわれている。
このようなモジュール化したトリム材の組み付けを行うためには、アシストグリップをトリム材に予め仮止めする必要がある。そのために、従来、上記特許文献2において、アシストグリップをトリム材に対し仮止め可能に構成したアシストグリップの取付構造が提案されている。
このアシストグリップの取付構造は、アシストグリップのカバーのプラグ部(クリップ支持部)の先端に、板状の揺動爪を揺動可能に突設し、カバーをヒンジ本体内に挿入した状態で、トリム材の取付孔にカバーのプラグ部を差し込んだとき、プラグ部先端の揺動爪を、トリム材の内側に係止させてアシストグリップをトリム材に対し仮止めする。
しかし、この従来のアシストグリップは、カバーのプラグ部の先端の片側に、板状の揺動爪を揺動可能に設けているため、揺動爪の長さをトリム材の取付孔の直径より長尺にする必要がある。そのため、カバーをヒンジ部内に挿入して仮止めする際、揺動爪が障害となってカバーの挿入作業が難しい。
さらに、アシストグリップをトリム材に仮止めしてモジュール化したトリム材を、ボディパネルの定位置に取り付ける際、アシストグリップをボディパネルに対し固定するために、カバーのプラグ部をボディパネルの矩形穴に差し込む作業を行なうが、このとき、プラグ部の先端の揺動爪が邪魔をして、ボディパネルの矩形穴に差し込みにくく、アシストグリップの取付作業を効率良く行なえないという不具合があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、仮止めを含む組付け作業を効率良く行うことができるアシストグリップを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のアシストグリップは、
左右両端の基部にヒンジ用凹部が設けられたグリップ本体と、
該両側のヒンジ用凹部に枢軸を介して回動可能に取り付けられる1対のヒンジ本体を有したヒンジ部と、
ばね弾性を有する金属を略U字状に曲折し両側に弾性脚部を設けて形成され、該両側の弾性脚部には外側に膨出する弾性膨出部が設けられ、該1対のヒンジ本体の略中央に設けた矩形開口部に各々挿入される取付クリップと、
該取付クリップの両側の弾性脚部の内側に挿入され、平行に突設された1対の板状のクリップ支持部を有し、該ヒンジ部の前面を覆うように該ヒンジ本体に嵌着されるカバーと、
を備え、ボディパネルのトリム材にアシストグリップを仮止めした状態で、該ボディパネルに設けた矩形穴に、該取付クリップ及び該カバーの該クリップ支持部を差し込んで、該ヒンジ部をボディパネルに固定し装着するアシストグリップにおいて、
該カバーの1対のクリップ支持部の先端に各々係合爪が、薄肉ヒンジ部を介して、該クリップ支持部と略直角状態から略平行状態まで揺動可能に、両側に開くように外側を向けて突設され、
該係合爪の長さは、該トリム材の矩形穴に挿入したとき、該矩形穴の縁部に該係合爪の先端が係合可能な長さに設定され、
該トリム材の矩形穴に該取付クリップ及び該カバーの該クリップ支持部を差し込んで該アシストグリップを該トリム材に仮止めする際、該1対のクリップ支持部の両側の係合爪は、該クリップ支持部と略直角状態から略平行状態を経て略直角状態まで揺動して、仮止めされ、
さらに、該取付クリップ及び該1対の該クリップ支持部を該ボディパネルの矩形穴に差し込んで固定する際、該クリップ支持部の係合爪が該クリップ支持部と略平行状態まで揺動して該矩形穴を通過するように構成されたことを特徴とする。
この発明のアシストグリップによれば、カバーの1対のクリップ支持部の先端に各々係合爪が、薄肉ヒンジ部を介して、クリップ支持部と略直角状態から略平行状態まで揺動可能に、外側を向けて突設され、係合爪の長さはトリム材の矩形穴に挿入したとき、矩形穴の縁部に係合爪の先端が係合可能な長さに設定されるので、トリム材にアシストグリップを仮止めする際、トリム材の矩形穴に取付クリップ及びカバーのクリップ支持部を差し込んでトリム材に容易に仮止めすることができる。
さらに、取付クリップ及び1対のクリップ支持部をボディパネルの矩形穴に差し込んで固定する際、1対のクリップ支持部の係合爪はクリップ支持部と略平行状態まで揺動して矩形穴を通過するため、従来のように係合爪が邪魔にならず、簡単な組付け作業でアシストグリップをトリム材とともにボディパネルに固定することができる。これにより、アシストグリップの組付け作業を効率良く行なうことができる。
ここで、上記ヒンジ本体の矩形開口部の一方の内側面に、ガイド溝が上記カバーの挿入方向に形成され、カバーのクリップ支持部の一方の側面にガイドリブをガイド溝に嵌合にして摺動可能に設けることが好ましい。
これによれば、ヒンジ本体の前面にカバーを仮止めする際、カバーのリップ支持部をヒンジ本体の矩形開口部内の中間位置に挿入するようにカバーを嵌め込み仮止めするが、このとき、カバーに設けたガイドリブがヒンジ本体の矩形開口部の内側面のガイド溝に嵌合摺接して挿入されるので、カバーを容易に適正位置に挿入することができる。
本発明のアシストグリップによれば、簡単な構造で、仮止めを含む組付け作業を効率良く行うことができる。
本発明の一実施形態を示すアシストグリップの背面からの斜視図である。 アシストグリップの底面図である。 同アシストグリップの右側面図である。 同アシストグリップの背面からの分解斜視図である。 右のヒンジ部2の背面からの分解斜視図である。 左のヒンジ部3の背面からの分解斜視図である。 (a)はカバーの底面側からの斜視図、(b)はその右側面図、(c)はその底面図、(d)はその平面図である。 (a)はヒンジ本体の斜視図、(b)はヒンジ本体とカバーの斜視図、(c)はヒンジ本体に対しカバーを仮組付した状態の斜視図である。 ヒンジ部とカバーの断面図である。 ヒンジ部にカバーを嵌入する際の断面図である。 ヒンジ部にカバーを嵌入して仮止めした状態の断面図である。 トリム材モジュールを仮止めする際の断面説明図である。 トリム材モジュールを仮止めした際の断面説明図である。 アシストグリップをボディパネルに取り付ける際の説明断面図である。 仮組付けしたカバーを押し込んだときの説明断面図である。 アシストグリップをボディパネルに完全に取り付けた状態の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はアシストグリップの背面からの斜視図を示し、図2はその底面図を示し、図3はその右側面図を示し、図4はその分解斜視図を示している。なお、以下の説明で使用する左右上下は、装着姿勢のアシストグリップを正面から見たときの左右上下を示し、図示で使用したFRは前、LEは左、RIは右、UPは上、REは後、DOは下を示す。
図1〜図4において、グリップ本体1は合成樹脂によりグリップ状に一体成形され、グリップ本体1の左右両端に設けられた基部の背面に、略長方形のヒンジ用凹部11,12が形成されている。両側のヒンジ用凹部11,12内における左右両側壁部には、各々軸孔13,14が形成され、枢軸15,16が、ヒンジ部2,3の内側支持片22、32、外側支持片23,33に設けた軸孔22a,23a,32a,33aと共に当該側壁部の軸孔13,14に挿通され、各ヒンジ部2,3はグリップ本体1に対し回動可能に軸支される。1対のヒンジ部2,3は、自動車の車体側に固定され、グリップ本体1が非使用状態と使用状態との間で、相対的にヒンジ部2,3に対し回動可能とされる。
図4、5、6に示すように、右側のヒンジ部2は、ヒンジ本体21と、ヒンジ本体21に対しその正面側(前面側)から嵌め込んで取り付けられ、図示しない車体側ボディパネルの矩形孔に嵌入されて係止される取付クリップ5と、ヒンジ本体21に対しその正面側を覆って嵌着され、ヒンジ本体21内の矩形開口部27にクリップ支持部42を進入させて取付クリップ5を内側から支持するカバー4と、ヒンジ本体21の下部に突設された内側支持片22と外側支持片23の間に装着される捻りコイルばね6と、から構成される。
左側のヒンジ部3は、ヒンジ本体31と、ヒンジ本体31に対し正面側から嵌め込んで取り付けられ、図示しない車体側ボディパネルの矩形孔に嵌入されて係止される取付クリップ5と、ヒンジ本体31に対しその正面側を覆って嵌着され、ヒンジ本体31内の矩形開口部37にクリップ支持部42を進入させて取付クリップ5を内側から支持するカバー4と、ヒンジ本体31の下部に突設された内側支持片32と外側支持片33の間に挿入され、グリップ本体1に回動負荷を付与するオイルダンパー8と、から構成される。
右側のヒンジ部2のヒンジ本体21は、図5、7、8に示すように、正面を略略正方形とする立方体形状に形成され、その下部に内側支持片22、外側支持片23を突設して、合成樹脂により一体成形される。その内側支持片22と外側支持片23間には捻りコイルばね6用のスペースが設けられ、ヒンジ本体21の略中央部分には矩形開口部27が設けられる。さらに、矩形開口部27の背面側には矩形枠部21aが突設され、その矩形枠部21aの周囲の一段下った部分に、座部21bが形成され、ヒンジ本体21をボディパネルの矩形孔に嵌め込む際、矩形枠部21aをその矩形孔に嵌入し、座部21bをボディパネルの表面に押し当てるように形成される。
ヒンジ本体21の下側に突設された内側支持片22及び外側支持片23には軸孔22a、23aが貫通穴として形成される。この軸孔22a,23aには枢軸15が挿通され(図4)、ヒンジ本体21をグリップ本体1のヒンジ用凹部11内で回動可能に支持する構造となっている。図5のように、ヒンジ本体21の両側部にはカバー係止部24が形成され、後述のカバー4をヒンジ本体21の正面側に嵌着させる際、カバー4の内側に設けた係止爪45が係止されるようになっている。
また、ヒンジ本体21の略中央部に形成された矩形開口部27は、図5に示すように、後述の取付クリップ5をその背面側から挿入可能な形状に形成されると共に、カバー4を嵌める際、カバー4の背面側に突設されたクリップ支持部42を挿入可能な形状に形成される。また、ヒンジ本体21の矩形開口部27の一方の内側面には、ガイド溝が前後方向につまりカバー4の挿入方向に形成され、カバー4のクリップ支持部42の一方の側面に設けたガイドリブ44がこのガイド溝に嵌合して摺動するようになっている。
図5に示すように、ヒンジ本体21の矩形開口部27の両側に、突部28が背面側に向けて突設され、組み付け時に、ヒンジ本体21をボディパネルの矩形孔に嵌入したとき、矩形孔の左右両側縁部にこの突部28の外側面を接触させ、ヒンジ本体及びグリップ本体1の左右のガタツキを防止する。
左側のヒンジ部3のヒンジ本体31は、図6,8に示す如く上記右側のヒンジ本体21とほぼ同様に、正面を略略正方形とする立方体形状に形成され、その下部に内側支持片32、外側支持片33を突設して、合成樹脂により一体成形される。その内側支持片32と外側支持片33間にはオイルダンパー8用のスペースが設けられ、ヒンジ本体31の略中央部分には矩形開口部37が設けられる。さらに、矩形開口部37の背面側には矩形枠部が突設され、その矩形枠部の周囲の一段下った部分に、座部31bが形成される。座部31bは、ヒンジ本体31をボディパネルBの矩形穴に嵌め込む際、矩形枠部31aをその矩形穴に嵌入し、座部31bをボディパネルBの表面に押し当てるように形成される。
図6,8に示すように、ヒンジ本体31の下部に突設した内側支持片32、外側支持片33には、軸孔32a、33aが貫通穴として形成される。この軸孔32a,33aには枢軸16が挿通され、ヒンジ本体31をグリップ本体1のヒンジ用凹部12内で回動可能に支持する構造である。図8のように、ヒンジ本体31の両側部にはカバー係止部39が形成され、カバー4をヒンジ本体31の正面側に嵌着させる際、カバー4側の係止爪45が係止されるようになっている。
また、ヒンジ本体31の略中央部に形成された矩形開口部37は、図6に示すように、取付クリップ5をその背面側から挿入可能な形状に形成されると共に、カバー4を嵌める際、カバー4の背面側に突設されたクリップ支持部42及び係合爪43を挿入可能な形状に形成される。また、ヒンジ本体31の矩形開口部37の一方の内側面には、図8のように、ガイド溝31cが前後方向につまりカバー4の挿入方向に形成され、カバー4のクリップ支持部42の一方の側面に設けたガイドリブ44がガイド溝31cに嵌合して摺動するようになっている。
ヒンジ本体21,31の矩形開口部27,37には、取付クリップ5が前面側から挿入され嵌め込まれるが、この取付クリップ5は、図5,6に示すように、ばね弾性を有する金属を略U字状に曲折して形成され、両側に弾性脚部51がばね弾性を有して形成される。また、両側の弾性脚部51には、弾性膨出部52がその内側の一部を外側に切り起こして開くように形成される。
両側の弾性膨出部52は、弾性脚部51より外側に開くように、弾性変形可能に形成され、その弾性膨出部52の先端には、略くの字状に湾曲した第1係止部53と平坦な板状の第2係止部57が形成され、被固定部となるボディパネルBの矩形穴に取付クリップ5を差し込んだ際、その矩形穴の縁部に第1係止部53が係止され、ボディパネルBの背面(内側面)に第2係止部57の先端が係止されるようになっている。
つまり、図5、6に示すように、弾性膨出部52の先端部中央に第1係止部53がくの字状に湾曲して形成され、第1係止部53の両側に第2係止部57が弾性膨出部52の平面と平行な板状に、斜め方向に傾斜して突設されている。
さらに、両側の弾性脚部51の先端近傍には、図5,6に示すように、段部54が脚部に対し略直角に曲折して形成され、その段部54の先端側に延設部が取付クリップ5の挿入方向と略平行につまり弾性脚部51と略平行に延設され、先端部を形成している。延設部の中央部分には係止爪55が、その中央部分を切り起こし外側に開く形態で形成されている。
図6のように、取付クリップ5をヒンジ本体31に組み付ける場合、ヒンジ本体31の矩形開口部37に前面側から取付クリップ5の頭部を挿入し、そのまま取付クリップ5を挿入端まで押し込むが、このとき、矩形開口部37の両側の内側縁部に、取付クリップ5の両側の段部54が係止され、且つ両側の係止爪55が、ヒンジ本体31の矩形開口部37内の両側穴部34に進入し、その穴部34の前面側の被係止部に係止されるように形成されている。
ヒンジ本体21,31の正面(前面)側には各々カバー4がヒンジ本体21,31の前面を覆うように組み付けられる。カバー4は、図7に示すように、ヒンジ本体21,31の正面を覆うカバー本体41と、カバー本体41の背面側に突出して設けられた1対のクリップ支持部42とを備えて構成される。1対のクリップ支持部42の先端には、仮止め用の係合爪43が薄肉ヒンジ部43aを介して揺動可能に一体成形される。
両側の係合爪43は、1対のクリップ支持部42の先端に、薄肉ヒンジ部43aを介して、クリップ支持部42と略直角状態から略平行状態まで揺動可能に、両側に開くように外側を向けて突設される。この係合爪43の長さは、車室内への取り付け時、アシストグリップを仮止めするトリム材(パネル状内装材)Tの矩形穴Thに挿入したとき、矩形穴Thの縁部に係合爪43の先端が係合可能な長さに設定される。
つまり、トリム材Tの矩形穴に取付クリップ5及びカバー4のクリップ支持部42を差し込んでアシストグリップをトリム材Tに仮止めする際、1対のクリップ支持部42の両側の係合爪43は、薄肉ヒンジ部43aを介して、クリップ支持部42と略直角状態から略平行状態を経て略直角状態まで揺動して、仮止めされように形成される。さらに、取付クリップ5及び1対のクリップ支持部42をボディパネルBの矩形穴Bhに差し込んで固定する際、クリップ支持部42の係合爪43が邪魔にならずに、クリップ支持部42と略平行状態まで揺動して矩形穴を通過するようになっている。
上記のように、両側のヒンジ本体21,31の正面には、カバー4がその正面をカバー本体41により覆って取り付けられるが、カバー本体41の背面側に、1対のクリップ支持部42が突設され、クリップ支持部42がヒンジ本体21,31の矩形開口部27,37内に取付クリップ5とともに挿入される。このような挿入作業を円滑に行なうために、クリップ支持部42の外側面に、図6,7,8の如く、ガイドリブ44が、それを押し込む方向に設けられる。
さらに、ガイドリブ44に嵌合可能なガイド溝21c、31cが、図5、6に示すように、ヒンジ本体21,31の矩形枠部21a,31aの内側つまり矩形開口部27,37の内側面に設けられる。これにより、図8のように、カバー4のクリップ支持部42をヒンジ部2,3の矩形開口部27,37に挿入する形態で、カバー4をヒンジ部2または3に押し込んだとき、ガイドリブ44がヒンジ本体21,31側のガイド溝21c、31cに嵌合して摺動し、カバー4が傾くことなく常に適正に嵌め込むことができる。
なお、ガイド溝とガイドリブの位置関係は、上記と逆でもよく、ガイドリブをヒンジ本体21,31の矩形開口部27,37の内側面に突設し、ガイド溝をカバー4のカバー本体41に設けることもできる。また、上記では、1本のガイドリブ44を1本のガイド溝21cまたは31cに嵌合摺動させて嵌め込むようにしたが、ガイド溝を設ける部材の強度が十分にあれば、ヒンジ本体21,31の矩形開口部27,37の内側両側面に2本のガイド溝またはガイドリブを設け、それらに対応してカバー4のカバー本体41の両側にガイドリブまたはガイド溝を設け、嵌合摺動させることもできる。
一方、カバー本体41内の両側部には、図7に示すように、上記ヒンジ本体21,31の両側部に設けられたカバー係止部29,39に係止される係止爪45が設けられている。この係止爪45により、カバー4はヒンジ本体21,31に対し仮止めされ、最終段階でヒンジ本体21,31に対し押し込むことにより確実に固定される。
右側のヒンジ用凹部11に装着されたヒンジ本体21の内側支持片22と外側支持片23の間に、グリップ本体1をヒンジ部2,3に対し非使用位置(図3の実線で示す状態)に付勢するための捻りコイルばね6が装着される。捻りコイルばね6は図5に示すように、一端部61と他端部62を有し、その一端部61は、装着時、ヒンジ本体21の内側支持片22の内側近傍に係止され、捻りコイルばね6の他端部62は、グリップ本体1のヒンジ用凹部11内に設けた係止凹部11aに係止される(図4)。これにより、捻りコイルばね6は、グリップ本体1をヒンジ本体21に対し非使用状態に付勢するように、ヒンジ用凹部11の外側支持片23と内側支持片22の間に配設されることとなる。
左側のヒンジ用凹部12に装着されたヒンジ本体31の内側支持片32と外側支持片33の間には、図4、6に示す如く、オイルダンパー8が取り付けられる。オイルダンパー8は、円筒体の内筒82と、その内筒82を内包するように回転可能に取り付けられる外筒81とから構成され、内筒82と外筒81の間に形成された空隙にオイルが充填され、内筒82と外筒81が相対的に回動する際、オイルの粘性抵抗により制動力を生じさせるようになっている。
オイルダンパー8の内筒82の軸心位置に、軸孔83が形成され、その軸孔83に、枢軸16が図4のように挿通される。また、図6に示すように、内筒82の先端軸支位置に長円ボス部84が突設され、オイルダンパー8をヒンジ本体31の内側支持片32と外側支持片33間に挿入したとき、内側支持片32の内側に形成した長円ボス用嵌入部32bに、その長円ボス部84が嵌入するようになっている。
一方、外筒81の外周部には突条部85が突設され、オイルダンパー8をヒンジ本体31の内側支持片32と外側支持片33間に挿入したとき、その突条部85が、ヒンジ用凹部12内に設けた突条用係止部12a(図4)に係止され、グリップ本体1が回動操作されたとき、オイルダンパー8の外筒81がグリップ本体1と共に回動するようになっている。ヒンジ部3は車体のボディパネルBに固定され、オイルダンパー8の内筒82はその端部の長円ボス部84を内側支持片32に係止させているため、ヒンジ部3に対しグリップ本体1を回動させたとき、オイルダンパー8の内筒82が外筒81に対し回動し、適度な回動抵抗を付与するように動作する。
アシストグリップを組み立てる場合、先ず、両側のヒンジ本体21,31に取付クリップ5を組み付ける。取付クリップ5は、図5,6に示すように、ヒンジ本体21,31の前面側からその矩形開口部27,37内に、クリップの頭部から挿入し、そのまま背面側に取付クリップ5を押し込み組み付ける。このとき、取付クリップ5は、その弾性脚部51を僅かに内側に収縮させるだけで、ヒンジ本体21,31の矩形開口部27,37内に容易に進入し、その進入端で段部54がヒンジ本体21,31の内側縁部25,35に当接し、且つ係止爪55がヒンジ本体21,31の被係止部26,36に係止される。
次に、右側のヒンジ本体21の内側支持片22と外側支持片23間に捻りコイルばね6を配置した状態で、ヒンジ本体21をヒンジ用凹部11内の所定位置に配置し、枢軸15をヒンジ用凹部11の外側から軸孔13に差し込み、さらに図4の如く、外側支持片23の軸孔23aから捻りコイルばね6内を通し、さらに枢軸15を内側支持片22の軸孔22aに挿通させ、さらに枢軸15の先端を他方の軸孔13に挿入する。これにより、右側のヒンジ本体21はグリップ本体1に対し回動可能に軸支され、このとき、捻りコイルばね6の一端部61はヒンジ本体21の一部に係止され、他端部62がグリップ本体1のヒンジ用凹部11の縁部に係止され、ヒンジ本体21は捻りコイルばね6のばね力によりヒンジ用凹部11側に付勢され、ヒンジ用凹部11内に進入した状態となる。
同様に、左側のヒンジ本体31は、内側支持片32と外側支持片33間にオイルダンパー8を挿入した状態で、ヒンジ本体31をヒンジ用凹部12内の所定位置に配置し、枢軸16をヒンジ用凹部12の軸孔14に外側から差し込み、さらに外側支持片33の軸孔33aからオイルダンパー8内を通し、さらに枢軸16を内側支持片32の軸孔32aに挿通させ、さらに枢軸16の先端を他方の軸孔14に挿入する。
これにより、ヒンジ本体31はグリップ本体1に対し回動可能に軸支され、このとき、オイルダンパー8の長円ボス部84は内側支持片32の内側の長円ボス用嵌入部32bに嵌入し、オイルダンパー8の外筒の突条部85はグリップ本体1のヒンジ用凹部12の突条用係止部12aに係止され、ヒンジ本体31にはオイルダンパー8のオイルの粘性抵抗により、回動抵抗が付与されることとなる。
次に、ヒンジ本体21,31の前面にカバー4を仮止めする。カバー4を仮止めする場合、図5,6,8のように、その背面側に突設したクリップ支持部42をヒンジ本体21,31の矩形開口部27、37内の中間位置に挿入し、カバー4を嵌め込み、仮止めする。このとき、図10の如く、カバー4の1対のクリップ支持部42は、その先端両側の係合爪43が、薄肉ヒンジ部43aを介して、クリップ支持部42と略平行に曲がり、且つクリップ支持部42自体が内側に撓みながら進入する。
これにより、カバー4の1対のクリップ支持部42は、円滑に矩形開口部27、37内を通過し、通過後は、図11のように、両側の係合爪43がクリップ支持部42と略直角状態に戻り、カバー4はヒンジ本体21,31に対し仮止め状態となる。仮止め状態で、カバー4の係止爪45は、ヒンジ本体21,31のカバー係止部29、39の手前に係止される。なお、図8,10,11において、ヒンジ部3のヒンジ本体31内の取付クリップ5は図示を省略しているが、実際には上記のように、取付クリップ5がヒンジ本体31内に挿入された状態で、カバー4の1対のクリップ支持部42は挿入され仮止めされる。
また、このとき、カバー4のカバー本体41の側部に設けたガイドリブ44がヒンジ本体21,31の矩形開口部27,37の内側面のガイド溝21c、31cに嵌合摺接して挿入されるので、カバー4は容易に適正位置に挿入することができる。また、仮止め状態のカバー4は、そのクリップ支持部42及び取付クリップ5をボディパネルBの矩形穴に嵌め込んだとき、取付クリップ5の弾性膨出部52などが動き得る状態となって装着される。
次に、上記のようにカバー4を仮止めした状態のアシストグリップを、トリム材Tに設けた所定の矩形穴Thに、その両側のヒンジ部2,3の取付クリップ5及びクリップ支持部42を挿入して仮止めする。このとき、トリム材Tの所定位置には、所定寸法の矩形穴Thが図12のように予め形成されているので、その矩形穴Thにカバー4のクリップ支持部42と取付クリップ5を挿入するのみでよい。
このとき、クリップ支持部42の先端両側に位置する係合爪43は、クリップ支持部42と平行な状態まで内側に曲がり、矩形穴Thを通過し、その後、両側の係合爪43がクリップ支持部42と略直角状態まで開き、係合爪43の先端が矩形穴Thの縁部に係合可能となる。これで、図12上段に示すように、アシストグリップはその両側のヒンジ部2,3がトリム材Tに仮止めされ、トリム材モジュールとなる。
アシストグリップを仮止めしたトリム材モジュールを自動車の室内の天井面或いは側壁面に取り付ける場合、トリム材Tを固定するための図示しないクリップをボディパネルに固定するとともに、アシストグリップのグリップ本体1を持って、その両側基部のヒンジ部2,3のクリップ支持部42及び取付クリップ5の先端を、図12のように、ボディパネル(ボディパネルのブラケット部)Bに設けた矩形穴Bhに押し込む。
このとき、図12下段のように、クリップ支持部42の先端の係合爪43は内側に、つまりクリップ支持部42と平行な状態まで曲がり、矩形穴Bhを通過した後、図13上段のように、両側の係合爪43がクリップ支持部42と略直角状態まで開く。さらに、両側のヒンジ本体21,31に設けた取付クリップ5の弾性膨出部52が矩形穴Bhの縁部に当たって内側に弾性変形しながら矩形穴に進入する。
このように、仮止め用の係合爪43は両側のクリップ支持部42の先端に左右に開くように設けられるので、クリップ支持部42をボディパネルBの矩形穴Bhに挿入する際、邪魔にならずに円滑にアシストグリップの取付作業を行なうことができる。
そして、取付クリップ5、5の弾性膨出部52が矩形穴に完全に嵌入したとき、図14に示すように、弾性膨出部52の第1係止部53及び第2係止部57が外側に開くように弾性復元し、第1係止部53がボディパネルBの矩形穴Bhの縁部に係止され、第2係止部57の先端がボディパネルBの背面(内側面)に係止される状態となる。
これにより、ボディパネルBの矩形穴Bhの縁部がヒンジ本体21,31の座部21b、31bと第2係止部57との間で挟持される状態となり、弾性膨出部52の第2係止部57はその先端がボディパネルBの背面に係止されることにより、高い抜け耐力を持ってヒンジ本体21,31がボディパネルBに固定され組み付けられる。
この後、仮止め状態となっていたカバー4を、図13,15のように、ヒンジ本体21,31の内部に押し込む。このとき、カバー4の内側の係止爪45がヒンジ本体21,31の両側のカバー係止部29,39に完全に嵌め込まれ係止される。またこのとき、カバー4のカバー本体41の側部に設けたガイドリブ44がヒンジ本体21,31の矩形開口部27,37の内側面のガイド溝21c、31cに嵌合摺接してカバー4がヒンジ本体21,31に押し込まれるので、カバー4は傾くことなく真直ぐにヒンジ本体21,31内に進入し、最後にカバー4の係合爪43をヒンジ本体21,31のカバー係止部29、39に係止させて、カバー4が適正位置に嵌着される。
このように、仮止めされたカバー4を押し込む際、カバー4のガイドリブ44がガイド溝21c、31c内を摺動して押し込まれるので、カバー4は傾くことなく適正に進入し、作業性良くカバー4を嵌着することができる。
この状態で、図16に示すように、カバー4のクリップ支持部42が取付クリップ5、5の内側に完全に嵌入し、取付クリップ5の弾性膨出部52の第1係止部53及び第2係止部57は、車体の被固定部のボディパネルBに対し強固に係止され、アシストグリップの取り付けを完了する。
このように、カバー4の1対のクリップ支持部42の先端に各々係合爪43が、薄肉ヒンジ部43aを介して、クリップ支持部42と略直角状態から略平行状態まで揺動可能に、外側を向けて突設され、係合爪43の長さはトリム材Tの矩形穴に挿入したとき、矩形穴の縁部に係合爪43の先端が係合可能な長さに設定されるので、トリム材Tにアシストグリップを仮止めする際、トリム材Tの矩形穴Thに取付クリップ5及びカバー4のクリップ支持部42を差し込んでトリム材Tに容易に仮止めすることができる。
さらに、取付クリップ5及び1対のクリップ支持部42をボディパネルBの矩形穴Bhに差し込んで固定する際、1対のクリップ支持部42の係合爪43がクリップ支持部42と略平行状態まで揺動して矩形穴Bhを通過するため、係合爪43が邪魔にならず、簡単な組付け作業でアシストグリップをトリム材TとともにボディパネルBに固定することができる。
アシストグリップの使用時、使用者は、図3に示すように、ヒンジ部2,3に対しグリップ本体1を下側に回動させて使用する。グリップ本体1は使用者によりその中央部が下方に引かれ、このとき、捻りコイルばね6は、その他端部62がグリップ本体1におけるヒンジ用凹部11の係止凹部11aの回動によりその捻りばね力に抗してねじられる。これにより、グリップ本体1は捻りばね力に抗して下側に回動し、使用者がグリップ本体1を把持することによりグリップ本体1の使用状態が保持される。
一方、使用者がアシストグリップの使用状態のグリップ本体1から手を離すと、グリップ本体1は捻りコイルばね6の他端部62から上向き(図3の時計方向)の付勢力を受けて同方向に回動し、非使用状態(図3の実線位置)に戻るが、このとき、オイルダンパー8の作用により、グリップ本体1の回動に制動がかけられ、低速でグリップ本体1は非使用状態の位置に戻ることとなる。
1 グリップ本体
2 ヒンジ部
3 ヒンジ部
4 カバー
5 取付クリップ
8 オイルダンパー
11 ヒンジ用凹部
11a 係止凹部
12 ヒンジ用凹部
12a 突条用係止部
13 軸孔
14 軸孔
15 枢軸
16 枢軸
21 ヒンジ本体
21a 矩形枠部
21b 座部
21c ガイド溝
22 内側支持片
22a 軸孔
23 外側支持片
23a 軸孔
24 カバー係止部
25 内側縁部
26 被係止部
27 矩形開口部
28 突部
29 カバー係止部
31 ヒンジ本体
31a 矩形枠部
31b 座部
31c ガイド溝
32 内側支持片
32a 軸孔
32b 長円ボス用嵌入部
33 外側支持片
33a 軸孔
34 穴部
37 矩形開口部
39 カバー係止部
41 カバー本体
42 クリップ支持部
43 係合爪
43a 薄肉ヒンジ部
44 ガイドリブ
45 係止爪
51 弾性脚部
52 弾性膨出部
53 第1係止部
54 段部
55 係止爪
57 第2係止部
61 一端部
62 他端部
81 外筒
82 内筒
83 軸孔
84 長円ボス部
85 突条部

Claims (2)

  1. 左右両端の基部にヒンジ用凹部が設けられたグリップ本体と、
    該両側のヒンジ用凹部に枢軸を介して回動可能に取り付けられる1対のヒンジ本体を有したヒンジ部と、
    ばね弾性を有する金属を略U字状に曲折し両側に弾性脚部を設けて形成され、該両側の弾性脚部には外側に膨出する弾性膨出部が設けられ、該1対のヒンジ本体の略中央に設けた矩形開口部に各々挿入される取付クリップと、
    該取付クリップの両側の弾性脚部の内側に挿入され、平行に突設された1対の板状のクリップ支持部を有し、該ヒンジ部の前面を覆うように該ヒンジ本体に嵌着されるカバーと、
    を備え、ボディパネルのトリム材にアシストグリップを仮止めした状態で、該ボディパネルに設けた矩形穴に、該取付クリップ及び該カバーの該クリップ支持部を差し込んで、該ヒンジ部をボディパネルに固定し装着するアシストグリップにおいて、
    該カバーの1対のクリップ支持部の先端に各々係合爪が、薄肉ヒンジ部を介して、該クリップ支持部と略直角状態から略平行状態まで揺動可能に、外側を向けて突設され、
    該係合爪の長さは、該ボディパネル及び該トリム材の矩形穴に挿入したとき、該矩形穴の縁部に該係合爪の先端が係合可能な長さに設定され、
    該トリム材の矩形穴に該取付クリップ及び該カバーの該クリップ支持部を差し込んで該アシストグリップを該トリム材に仮止めする際、該1対のクリップ支持部の該両側の係合爪は、該クリップ支持部と略直角状態から略平行状態を経て略直角状態まで揺動して、仮止めされ、
    さらに、該取付クリップ及び該1対の該クリップ支持部を該ボディパネルの矩形穴に差し込んで固定する際、該クリップ支持部の係合爪が該クリップ支持部と略平行状態まで揺動して該矩形穴を通過するように構成されたことを特徴とするアシストグリップ。
  2. 前記ヒンジ本体の矩形開口部の一方の内側面に、ガイド溝が前記カバーの挿入方向に形成され、該カバーのクリップ支持部の一方の側面にガイドリブが該ガイド溝に嵌合にして摺動可能に設けられたことを特徴とする請求項1記載のアシストグリップ。
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