JP3180107U - コートフック付きアシストグリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】コートフックとアシストグリップの同時使用が可能で、意匠性が良好なコートフック付きアシストグリップを提供する。
【解決手段】アシストグリップのグリップ本体1の両側基部にヒンジ用凹部8,9が設けられ、両側のヒンジ用凹部8,9内にヒンジ部2,3が各々回動可能に軸支される。ヒンジ部2,3のヒンジ本体21,31が車内の被固定部に埋め込み固定され、グリップ本体1がヒンジ部2,3に対し非使用位置と使用位置間で回動する。被固定部に埋め込み固定されるヒンジ本体21のフランジ部23の側方にベース部24が延設される。ベース部24にコートフック10のケース部11が、前面を開口し且つ被固定部内に埋め込み可能に設けられ、ケース部11内にフック部材が枢軸を介して前方に突き出し回動可能に枢支される。
【選択図】図2

Description

本考案は、自動車室内の天井面等に取り付けられるアシストグリップに関し、特に、コートフックを設けたコートフック付きアシストグリップに関する。
自動車室内の天井面には、搭乗者が室内で身体を支持するために、アシストグリップが取り付けられる。この種のアシストグリップとして、グリップ本体の両側に凹部が形成され、その凹部内にヒンジ部が回動可能に取り付けられ、グリップ本体がヒンジ部を介して回動可能に装着される構造のものが、各種の自動車に装着されている。
一方、乗員の上着やコートなどを車内に掛けるために、コートフックが車室の壁部などに取り付けられる場合がある。このようなコートフックを設けたアシストグリップとして、下記特許文献1、2などで、コートフック付きアシストグリップが提案されている。
特開2002−225613号公報 特開2002−234372号公報
しかし、上記特許文献1,2に記載されるコートフック付きアシストグリップは、何れも非使用状態のグリップ本体の基部の正面側に、コートフックが設けられ、使用時にはそれをグリップ本体の基部から引き出して使用するので、コートフックの周縁部を示す見切り線がその正面側に現れ、このために、アシストグリップの意匠性が悪化しやすい。
さらに、コートフックは、非使用状態のグリップ本体の基部から、フック部を下方に或いは手前に引き出して使用するため、アシストグリップが、そのグリップ本体を下側に回動させて使用状態にあるときには、コートフックのフック部を下方に或いは手前に引き出すことができず、使用することができないという課題があった。
また、上記コートフックは、グリップ本体の基部に設けたフック部を引き出して使用している状態で、アシストグリップを使用するためにグリップ本体を下側に回動させると、コートフックのフック部も同様に回動するため、フック部が壁面に当接し或いはフック部が反転してコートなどがフック部から落下し、アシストグリップとコートフックの両方を同時に使用することができないという不具合があった。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、コートフックとアシストグリップの同時使用が可能で、意匠性も良好なコートフック付きアシストグリップを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案のコートフック付きアシストグリップは、グリップ本体の両側基部にヒンジ用凹部が設けられ、該両側のヒンジ用凹部内にヒンジ部が各々回動可能に軸支され、該ヒンジ部のヒンジ本体が車内の被固定部に埋め込み固定され、該グリップ本体が該ヒンジ部に対し非使用位置と使用位置間で回動するアシストグリップにおいて、該被固定部に埋め込み固定される該ヒンジ本体のフランジ部の側方にベース部が延設され、該ベース部に該コートフックのケース部が、前面を開口し且つ該被固定部内に埋め込み可能に設けられ、該ケース部内にフック部材が枢軸を介して前方に突き出し回動可能に枢支されたことを特徴とする。
この考案によれば、ヒンジ本体の側方にベース部が延設され、そのベース部にコートフックのケース部が設けられ、ケース部内にフック部材が突き出し回動可能に枢支されるので、コートフックのフック部材は、アシストグリップの使用・非使用に関わらず、ケース部から出して使用することができる。また、アシストグリップのグリップ本体の基部に、見切り線などは現れず、コートフックのケース部は被固定部内に埋め込み固定されるので、アシストグリップの意匠性を悪化させることはない。
ここで、上記ベース部は、上記グリップ本体の基部の内側に向けて延設され、上記コートフックのフック部材は、非使用状態の正面視で、該グリップ本体の該基部の内側に且つ該フック部材の前面全体が露出し、グリップ本体の内側に突き出し可能に配置することが好ましい。
これによれば、コートフックはアシストグリップの両側基部間の空きスペースに配されるため、そのスペースを有効利用することができ、また、空きスペースであっても、使用者には見やすい位置に配置され、簡便に使用することができる。また、アシストグリップ及びコートフックの使用・非使用に関わらず、両者は相互に独立して使用することができる。
さらに、上記コートフックのフック部材は、上記ケース部内に収納された状態で、フック部材の前面と上記ベース部の前面とが略面一状態となるように構成することが好ましい。これによれば、アシストグリップの良好な意匠性、操作性を保持しながら、コートフックを付属させることができる。
本考案のコートフック付きアシストグリップによれば、アシストグリップにおける空きスペースを有効利用してコートフックを配することができ、意匠性が良好で、見やすく配することができ、コートフックとアシストグリップの同時使用が可能で、アシストグリップの使用時、非使用時に関わらずコートフックを使用することができる。
本考案の一実施形態を示すコートフック付きアシストグリップの正面図である。 同アシストグリップの底面図である。 同アシストグリップの右側面図である。 同アシストグリップの背面から見た斜視図である。 図1のV-V断面図である。 図1のVI-VI断面図である。 同アシストグリップの背面から見た分解斜視図である。 ベース部に取り付けられたコートフックの正面図である。 同コートフックの背面図である。 コートフックの分解斜視図である。 コートフックのカム溝とトレースピンとの関係を示す展開図である。 アシストグリップを被固定部に固定した状態の断面図である。 コートフック使用時の断面図である。 コートフック使用時の正面図である。 アシストグリップ及びコートフックの同時使用時の断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図4はコートフック付きアシストグリップの背面側から見た斜視図を示し、図7はその分解斜視図を示し、図10はコートフックの背面側から見た分解斜視図を示している。以下の説明で使用する左右上下は、装着姿勢のアシストグリップを正面から見たときの左右上下を示し、図4、7、10で使用したFRは前、LEは左、RIは右、UPは上、REは後、DOは下を示す。
図1〜図7において、1は合成樹脂で一体成形されたアシストグリップのグリップ本体であり、グリップ本体1の左右両端に設けられた基部の背面に、略長方形のヒンジ用凹部8,9が形成されている。図7に示すように、両側のヒンジ用凹部8,9内における左右両側壁部の内側及び外側に、各々1対の軸穴8a、9aが形成され、ヒンジ部2,3のボス25,35がこの軸穴8a,9aに嵌入され、各ヒンジ部2,3は両側のボス25,35を介して、グリップ本体1に対し回動可能に軸支される。
ヒンジ部2,3の支持片22、32は、各ヒンジ本体21,31の両側下部に突設され、ボス25、35は支持片22、32の両側に突設されて、両側の軸穴8a,9aに嵌入される。1対のヒンジ部2,3は、自動車のボディに固定され、グリップ本体1は、非使用状態と使用状態との間で、ヒンジ部2,3に対し、相対的に回動可能に枢支される。
1対のヒンジ部2とヒンジ部3は、相互にミラー対称形として形成され、図7に示すように、右側のヒンジ部2は、ヒンジ本体21と、ヒンジ本体21に対し背面側から嵌め込んで取り付けられ、車室内壁部の被固定部となるボディの矩形孔に、嵌入されて係止される取付クリップ5と、ヒンジ本体21に対しその正面側を覆って嵌着され、ヒンジ本体21内の矩形開口部27にクリップ支持部42を進入させて取付クリップ5を内側から支持するカバー4と、ヒンジ本体21の下部両側に突設された1対の支持片22、22間に装着され、ヒンジ部2に対しグリップ本体1を非使用側に付勢するトーションバネ6と、を備えて構成される。
左側のヒンジ部3は、同様に、図7に示す如く、ヒンジ本体31と、ヒンジ本体31に対し背面側から嵌め込んで取り付けられ、被固定部の矩形孔に嵌入されて係止される取付クリップ5と、ヒンジ本体31に対しその正面側を覆って嵌着され、ヒンジ本体31内の矩形開口部37にクリップ支持部42を進入させて取付クリップ5を内側から支持するカバー4と、ヒンジ本体31の下部両側に突設された1対の支持片32、32間に挿入され、グリップ本体1に回動負荷を付与するオイルダンパー7と、を備えて構成される。
右側のヒンジ部2のヒンジ本体21は、下部両側に1対の支持片22、22を突設し、略中央に矩形開口部27を設け、矩形開口部27の中央部から背面側に向けて、取付クリップ5を支持するための中央支持板28を突設した形状に、合成樹脂により一体成形される。両下側に突設された支持片22、22にはボス25がその両側にヒンジ軸として突設される。この両側の支持片22、22のボス25、25は、上記グリップ本体1のヒンジ用凹部8の両側壁に穿設された軸穴8a,8aに回動可能に嵌入される。
なお、グリップ本体1を回動可能に支持する軸は、このようなボス25に代えてシャフトを使用することもでき、シャフトを枢軸とする場合、グリップ本体1のヒンジ用凹部8の両側壁及び支持片22,22の中央に軸孔を穿設し、それらの軸孔にシャフトを通してグリップ本体1を回動可能に軸支する。
図7に示すように、ヒンジ本体21の両側部にはカバー係止部29が形成され、カバー4をヒンジ本体21の正面側に嵌着させる際、カバー4側の係止爪43が係止されるようになっている。また、ヒンジ本体21の略中央部に形成された矩形開口部27は、取付クリップ5をその背面側から挿入可能な形状に形成されると共に、カバー4を嵌める際、カバー4の背面側に突設されたクリップ支持部42を挿入可能な形状に形成される。矩形開口部27の略中央には、中央支持板28が水平に突設される。取付クリップ5は、この中央支持板28を上下から覆うように、背面からヒンジ本体21の矩形開口部27内に挿入され、その内側で取付クリップ5先端の係合部5aが係合するようになっている。
左側のヒンジ部3のヒンジ本体31は、図7に示すように、下部両側に支持片32、32を突設し、略中央に矩形開口部37を設け、矩形開口部37の中央部から背面側に向けて、取付クリップ5を支持するための中央支持板38を突設し、合成樹脂により一体成形される。下側に突設された両側の支持片32、32には各々外側にボス35、35がヒンジ軸として突設され、支持片32、32がグリップ本体1のヒンジ用凹部9内に嵌入されたとき、その両側壁に穿設された軸穴9a,9aにボス35,35が回動可能に嵌入される。
右側のヒンジ部2の支持片22に突設されたボス25の先端下部は斜めに切除した形状とされる。これにより、ヒンジ本体21の組み付け時、ボス25を軸穴8aに嵌め込む際、嵌め込みやすくしている。また、左側の支持片32には切欠溝36が設けられ、この切欠溝36によって、ヒンジ部3をグリップ本体1のヒンジ用凹部9に嵌め込む際、ヒンジ用凹部9の縁部がこの切欠溝36に進入して、ヒンジ部3が傾斜し、ボス35が軸穴9aに嵌入できるようにしている。
なお、このボス35によるヒンジ軸は、上記と同様、ボス35に代えてシャフトを使用することもでき、シャフトを枢軸とする場合、グリップ本体1のヒンジ用凹部9の両側壁及び支持片32,32の中央に軸孔を穿設し、それらの軸孔にシャフトを通してグリップ本体1を回動可能に軸支する。
さらに、図7に示すように、右側のヒンジ部2のヒンジ本体21にはそのフランジ部23に、つまり、車体の壁部にヒンジ本体21を取り付けたとき、壁面に当接するヒンジ本体21のフランジ部23をグリップ本体1の内側に延長させるように、コートフック取り付け用のベース部24が延設されている。
この板状のベース部24は、ヒンジ本体21と一体に形成され、ベース部24には、コートフック10を嵌着するための開口部が形成され、図9に示す如く、その開口部と上部と下部の背面に、係止保持部24aが突設される。コートフック10には、図10に示すように、そのケース部11の上端と下端に係止保持部24aを嵌入するための凹部が形成されるとともに、係止爪11aが設けられ、コートフック10をベース部24の背面側から開口部に嵌め込んだとき、上部と下部の係止保持部24aにケース部11の係止爪11aが係止され、図5に示すように取り付けられる。
コートフック10は、図8〜図10に示すように、前面に前面開口部を設けたケース部11と、ケース部11内に枢軸13によって枢支され、ケース部11内の収納室16とケース部11から突出した使用位置との間を回動するフック部材12と、フック部材12を開放方向に付勢するバネ部材124と、フック部材12の枢軸13の周りでその基部の円周面となる基部円周面121に形成されたカム溝122と、カム溝122に先端ピン14aを係合させてケース部11内に取り付けられ、フック部材12の保持機構となるトレースピン14と、を備えて構成される。フック部材12は、格納式の構造を有し、フック部材12のプッシュ操作に応じて、収納室16と使用位置との間を往復回動し、非使用時には、トレースピン14の先端ピン14aがカム溝122の上部に係止されて、収納室16内に保持され、格納構造となっている。
ケース部11は、図10に示すように、略直方体形状の箱型に形成され、ケース部11の収納室16内には、フック部材12が、収納室16とケース部11から突出した使用位置との間で回動するように、枢軸13により枢支される。枢軸13は、例えば金属シャフトをケース部11の前部両側壁に設けた軸孔からフック部材12の基部の軸孔125に貫通させるように嵌入される。フック部材12はその枢軸13を軸に収納室16内と正面に突き出す使用状態との間で回動可能となっている。
また、図10に示すように、フック部材12の基部に、ばね収納凹部123が形成され、このばね収納凹部123には、フック部材12を開放方向に付勢するバネ部材124(トーションバネ)が枢軸13に外嵌された状態で収納される。さらに、フック部材12の基部における軸孔125の回りには、開口凹部126が形成され、その開口凹部126にゴム状弾性体などからなるブッシュ15が嵌め込まれる。このブッシュ15は枢軸13及びケース部11の側壁面との間で摩擦抵抗を生じさせ、フック部材12が枢軸13上を回動する際、枢軸13及びケース部11の側壁に対し適度な摩擦抵抗(回動負荷)を生じさせて、開閉速度を緩やかにしている。
さらに、図2、図4、図9に示すように、ケース部11の背面側の下半分には、凹状の背面部18が設けられ、背面部18には、トレースピン14の先端ピン14aが挿入される開口部が設けられ、さらに、その背面部18の下側に、トレースピン14の軸部14bが挿入される軸孔127が形成されている。一方、背面部18の下部には、金属板からなるピン押え部19が、トレースピン14を背面部18に押し付けるように取り付けられている。
ピン押え部14は、バネ弾性力によりトレースピン14を背面部18側に押えるように取り付けられ、これにより、トレースピン14の先端ピン14aを、フック本体12のカム溝122内に係合保持させる。トレースピン14は、図10に示す如く、金属線を略コ字状に曲折して形成され、その上端部に先端ピン14aが形成され、その下端部に軸部14bが形成される。
なお、ピン押え部19は、金属板に代えて、合成樹脂によりケース部11と一体に成形することもできる。この場合、ピン押え部はその先端の自由端部を弾性変形可能に形成し、その自由端部でトレースピン14を背面部18側にバネ弾性をもって押し付けるように構成する。
図10に示すように、トレースピン14は、その下端の軸部14bを背面部18の下部の軸孔127に差し込み、その上端の先端ピン14aを開口部からケース部11内の収納室16内に挿入して、ピン押え部19により押え付けた状態で装着される。トレースピン14の先端ピン14aは、収納室16内のフック部材12における基部円周面121のカム溝122内に挿入されるとともに、ピン押え部19により適正な荷重でカム溝側に押えられる。これにより、先端ピン14aが係合するフック部材12の基部円周面121におけるカム溝122の回動に応じて、先端ピン14aは左右に移動し、先端ピン14aの位置に応じて、フック部材12の回動を停止させ或いは回動を許容する構造となっている。
フック部材12は、図10に示すように、先端にコートやハンガーなどを掛けるためのフック部を設け、フック部の反対側の基部に軸孔125を貫設し、その軸孔125に枢軸13を挿入するように構成される。さらに上述の如く、軸孔125の端部に開口凹部126が形成され、この開口凹部126にブッシュ15が嵌着され、このブッシュ15及び軸孔125内に枢軸13が嵌挿される。
また、フック部材12の基部には、基部円周面121が軸の周囲につまり枢軸13の軸を中心とする円の円周面として形成され、この基部円周面121に、略ハート型のカム溝122が、図11の展開図に示すような形状に形成されている。
さらに、図10に示すように、フック部材12の基部のばね収納凹部123内には、フック部材12を使用状態側(ケース本体内から突き出す側)に付勢するバネ部材(トーションバネ)124が設けられる。バネ部材124の一端はフック部材12に係止され、他端はケース部11の一部に係止され、フック部材12をケース部11から前方に突き出す側に付勢している。
上述のように、フック部材12の基部円周面121には、カム溝122が形成されるが、このカム溝122には、図11の展開図に示す如く、フック部材12を収納状態としたときトレースピン14の先端ピン14aが係合保持されるカム形状部A、収納状態のフック部材12をプッシュしたときに先端ピン14aが移動するカム形状部B、フック部材12が使用状態まで突出したときに先端ピン14aが係合保持されるカム形状部Cが設けられる。
さらに、カム溝122は、使用状態に突出したフック部材12をケース本体内の収納室16に押し込んだとき、先端ピン14aはカム溝122内を移動して一旦最上部のカム形状部Dに進み、フック部材12から押し込み力を解除したとき、元のカム形状部Aに戻るように形成されている。
これにより、収納状態のフック部材12をプッシュしたとき、先端ピン14aがカム形状部Aから外れ、フック部材12はバネ部材124に付勢力により前方に回動して突出使用状態となり、突き出した使用状態のフック部材12を収納室16側に押し込むように回動させると、先端ピン14aがカム形状部Cからカム形状部Dを経て、最初のカム形状部Aに戻って係止され、フック部材12は収納状態に戻る。
一方、アシストグリップの左側のヒンジ本体31は、図7に示すように、その両側部にカバー係止部39が形成され、カバー4をヒンジ本体31の正面側に嵌着させる際、カバー4側の係止爪43が係止されるようになっている。また、ヒンジ本体31の略中央部に形成された矩形開口部37は、取付クリップ5をその背面側から挿入可能な形状に形成されると共に、カバー4を嵌める際、カバー4の背面側に突設されたクリップ支持部42を挿入可能な形状に形成される。矩形開口部37の略中央には、中央支持板38が水平に突設される。取付クリップ5は、この中央支持板38を上下から覆うように、背面からヒンジ本体31の矩形開口部37内に挿入され、その内側で取付クリップ5先端の係合部5aが係止するようになっている。
グリップ本体1のヒンジ用凹部8,9に、上記のヒンジ本体21,31を回動可能に嵌入した状態で、ヒンジ本体21,31には取付クリップ5が嵌め込まれるが、この取付クリップ5は、図7に示すように、ばね弾性を有する金属を略U字状に曲折して形成され、その両側先端部にはヒンジ本体21、31の内側に係合する係合部5aがL形に曲折して形成される。
さらに、取付クリップ5の両側には切り起こすように、膨出部5bが拡幅方向に弾性変形可能に形成され、両側の膨出部5bには、車体のボディパネルBに設けた矩形孔の縁部に係止される係止部が形成される。さらに、膨出部5bの先端部には、取付クリップ5をヒンジ本体21,31に背面側から差し込むように組み付けたとき、ヒンジ本体21,31の縁部に係止される係止爪5cが形成されている。
ヒンジ本体21,31の正面側を覆うように組み付けられるカバー4は、図7に示すように、ヒンジ本体21,31の正面を覆うカバー本体41と、カバー本体41の背面側に突出して設けられたクリップ支持部42とから構成され、クリップ支持部42には、上記取付クリップ5の内側に嵌入される2対の尖頭部が突設され、カバー本体41内の両側部には、上記ヒンジ本体21,31のカバー係止部29,39に係止される係止爪43が設けられている。
一方、ヒンジ本体21の下部両側に突設された支持片22、22間にはトーションバネ6が装着される。トーションバネ6は、その一端部61をヒンジ本体21に係止させ、その他端部62をグリップ本体1のヒンジ用凹部8内の係止凹部8bに係止させ、グリップ本体1をヒンジ本体21に対し非使用状態側に、つまり、図3の時計方向に付勢するように、支持片22、22間に取り付けられる。なお、トーションバネ6は、図示しないばねケース内に収納した状態で、支持片22、22間に取り付けることもできる。
他方、左側のヒンジ用凹部9に装着されたヒンジ本体31の支持片32、32の間には、図7に示す如く、オイルダンパー7が取り付けられる。オイルダンパー7は、内筒部の外側に外筒部を回動可能に且つ内筒部を内包するように嵌合させ、内筒部と外筒部間にオイルを充填し、内筒部と外筒部とが相対的に回動する際、オイルの粘性抵抗により、制動力を発生させるように構成される。
オイルダンパー7のダンパー軸となる内筒部の端部には、図7のように、内筒係止部7aが設けられ、ヒンジ本体31の支持片32,32間に、オイルダンパー7を挿入したとき、内筒係止部7aが支持片32の内側に係止される。また、オイルダンパー7の外筒部に設けた外筒係止部7bは、グリップ本体1のヒンジ用凹部9内に設けた係合凹部9bに係合する。これにより、ヒンジ部3に対しグリップ本体1を回動させたとき、オイルダンパー7の外筒部がその内筒部に対し回動し、適度な回動抵抗を付与するように作用する。
グリップ本体1に、ヒンジ部2,3を組み付ける場合、先ず、ヒンジ本体21,31をグリップ本体1のヒンジ用凹部8,9に組み付けるが、このとき、ヒンジ本体21はその両側のボス25、25をヒンジ用凹部8内の軸穴8a,8aに嵌入させ、ヒンジ本体31はその両側のボス35、35をヒンジ用凹部9内の軸穴9a,9aに嵌入させる。
次に、右側のヒンジ用凹部8に装着されたヒンジ本体21の支持片22、22間に、グリップ本体1をヒンジ部2,3に対し非使用位置に付勢するためのトーションバネ6を装着する。このとき、トーションバネ6の一端部61はヒンジ本体21の一部に係止し、トーションバネ6の他端部62はヒンジ用凹部8内の係止凹部8bに係止して装着する。
次に、右側のヒンジ部2のヒンジ本体21と左側のヒンジ部3のヒンジ本体31に、各々、取付クリップ5,5を取り付ける。このとき、取付クリップ5,5は、図7に示すように、各ヒンジ本体21,31の背面側から、その矩形開口部27,37に挿入し、ヒンジ本体21,31の正面側からは、カバー4,4のクリップ支持部42,42をその矩形開口部27、37内に挿入する。
このとき、カバー4,4は、仮止め状態(取付クリップ5,5をボディパネルBの矩形孔に嵌め込んだとき、取付クリップ5,5の膨出部5bなどが動き得る状態)としてヒンジ本体21,31の正面側に装着され、取付クリップ5,5は、ヒンジ本体21,31の背面部に嵌め込まれ、その係合部5a,5aはヒンジ本体21,31の内側に係合し、その係止爪5cはヒンジ本体21,31の背面座部に当接する。
一方、アシストグリップを取り付ける、例えば車室内壁部の所定位置(成形天井材を含むボディパネルB)には、ヒンジ部2,3の取付クリップ5,5及び基部を嵌入可能な矩形孔が形成され、さらにコートフック10のケース部11を嵌入可能な矩形孔が、被固定部として形成される。ヒンジ部2,3用の矩形孔は、図12に示すように、取付クリップ5を嵌着したヒンジ本体21,31の先端部を挿入し、フランジ部23を壁の表面に当接可能な大きさと形状に形成される。コートフック10用の矩形孔は、図5に示すように、ケース部11を挿入し、ベース部24を壁の表面に当接可能な大きさと形状に形成される。
アシストグリップを自動車の室内壁部に取り付ける場合、その両側基部のヒンジ部2,3を壁部の矩形孔に押し込むとともに、コートフック10のケース部11を矩形孔に嵌め込む。このとき、取付クリップ5、5の膨出部5b、5bは矩形孔の縁部に当たって内側に(幅を縮小する方向に)弾性変形しながら矩形孔に進入し、取付クリップ5、5の膨出部5b、5bが矩形孔に完全に嵌入したとき、膨出部5b、5bの係止部とヒンジ本体21,31の先端の座部との間で、ボディパネルBの矩形孔の縁部が挟持され、係止された状態となる。
この後、仮止め状態となっていたカバー4,4を、ヒンジ本体21,31の正面に押し付け、その内側の係止爪43,43をヒンジ本体21,31の両側のカバー係止部29,39に嵌め込む。この状態で、カバー4、4のクリップ支持部42,42が取付クリップ5、5の内側に完全に嵌入し、取付クリップ5,5は、ボディパネルBに係止される。
同時に、コートフック10のケース部11が、ボディパネルBの矩形孔に嵌入され、ケース部11を取り付けたベース部24は成形天井材を含むボディパネルBの表面に当接し、図13のような取り付け状態となる。このような取付状態において、コートフック付きアシストグリップは、正面視で、図14に示す状態となり、コートフック10は、ヒンジ部2のヒンジ本体21のフランジ部23を延設したベース部24に設けられ、アシストグリップのグリップ本体1の両側基部の間に位置することとなる。
このため、グリップ本体1の基部に見切り線などは現れず、また、コートフック10のケース部11は被固定部内に埋め込み固定されるので、アシストグリップの意匠性を悪化させることはない。さらに、図14に示すように、コートフック10は、アシストグリップのグリップ本体1の両側基部間の空きスペースに配されて露出するため、そのスペースを有効利用することができ、加えて、空きスペースであっても、使用者には見やすい位置に、且つ良好な意匠性でコートフック10が配置される。
アシストグリップの使用時、使用者は、図12に示すように、左右のヒンジ部2,3に対しグリップ本体1を下側に回動させて使用する。グリップ本体1は使用者によりその中央部が下方に引かれると、図12に示すように、トーションバネ6は、その一端部61がヒンジ本体21の一部に係止され、その他端部62がグリップ本体1の係止凹部8bに係止されて、グリップ本体1の回動に応じて図12の反時計方向にねじられ、使用者はトーションバネ6のバネ力に抗してグリップ本体1を使用状態に保持する。したがって、使用者がグリップ本体1から手を離すと、グリップ本体1は、トーションバネ6の付勢力とオイルダンパー7の回動抵抗作用により、緩やかに上側に回動し、図12に示す非使用状態に戻る。
一方、コートフック10を使用する場合、図5の状態において、フック部材12をプッシュする(押して離す)と、カム溝122に係合するトレースピン14の先端ピン14aが、図11において、カム溝122内のカム形状部Aから一旦カム形状部Bに移動する。このとき、フック部材12がバネ部材124の付勢力により枢軸13を軸に前方に突き出すように回動する。このとき、フック部材12はブッシュ15の回動負荷抵抗により緩やかに回動し、トレースピン14の先端ピン14aはカム溝122内を、図11のように下降し、カム形状部Cの位置で停止する。
この動作により、フック部材12は、図13,14のように、ケース部11から前方に突き出した使用状態となる。このとき、プッシュ操作に応じてフック部材12が回動する間、先端ピン14aがカム溝122内を移動し、これに応じて、トレースピン14は従動しながら傾動し、先端ピン14aはカム形状部Cの停止位置に保持されることとなる。
このように、コートフック10が使用状態になると、使用者は衣服を或いは衣服を掛けたハンガーのフックをフック部材12に掛けて使用することとなるが、コートフック10の正面全体がアシストグリップのグリップ本体1の両側基部の間に露出して位置するため、アシストグリップの使用時・非使用時に関わらず、使用者はコートフック10のフック部材12にハンガーフックなどを掛けて使用することができる。
使用状態のフック部材12を非使用状態にする場合、フック部材12を持って上に回動させ、ケース部11の収納室16内に押し込むようにする。このとき、フック部材12の回動に伴い、トレースピン14の先端ピン14aは、カム溝122内を図11のように、カム形状部CからDに移動し、フック部材12を離した時、バネ部材124の付勢力によりフック部材12が少し戻り、先端ピン14aはカム形状部Aに入り、フック部材12は最初のフック収納状態(非使用状態)に戻る。
このように、上記構成のコートフック付きアシストグリップは、コートフック10のフック部材12を前方に突出させ、ハンガーフックなどをフック部材12に掛けて使用する状態において、使用者はアシストグリップのグリップ本体1を任意に使用・非使用とすることができ、アシストグリップ及びコートフック10の使用・非使用に関わらず、両者は相互に独立して使用することができる。
また上記のように、コートフック10を取り付けるベース部24は、図7の如く、グリップ本体1の基部の内側に向けて延設され、且つコートフック用の開口部がグリップ本体1と重ならない位置に形成されているので、図1、14のように、非使用のアシストグリップを正面から見た場合、コートフック10のフック部材12は、グリップ本体1の基部の内側に且つフック部材12の前面全体が露出して位置し、グリップ本体1を容易に手前に突き出して使用することができる。さらに、コートフック1のフック部材12は、ケース部11内に収納された状態で、フック部材12の前面とベース部24の前面とが略面一状態となるように構成されるので、アシストグリップの良好な意匠性、操作性を保持しながら、コートフック10を付属させることができる。
1 グリップ本体
2 ヒンジ部
3 ヒンジ部
4 カバー
5 取付クリップ
5a 係合部
5b 膨出部
5c 係止爪
6 トーションバネ
7 オイルダンパー
7a 内筒係止部
7b 外筒係止部
8 ヒンジ用凹部
8a 軸穴
8b 係止凹部
9 ヒンジ用凹部
9a 軸穴
9b 係合凹部
10 コートフック
11 ケース部
11a 係止爪
12 フック部材
13 枢軸
14 トレースピン
14a 先端ピン
14b 軸部
15 ブッシュ
16 収納室
18 背面部
19 ピン押え部
21 ヒンジ本体
22 支持片
23 フランジ部
24 ベース部
24a 係止保持部
25 ボス
27 矩形開口部
28 中央支持板
29 カバー係止部
31 ヒンジ本体
32 支持片
35 ボス
36 切欠溝
37 矩形開口部
38 中央支持板
39 カバー係止部
41 カバー本体
42 クリップ支持部
43 係止爪
61 一端部
62 他端部
121 基部円周面
122 カム溝
123 収納凹部
124 バネ部材
125 軸孔
126 開口凹部
127 軸孔
上記目的を達成するために、本考案のコートフック付きアシストグリップは、グリップ本体の両側基部にヒンジ用凹部が設けられ、該両側のヒンジ用凹部内にヒンジ部が各々回動可能に軸支され、該ヒンジ部のヒンジ本体が車内の被固定部に埋め込み固定され、該グリップ本体が該ヒンジ部に対し非使用位置と使用位置間で回動するアシストグリップにおいて、該被固定部に埋め込み固定される該ヒンジ本体のフランジ部の側方にベース部が延設され、該ベース部コートフックのケース部が、前面を開口し且つ該被固定部内に埋め込み可能に設けられ、該ケース部内にフック部材が枢軸を介して前方に突き出し回動可能に枢支されたことを特徴とする。

Claims (3)

  1. グリップ本体の両側基部にヒンジ用凹部が設けられ、該両側のヒンジ用凹部内にヒンジ部が各々回動可能に軸支され、該ヒンジ部のヒンジ本体が車内の被固定部に埋め込み固定され、該グリップ本体が該ヒンジ部に対し非使用位置と使用位置間で回動するアシストグリップにおいて、
    該被固定部に埋め込み固定される該ヒンジ本体のフランジ部の側方にベース部が延設され、該ベース部に該コートフックのケース部が、前面を開口し且つ該被固定部内に埋め込み可能に設けられ、該ケース部内にフック部材が枢軸を介して前方に突き出し回動可能に枢支されたことを特徴とするコートフック付きアシストグリップ。
  2. 前記ベース部は、前記グリップ本体の基部の内側に向けて延設され、前記コートフックのフック部材は、非使用状態の正面視で、該グリップ本体の該基部の内側に、且つ該フック部材の前面全体が露出し、該グリップ本体の内側に突き出し可能に配されたことを特徴とする請求項1記載のコートフック付きアシストグリップ。
  3. 前記コートフックのフック部材は、前記ケース部内に収納された状態で、該フック部材の前面と前記ベース部の前面とが略面一状態となることを特徴とする請求項1または2記載のコートフック付きアシストグリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114867638A (zh) * 2019-12-20 2022-08-05 丰和化成株式会社 辅助把手

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