JP2014208940A - 塗工白板紙およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基材である板紙原紙を十分に被覆し、顔料塗工シートとして、白色ムラがなく、平滑度が高い塗工白板紙を製造する技術を提供する。【解決手段】塗工白板紙の製造方法は、白色度が45〜95%の多層抄きの原紙の少なくとも片面に、樹脂製チップを装着したブレードまたはバーを用いて顔料塗工層を塗工することを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、被覆性が高く、平滑な顔料塗工層を備えた塗工白板紙およびその製造方法に関する。
白板紙は、一般に、紙器用(箱、ブリスターパック等)、紙製品用(見本帳台紙、アルバム等)、出版用(雑誌、本等)、商業印刷用(カタログ、パンフレット等)に使用されている。白板紙を大きく分類すると白ボールとマニラボールとに分けられるが、いずれにも塗工品(コート)と未塗工(ノーコート)が包含される。白ボールは表層が晒パルプ、中層、裏層は古紙から抄合わせているものであり、マニラボールに比べると一般に厚手で、通常は何らかの印刷を施して折り畳み箱(食料品、洗剤、繊維製品、雑貨用)等に用いられる。
マニラボールは一般に、メニュー、カード類、美術本、絵本などの厚手印刷物及び打ち抜きの小型印刷箱(医薬品、化粧品、石鹸、タバコ、キャラメル、冷凍食品などの個包装用並びに液体食品用)等に利用されている。マニラボールは、通常、その層構成及び品質によって高級板紙、特殊板紙、一般マニラボールの3つにさらに分類される。
高級板紙は、白板紙の中でも最高級品であり、美粧性の観点から、従来少なくとも表裏は共にフレッシュの晒化学パルプが使用されてきた。また、高級板紙はさらにアイボリとカードに分けられるが、アイボリは原料の殆どが晒化学パルプを使った板紙の最高級品で、カードは表裏両面に晒化学パルプを使用し、中層に機械パルプを使用したものである。
特殊板紙は、高級板紙と同様の原紙に蛍光染料を使用しない塗料(カラー)を片面塗工した紙で、大部分が高級紙器(化粧品、薬品、食品などの箱)に使用される。一般マニラボールは、中・裏層に、メカニカルパルプ(機械パルプ)または古紙パルプを
使用しており、一般食料品の箱などに使用されている。
このような塗工紙および板紙などのコストダウンの手法として、パルプをより安価で白色度の低いものに変更しつつ、輪郭塗工方式により原紙を効果的に隠蔽し、同等の品質を維持する、というものがある。輪郭塗工方式としては、近年カーテンコーターが板紙マシンを中心に世界的に導入されている(特許文献1)。
しかし、カーテン塗工は、ブレード塗工に比べ平滑性が得にくく、また導入費用が高価であるなどの問題がある。そこで、被覆性の高い塗工方式として、カーテン塗工に代わる新たな塗工方式が望まれており、特許文献2〜4では、柔らかい先端のブレードを使用するブレード塗工方式が提案されている。
特開2012−214959号公報 国際公開WO00/48746号 特開2006−132016号公報 特開2008−055327号公報
一般にカーテン塗工は、塗工時に塗工液の掻き落としがない前計量式の塗工方式であるため、原紙に多少の凹凸が存在しても均一な塗工層を塗設することができ、白色ムラを生じにくい。しかし、カーテン塗工は、輪郭塗工のため、ブレード塗工などの接触方式の塗工方法と比較して塗工面の平滑性が低い傾向があった。一方で、ブレード塗工などの接触式塗工では、良好な平滑性は得られるものの、凹凸の存在する原紙に対して硬質なブレードで一様に塗料を掻きとるため、原紙の凹凸に沿った微小な塗布ムラが発生し、輪郭塗工と比較して被覆性に劣る傾向があった。
カレールウの箱などに用いられる塗工白板紙は、その原紙として比較的白色度の低い板紙を用いるにもかかわらず、カラー印刷にも十分に適応できるほど、ムラがなく、また、平滑性が高い塗工面を備えることが要求される。また、塗工白板紙の中でも、特に高い美粧性を求められる高級板紙では、白色度の高い原紙を使用し、さらに、平滑性と光沢、ムラの抑制に配慮するなと、輪郭塗工と接触式塗工双方の特徴を兼ね備えた、高い品質が求められている。
このような状況に鑑み、本発明は、被覆性と平滑性の両立を可能とする塗工白板紙を製造する技術を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、樹脂性チップを用いてブレード塗工またはバー(ロッドともいう)塗工することにより、前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、これに限定されるものではないが、本発明は以下の態様を包含する。
(1) 白色度が45%〜95%多層抄きの原紙の少なくとも片面に、樹脂製チップを装着したブレードまたはバーを用いて顔料塗工層を塗工することを含む、塗工白板紙の製造方法。
(2) 前記原紙が、古紙パルプを含み、白色度が45〜75%である、(1)に記載の方法。
(3) 前記塗工白板紙が2層以上の顔料塗工層を有しており、原紙と接する顔料塗工層が樹脂製チップを装着したブレードまたはバーを用いて塗工される、(1)または(2)に記載の方法。
(4) 原紙の坪量が、200〜500g/mである、(1)〜(3)のいずれかに記載の方法。
(5) 顔料塗工層の塗工量が、片面あたり5〜30g/mである、(1)〜(4)のいずれかに記載の方法。
(6) 原紙と接する顔料塗工層の塗工量が、片面あたり5〜20g/mである、(1)〜(5)のいずれかに記載の方法。
(7) (1)〜(6)のいずれかに記載の方法により製造された塗工白板紙。
本発明によれば、基材である板紙原紙を十分に被覆し、顔料塗工シートとして、白色ムラがなく、平滑度が高い塗工白板紙を製造することができる。
図1は、一般的なスチールブレード(上段)、刃先にセラミックを装着させたセラミックブレード、刃先に樹脂製チップを装着したブレード(下段)を示す模式図である。
塗工白板紙
本発明の塗工白板紙とは、シート表面にオフセット印刷、グラビア印刷などの商業印刷を施して用いられる板紙をいい、シートの支持体上の片面、もしくは両面に少なくとも1層以上の顔料塗工層を設けてなるものである。本発明の塗工白板紙は、外観の美麗さが求められる用途に使用される塗工白板紙で特に高い効果が得られるため、白ボールの中では特にコート白ボールに、マニラボールの中では特に高級板紙に好適である。なお、本発明においては、表層/裏層に古紙パルプを含まないもの高級板紙、古紙を含むものをコート白ボールという。
本発明においては、ブレードやバー(ロッド)に弾性のある樹脂性チップ(以下、本明細書においてソフトチップということがある)を設けたものを用いて顔料塗工を行う。このソフトチップが原紙の形状に追従しながら計量することにより良好な被覆性が得られるとのことである。方法としては、接触式の塗工であるが、輪郭塗工と同様の効果が得られ、さらに、接触方式の利点である平滑性も得られやすい。
本発明の塗工白板紙に使用される原紙は、特に制限されないが、古紙パルプを配合してもよい。また、それ以外のパルプとしては、例えば、晒または未晒の化学パルプ、晒または未晒の機械パルプなどを配合した原紙を使用できる。古紙パルプは、脱墨処理されていてもいなくてもよい。脱墨パルプとしては、上質紙、中質紙、下級紙、新聞紙、チラシ、雑誌、クラフト紙、段ボールなどの選別古紙やこれらが混合している無選別古紙を原料とする脱墨パルプなどを使用することができる。
原紙は、上記各種パルプを混合したものでもよいし、同一のパルプからなるものでもよい。また、本発明の塗工白板紙の原紙は、多層抄きの原紙であってもよく、例えば、異なるパルプを1層以上重ねたものでもよい。例えば、中層に白色度の低いパルプを用いて、表層、裏層にそれより白色度の高いパルプを用いた3層抄きの原紙であってもよいし、すべての層のパルプを同じものとして複数層重ねて得た原紙であってもよい。
本発明の塗工白板紙の原紙は、坪量が200〜500g/mであることが好ましく、250〜450g/mがより好ましく、275〜400g/mがさらに好ましい。
本発明で使用する原紙の白色度は限定されないが、白色度が低い原紙を用いても本発明によれば高品質の塗工白板紙が得られるため、原紙の白色度が低いほど、本発明の効果を大きく享受することができる。本発明で使用できる原紙の白色度は45〜95%であり、好ましい態様において45〜75%とすることができ、50〜70%としてもよい。前記白色度は、塗工層が設けられる側の原紙表面の白色度である。原紙が2層以上の紙層からなる多層抄きの場合は、最表層以外の各層のパルプの白色度は、特に限定されない。
一般に、板紙の原紙として、中層には白色度の低いパルプを用い、表層には白色度の高いパルプを用いて、これらを抄き合わせた原紙を用いることがある。しかし、このような原紙は、紙内部の白色度の低さを表層で十分にカバーすることができず、白色度のムラ(白色ムラ)が生じやすいところ、本発明によれば、中層や裏層に使用するのと同様の低白色度のパルプを原紙の表層に使用してもよく、そのようなパルプを使用しても白色ムラがなく、白色度の高い顔料塗工シートを得ることができる。また、本発明では、最表層のみに白色度の高いパルプを用い、中層や裏層のパルプに低白色度のパルプを用いた原紙を使用しても、白色ムラを低減した顔料塗工シートを製造できる。また、原紙の白色度が75%以下の場合であっても、白色ムラを低減した顔料塗工シートを製造できる。
このように、本発明によれば、比較的低白色度の原紙を用いても、白色度や白色ムラに優れた塗工白板紙を製造することが可能である。脱墨された古紙パルプを多く含む、または脱墨や漂白されていないパルプを含有する白色度の低い原紙を用いることはコスト面でも有利であり、環境負荷も低減できる。
原紙の平滑性を高めるために、顔料塗工前にプレカレンダー等の処理を行なってもよい。さらに、原紙の平滑性を改善する手段として、顔料塗工前に、澱粉を主成分としたクリア塗料または顔料を含んだ塗料を原紙に塗工することができる。このプレ塗工された原紙は、乾燥してから顔料塗工に供してもよいし、乾燥工程を経ないまま、すなわち原紙上の塗料が濡れた状態で、顔料塗工に供してもよい。このように、顔料塗工に供される前のプレ塗工後の原紙の状態は制限されない。
顔料塗工
本発明では、顔料を含む塗工液を、上記原紙の少なくとも片面に塗工して塗工白板紙を製造する。塗工液の調製においては、ミキサー等の通常の混合手段を用いてよい。各成分等について以下に説明する。
本発明の顔料塗工層は単層でも良いし、複数層でも良い。複数層の場合は、下塗り層(原紙に近い層)は、原紙をより効果的に隠蔽するために、光散乱性が高いことが好ましい。塗工層の光散乱性は、単位塗工量あたりの散乱性、すなわち比散乱係数を指標とすることができる。比散乱係数が高いほど、塗工層の隠蔽性が高い。また、上塗り層(最外層)は、白色度が高い方が好ましい。
(1)顔料塗工方式
本発明においては、弾性のある樹脂性チップ(以下、本明細書においてソフトチップということがある)を設けたブレードやバー(ロッド)を用いて顔料塗工を行う。この塗工方式では、基材上に顔料塗工液が塗工された後、ブレードやバー(ロッド)の先端に装着されたソフトチップによってその塗工面がかき取られることになる。したがって、本発明の塗工方式は、後計量の接触方式ではあるが、硬質のブレードやバー(ロッド)によって塗工面をかき取る場合と異なり、弾性のあるソフトチップが原紙の形状に追従しながら計量することにより良好な被覆性が得られる。すなわち、ソフトチップの先端部分が柔らかいため、ソフトチップが原紙の形状に沿って動くため、輪郭塗工に近い仕上がりとなる。したがって、本発明によれば、従来のブレード塗工やバー塗工のメリットである平滑性と、カーテンやスプレー塗工などの輪郭塗工のメリットである原紙の被覆性との両方のメリットが得られる。
具体的には、ソフトチップを用いた塗工としては、例えば、ブレードの先端に樹脂製チップを設けて塗工する方法や、バー(ロッド)に樹脂製のチップを設けて塗工する方法などがある。市販品としては、BTG社(スウェーデン)製の「DUROBLADE-SOFT TIP(商標)」(ST、ブレード塗工方式)、UMV社(スウェーデン)製の「INVO(登録商標)TIP」
などがある。
ソフトチップの材質は樹脂製であれば特に限定されないが、樹脂の種類などにより硬さを調整することができる。従来、ブレード塗工におけるブレードとしては、金属製のブレード(スチールブレード、図1上段参照)や、スチールブレードの刃先にセラミックを設けて耐摩耗性などを向上させたセラミックブレード(図1中段参照)なども知られていたが、本発明では、弾性のある樹脂製チップを装着したブレードやバー(ロッド)を使用する。樹脂製チップの装着方法は特に限定されないが、例えば、耐水性の接着剤などを用いてブレードやバー(ロッド)に装着することができる。
一般に、ブレードによって塗工面をかき取って塗工面の計量と平滑化を行うブレード塗工方式には、ブレードの刃先によって塗工面をかき取る方式(ベベル塗工方式)と、ブレードの面によって塗工面をかき取る方式(ベント塗工方式)がある。ベベル塗工は、低・中塗工量を中・高速マシンで塗工するときに適しており、ベント塗工は、高・中塗工量を低・中速マシンで塗工するときに適しているとされる。また、塗工の際には、原紙(被塗工体)とブレードが接する角度(ブレード角)を調整することによって、塗工状態を調整することができる。また、バー(ロッド)によって塗工面をかき取るバー(ロッド)塗工では、溝の付いているバー(ロッド)を用いることもでき、溝の付いていないバー(ロッド)を使用することもできる。
本発明においては、上記したようにソフトチップを用いた塗工により顔料塗工層を設ける。本発明においては、ソフトチップを用いた塗工によって設けた顔料塗工層の他に、ソフトチップを用いない塗工装置を使用して追加の塗工層を設けることも可能である。ただし、本発明のソフトチップ塗工によって形成された塗工層は、少なくとも下塗り層として1層以上設けることが好ましい。好ましくは、最内層がソフトチップによる顔料塗工層であり、さらに好ましくは、最内層および最外層がソフトチップによる顔料塗工層である。
本発明において顔料塗工層の塗工量は、片面あたり乾燥重量で5〜30g/mが好ましく、10〜25g/mがより好ましい。塗工量が5g/m未満では、塗工層が薄くなり、白板紙の白色度、白色ムラを十分に改善しにくい。一方、塗工量が30g/mを越えると、塗工時の乾燥性が悪くなるなど操業性が低下したり、バインダーマイグレーションによる印刷ムラの原因になったりするので好ましくない。片面あたり20〜25g/mの塗工量とすることが好適である。
本発明においては、複数の顔料塗工層を有する場合は、下塗り塗工層の塗工量と上塗り塗工層の塗工量は、特に制限されないが、隠蔽性と白色度を両立させるということから、下塗塗工層が5〜30g/m、上塗り塗工層が8〜15g/mの範囲であることが好ましい。
顔料塗工層が、下塗り塗工層および上塗り塗工層以外の層を含む場合、当該層の塗工量は、適宜調整してよい。また、当該層を形成する塗工液も限定されないが、下塗り塗工液と近い特性を有すると、本発明の効果がより顕著となるので好ましい。
本発明の塗工速度は、特に制限されないが、一般的には100〜800m/分程度である。塗工速度が過度に高速になると、クレーターが生じる傾向にある。
(2)顔料
本発明に用いる顔料は、白色顔料といわれるものであり、通常製紙などで使用する白色顔料を使用することができる。
例えば、カオリン、クレー、エンジニアードカオリン、デラミネーテッドクレー、デラミネーテッドカオリン、焼成カオリン、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、エンジニアード炭酸カルシウム、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、酸化亜鉛、珪酸、珪酸塩、シリカゲル、アルミナ、コロイダルシリカ、サチンホワイトなどの無機顔料および密実型、中空型、またはコアーシェル型などの有機顔料などを必要に応じて単独または2種類以上混合して使用することができる。
顔料としては、隠蔽性の高い顔料としては、粒子径の分布が狭く光散乱性の高い軽質炭酸カルシウムを主として用いることが好ましい。含有率は特に制限されないが、顔料100重量部中、軽質炭酸カルシウムの含有量が50重量部以上、好ましくは70重量部以上であると隠蔽効果が顕著となる。軽質炭酸カルシウムの形状としては、立方体状、紡錘状、針状などがあり、いずれを使用してもよいが、紡錘状あるいは針状のものを使用した場合に特に隠蔽効果が高くなる。軽質炭酸カルシウムの粒子径としては、平均粒子径(D50)で0.2〜0.8μmが好ましく、0.2〜0.5μmがさらに好ましい。軽質炭酸カルシウムの代わりとして、粒度分布が狭くなるように制御したエンジニアード重質炭酸カルシウムやエンジニアードカオリンを含有させてもよいが、隠蔽性は軽質炭酸カルシウムよりも劣る。
また、顔料として粒子内に空隙を含むことにより高い光散乱性を有する焼成カオリンを用いても隠蔽性は向上する。焼成カオリンの粒子径としては、平均粒子径(D50)で1.0〜3.0μmが好ましく、1.5〜2.5μmがさらに好ましい。焼成カオリンの含有率は、顔料100重量部中、5〜20重量部が好ましい。当該量が5重量部より少ないと隠蔽効果が不十分となることがある。また、当該量が20重量部よりも多い場合は次の理由から、塗工液の固形分濃度を低下させる傾向にある。焼成カオリンは、他のカオリンと同様、塗工液に含有させる前に水中に分散させスラリーとする必要があるが、焼成カオリンの場合は粒子内に空隙を含む特徴のために、スラリーの固形分濃度を高くすることができない。したがって、そのようなスラリーを塗工液中に多く含有させると、塗工液の固形分濃度が低下する。焼成カオリンの代わりとして、屈折率が高いことにより高い光散乱性を有する二酸化チタンを使用してもよいが焼成カオリンに比べ接着剤の量を多く必要とするために表面強度が劣りやすい。また、二酸化チタンよりも、焼成カオリンの方が塗工白板紙の平滑性が向上するという利点もある。
また、上記の顔料に加えて、平均アスペクト比が30〜60の顔料、例えばデラミネーテッドカオリンを下塗り塗工層に併用することもできる。平均アスペクト比が30〜60の顔料は、白色ムラ、保水性をさらに向上させる。これは、顔料の隙間を扁平な顔料が埋めることにより脱水が抑制され保水性が良好になることによると推測される。平均アスペクト比が30〜60の顔料の量は特に制限されないが、全顔料中40重量%以下とすることが好ましい。
顔料としては白色度の高いものとしては、例えば重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、高白色カオリン、二酸化チタン、プラスチックピグメント等が挙げられる。これらの顔料は単独で使用できるが、必要に応じて二種以上を混合して使用してもよい。中でも、比較的安価である重質炭酸カルシウムあるいは軽質炭酸カルシウムを主成分とすることが好ましい。重質炭酸カルシウムの平均粒径(D50)は0.3〜2.0μmが好ましく、0.5〜1.0μmがさらに好ましい。重質炭酸カルシウムを用いた場合、比散乱係数は高くないが白色度が高くなる。さらに重質炭酸カルシウムは安価であるため、上塗り層に使用する顔料として好適である。軽質炭酸カルシウムについては既に述べたとおりである。
また、二酸化チタンは通常塗工液に用いられる顔料の中では最も高い白色度を有するの
で一定量含有させることが好ましい。二酸化チタンの含有量は、顔料100重量部中、5〜20重量部が好ましい。当該量が5重量部より少ないと塗工層の白色度の向上効果が十分でなく、20重量部より多いと接着剤の必要量が多くなるために、表面強度が低下することがある。
(3)接着剤
接着剤は特に制限されないが、例えば、スチレン・ブタジエン系、スチレン・アクリル系、エチレン・酢酸ビニル系、ブタジエン・メチルメタクリレート系、酢酸ビニル・ブチルアクリレート系等の各種共重合体ラテックス、ポリビニルアルコール、無水マレイン酸共重合体、およびアクリル酸・メチルメタクリレート系共重合体等の合成系接着剤;カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類;酸化澱粉、陽性澱粉、尿素燐酸エステル化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉等のエーテル化澱粉、デキストリン等の澱粉類;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース等のセルロース誘導体等が挙げられる。本発明においては、塗料の増粘が低い、合成系接着剤が好適である。また、低重合度(重合度500程度)ポリビニルアルコールは粘度を大幅に上昇させることなく接着効果も高めることができるので併用することが好ましい。好ましい態様において、これらの接着剤は顔料100重量部当たり5〜50重量部、より好ましくは8〜30重量部程度の範囲で使用される。
本発明の顔料塗工液には、必要に応じて、分散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、耐水化剤、着色剤等、通常の塗工紙用顔料に配合される各種助剤を適宜使用できる。
(4)顔料塗工液の特性
顔料塗工液の固形分濃度は、好ましくは40〜75重量%であり、より好ましくは50〜70重量%であり、さらに好ましくは60〜70重量%である。下塗り塗工液の固形分濃度が40重量%未満であると、塗工乾燥時における塗工層の体積変化が大きくなり、結果として塗工後の表面平滑性が低下することがある。また前記濃度が75重量%より多いと、塗工液の流動性が悪化する。
表面平滑化処理
本発明の塗工白板紙は、原紙上に顔料塗工層を設けた後、通常の乾燥工程を経て製造されるが、必要に応じて表面処理工程等で平滑化処理してもよい。好ましい態様において、製造後の顔料塗工シートの水分が3〜10重量%、より好ましくは4〜8重量%程度となるように調整して仕上げられる。平滑化処理には、通常のスーパーキャレンダ、グロスキャレンダ、ソフトキャレンダ、熱キャレンダ、シューキャレンダ等の平滑化処理装置を用いることができる。
平滑化処理装置は、オンマシンやオフマシンで適宜用いられ、加圧装置の形態、加圧ニップの数、加温等も適宜調整される。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は以下の例に限定されない。特に断らない限り、本明細書において部および%はそれぞれ重量部および重量%を示し、数値範囲はその端点を含む。
<実験1:塗工白板紙(コート白ボール)の製造>
実施例1
(原紙の抄造)
古紙パルプ100%からなるパルプを使用して、ISO白色度65%、坪量310g/mの三層抄きの原紙を得た。抄紙速度は300m/分であった。
(顔料塗工層の塗工)
この原紙に対して、先端に樹脂製チップ(BTG社製Duroblade-Soft Tip、登録商標)を装着したスチールブレードを用いてベント塗工(刃先角度0°、ブレードの厚さ0.457mm)で、上述の下塗り塗工液1を8g/m、上塗り塗工液1を10g/m、片面塗工した。塗工速度は300m/分だった。ブレードとバッキングロールの接線の間の角度(ホルダー角)は、25°に設定した。
(下塗り塗工液1) 重質炭酸カルシウム(平均粒子径0.96μm、D75/D25=4.10)50重量部、紡錘状軽質炭酸カルシウム(D50=0.5μm、D75/D25=2.5)40重量部、スチレン・ブタジエン共重合ラテックス10重量部、ヒドロキシエチル化澱粉5重量部に水を添加して、固形分濃度65%の下塗り塗工液を得た。下塗り塗工液のB型粘度は、30℃、60rpmにおいて2500mPa・sだった。
(上塗り塗工液1) 重質炭酸カルシウム(平均粒子径0.96μm、D75/D25=4.10)50重量部、デラミネーテッドカオリン(平均アスペクト比50)50重量部、スチレン・ブタジエン系共重合体ラテックス12重量部、ヒドロキシエチル化澱粉1重量部に水を添加して、固形分濃度68%の上塗り塗工液を得た。下塗り塗工液のB型粘度は、30℃、60rpmにおいて1600mPa・sだった。
(表面処理)
その後、ソフトニップカレンダーを用いて塗工面を40kN/m、120℃で表面処理し、コート白ボールを得た。
実施例2
実施例1の下塗り塗工量を片面10g/mとした以外は、実施例1と同様にしてコート白ボールを得た。
実施例3
実施例1の上塗り塗工をスチールブレード(刃先材質:スチール、BTG社製Duroblade-SILKOST、登録商標)のベベル塗工(刃先角度35°、厚さ0.508mm、ホルダー角37°)で行った以外は、実施例1と同様にして、コート白ボールを得た。
実施例4
実施例3の下塗り塗工量を片面10g/mとした以外は、実施例3と同様にして、コート白ボールを得た。
比較例1
実施例3の上塗り塗工をスチールブレード(刃先材質:スチール、BTG社製Duroblade-SILKOST、登録商標)のベント塗工(刃先角度0°、厚さ0.381mm、ホルダー角25°)とした以外は、実施例3と同様にして、コート白ボールを得た。
比較例2
実施例3の下塗り塗工をスチールブレード(刃先材質:スチール、BTG社製Duroblade-SILKOST、登録商標)のベベル塗工(刃先角度35°、厚さ0.508mm、ホルダー角37°)とした以外は、実施例3と同様にして、コート白ボールを得た。
比較例3
実施例3の下塗り塗工をスチールブレード(刃先材質:スチール、BTG社製Duroblade-SILKOST、登録商標)のベベル塗工(刃先角度35°、厚さ0.508mm、ホルダー角37°)とし、下塗り塗工量を片面10g/mとした以外は、実施例3と同様にして、コート白ボールを得た。
<実験2:塗工白板紙(高級板紙)の製造>
実施例5
(原紙の抄造)
広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)100%からなるパルプを使用して、坪量350g/mの三層抄きの原紙を得た。抄紙速度は300m/分であった。
(顔料塗工層の塗工)
上記高級板紙用原紙に対して、先端に樹脂製チップ(BTG社製Duroblade-Soft Tip、登録商標)を装着したスチールブレードを用いてベント塗工(刃先角度0°、ブレードの厚さ0.457mm)で下塗り塗工液2を8g/m、エアナイフ塗工(エア噴出圧2000mmAq、エア噴出角48°)で上塗り塗工液2を7g/m、片面塗工した。塗工速度は300m/分だった。ブレードとバッキングロールの接線の間の角度(ホルダー角)は、25°に設定した。
(下塗り塗工液2) 重質炭酸カルシウム(平均粒子径0.96μm、D75/D25=4.10)100重量部、スチレン・ブタジエン共重合ラテックス 7重量部、ヒドロキシエチル化澱粉 14重量部に水を添加して、固形分濃度62.8%の下塗り塗工液2を得た。下塗り塗工液2のB型粘度は、30℃、60rpmにおいて2600mPa・sだった。
(上塗り塗工液2) 重質炭酸カルシウム(平均粒子径0.96μm、D75/D25=4.10)50重量部、カオリン(平均粒子径1.40μm、平均アスペクト比15 )90重量部、スチレン・ブタジエン系共重合体ラテックス 14重量部、ヒドロキシエチル化澱粉 2重量部に水を添加して、固形分濃度47%の上塗り塗工液を得た。下塗り塗工液のB型粘度は、30℃、60rpmにおいて54mPa・sだった。
(表面処理)
その後、ソフトニップカレンダーを用いて塗工面を40kN/m、120℃で表面処理し、高級板紙を得た。
実施例6
実施例5において、下塗り塗工液2を下塗り塗工液3とし、片面塗工量を18g/mとし、上塗り塗工液2を塗工しない以外は実施例5と同様にして高級板紙を得た。
(下塗り塗工液3) 重質炭酸カルシウム(平均粒子径0.96μm、D75/D25=4.10)70重量部、カオリン(平均粒子径1.40μm、平均アスペクト比15 )30重量部、スチレン・ブタジエン共重合ラテックス 11重量部、ヒドロキシエチル化澱粉 0.5重量部に水を添加して、固形分濃度69%の下塗り塗工液3を得た。下塗り塗工液3のB型粘度は、30℃、60rpmにおいて1800mPa・sだった。
比較例4
実施例5において、下塗り塗工をスチールブレード(刃先材質:スチール、BTG社製Duroblade-SILKOST、登録商標)のベベル塗工(刃先角度35°、厚さ0.508mm、ホルダー角37°)で行った以外は、実施例5と同様に高級板紙を得た。
比較例5
実施例6において、下塗り塗工をスチールブレード(刃先材質:スチール、BTG社製Duroblade-SILKOST、登録商標)のベベル塗工(刃先角度35°、厚さ0.508mm、ホルダー角37°)で行った以外は、実施例6と同様に高級板紙を得た。
<塗工白板紙の評価>
(1)坪量JIS P 8124に準じて測定した。
(2)紙厚:JIS P 8118に準じて測定した。
(3)密度:JIS P 8118に準じて坪量と紙厚から求めた。
(4)白色度:JIS P8148「紙,板紙及びパルプ−ISO白色度(拡散青色光反射率)の測定方法」に準拠して測定した。
(5)平滑性:JIS P8151「紙及び板紙−表面粗さ及び平滑度試験方法(エア・リーク法)−プリント・サーフ試験機法」に準拠し、測定ヘッドの圧力差が19.6±0.1kPaである場合における平滑性を測定した。
(6)白紙光沢度:JIS P8142「紙及び板紙‐75度鏡面光沢度の測定方法」に準拠して測定した。
(7)白色ムラ:以下の基準を用いて、塗工紙表面から目視により評価した。
・◎:ムラが全く目立たない
・○:軽度のムラが認められる
・△:ムラが認められ、実用上問題となる可能性がある
・×:顕著なムラが認められ、実用に適さない
(8)白紙面感:画像色差計(倉敷紡績株式会社製Aufinder TA)を用い、白紙の画像を
微小領域(画素サイズ4×4)に分割した際の濃淡ムラの平均偏差を測定した。
(9)インキ着肉ムラ:ローランド平判印刷機(4色)にて、印刷用インキ(東洋インキ製ハイユニティM)を用いて藍→紅→黄→墨の順に印刷速度8000枚/分で印刷し、得られた印刷物の特に2色(藍、紅)印刷部および藍単色ベタ印刷部およびハーフトーン(50%)印刷部の印刷面感(着肉ムラ、光沢度ムラなど)を目視で相対評価した。評価基準は以下の通りである。
◎=非常に良好、○=良好、△=やや劣る、×=劣る
(10)インキ着肉ムラ面感:画像色差計(倉敷紡績株式会社製Aufinder TA)を用い、白紙の画像を微小領域(画素サイズ4×4)に分割した際の濃淡ムラの平均偏差を測定した。

Claims (7)

  1. 白色度が45〜95%の多層抄きの原紙の少なくとも片面に、樹脂製チップを装着したブレードまたはバーを用いて顔料塗工層を塗工することを含む、塗工白板紙の製造方法。
  2. 前記原紙が、古紙パルプを含み、白色度が45〜75%である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記塗工白板紙が2層以上の顔料塗工層を有しており、原紙と接する顔料塗工層が樹脂製チップを装着したブレードまたはバーを用いて塗工される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 原紙の坪量が、200〜500g/mである、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 顔料塗工層の塗工量が、片面あたり5〜30g/mである、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 原紙と接する顔料塗工層の塗工量が、片面あたり5〜20g/mである、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の方法により製造された塗工白板紙。
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