JP2014207041A - 光ピックアップ装置の調節方法、光ピックアップ装置、およびディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トラックピッチが異なる各光ディスクの一方が、処理対象ディスクとしてセットされ、処理対象ディスクが何れの光ディスクであっても、処理対象ディスクに光スポットを形成させるメインビームとサブビームを用いた差動非点収差法によりフォーカスエラー信号を生成するFE信号生成部と、メインビームの光スポットとサブビームの光スポットの径方向距離の調節を受付ける調節受付部と、を備える光ピックアップ装置に対して、処理対象ディスクが何れの光ディスクであっても、メインビームの光スポットが処理対象ディスクのトラック領域内である場合に、サブビームの光スポットが非トラック領域内となる調節条件を満たすように、前記調節を行う方法とする。
【選択図】図6
Description
図1は、本実施形態に係る光ディスク再生装置5(光ディスク装置の一形態)の構成図である。本図に示すように光ディスク再生装置5は、光ピックアップ装置1および再生信号処理回路3を備えている。
VFE=MainFE+β×SubFE
但し、MainFE=(a+c)−(b+d)
SubFE=(e+g+i+k)−(f+h+j+l) ・・・(1)
なおβは、所定の定数である。またa〜lは、フォトダイオードA〜Lが生成する電気信号の値である。また差動非点収差法の内容については、その主旨を逸脱しない範囲において変形が加えられていても構わない。
VTE=MainPP−K×SubPP ・・・(2)
但し、MainPP=(a+c)−(b+d)
SubPP=(e+f−g−h)−(l+k−i−j)
なおKは、所定の定数である。またDPP法の内容については、その主旨を逸脱しない範囲において変形が加えられていても構わない。
VTE=MainPP ・・・(3)
なおPP法の内容については、その主旨を逸脱しない範囲において変形が加えられていても構わない。
先述した通り、光ピックアップ装置1は、グレーティング素子11を回転可能とする機構を有している。当該機構は図3に例示するように、グレーティング素子11を回転自在な形態で支持する支持部21を有している。なお当該回転の軸は、グレーティング素子11の面の中央を通るとともに、当該面に直交するように設定されている。作業者等は支持部21を回すようにして、グレーティング素子11を任意の角度だけ回転させ、その傾きを変えることが可能である。
既に説明した通り、光ピックアップ装置1(FE検出部19a)は、セットされている光ディスク9が第1光ディスクと第2光ディスクの何れであっても、差動非点収差法によりFE信号を生成する。また差動非点収差法を適用するためには、サブビームの信号を用いてノイズが適切にキャンセルされるように、メインビームの光スポットMBを光ディスク9のトラック領域(ランド91および溝92の一方)に形成させ、サブビームの光スポットSBを非トラック領域(ランド91および溝92の他方)に形成させる必要がある。
Ltar=(n+0.5)×Tp1=(m+0.5)×Tp2+x ・・・(4)
但し、|x|≦C(<Tp2)
なおn値およびm値は整数であり、C値は第2光ディスクについての上述した余裕度を決める値である。C値はフォーカス制御の精度が十分に確保される程度に、過不足の無い値に設定されることが望ましい。
上述した光スポット間距離Lの調節が正しく行われると、サブビームの光スポットSBの位置は、第1光ディスクにおける目標値Ltarに対応した溝92の中央に調節される。しかし、例えば作業者によるランド91(或いは溝92)の数え間違い等があると、光スポットSBの位置が間違った溝92などに調節される虞がある。このような作業ミスが極力抑えられるように、光ピックアップ装置1は、光スポット間距離Lの調節可能な範囲が適切に制限される構成となっていても良い。
以上に説明した通り光ピックアップ装置1は、第1光ディスクおよびこれよりトラックピッチが大きい第2光ディスクの一方が、処理対象ディスクとしてセットされる。また光ピックアップ装置1は、処理対象ディスクが第1光ディスクと第2光ディスクの何れであっても、処理対象ディスクに光スポットを形成させるメインビームとサブビームを用いた差動非点収差法によりFE信号を生成する機能部(FE信号生成部)と、光スポット間距離Lの調節を受付ける機能部(調節受付部)と、を備えている。なお光スポット間距離Lは、メインビームの光スポットMBとサブビームの光スポットSBの径方向距離である。
10 レーザダイオード
11 グレーティング素子(回折格子)
12 ビームスプリッタ
13 コリメートレンズ
14 ミラー
15 フロントモニタIC
16 レンズアクチュエータ
17 シリンドリカルレンズ
18 PDIC
19a FE検出部
19b TE検出部
20a フォーカス制御部
20b トラッキング制御部
21 支持部
22 制限部
3 再生信号処理回路
5 光ディスク再生装置(光ディスク装置)
9 光ディスク
91 ランド
92 溝
MB メインビームの光スポット
SB1 第1サブビームの光スポット
SB1 第2サブビームの光スポット
Claims (12)
- 光ピックアップ装置の調節方法であって、
前記光ピックアップ装置は、
互いにトラックピッチが異なる第1光ディスクおよび第2光ディスクの一方が、処理対象ディスクとしてセットされるものであり、
処理対象ディスクが第1光ディスクと第2光ディスクの何れであっても、処理対象ディスクに光スポットを形成させるメインビームとサブビームを用いた差動非点収差法により、フォーカスエラー信号を生成するFE信号生成部と、
前記メインビームの光スポットと前記サブビームの光スポットの径方向距離である光スポット間距離の調節を受付ける調節受付部と、を備える装置であり、
処理対象ディスクが第1光ディスクと第2光ディスクの何れであっても、前記メインビームの光スポットが処理対象ディスクのトラック領域内である場合に、前記サブビームの光スポットが非トラック領域内となる調節条件を満たすように、前記調節を行う調節方法。 - 処理対象ディスクとして、第2光ディスクよりトラックピッチが小さい第1光ディスクをセットした状態で、前記調節を行うことを特徴とする請求項1に記載の調節方法。
- 前記調節条件は、
処理対象ディスクとして第1光ディスクがセットされた状態において、
前記メインビームの光スポットが処理対象ディスクのトラック領域の中央である場合に、前記サブビームの光スポットが非トラック領域の中央となる条件であることを特徴とする請求項2に記載の調節方法。 - 前記調節条件は、
処理対象ディスクとして第2光ディスクがセットされた状態において、
前記メインビームの光スポットが処理対象ディスクのトラック領域の中央である場合に、前記サブビームの光スポットが非トラック領域の中央からの許容誤差内となる条件であり、
前記許容誤差が、第2光ディスクのトラックピッチの1/8以下であることを特徴とする請求項3に記載の調節方法。 - 光スポット間距離を前記調節条件が満たされる所定の目標値とするように、前記調節を行う請求項1から請求項4の何れかに記載の調節方法であって、
前記調節受付部は、
光スポット間距離の調節可能な範囲を、前記目標値を含む所定の制限範囲に制限するように形成されていることを特徴とする調節方法。 - 前記目標値は、
前記調節条件が満たされる光スポット間距離のうちの、最も短いものに設定されていることを特徴とする請求項5に記載の調節方法。 - 前記調節受付部は、入射する光の回折光として前記メインビームおよび前記サブビームを生成する、回転可能に設定された回折格子を有しており、
該回折格子を回転させることにより、前記調節を行うことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の調節方法。 - 請求項1から請求項7の何れかに記載の調節方法によって、前記調節条件が満たされるように前記調節がなされたことを特徴とする光ピックアップ装置。
- 互いにトラックピッチが異なる第1光ディスクおよび第2光ディスクの一方が、処理対象ディスクとしてセットされるものであり、
処理対象ディスクが第1光ディスクと第2光ディスクの何れであっても、処理対象ディスクに光スポットを形成させるメインビームとサブビームを用いた差動非点収差法により、フォーカスエラー信号を生成するFE信号生成部と、
前記メインビームの光スポットと前記サブビームの光スポットの径方向距離である光スポット間距離の調節を受付ける調節受付部と、を備え、
光スポット間距離が所定の目標値に調節されることにより、
処理対象ディスクが第1光ディスクと第2光ディスクの何れであっても、前記メインビームの光スポットが処理対象ディスクのトラック領域内である場合に、前記サブビームの光スポットが非トラック領域内となる調節条件が満たされる光ピックアップ装置であって、
前記調節受付部は、
光スポット間距離の調節可能な範囲を、前記目標値を含む所定の制限範囲に制限するように形成されている光ピックアップ装置。 - 前記調節受付部は、入射する光の回折光として前記メインビームおよび前記サブビームを生成する、回転可能に設定された回折格子を有しており、
該回折格子を回転させることにより、前記調節が行われることを特徴とする請求項9に記載の光ピックアップ装置。 - 処理対象ディスクが第2光ディスクよりトラックピッチが小さい第1光ディスクであるときには、DPP法によってトラッキングエラー信号を生成し、
処理対象ディスクが第2光ディスクであるときには、PP法によってトラッキングエラー信号を生成することを特徴とする請求項8から請求項10の何れかに記載の光ピックアップ装置。 - 請求項8から請求項11の何れかに記載の光ピックアップ装置を備え、
前記処理対象ディスクからのデータ読取、または前記処理対象ディスクへのデータ記録を行うことを特徴とする光ディスク装置。
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JP2013084532A JP2014207041A (ja) | 2013-04-15 | 2013-04-15 | 光ピックアップ装置の調節方法、光ピックアップ装置、およびディスク装置 |
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JP2014207041A true JP2014207041A (ja) | 2014-10-30 |
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ID=52120471
Family Applications (1)
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JP2013084532A Pending JP2014207041A (ja) | 2013-04-15 | 2013-04-15 | 光ピックアップ装置の調節方法、光ピックアップ装置、およびディスク装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014207041A (ja) |
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2013
- 2013-04-15 JP JP2013084532A patent/JP2014207041A/ja active Pending
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