JP4158114B2 - 光ピックアップ及びディスクドライブ装置 - Google Patents

光ピックアップ及びディスクドライブ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4158114B2
JP4158114B2 JP2004199121A JP2004199121A JP4158114B2 JP 4158114 B2 JP4158114 B2 JP 4158114B2 JP 2004199121 A JP2004199121 A JP 2004199121A JP 2004199121 A JP2004199121 A JP 2004199121A JP 4158114 B2 JP4158114 B2 JP 4158114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
shaped recording
light
spot
disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004199121A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006024243A (ja
Inventor
弘章 湯川
みどり 金谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004199121A priority Critical patent/JP4158114B2/ja
Priority to TW094120463A priority patent/TW200617904A/zh
Priority to US11/155,512 priority patent/US7583570B2/en
Priority to KR1020050054530A priority patent/KR20060049674A/ko
Priority to CNB200510082519XA priority patent/CN1332383C/zh
Publication of JP2006024243A publication Critical patent/JP2006024243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4158114B2 publication Critical patent/JP4158114B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1353Diffractive elements, e.g. holograms or gratings
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
    • G11B7/0903Multi-beam tracking systems

Description

本発明は光ピックアップ及びディスクドライブ装置についての技術分野に関する。詳しくは、ディスク状記録媒体の偏心等による影響を低減してトラッキング誤差信号の品質の向上を図る技術分野に関する。
ディスク状記録媒体に対する情報信号の記録や再生を行うディスクドライブ装置があり、このようなディスクドライブ装置は、ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動し該ディスク状記録媒体に対して対物レンズを介してレーザー光を照射して情報信号の記録又は再生を行う光ピックアップを備えている。
光ピックアップにあっては、フォーカシング誤差信号の検出により対物レンズをディスク状記録媒体の記録面に離接する方向(フォーカシング方向)へ変位させてフォーカシング調整が行われる他、トラッキング誤差信号を検出して対物レンズをディスク状記録媒体の略半径方向(トラッキング方向)へ変位させてトラッキング調整が行われる。
トラッキング誤差信号の検出方法としてプッシュプル法が知られているが、この方法は、対物レンズがトラッキング方向へ変位されるときに大きな直流変動(DCオフセット)信号が生じ易いという問題点がある。
そこで、トラッキング誤差信号の検出方法としては、DCオフセット信号の低減を図ることができる差動プッシュプル法が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
差動プッシュプル法は、回折素子によってレーザー光を主光束と一対の副光束とに分割し、図13に示すように、ディスク状記録媒体の記録面上に形成される各副光束のスポット(サブスポット)S、Sが隣り合うトラックT、T間に位置されるようにすることにより、主光束のスポット(メインスポット)Mと各サブスポットS、Sとの距離がそれぞれトラックピッチPの2分の1となるようにしている。
このように差動プッシュプル法にあっては、メインスポットMとサブスポットS、Sとの距離をトラックピッチの2分の1とすることにより、主光束から検出されるトラッキング誤差信号の位相と副光束から検出されるトラッキング誤差信号の位相とを反転させてDCオフセット信号をキャンセルするようにしている(図14参照)。
特開昭61―94246号公報
ところが、上記した差動プッシュプル法を採用した場合において、ディスク状記録媒体の偏心や温度等の環境変化等による回折素子の角度ズレ(回転方向へのズレ)が生じていると、2つのサブスポットS、Sの隣り合うトラックT、T間からの位置ズレが生じてしまう。この位置ズレにより、2つの副光束から検出されるトラッキング誤差信号の位相が相対的にずれてしまい、図15に示すように、副光束から検出されるトラッキング誤差信号の振幅が減少し、差動プッシュプル(DPP)信号の振幅が減少するという不具合が生じる。
特に、ディスク状記録媒体に偏心が生じている場合には、ディスク状記録媒体の1回転の間にDPP信号の振幅が変化することになり、トラッキングサーボの性能の悪化を生じ易い。
一方、ディスクドライブ装置には使用波長の異なる複数の種類のディスク状記録媒体、例えば、CD(Compact Disc)とDVD(Digital Versatile Disc)の双方に対して情報信号の記録又は再生が可能とされたものがある。
このようなディスクドライブ装置にあっては、各ディスク状記録媒体によってトラックピッチが異なるための他、各波長に対して共通の回折素子を用いる場合には副光束の回折角度が波長によって異なるために、各ディスク状記録媒体ともにサブスポットを隣り合うトラック間に位置させることは困難である。
このような場合に、例えば、一方のディスク状記録媒体においてのみ、サブスポットを隣り合うトラック間に位置させるように設定すると、特に、他方のディスク状記録媒体に対する情報信号の記録時又は再生時において、DPP信号の振幅の変化量が大きくなると共にDCオフセット信号が大きくなってしまう。また、各ディスク状記録媒体の最適位置の中間の位置にサブスポットを位置させることにより対応することも考慮されるが、この場合には、各ディスク状記録媒体に対する情報信号の記録時又は再生時において、DPP信号の振幅の変化及びDCオフセット信号が生じ、トラッキングサーボの性能の悪化を来たしてしまう。
上記の場合に、それぞれのディスク状記録媒体毎に専用の回折素子を用いることにより対応することが可能であるが、この場合には、複数の回折素子が必要となり、部品点数の増加やこれによるコストの高騰が生じるという新たな問題が生じてしまう。また、使用波長が同じディスク状記録媒体、例えば、DVDの場合には、DVD−ROM(Read Only Memory)、DVD±R(Recordable)、DVD−RW(Rewritable)とDVD−RAM(Random Access Memory)とではトラックピッチが相違するため、DVDの全ての種類に対応して専用の回折素子を用いると、一層の部品点数の増加及びコストの高騰を来たすことになる。
従って、使用波長やトラックピッチが異なるディスク状記録媒体に対して情報信号の記録又は再生を可能とするディスクドライブ装置において、何れのディスク状記録媒体に対する情報信号の記録時又は再生時においても、トラッキングサーボの良好な性能の確保を図ることが望まれる。
そこで、本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置は、上記した問題点を克服し、ディスク状記録媒体の偏心等による影響を低減してトラッキング誤差信号の品質の向上を図ることを課題とする。
本発明光ピックアップは、上記した課題を解決するために、発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と主光束と副光束を受光する受光素子とを設け、複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第2の副光束のスポット、第3の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、上記トラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をDa12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDa34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をDa13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDa24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPaとしたときに、距離Da12が略(2n12−1)×Pa/2、距離Da34が略(2n34−1)×Pa/2、距離Da13が略(2n13−1)×Pa及び距離Da24が略(2n24−1)×Paとなるようにし、受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにしたものである。
別の本発明光ピックアップは、上記した課題を解決するために、発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と主光束と副光束を受光する受光素子を設け、複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第2の副光束のスポット、第3の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、上記トラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をDb12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDb34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をDb13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDb24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPbとしたときに、距離Db13が略(2n13−1)×Pb/2、距離Db24が略(2n24−1)×Pb/2、距離Db12が略(2n12−1)×Pb/4及び距離Db34が略(2n34−1)×Pb/4となるようにし、受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにしたものである。
本発明ディスクドライブ装置は、上記した課題を解決するために、光ピックアップに、発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と主光束と副光束を受光する受光素子を設け、複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第3の副光束のスポット、第2の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、上記トラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をD12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をD13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPaとしたときに、距離Da12が略(2n12−1)×Pa/2、距離Da34が略(2n34−1)×Pa/2、距離Da13が略(2n13−1)×Pa及び距離Da24が略(2n24−1)×Paとなるようにし、受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにしたものである。
別の本発明ディスクドライブ装置は、上記した課題を解決するために、光ピックアップに、発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と主光束と副光束を受光する受光素子を設け、複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第3の副光束のスポット、第2の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、上記トラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をD12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をD13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPbとしたときに、距離Db13が略(2n13−1)×Pb/2、距離Db24が略(2n24−1)×Pb/2、距離Db12が略(2n12−1)×Pb/4及び距離Db34が略(2n34−1)×Pb/4となるようにし、受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにしたものである。
従って、本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置にあっては、第1の副光束、第2の副光束、第3の副光束及び第4の副光束により検出されるトラッキング誤差信号の位相が反転されてキャンセルされる。
本発明光ピックアップは、使用波長が異なる複数の種類のディスク状記録媒体に対する情報信号の記録又は再生が可能とされ、ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動すると共に該ディスク状記録媒体に対して発光素子から発光されディスク状記録媒体の種類に応じた波長を有するレーザー光を対物レンズを介して照射する光ピックアップであって、発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と主光束と副光束を受光する受光素子を備え、上記複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第2の副光束のスポット、第3の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、上記トラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をDa12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDa34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をDa13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDa24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPaとしたときに、距離Da12が略(2n12−1)×Pa/2、距離Da34が略(2n34−1)×Pa/2、距離Da13が略(2n13−1)×Pa及び距離Da24が略(2n24−1)×Paとなるようにし、受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにしたことを特徴とする。
従って、ディスク状記録媒体に対する情報信号の記録時又は再生時において、回折素子の位相調整を行うことなく、ディスク状記録媒体の偏心や回折素子の回転ズレの影響が消失又は低減された各ディスク状記録媒体に対応した良好なトラッキング誤差信号を得ることができる。
また、種類の異なるディスク状記録媒体に対する記録又は再生を行う場合において、回折素子の共通化を図ることができるため、部品点数の増加及びコストの高騰を来たすことなくトラッキング誤差信号の品質の向上を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、回折素子の上記複数の領域の並び方向をディスク状記録媒体の接線方向としたので、トラッキング制御動作時に、回折素子に入射されるレーザー光の光束と回折素子の各領域との相対的な位置に変化が生じることがなく、回折素子による副光束の生成に悪影響を及ぼすことがない。
また、トラッキング制御動作時に、メインビームと回折前の元のレーザービームとの関係が変化することがなく、変調に悪影響を及ぼすことがない。
別の本発明光ピックアップは、使用波長が異なる複数の種類のディスク状記録媒体に対する情報信号の記録又は再生が可能とされ、ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動すると共に該ディスク状記録媒体に対して発光素子から発光されディスク状記録媒体の種類に応じた波長を有するレーザー光を対物レンズを介して照射する光ピックアップであって、発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と主光束と副光束を受光する受光素子を備え、上記複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第2の副光束のスポット、第3の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、上記トラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をDb12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDb34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をDb13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDb24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPbとしたときに、距離Db13が略(2n13−1)×Pb/2、距離Db24が略(2n24−1)×Pb/2、距離Db12が略(2n12−1)×Pb/4及び距離Db34が略(2n34−1)×Pb/4となるようにし、受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにしたことを特徴とする。
従って、ディスク状記録媒体に対する情報信号の記録時又は再生時において、回折素子の位相調整を行うことなく、ディスク状記録媒体の偏心や回折素子の回転ズレの影響が消失又は低減された各ディスク状記録媒体に対応した良好なトラッキング誤差信号を得ることができる。
また、種類の異なるディスク状記録媒体に対する記録又は再生を行う場合において、回折素子の共通化を図ることができるため、部品点数の増加及びコストの高騰を来たすことなくトラッキング誤差信号の品質の向上を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、回折素子の上記複数の領域の並び方向をディスク状記録媒体の接線方向としたので、トラッキング制御動作時に、回折素子に入射されるレーザー光の光束と回折素子の各領域との相対的な位置に変化が生じることがなく、回折素子による副光束の生成に悪影響を及ぼすことがない。
また、トラッキング制御動作時に、メインビームと回折前の元のレーザービームとの関係が変化することがなく、変調に悪影響を及ぼすことがない。
本発明ディスクドライブ装置は、使用波長が異なる複数の種類のディスク状記録媒体に対する情報信号の記録又は再生が可能とされ、ディスク状記録媒体が装着されて回転されるディスクテーブルと、移動ベース上に対物レンズ駆動装置が支持されると共にディスクテーブルに装着されたディスク状記録媒体の半径方向へ移動しディスク状記録媒体に対して発光素子から発光されディスク状記録媒体の種類に応じた波長を有するレーザー光を対物レンズを介して照射する光ピックアップとを備えたディスクドライブ装置であって、上記光ピックアップは、発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と主光束と副光束を受光する受光素子を備え、上記複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第3の副光束のスポット、第2の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、上記トラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をD12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をD13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPaとしたときに、距離Da12が略(2n12−1)×Pa/2、距離Da34が略(2n34−1)×Pa/2、距離Da13が略(2n13−1)×Pa及び距離Da24が略(2n24−1)×Paとなるようにし、受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにしたことを特徴とする。
従って、ディスク状記録媒体に対する情報信号の記録時又は再生時において、回折素子の位相調整を行うことなく、ディスク状記録媒体の偏心や回折素子の回転ズレの影響が消失又は低減された各ディスク状記録媒体に対応した良好なトラッキング誤差信号を得ることができる。
また、種類の異なるディスク状記録媒体に対する記録又は再生を行う場合において、回折素子の共通化を図ることができるため、部品点数の増加及びコストの高騰を来たすことなくトラッキング誤差信号の品質の向上を図ることができる。
請求項6に記載した発明にあっては、回折素子の上記複数の領域の並び方向をディスク状記録媒体の接線方向としたので、トラッキング制御動作時に、回折素子に入射されるレーザー光の光束と回折素子の各領域との相対的な位置に変化が生じることがなく、回折素子による副光束の生成に悪影響を及ぼすことがない。
また、トラッキング制御動作時に、メインビームと回折前の元のレーザービームとの関係が変化することがなく、変調に悪影響を及ぼすことがない。
別の本発明ディスクドライブ装置は、使用波長が異なる複数の種類のディスク状記録媒体に対する情報信号の記録又は再生が可能とされ、ディスク状記録媒体が装着されて回転されるディスクテーブルと、移動ベース上に対物レンズ駆動装置が支持されると共にディスクテーブルに装着されたディスク状記録媒体の半径方向へ移動しディスク状記録媒体に対して発光素子から発光されディスク状記録媒体の種類に応じた波長を有するレーザー光を対物レンズを介して照射する光ピックアップとを備えたディスクドライブ装置であって、上記光ピックアップは、発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と主光束と副光束を受光する受光素子を備え、上記複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第3の副光束のスポット、第2の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、上記トラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をD12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をD13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPbとしたときに、距離Db13が略(2n13−1)×Pb/2、距離Db24が略(2n24−1)×Pb/2、距離Db12が略(2n12−1)×Pb/4及び距離Db34が略(2n34−1)×Pb/4となるようにし、受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにしたことを特徴とする。
従って、ディスク状記録媒体に対する情報信号の記録時又は再生時において、回折素子の位相調整を行うことなく、ディスク状記録媒体の偏心や回折素子の回転ズレの影響が消失又は低減された各ディスク状記録媒体に対応した良好なトラッキング誤差信号を得ることができる。
また、種類の異なるディスク状記録媒体に対する記録又は再生を行う場合において、回折素子の共通化を図ることができるため、部品点数の増加及びコストの高騰を来たすことなくトラッキング誤差信号の品質の向上を図ることができる。
請求項8に記載した発明にあっては、回折素子の上記複数の領域の並び方向をディスク状記録媒体の接線方向としたので、トラッキング制御動作時に、回折素子に入射されるレーザー光の光束と回折素子の各領域との相対的な位置に変化が生じることがなく、回折素子による副光束の生成に悪影響を及ぼすことがない。
また、トラッキング制御動作時に、メインビームと回折前の元のレーザービームとの関係が変化することがなく、変調に悪影響を及ぼすことがない。
以下に、本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置の最良の形態を添付図面に従って説明する。
ディスクドライブ装置1は、外筐2内に所要の各部材及び各機構が配置されて成り(図1参照)、外筐2には図示しないディスク挿入口が形成されている。
外筐2内には図示しないシャーシが配置され、該シャーシに取り付けられたスピンドルモーターのモーター軸にディスクテーブル3が固定されている。
シャーシには、平行なガイド軸4、4が取り付けられると共に図示しない送りモーターによって回転されるリードスクリュー5が支持されている。
光ピックアップ6は、移動ベース7と該移動ベース7に設けられた所要の光学部品と移動ベース7上に配置された対物レンズ駆動装置8とを有し、移動ベース7の両端部に設けられた軸受部7a、7bがそれぞれガイド軸4、4に摺動自在に支持されている。移動ベース7に設けられた図示しないナット部材がリードスクリュー5に螺合され、送りモーターによってリードスクリュー5が回転されると、ナット部材がリードスクリュー5の回転方向へ応じた方向へ送られ、光ピックアップ6がディスクテーブル3に装着されるディスク状記録媒体100の半径方向へ移動される。
ディスク状記録媒体100としては、例えば、DVD100aとCD100bが用いられる。
以上のようにして構成されたディスクドライブ装置1において、スピンドルモーターの回転に伴ってディスクテーブル3が回転されると、該ディスクテーブル3に装着されたディスク状記録媒体100、即ち、DVD100a又はCD100bが回転され、同時に、光ピックアップ6がディスク状記録媒体100の半径方向へ移動されてディスク状記録媒体100に対する記録動作又は再生動作が行われる。
光ピックアップ6は、図2に示すように、発光素子9、回折素子10、ビームスプリッター11、コリメーターレンズ12、立ち上げミラー13、1/4波長板14、対物レンズ15、モニター用受光素子16及び受光素子17を備え、発光素子9、回折素子10、ビームスプリッター11、コリメーターレンズ12、立ち上げミラー13、1/4波長板14、モニター用受光素子16及び受光素子17は移動ベース7に配置され、対物レンズ15は対物レンズ駆動装置8に設けられている。
発光素子9は異なる波長を有するレーザー光を発光する2つの発光点を有し、第1の発光点からは、例えば、約650nmの波長(第1の波長)を有するレーザー光が発光され、第2の発光点からは、例えば、約780nmの波長(第2の波長)を有するレーザー光が発光される。一方のディスク状記録媒体100、即ち、DVD100aに対する情報信号の記録又は再生が行われるときには、第1の発光点から約650nmの波長を有するレーザー光が発光され、他方のディスク状記録媒体100、即ち、CD100bに対する情報信号の記録又は再生が行われるときには、第2の発光点から約780nmの波長を有するレーザー光が発光される。
回折素子10としては、例えば、グレーティングが用いられ、回折素子10は複数の領域18、18、・・・に分割されている(図3参照)。発光素子9から発光されるレーザー光Rは複数の領域18、18、・・・に跨って入射され、レーザー光Rは主光束(0次光)と一対の第1の副光束(±1次光)と一対の第2の副光束(±2次光)と一対の第3の副光束(±3次光)と一対の第4の副光束(±4次光)とに分割される。
ビームスプリッター11は、例えば、透過型であり、発光素子9から発光されたレーザー光を一部を除いて透過させてコリメーターレンズ12へ導き、ディスク状記録媒体100で反射されたレーザー光の戻り光を分離面11aで反射させて受光素子17へ導く機能を有する。尚、発光素子9から発光されビームスプリッター11に入射されたレーザー光は、その一部が分離面11aで反射されてモニター用受光素子16に導かれる。
コリメーターレンズ12は入射されたレーザー光の光束を平行光束にする機能を有し、立ち上げミラー13はレーザー光を反射して1/4波長板14又はコリメーターレンズ12へ導く機能を有し、1/4波長板14は入射されたレーザー光の偏光方向を変換する機能を有し、対物レンズ15は入射されたレーザー光をディスク状記録媒体100の記録面上に集光させる機能を有する。
モニター用受光素子16は発光素子9から発光されたレーザー光の光強度を検出する機能を有する。モニター用受光素子16によって検出された検出結果は発光素子9を駆動する駆動回路にフィードバックされ、モニター用受光素子16によって検出された検出結果に基づいて発光素子9が制御され略一定の光強度を有するレーザー光が発光素子9から発光される。
以上のように構成された光ピックアップ6において、発光素子9の第1の発光点から第1の波長を有するレーザー光、即ち、DVD100aに対応する約650nmの波長を有するレーザー光が発光されると、レーザー光は回折素子10によって回折されて主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割される。
回折されたレーザー光はビームスプリッター11を透過されてコリメーターレンズ12によって平行光束とされ、立ち上げミラー13で立ち上げられ1/4波長板14によって偏光方向が変換されて対物レンズ15を介してディスクテーブル3に装着されたDVD100aの記録面に照射される。DVD100aの記録面に照射されたレーザー光は、該記録面で反射されて戻り光として再び対物レンズ15、1/4波長板14、立ち上げミラー13及びコリメーターレンズ12を介してビームスプリッター11に入射される。ビームスプリッター11に入射された戻り光は、ビームスプリッター11の分離面11aで反射され、受光素子17に入射される。このとき発光素子9から発光されビームスプリッター11に入射された光の一部が分離面11aで反射されてモニター用受光素子16で受光され、発光素子9の第1の発光点から発光されるレーザー光の光強度が略一定となるように制御される。
光ピックアップ6にあっては、第1の波長を有するレーザー光の第1の副光束のサブスポットをS1a、S1bとし、第2の副光束のサブスポットをS2a、S2bとし、第3の副光束のサブスポットをS3a、S3bとし、第4の副光束のサブスポットをS4a、S4bとし、DVD100aの略半径方向において順にS1a、S2a、S3a、S4a及びS1b、S2b、S3b、S4bが形成されたとし、DVD100aのトラックピッチをPaとし、n12、n34、n13、n24を自然数とし、サブスポットS1a、S1bの各中心とサブスポットS2a、S2bの各中心との距離をDa12とし、サブスポットS3a、S3bの各中心とサブスポットS4a、S4bの各中心との距離をDa34とし、サブスポットS1a、S1bの各中心とサブスポットS3a、S3bの各中心との距離をDa13とし、サブスポットS2a、S2bの各中心とサブスポットS4a、S4bの各中心との距離をDa24としたときに、距離Da12が略(2n12−1)×Pa/2、距離Da34が略(2n34−1)×Pa/2、距離Da13が略(2n13−1)×Pa及び距離Da24が略(2n24−1)×Paとなるように回折素子10が設計されている。
例えば、n12、n34、n13、n24がそれぞれ1であるときには、Da12、Da34が略Pa/2、距離Da13、Da24が略Paとされ、各隣り合うスポットの中心間の距離Da(Da12、Da23、Da34)がそれぞれ略Pa/2とされる(図4参照)。
従って、DVD100aがDVD−ROM、DVD±R又はDVD−RWである場合には、トラックピッチPaが規格上0.74μmであるため、例えば、n12、n34、n13、n24=1の場合には、距離Da12、Da23、Da34がそれぞれ約0.37μmとされる。
また、DVD100aがDVD−RAMである場合には、トラックピッチPaが規格上1.23μmであるため、例えば、n12、n34、n13、n24=1の場合には、距離Da12、Da23、Da34がそれぞれ約0.62μmとされる。
受光素子17に戻り光が入射されると、受光素子17で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるが、上記のように、副光束については、距離Da12、Da34がトラックピッチPaの約2分の1とされているため、サブスポットS1aとサブスポットS2aにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS3aとサブスポットS4aにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS1bとサブスポットS2bにより検出されるトラッキング誤差信号の位相及びサブスポットS3bとサブスポットS4bにより検出されるトラッキング誤差信号の位相が反転される。従って、副光束全体のトラッキング誤差信号は、図5に示すように、振幅が0となり、対物レンズ15がトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出される。主光束についてはトラッキング誤差信号が検出され、DCオフセット信号も検出されるが、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号を検出することができる。
尚、上記のように、各隣り合うスポットの中心間の距離Da(Da12、Da23、Da34)がそれぞれ略Pa/2とされると、以下の式(1)により副光束全体のトラッキング誤差信号の振幅が0となる。
(1)Cos(α+3π/2)+Cos(α+π/2)+Cos(α−π/2)+Cos(α−3π/2)=0。
また、副光束のサブスポット間の距離Da12、Da34、Da13、Da24は、回折素子10の設計により一義的に決定されるため、DVD100aの偏心によって主光束から検出されるトラッキング誤差信号と副光束から検出されるトラッキング誤差信号とに位相の変化が生じても、副光束全体でトラッキング誤差信号がキャンセルされるため、DVD100aの偏心によるDPP信号の振幅の減少という不具合を生じない。
一方、発光素子9の第2の発光点から第2の波長を有するレーザー光、即ち、CD100bに対応する約780nmの波長を有するレーザー光が発光されると、レーザー光は回折素子10によって回折されて主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割される。
回折されたレーザー光はビームスプリッター11を透過されてコリメーターレンズ12によって平行光束とされ、立ち上げミラー13で立ち上げられ1/4波長板14によって偏光方向が変換されて対物レンズ15を介してディスクテーブル3に装着されたCD100bの記録面に照射される。CD100bの記録面に照射されたレーザー光は、該記録面で反射されて戻り光として再び対物レンズ15、1/4波長板14、立ち上げミラー13及びコリメーターレンズ12を介してビームスプリッター11に入射される。ビームスプリッター11に入射された戻り光は、ビームスプリッター11の分離面11aで反射され、受光素子17に入射される。このとき発光素子9から発光されビームスプリッター11に入射された光の一部が分離面11aで反射されてモニター用受光素子16で受光され、発光素子9の第2の発光点から発光されるレーザー光の光強度が略一定となるように制御される。
光ピックアップ6にあっては、上記したように、DVD100aの場合には、各副光束のサブスポットの各中心間の距離Da12が略(2n12−1)×P/2、距離Da34が略(2n34−1)×P/2、距離Da13が略(2n13−1)×P及び距離Da24が略(2n24−1)×Pとなるように回折素子10が設計されている。回折素子10の回折角度は波長に比例するため、第1の波長を有するレーザー光の場合のサブスポットの中心間の距離をDaとし、第2の波長を有するレーザー光の場合のサブスポットの中心間の距離をDbとすると、距離Dbは、Db=(780/650)×Daにより算出される。
従って、DVD100aがDVD−ROM、DVD±R又はDVD−RWであり、n(n12、n34、n13、n24)=1の場合には、Da=0.37μmであることからDb=0.44μmとなる。
また、DVD100aがDVD−RAMであり、n=1の場合には、Da=0.62μmであることからDb=0.73μmとなる。
CD100bは、トラックピッチPbが規格上1.6μmであるため、DVD100aがDVD−ROM、DVD±R又はDVD−RWである場合には、上記のように、距離Db=0.44μmでることから、トラックピッチPbの約4分の1となる(図6参照)。
このとき受光素子17に戻り光が入射されると、受光素子17で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるが、上記のように、副光束については、距離Db12、Db23、Db34がトラックピッチPbの約4分の1とされ距離Db13、Db24がトラックピッチPbの約2分の1とされているため、サブスポットS1cとサブスポットS3cにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS2cとサブスポットS4cにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS1dとサブスポットS3dにより検出されるトラッキング誤差信号の位相及びサブスポットS2dとサブスポットS4dにより検出されるトラッキング誤差信号の位相が略反転される。従って、副光束全体のトラッキング誤差信号は、振幅が0に近い値となる。主光束についてはトラッキング誤差信号が検出され、DCオフセット信号も検出されるが、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号を検出することができる。
尚、上記のように、各隣り合うスポットの中心間の距離Db(Db12、Db23、Db34)がそれぞれ略Pb/4とされると、以下の式(2)により副光束全体のトラッキング誤差信号の振幅が0となる。
(2)Cos(α+3π/4)+Cos(α+π/4)+Cos(α−π/4)+Cos(α−3π/4)=0。
また、副光束のサブスポット間の距離Dbは、回折素子10の設計により一義的に決定されるため、CD100bの偏心によって主光束から検出されるトラッキング誤差信号と副光束から検出されるトラッキング誤差信号とに位相の変化が生じても、副光束全体でトラッキング誤差信号の大部分がキャンセルされるため、CD100bの偏心によるDPP信号の振幅の減少という不具合を生じ難い。
また、DVD100aがDVD−RAMである場合には、CD100bは、トラックピッチPbが規格上1.6μmであるため、上記のように、距離Db=0.73μmであることから、トラックピッチPbの2分の1に近い値となる。
このとき受光素子17に戻り光が入射されると、受光素子17で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるが、上記のように、副光束については、距離Db12、Db34がトラックピッチPbの2分の1に近い値とされているため、サブスポットS1cとサブスポットS2cにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS3cとサブスポットS4cにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS1dとサブスポットS2dにより検出されるトラッキング誤差信号の位相及びサブスポットS3dとサブスポットS4dにより検出されるトラッキング誤差信号の位相が略反転される。従って、副光束全体のトラッキング誤差信号は、振幅が0に近い値となる。主光束についてはトラッキング誤差信号が検出され、DCオフセット信号も検出されるが、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号を検出することができる。
尚、副光束のサブスポット間の距離Dbは、回折素子10の設計により一義的に決定されるため、CD100bの偏心によって主光束から検出されるトラッキング誤差信号と副光束から検出されるトラッキング誤差信号とに位相の変化が生じても、副光束全体でトラッキング誤差信号の大部分がキャンセルされるため、CD100bの偏心によるDPP信号の振幅の減少という不具合を生じ難い。
上記には、DVD100aの記録時又は再生時において、距離Daが所定の距離となるように回折素子10を設計した例について説明したが、逆に、以下に示すように、CD100bの記録時又は再生時において、距離Dbが所定の距離となるように回折素子10を設計することもできる。
CD100bのトラックピッチをPbとし、CD100bの略半径方向において順にS1c、S2c、S3c、S4c及びS1d、S2d、S3d、S4dが形成されたとし、各サブスポットの中心間の距離をDbとすると、距離Db13が略(2n13−1)×Pb/2、距離Db24が略(2n24−1)×Pb/2、距離Db12が略(2n12−1)×Pb/4及び距離Db34が略(2n34−1)×Pb/4となるように回折素子10が設計されている。
例えば、n13、n24、n12、n34がそれぞれ1であるときには、Db13、Db24が略Pb/2、距離Db12、Db34が略Pb/4とされ、各隣り合うスポットの中心間の距離Dbがそれぞれ略P/4とされる(図7参照)。
従って、CD100bのトラックピッチPaは規格上1.6μmであるため、例えば、n13、n24、n12、n34=1の場合には、距離Db12、Db23、Db34がそれぞれ約0.4μmとされる。
従って、受光素子17で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、上記のように、副光束については、距離Db13、Db24がトラックピッチPbの約2分の1とされているため、サブスポットS1cとサブスポットS3cにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS2bとサブスポットS4bにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS1dとサブスポットS3dにより検出されるトラッキング誤差信号の位相及びサブスポットS2dとサブスポットS4dにより検出されるトラッキング誤差信号の位相が反転される。副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズ15がトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出される。主光束についてはトラッキング誤差信号が検出され、DCオフセット信号も検出されるが、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号を検出することができる。
尚、副光束のサブスポット間の距離Db13、Db24、Db12、Db34は、回折素子10の設計により一義的に決定されるため、CD100bの偏心によって主光束から検出されるトラッキング誤差信号と副光束から検出されるトラッキング誤差信号とに位相の変化が生じても、副光束全体でトラッキング誤差信号がキャンセルされるため、CD100bの偏心によるDPP信号の振幅の減少という不具合を生じない。
一方、DVD100aについては、Da=(650/780)×Dbより、Da=0.33μmとなる。DVD100aがDVD−ROM、DVD±R又はDVD−RWである場合には、トラックピッチPaが規格上0.74μmであるため、距離DaがトラックピッチPaの約2分の1となり(図8参照)、DVD100aがDVD−RAMである場合には、トラックピッチPaが規格上1.23μmであるため、距離DaがトラックピッチPaの約4分の1となる。
従って、DVD100aがDVD−ROM、DVD±R又はDVD−RWである場合には、サブスポットS1aとサブスポットS2aにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS3aとサブスポットS4aにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS1bとサブスポットS2bにより検出されるトラッキング誤差信号の位相及びサブスポットS3bとサブスポットS4bにより検出されるトラッキング誤差信号の位相が略反転され、副光束全体のトラッキング誤差信号は、振幅が0に近い値となる。主光束についてはトラッキング誤差信号が検出され、DCオフセット信号も検出されるが、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号を検出することができる。
また、DVD100aがDVD−RAMである場合には、サブスポットS1aとサブスポットS3aにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS2aとサブスポットS4aにより検出されるトラッキング誤差信号の位相、サブスポットS1bとサブスポットS3bにより検出されるトラッキング誤差信号の位相及びサブスポットS2bとサブスポットS4bにより検出されるトラッキング誤差信号の位相が反転され、副光束全体のトラッキング誤差信号は、振幅が0に近い値となる。主光束についてはトラッキング誤差信号が検出され、DCオフセット信号も検出されるが、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号を検出することができる。
以上に記載した通り、光ピックアップ6にあっては、ディスク状記録媒体100に対する情報信号の記録時又は再生時において、回折素子10の位相調整を行うことなく、ディスク状記録媒体100の偏心や回折素子10の回転ズレの影響が消失又は低減された各ディスク状記録媒体100に対応した良好なトラッキング誤差信号を得ることができる。
また、種類の異なるディスク状記録媒体100に対する記録又は再生を行う場合において、回折素子10の共通化を図ることができるため、部品点数の増加及びコストの高騰を来たすことなくトラッキング誤差信号の品質の向上を図ることができる。
さらに、DVDについて、DVD−ROM、DVD±R、DVD−RW及びDVD−RAMの全てに対応することができるため、DVDの種類によらずトラッキング誤差信号の品質の向上を図ることができる。
尚、上記には、nを自然数としたときに、n=1の場合を例として示したが、本発明において自然数nの採り得る範囲は任意である。
また、2種類のディスク状記録媒体100、100に対応する回折素子10の位相調整を行う必要がないため、最大で3種類の異なる規格のディスク状記録媒体100、100、100、例えば、DVD、CD及びブルーレイディスクに対応したトラッキング誤差信号を得ることができる。
3種類の異なる規格のディスク状記録媒体100、100、100に対する情報信号の記録又は再生を行うことができる光ピックアップとして、例えば、以下のような構成がある(図9参照)。
光ピックアップ6Aは、例えば、DVD、CD及びブルーレイディスクに対する情報信号の記録又は再生を行うことができるものであり、移動ベース7Aと該移動ベース7A上に配置された対物レンズ駆動装置8Aとを備え、該対物レンズ駆動装置8Aは第1の対物レンズ15a及び第2の対物レンズ15bを有している。
このような光ピックアップ6Aにあっては、DVD、CDについては図2に示すような共通の第1の光学系の光路を有し、ブルーレイディスクについてはDVD、CDとは異なる第2の光学系の光路を有している。
第1の対物レンズ15aは第1の光学系の光路上に配置され、DVD100a又はCD100bの記録面にレーザー光を集光する機能を有する。第2の対物レンズ15bは第2の光学系の光路上に配置され、ブルーレイディスクの記録面にレーザー光を集光する機能を有する。
光ピックアップ6Aがディスク状記録媒体100の半径R方向へ移動されるときには、第2の対物レンズ15bは、ディスク状記録媒体100の半径R上を移動されるが、第1の対物レンズ15aは、ディスク状記録媒体100の半径Rに平行な線分P上を移動される。従って、第2の対物レンズ15bを介してディスク状記録媒体に照射されるレーザー光は、図10に示すように、ディスク状記録媒体(ブルーレイディスク)のトラックTy、Ty、・・・に対してサブスポットSy、Sy、・・・が略平行で均一な状態で形成されるが、第1の対物レンズ15aを介してディスク状記録媒体(DVD100a又はCD100b)に照射されるレーザー光は、図11に示すように、ディスク状記録媒体のトラックTx、Tx、・・・に対してサブスポットSx、Sx、・・・が傾斜した不均一な状態で形成される。特に、光ピックアップ6Aがディスク状記録媒体の内周側に移動されたときには、記録トラックの曲率が大きいため、この傾斜した不均一な状態が顕著になる。
しかしながら、ディスクドライブ装置1にあっては、上記したように、レーザー光を四対の副光束に分割し各副光束間の距離を所定の条件式を満足する距離としているため、第1の対物レンズ15aが半径R上を移動されないことに基づいて生じる位相回転の影響を受けることがなく、特に、上記のような波長の異なる3種類のディスク状記録媒体を取り扱う光学系を有する光ピックアップ6Aの形成に好適である。
次に、回折素子の変形例を示す(図12参照)。
図12に示す回折素子10Aには、多数の領域18A、18A、・・・が形成され、該領域18A、18A、・・・の並び方向がディスク状記録媒体100の接線方向とされている。
回折素子10Aにあっては、回折素子10に比して分割された領域数が多くなっている。
ここで、一般に、光ピックアップにおいては、発光素子と対物レンズとが接近した位置に配置されておらず両者が離隔して位置されているため、発光素子から出射されたレーザー光の対物レンズの開口に対する入射角度、入射位置や回折の影響により、ディスク状記録媒体の記録面上に照射される各サブビーム間の光量に差が生じる場合がある。例えば、一方のサブビームの全体が対物レンズの開口に入射されたが、他方のサブビームは一部が開口から外れた位置に入射され他の一部が開口に入射されたときには、ディスク状記録媒体の記録面上に形成される一方のサブスポットの光量と他方のサブスポットの光量に差が生じることとなる。
しかしながら、回折素子10Aのように、分割された領域数を増やすことにより、レーザー光Rが多数の領域18A、18A、・・・に跨って入射され、レーザー光R内の第1の副光束を生成する領域18A、18A、・・・の合計面積とレーザー光R内の第2の副光束を生成する領域18A、18A、・・・の合計面積とレーザー光R内の第3の副光束を生成する領域18A、18A、・・・の合計面積とレーザー光R内の第4の副光束を生成する領域18A、18A、・・・の合計面積とが同じ面積になり易い。従って、ディスク状記録媒体100の略半径方向に離隔して形成されるサブスポットS1、S2、S3、S4の光量が全て略等しくなり、各副光束から検出されるトラッキング誤差信号を確実にキャンセルすることが可能であり、トラッキング制御動作の信頼性の向上を図ることができる。
また、トラッキング制御動作時においては、対物レンズ15がディスク状記録媒体100の略半径方向へ移動されるため、回折素子10のように、領域18、18、・・・、18A、18A、・・・の並び方向を接線方向とすることにより、レーザー光Rと領域18、18、・・・、18A、18A、・・・との相対的な位置に変化が生じることがなく、サブビームの生成に悪影響を及ぼすことがない。
さらに、プッシュプル信号がディスク状記録媒体100の略半径方向において変化されるため、上記のように、領域18、18、・・・、18A、18A、・・・の並び方向を接線方向とすることにより、メインビームと回折前の元のレーザービームとの関係が変化することがなく、変調に悪影響を及ぼすことがない。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図12と共に本発明を実施するための最良の形態を示すものであり、本図はディスクドライブ装置の概略斜視図である。 光ピックアップの構成を示す概念図である。 回折素子を示す概念図である。 DVDに対応するレーザー光について、サブスポット間の距離をトラックピッチの2分の1に設定した場合に、DVDに対応するレーザー光のスポットとトラックとの位置関係を示す概念図である。 トラッキング誤差信号を示すグラフ図である。 DVDに対応するレーザー光について、サブスポット間の距離をトラックピッチの2分の1に設定した場合に、CDに対応するレーザー光のスポットとトラックとの位置関係を示す概念図である。 CDに対応するレーザー光について、サブスポット間の距離をトラックピッチの4分の1に設定した場合に、CDに対応するレーザー光のスポットとトラックとの位置関係を示す概念図である。 CDに対応するレーザー光について、サブスポット間の距離をトラックピッチの4分の1に設定した場合に、DVDに対応するレーザー光のスポットとトラックとの位置関係を示す概念図である。 3種類の異なる規格のディスク状記録媒体を取り扱う光ピックアップの構成を概念的に示す平面図である。 図9の光ピックアップにおいて、半径R上を移動する第2の対物レンズを介して照射されるレーザー光のサブスポットの状態を示す概念図である。 図9の光ピックアップにおいて、半径Rに平行線分P上を移動する第1の対物レンズを介して照射されるレーザー光のサブスポットの状態を示す概念図である。 回折素子の変形例を示す概念図である。 従来の光ピックアップにおいて差動プッシュプル法を用いた場合のレーザー光のスポットの状態を示す概念図である。 従来の光ピックアップにおいて差動プッシュプル法を用いた場合のトラッキング誤差信号を示すグラフ図である。 従来の問題点を示すグラフ図である。
符号の説明
100…ディスク状記録媒体、1…ディスクドライブ装置、3…ディスクテーブル、6…光ピックアップ、7…移動ベース、9…発光素子、10…回折素子、15…対物レンズ、17…受光素子、18…領域、6A…光ピックアップ、15a…対物レンズ、15b…対物レンズ、10A…回折素子、18A…領域

Claims (8)

  1. 使用波長が異なる複数の種類のディスク状記録媒体に対する情報信号の記録又は再生が可能とされ、ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動すると共に該ディスク状記録媒体に対して発光素子から発光されディスク状記録媒体の種類に応じた波長を有するレーザー光を対物レンズを介して照射する光ピックアップであって、
    発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と、
    上記主光束と上記副光束を受光する受光素子とを備え、
    上記複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第2の副光束のスポット、第3の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、
    上記トラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をDa12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDa34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をDa13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDa24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPaとしたときに、
    距離Da12が略(2n12−1)×Pa/2、距離Da34が略(2n34−1)×Pa/2、距離Da13が略(2n13−1)×Pa及び距離Da24が略(2n24−1)×Paとなるようにし
    上記受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにした
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 回折素子の上記複数の領域の並び方向をディスク状記録媒体の接線方向とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 使用波長が異なる複数の種類のディスク状記録媒体に対する情報信号の記録又は再生が可能とされ、ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動すると共に該ディスク状記録媒体に対して発光素子から発光されディスク状記録媒体の種類に応じた波長を有するレーザー光を対物レンズを介して照射する光ピックアップであって、
    発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と、
    上記主光束と上記副光束を受光する受光素子とを備え、
    上記複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第2の副光束のスポット、第3の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、
    上記トラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をDb12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDb34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をDb13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をDb24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPbとしたときに、
    距離Db13が略(2n13−1)×Pb/2、距離Db24が略(2n24−1)×Pb/2、距離Db12が略(2n12−1)×Pb/4及び距離Db34が略(2n34−1)×Pb/4となるようにし
    上記受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにした
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  4. 回折素子の上記複数の領域の並び方向をディスク状記録媒体の接線方向とした
    ことを特徴とする請求項3に記載の光ピックアップ。
  5. 使用波長が異なる複数の種類のディスク状記録媒体に対する情報信号の記録又は再生が可能とされ、ディスク状記録媒体が装着されて回転されるディスクテーブルと、移動ベース上に対物レンズ駆動装置が支持されると共にディスクテーブルに装着されたディスク状記録媒体の半径方向へ移動しディスク状記録媒体に対して発光素子から発光されディスク状記録媒体の種類に応じた波長を有するレーザー光を対物レンズを介して照射する光ピックアップとを備えたディスクドライブ装置であって、
    上記光ピックアップは、
    発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と、
    上記主光束と上記副光束を受光する受光素子とを備え、
    上記複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第3の副光束のスポット、第2の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、
    上記トラックピッチが最大でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をD12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をD13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPaとしたときに、
    距離Da12が略(2n12−1)×Pa/2、距離Da34が略(2n34−1)×Pa/2、距離Da13が略(2n13−1)×Pa及び距離Da24が略(2n24−1)×Paとなるようにし
    上記受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにした
    ことを特徴とするディスクドライブ装置。
  6. 回折素子の上記複数の領域の並び方向をディスク状記録媒体の接線方向とした
    ことを特徴とする請求項5に記載のディスクドライブ装置。
  7. 使用波長が異なる複数の種類のディスク状記録媒体に対する情報信号の記録又は再生が可能とされ、ディスク状記録媒体が装着されて回転されるディスクテーブルと、移動ベース上に対物レンズ駆動装置が支持されると共にディスクテーブルに装着されたディスク状記録媒体の半径方向へ移動しディスク状記録媒体に対して発光素子から発光されディスク状記録媒体の種類に応じた波長を有するレーザー光を対物レンズを介して照射する光ピックアップとを備えたディスクドライブ装置であって、
    上記光ピックアップは、
    発光素子から発光されたレーザー光を主光束と一対の第1の副光束と一対の第2の副光束と一対の第3の副光束と一対の第4の副光束とに分割する複数の領域を有する回折素子と、
    上記主光束と上記副光束を受光する受光素子とを備え、
    上記複数の種類のディスク状記録媒体のうちトラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に該ディスク状記録媒体の略半径方向において順に形成されるスポットを上記第1の副光束のスポット、第3の副光束のスポット、第2の副光束のスポット及び第4の副光束のスポットとし、
    上記トラックピッチが最小でない任意の一種類のディスク状記録媒体の記録面上に形成される上記第1の副光束のスポット中心と第2の副光束のスポット中心との距離をD12とし、第3の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD34とし、第1の副光束のスポット中心と第3の副光束のスポット中心との距離をD13とし、第2の副光束のスポット中心と第4の副光束のスポット中心との距離をD24とし、n12、n34、n13及びn24をそれぞれ自然数とし、当該任意の一種類のディスク状記録媒体のトラックピッチをPbとしたときに、
    距離Db13が略(2n13−1)×Pb/2、距離Db24が略(2n24−1)×Pb/2、距離Db12が略(2n12−1)×Pb/4及び距離Db34が略(2n34−1)×Pb/4となるようにし
    上記受光素子に戻り光が入射され、受光素子で受光された主光束と副光束に基づいてトラッキング誤差信号の検出が行われるときに、副光束全体のトラッキング誤差信号は振幅が0となり、対物レンズがトラッキング方向へ変位する際に生じるDCオフセット信号のみが検出され、主光束についてはトラッキング誤差信号とDCオフセット信号が検出され、副光束により検出されたDCオフセット信号と主光束により検出されたDCオフセット信号とでキャンセルすることにより、適正なトラッキング誤差信号が検出されるようにした
    ことを特徴とするディスクドライブ装置。
  8. 回折素子の上記複数の領域の並び方向をディスク状記録媒体の接線方向とした
    ことを特徴とする請求項7に記載のディスクドライブ装置。
JP2004199121A 2004-07-06 2004-07-06 光ピックアップ及びディスクドライブ装置 Expired - Fee Related JP4158114B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004199121A JP4158114B2 (ja) 2004-07-06 2004-07-06 光ピックアップ及びディスクドライブ装置
TW094120463A TW200617904A (en) 2004-07-06 2005-06-20 Optical pickup and disc drive apparatus
US11/155,512 US7583570B2 (en) 2004-07-06 2005-06-20 Optical pickup and disc drive apparatus
KR1020050054530A KR20060049674A (ko) 2004-07-06 2005-06-23 광 픽업 및 디스크 드라이브 장치
CNB200510082519XA CN1332383C (zh) 2004-07-06 2005-07-06 光拾取器和光盘驱动装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004199121A JP4158114B2 (ja) 2004-07-06 2004-07-06 光ピックアップ及びディスクドライブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006024243A JP2006024243A (ja) 2006-01-26
JP4158114B2 true JP4158114B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=35541233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004199121A Expired - Fee Related JP4158114B2 (ja) 2004-07-06 2004-07-06 光ピックアップ及びディスクドライブ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7583570B2 (ja)
JP (1) JP4158114B2 (ja)
KR (1) KR20060049674A (ja)
CN (1) CN1332383C (ja)
TW (1) TW200617904A (ja)

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0239131A3 (en) * 1986-03-28 1989-05-24 Csk Corporation Optical recording medium and tracking method therefor
US5412631A (en) * 1992-07-10 1995-05-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical head apparatus for storing, reading or erasing information, and optical information reproducing method and optical information apparatus for optically reading information stored in an optical memory
JPH09293263A (ja) 1996-04-23 1997-11-11 Canon Inc 光学的情報記録再生装置
JPH10149564A (ja) * 1996-11-15 1998-06-02 Teac Corp 光ピックアップ装置及びトラッキングエラー検出方法
TW444201B (en) * 1998-02-16 2001-07-01 Hitachi Ltd Optical head
US6229771B1 (en) * 1998-10-09 2001-05-08 Zen Research (Ireland), Ltd. Method and apparatus for generating focus error signals in a multi-beam optical disk drive
US6567355B2 (en) * 1999-12-03 2003-05-20 Hitachi, Ltd. Optical detector, optical pickup and optical information reproducing apparatus using optical pickup
EP1124227B1 (en) * 2000-02-10 2007-07-04 Sony Corporation Optical pickup, tilt detection apparatus, tilt detection method and optical disk apparatus
JP3456579B2 (ja) * 2000-04-20 2003-10-14 日本電気株式会社 光ヘッド装置および光学式情報記録再生装置
JP2002008258A (ja) * 2000-06-21 2002-01-11 Pioneer Electronic Corp 光ピックアップ装置
JP2002352454A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Sony Corp 光ディスク装置及びトラッキング制御方法
US20020181353A1 (en) * 2001-05-31 2002-12-05 Nec Corporation Optical head apparatus and optical information recording and reproducing apparatus
JP3946023B2 (ja) * 2001-10-18 2007-07-18 三洋電機株式会社 光学ヘッドにおける信号読み取り方法
KR100524959B1 (ko) * 2003-04-14 2005-11-01 삼성전자주식회사 광픽업 및 광 기록 및/또는 재생 기기 및 호환 트랙킹구현 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006024243A (ja) 2006-01-26
CN1332383C (zh) 2007-08-15
TW200617904A (en) 2006-06-01
KR20060049674A (ko) 2006-05-19
CN1728248A (zh) 2006-02-01
US20060007811A1 (en) 2006-01-12
US7583570B2 (en) 2009-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7706236B2 (en) Optical pickup and optical disc apparatus including a multi-section diffractive element
US7362689B2 (en) Optical pickup and optical recording and/or reproducing apparatus adopting the same
CN101471100B (zh) 光拾取器装置和光盘装置
JP4483140B2 (ja) 光学ピックアップ装置、光ディスク装置及びトラック判別信号検出方法
JP2007052905A (ja) 記録層の厚さ変化による球面収差を探知して補償する光ピックアップ装置
US20070025205A1 (en) Optical pickup and optical recording and/or reproducing apparatus employing the same
US7626900B2 (en) Optical pickup and disk drive apparatus
JP4729418B2 (ja) 回折格子、光ピックアップ装置、光ディスク装置
US20060193219A1 (en) Diffraction grating, optical pickup device, and optical disk apparatus
JP4158114B2 (ja) 光ピックアップ及びディスクドライブ装置
US20050007932A1 (en) Optical head, optical disk drive, and optical system adjustment method
JP2005122869A (ja) 光ピックアップ及びディスクドライブ装置
JP4251524B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP3988343B2 (ja) 光学ピックアップ装置、光ディスク装置及びトラック判別信号検出方法
JP2004334962A (ja) 光ヘッド及び光記録媒体記録再生装置
JP4666664B2 (ja) 光ピックアップ装置および光記録媒体情報再生装置
KR20060047574A (ko) 광픽업 및 광학 기록 매체용 기록 및/또는 재생 장치
JP5427121B2 (ja) 光ピックアップ
KR100648662B1 (ko) 광 픽업장치의 트래킹 서보 방법
JPH10162383A (ja) 光ディスク記録再生装置および光ディスク再生装置
JP5277207B2 (ja) 光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JP4501275B2 (ja) 光ヘッド、受発光素子、及び光記録媒体記録再生装置、ならびにトラック判別信号検出方法
JP2008140526A (ja) 光ピックアップ装置
JP2008287767A (ja) 光ピックアップ装置
JP2007234120A (ja) 光ピックアップ装置および光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080702

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees