JP2014206172A - 内燃機関の燃費削減装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料消費量を著しく低減できる内燃機関の燃費削減装置を提供すること。【解決手段】 フィルタ部材6,24と、空気を導入する空気導入管5,42と、導入した空気を清浄化して内燃機関に供給する空気供給管7,40とを有するエアクリーナ1,21内に、空気に対し波長850〜1450nmの近赤外領域の光を照射する複数の発光ダイオード11,32を配設し、空気中の気相水に近赤外領域の光の振動エネルギを担持させるようにしたもの。【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の吸入空気に対して含有する気相水(水蒸気)のスペクトル吸収波長を適宜に選択し、最適化した発光ダイオード(LED)を回路基板に敷設し、発光ダイオードを照射可能に備えて吸入空気に照射することによって、燃料消費量を著しく低減化できる内燃機関の燃費削減装置に関する。
内燃機関に用いられる燃料には、ガソリン、軽油、A重油、B重油、C重油があり、添加剤の開発とか、燃料添加・投入方法の改善といった内燃機関そのものの改良による燃費改善の努力が永年なされてきたが、内燃機関におけるエネルギ消費量は未だに高いにもかかわらず、技術的には更なる改善の余地が少なくなりつつある。
化石資源枯渇と地球温暖化の問題を受けて、乗用車、トラック、バスなどに対する燃費規制が現実の段階に入り、燃費削減のため、メーカーサイドにおいてはハイブリッド自動車や電気自動車の開発が進められているのが現状である。しかしながら、ハイブリッド自動車ならびに電気自動車は、双方とも価格的には高価で、ユーザによる乗用車離れが起きている。
すなわち、内燃機関とモータを組み合わせたハイブリッド自動車は、構造的にモータ、バッテリと内燃機関との一体化した構成が複雑であるし、内燃機関自体を用いない電気自動車は、1回の充電による走行距離が短いし、バッテリの価格が車体価格の1/2を占めるといった問題があるほか、バッテリを構成するリチウム、レアアースなどの特殊金属の資源問題がその先に立ち塞がっている。
このため、従来から、内燃機関の燃料の燃焼効率を向上させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1、2)。
このうち、特許文献1に記載のものは、物質波共振装置に直流電流を利用してその出力を銅板に流すことにより低電圧で銅イオンを発生させるようにし、かつ、物質波を含んだ電流をLEDランプから流すことにより燃焼度の向上を持続させるようにしたものである。
また、特許文献2に記載のものは、内燃機関の燃焼空気の通路に反射体と照射体とを貼り合わせた部材を配置して、二酸化炭素、一酸化炭素および窒素酸化物の排出を低下させるようにしたものである。
特開2009−041412号公報 特開2000−265909号公報
前述した特許文献1に記載のものによれば、たしかに燃費削減をはかることができるかもしれない。しかしながら、引用文献1のものにおいては、銅板を反射板として使用しなければならないため、構造が複雑になる。
また、特許文献2に記載のものによれば、内燃機関のアイドリング時における排出ガスの低減化と限定されているので、一般走行時に排出ガスの低減化がはかれるかは不明である。
本発明は、このような従来のものにおける問題点を克服し、簡単な構成により燃料消費量を著しく低減できる内燃機関の燃費削減装置を提供することを目的としている。
ところで、空気中にあるN2(窒素ガス)、O2(酸素ガス)のような等核二原子分子は、振動してもその双極子モーメントが全く変化しない特性を有している。よって、内燃機関の吸入空気中に第3の成分として2%程度含まれている気体としての水分子(気相水)が内燃機関における燃費削減のための検討の対象となる。
気相水が内燃機関のシリンダに吸入されるときは、シリンダ内の負圧により吸引される。このとき、吸入される気相水は霧状(液相水)に変化することになる。
一般に、化学実験で沈殿物を濾過するとき、時間を短縮する目的で真空引きをすることがある。このようにして濾液を取り出すとき、濾過鐘(ベルジャー)に空気を入れて取り出すが、このとき、べルジャー内に吸引された空気の水分は霧状(液相水)に変化することになる。この水蒸気の霧化は、気圧変化と温度の影響を受け、空気中に含まれる超微細な粒子を核として生成される。この液相水は、シリンダがピストンにより圧縮されてもそのままの状態で存在するから、内燃機関における燃料の爆発に負の力となって関与することになる。
この気相水の負の作用を減ずるには、粉塵爆発の原理に近い雰囲気の環境条件を創出することが考えられるが、この技術は内燃機関の爆発サイクルに応用可能であるので、第三の空気含有成分である気相水についての吸収スペクトルを追跡した。
まず、内燃機関の吸入空気中の気相水が霧化されて液相水になるのをいかなる手段で阻止できるか、もしくは、霧化現象をいかに少なくすることができるかを、気相水の物理的性質と関連させて検討した。
100℃においては、18.8cm3の液相水が気相水になると30.1×103cm3になる。液相水が気相水になると体積が約1600倍にも増加することにより、気相水における分子間の平均距離は、液相水に比べて約11倍も広がっている。
液相水において水分子は互いに接しているが、気相水の分子はばらばらになって分子間に働く引力は急激に小さくなり、分子間引力による縛りは殆ど働かなくなる。
液相水(25℃)の水分子運動(ブラウン運動の集計)速度は50m/sec、同じく気相水の分子速度は583m/secとなり、液相水の分子速度は気相水の1/11ということになる。
そして、気相水の吸収スペクトルに適合した波長の光を照射すると、気相水の水分子は光のエネルギを吸収してさらにその振動は激しくなる。
人の目には見えない赤外線と可視光線の中間に位置する800〜3000nmの近赤外線の光を内燃機関の吸入空気に照射したところ、その実測の結果、顕著な効果を認めた。
一般に、光は「波」としての性質と、「粒子」としての性質を兼ね備えているが、近赤外分光法などの分析においては、「波」換言すると「振動」としての性質を利用している。
本発明の燃費削減装置は、光の振動としての性質を利用するものである。
水は水素(H)と酸素(O)の原子から構成されているが、実際にはこれらの原子が結合してできた分子から成り立っている。原子は絶えず振動しており、その結果、分子も振動(分子振動)することになる。そこで、この分子振動の振動数と同じ固有振動数を有する光が水に照射されると、光のエネルギが水の分子に吸収され、分子の振動および回転エネルギに変換される。特に、赤外領域の光が分子に照射されると、分子の基準振動による光エネルギの吸収が生じ、近赤外領域では、この基準振動の倍音または結合音による光エネルギの吸収が生じることになる。この近赤外領域における光エネルギの吸収は、特に、水素原子を含むH−O、N−H、C−Hなどの官能基が中心となる。
内燃機関のシリンダに吸入される空気はあくまでも、燃料を適宜な条件で爆発させることを目的としている。したがって、液相水の存在は不要であり、液相水をできるだけなくすことで燃料の爆発効率を向上させることになる。
そこで、気相水の段階で水分子が吸収する波長である近赤外線をこの気相水に照射することによって、気相水にこの光の振動エネルギを担持させ、内燃機関のシリンダ内で圧縮されても、気相水としての状態を維持したまま、爆発に関与するようにした。
水分子(HO)のH―O間距離は98.85pm(ピコメートル:1/10オングストローム)と極小で、可視光波長よりもさらに小さい存在である。そして、気相水分子が近赤外線を吸収することにより共振・共鳴振動が激しくなるが、気相水分子が近赤外領域の光を吸収すると気相水分子の振動は熱エネルギに変換され、気相水分子はこの熱エネルギを放射しながら内燃機関のシリンダに吸引され、シリンダ内における爆発のエネルギに寄与することになる。この結果、燃費の削減が可能となる。
前述した粉塵爆発の条件としては、
1.粉状態の燃料(50μ〜100μ以下)が存在すること。
2.燃料の融点が低く、着火性に優れていること。
3.大きな燃焼が得られること。
4.雰囲気中の水分が少なく乾燥していること。
5.粉塵濃度は0.2〜0.5%の範囲内であること。
6.酸素濃度は14〜16%程度であること。
これらの条件下で、6.酸素濃度は14〜16%程度であることを念頭に入れ、4.雰囲気中の水分が少なく乾燥していることに注目した。
この粉塵爆発の酸素濃度は内燃機関の混合ガスの濃度より低く、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンでは異なるが、現状の燃費を3/4程度削減できる可能性はあると考えた。すなわち、気相水に対する好適スペクトルの光を照射し、気相水を高エネルギ状態に保持すれば実現可能と判断した。
近年、可視光発光ダイオード(LED)の進化が目覚しいので、この可視光発光ダイオードをエネルギ源として使用し、長波長変換のために、変換フイルム、波長変換プラスチックなどを発光面に被着すると近赤外領域の光を充分に照射できるようになることも判った。
ところで、近赤外領域の光は人の目には見えないが、CCDカメラの赤外線を使用しているレンズを通して見ると良く見える。要は水分子のヒドロキシル基(H−O)の光吸収の実態を確認することで判る。ガラス製のプレパラートボックスに水を入れて発光ダイオードを発光状態にして水の中に通すと、光源の発光ダイオードの光より光輝度、光量が減衰しているかどうかを観察することができる。
この観察を行なうことにより、可視光の場合は肉眼により確認できるし、近赤外領域の波長の光の場合はCCDカメラにより確認できる。
前述した課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の内燃機関の燃費削減装置は、空気導入管ならびに上部開口を備えたクリーナ本体と、清浄化された空気を内燃機関に供給するための空気供給管を備え前記クリーナ本体に被着される蓋体と、前記蓋体の内部に張設され通過する空気を清浄化するフィルタ本体とを有し、全体として箱形に形成されたクリーナ本体からなるエアクリーナ内に、空気に対し波長850〜1450nmの近赤外領域の光を照射する複数の発光ダイオードを基板に整列配置し、空気中の気相水をそのまま前記内燃機関に導入するために気相水に前記各発光ダイオードからの近赤外領域の光の振動エネルギを担持させるようにしたものである。
また、本発明の請求項2に記載の内燃機関の燃費削減装置は、円板状上端板および円板状下端板管に支持され周面に布状のフィルタ本体が装着された円筒状フィルタ部材と、内部に前記フィルタ部材を収納し空気を導入する空気導入管および空気導入管からの空気を前記フィルタ本体を通過させて清浄化して内燃機関に供給するための空気供給管を備えているケーシングとを有するエアクリーナの前記フィルタ部材内に、空気に対し波長850〜1450nmの近赤外領域の光を照射する複数の発光ダイオードを基板に整列配置し、空気中の気相水をそのまま前記内燃機関に導入するために気相水に前記各発光ダイオードからの近赤外領域の光の振動エネルギを担持させるようにしたものである。
さらに、本発明の請求項3に記載の内燃機関の燃費削減装置は、請求項1または請求項2において、前記各発光ダイオードへの給電が、内燃機関のON、OFFと同期するようにイグニッションキーの動作と連動するようになっているものである。
つぎに、本発明における波長850〜1450nmの近赤外領域の光のエネルギ量を説明する。
光などの電磁波のエネルギ量E(J)は次式(1)により計算することができる。
E=h・c÷λ(J)・・・(1)
ここでh:プランク定数4.13566×10-15(eVs)
c:真空中の光速2.99792458×108(m/s)
λ:真空中の電磁波の波長(m)である。
ところで、電磁波の波長は、電子ボルト(eV)で示される。この電子ボルトにおける1eVとは、1Vで加速された電子1つのエネルギである。
1(eV)=1.60218×10−19(J)であるから、前記式(1)に数値を代入して、 E=(4.13566×10-15)×(2.99792×108)÷λ=1.23984×10-6÷λ(eV)・・・(2) また、光の波長は通常nmで示され、1(nm)=10-9(m)であるから、E=1.23984×103÷λ(eV)となる。したがって、E≒1240/λとなり、1240÷λ(eV)で波長からエネルギ量Eを計算することができる。
この結果、本発明において照射する近赤外線領域の光850〜1450nm内の光のエネルギ量は、850nm:1.45(eV),870nm:1.42(eV),940nm:1.31(eV),970nm:1.27(eV),1450nm:0.86(eV)となる。ちなみに、電子レンジの電磁波の波長は12,2cmで、電子レンジの電磁波のエネルギ量Eは1240÷122(mm)=10.163×10-6(eV)となり、電子レンジの電磁波のエネルギ量と比較して、本発明においてLEDから照射される近赤外線光のエネルギ量は、非常に大きい。
本発明に係る内燃機関の燃費削減装置によれば、内燃機関への空気を清浄化するエアクリーナ内にある複数の発光ダイオードから空気に近赤外領域の光を照射して、気相水の液相水への変化を阻止するので、粉塵爆発と同様な爆発を内燃機関のシリンダ内において行うことができ、効率よく燃費削減を行うことができる。
本発明に係る燃費低減装置の第1実施形態を示すエアクリーナの斜視図 図1のエアクリーナの縦断面分解斜視図 図1のエアクリーナの蓋体とクリーナ本体を分解した斜視図 本発明に係る燃費低減装置の第2実施形態を示すエアクリーナの斜視図 図4に使用されている発光ダイオードユニットの斜視図 Aは図4のエアクリーナを収納するケーシングの斜視図、BはAのケーシングに図4のエアクリーナを収納する状態を示す斜視図 天頂大気の各温室効果ガス中における各種光の透過スペクトルを示すグラフ
以下、本発明を図面に示す実施の形態により詳細に説明する。
図1ないし図3は本発明に係る燃費低減装置の第1実施形態を示すものであり、この燃費低減装置は、自動車の図示しないエンジン(内燃機関)へ清浄化した空気を供給するためのエアクリーナ1を有している。このエアクリーナ1は、全体として箱形に形成されており、このエアクリーナ1は、上部開口3を有するクリーナ本体2と、このクリーナ本体2に被着される蓋体4とを備えている。
前記クリーナ本体2には、空気をエアクリーナ1内に導入するための空気導入管5が突設されており、クリーナ本体2の上端部には、通過する空気を清浄化するためのフィルタ部材6が張設されている。また、前記蓋体4には、前記フィルタ部材6を通過することにより清浄化された空気をエンジンに供給するための空気供給管7が突設されている。なお、前記クリーナ本体2の表裏をなす2つの側壁には、前記蓋体4を固定するための各1対の掛止ばね部材8,8が枢着されている。前記掛止ばね部材8,8は、一側壁のもののみ図示してある。
前記クリーナ本体2内には、複数の発光ダイオード(LED)11,11…が整列状に配設された基盤10からなる発光ダイオードユニット9が装着されている。この発光ダイオードユニット9における発光ダイオード11の数については、一例として1列10個のものが2列で合計20個配置されている。前記各発光ダイオード11は、図示しない電源からの給電により850〜1450nmの範囲の近赤外領域の光をクリーナ本体2内におけるフィルタ部材6に向けて照射するようになっている。これらの発光ダイオード11は、エンジンを駆動するときにのみ発光するように、エンジンのON、OFFと同期するようにイグニッションキーの動作と連動するようになっている。なお、前記各発光ダイオード11は、前記フィルタ部材6より下流側に設けてもよいし、上流側と下流側の両方に設けてもよい。
なお、発光ダイオード11として、850〜1450nmの範囲の近赤外領域の光を発光できるものを用意してもいいが、近年、可視光発光ダイオードの進化が目覚しいので、この可視光発光ダイオードを使用し、長波長変換のために、変換フイルム、波長変換プラスチックなどを発光面に被着することによっても近赤外領域の光を充分に照射できる。また、前記発光ダイオード11の素子としては、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、ヒ素(As)、リン(P)のいずれかから構成されている。
さらに、前記各発光ダイオード11の電源としてはバッテリを用いる。自動車の場合、バッテリは12Vのものと,24Vのものに分けられるが、ダイナモからバッテリに入る電源は2割程度高めになっているので、その分を念頭に入れ、適当な抵抗とスイッチとを介して各発光ダイオード11に接続されるのが好ましい。このため、前記基盤10には、各発光ダイオード11に給電するための導線12が接続されている。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
エンジンのシリンダに供給される空気には、塵芥などの不純物が含まれているので、エンジンへ空気を供給する途中、エアクリーナ1に空気を通過させることにより空気中に含まれている不純物をフィルタ部材6により除去してシリンダに供給される空気を清浄化する。
本実施形態においては、前記エアクリーナ1内に複数の発光ダイオード11が配設されており、各発光ダイオード11がフィルタ部材6に向けて850〜1450nmの近赤外領域におけるいずれかの波長の近赤外光を発光している。そして、各発光ダイオード11からの近赤外光がエアクリーナ1内を通過している空気に照射されると、空気中に含まれている気相水に光の振動エネルギが担持されるので、気相水の分子の運動はさらに激しくなり、分子間距離が拡がることになる。すると、気相水は液相水になりにくいので、多くの気相水がそのままの状態でシリンダに供給されることになる。したがって、内燃機関のシリンダ内で圧縮されても、気相水としての状態を維持したまま、爆発に関与することになる。
表1は、図1のエアクリーナ1内において20個の発光ダイオード11を850〜1450nmという近赤外領域内における特定の波長の光で発光させたときの燃費低減を実験した結果を示すものである。
市販自動車(三菱パジェロ、KH−V78W、排気量3200cc、ディーゼルエンジン、燃費削減装置を用いないで表1に記載のようにして実測した通常走行時の燃費は6.52Km/l)を用い、表1に記載の20個の発光ダイオード11を電気的に直列または並列に接続してエアクリーナ1の内面に取り付けた。その際,適宜抵抗を用いて自動車のバッテリを電源とした場合に各発光ダイオード11に所望の波長の電流が流れるように配線した。
この発光ダイオードユニット9を自動車のエンジンルームに戻して、各発光ダイオード11が点灯するようにヒューズボックスに配線した。
この自動車を用い、表1に記載の距離(114.2Km)の走行試験を16回(A−P)行った。各走行試験は、東京都江東区東雲ガソリンスタンド(宇佐美)〜新木場IC〜千葉県富里市富里ICの往復で行った。いずれの走行試験の際も、走行試験を行う直前に燃料タンクを満タンにし、走行試験直後に再び燃料タンクを満タンにして、その際、新たに注入された燃料の量を消費燃料とした。また、自動車の走行距離計の値の増分から実際の走行距離を計測した。走行距離には細かい誤差はあったものの、毎回ほぼ114.2Kmであった。
これらの測定値から結果を評価し、その結果を表1に記載した。
Figure 2014206172
この表1の結果によると、各発光ダイオード11の波長850nmのとき3データの平均60.07%の燃費削減率、各発光ダイオード11の波長870nmのとき3データの平均57.46%の燃費削減率、各発光ダイオード11の波長940nmのとき4データの平均62.13%の燃費削減率、各発光ダイオード11の波長970nmのとき3データの平均67.97%の燃費削減率、各発光ダイオード11の波長1450nmのとき3データの平均74.81%の燃費削減率となった。
このように、エンジンに導入される空気に近赤外領域の光を照射すると、空気中における気相水の液相水への変化が阻止され、粉塵爆発と同様の爆発がシリンダ内において生じるため、高率の燃費削減を行うことができた。
図4ないし図6は本発明に係る燃費低減装置の第2実施形態を示すものであり、この燃費低減装置は、自動車の図示しないエンジン(内燃機関)へ清浄化した空気を供給するためのエアクリーナ21を有している。このエアクリーナ21は、図4に示すように、全体として円筒形に形成されており、円盤状の上下端板22,23間に空気が流通可能な金網からなる円筒状フィルタ部材24が支持されている。この円筒状フィルタ部材24の外周には、空気中に含まれている不純物を除去してシリンダ(図示せず)に供給される空気を清浄化する布状のフィルタ本体(図示せず)が装着されるようになっている。
前記上端板22には、中央開口25が形成されており、この中央開口25を介して空気に近赤外領域の光を照射する発光装置26が前記エアクリーナ21内に収納されるようになっている。
前記発光装置26は、図5に詳示するように、三角筒状の長尺の金属製のフレーム27を有しており、このフレーム27を構成している3つの板体28,28…のそれぞれには、各2つの縦長の基盤29,29が複数のスペーサ30を介して前記各板体28から離間するようにねじ31により固定されている。
前記各基盤29には、前実施形態と同様、一例として各20個の発光ダイオード32が1列10個で2列にわたって装着されている。したがって、前記エアクリーナ21には、合計120個の発光ダイオード32が配設されていることになる。前記発光ダイオード11の素子としては、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、ヒ素(As)、リン(P)のいずれかから構成されている。
前記120個の発光ダイオード32のそれぞれは、図示しない電源からの給電により850〜1450nmの範囲の近赤外領域の光をエアクリーナ21の外周面のフィルタ部材24に向けて照射するようになっている。これらの発光ダイオード11は、エンジンを駆動するときにのみ発光するように、エンジンのON、OFFと同期するようにイグニッションキーの動作と連動するようになっている。
前記フレーム27の上端は三角形状の蓋体33により被覆されている。
また、前記フレーム27の上下端部には、各板体28からそれぞれ被固定用アーム34,35が突設されており、各アーム34,35を前記上下端板22,23に固定することにより発光装置26が前記エアクリーナ21内において固定されることになる。
前記発光装置26を備えたエアクリーナ21は、図6Aに示すケーシング36内に装着されるようになっている。
前記ケーシング36は平面視楕円形の外周壁37を有しており、この外周壁37の上端には、上部開口38が形成されている。また、前記外周壁37の下端には、中央に空気供給管40を備えた底壁39が連設されており、この底壁39には、前記エアクリーナ21の上端板22の中央開口25の外周に形成された突部22Aが嵌着される受け座41が形成されている。
また、前記外周壁37には、空気導入管42が形成されている。なお、前記ケーシング36内にエアクリーナ21を配設すると、エアクリーナ21の円筒状フィルタ部材24は、前記ケーシング36の外周壁37から距離を隔てて離間するようになっている。
そして、前記エアクリーナ21をケーシング36に設置するためには、前記エアクリーナ21の下端板23に前記ケーシング36の上部開口38に嵌着される楕円形板43を固着し、図6Bに示すように、手でエアクリーナ21を上下逆に持って、エアクリーナ21をケーシング36内に下ろし、図示しない固定部材によりケーシング36に固定すればよい。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
エンジンのシリンダに供給される空気には、塵芥などの不純物が含まれているので、エンジンへ空気を供給する途中、エアクリーナ21に空気を通過させることにより空気中に含まれている不純物を除去してシリンダに供給される空気を清浄化する。
本実施形態においては、前記エアクリーナ21内に複数の発光ダイオード32が配設されており、各発光ダイオード11がフィルタ部材24に向けて850〜1450nmの近赤外領域におけるいずれかの波長の近赤外光を発光している。そして、各発光ダイオード32からの近赤外光がエアクリーナ21内を通過している空気に照射されると、空気中に含まれている気相水に光の振動エネルギが担持されるので、気相水の分子の運動はさらに激しくなり、分子間距離が拡がることになる。すると、気相水は液相水になりにくいので、多くの気相水がそのままの状態でシリンダに供給されることになる。したがって、内燃機関のシリンダ内で圧縮されても、気相水としての状態を維持したまま、爆発に関与することになる。
本実施形態においても前実施形態と同様、高率の燃費削減を行うことができる。
前述したように本発明を2実施形態により説明したが、本発明は、水分子の振動に共鳴する近赤外領域の光の吸収を利用した内燃機関の燃費改善装置である。
水分子の基本振動を、ν:対称伸縮振動,ν:変角振動,ν:非対称伸縮振動とし、これらの代表的結合振動において気相水分子が光を吸収する波数と波長が表2(参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/水の青)に示されている。この表2は、水蒸気の赤外吸収波長を振動モードに応じて示したものである。
Figure 2014206172
表2において、可視光の波長上限に近い赤色の592nmから近赤外および赤外領域にかけて気相水分子の振動と共鳴する波長が多数あり、気相水分子が近赤外光や赤外光を吸収することにより、図7に示すように、水蒸気が地球大気の温室効果に飛び抜けて寄与することになる。
図7の縦軸は透過率、横軸は波長で、下から2つめの気相水分子(HO)には、光が透過せずにとどまる波長が多くある。
そして、発光ダイオードの発光スペクトルの半値幅が数十nm以上、近赤外領域における発光では100nm程度であることと、吸収スペクトルのドップラー効果による拡がりにより、発光ダイオードにおける発光のピーク波長が吸収波長に一致しなくても、効率よく共鳴吸収が生じることになる。したがって、近赤外領域の発光ダイオードによる発光を利用することが本発明の特徴である。
他方、太陽光や、街頭や信号に用いられる発光ダイオードの発光では、水分子の吸収波長でのエネルギが弱く、分子振動の励起が限定されることになる。
さらに、分子運動の寿命に当たる緩和時間も考慮する必要がある。振動エネルギが並進運動エネルギ(V−T)、すなわち熱エネルギへ緩和される時間は0.01ミリ秒のオーダーである(http://www.env01.net/global_warming/report/theorysurgery/ts001.htm:参照)。そのため、内燃機関のシリンダに近接しているところで共鳴吸収をさせなければ、分子振動の効果を活用できない。このため、本発明においては、複数の発光ダイオードをエアクリーナ内に配置している。
1,21 エアクリーナ
2 クリーナ本体
4 蓋体
5,42 空気導入管
6,24 フィルタ部材
7,40 空気供給管
9 発光ダイオードユニット
10,29 基盤
11,32 発光ダイオード(LED)
22 上端板
23 下端板
26 発光装置
36 ケーシング
37 外周壁
39 底壁
41 受け座
43 楕円形板

Claims (3)

  1. 空気導入管ならびに上部開口を備えたクリーナ本体と、清浄化された空気を内燃機関に供給するための空気供給管を備え前記クリーナ本体に被着される蓋体と、前記蓋体の内部に張設され通過する空気を清浄化するフィルタ本体とを有し、全体として箱形に形成されたクリーナ本体からなるエアクリーナ内に、空気に対し波長850〜1450nmの近赤外領域の光を照射する複数の発光ダイオードを基板に整列配置し、空気中の気相水をそのまま前記内燃機関に導入するために気相水に前記各発光ダイオードからの近赤外領域の光の振動エネルギを担持させるようにしたことを特徴とする内燃機関の燃費削減装置。
  2. 円板状上端板および円板状下端板管に支持され周面に布状のフィルタ本体が装着された円筒状フィルタ部材と、内部に前記フィルタ部材を収納し空気を導入する空気導入管および空気導入管からの空気を前記フィルタ本体を通過させて清浄化して内燃機関に供給するための空気供給管を備えているケーシングとを有するエアクリーナの前記フィルタ部材内に、空気に対し波長850〜1450nmの近赤外領域の光を照射する複数の発光ダイオードを基板に整列配置し、空気中の気相水をそのまま前記内燃機関に導入するために気相水に前記各発光ダイオードからの近赤外領域の光の振動エネルギを担持させるようにしたことを特徴とする内燃機関の燃費削減装置。
  3. 前記各発光ダイオードへの給電は、内燃機関のON、OFFと同期するようにイグニッションキーの動作と連動するようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の燃費削減装置。
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