JP2014203735A - 端子圧着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線の姿勢を一定に維持しながら、精度良く端子を電線の先端部に圧着する。【解決手段】端子圧着装置1は基枠1Aと、基枠1Aに設けられたアンビル5と、基枠1Aに対して上下方向移動可能となってアンビル5との間で端子9を電線4の先端部4Aに圧着するクリンパ7とを備えている。基枠1Aに、クリンパ7とともに降下する電線押え31が設けられ、この電線押え31はスプリング36により下方へ付勢される。電線押え31にアーム部33が設けられ、基枠1Aにアーム部33に当接して電線押え31の降下を停止する電線押えストッパ39が取付けられている。【選択図】図8

Description

本発明は、電線に端子を圧着する端子圧着装置に係り、とりわけ電線に対して端子を精度良く圧着することができる端子圧着装置に関する。
従来より、電線に端子を圧着する端子圧着装置として、端子を支持するアンビルと、アンビルとの間で端子を電線に圧着するクリンパとを備えたものが知られている。
電線は絶縁被覆部分と、絶縁被覆部分から突出する芯線部分とを含む先端部を有しており、端子は電線の先端部に圧着される。
またクリンパは端子を電線の先端部の絶縁被覆部分にかしめる絶縁被覆部分クリンパと、端子を芯線部分にかしめる芯線部分クリンパとからなる。
さらに端子を電線の先端部に圧着する際、電線の絶縁被覆部分が電線押えにより押えられて電線の姿勢を一定に保つようにしている。
特許第5172718号
上述のように、端子を電線の先端部に圧着する際、電線の絶縁被覆部分が電線押えにより押えられる。また電線押えにはスプリングが内載されて、電線押えにより電線を弾性的に押えるようになっている。しかし、圧着時に電線押えの下死点(最下位置)を調整できないために、スプリングの力が強すぎると、電線が強く押えられて電線が曲がってしまうことがあり、またスプリングの力が弱いと、端子圧着の際、電線を十分に押えることができず、同様に電線が曲がってしまう。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、端子を電線に圧着する際、電線の姿勢を一定に維持して精度良く端子を電線の先端部に圧着することができる端子圧着装置を提供することを目的とする。
本発明は、絶縁被覆部分から突出する芯線部分を含む先端部を有する電線に対して端子を圧着する端子圧着装置において、端子圧着装置本体と、端子圧着装置本体に固定され、端子を支持するアンビルと、端子圧着装置本体に上下方向移動可能に設けられ、アンビルとの間で端子を電線の先端部に圧着するクリンパと、クリンパとともに上下方向へ移動して電線を下方へ押える電線押えとを備え、電線押えは電線を下方へ押える電線押え本体と、電線押え本体に設けられ、この電線押え本体に下方へ向かう付勢力を付与するスプリングと、電線押え本体の外方へ突出するアーム部とを有し、端子圧着装置本体にアーム部に当接して電線押えの位置決めを行なう電線押えストッパを設けたことを特徴とする端子圧着装置である。
本発明は、電線押えストッパは端子圧着装置本体にその上下方向位置が可変となるよう設けられていることを特徴とする端子圧着装置である。
本発明によれば、電線押えを電線押えストッパにより圧着時の電線の水平位置に位置決めできる。このため電線押え内のスプリングの力の強弱に関係なく、電線を水平方向に保ちながら電線の先端部に対して端子を位置精度よく圧着させることができる。また電線押え31により電線4を過大に押圧する必要がなくなるため、電線押え31により電線4に傷を付けることもない。
図1は本発明による端子圧着装置を示す正面図であって、便宜上電線押えと端子パンチを取除いた状態を示す図。 図2は端子圧着装置を示す側面図。 図3は芯線位置決め機構の構成部品を示す分解斜視図。 図4は芯線位置決め機構の拡大正面図であって、便宜上電線押えと端子パンチを取除いた状態を示す図。 図5は芯線位置決め機構の拡大側面断面図。 図6は芯線位置決め機構の作動を模式的に示す側面図。 図7は芯線位置決め機構の作動を模式的に示す側面図。 図8はクリンパと、電線押えと、端子パンチと、電線押えストッパの取付状態を示す分解斜視図。 図9は電線押えと電線押えストッパの位置関係を示す正面図。 図10は電線押えと電線押えストッパの位置関係を示す正面図。 図11(a)(b)は比較例としての電線押えの作用を示す図。
発明の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図10は本発明による端子圧着装置の実施の形態を示す図である。このうち図1および図4は、便宜上、後述する電線押えおよび端子パンチを取外して示す。
図1および図2に示すように、端子圧着装置1は端子圧着装置本体(基枠)1Aと、基枠1Aの下部に設けられ横方向に連鎖している多数の端子9を矢印A方向に案内し供給するための端子ガイドレール3と、基枠1Aに設けられ端子9に電線4を圧着するときの受けとなるアンビル5とを備えている。
そして、このアンビル5の上方には、基枠1Aに固着された一対の垂直レール6、6が設けられ、一対の垂直レール6、6に案内されてクリンパ7が昇降自在に設けられている。そして図示されない駆動装置によりクリンパ7が駆動されて降下すると、クリンパ7とアンビル5との間で電線4の芯線部分4aおよび絶縁被覆部分4bに各端子9の芯線バレル9aおよび絶縁被覆バレル9bがそれぞれ圧着される。
なお、端子ガイドレール3上を案内される多数の端子9は連結体9Aを介して互いに連結され、各端子9は芯線部分4aに対応する芯線バレル9aと、絶縁被覆部分4bに対応する絶縁被覆バレル9bとを有し、各端子9は連結体9Aにつなぎ9cを介して連結されている。
ところで、電線4は、絶縁被覆部分4bと、絶縁被覆部分4bから突出する芯線部分4aとからなる先端部4Aを有しており、この電線4の先端部4Aに端子9が圧着される。この場合、電線4の芯線部分4aは芯線バレル9aにより圧着され、絶縁被覆部分4bは絶縁被覆バレル9bにより圧着される。
次に端子9を圧着するクリンパ7について、図1乃至図2および図8により更に述べる。
クリンパ7は上述のように、基枠1に固着された一対の垂直レール6、6に沿って上下方向に昇降する。クリンパ7は端子9の芯線バレル9aを圧着するとともに貫通孔49を有する芯線クリンパ7aと、絶縁被覆バレル7bを圧着するとともに貫通孔50を有する絶縁被覆クリンパ7bとからなり、これら芯線クリンパ7aおよび絶縁被覆クリンパ7bは一体として昇降するようになっている。
更にまた図8に示すように、芯線クリンパ7aと、絶縁被覆クリンパ7bとからなるクリンパ7の前面側には、クリンパ7とともに上下方向へ移動して端子9の圧着時に電線4の絶縁被覆部分4bを押えて電線4の姿勢を保つ電線押え31が設けられている。この電線押え31は電線4の絶縁被覆部分4bを押える電線押え本体32と、電線押え本体32に設けられたスプリング36と、電線押え本体32の外方へ突出するアーム部33とを有している。また電線押え本体32には貫通孔35が設けられ、この貫通孔35は上下方向に延びる長穴からとなっている。
更にまた、電線押え31の前面側には、端子パンチ45が設けられている。この端子パンチ45はクリンパ7および電線押え31とともに上下方向へ移動して端子9の圧着時に端子9のつなぎ部9cを切断して芯線バレル9aおよび絶縁被覆バレル9bを連結体9Aから切離するスライドカッタ(図示せず)をパンチするものである。
端子パンチ45には下方に開口する空間46が形成され、電線押え本体32に設置されたスプリング36は端子パンチ45内に収納される。
すなわち、電線押え本体32には受溝34が形成され、電線押え本体32の受溝34上にスプリング36が載置されるとともに、このスプリング36は端子パンチ45の空間46内に収納される。このため、電線押え本体32の受溝34上に載置され端子パンチ45の空間46内に収納されたスプリング36によって、端子パンチ45に対して電線押え31が常時下方へ付勢される。
また端子パンチ45には貫通孔47が形成されている。そして芯線クリンパ7aと、絶縁被覆クリンパ7bと、電線押え本体32と、端子パンチ45を互いに重ね合せ、芯線クリンパ7aの貫通孔49と、絶縁被覆クリンパ7bの貫通孔50と、電線押え本体32の長穴35と、端子パンチ45の貫通孔47とを貫通して取付ボルト48を挿着する。
このことにより、芯線クリンパ7aと、絶縁クリンパ7bと、電線押え本体32と、端子パンチ45とを重ね合わせて組立てることができる。
さらにまた、基枠1Aの前面側には取付板38が固着され、この取付板38には電線押えストッパ39が取付けられている。
電線押えストッパ39には、上下方向に延びる長穴40が設けられ、電線押えストッパ39の長穴40内にワッシャ42を介して取付ボルト43を挿入し、この取付ボルト43を取付板38のネジ穴38aに装着する。
このことにより基枠1Aに取付板38を介して電線押えストッパ39を取付けることができる。
電線押えストッパ39はその下端部に係止突起41を有し、電線押えストッパ39の係止突起41が電線押え31のアーム部33に当接することにより、電線押えストッパ39の下方への移動が停止して、電線押えの位置決めが行なわれる。
すなわち、芯線クリンパ7aと絶縁被覆クリンパ7bとからなるクリンパ7と、電線押え31と、端子カット45は一体として降下するようになっている。この降下中、電線押え31のアーム部33が電線押えストッパ39の係止部に当接すると、電線押え31は降下を停止するが、クリンパ7と端子カット45は引続いて降下する。この場合、電線押え31を貫通する取付ボルト48は、電線押え31の長穴状の貫通孔35に沿って下方へ移動する。
また本実施の形態における端子圧着装置1は芯線位置決め機構10も備えている。このような芯線位置決め機構10は図1乃至図7に示すように、基枠1の下面1aにボルトBで固定された左右一対のブラケット(支持手段)11L,11Rと、これらのブラケット11L,11Rによって電線4の軸線方向にスライド自在に支持された左右一対のストッパ支持体(支持手段)12L,12Rと、これらのストッパ支持体12L,12Rに支持された位置決めストッパ13と、この位置決めストッパ13を芯線位置決め状態に向かって軸線方向に常に付勢するコイルばね(付勢手段)14と、芯線クリンパ7aと絶縁被覆クリンパ7bとからなるクリンパ7と一体に昇降して位置決めストッパ13を退避状態に押動するカム部16bを具備した左右一対のシャンク16L,16Rとを有している。
左右一対のブラケット11L,11Rは同一の構造であるから、その一方について説明すると、ブラケット11Rは、図3に示したようにその断面形状がコ字形であり、その上部11aがボルトBによって基枠1Aの下面1aに固定されている。
そして、ブラケット11Rの内部空間11bは、ストッパ支持体12の本体部分12a、コイルばね14、およびストッパ支持体12の前後方向位置を調整するための調整ボルト15を、それぞれ電線4の軸線方向に変位自在に収納している。
左右一対のストッパ支持体12L,12Rは同一の構造であるから、その一方について説明すると、ストッパ支持体12Rは、図3に示したように左右一対のブラケット11L,11Rによってスライド自在に支持される本体部分12aと、この本体部分12aに突設されて上方に延びるカム部12bと、本体部分12aの下部に連設されたストッパ取付部12cとを具備している。
位置決めストッパ13は、左右一対のストッパ支持体12L,12RにそれぞれボルトBで取り付けられる左右一対の取付部13a,13aと、これらの取付部13a,13aの間で左右方向に水平に延びる帯板状の水平部分13bと、この水平部分13bの下縁中央部に突設されて下方に延び、電線4の芯線4aの先端を突き当てて位置決めするための位置決め部13cとを具備している。
コイルばね14は、図5に示すように、左右一対のブラケット11L,11Rの内部空間11bにそれぞれ挿通されて前後方向に延びるとともに、その内側には調整ボルト15が挿通されている。
この調整ボルト15は、左右一対のブラケット11L,11Rを貫通するとともに、その先端が左右一対のストッパ支持体12L,12Rにそれぞれ螺合している。
これにより、この調整ボルト15をねじ回すことによって、端子9に対する位置決めストッパ13の軸線方向の位置、したがって芯線4aの先端位置を自在に調整することができるようになっている。
左右一対のシャンク16L,16Rは、クリンパ7と一体に昇降する板状の部材であって、その矩形状の本体部分16aの下端にはカム部16bがそれぞれ突設されている。
なお、左右一対のカム部16b,16bは、左右一対のストッパ支持体12L,12Rにそれぞれ設けられているカム部12b,12bと上下方向に対向する位置に設けられている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、芯線クリンパ7aと絶縁被覆クリンパ7bとからなるクリンパ7、電線押え31、端子パンチ35および左右一対のシャンク16L,16Rは上方に待機している(図5参照)。この場合、位置決めストッパ13は、コイルばね14によって電線4の側に付勢され、電線4の芯線4aを端子9の芯線バレル9aに対し所定の位置に位置決めする位置決め状態にある。
これにより、作業者が電線4を手で保持しつつ、その芯線4aの先端を位置決めストッパ13の位置決め部13cに当接させると、電線4の芯線4aは端子9の芯線バレル9aに対して前後方向に正確に位置決めされる。
次いで、作業者が足踏みスイッチ(図示せず)を操作してクリンパ7、電線押え31および端子パンチ35を降下させると、図6に示したように、左右一対のシャンク16L,16Rのカム部16b,16bも降下し、左右一対のストッパ支持体12L,12Rのカム部12b,12bに当接する。
その後、クリンパ7、電線押え31および端子パンチ35がさらに降下すると、左右一対のシャンク16L,16Rのカム部16b,16bと左右一対のストッパ支持体12L,12Rのカム部12b,12bとが協働し、図8に示したようにストッパ支持体12L,12Rを押動して、位置決めストッパ13とクリンパ7との干渉を回避する退避位置へと移動させる。
このとき、コイルばね14は圧縮され、調整ボルト15は軸線方向に移動する。
そして、クリンパ7、電線押え31および端子パンチ35はさらに降下し、電線4の先端部4Aに端子9を圧着する。
これにより、位置決めストッパ13によって端子9に対して前後方向に正確に位置決めされていた電線4の先端部4Aに対して端子9を圧着することができる。
次にクリンパ7、電線押え31および端子パンチ35を降下させることにより、電線4の先端部4Aに対して端子9を圧着する作用について、図9乃至図11により更に詳述する。
クリンパ7、電線押え31および端子パンチ35を降下させる際、当初は電線押え31のアーム部33は電線押えストッパ39の係止突起41から離間している(図9参照)。
次にクリンパ7、電線押え31および端子パンチ35が降下すると、電線押え31のアーム部33が電線押えストッパ39の係止突起41に当接する(図10参照)。この場合、電線押え31の降下が停止して、クリンパ7および端子パンチ35が更に降下する。この間、取付ボルト46は、電線押え31の長穴35内において、下方へ移動する。
この場合、下方への移動が停止された電線押え31により、電線4の絶縁被覆部分4bを上方から押えることができ、電線4の姿勢を一定に保つことができる。また電線押え31は、電線押え本体32の受溝34上に載置され端子パンチ45の空間46内に収納されたスプリング36により下方へ付勢されて、電線4を上方から押える。
次にクリンパ7および端子パンチ45が更に降下してクリンパ7が端子9に達すると、クリンパ7の芯線クリンパ7aとアンビル5により端子9の芯線バレル9aが電線4の芯線部分4aに圧着される。同様にクリンパ7の絶縁被覆クリンパ7bとアンビル5とにより、端子9の絶縁被覆バレル9bが電線4の絶縁被覆部分4bに圧着される。この際、端子パンチ45がスライドカッタ(図示せず)をパンチして、各端子9のつなぎ部9cを切断し、このようにして各端子9は連結体9Aから切離される。
このように電線押え31をスプリング36により下方へ付勢しながら、この電線押え31により電線4を押さえることができる。そして圧着時に電線4の姿勢を水平方向に保つことができるように、電線押え31を電線押えストッパ39の係止突起41により係止して位置決めすることができる。
なお、電線押え31の下端位置を変える場合は、取付ボルト43を緩め、長穴40を利用して取付板38に対する電線押えストッパ39の取付位置を調整することができる。
以上のように本実施の形態によれば、電線押え31をスプリング36により下方へ付勢しながらこの電線押え31により電線4を押さえ、圧着時に、電線4の姿勢を水平方向に保つことができるように電線押え31を電線押えストッパ39の係止突起41により係止して位置決めができるようになる。このため電線4の先端部4Aに端子9を圧着する際、電線4が曲がったりすることはなく、電線4の先端部4Aに位置精度良く端子9を圧着することができる。
すなわち、図11(a)(b)に示す比較例のように、電線押え31を電線押えストッパ39により停止させない場合、電線押え31内のスプリングの力が強すぎると、電線押え31により電線4を強く下方へ押圧することになり、この場合は端子9の圧着時に電線4が下方へ折曲げられて、電線4の先端部4Aに端子9を位置精度良く圧着させることがむずかしくなる(図11(a)参照)。
他方、電線押え31内のスプリングの力が弱すぎると、電線押え31により電線4を下方へ押圧する力が弱くなり、端子9の圧着時に電線4が浮き上がって、端子4の先端部4Aに端子9を位置精度良く圧着させることがむずかしくなる(図11(b)参照)。
これに対して本実施の形態によれば、電線押え31を電線押えストッパ39により圧着時の電線4の水平位置に位置決めできる。このため電線押え31内のスプリングの力の強弱に関係なく、電線4を水平方向に保ちながら、電線の先端部4Aに対して端子9を位置精度よく圧着させることができる。また電線押え31により電線4を過大に押圧する必要がなくなるため、電線押え31により電線4に傷を付けることもない。
なお、位置精度とは、圧着された端子9の芯線バレル9a、絶縁被覆バレル9bと電線4の芯線部分4aとの水平方向の圧着位置の精度のことである。
1 端子圧着装置
1A 基枠
3 端子ガイドレール
4 電線
4a 芯線部分
4b 絶縁被覆部分
5 アンビル
6 垂直レール
7 クリンパ
7a 芯線クリンパ
7b 絶縁被覆クリンパ
8 位置決めストッパ
9 端子
9A 連結体
9a 芯線バレル
9b 絶縁被覆バレル
9c つなぎ部
10 芯線位置決め機構
11 ブラケット(支持手段)
12 ストッパ支持体(支持手段)
13 位置決めストッパ
14 コイルばね(付勢手段)
15 調整ボルト
16 シャンク
31 電線押え
32 電線押え本体
33 アーム部
34 受溝
35 貫通孔
36 スプリング
38 取付板
39 電線押えストッパ
40 長穴
41 係止突起
45 端子パンチ
46 空間
47 貫通孔
49 貫通孔
50 貫通孔

Claims (2)

  1. 絶縁被覆部分から突出する芯線部分を含む先端部を有する電線に対して端子を圧着する端子圧着装置において、
    端子圧着装置本体と、
    端子圧着装置本体に固定され、端子を支持するアンビルと、
    端子圧着装置本体に上下方向移動可能に設けられ、アンビルとの間で端子を電線の先端部に圧着するクリンパと、
    クリンパとともに上下方向へ移動して電線を下方へ押える電線押えとを備え、
    電線押えは電線を下方へ押える電線押え本体と、電線押え本体に設けられ、この電線押え本体に下方へ向かう付勢力を付与するスプリングと、電線押え本体の外方へ突出するアーム部とを有し、
    端子圧着装置本体にアーム部に当接して電線押えの位置決めを行なう電線押えストッパを設けたことを特徴とする端子圧着装置。
  2. 電線押えストッパは端子圧着装置本体にその上下方向位置が可変となるよう設けられていることを特徴とする請求項1記載の端子圧着装置。
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