JP2014203663A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来に比べ、硫黄検知器を設けずに、使用経過によって組成が変化する炭化水素原料中の硫黄濃度を簡易かつ適切に推定し得る燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池システム100は、使用経過によって組成が変化する炭化水素原料を供給する原料供給器1と、原料供給器1からの炭化水素原料中の硫黄を除去する硫黄除去器3と、硫黄除去器3からの炭化水素原料を改質することにより水素含有ガスを生成する改質器4と、炭化水素原料の組成を検知する原料組成検知器6と、水素含有ガスを用いて発電する燃料電池5と、炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を推定する制御器7と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】燃料電池システム100は、使用経過によって組成が変化する炭化水素原料を供給する原料供給器1と、原料供給器1からの炭化水素原料中の硫黄を除去する硫黄除去器3と、硫黄除去器3からの炭化水素原料を改質することにより水素含有ガスを生成する改質器4と、炭化水素原料の組成を検知する原料組成検知器6と、水素含有ガスを用いて発電する燃料電池5と、炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を推定する制御器7と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は燃料電池システムに関する。
都市ガス等に付臭剤として添加される硫黄化合物は、改質器の改質触媒を被毒させる。よって、燃料電池が、都市ガス等を原料として発電する場合、原料中の硫黄を除去する脱硫器が必要である。脱硫には、いくつかの方法があるが、都市で配管を用いて供給される都市ガスの場合は、取扱が簡単な常温脱硫法、常温脱硫法に比べて硫黄の除去効率が高い水添脱硫法(例えば、特許文献1)を使用することがある。
一方、都市ガスのインフラが整備されていない地域はもちろん、イニシャルコストの安さ、災害時における対応優位性等の理由から、燃料電池の原料としてLPGが注目されている。開発が進んでいる都市ガス用の燃料電池システムをそのまま、LPGを原料とするシステムとしても活用できるとよいが、それが困難なことがある。例えば、LPGと都市ガスとは、ガスの供給方法に違いがあることから、LPGボンベで原料を供給する場合、LPGボンベから流出する原料中の硫黄濃度が変化するという問題がある。
LPGボンベでは、原料の蒸気成分で上部から取ることが多い。よって、原料の沸点によって気化の程度が異なり、原料の蒸気成分の組成は、使用経過によって変化する。そして、原料ガス中の硫黄は、LPGボンベの底部に濃縮され、ガス残留が少なくなると高濃度の硫黄がLPGボンベから排出される。
以上により、都市ガスは、その成分が比較的安定しているのに対して、LPGボンベでは、使用経過によってLPGボンベから流出する原料中の硫黄濃度の変化が大きい。よって、LPGボンベを使用する場合、脱硫に工夫が必要となる。
そこで、LPGボンベは残量が少なくなった時に、LPGボンベからの原料中の硫黄濃度が急増するため、LPGボンベのガス残量で硫黄濃度を管理する方法が知られている。例えば、LPGボンベのガス残量の検知は、液面レベル計あるいはボンベ自体の残量を測定する重量計を使用する方法が提案されている(例えば、特許文献2−3参照)。
また、原料中の硫黄濃度によって色が変わる着色剤を使用する方法も提案されている(例えば、特許文献2−3参照)。
しかし、LPGボンベに残留する原料の成分は、使用温度、原料の流出速度、初期の原料組成等によって異なってくるので、LPGボンベのガス残量だけで、LPGボンベから流出する原料中の硫黄濃度を管理するのは精度が劣る。例えば、プロパン及びブタンが主成分の炭化水素原料の場合、LPGボンベに残留するプロパン及びブタンの成分比(炭化水素原料の組成)は、使用温度、炭化水素原料の流出速度、初期の炭化水素原料組成等の影響を受けて変化し、これにより、LPGボンベから流出する炭化水素原料中の硫黄濃度のプロファイルの立ち上がりがシフトすると考えられる。
一方、炭化水素原料中の硫黄濃度によって色が変わる着色剤を使用する場合、変色した着色剤の再利用できないので、手間と費用がかかる。
なお、LPGボンベから流出する原料中の硫黄濃度を直接に検知する硫黄検知器を設置する場合、設置費用が嵩む。
本発明の一態様は、このような事情に鑑みてなされたものであり、従来に比べ、硫黄検知器を設けずに、使用経過によって組成が変化する炭化水素原料中の硫黄濃度を簡易かつ適切に推定し得る燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様の燃料電池システムは、使用経過によって組成が変化する炭化水素原料を供給する原料供給器と、前記原料供給器からの炭化水素原料中の硫黄を除去する硫黄除去器と、前記硫黄除去器からの前記炭化水素原料を改質することにより水素含有ガスを生成する改質器と、前記炭化水素原料の組成を検知する原料組成検知器と、前記水素含有ガスを用いて発電する燃料電池と、前記炭化水素原料の組成に基づいて前記炭化水素原料中の硫黄濃度を推定する制御器と、を備える。
本発明の一態様の燃料電池システムは、従来に比べ、硫黄検知器を設けずに、使用経過によって組成が変化する炭化水素原料中の硫黄濃度を簡易かつ適切に推定し得る。
本件発明者らは、炭化水素原料の組成及び炭化水素原料中の硫黄濃度間の対応関係について鋭意検討し、以下の知見を得た。
沸点が異なる複数種の炭化水素原料を密封するLPGボンベが、燃料電池システムの原料供給源として用いられる場合がある。この場合、例えば、ブタン及びプロパンが主成分の炭化水素原料をLPGボンベに密封し、上部の蒸気成分から炭化水素のガスを抜き取ると、低沸点のガスの方がリッチな成分となって、LPGボンベから流出する。本例の場合、低沸点のプロパン(沸点:−42℃)の方が、高沸点のブタン(沸点:0℃)よりも成分比が高い混合ガスが、LPGボンベから流出する。そして、LPGボンベ内に残留する炭化水素は、LPGボンベのガス使用量が多い程、つまり、LPGボンベ中のガス残量が少なくなる程、ブタンの成分比が高くなる。
例えば、図1には、40%のプロパン及び60%のブタンの炭化水素原料をLPGボンベに密閉した場合の炭化水素原料の組成の変化が、LPGボンベのガス使用量との関係で示されている。
炭化水素原料の元々の組成比は、プロパンが40%であり、ブタンが60%であるにも拘わらず、図1に示すように、LPGボンベのガス使用直後は、低沸点のプロパンの方が、高沸点のブタンよりも60%以上の高い割合でLPGボンベから流出していることが分かる。そして、LPGボンベのガス使用量が、約70%に到達したとき、LPGボンベから流出するプロパン及びブタンの成分比が逆転し、LPGボンベ中の混合ガス残量が少なくなる程、ブタンの成分比が高くなることが分かる。つまり、LPGボンベのガス使用直後は、プロパンが先に気化しプロパンリッチのガスがLPGボンベから流出し、LPGボンベ内は、ブタンの成分比が徐々に高くなる。そして、LPGボンベから流出するガスは、炭化水素原料の使用経過によってプロパンリッチなガスからブタンリッチなガスへと変化する。
ここで、図1に、LPGボンベから流出する炭化水素原料中の硫黄濃度をプロットしたところ、硫黄はLPGボンベのガス使用量が少ない段階では、LPGボンベから殆ど流出せず、LPGボンベ中のガス残量が少なくなった段階で、硫黄濃度が急激に増加している。そして、本件発明者らは、このような炭化水素原料中の硫黄濃度の変化は、LPGボンベから流出するブタンの成分比の変化に酷似していることを見出した。これは、以下の理由によると考えられる。
付臭剤として使用される、下記の表1の硫黄化合物は、プロパン及びブタンのような炭化水素に比べて蒸気圧が非常に低いため、LPGボンベのガス使用量が少ない段階では、LPGボンベから極めて流出しにくい。そして、LPGボンベ中のガス残量が少なくなった段階において、凝縮状態の硫黄化合物が、ブタンと同様に、LPGボンベから急激に流出し始める。
なお、上記の炭化水素原料のガス種及び成分比等は、例示であって、本実施形態は、本例に限定されるものではない。例えば、ここでは、プロパン及びブタンについて説明したが、他の炭化水素原料(例えば、メタン)でも、同様に硫黄濃度を推定できると考えられる。
よって、本発明の第1の態様の燃料電池システムは、使用経過によって組成が変化する炭化水素原料を供給する原料供給器と、原料供給器からの炭化水素原料中の硫黄を除去する硫黄除去器と、硫黄除去器からの炭化水素原料を改質することにより水素含有ガスを生成する改質器と、炭化水素原料の組成を検知する原料組成検知器と、水素含有ガスを用いて発電する燃料電池と、炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を推定する制御器と、を備える。
上記の構成によると、従来に比べ、硫黄検知器を設けずに、使用経過によって組成が変化する炭化水素原料中の硫黄濃度を簡易かつ適切に推定し得る。
また、本発明の第2の態様の燃料電池システムは、第1の態様の燃料電池システムにおいて、硫黄除去器は水添脱硫器を備え、制御器は、上記硫黄濃度に基づいて水添脱硫器に供給する水素の量を制御する。
上記の構成によると、炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を簡易かつ適切に推定し得るので、水添脱硫器への水素の量を適切に制御し得る。
また、本発明の第3の態様の燃料電池システムは、第1の態様の燃料電池システムにおいて、硫黄除去器は、複数の脱硫器を備え、制御器は、上記硫黄濃度に基づいて脱硫器の切替を制御する。
また、本発明の第3の態様の燃料電池システムは、第1の態様の燃料電池システムにおいて、硫黄除去器は、複数の脱硫器を備え、制御器は、上記硫黄濃度に基づいて脱硫器の切替を制御する。
上記の構成によると、炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を簡易かつ高精度に推定し得るので、この硫黄濃度に応じて脱硫器の切替を適切に制御し得る。例えば、低硫黄濃度用の脱硫器と、高硫黄濃度用の脱硫器とを併設する場合、これらの脱硫器を炭化水素原料中の硫黄濃度に応じて適宜、切替ることができる。
また、本発明の第4の態様の燃料電池システムは、第1の態様の燃料電池システムにおいて、原料供給器は、炭化水素原料を貯蔵する複数の容器を備え、制御器は、上記硫黄濃度に基づいて、容器の切替を制御する。
上記の構成によると、炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を簡易かつ適切に推定し得るので、この硫黄濃度に応じて炭化水素原料の供給を適切に制御し得る。例えば、炭化水素原料の組成に基づいて高濃度の硫黄が容器から流出するタイミングを把握できる。よって、高濃度の硫黄が容器から流出する直前で新品の容器に切替ると、高濃度の硫黄が容器から流出することを抑制できる。
以下、実施形態の具体例について図面を参照して説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は対応する構成部材には同一の参照符号を付して、その説明については省略する場合がある。
(第1実施形態)
[装置構成]
図2は、第1実施形態の燃料電池システムの一例を示すブロック図である。
[装置構成]
図2は、第1実施形態の燃料電池システムの一例を示すブロック図である。
図2に示す例では、燃料電池システム100は、原料供給器1と、第1切替器2と、硫黄除去器3と、改質器4と、燃料電池5と、原料組成検知器6と、流量調整器8と、リサイクル流路9と、制御器7とを備える。
原料供給器1は、使用経過によって組成が変化する炭化水素原料を供給する。炭化水素原料は、原料供給源より供給される。原料供給源は、所定の供給圧を備え、例えば、ガスボンベ1Aが例示される。
原料供給器1は、炭化水素原料を貯蔵する複数の容器1Aを備え、容器1Aがそれぞれ、LPGボンベ1Aであってもよい。
図1に示すように、本実施形態では、原料供給器1は、LPGボンベ1Aが第1切替器2を介して2本連結されていて、第1切替器2の切替操作により原料供給源として機能するLPGボンベ1Aを択一的に選択できるように構成されている。第1切替器2として、例えば、三方弁が例示される。
なお、炭化水素原料は、例えば、ブタン及びプロパン等の少なくとも炭素水素から構成される有機化合物を含む。
硫黄除去器3は、原料供給器1からの炭化水素原料中の硫黄を除去する。硫黄除去器3として、例えば、常温脱硫器又は水添脱硫器が例示される。常温脱硫器は、炭化水素原料中の硫黄を常温で除去する。水添脱硫器は、容器に水添脱硫剤が充填される。水添脱硫剤は、例えば、硫黄を硫化水素に変換する機能と硫化水素を吸着する機能を共に有するCuZn系触媒が用いられる。水添脱硫剤は、本例に限定されるものではなく、炭化水素原料中の硫黄を硫化水素に変換するCoMo系触媒と、その下流に設けられる、硫化水素を吸着除去する硫黄吸着剤であるZnO系触媒、またはCuZn系触媒とで構成してもよい。
硫黄除去器3に水添脱硫器を用いる場合、水添脱硫器に供給する水素量を、炭化水素原料中の硫黄濃度に適合するように制御できる。これにより、LPGボンベ1Aの如く初期使用段階と最終使用段階で硫黄濃度の差が何倍〜何百倍となる場合でも、常温脱硫法では除去できない硫黄化合物(例えば、COS;carbonyl sulfide)が存在する場合でも、炭化水素原料の脱硫を適切に行うことができる。つまり、LPGの如く、炭化水素原料中の硫黄濃度が大幅に変化する炭化水素原料に対して、水添脱硫法は、極めて有効な脱硫法である。
硫黄除去器3に水添脱硫器を用いる場合、水添脱硫器に供給する水素量を、炭化水素原料中の硫黄濃度に適合するように制御できる。これにより、LPGボンベ1Aの如く初期使用段階と最終使用段階で硫黄濃度の差が何倍〜何百倍となる場合でも、常温脱硫法では除去できない硫黄化合物(例えば、COS;carbonyl sulfide)が存在する場合でも、炭化水素原料の脱硫を適切に行うことができる。つまり、LPGの如く、炭化水素原料中の硫黄濃度が大幅に変化する炭化水素原料に対して、水添脱硫法は、極めて有効な脱硫法である。
そして、本実施形態では、硫黄除去器3に水添脱硫器を用いる場合、上記の炭化水素原料中の硫黄濃度の推定により、水添脱硫器に過剰に水素を添加せずに済み、燃料電池システム100の効率低下を抑制できる。
よって、以下、硫黄除去器3に水添脱硫器3Aを用いる場合について説明する。
改質器4は、水添脱硫器3Aからの炭化水素原料を改質することにより水素含有ガスを生成する。具体的には、改質器4において、炭化水素原料が改質反応して、水素含有ガスが生成される。改質反応は、いずれの形態であってもよく、例えば、水蒸気改質反応、オートサーマル反応及び部分酸化反応等が挙げられる。図1には示されていないが、各改質反応において必要となる機器は適宜設けられる。例えば、改質反応が水蒸気改質反応であれば、改質器4を加熱する燃焼器、水蒸気を生成する蒸発器、及び蒸発器に水を供給する水供給器が設けられる。改質反応がオートサーマル反応であれば、燃料電池システム100には、さらに、改質器4に空気を供給する空気供給器が設けられる。
燃料電池5は、水素含有ガスを用いて発電する。具体的には、燃料電池5において、空気経路からの空気中の酸素と上記水素含有ガス中の水素とが化学反応し、発電及び発熱が行われる。燃料電池5は、いずれの種類であっても良く、高分子電解質形燃料電池、固体酸化物形燃料電池、及び燐酸形燃料電池等が例示される。
原料組成検知器6は、炭化水素原料の組成を検知する。LPGの如く組成変化がある炭化水素原料を水蒸気改質する場合、炭化水素原料の組成は、水蒸気改質に必要な水及び空気の添加量を制御するための必須な情報である。このため、炭化水素原料の組成の検知は、LPGを水蒸気改質する際に必ず行われる。よって、炭化水素原料の組成の検知のための特別の機器を導入せずに硫黄濃度を推定できるので、効率的な燃料電池システム100を構築できる。
ここで、以下のとおり、原料組成検知器6として、改質器4の温度を測定する温度検知器が例示される。
プロパン及びブタンが主成分の炭化水素原料の場合、プロパン及びブタンのそれぞれを、燃焼器で燃焼させる場合の燃焼量が異なる。よって、プロパン及びブタンが主成分の炭化水素原料を燃料として燃焼器で燃焼させて改質器4を加熱する場合、温度検知器6により改質器4の温度上昇値を検知すると、この検知データに基づいて炭化水素原料の組成を推定できる。つまり、改質器4の温度上昇値と炭化水素原料組成との間の対応関係を示すデータから、現時点の炭化水素原料の組成を特定可能である。温度上昇値と炭化水素原料組成との間の対応関係を示すデータとして、例えば、温度上昇値と単位量当たりの炭化水素原料中の炭素量との関係を表したテーブル等が例示される。
なお、上記の炭化水素原料組成の推定方法は、例示であって、本実施形態は、本例に限定されるものではない。
リサイクル流路9は、改質器4より送出される水素含有ガスを水添脱硫器3Aよりも上流の炭化水素原料に供給するための流路である。リサイクル流路9の上流端は、改質器4より送出された水素含有ガスが流れる流路であれば、いずれの箇所に接続されていても構わない。
流量調整器8は、リサイクル流路9上に配されている。これにより、流量調整器8を用いてリサイクル流路9を流れる水素含有ガス(リサイクルガス)の量を調整できる。流量調整器8として、例えば、流量調整弁又はポンプが例示される。
制御器7は、炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を推定する。具体的には、制御器7は、原料組成検知器6の検知データを取得し、この検知データを元に、炭化水素原料中の硫黄濃度を導き得る。例えば、プロパン及びブタンが主成分の炭化水素原料の場合、上記の図1に示す如く、炭化水素原料の組成と炭化水素原料中の硫黄濃度との間の対応関係から、炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を推定し得る。また、制御器7は、炭化水素原料中の硫黄濃度に基づいて、LPGボンベ1Aの切替を制御する。本切替は第1切替器2を用いて行われる。
なお、制御器7は、制御機能を有するものであればよく、演算処理部(図示せず)と、制御プログラムを記憶する記憶部(図示せず)とを備える。演算処理部としては、MPU、CPUが例示される。記憶部としては、メモリが例示される。制御器7は、集中制御を行う単独の制御器で構成されていてもよく、互いに協働して分散制御を行う複数の制御器で構成されていてもよい。
以上により、炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を推定できるので、この硫黄濃度が所定量に到達した適時で、第1切替器2を用いてLPGボンベ1Aの切替を適切に制御できる。
例えば、炭化水素原料中の硫黄濃度が20ppm以下のLPGのみを使用するように制御できる。これにより、水添脱硫器3Aに供給する水素量(リサイクルガス量)を、20ppmの硫黄濃度に合わせて固定できる。そして、上記の硫黄濃度の推定値が20ppmに達した時に、第1切替器2を用いて使用中のLPGボンベ1Aから新品のLPGボンベ1Aが切替られ、新品のLPGボンベ1Aが原料供給源として新たに使用される。この場合、図1で例示すると、LPGボンベ1Aのガス使用量は約70%である。しかし、常時、低硫黄濃度の炭化水素原料のみを水添脱硫器3Aに供給できるので、水添脱硫器3Aの水添脱硫剤の量を少なくできるというメリットがある。また、リサイクル流路9を流れる水素含有ガス量(リサイクルガス量)を少量にできるというメリットもある。
一方、水添脱硫器3Aの費用(主には水添脱硫剤の材料費)とLPG料金(例えば、LPGボンベ1Aの価格から算出)との比較から、経済性に適ったLPGボンベ1Aの使用量でLPGボンベ1Aの切替を行うと、有利な運転コストで燃料電池システム100を運転できる。
更に、非常時又は第1切替器2の故障時等、炭化水素原料の供給の切替が円滑に行われない状況においては、切替時に新品のLPGボンベ1Aを準備できない。しかし、本実施形態では、使用中のLPGボンベ1A中のLPGを最後まで使い切る状況においても、LPGボンベ1Aから流出する炭化水素原料中の硫黄濃度の増加に合わせて、流量調整器8により水添脱硫器3Aに供給する水素量を適量にまで増やすことができる。よって、炭化水素原料の供給の切替が円滑に行われない状況でも、炭化水素原料中の硫黄が改質器4まで流れ込むことを抑制でき、燃料電池システム100の信頼性が向上する。
[動作]
制御器7は、原料組成検知器6によって検知された炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を推定する。そして、この硫黄濃度の推定値に基づいて第1切替器2及び流量調整器8を制御する。例えば、上記のとおり、制御器7は、炭化水素原料中の硫黄濃度の推定値が20ppmに達した時に(つまり、LPGボンベ1Aのガス使用量を、約70%程度のとき)、使用中のLPGボンベ1Aから新品のLPGボンベ1Aに切替るように第1切替器2を制御する。そして、このとき、制御器7は、水添脱硫器3Aに供給する水素量(リサイクルガス量)を20ppmの硫黄濃度に合わせて固定するように流量調整器8を制御する。なお、原料供給源が、新品のLPGボンベ1Aに切替られた後、今まで使用していたLPGボンベ1Aは、新品のLPGボンベに取り替える。
制御器7は、原料組成検知器6によって検知された炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を推定する。そして、この硫黄濃度の推定値に基づいて第1切替器2及び流量調整器8を制御する。例えば、上記のとおり、制御器7は、炭化水素原料中の硫黄濃度の推定値が20ppmに達した時に(つまり、LPGボンベ1Aのガス使用量を、約70%程度のとき)、使用中のLPGボンベ1Aから新品のLPGボンベ1Aに切替るように第1切替器2を制御する。そして、このとき、制御器7は、水添脱硫器3Aに供給する水素量(リサイクルガス量)を20ppmの硫黄濃度に合わせて固定するように流量調整器8を制御する。なお、原料供給源が、新品のLPGボンベ1Aに切替られた後、今まで使用していたLPGボンベ1Aは、新品のLPGボンベに取り替える。
一方、水添脱硫器3Aの費用とLPG料金との比較から、LPGボンベ1Aのガス使用量を、例えば、約85%程度に高くする方が、燃料電池システム100の運転コスト的に有利な場合がある。この場合、炭化水素原料中の硫黄濃度は最大200ppmまで増加するので、制御器7は、水添脱硫器3Aに供給する水素量(リサイクルガス量)を硫黄濃度の増加に合わせて可変可能なように流量調整器8を制御する。
なお、上記のLPGボンベ1Aのガス使用量等は、例示であって、本実施形態は、本例に限定されるものではない。
なお、上記のLPGボンベ1Aのガス使用量等は、例示であって、本実施形態は、本例に限定されるものではない。
(第2実施形態)
[装置構成]
図3は、第2実施形態の燃料電池システムの一例を示すブロック図である。
[装置構成]
図3は、第2実施形態の燃料電池システムの一例を示すブロック図である。
図3に示す例では、燃料電池システム100は、原料供給器1と、水添脱硫器3Aと、改質器4と、燃料電池5と、原料組成検知器6と、流量調整器8と、リサイクル流路9と、制御器7とを備える。
水添脱硫器3A、改質器4、燃料電池5、原料組成検知器6、流量調整器8及びリサイクル流路9については第1実施形態と同じであるので説明を省略する。
本実施形態では、原料供給器1は、炭化水素原料を貯蔵する単一のLPGボンベ1Aを備える。よって、本実施形態では、第1実施形態で述べた第1切替器2を配置していない。
本実施形態では、原料供給器1は、炭化水素原料を貯蔵する単一のLPGボンベ1Aを備える。よって、本実施形態では、第1実施形態で述べた第1切替器2を配置していない。
[動作]
制御器7は、原料組成検知器6によって検知された炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を推定する。そして、この硫黄濃度の推定値に基づいて流量調整器8の動作を制御する。
制御器7は、原料組成検知器6によって検知された炭化水素原料の組成に基づいて炭化水素原料中の硫黄濃度を推定する。そして、この硫黄濃度の推定値に基づいて流量調整器8の動作を制御する。
例えば、LPGボンベ1Aから流出する炭化水素原料中の硫黄濃度が一定の低濃度の場合、制御器7は、水添脱硫器3Aに供給する水素量(リサイクルガス量)を硫黄濃度に合わせて低量に固定するように流量調整器8を制御する。これにより、水添脱硫器3Aでの水素の消費量を抑制でき、燃料電池システム100の運転を効率的に行うことができる。
一方、上記の硫黄濃度が急に増加する場合、制御器7は、水添脱硫器3Aに供給する水素量(リサイクルガス量)を硫黄濃度の増加に合わせて可変可能なように流量調整器8を制御する。これにより、炭化水素原料中の硫黄濃度が急に増加した場合でも、硫黄が改質器4まで流れ込むことを抑制でき、燃料電池システム100の信頼性が向上する。
一方、上記の硫黄濃度が急に増加する場合、制御器7は、水添脱硫器3Aに供給する水素量(リサイクルガス量)を硫黄濃度の増加に合わせて可変可能なように流量調整器8を制御する。これにより、炭化水素原料中の硫黄濃度が急に増加した場合でも、硫黄が改質器4まで流れ込むことを抑制でき、燃料電池システム100の信頼性が向上する。
(第3実施形態)
[装置構成]
図4は、第3実施形態の燃料電池システムの一例を示すブロック図である。
[装置構成]
図4は、第3実施形態の燃料電池システムの一例を示すブロック図である。
図4に示す例では、燃料電池システム100は、原料供給器1と、第1切替器2と、硫黄除去器3と、改質器4と、燃料電池5と、原料組成検知器6と、流量調整器8と、リサイクル流路9と、第2切替器10と、制御器7とを備える。
原料供給器1、第1切替器2、改質器4、燃料電池5、原料組成検知器6、流量調整器8及びリサイクル流路9については第1実施形態と同じであるので説明を省略する。
本実施形態では、硫黄除去器3は、複数の脱硫器を備える。具体的には、硫黄除去器3は、常温脱硫器3Bと、水添脱硫器3Aとを備える。そして、原料供給器1からの炭化水素原料を常温脱硫器3Bに通すか否かの切替は、第2切替器10で行われる。第2切替器10として、例えば、三方弁が例示される。
[動作]
燃料電池システム100の起動時は、水添脱硫器3Aの温度が、水添反応が起こる適温にまで上昇しておらず、水添脱硫器3Aにおいて十分な脱硫機能を発揮できない。よって、この場合、制御器7は、炭化水素原料が、常温脱硫器3Bを通るように第2切替器10を切替る。このとき、LPGボンベ1Aのガス残量が少ないと、高濃度の硫黄が、常温脱硫器3Bに流入する可能性がある。すると、常温脱硫器3Bにおいて、十分な脱硫機能を発揮できなくなる恐れがあるので、制御器7は、原料供給源を、使用中のLPGボンベ1Aから新品のLPGボンベ1Aにするように第1切替器2を一時的に切替る。
燃料電池システム100の起動時は、水添脱硫器3Aの温度が、水添反応が起こる適温にまで上昇しておらず、水添脱硫器3Aにおいて十分な脱硫機能を発揮できない。よって、この場合、制御器7は、炭化水素原料が、常温脱硫器3Bを通るように第2切替器10を切替る。このとき、LPGボンベ1Aのガス残量が少ないと、高濃度の硫黄が、常温脱硫器3Bに流入する可能性がある。すると、常温脱硫器3Bにおいて、十分な脱硫機能を発揮できなくなる恐れがあるので、制御器7は、原料供給源を、使用中のLPGボンベ1Aから新品のLPGボンベ1Aにするように第1切替器2を一時的に切替る。
そして、水添脱硫器3Aの温度が、水添反応が起こる適温にまで上昇したとき、制御器7は、炭化水素原料が、常温脱硫器3Bを通らずに直接、水添脱硫器3Aに流入するように、第2切替器10を切替る。また、原料供給源を、本来使用予定のLPGボンベ1Aに戻すように第1切替器2を切替る。
なお、水添脱硫器3Aの温度が、水添反応が起こる適温にまで上昇したとき、炭化水素原料が、常温脱硫器3B及び水添脱硫器3Aの両方を通るように、第2切替器10を設定しても構わない。但し、炭化水素原料中に硫黄濃度の推定値が急に増加する場合、炭化水素原料を常温脱硫器3Bに通すと、常温脱硫器3Bにおいて、十分な脱硫機能を発揮できなくなる恐れがある。この場合は、制御器7は、炭化水素原料が、常温脱硫器3Bを通らずに直接、水添脱硫器3Aに流入するように、第2切替器10を切替る。
(第4実施形態)
[装置構成]
図5は、第4実施形態の燃料電池システムの一例を示すブロック図である。
[装置構成]
図5は、第4実施形態の燃料電池システムの一例を示すブロック図である。
図5に示す例では、燃料電池システム100は、原料供給器1と、第1切替器2と、硫黄除去器3と、改質器4と、燃料電池5と、原料組成検知器6と、第2切替器10と、制御器7とを備える。
原料供給器1、第1切替器2、改質器4、燃料電池5及び原料組成検知器6については第1実施形態と同じであるので説明を省略する。
本実施形態では、硫黄除去器3は、複数の脱硫器を備える。具体的には、硫黄除去器3は、種類が異なる常温脱硫器3B1及び常温脱硫器3B2を備える。例えば、常温脱硫器3B1が低硫黄濃度用の脱硫器であり、常温脱硫器3B2が高硫黄濃度用の脱硫器であってもよい。ゼオライト担体に担持される触媒金属の量を調整することにより、上記の常温脱硫器3B1及び常温脱硫器3B2を得ることができる。そして、原料供給器1からの炭化水素原料を常温脱硫器3B1に通すか、常温脱硫器3B2に通すかの切替は、第2切替器10で行われる。なお、本実施形態では、燃料電池システム100は水添脱硫器を備えていないので、第1実施形態で述べた流量調整器8及びリサイクル流路9を配置していない。
[動作]
炭化水素原料中の硫黄濃度の推定値が急に増加する場合、制御器7は、炭化水素原料が、高硫黄濃度用の常温脱硫器3B2を通るように第2切替器10を切替る。
炭化水素原料中の硫黄濃度の推定値が急に増加する場合、制御器7は、炭化水素原料が、高硫黄濃度用の常温脱硫器3B2を通るように第2切替器10を切替る。
また、高硫黄濃度用の常温脱硫器3B2の寿命が近づいてきて、交換が必要になったとき、制御器7は、炭化水素原料が、低硫黄濃度用の常温脱硫器3B1を通るように第2切替器10を切替るとともに、常温脱硫器3B1に高硫黄濃度の炭素水素原料が流入することを防止すべく、原料供給源を、使用中のLPGボンベ1Aから新品のLPGボンベ1Aにするように第1切替器2を一時的に切替る。これにより、高硫黄濃度用の常温脱硫器3B2を容易に交換でき、燃料電池システム100のメンテナンス性が向上する。
本発明の一態様は、従来に比べ、硫黄検知器を設けずに、使用経過によって組成が変化する炭化水素原料中の硫黄濃度を簡易かつ適切に推定し得る。よって、本発明の一態様は、燃料電池システムに利用できる。
1 原料供給器
2 第1切替器
3 硫黄除去器
4 改質器
5 燃料電池
6 原料組成検知器
7 制御器
8 流量調整器
9 リサイクル流路
10 第2切替器
2 第1切替器
3 硫黄除去器
4 改質器
5 燃料電池
6 原料組成検知器
7 制御器
8 流量調整器
9 リサイクル流路
10 第2切替器
Claims (4)
- 使用経過によって組成が変化する炭化水素原料を供給する原料供給器と、
前記原料供給器からの炭化水素原料中の硫黄を除去する硫黄除去器と、
前記硫黄除去器からの炭化水素原料を改質することにより水素含有ガスを生成する改質器と、
前記炭化水素原料の組成を検知する原料組成検知器と、
前記水素含有ガスを用いて発電する燃料電池と、
前記炭化水素原料の組成に基づいて前記炭化水素原料中の硫黄濃度を推定する制御器と、
を備える燃料電池システム。 - 前記原料供給器は、前記炭化水素原料を貯蔵する複数の容器を備え、前記制御器は、前記硫黄濃度に基づいて、前記容器の切替を制御する請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記硫黄除去器は水添脱硫器を備え、前記制御器は、前記硫黄濃度に基づいて前記水添脱硫器に供給する水素の量を制御する請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記硫黄除去器は、複数の脱硫器を備え、前記制御器は、前記硫黄濃度に基づいて前記脱硫器の切替を制御する請求項1に記載の燃料電池システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013078818A JP2014203663A (ja) | 2013-04-04 | 2013-04-04 | 燃料電池システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019164949A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 大阪瓦斯株式会社 | 燃料電池システム及び脱硫性能判定方法 |
-
2013
- 2013-04-04 JP JP2013078818A patent/JP2014203663A/ja active Pending
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