JP2019164949A - 燃料電池システム及び脱硫性能判定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】脱硫部の脱硫性能を簡単な構成で正確に判定可能な燃料電池システムの提供。【解決手段】燃料電池システム10が、LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスの分子量を検出する分子量検出部と、炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係と、炭化水素ガスの分子量とに基づいて、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガス中の推定硫黄濃度を決定する硫黄濃度推定部と、所定期間内での推定硫黄濃度と、当該推定硫黄濃度である炭化水素ガスの所定期間内での脱硫処理済み体積とに基づいて、所定期間内での脱硫処理済硫黄量を導出する処理済硫黄量導出部と、脱硫処理済硫黄量を積算して、脱硫部11で脱硫処理した脱硫処理済硫黄量の積算値を導出する積算値導出部と、脱硫処理済硫黄量の積算値が所定の寿命レベルに到達したか否かを判定する寿命判定部とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、LPガスボンベから供給される炭化水素ガスを原燃料として運転する燃料電池システム、及び、LPガスボンベから供給される炭化水素ガス中に含まれている硫黄化合物を吸着して除去する吸着剤を有する脱硫部の脱硫性能を判定する脱硫性能判定方法に関する。
燃料電池システムでは、発電に利用する水素を、メタンやプロパンなどの炭化水素ガスを水蒸気改質して生成することが行われる。炭化水素ガスとしてのメタンやプロパンなどは、一般に都市ガスやLPGとして供給される。これら都市ガスやLPGには硫黄化合物が付臭剤として混合されている。付臭剤としての硫黄化合物は、水蒸気改質を行う改質部の改質触媒(例えば、ルテニウムなど)を劣化させるため、炭化水素ガスが改質部に流入する前に除去しておく必要がある。そのため、燃料電池システムは、このような硫黄化合物を除去するための脱硫部を備える。脱硫部では、硫黄化合物を吸着して除去可能な様々なタイプの吸着剤が用いられるが、その吸着剤で吸着した硫黄化合物の積算値が吸着剤の能力を上回ると、それ以上は硫黄化合物を充分に吸着できず、下流側の改質部へ流れる硫黄化合物の量が増加してしまう。
特許文献1(特表2009−542892号公報)には、銀および/またはマンガン化合物が硫黄化合物と反応すれば変色することに着目して作製された脱硫吸着剤の取替え周期判断用変色指示体が記載されている。具体的には、この脱硫吸着剤の取替え周期判断用変色指示体は、天然ガスやLPGに含まれた硫黄化合物を吸着して除去する吸着剤を有する脱硫部の脱硫性能を判定するための、アルミナ、シリカ、ゼオライトまたはシリカゲルからなる担体と、その担体に担持またはコートされた銀化合物、マンガン化合物、またはこれらの混合物とを含んでなることを特徴とする。また、特許文献1には、脱硫反応器に連結され、上記変色指示体の変色を感知することが可能な変色感知センサと、変色感知センサの信号を増幅することが可能な信号増幅器と、脱硫工程を遠隔制御またはモニタリングすることが可能な制御/モニタリングシステムも記載されている。
更に、LPガスボンベの下部では硫黄化合物の濃度が高くなることが知られている。そのため、LPガスボンベから供給される炭化水素ガスを原燃料として運転する燃料電池システムでは、LPガスボンベ中の炭化水素ガスの量が減少すると、下部に溜まった高濃度の硫黄化合物も同時に脱硫部に供給される。その結果、脱硫部で脱硫処理しなければならない硫黄化合物の量が増加する。
特許文献1に記載のシステムでは、変色指示体が必要になるため、その分だけシステムサイズ及びコストが上昇するという問題がある。また、変色指示体の変色を感知することが可能な変色感知センサを設け、その変色感知センサの信号を増幅してモニタリングするようなシステムでは、その電気信号を送る回路が更に必要になるという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、脱硫部の脱硫性能を簡単な構成で正確に判定可能な燃料電池システム及び脱硫性能判定方法を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る燃料電池システムの特徴構成は、LPガスボンベから供給される炭化水素ガス中に含まれている硫黄化合物を吸着して除去する吸着剤を有する脱硫部と、前記脱硫部で脱硫処理された前記炭化水素ガスを改質処理して、水素を主成分とする燃料ガスを生成する改質部と、前記改質部で生成された前記燃料ガスを利用して発電を行う燃料電池部とを備える燃料電池システムであって、
所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガスの分子量を検出する分子量検出部と、
前記LPガスボンベから供給される前記炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど前記炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係と、前記分子量検出部が検出した前記炭化水素ガスの分子量とに基づいて、前記所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガス中の推定硫黄濃度を決定する硫黄濃度推定部と、
前記硫黄濃度推定部が決定した前記所定期間内での前記推定硫黄濃度と、当該推定硫黄濃度である前記炭化水素ガスの前記所定期間内での脱硫処理済み体積とに基づいて、前記所定期間内での脱硫処理済硫黄量を導出する処理済硫黄量導出部と、
前記処理済硫黄量導出部が導出した、前記所定期間内の前記脱硫処理済硫黄量を前記脱硫部の使用開始後から現時点までの期間で積算して、前記脱硫部で脱硫処理した前記脱硫処理済硫黄量の積算値を導出する積算値導出部と、
前記積算値導出部が導出した前記脱硫処理済硫黄量の積算値が所定の寿命レベルに到達したか否かを判定する寿命判定部とを備える点にある。
所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガスの分子量を検出する分子量検出部と、
前記LPガスボンベから供給される前記炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど前記炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係と、前記分子量検出部が検出した前記炭化水素ガスの分子量とに基づいて、前記所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガス中の推定硫黄濃度を決定する硫黄濃度推定部と、
前記硫黄濃度推定部が決定した前記所定期間内での前記推定硫黄濃度と、当該推定硫黄濃度である前記炭化水素ガスの前記所定期間内での脱硫処理済み体積とに基づいて、前記所定期間内での脱硫処理済硫黄量を導出する処理済硫黄量導出部と、
前記処理済硫黄量導出部が導出した、前記所定期間内の前記脱硫処理済硫黄量を前記脱硫部の使用開始後から現時点までの期間で積算して、前記脱硫部で脱硫処理した前記脱硫処理済硫黄量の積算値を導出する積算値導出部と、
前記積算値導出部が導出した前記脱硫処理済硫黄量の積算値が所定の寿命レベルに到達したか否かを判定する寿命判定部とを備える点にある。
上記特徴構成によれば、硫黄濃度推定部は、LPガスボンベから供給される炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係と、分子量検出部が検出した炭化水素ガスの分子量とに基づいて、所定期間内にLPガスボンベから脱硫部に供給される炭化水素ガス中の推定硫黄濃度を決定し、処理済硫黄量導出部は、硫黄濃度推定部が決定した所定期間内での推定硫黄濃度と、その推定硫黄濃度である炭化水素ガスの所定期間内での脱硫処理済み体積とに基づいて、所定期間内での脱硫処理済硫黄量を導出し、積算値導出部は、処理済硫黄量導出部が導出した、所定期間内の脱硫処理済硫黄量を脱硫部の使用開始後から現時点までの期間で積算して、脱硫部で脱硫処理した脱硫処理済硫黄量の積算値を導出する。つまり、従来設けられていた変色指示体のような特殊な装置を設けなくても、脱硫部で脱硫処理した脱硫処理済硫黄量の積算値を知ることができる。そして、寿命判定部によって、積算値導出部が導出した脱硫処理済硫黄量の積算値が所定の寿命レベルに到達したか否かを判定できる。
従って、脱硫部の脱硫性能を簡単な構成で正確に判定可能な燃料電池システムを提供できる。
従って、脱硫部の脱硫性能を簡単な構成で正確に判定可能な燃料電池システムを提供できる。
本発明に係る燃料電池システムの別の特徴構成は、前記脱硫処理済硫黄量の積算値が到達した前記寿命レベルに応じた処理を行う対応処理部を備える点にある。前記対応処理部は、前記改質部への前記炭化水素ガスの供給を停止させる処理を行ってもよい。
上記特徴構成によれば、対応処理部は、脱硫処理済硫黄量の積算値が到達した寿命レベルに応じた処理、例えば、改質部への炭化水素ガスの供給を停止させる処理を行うことができる。つまり、脱硫部での脱硫処理済硫黄量の積算値が、既に脱硫部で硫黄化合物の脱硫処理を行えないような寿命レベルに到達していた場合には、改質部への炭化水素ガスの供給を停止させる処理が行われることで、脱硫部で除去できなかった硫黄化合物が改質部に流入することを阻止できる。他にも、脱硫部での脱硫処理済硫黄量の積算値が硫黄化合物の脱硫処理を行えないような寿命レベルには至らないが、脱硫剤の交換間近の寿命レベルに到達していた場合、対応処理部が、脱硫部の交換時期が近いことを報知するエラーメッセージなどを出力する処理を行うこともできる。
上記目的を達成するための本発明に係る脱硫性能判定方法の特徴構成は、LPガスボンベから供給される炭化水素ガス中に含まれている硫黄化合物を吸着して除去する吸着剤を有する脱硫部の脱硫性能を判定する脱硫性能判定方法であって、
所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガスの分子量を検出する分子量検出工程と、
前記LPガスボンベから供給される前記炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど前記炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係と、前記分子量検出工程で検出した前記炭化水素ガスの分子量とに基づいて、前記所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガス中の推定硫黄濃度を決定する硫黄濃度推定工程と、
前記硫黄濃度推定工程で決定された前記所定期間内での前記推定硫黄濃度と、当該推定硫黄濃度である前記炭化水素ガスの脱硫処理済み体積とに基づいて、前記所定期間内での脱硫処理済硫黄量を導出する処理済硫黄量導出工程と、
前記処理済硫黄量導出工程で導出した、前記所定期間内での前記脱硫処理済硫黄量を前記脱硫部の使用開始後から現時点までの期間で積算して、前記脱硫部で脱硫処理した前記脱硫処理済硫黄量の積算値を導出する積算値導出工程と、
前記積算値導出工程で導出した前記脱硫処理済硫黄量の積算値が所定の寿命レベルに到達したか否かを判定する寿命判定工程とを有する点にある。
所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガスの分子量を検出する分子量検出工程と、
前記LPガスボンベから供給される前記炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど前記炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係と、前記分子量検出工程で検出した前記炭化水素ガスの分子量とに基づいて、前記所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガス中の推定硫黄濃度を決定する硫黄濃度推定工程と、
前記硫黄濃度推定工程で決定された前記所定期間内での前記推定硫黄濃度と、当該推定硫黄濃度である前記炭化水素ガスの脱硫処理済み体積とに基づいて、前記所定期間内での脱硫処理済硫黄量を導出する処理済硫黄量導出工程と、
前記処理済硫黄量導出工程で導出した、前記所定期間内での前記脱硫処理済硫黄量を前記脱硫部の使用開始後から現時点までの期間で積算して、前記脱硫部で脱硫処理した前記脱硫処理済硫黄量の積算値を導出する積算値導出工程と、
前記積算値導出工程で導出した前記脱硫処理済硫黄量の積算値が所定の寿命レベルに到達したか否かを判定する寿命判定工程とを有する点にある。
上記特徴構成によれば、硫黄濃度推定工程において、LPガスボンベから供給される炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係と、分子量検出工程で検出した炭化水素ガスの分子量とに基づいて、所定期間内にLPガスボンベから脱硫部に供給される炭化水素ガス中の推定硫黄濃度が決定され、処理済硫黄量導出工程において、硫黄濃度推定工程が決定した所定期間内での推定硫黄濃度と、その推定硫黄濃度である炭化水素ガスの所定期間内での脱硫処理済み体積とに基づいて、所定期間内での脱硫処理済硫黄量が導出され、積算値導出工程において、処理済硫黄量導出工程で導出された、所定期間内の脱硫処理済硫黄量を脱硫部の使用開始後から現時点までの期間で積算して、脱硫部で脱硫処理した脱硫処理済硫黄量の積算値が導出される。つまり、従来設けられていた変色指示体のような特殊な装置を設けなくても、脱硫部で脱硫処理した脱硫処理済硫黄量の積算値を知ることができる。そして、寿命判定工程において、積算値導出工程で導出された脱硫処理済硫黄量の積算値が所定の寿命レベルに到達したか否かを判定できる。
従って、脱硫部の脱硫性能を簡単な構成で正確に判定可能な脱硫性能判定方法を提供できる。
従って、脱硫部の脱硫性能を簡単な構成で正確に判定可能な脱硫性能判定方法を提供できる。
以下に図面を参照して本発明の実施形態に係る燃料電池システム10及び脱硫性能判定方法について説明する。
図1は燃料電池システム10の構成を示す図である。図示するように、燃料電池システム10は、脱硫部11と改質部12と燃料電池部13とを備える。また、本実施形態の燃料電池システム10は、情報の演算処理機能を担う制御部14と、燃料電池システム10で取り扱う情報の記憶機能を担う記憶部15とを備える。
図1は燃料電池システム10の構成を示す図である。図示するように、燃料電池システム10は、脱硫部11と改質部12と燃料電池部13とを備える。また、本実施形態の燃料電池システム10は、情報の演算処理機能を担う制御部14と、燃料電池システム10で取り扱う情報の記憶機能を担う記憶部15とを備える。
脱硫部11は、LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガス中に含まれている硫黄化合物を吸着して除去する吸着剤を有する。LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスは、例えばプロパンを主成分とし、エタン及びブタンなどが含まれている。また、LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスには、例えばジメチルスルフィド(DMS)などの硫黄化合物が付臭剤として含まれている。LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスは、ガスポンプ16及びコリオリ式流量計17を介して脱硫部11に供給される。脱硫部11には、例えば、炭化水素ガスに含まれる硫黄化合物を吸着可能な吸着剤(図示せず)が収容されている。ガスポンプ16の動作は制御部14が制御する。コリオリ式流量計17の検出結果は制御部14に伝達される。
改質部12は、脱硫部11で脱硫処理された炭化水素ガスを改質処理して、水素を主成分とする燃料ガスを生成する。改質部12は、ルテニウム、ニッケル、白金などの改質触媒(図示せず)を有する。また、図示は省略するが、改質部12には、水蒸気生成器で生成された水蒸気が脱硫処理後の原燃料ガスに混合される形態で供給される。そして、改質部12は、炭化水素ガスを、水素と一酸化炭素と二酸化炭素とを含む改質ガスに改質する。
燃料電池部13は、改質部12で生成された燃料ガスを利用して発電を行う。具体的には、燃料電池部13では、改質部12から供給される水素を主成分とする燃料ガスと、供給される酸素(空気)とを消費して直流電力を得ている。
図2は制御部14の構成を示す図である。
制御部14は、分子量検出部21と、硫黄濃度推定部22と、処理済硫黄量導出部23、積算値導出部24と、寿命判定部25とを備える。加えて、本実施形態の制御部14は、対応処理部26も備える。
制御部14は、分子量検出部21と、硫黄濃度推定部22と、処理済硫黄量導出部23、積算値導出部24と、寿命判定部25とを備える。加えて、本実施形態の制御部14は、対応処理部26も備える。
分子量検出部21は、所定期間内にLPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスの分子量を検出する。例えば、コリオリ式流量計17では、LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスのガス密度ρ(g/L)及びガス温度T(K)を測定できる。また、LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスの圧力Pを別途計測することで、以下の〔式1〕に基づいてLPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスの分子量を算出できる。尚、〔式1〕中でRは気体定数(J/(K・mol))である。つまり、分子量検出部21は、コリオリ式流量計17で測定される炭化水素ガスのガス密度ρ(g/L)及びガス温度T(K)と、炭化水素ガスの圧力Pとに基づいて、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスの分子量を検出できる。
分子量N=ρ×R×T/P ・・・・・・・・〔式1〕
硫黄濃度推定部22は、LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係と、分子量検出部21が検出した分子量とに基づいて、所定期間内にLPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガス中の推定硫黄濃度を決定する。LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係は、例えば後述する表1に示したような関係であり、記憶部15に記憶しておくことができる。
処理済硫黄量導出部23は、硫黄濃度推定部22が決定した所定期間内での推定硫黄濃度と、当該推定硫黄濃度である炭化水素ガスの脱硫処理済み体積とに基づいて、所定期間内での脱硫処理済硫黄量を導出する。
積算値導出部24は、処理済硫黄量導出部23が導出した、所定期間内の脱硫処理済硫黄量を脱硫部11の使用開始後から現時点までの期間で積算して、脱硫部11で脱硫処理した脱硫処理済硫黄量の積算値を導出する。
寿命判定部25は、積算値導出部24が導出した脱硫処理済硫黄量の積算値が所定の寿命レベルに到達したか否かを判定する。
対応処理部26は、脱硫処理済硫黄量の積算値が到達した寿命レベルに応じた処理を行う。例えば、対応処理部26は、改質部12への炭化水素ガスの供給を停止させる処理を行う。
図3は、燃料電池システム10の制御部14が行う脱硫性能判定処理を説明するフローチャートである。制御部14は、所定期間毎(例えば、運転中の1時間毎、1日毎など)にこのフローチャートで説明する処理を実行する。
工程#10において制御部14の分子量検出部21は、所定期間内にLPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスの分子量を検出する。本実施形態では、制御部14の分子量検出部21は、所定期間内にLPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスの分子量を、上記〔式1〕に基づいて検出する(分子量検出工程)。
次に、工程#11〜工程#15において制御部14の硫黄濃度推定部22は、所定期間内にLPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガス中の推定硫黄濃度を決定する。本実施形態では、制御部14の硫黄濃度推定部22は、LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係と、分子量検出部21が分子量検出工程で導出した炭化水素ガスの分子量とに基づいて、例えば過去の1日間という所定期間内にLPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガス中の推定硫黄濃度を決定する(硫黄濃度推定工程)。
図4はLPガスボンベ1のボンベ使用率と炭化水素濃度及び分子量との関係例を示す図である。図5はLPガスボンベ1のボンベ使用率と硫黄濃度との関係例を示す図である。
図4に示すように、LPガスボンベ1のボンベ使用率が低い間は、LPガスボンベ1に含まれるエタン、プロパン、ブタン、イソブタンの各炭化水素ガスの濃度はほぼ一定である。そのため、LPガスボンベ1のボンベ使用率が低い間は、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスの分子量もほぼ一定である。但し、LPガスボンベ1の下部には分子量の大きいブタン及びイソブタンが存在しているため、ボンベ使用率が高くなるにつれて、LPガスボンベ1の内部に存在している炭化水素ガスのうち、それら分子量の大きいブタン及びイソブタンの割合が上昇する。その結果、ボンベ使用率が高くなるにつれて、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスの分子量が上昇する。例えば、図4に示す例では、ボンベ使用率が約50%の場合、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスの分子量は約43.8であるが、ボンベ使用率が約80%になると分子量は約44.2に上昇し、ボンベ使用率が約95%になると分子量は約46.4に上昇する。
図4に示すように、LPガスボンベ1のボンベ使用率が低い間は、LPガスボンベ1に含まれるエタン、プロパン、ブタン、イソブタンの各炭化水素ガスの濃度はほぼ一定である。そのため、LPガスボンベ1のボンベ使用率が低い間は、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスの分子量もほぼ一定である。但し、LPガスボンベ1の下部には分子量の大きいブタン及びイソブタンが存在しているため、ボンベ使用率が高くなるにつれて、LPガスボンベ1の内部に存在している炭化水素ガスのうち、それら分子量の大きいブタン及びイソブタンの割合が上昇する。その結果、ボンベ使用率が高くなるにつれて、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスの分子量が上昇する。例えば、図4に示す例では、ボンベ使用率が約50%の場合、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスの分子量は約43.8であるが、ボンベ使用率が約80%になると分子量は約44.2に上昇し、ボンベ使用率が約95%になると分子量は約46.4に上昇する。
また、LPガスボンベ1の下部には付臭剤として添加されている硫黄化合物が多く溜まるため、図5に示すように、ボンベ使用率が高くなるにつれて、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスに含まれる硫黄化合物の濃度(硫黄濃度)が上昇する。例えば、図5に示す例では、ボンベ使用率が約50%の場合、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガス中の硫黄濃度は約11mgS/Nm3であるが、ボンベ使用率が約80%になると硫黄濃度は約20mgS/Nm3に上昇し、ボンベ使用率が約95%になると硫黄濃度は約100mgS/Nm3に上昇する。
図4及び図5から分かるように、ボンベ使用率が高くなるにつれて、即ち、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガスの分子量が上昇するにつれて、LPガスボンベ1から脱硫部11に供給される炭化水素ガス中の硫黄濃度も上昇するというように、炭化水素ガスの分子量と炭化水素ガス中の硫黄濃度との間には所定の関係が成立する。そして、本実施形態では、以下の表1に示すような、LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係を設定して、記憶部15に記憶している。
図3のフローチャートでは、制御部14の硫黄濃度推定部22は、LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスの分子量が45.5よりも大きい場合(工程#11において「Yes」の場合)には工程#13に移行して推定硫黄濃度を150mgS/Nm3に決定する。また、制御部14の硫黄濃度推定部22は、炭化水素ガスの分子量が44.0よりも大きく且つ45.5以下である場合(工程#12で「Yes」の場合)には工程#14に移行して推定硫黄濃度を50mgS/Nm3に決定する。また或いは、制御部14の硫黄濃度推定部22は、炭化水素ガスの分子量が44.0以下である場合(工程#12で「No」の場合)には工程#15に移行して推定硫黄濃度を10mgS/Nm3に決定する。
次に、工程#16において制御部14は、所定期間内での脱硫処理済硫黄量を導出する。具体的には、制御部14の処理済硫黄量導出部23は、硫黄濃度推定工程で決定された所定期間内での推定硫黄濃度と、当該推定硫黄濃度である炭化水素ガスの例えば過去の1日間という所定期間内での脱硫処理済み体積とに基づいて、所定期間内での脱硫処理済硫黄量を導出する(処理済硫黄量導出工程)。炭化水素ガスの脱硫処理済み体積は、コリオリ式流量計17の測定結果に基づいて算出できる。或いは、ガスポンプ16が容積式ガスポンプである場合には、ガスポンプ16の動作結果に基づいて炭化水素ガスの脱硫処理済み体積を算出できる。
引き続いて、工程#17において制御部14は、現時点までの脱硫処理済硫黄量の積算値を導出する。具体的には、制御部14の積算値導出部24は、処理済硫黄量導出部23が導出した、例えば過去の1日間という所定期間内での脱硫処理済硫黄量を脱硫部11の使用開始後から現時点までの期間で積算して、脱硫部11で脱硫処理した脱硫処理済硫黄量の積算値を導出する(積算値導出工程)。
その後、工程#18において制御部14は、現時点までの脱硫処理済硫黄量の積算値を、所定の寿命レベルと対比して、現時点での脱硫部11の性能を判定する。具体的には、制御部14の寿命判定部25は、積算値導出工程で導出した脱硫処理済硫黄量の積算値が所定の寿命レベルに到達したか否かを判定する(寿命判定工程)。つまり、この脱硫処理済硫黄量の積算値は、その時点での脱硫部11の脱硫性能を現していると言える。
以上のようにして現時点での脱硫部11の性能を判定した結果、脱硫性能が所定の寿命レベルに到達していた場合、制御部14の対応処理部26は、脱硫処理済硫黄量の積算値が到達した寿命レベルに応じた処理を行う。
例えば、脱硫部11の性能が、既に硫黄化合物の脱硫処理を行えないような寿命レベルに到達していた場合、対応処理部26は、改質部12への炭化水素ガスの供給を停止させる処理を行う。これにより、脱硫部11で除去できなかった硫黄化合物が改質部12に流入することを阻止できる。
他にも、脱硫部11の性能が硫黄化合物の脱硫処理を行えないような寿命レベルには至らないが、交換間近の寿命レベルに到達していた場合、対応処理部26は、脱硫部11の交換時期が近いことを報知するエラーメッセージなどを文字や音声などで出力する処理を行うことができる。
例えば、脱硫部11の性能が、既に硫黄化合物の脱硫処理を行えないような寿命レベルに到達していた場合、対応処理部26は、改質部12への炭化水素ガスの供給を停止させる処理を行う。これにより、脱硫部11で除去できなかった硫黄化合物が改質部12に流入することを阻止できる。
他にも、脱硫部11の性能が硫黄化合物の脱硫処理を行えないような寿命レベルには至らないが、交換間近の寿命レベルに到達していた場合、対応処理部26は、脱硫部11の交換時期が近いことを報知するエラーメッセージなどを文字や音声などで出力する処理を行うことができる。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、本発明の燃料電池システム10及び脱硫性能判定方法について具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。
上記実施形態では、LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係として、表1に示すような関係例を挙げたが、別の関係例に変更してもよい。例えば、表1では、3つの推定硫黄濃度の何れかを設定する例を説明したが、分子量に応じて2つの推定硫黄濃度の何れかや4つ以上の推定硫黄濃度の何れかを設定してもよい。
上記実施形態では、分子量検出部21がコリオリ式流量計17の検出結果に基づいて炭化水素ガスの分子量を検出する手法を例示したが、他の手法を用いて炭化水素ガスの分子量を検出してもよい。
<1>
上記実施形態では、本発明の燃料電池システム10及び脱硫性能判定方法について具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。
上記実施形態では、LPガスボンベ1から供給される炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係として、表1に示すような関係例を挙げたが、別の関係例に変更してもよい。例えば、表1では、3つの推定硫黄濃度の何れかを設定する例を説明したが、分子量に応じて2つの推定硫黄濃度の何れかや4つ以上の推定硫黄濃度の何れかを設定してもよい。
上記実施形態では、分子量検出部21がコリオリ式流量計17の検出結果に基づいて炭化水素ガスの分子量を検出する手法を例示したが、他の手法を用いて炭化水素ガスの分子量を検出してもよい。
<2>
上記実施形態では、分子量や推定硫黄濃度などについて具体的な数値を挙げて説明したが、それらの数値は例示目的で記載したものであり、それらの数値は適宜変更可能である。
上記実施形態では、分子量や推定硫黄濃度などについて具体的な数値を挙げて説明したが、それらの数値は例示目的で記載したものであり、それらの数値は適宜変更可能である。
<3>
上記実施形態(別実施形態を含む)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
上記実施形態(別実施形態を含む)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、脱硫部の脱硫性能を簡単な構成で正確に判定可能な燃料電池システム及び脱硫性能判定方法に利用できる。
1 LPガスボンベ
10 燃料電池システム
11 脱硫部
12 改質部
13 燃料電池部
14 制御部
15 記憶部
16 ガスポンプ
17 コリオリ式流量計
21 分子量検出部
22 硫黄濃度推定部
23 処理済硫黄量導出部
24 積算値導出部
25 寿命判定部
26 対応処理部
10 燃料電池システム
11 脱硫部
12 改質部
13 燃料電池部
14 制御部
15 記憶部
16 ガスポンプ
17 コリオリ式流量計
21 分子量検出部
22 硫黄濃度推定部
23 処理済硫黄量導出部
24 積算値導出部
25 寿命判定部
26 対応処理部
Claims (4)
- LPガスボンベから供給される炭化水素ガス中に含まれている硫黄化合物を吸着して除去する吸着剤を有する脱硫部と、前記脱硫部で脱硫処理された前記炭化水素ガスを改質処理して、水素を主成分とする燃料ガスを生成する改質部と、前記改質部で生成された前記燃料ガスを利用して発電を行う燃料電池部とを備える燃料電池システムであって、
所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガスの分子量を検出する分子量検出部と、
前記LPガスボンベから供給される前記炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど前記炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係と、前記分子量検出部が検出した前記炭化水素ガスの分子量とに基づいて、前記所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガス中の推定硫黄濃度を決定する硫黄濃度推定部と、
前記硫黄濃度推定部が決定した前記所定期間内での前記推定硫黄濃度と、当該推定硫黄濃度である前記炭化水素ガスの前記所定期間内での脱硫処理済み体積とに基づいて、前記所定期間内での脱硫処理済硫黄量を導出する処理済硫黄量導出部と、
前記処理済硫黄量導出部が導出した、前記所定期間内の前記脱硫処理済硫黄量を前記脱硫部の使用開始後から現時点までの期間で積算して、前記脱硫部で脱硫処理した前記脱硫処理済硫黄量の積算値を導出する積算値導出部と、
前記積算値導出部が導出した前記脱硫処理済硫黄量の積算値が所定の寿命レベルに到達したか否かを判定する寿命判定部とを備える燃料電池システム。 - 前記脱硫処理済硫黄量の積算値が到達した前記寿命レベルに応じた処理を行う対応処理部を備える請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記対応処理部は、前記改質部への前記炭化水素ガスの供給を停止させる処理を行う請求項2に記載の燃料電池システム。
- LPガスボンベから供給される炭化水素ガス中に含まれている硫黄化合物を吸着して除去する吸着剤を有する脱硫部の脱硫性能を判定する脱硫性能判定方法であって、
所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガスの分子量を検出する分子量検出工程と、
前記LPガスボンベから供給される前記炭化水素ガスの分子量が大きくなるほど前記炭化水素ガス中の硫黄濃度を高く見積もる所定の関係と、前記分子量検出工程で検出した前記炭化水素ガスの分子量とに基づいて、前記所定期間内に前記LPガスボンベから前記脱硫部に供給される前記炭化水素ガス中の推定硫黄濃度を決定する硫黄濃度推定工程と、
前記硫黄濃度推定工程で決定された前記所定期間内での前記推定硫黄濃度と、当該推定硫黄濃度である前記炭化水素ガスの脱硫処理済み体積とに基づいて、前記所定期間内での脱硫処理済硫黄量を導出する処理済硫黄量導出工程と、
前記処理済硫黄量導出工程で導出した、前記所定期間内での前記脱硫処理済硫黄量を前記脱硫部の使用開始後から現時点までの期間で積算して、前記脱硫部で脱硫処理した前記脱硫処理済硫黄量の積算値を導出する積算値導出工程と、
前記積算値導出工程で導出した前記脱硫処理済硫黄量の積算値が所定の寿命レベルに到達したか否かを判定する寿命判定工程とを有する脱硫性能判定方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018053054A JP2019164949A (ja) | 2018-03-20 | 2018-03-20 | 燃料電池システム及び脱硫性能判定方法 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008140622A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Japan Energy Corp | 燃料電池システム並びに燃料電池の脱硫剤および改質触媒の交換システム |
JP2008170154A (ja) * | 2007-01-05 | 2008-07-24 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 硫化物検出ガスセンサ素子及び硫化物検出ガスセンサ装置 |
JP2014203663A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | パナソニック株式会社 | 燃料電池システム |
-
2018
- 2018-03-20 JP JP2018053054A patent/JP2019164949A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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