JP2014202986A - テレコンバータレンズ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】テレコンバータレンズ1は、物体側より順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、全体として負の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成され、第1レンズ群G1は、少なくとも1枚の正レンズL11と、少なくとも1枚の負レンズL12とを含み、第2レンズ群G2は、少なくとも1枚の正レンズL21と、少なくとも2枚の負レンズL22,L23とを含み、第1レンズ群G1の少なくとも1枚の正レンズL11と第2レンズ群G2の少なくとも2枚の負レンズL22,L23の硝材は、それぞれ、硝材に対するレンズパワーの温度依存係数C(K−1)がC<−20×10−6(K−1)の条件を満たす。
【選択図】図1
Description
C<−20×10−6(K−1) …(2)
の条件を満たすことを特徴とする。
C<−20×10−6(K−1) …(2)
次に、本実施形態に係る第1〜第3実施例について説明する。なお、テレコンバータレンズ単独では結像性能の評価を行えないため、第1〜第3実施例では、テレコンバータレンズ1と結像面との間に焦点距離50mmの理想レンズILを配置したと仮定して、結像性能の評価を行っている。理想レンズILは、無収差であり、且つ温度変動時に全く焦点距離が変化しないレンズであるとする。また、テレコンバータレンズ1と理想レンズILとの間に、開口絞りASが配置されているとする。
図1は、本実施形態の第1実施例に係るテレコンバータレンズ1の構成を説明する図である。第1実施例に係るテレコンバータレンズ1は、物体側から順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、全体として負の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成される。第1レンズ群G1は、物体側から順に並んだ、負レンズL12と、正レンズL11とから構成され、これら2枚のレンズは接合されている。第2レンズ群G2は、物体側から順に並んだ、正レンズL21と、負レンズL22と、負レンズL23とから構成され、正レンズL21および負レンズL22とが接合されている。
図4は、第2実施例に係るテレコンバータレンズ1の構成を説明する図である。第2実施例に係るテレコンバータレンズ1は、物体側から順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、全体として負の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成される。第1レンズ群G1は、物体側から順に並んだ、正レンズL11と、負レンズL12とから構成され、これら2枚のレンズは接合されている。第2レンズ群G2は、物体側から順に並んだ、正レンズL21と、負レンズL22と、負レンズL23とから構成され、正レンズL21および負レンズL22とが接合されている。
図7は、第3実施例に係るテレコンバータレンズ1の構成を説明する図である。第3実施例に係るテレコンバータレンズ1は、物体側から順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、全体として負の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成される。第1レンズ群G1は、物体側から順に並んだ、正レンズL11と、負レンズL12と、正レンズL13とから構成され、これら3枚のレンズは接合されている。第2レンズ群G2は、物体側から順に並んだ、正レンズL21と、負レンズL22と、負レンズL23とから構成され、正レンズL21および負レンズL22とが接合されている。
図10は、第4実施例に係るテレコンバータレンズ1の構成を説明する図である。第4実施例に係るテレコンバータレンズ1は、物体側から順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、全体として負の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成される。第1レンズ群G1は、物体側から順に並んだ、正レンズL11と、負レンズL12とから構成され、これら2枚のレンズは接合されている。第2レンズ群G2は、物体側から順に並んだ、負レンズL22と、正レンズL21と、負レンズL23とから構成され、負レンズL22および正レンズL21とが接合されている。
ここで、上述した第1〜第4実施例と比較するために、特許文献1の実施例2に開示されているテレコンバータレンズを比較例として説明する。図13は、比較例のテレコンバータレンズ1xの構成を説明する図である。テレコンバータレンズ1xは、物体側から順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1xと、全体として負の屈折力を有する第2レンズ群G2xとから構成される。第1レンズ群G1xは、物体側から順に並んだ、正レンズL11xと、正レンズL12xとから構成されている。正レンズL11xおよび正レンズL12xの硝材は、EDガラスである。第2レンズ群G2xは、物体側から順に並んだ、負レンズL21xと、正レンズL22xとから構成されている。負レンズL21xおよび正レンズL22xの硝材は、EDガラスではない。
テレコンバータレンズ1は、物体側より順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、全体として負の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成され、第1レンズ群G1は、少なくとも1枚の正レンズL11と、少なくとも1枚の負レンズL12とを含み、第2レンズ群G2は、少なくとも1枚の正レンズL21と、少なくとも2枚の負レンズL22およびL23とを含み、第1レンズ群G1の少なくとも1枚の正レンズL11と第2レンズ群G2の少なくとも2枚の負レンズL22およびL23の硝材は、それぞれ、硝材に対するレンズパワーの温度依存係数C(K−1)が条件式(2)の条件を満たすようにした。これにより、テレコンバータレンズ1は、EDガラスによる高い色消し性能を有しながら、温度変動時の焦点距離の変動の効果を、正レンズL11と負レンズL22およびL23とで打ち消すことができ、温度変動時に生じるデフォーカスを小さく抑えることができる。
Claims (5)
- 物体側より順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群と、全体として負の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、
前記第1レンズ群は、少なくとも1枚の正レンズと、少なくとも1枚の負レンズとを含み、
前記第2レンズ群は、少なくとも1枚の正レンズと、少なくとも2枚の負レンズとを含み、
硝材の基準波長に対する屈折率をnとし、硝材の基準波長に対する屈折率の温度依存係数をdn/dT(K−1)とし、硝材の線膨張係数をα(K−1)として、硝材に対するレンズパワーの温度依存係数C(K−1)を、次式(1)
前記第1レンズ群の前記少なくとも1枚の正レンズと前記第2レンズ群の前記少なくとも2枚の負レンズの硝材は、それぞれ、硝材に対するレンズパワーの温度依存係数C(K−1)が次式(2)
C<−20×10−6(K−1) …(2)
の条件を満たすことを特徴とするテレコンバータレンズ。 - 請求項1に記載のテレコンバータレンズにおいて、
前記第1レンズ群の前記少なくとも1枚の正レンズと前記少なくとも1枚の負レンズとが接合されていることを特徴とするテレコンバータレンズ。 - 請求項1または2に記載のテレコンバータレンズにおいて、
前記第2レンズ群の前記少なくとも1枚の正レンズと前記少なくとも2枚の負レンズのうちの1枚の負レンズとが接合されていることを特徴とするテレコンバータレンズ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のテレコンバータレンズにおいて、
前記テレコンバータレンズの倍率が2倍以上であり、
前記第1レンズ群は、1枚の正レンズと、1枚の負レンズとから構成され、
前記第2レンズ群は、1枚の正レンズと、2枚の負レンズとから構成され、
前記第1レンズ群の前記1枚の正レンズと前記第2レンズ群の前記2枚の負レンズの硝材は、それぞれ、硝材に対するレンズパワーの温度依存係数C(K−1)が前記式(2)の条件を満たすことを特徴とするテレコンバータレンズ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のテレコンバータレンズにおいて、
前記テレコンバータレンズの倍率が3倍以上であり、
前記第1レンズ群は、物体側から順に並んだ、1枚の正レンズと、1枚の負レンズと、1枚の正レンズとから構成され、
前記第2レンズ群は、1枚の正レンズと、2枚の負レンズとから構成され、
前記第1レンズ群の物体側の前記1枚の正レンズと前記第2レンズ群の前記2枚の負レンズの硝材は、それぞれ、硝材に対するレンズパワーの温度依存係数C(K−1)が前記式(2)の条件を満たすことを特徴とするテレコンバータレンズ。
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JP2013080368A JP2014202986A (ja) | 2013-04-08 | 2013-04-08 | テレコンバータレンズ |
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JP2013080368A JP2014202986A (ja) | 2013-04-08 | 2013-04-08 | テレコンバータレンズ |
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JP2013080368A Pending JP2014202986A (ja) | 2013-04-08 | 2013-04-08 | テレコンバータレンズ |
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2013
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