JP2014202883A - 表示装置 - Google Patents

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博明 金子
拓 飯田
Hiroshi Iida
拓 飯田
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Abstract

【課題】 放熱効率を向上させることが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 表示手段10の背後に位置する配線基板30と、表示手段10及び配線基板30を収容するケース体40と、このケース体40の背後に位置する放熱部材50とを備え、光源12bから発せられる熱をフレーム体16から放熱部材50へと伝えるようにフレーム体16と放熱部材50とを伝熱部材60によって熱的に接続し、伝熱部材60は、フレーム体16と当接する第1の伝熱部61と、ケース体40に設けられた貫通部43を貫通した状態で放熱部材50と当接する第2の伝熱部62とが一体形成された構成となっており、第1の伝熱部61の配線基板30の板面方向Xに沿った大きさが、第2の伝熱部62の配線基板30の板面方向Xに沿った大きさよりも大きくなっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載される表示装置に関するものである。
従来より、この種の表示装置にあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の表示装置は、車両に搭載された車両用計器からなり、内部に液晶表示素子やバックライト装置等の内機部品が搭載されるとともに当該内機部品を金属製のフレーム体にて収容してなる液晶表示モジュール(表示手段)と、この液晶表示モジュールの背後に位置する配線基板と、液晶表示モジュールと配線基板とを収納するケース体とを備え、配線基板に開口形状が小さ目の円形の径小貫通孔を設けるとともにケース体の背面側に放熱部材を設け、この放熱部材に径小貫通孔を貫通しフレーム体(液晶表示モジュール)に接触する円柱状の延長形成部を形成したものである。このように構成したことにより、バックライト装置から発せられる熱をフレーム体、延長形成部付きの放熱部材を通じて、大気中に放散させることができる。
特開2005−189453号公報
しかしながら、特許文献1に記載の表示装置の場合、放熱部材に備えられる円柱状の延長形成部は、配線基板に設けられた径小貫通孔を貫通しフレーム体に接触している構成となっているため、放熱部材とフレーム体との接触面積が小さくなり、充分な放熱効率が得られないという問題があり、更なる改良の余地が残されていた。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、放熱効率を向上させることが可能な表示装置の提供を目的とするものである。
本発明は、所定情報を表示する表示部を備えた表示素子と前記表示素子に照明光を供給する光源と前記表示素子及び前記光源を収納する導電性材料からなるフレーム体とを有する表示手段と、前記表示手段の背後に位置する配線基板と、前記表示手段及び前記配線基板を収容するケース体と、前記ケース体の背後に位置する放熱部材とを備え、前記光源から発せられる熱を前記フレーム体から前記放熱部材へと伝えるように前記フレーム体と前記放熱部材とを伝熱部材によって熱的に接続し、前記伝熱部材は、前記フレーム体と当接する第1の伝熱部と、前記ケース体に設けられた貫通部を貫通した状態で前記放熱部材と当接する第2の伝熱部とが一体形成された構成となっており、前記第1の伝熱部の前記配線基板の板面方向に沿った大きさが、前記第2の伝熱部の前記配線基板の板面方向に沿った大きさよりも大きくなっていることを特徴とする。
また本発明は、所定情報を表示する表示部を備えた表示素子と前記表示素子に照明光を供給する光源と前記表示素子及び前記光源を収容する導電性材料からなるフレーム体とを有する表示手段と、前記表示手段の背後に位置する配線基板と、前記表示手段及び前記配線基板を収容するケース体と、前記ケース体の背後に位置する第1の放熱部を有する放熱部材とを備え、前記光源から発せられる熱を前記フレーム体から前記放熱部材へと伝えるように前記フレーム体と前記放熱部材とを伝熱部材によって熱的に接続し、前記放熱部材は、前記第1の放熱部と、前記ケース体に設けられた貫通部を貫通した状態で前記伝熱部材と当接する第2の放熱部とが一体形成された構成となっており、前記伝熱部材の前記配線基板の板面方向に沿った大きさが、前記第2の放熱部の前記配線基板の板面方向に沿った大きさよりも大きくなっていることを特徴とする。
また本発明は、前記伝熱部材は、前記第1の伝熱部の一部と前記第2の伝熱部とが前記表示手段の外部に位置し、前記第2の伝熱部が前記放熱部材と当接していることを特徴とする。
また本発明は、前記伝熱部材は、その所要部が前記表示手段の外部に位置し、前記所要部が前記第2の放熱部と当接していることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、放熱効率を向上させることが可能な表示装置を提供できる。
本発明の第1実施形態による表示装置の正面図。 図1のA−A断面図。 同第1実施形態による放熱部材とケース体を取り除いた状態の表示装置の背面図。 同第1実施形態の変形例による表示装置の要部断面図。 同第1実施形態の他の変形例による放熱部材とケース体を取り除いた状態の表示装置の側面図。 本発明の第2実施形態による表示装置の要部断面図。 同第2実施形態の変形例による表示装置の要部断面図。
(第1実施形態)以下、図1から図3に基づいて、本発明の表示装置を車両に搭載される車両用計器に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1、図2において、本実施形態による表示装置としての車両用計器Dは、表示手段10と、視認者側となる表示手段10の表面側を覆う透光性の保護部材20と、表示手段10の背後に位置する配線基板30と、表示手段10、保護部材20及び配線基板30等を収容するケース体40と、このケース体40の背後に位置する放熱部材50と、表示手段10と放熱部材50との間に配置される伝熱部材60とを備えている。
表示手段10は、表示素子11と、この表示素子11のソース線(信号線)を駆動するソース線駆動回路(図示せず)と、表示素子11のゲート線(走査線)を駆動するゲート線駆動回路(図示せず)と、導光体12aや光源12b、第1のフレキシブル配線板12c等から構成され、表示素子11に照明光を導くための照明手段12と、表示素子11及び導光体12aを保持する略平板状の白色樹脂からなる樹脂ケース13と、前面フレーム14と背面フレーム15とでなり、表示手段10の外装ケースを構成する導電性材料からなるフレーム体16と、配線基板30に搭載された制御手段(図示せず)からの指令信号に基づいて、前記ソース線駆動回路並びに前記ゲート線駆動回路のタイミングを制御する各種タイミング信号を生成するタイミングコントローラ(図示せず)等が搭載された回路基板17とを有している。
そして、この場合、前面フレーム14とこの前面フレーム14と対をなす背面フレーム15とから構成されるフレーム体16は、その内部に表示素子11や導光体12a、光源12b、樹脂ケース13等を収納(収容)し、また回路基板17は、配線基板30と電気的に接続され、背面フレーム15の後述する第2の本体部の背面の一部に当接するように配置されている。
なお、必要に応じて、表示素子11を略均一にバックライト照明するための光学部材(例えば拡散シートやプリズムシート)を表示素子11と導光体12aとの間に1つ以上配置してもよい。
表示素子11は、例えば複数の画素を有するTFT型の液晶表示素子からなり、車両に搭載された各種センサからの検出信号に基づいて、車速やエンジン回転数、走行距離、燃料消費等の車両情報(所定情報)を表示する表示部11aを備えている。この表示部11aは、表示素子11の表示領域(図示せず)に表示される。
導光体12aは、略平板状の透光性合成樹脂からなり、表示素子11の背面に沿うように配置される。別の言い方をすれば、導光体12aは、光源12bから表示素子11へと至る照明光路中に配置されていることになる。
光源12bは、適宜色を発するチップ型発光ダイオードからなり、図2中、導光体12aの上側に位置する一側面12dに沿うように列状に複数個配置され、表示素子11に照明光を供給する発光体からなる。
前面フレーム14は、導電性材料からなり、略枠状にプレス成形され、その主要部をなす前面部14aと、この前面部14aの周縁から下方に向けて垂下形成された第1の周壁部14bとが一体形成された構成となっている。そして、前面部14aの略中央部には、表示部11aに対応するように略矩形状の開口窓からなる表示窓部14cが形成されている。
背面フレーム15は、前面フレーム14と同様に導電性材料からなり、断面略凹部形状にて形成され、その主要部をなす底面部15aと、この底面部15aの周縁から第1の周壁部14b側に向けて突出形成された第2の周壁部15bとが一体形成された構成となっている。
そして、図2中、上方に位置する第2の周壁部15bの内壁面15cには、第1のフレキシブル配線板12cが適宜固定手段を用いて固定され、各光源12bは、導光体12aの一側面12dと対向するように第1のフレキシブル配線板12cに設けられる導電路(図示せず)に実装される。
保護部材20は、その母材となる透光性樹脂材料からなる平板状の透光性基板21と、この透光性基板21の背面に印刷形成される黒色の遮光層からなる不透過部22とを有し、不透過部22は、表示部11aの表示領域を除くように(つまり前面フレーム14の前面部14aが視認者側から不可視状態となるように)透光性基板21の背面に印刷形成されている。視認者は、不透過部22が形成されていない透光性基板21箇所を通じて前記車両情報を視認することができる。
配線基板30は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、例えば表示素子11を表示動作させるための前記指令信号や光源12bを点灯動作させるための他の指令信号を出力する前記制御手段と、抵抗、コンデンサ等の回路部品(図示せず)とが前記配線パターンに導通接続されている。なお、31は、伝熱部材60に備えられる後述する第2の伝熱部を貫通させるべく、配線基板30に設けられた径小の貫通孔からなる孔部である。
ケース体40は、合成樹脂からなり、略箱形形状に形成され、車両用計器Dの外装ケースを構成するものであり、その内部には表示手段10や保護部材20、配線基板30、伝熱部材60等が収容されている。
また、ケース体40の前面側には、表示素子11の表示部11aに対応するように開口窓41が形成され、ケース体40の底部42には、配線基板30の孔部31に対応する位置に、前記第2の伝熱部を貫通させるための径小の貫通孔からなる貫通部43が設けられている。
放熱部材50は、アルミニウム等の熱伝導率の高い金属材料からなり、略平板状に形成され、その一部分が伝熱部材60の前記第2の伝熱部と当接するようにケース体40の背後に位置している。
伝熱部材60は、アルミニウム等の熱伝導率の高い金属材料からなり、略L字状に形成され、光源12の点灯に伴い光源12bから発せられる熱をフレーム体16から放熱部材50へと伝えるようにフレーム体16と放熱部材50と熱的に接続するものである。
また、伝熱部材60は、図3に示すように背面フレーム15の底面部15a(つまりフレーム体16)の背面の一部に当接するように配置された回路基板17を避けるように、前記一部を除いた底面部15aの背面箇所と当接している略コの字状の第1の伝熱部61と、ケース体40に設けられた貫通部43と配線基板30に設けられた他の貫通部としての孔部31との双方を貫通した状態で放熱部材50の前記一部分と当接する第2の伝熱部62とが一体形成された構成となっている。
なお、第1の伝熱部61と背面フレーム15の底面部15aとの間や、第2の伝熱部62と放熱部材50との間に、熱伝導シート70を介在させるような構成としてもよい。
ここで、第1の伝熱部61と第2の伝熱部62の形状に着目すると、図2に示すように、背面フレーム15(フレーム体16)と当接している第1の伝熱部61は配線基板30の板面方向Xに沿った幅が比較的広い幅広のブロック形状にて形成されている一方、径小の貫通孔からなる孔部31、貫通部43を貫通している第2の伝熱部62は、板面方向Xに沿った幅が第1の伝熱部61よりも狭い縦長で幅狭のブロック形状にて形成されている。つまり、本例の場合、第1の伝熱部61の配線基板30の板面方向Xに沿った大きさが、第2の伝熱部62の配線基板30の板面方向Xに沿った大きさよりも大きくなっている。
従って、回路基板17の配設位置を除いた底面部15a(背面フレーム15)の背面全体と上記のように幅広に形成された第1の伝熱部61とが広範囲で面接触(当接)していることで、光源12bの点灯に伴い光源12bから発せられる熱は、背面フレーム15→(幅広に形成された)第1の伝熱部61→(幅狭に形成された)第2の伝熱部62→(ケース体40の外部に位置する)放熱部材50へと効率よく導かれる。
以上の各部により、車両用計器Dが構成されている。このような構成において、表示素子11を表示動作させるための前記指令信号、並びに光源12bを点灯動作させるための前記他の指令信号が前記制御手段から出力されると、表示素子11の表示部11aには前記車両情報が表示されるとともに、光源12bの点灯に伴い、前記車両情報がバックライト照明される。
この際、光源12の点灯によって、光源12から発せられる熱は、背面フレーム15、(幅広に形成された)第1の伝熱部61、(幅狭に形成された)第2の伝熱部62、(ケース体40の外部に位置する)放熱部材50を経て、大気中に放散(放熱)されるため、放熱効率を向上させることが可能な車両用計器Dを提供することができる。
以上のように、本実施形態では、前記車両情報を表示する表示部11aを備えた表示素子11と表示素子11に照明光を供給する光源12bと表示素子11及び光源12bを収納する導電性材料からなるフレーム体16とを有する表示手段10と、この表示手段10の背後に位置する配線基板30と、表示手段10及び配線基板30を収容するケース体40と、このケース体40の背後に位置する放熱部材50とを備え、光源12bから発せられる熱をフレーム体16から放熱部材50へと伝えるようにフレーム体16と放熱部材50とを伝熱部材60によって熱的に接続し、伝熱部材60は、フレーム体16と当接する第1の伝熱部61と、ケース体40に設けられた貫通部43を貫通した状態で放熱部材50と当接する第2の伝熱部62とが一体形成された構成となっており、第1の伝熱部61の配線基板30の板面方向Xに沿った大きさが、第2の伝熱部62の配線基板30の板面方向Xに沿った大きさよりも大きくなっているものである。
従って、光源12から発せられる熱は、背面フレーム15、第1の伝熱部61、第2の伝熱部62、(車両用計器Dの外装ケースを構成するケース体40の外部に位置する)放熱部材50を経て、大気中に放散(放熱)されるため、放熱効率を向上させることが可能な車両用計器Dを提供することができる。
また本実施形態では、伝熱部材60の第2の伝熱部62が、配線基板30の孔部31とケース体40の貫通部43との双方を貫通している例について説明したが、例えば詳細図示は省略するが配線基板30に第2の伝達部62を避けるような切り欠き部を設けるか、または本実施形態の変形例として図4に示すように第2の伝達部62をケース体40の1つの側壁部44に沿うように(当接するように)配置し、第2の伝熱部62が貫通部43のみを貫通するような構成としてもよい。なお、図4に示す本実施形態の変形例において、伝熱部材60は、第1の伝熱部61の一部(つまり図4中、符号Yで示す延長部分)と第2の伝熱部62とが表示手段10の外部にはみ出るように位置し、第2の伝熱部62が放熱部材40と当接している状態となる。
また本実施形態では、底面部15aの背面と当接している伝熱部材60の第1の伝熱部61が、回路基板17の配設位置を避けるように略コの字状に形成されている例について説明したが、第1の伝熱部61の形状は、板面方向Xに沿った大きさが第2の伝熱部62よりも大きい形状であればあらゆる形状を採用することができ、例えば第1の伝熱部61の形状をL字状や枠形状に形成してもよいし、また本実施形態の他の変形例として図5に示すように板面方向X(あるいは板面方向Xとは直交する方向)に沿った第1の伝熱部61の中央部に回路基板17避けるような凹部等からなる窪み部63を設けてもよい。
(第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態を図6に基づいて説明するが、前述の第1実施形態と同一もしくは相当個所には同一の符号を用いてその詳細な説明は省略する。この第2実施形態では、伝熱部材60の第2の伝熱部62を廃止し、伝熱部材60が前記第1実施形態にて採用した第1の伝熱部61のみで構成されるとともに当該第2の伝熱部62に相当する箇所が放熱部材50側に一体形成された構成となっている。
つまり、第2実施形態における放熱部材50は、図6に示すように略L字状に形成され、ケース体40の背後に位置する第1の放熱部51と、ケース体40の貫通部43と配線基板30の孔部31とを貫通した状態で伝熱部材60(第1の伝熱部61)と当接する第2の放熱部52とが一体形成された構成となっている。なお、伝熱部材60と底面部15aとの間や、伝熱部材60と第2の放熱部52との間に、熱伝導シート70を介在させるような構成としてもよい。
ここで、伝熱部材60と第2の放熱部52の形状に着目すると、伝熱部材60は配線基板30の板面方向Xに沿った幅が比較的広い幅広のブロック形状にて形成されている一方、径小の貫通孔からなる孔部31、貫通部43を貫通している第2の放熱部52は、板面方向Xに沿った幅が伝熱部材60よりも狭い縦長で幅狭のブロック形状にて形成されている。つまり、第2実施形態の場合、伝熱部材60の配線基板30の板面方向Xに沿った大きさが、第2の放熱部52の配線基板30の板面方向Xに沿った大きさよりも大きくなっている。
かかる第2実施形態よれば、放熱部材50は、ケース体40の背後に位置する第1の放熱部51と、ケース体40に設けられた貫通部43と配線基板30に設けられた他の貫通部としての孔部31との双方を貫通した状態で伝熱部材60と当接する第2の放熱部52とが一体形成された構成となっており、伝熱部材60の配線基板30の板面方向Xに沿った大きさが、第2の放熱部52の配線基板30の板面方向Xに沿った大きさよりも大きくなっているものである。
従って、回路基板17の配設位置を除いた底面部15a(背面フレーム15)の背面全体と幅広に形成された伝熱部材60とが広範囲で面接触(当接)していることで、光源12bの点灯に伴い光源12bから発せられる熱は、背面フレーム15、伝熱部材60、(幅狭に形成された)第2の放熱部52、(ケース体40の外部に配置された)第1の放熱部51を経て、大気中に放散(放熱)されるため、前記第1実施形態と同様に放熱効率を向上させることが可能な車両用計器Dを提供することができる。
また本第2実施形態では、放熱部材50の第2の放熱部52が、配線基板30の孔部31とケース体40の貫通部43との双方を貫通している例について説明したが、例えば詳細図示は省略するが配線基板30に第2の放熱部52を避けるような切り欠き部を設けるか、または本第2実施形態の変形例として図7に示すように第2の放熱部52をケース体40の1つの側壁部44に沿うように(当接するように)配置し、第2の放熱部52が貫通部43のみを貫通するような構成としてもよい。
なお、図7に示す本第2実施形態の変形例において、伝熱部材60は、その所要部(つまり図7中、符号Yで示す延長部分)が表示手段10の外部にはみ出るように位置しており、当該所要部が第2の放熱部52と当接している状態となる。
また、図7に示す本第2実施形態の変形例のように第2の放熱部52が1つの側壁部44に沿うように(当接するように)配置される場合にあっては、ケース体40と放熱部材50とをインサート成形にて一体的に形成することも可能である。なお、インサート成形にてケース体40と放熱部材50とを一体形成する場合、必要に応じて第2の放熱部52に対応する側壁部44箇所に貫通孔形状の開口部(図示せず)を1つ以上設けてもよく、この場合、前記開口部から第2の放熱部52が部分的に露出する構成となるので、より放熱効率を向上させることができる。しかも、前記開口部を塞ぐように第2の放熱部52が側壁部44に密着(当接)しているので、例えば自動二輪車のごとき車両においては、放熱部材50と前記開口部の形成されたケース体40とのインサート成形は、防水性を高めるために有利な構成であると言える。
10 表示手段
11 表示素子
11a 表示部
12 照明手段
12b 光源
13 樹脂ケース
14 前面フレーム
14c 表示窓部
15 背面フレーム
16 フレーム体
17 回路基板
20 保護部材
30 配線基板
31 孔部(他の貫通部)
40 ケース体
43 貫通部
50 放熱部材
51 第1の放熱部
52 第2の放熱部
60 伝熱部材
61 第1の伝熱部
62 第2の伝熱部
63 窪み部
X 板面方向

Claims (4)

  1. 所定情報を表示する表示部を備えた表示素子と前記表示素子に照明光を供給する光源と前記表示素子及び前記光源を収納する導電性材料からなるフレーム体とを有する表示手段と、
    前記表示手段の背後に位置する配線基板と、
    前記表示手段及び前記配線基板を収容するケース体と、
    前記ケース体の背後に位置する放熱部材とを備え、
    前記光源から発せられる熱を前記フレーム体から前記放熱部材へと伝えるように前記フレーム体と前記放熱部材とを伝熱部材によって熱的に接続し、
    前記伝熱部材は、前記フレーム体と当接する第1の伝熱部と、前記ケース体に設けられた貫通部を貫通した状態で前記放熱部材と当接する第2の伝熱部とが一体形成された構成となっており、
    前記第1の伝熱部の前記配線基板の板面方向に沿った大きさが、前記第2の伝熱部の前記配線基板の板面方向に沿った大きさよりも大きくなっていることを特徴とする表示装置。
  2. 所定情報を表示する表示部を備えた表示素子と前記表示素子に照明光を供給する光源と前記表示素子及び前記光源を収容する導電性材料からなるフレーム体とを有する表示手段と、
    前記表示手段の背後に位置する配線基板と、
    前記表示手段及び前記配線基板を収容するケース体と、
    前記ケース体の背後に位置する第1の放熱部を有する放熱部材とを備え、
    前記光源から発せられる熱を前記フレーム体から前記放熱部材へと伝えるように前記フレーム体と前記放熱部材とを伝熱部材によって熱的に接続し、
    前記放熱部材は、前記第1の放熱部と、前記ケース体に設けられた貫通部を貫通した状態で前記伝熱部材と当接する第2の放熱部とが一体形成された構成となっており、
    前記伝熱部材の前記配線基板の板面方向に沿った大きさが、前記第2の放熱部の前記配線基板の板面方向に沿った大きさよりも大きくなっていることを特徴とする表示装置。
  3. 前記伝熱部材は、前記第1の伝熱部の一部と前記第2の伝熱部とが前記表示手段の外部に位置し、前記第2の伝熱部が前記放熱部材と当接していることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 前記伝熱部材は、その所要部が前記表示手段の外部に位置し、前記所要部が前記第2の放熱部と当接していることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
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