JP2016114646A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示器からの発熱を良好に放散できる表示装置を提供する。【解決手段】 回路基板20,120は、表示器10,110を制御する制御手段21,121を搭載している。ケース30,130は、表示器10,110及び回路基板20,120を収納する。熱伝導部材50,150は、表示器10,110及びケース30,130に当接し、表示器10,110の熱をケース30,130に伝える。ケース30,130の少なくとも一部は熱伝導性樹脂からなる。熱伝導部材50,150は、ケース30,130に当接する熱伝導シート53,153を有する。熱伝導部材50,150は、表示器10,110に当接する熱伝導シート52,152を有する。【選択図】 図1
Description
本発明は、液晶表示器等の表示器を備えた表示装置に関するものである。
従来の表示装置として、例えば特許文献1に開示されたものがある。斯かる表示装置は、透過型表示パネルと、この透過型表示パネルの背後側に配設される光源と、前記透過型表示パネルおよび前記光源を保持する熱伝導性樹脂からなるケース体と、前記ケース体と一体に設けられ、前記ケース体の表面積を増加してなる放熱部と、を備えてなるものであり、熱伝導性樹脂からなるケース体によって熱が拡散しやすくなり、光源からの発熱を直接ケース体に設けられた放熱部によってケース体の外部へと放熱することができる。
しかしながら、二輪車両計器のように、ほぼ密閉形状の筺体内部に表示器が収納されている構成の表示装置においては、内部空気による対流が得られにくいため、密閉形状の筺体内部に収納されている表示器については放熱効果が低いという問題を有していた。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、表示器からの発熱を良好に放散できる表示装置を提供するものである。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、表示器からの発熱を良好に放散できる表示装置を提供するものである。
本発明は、表示器10,110と、前記表示器10,110を制御する制御手段21,121を搭載した回路基板20,120と、前記表示器10,110及び前記回路基板20,120を収納するケース30,130と、前記表示器10,110及び前記ケース30,130に当接し前記表示器10,110の熱を前記ケース30,130に伝える熱伝導部材50,150と、を備え、前記ケース30,130の少なくとも一部は熱伝導性樹脂からなるものである。
また、本発明は、前記熱伝導部材50,150は、前記ケース30,130に当接する熱伝導シート53,153を有するものである。
また、本発明は、前記熱伝導部材50,150は、前記表示器10,110に当接する熱伝導シート52,152を有するものである。
また、本発明は、前記熱伝導部材50,150の少なくとも一部は、熱伝導性樹脂からなるものである。
また、本発明は、前記熱伝導性樹脂の熱伝導率は1.0W・m−1・K−1以上であるものである。
熱伝導部材にて表示器の熱をケースに伝え、表示器の熱をケース外に放散することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態を説明する。図1は、第一実施形態を示すものである。車両用表示装置は、液晶表示器(表示器)10,回路基板20,ケース30,中ケース40,熱伝導部材50を備えている。
液晶表示器10は、例えば4.2インチのカラー液晶モジュールからなるものであり、TFT型液晶表示パネル及びバックライトユニットを有している。液晶表示器10は、図示しない可撓性配線部材により、回路基板20と電気的に接続されている。回路基板20は、ガラスエポキシ樹脂からなる基材に銅箔からなる配線パターンを形成したものであり、回路基板20には、液晶表示器10を制御するマイコン(制御手段)21等の各種電子部品が実装されている。
ケース30は、上ケース31と下ケース32とから構成されている。上ケース31は、液晶表示器10の画面を視認するための窓部31aと、熱伝導性樹脂からなる枠部31bとを有している。上ケース31の窓部31aは、アクリル等の透光性樹脂からなるものであり、矩形になっている。下ケース32は、熱伝導性樹脂からなるものであり、底壁部32bと周壁部32cとを有している。
熱伝導性樹脂は、熱伝導率が1.0[W・m−1・K−1]以上であることが望ましく、熱伝導性樹脂としては、例えば、株式会社カネカ製HP007を用いることができる。下ケース32の周壁部32cは、図示しないフックやビスによって上ケース31の枠部31bに固定されている。
中ケース40は、熱伝導性樹脂からなるものであり、底壁部41及び周壁部42を有している。中ケース40の底壁部41は、回路基板20の前面に当接している。中ケース40の周壁部42は、上ケース31の枠部31bに当接している。中ケース40には、液晶表示器10が収納されている。
熱伝導部材50は、熱伝導体51と熱伝導シート52,53とから構成されており、液晶表示器10及び回路基板20の熱をケース30に伝える。熱伝導体51は、金属または熱伝導性樹脂からなるものであり、上壁部51a,側壁部51b,下壁部51cを有する断面コ字形状になっている。熱伝導体51の上壁部51aは、中ケース40の周壁部42に挿通されている。熱伝導体51の側壁部51bは、上ケース31の枠部31bと、下ケース32の周壁部32cとに当接している。
熱伝導シート52,53としては、例えば、信越化学工業株式会社製TC−100CAB−10を用いることができる。熱伝導シート52は、熱伝導体51の上壁部51aの前面に貼着されており、液晶表示器10の後面に当接している。熱伝導シート53は、熱伝導体51の下壁部51cの後面に貼着されており、下ケース32の底壁部32bに当接している。
表示器10は発熱を伴うが、表示器10の熱は、熱伝導シート52,熱伝導体51,熱伝導シート53を介して下ケース32に伝わり、表示器10の熱は下ケース32によりケース30外に放散される。且つ、回路基板20に搭載された各種電子部品は発熱を伴うが、回路基板20の熱は、熱伝導体51,熱伝導シート53を介して下ケース32に伝わり、ケース30外に放散される。
図2は、第二実施形態を示すものである。車両用表示装置は、液晶表示器(表示器)110,回路基板120,ケース130,熱伝導部材150を備えている。
液晶表示器110は、例えば4.2インチのカラー液晶モジュールからなるものであり、TFT型液晶表示パネル及びバックライトユニットを有している。液晶表示器110は、図示しない可撓性配線部材により、回路基板120と電気的に接続されている。回路基板120は、ガラスエポキシ樹脂からなる基材に銅箔からなる配線パターンを形成したものであり、回路基板120には、液晶表示器110を制御するマイコン(制御手段)121等の各種電子部品が実装されている。
ケース130は、上ケース131と下ケース132とから構成されている。上ケース131は、液晶表示器110の画面を視認するための窓部131aと、熱伝導性樹脂からなる枠部131bとを有している。上ケース131の窓部131aは、アクリル等の透光性樹脂からなるものであり、矩形になっている。下ケース132は、熱伝導性樹脂からなるものであり、底壁部132bと周壁部132cとを有している。
熱伝導性樹脂は、熱伝導率が1.0[W・m−1・K−1]以上であることが望ましく、熱伝導性樹脂としては、例えば、株式会社カネカ製HP007を用いることができる。下ケース132の周壁部132cは、図示しないフックやビスによって上ケース131の枠部131bに固定されている。
熱伝導部材150は、熱伝導体151と熱伝導シート152,153とから構成されており、液晶表示器110及び回路基板120の熱をケース130に伝える。熱伝導体151は、金属または熱伝導性樹脂からなるものであり、上壁部151a,側壁部151b,下壁部151cを有する。熱伝導体151の上壁部151aの後面には、回路基板120が配設されており、熱伝導体151の上壁部151aは、回路基板120の前面に当接している。熱伝導体151の側壁部151bは、上ケース131の枠部131bと、下ケース132の周壁部132cとに当接している。
熱伝導シート152,153としては、例えば、信越化学工業株式会社製TC−100CAB−10を用いることができる。熱伝導シート152は、熱伝導体151の上壁部51aの前面に貼着されており、液晶表示器110の後面に当接している。熱伝導シート153は、熱伝導体151の下壁部151cの後面に貼着されており、下ケース132の底壁部132bに当接している。
表示器110は発熱を伴うが、表示器110の熱は、熱伝導シート152,熱伝導体151,熱伝導シート153を介して下ケース132に伝わり、表示器110の熱は下ケース132によりケース130外に放散される。且つ、回路基板120に搭載された各種電子部品は発熱を伴うが、回路基板120の熱は、熱伝導体151,熱伝導シート153を介して下ケース132に伝わり、ケース130外に放散される。
第一,第二実施形態は、液晶表示器10,110と、液晶表示器10,110を制御するマイコン21,121を搭載した回路基板20,120と、液晶表示器10,110及び回路基板20,120を収納するケース30,130と、液晶表示器10,110及びケース30,130に当接し液晶表示器10,110の熱をケース30,130に伝える熱伝導部材50,150と、を備え、ケース30,130の少なくとも一部は熱伝導性樹脂からなるものであり、熱伝導部材50,150にて液晶表示器10,110の熱をケース30,130に伝え、液晶表示器10,110の熱をケース30,130外に放散することができる。
なお、本発明は、第一,第二実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、第一,第二実施形態は、上ケース31,131の枠部31b,131bが熱伝導性樹脂からなるものであったが、ポリプロピレン等の樹脂からなるものであっても良い。また、表示器は、例えば有機ELパネルであっても良い。
10 液晶表示器(表示器)
20 回路基板
21 マイコン(制御手段)
30 ケース
50 熱伝導部材
52 熱伝導シート
53 熱伝導シート
110 液晶表示器(表示器)
120 回路基板
121 マイコン(制御手段)
130 ケース
150 熱伝導部材
152 熱伝導シート
153 熱伝導シート
20 回路基板
21 マイコン(制御手段)
30 ケース
50 熱伝導部材
52 熱伝導シート
53 熱伝導シート
110 液晶表示器(表示器)
120 回路基板
121 マイコン(制御手段)
130 ケース
150 熱伝導部材
152 熱伝導シート
153 熱伝導シート
Claims (5)
- 表示器と、前記表示器を制御する制御手段を搭載した回路基板と、前記表示器及び前記回路基板を収納するケースと、前記表示器及び前記ケースに当接し前記表示器の熱を前記ケースに伝える熱伝導部材と、を備え、前記ケースの少なくとも一部は熱伝導性樹脂からなることを特徴とする表示装置。
- 前記熱伝導部材は、前記ケースに当接する熱伝導シートを有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記熱伝導部材は、前記表示器に当接する熱伝導シートを有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記熱伝導部材の少なくとも一部は、熱伝導性樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記熱伝導性樹脂の熱伝導率は1.0W・m−1・K−1以上であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2014250811A JP2016114646A (ja) | 2014-12-11 | 2014-12-11 | 表示装置 |
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JP2014250811A JP2016114646A (ja) | 2014-12-11 | 2014-12-11 | 表示装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2020053567A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 日本ルメンタム株式会社 | 光モジュール |
JP2021129059A (ja) * | 2020-02-14 | 2021-09-02 | シャープ株式会社 | 電子機器 |
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2014
- 2014-12-11 JP JP2014250811A patent/JP2016114646A/ja active Pending
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JP2020053567A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 日本ルメンタム株式会社 | 光モジュール |
JP7245626B2 (ja) | 2018-09-27 | 2023-03-24 | 日本ルメンタム株式会社 | 光モジュール |
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