JP2016109798A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 製品コストを抑えることができ、且つ、回路基板の熱をケース外に放散できる表示装置を提供する。【解決手段】 回路基板20,70は、表示器10,60を制御する制御手段21,71を搭載する。ケース30,80は、表示器10,60及び回路基板20,70を収納する。ケース30,80の少なくとも一部は熱伝導性樹脂からなる。ケース30,80は、回路基板20,70を支持する支持部32c,82cを有する。支持部32c,82cは、熱伝導性シート35,85を介して、回路基板20,70を支持する。ケース30,80は放熱フィン32b,82bを有する。【選択図】 図1
Description
本発明は、液晶表示器等の表示器を備えた表示装置に関するものである。
従来の表示装置として、例えば特許文献1に開示されたものがある。斯かる表示装置は、ケースと、回路基板を有しケース内に収納される表示ユニットと、ケースにインサート成形され、取付部と実機部品とを固定手段によって固定するものである。回路基板は、取付部が貫通する貫通穴を有し、取付部は、良熱伝導材からなり、表示ユニットの裏面側に弾性部材を介して設けられている。表示ユニットが収納されたケース内の熱はケース外に放散される。
しかしながら、金属製の取付部をインサート成形にて樹脂材料からなるケースに一体成形するものであるため、金型構造が複雑になり、製品コストが高いという問題を有していた。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、製品コストを抑えることができ、且つ、回路基板の熱をケース外に放散できる表示装置を提供するものである。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、製品コストを抑えることができ、且つ、回路基板の熱をケース外に放散できる表示装置を提供するものである。
本発明は、表示器10,60と、前記表示器10,60を制御する制御手段21,71を搭載した回路基板20,70と、前記表示器10,60及び前記回路基板20,70を収納するケース30,80と、を備えた表示装置であって、前記ケース30,80の少なくとも一部は熱伝導性樹脂からなると共に、前記ケース30,80は前記回路基板20,70を支持する支持部32c,82cを有するものである。
また、本発明は、前記支持部32c,82cは、熱伝導性シート35,85を介して、前記回路基板20,70を支持するものである。
また、本発明は、前記ケース30,80は放熱フィン32b,82bを有するものである。
また、本発明は、前記熱伝導性樹脂の熱伝導率は1.0W・m−1・K−1以上であるものである。
また、本発明は、前記ケース30,80は、前記表示器10,60を視認するための窓部31aを有するものである。
ケースの支持部から回路基板の熱をケースに伝えて、ケース外に放散することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態を説明する。図1は、第一実施形態を示すものである。
車両用表示装置は、液晶表示器(表示器)10,回路基板20,ケース30,中ケース40を備えている。液晶表示器10は、例えば4.2インチのカラー液晶モジュールからなるものであり、TFT型液晶表示パネル及びバックライトユニットを有している。液晶表示器10は、図示しない可撓性配線部材により、回路基板20と電気的に接続されている。回路基板20は、ガラスエポキシ樹脂からなる基材に銅箔からなる配線パターンを形成したものであり、回路基板20には、液晶表示器10を制御するマイコン(制御手段)21等の各種電子部品が実装されている。
ケース30は、上ケース31と下ケース32とから構成されている。上ケース31は、液晶表示器10の画面を視認するための窓部31aと、熱伝導性樹脂からなる枠部31bとを有している。上ケース31の窓部31aは、アクリル等の透光性樹脂からなるものであり、矩形になっている。下ケース32は、熱伝導性樹脂からなるものであり、放熱フィン32bと、回路基板20を支持するボス部(支持部)32cとを有している。
下ケース32の下面には凹部32dが形成されており、この凹部32dに対応する箇所がボス部32cになっている。下ケース32の放熱フィン32bは、凹部32dの近傍に形成されている。熱伝導性樹脂は、熱伝導率が1.0[W・m−1・K−1]以上であることが望ましく、熱伝導性樹脂としては、例えば、株式会社カネカ製HP007を用いることができる。上ケース31は、図示しないフックやビスによって下ケース32の枠部31bに固定されている。
回路基板20は、ゴム製材料からなる熱伝導シート35を介して、下ケース32のボス部32cに支持されている。熱伝導シート35としては、例えば、信越化学工業株式会社製TC−100CAB−10を用いることができる。回路基板20は、ビス37によって下ケース32のボス部32cに固定されている。回路基板20を固定するビス37は、下ケース32の凹部32dから挿入され、ボス部32c,回路基板20,底壁部41に螺着される。
中ケース40は、熱伝導性樹脂からなるものであり、底壁部41及び周壁部42を有している。中ケース40の底壁部41は、回路基板20の前面に当接している。中ケース40の周壁部42は、上ケース31の枠部31bに当接している。中ケース40には、液晶表示器10が収納されている。
回路基板20に搭載された各種電子部品は発熱を伴うが、回路基板20の発熱は、熱伝導シート35,ボス部32cを介して、下ケース32に伝わり、ケース30外に放散される。また、回路基板20の発熱は、中ケース40を介して、上ケース31に伝わり、ケース30外に放散される。
図2は、第二実施形態を示すものである。
車両用表示装置は、液晶表示器(表示器)60,回路基板70,ケース80,中ケース90を備えている。液晶表示器60は、例えば4.2インチのカラー液晶モジュールからなるものであり、TFT型液晶表示パネル及びバックライトユニットを有している。液晶表示器60は、図示しない可撓性配線部材により、回路基板70と電気的に接続されている。回路基板70は、ガラスエポキシ樹脂からなる基材に銅箔からなる配線パターンを形成したものであり、回路基板70には、液晶表示器60を制御するマイコン(制御手段)71等の各種電子部品が実装されている。
ケース80は、上ケース81と下ケース82とから構成されている。上ケース81は、液晶表示器60の画面を視認するための窓部81aと、熱伝導性樹脂からなる枠部81bと、ビス87を螺着するための固定部81cとを有している。上ケース81の窓部81aは、アクリル等の透光性樹脂からなるものであり、矩形になっている。下ケース82は、熱伝導性樹脂からなるものであり、放熱フィン82bと、回路基板70を支持するボス部(支持部)82cとを有している。
下ケース82の下面には凹部82dが形成されており、この凹部82dに対応する箇所がボス部82cになっている。下ケース82の放熱フィン82bは、凹部82dの近傍に形成されている。熱伝導性樹脂は、熱伝導率が1.0[W・m−1・K−1]以上であることが望ましく、熱伝導性樹脂としては、例えば、株式会社カネカ製HP007を用いることができる。上ケース81は、図示しないフックやビスによって下ケース82の枠部81bに固定されている。
回路基板70は、ゴム製材料からなる熱伝導シート85を介して、下ケース82のボス部82cに支持されている。熱伝導シート85としては、例えば、信越化学工業株式会社製TC−100CAB−10を用いることができる。回路基板70は、ビス87によって下ケース82のボス部82cに固定されている。回路基板70を固定するビス87は、下ケース82の凹部82dから挿入され、ボス部82c,回路基板70,固定部81cに螺着される。
中ケース90は、熱伝導性樹脂からなるものであり、底壁部91及び周壁部92を有している。中ケース90の底壁部91は、回路基板70の前面に当接している。中ケース90の周壁部92は、上ケース81の枠部81bに当接している。中ケース90には、液晶表示器60が収納されている。
回路基板70に搭載された各種電子部品は発熱を伴うが、回路基板70の発熱は、熱伝導シート85,ボス部82cを介して、下ケース82に伝わり、ケース80外に放散される。また、回路基板70の発熱は、中ケース90を介して、上ケース81に伝わり、ケース80外に放散される。
第一,第二実施形態は、液晶表示器10,60と、液晶表示器10,60を制御する制御手段21,71を搭載した回路基板20,70と、表示器10,60及び前記回路基板20,70を収納するケース30,80と、を備えた車両用表示装置であって、ケース30,80の少なくとも一部は熱伝導性樹脂からなると共に、ケース30,80は回路基板20,70を支持するボス部32c,82cを有するものであり、ボス部32c,82cを介して、回路基板20,70の発熱をケース30,80外に放散させることができる。
且つ、ケース30,80に放熱フィン32b,82bを設けたことにより、更に放熱性が向上する。また、熱伝導性シート35,85にて、下ケース32,82のボス部32c,82cと回路基板20,70とを密着させることにより、更に放熱性が向上する。
なお、本発明は、第一,第二実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、第一,第二実施形態は、上ケース31,81の枠部31b,81bが熱伝導性樹脂からなるものであったが、ポリプロピレン等の樹脂からなるものであっても良い。
10 液晶表示器(表示器)
20 回路基板
21 マイコン(制御手段)
30 ケース
31a 窓部
32b 放熱フィン
32c ボス部(支持部)
35 熱伝導性シート
60 液晶表示器(表示器)
70 回路基板
71 マイコン(制御手段)
80 ケース
81a 窓部
82b 放熱フィン
82c ボス部(支持部)
85 熱伝導性シート
20 回路基板
21 マイコン(制御手段)
30 ケース
31a 窓部
32b 放熱フィン
32c ボス部(支持部)
35 熱伝導性シート
60 液晶表示器(表示器)
70 回路基板
71 マイコン(制御手段)
80 ケース
81a 窓部
82b 放熱フィン
82c ボス部(支持部)
85 熱伝導性シート
Claims (5)
- 表示器と、前記表示器を制御する制御手段を搭載した回路基板と、前記表示器及び前記回路基板を収納するケースと、を備えた表示装置であって、前記ケースの少なくとも一部は熱伝導性樹脂からなると共に、前記ケースは前記回路基板を支持する支持部を有することを特徴とする表示装置。
- 前記支持部は、熱伝導性シートを介して、前記回路基板を支持することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記ケースは放熱フィンを有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記熱伝導性樹脂の熱伝導率は1.0W・m−1・K−1以上であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記ケースは、前記表示器を視認するための窓部を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014245688A JP2016109798A (ja) | 2014-12-04 | 2014-12-04 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014245688A JP2016109798A (ja) | 2014-12-04 | 2014-12-04 | 表示装置 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2014245688A Pending JP2016109798A (ja) | 2014-12-04 | 2014-12-04 | 表示装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018124320A (ja) * | 2017-01-30 | 2018-08-09 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
JP2020030343A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
WO2022150954A1 (zh) * | 2021-01-12 | 2022-07-21 | 深圳市艾比森光电股份有限公司 | 显示屏箱体以及显示屏 |
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2014
- 2014-12-04 JP JP2014245688A patent/JP2016109798A/ja active Pending
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