JP2014202568A5 - - Google Patents

Description

本発明の１つの側面は、指令信号に従ってスケールの位置又は角度の計測値を出力するエンコーダであって、前記スケールからの信号の検出を行って検出信号を出力する検出部と、処理部と、を含み、前記処理部は、前記検出信号に基づいて前記スケールの位置又は角度を示すデータを生成する生成部と、遅延時間を計測し、該計測された遅延時間を前記検出部の検出遅延時間によって補正する遅延時間計測部と、前記補正された遅延時間に対応する前記位置又は角度の変化量に基づいて前記データを補正する補正部と、前記指令信号の受信に従って前記補正部により補正されたデータを出力する出力部と、を含み、前記遅延時間計測部は、前記検出の開始に従って前記遅延時間の計測を開始し、かつ複数の前記遅延時間の計測を並行して行う、ことを特徴とする。

Claims (13)

1. 指令信号に従ってスケールの位置又は角度の計測値を出力するエンコーダであって、
   前記スケールからの信号の検出を行って検出信号を出力する検出部と、
   処理部と、を含み、
   前記処理部は、
   前記検出信号に基づいて前記スケールの位置又は角度を示すデータを生成する生成部と、
   遅延時間を計測し、該計測された遅延時間を前記検出部の検出遅延時間によって補正する遅延時間計測部と、
   前記補正された遅延時間に対応する前記位置又は角度の変化量に基づいて前記データを補正する補正部と、
   前記指令信号の受信に従って前記補正部により補正されたデータを出力する出力部と、を含み、
   前記遅延時間計測部は、前記検出の開始に従って前記遅延時間の計測を開始し、かつ複数の前記遅延時間の計測を並行して行う、
   ことを特徴とするエンコーダ。
2. 前記生成部は、前記指令信号の受信に従って、前記検出部による前記検出と並行して前記データを生成することを特徴とする請求項１に記載のエンコーダ。
3. 前記指令信号は周期的に送信され、該周期は、前記検出に要する時間より長く、かつ、前記検出部、前記生成部、前記補正部、および前記出力部による各処理に要する時間の和より短い、ことを特徴とする請求項１または２に記載のエンコーダ。
4. 前記補正部は、前記スケールの速度または角速度と前記補正された遅延時間とに基づいて前記データを補正する、ことを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載のエンコーダ。
5. 前記検出部は、前記指令信号に基づいて前記検出を開始する、ことを特徴とする請求項１ないし４のいずれか１項に記載のエンコーダ。
6. 前記検出部は、前記指令信号とは独立して前記検出を開始する、ことを特徴とする請求項１ないし４のいずれか１項に記載のエンコーダ。
7. 前記検出部は、光電変換素子を含み、
   前記処理部は、前記検出信号をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換器を含む、ことを特徴とする請求項１ないし６のいずれか１項に記載のエンコーダ。
8. 指令信号に従ってスケールの位置又は角度の計測値を出力する方法であって、
   前記スケールからの信号の検出を行って検出信号を出力する検出工程と、
   前記検出信号に基づいて前記スケールの位置又は角度を示すデータの生成を行う生成工程と、
   遅延時間の計測を行い、該計測により得られた遅延時間を前記検出における検出遅延時間によって補正する計測工程と、
   前記補正された遅延時間に対応する前記位置又は角度の変化量に基づいて前記データを補正する補正工程と、
   前記指令信号の受信に従って前記補正されたデータを出力する出力工程と、を含み、
   前記検出の開始に従って前記遅延時間の計測を開始し、かつ複数の前記遅延時間の計測を並行して行う、
   ことを特徴とする方法。
9. 前記指令信号の受信に従って、前記検出工程における前記検出と並行して前記生成工程における前記データの生成を行うことを特徴とする請求項８に記載の方法。
10. 前記指令信号は周期的に送信され、該周期は、前記検出に要する時間より長く、かつ、前記検出工程、前記生成工程、前記補正工程、および前記出力工程における各処理に要する時間の和より短い、ことを特徴とする請求項８または９に記載の方法。
11. 前記補正工程は、前記スケールの速度または角速度と前記補正された遅延時間とに基づいて前記データを補正する、ことを特徴とする請求項８ないし１０のいずれか１項に記載の方法。
12. 前記検出工程は、前記指令信号に基づいて前記検出を開始する、ことを特徴とする請求項８ないし１１のいずれか１項に記載の方法。
13. 前記検出工程は、前記指令信号とは独立して前記検出を開始する、ことを特徴とする請求項８ないし１１のいずれか１項に記載の方法。