JP2014201317A - 連続製袋充填包装装置、及び連続製袋充填包装方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来技術はフィルムで袋を形成し、密封部分を易開封性シールができるように、特殊な共押出フィルムからなるテープを介在させる包装体を製造する技術であるが、縦シールをセンターではなく、左右どちらかに片寄せしてずらすのか具体的に開示されていない。
【解決手段】 巻回されたフィルム1を繰り出しロール間で平坦状になったフィルム1の一方の端面に、一面は強いシール性、他面は易開封シール性を有する縦シール用テープ5を接着し、左右非対称のフォーマ3に巻き付けながら、中心から左右どちらかに所定量ずらしてフィルム両端部4を合掌状に突き合わせて縦シール台6で縦シールし、縦シールを折り畳み、さらに筒状フィルム7を繰り下げて底部8を横シール台9で横シールをし、充填投入口2から内容物を投入して、さらに内容物の入った筒状フィルム7を繰り下げて、横シール台9により筒状フィルム7の上部10をシールする連続製袋充填包装装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、広くは食品等の粘体、液体、または固形物、あるいは粘体または液体に固形物の入った包装物を連続充填包装するもので、ボイル加熱、電子レンジ加熱、ボイル殺菌、レトルト殺菌の加熱・殺菌をしたり、さらに二次殺菌としても使用できるもので、例えば電子レンジにより加熱調理できると共に、加熱に伴って生ずる包装体内部の上昇圧を逃避させて、該上昇圧による包装体の破裂を防止する、所定幅のヒートシールにより合掌状に接合する合掌接合部を片寄せした位置に形成する連続製袋充填包装装置、及び連続製袋充填包装方法に関するものである。
従来、図5、図6に示すように、フィルムを繰り出しフォーマで筒状に成形し、両端部を引き寄せて、さらに両端を重ねて合掌状にし、センターで縦シール台によってフィルムとフィルムを接合し、下部で横シール台によって底部を横シールする。この袋状になった状態で被包装物を充填投入口から充填し、繰り下げて袋上部を横シール台で密封シールすることで包装体を製造する縦送り連続製袋充填包装装置が存在している。さらに、縦ピロー式で包材ロールより連続あるいは間欠的に繰り出されたプラスチックフィルムを、充填投入口へ巻き付けながらその両端部をそれぞれ重ね合わせ、この重ね合わせ部を縦シールバーによりヒートシールして筒状としつつ、底部を横シールバーによりヒートシールして袋状として、この筒状内部へ充填投入口8から内容物を充填する加熱処理用包装体を製造する縦送り製袋充填包装装置(例えば、特許文献1参照)が存在している。
特許第4150513号公報(特許請求の範囲の欄、発明の詳細な説明の欄、及び図1〜図12を参照)
前記図5、図6で示した従来技術の製袋しながら内容物を充填し密封包装する縦ピロー式充填包装装置は、包材ロールより連続あるいは間欠的に繰り出されたプラスチックフィルムを、充填投入口へ巻き付けながらその両端部をそれぞれ重ね合わせ、一方、テープは、充填投入口の近傍においてロール状に巻き付けたものを懸架しておき、前記重ね合わせ部に挟み込まれるように繰り出しながら挿入した後、この重ね合わせ部を縦シールバーにより、前記重ね合わせたプラスチックフィルムと挿入テープとをヒートシールして筒状としつつ、底部を横シールバーによりヒートシールして袋状として、この筒状内部へ充填投入口から内容物を充填する縦送り連続製袋充填包装装置である。
しかしながら、従来の縦送り連続製袋充填包装装置は加熱処理用に供することはできない。すなわち、電子レンジにより加熱調理すると、加熱に伴って生ずる内部の上昇圧で包装体が破裂してしまうという欠点がある。
また、特許文献1に開示されている従来技術は、包装ロールより連続、あるいは間欠的に繰り出されたフィルムを充填投入口に設けたフォーマへ巻き付けながら、フィルム両端部をそれぞれ重ね合わせ、合掌貼りをする際、充填投入口の近傍にロール状に巻き付けた挿入テープを、フィルム重ね合わせ部に挟み込まれるように繰り出しながらフィルム両端間に挿入した後、この重ね合わせ部を縦シール台でヒートシールして、筒状としつつ、底部を横シール台によりヒートシールして袋状として、この袋状内部へ内容物を充填投入口から充填し、上部を横シール台によりヒートシールして包装体を製造するものであるが、この従来技術では、プラスチックフィルムで袋を形成するが、その密封部分を易開封性シールができるように、単層フィルムである基材に特殊な共押出フィルムを重合して形成されたテープを介在させて包装体を製造する技術であるが、具体的にどのようにして縦シールをセンターではなく、左右どちらかに片寄せしてずらすのか、開示されていなく、極めて具体性に欠けるものである。
本発明は、これらの問題を解決した連続製袋充填包装装置、及び連続製袋充填包装方法を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決することができる本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りの連続製袋充填包装装置であり、次のようなものである。
ロール状に巻回したフィルムと、繰り出しロールと、ロール状に巻回した縦シール用テープと、充填投入口と、左右非対称のフォーマと、フィルム送り装置と、縦シール台と、横シール台からなる製袋充填包装装置であって、ロール状に巻回されたフィルムを送り出す送り装置と、送り出されたフィルムを繰り出す送りロール間で平坦状にしたフィルムの左右どちらか一方の端面部に、ロール状に巻回された一面は強いシール性を有し、他面は易開封シール性を有する縦シール用テープをシール台で接着し、充填投入口を囲むように設けた左右非対称のフォーマに巻き付けながら、中心から左右どちらかに所定量ずらしてフィルム両端部をそれぞれ合掌状に突き合わせた部分を縦シールする縦シール台と、該縦シール台は縦シールする際、フィルムと縦シール用テープは接着するが、フィルム同士は非接着にできる縦シール台であり、この縦シール部を倒すガイドと、さらに筒状フィルムを繰り下げて底部をシールする横シール台と、充填投入口から内容物を投入して、さらに内容物の入った筒状フィルムを繰り下げて、前記横シール台で筒状フィルムをトップシールし、包装体を製造するものである。
上記の課題を解決することができる本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りの連続製袋充填包装装置であり、次のようなものである。
ロール状に巻回したフィルムと、繰り出しロールと、ロール状に巻回した縦シール用テープと、充填投入口と、左右非対称のフォーマと、フィルム送り装置と、縦シール台と、横シール台からなる製袋充填包装装置であって、ロール状に巻回されたフィルムを送り出す送り装置と、送り出されたフィルムを繰り出すロール群と、フィルムを充填投入口を囲むように設けた、左右非対称のフォーマに巻き付けながら、中心から左右どちらかに所定量ずらして、フィルム両端部をそれぞれ合掌状に突き合わせ、この合掌状に突き合わせたフィルム両端部の間に挟み込むように、ロール状に巻回した一面は強いシール性を有し、他面は易開封シール性を有する縦シール用テープを挿入し、フィルム両端部と縦シール用テープを同時に縦シールする縦シール台と、該縦シール台は縦シールする際、フィルムと縦シール用テープは接着するが、フィルム同士は非接着にできる縦シール台であり、この縦シール部を倒すガイドと、さらに筒状フィルムを繰り下げて底部をシールする横シール台と、充填投入口から内容物を投入して、さらに内容物の入った筒状フィルムを繰り下げて、前記横シール台で、筒状フィルムの上部をシールして包装体を製造する構成である。
上記の課題を解決することができる本発明の第3発明は、請求項3に記載された通りの連続製袋充填包装方法であり、次のようなものである。
ロール状に巻回されたフィルムを送り出し、その送り出されたフィルムを繰り出し、このフィルムを送りロール間で平坦状にし、この平坦状フィルムの左右どちらか一方の端面部に沿うように、ロール状に巻回された、一面は強いシール性を有し、他面は易開封性を有する縦シール用テープを送り、シール台によりフィルム端面に接着し、充填投入口を囲むように設けた、左右非対称のフォーマに巻き付けながら、中心から左右どちらかに所定量ずらして片寄せて、フィルム両端部をそれぞれ合掌状に突き合わせた部分を縦シール台で縦シールし、該縦シール台は縦シールする際、フィルムと縦シール用テープは接着するが、フィルム同士は非接着にできる縦シール台であり、この縦シール部を倒して、さらに筒状フィルムを繰り下げて底部を横シール台でシールし、さらに充填投入口から内容物を投入して、その内容物の入った筒状フィルムを繰り下げて、前記横シール台でトップシールして包装体を製造する方法である。
上記の課題を解決することができる本発明の第4発明は、請求項4に記載された通りの連続製袋充填包装方法であり、次のようなものである。
ロール状に巻回されたフィルムを送り出し、その送り出されたフィルムを繰り出し、充填投入口を囲むように設けた左右非対称のフォーマに巻き付けながら、中心から左右どちらかに所定量ずらして片寄せて、フィルム両端部をそれぞれ合掌状に突き合わせ、この合掌状に突き合わせたフィルム両端部の間に挟み込むようにして、さらにロール状に巻回した、一面は強いシール性を有し、他面の易開封性シール性を有する縦シール用テープを挿入し、フィルム両端部と縦シール用テープを同時に縦シールする。この縦シールは、該縦シール台が縦シールする際、フィルムと縦シール用テープは接着するが、フィルム同士は非接着にできる縦シール台であり、さらに筒状フィルムを繰り下げて底部を横シール台でシールし、さらに充填投入口から内容物を投入して、その内容物の入った筒状フィルムを繰り下げて、前記横シール台でトップシールして、包装体を製造する方法である。
本発明に係る連続製袋充填包装装置、及び連続製袋充填包装方法は、上記説明のような構成を有するので、以下に記載する効果を奏する。
(1)連続的に、加熱処理用包装体を製造できるものである。
(2)所定幅のヒートシールにより合掌状に接合する縦シール部である合掌接合部に、一面側はヒートシールすることで強力に完全シールができ、他面はヒートシールすることで易開封性シールができる縦シール用テープを介して、合掌接合できるので、連続して食品等の内容物を包装することができると共に、その食品を包装した包装体を電子レンジにより加熱調理でき、加熱に伴って生ずる包装体の内部の上昇圧を易開封性シール部で逃避させ、該上昇圧による包装体の破裂を防止することができる。
(3)合掌接合部である縦シール部の形成部位がセンターでなく左右どちらかに片寄せした位置にずらすことにより、包装体の内容物である液体などの漏れ出しを防止することができる。
(4)合掌シール部の形成部位がセンターの場合、加熱により包装体の袋が膨張すると同時に、包装体内は圧力が上昇し、ヒートシールされた合掌シール部が折り畳まれ、その合掌シール部の片側が袋に密着したままとなり、その剥離角度が0になり、内部圧力が上昇してもシール部の剥離作用を与えることができず、逃圧が阻害され、袋強度の限界点まで上昇した包装体内圧力により、包装体は破裂してしまう。これを防止するために、積極的にセンターより左右どちらかに片寄せることにより、折り癖が復元しない所定の起立状態を保持でき、易開封シール部から逃圧する開口部が形成されるので、加熱しても包装体を破裂させることがない。
(5)包装体を製造するにあたって、連続製袋充填包装できるので、衛生的であり、製造コストが低減され、包装食品等を廉価に市場提供することができる。
本発明に係る縦送り連続製袋充填包装装置の第一実施例で、フィルムの一端部に事前に縦シール用テープ貼りをした縦送り連続製袋充填装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。 本発明に係る縦送り連続製袋充填装置の第一実施例における縦シール部を示す図で、(a)はシール前の状態、(b)はシール時の状態を示す各断面図である。 本発明に係る縦送り連続製袋充填装置の第二実施例で、包装フィルムをフォーマで成形しながら筒状にし、包装フィルム両端を合掌貼りして縦シールを行う際、縦シール用テープを同時に両端部の間に挟み込むように送り込んで縦シール台で縦シールする縦送り連続製袋充填包装装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の縦送り連続製袋充填装置の第二実施例における縦シール部を示すもので、(a)はシール前の状態、(b)はシール時の状態を示す各断面図である。 従来の縦送り連続製袋充填装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。 従来の縦送り連続製袋充填装置における縦シール部を示すもので、(a)はシール前の状態、(b)はシール時の状態を示す各断面図である。
ロール状に巻回したフィルムと、繰り出しロールと、ロール状に巻回した縦シール用テープと、充填投入口と、左右非対称のフォーマと、フィルム送り装置と、縦シール台と、横シール台からなる製袋充填包装装置であって、ロール状に巻回されたフィルムを送り出す送り装置と、送り出されたフィルムを繰り出す送りロール間で平坦状にしたフィルムの左右どちらか一方の端面部に、ロール状に巻回された、一面は強いシール性を有し、他面は易開封シール性を有する縦シール用テープをシール台で接着し、充填投入口を囲むように設けた左右非対称のフォーマに巻き付けながら、中心から左右どちらかに所定量ずらしてフィルム両端部をそれぞれ合掌状に突き合わせた部分を縦シールする縦シール台と、該縦シール台は縦シールする際、フィルムと縦シール用テープは接着するが、フィルム同士は非接着にできる縦シール台であり、この縦シール部を倒すガイドと、さらに筒状フィルムを繰り下げて底部をシールする横シール台と、充填投入口から内容物を投入して、さらに内容物の入った筒状フィルムを繰り下げて、前記横シール台で筒状フィルムをトップシールし、包装体を製造する連続製袋充填包装装置である。
本発明は、連続製袋充填包装装置で、フィルム1、リール11、充填投入口2、フォーマ3、縦シール用テープ5、縦シール台6、筒状フィルム7、横シール台9.フィルム、及び縦シール用テープの送り出し装置(図示せず)を含む構成である。
ロール状に巻回されたフィルム1は、リール11から引き出された後、充填投入口2の上部に設けたフォーマ3を介して、センターではなく左右どちらかに所定量ずらして縦シール台5でフィルム同士は非接着状態に縦シールをして、筒状に製袋形成し、筒状フィルム7を下方に繰り出す{例えば、繰り出しベルト(図示せず)等によって下方へ繰り出す}。さらに、筒状フィルム7の底部8は横シール台9により、横ボトムシールが施され、前記充填投入口2より内容物を充填し、この内容物の充填された筒状袋を下方へ引き下げて筒状袋の上部10を前記横シール台9で、トップシールと、次の筒状袋の底部8をヒートシールしてボトムシールを形成し、包装体を成形するものである。
さらに詳細に説明すると、少なくとも内面がヒートシール性を有するフレキシブルな包材、すなわち加熱溶着フィルム(以下、フィルムという)をロール状に巻回し、この巻回したフィルム1を繰り出して、充填投入口2の上部に設けた左右が非対称なフォーマ3に巻き付けながら筒状に形成し、このフィルムの両端4をそれぞれ合掌状に重ね合わせる際、巻回してある縦シール用テープ5を繰り出しフィルムの両端の重ね合わせた間に挟み込むように挿入して、一緒に縦シール台6により連続的に縦シールするものである。
さらに、縦シール部を折り畳んで、筒状フィルム7に密着した状態にして、縦シールされた筒状フィルム7を引き下げて、最初の一つ目は、底部8を横シール台9で底部8を形成するように、間欠的に横シールをする。この状態で充填投入口2より内容物を充填投入する。さらに、内容物が充填されると、内容物の入った筒状フィルム7の上部10を横シール台9で横シールする。この際、次の包装体になる筒状フィルム7の底部8も同時に横シールされ、その横シールの略中間で切断され、包装体を密封すると同時に、次の筒状袋の底部8が横シールされることとなる。
尚、横シールの略中間で切断するのは、切断切り目を形成することで、最終段階である梱包時に切り離す、あるいは消費者が使用時に切り離すのでも良いものである。
また、前記挿入する縦シール用テープ5は、基材である単層フィルム、例えばポリエチレンに共押出しで積層したもので、表裏面のどちらか一面が基材でヒートシールすると、シール性が強力に作用し、他面はヒートシールするとシール性が低い易開封性を有するテープを用いるものである。
ここで、本願発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図1、図2は、第一実施例を示すもので、ヒートシール性を有する包材、すなわち加熱溶着フィルム(以下、フィルムという)をロール状に巻回し、この巻回したフィルム1を繰り出し、送りロール間の平坦状態の部位において、巻回した縦シール用テープ5を繰り出して、フィルム1のどちらか一端面部に沿わせて、シール性が強力な面でフィルム1とヒートシールする。フィルム1の一端面部に縦シール用テープ5が溶着されたフィルム1をさらに繰り出して、充填投入口2の上部に設けた左右が非対称なフォーマ3に巻き付けながら筒状に形成し、このフィルムの両端部である縦シール用テープ5が溶着された一端側と、縦シール用テープ5のない他端側を合掌状に重ね合わせ、縦シール台6により、センターでなく左右どちらか側に所定量ずらして連続的、あるいは間欠的にフィルム1同士は非接着で縦シールを行うものである。
上記説明の通り、製袋された筒状フィルム7の合掌状に突き合わせてヒートシールされた縦シール部は、縦シール用テープ5を介して、フィルム1の一端部は強力にシールされ、他端はフィルムの他端部に易開封状態でシールされる。左右どちらかに片寄せされた縦シール部は、ガイド等により案内されて易開封シール側が内側になるように筒状フィルム7に密着させるように折り畳まれる。従って、この構成を採用した結果、電子レンジ等により加熱調理する食品を充填した包装体としては、電子レンジ等により加熱すると、包装体の袋の内部の水蒸気や内部空気の熱膨張によって内圧が上昇しても易開封シールされた部位から内圧を袋体の外部に逃がすことができ、この膨張圧により袋が破裂して内容物が飛散し、かつ電子レンジ内を汚してしまうことを防止することができる。
上記の通り、フィルムが平坦状態の部位で、縦シール用テープ5をヒートシールするので、フィルム1の端面部において、位置決めを確実にでき、縦シール用テープ5がフィルム端面部で蛇行したりせず、決められた部位に精確に溶着することができる。
さらに、縦シールされた筒状フィルム7を引き下げて、最初の一つ目は、底部8を横シール台9で間欠的にヒートシールすることでボトムシールを形成し、この状態で内容物を前記充填投入口2から充填投入する。そして、内容物が充填されると、内容物の入った筒状フィルム7の上部10を横シール台9で横シールすることで、次の包装体になる筒状フィルム7の底部8も同時に横シールされ、その横シールの略中間で切断され、包装体を密封すると同時に次の筒状フィルム7の底部8が横シールされることとなり、続けて内容物を充填投入口2から充填し、前記説明したことを繰り返して連続的、あるいは間欠的に連続製袋充填包装を行う縦送り連続製袋充填包装装置である。
尚、フィルム1の繰り出し・停止における送り制御、縦シール用テープ5の繰り出し・停止における送り制御(フィルム1の送り制御と同期させて行う制御)、縦シール用テープ5とフィルム1の接着用シール台、縦シール台6、横シール台9の駆動制御は、種々考えられるが、本願発明では、特に制御が発明の要旨ではないので、説明は省略する。
次に、図3、図4に基づいて第二実施例を説明する。
第二実施例の縦送り連続製袋充填包装装置は、前記第一実施例で説明したものとの相違点を説明すると、縦シール用テープ5の介在の仕方を変更したもので、製袋しながら内容物を充填し、密封包装する縦ピロータイプの縦送り連続製袋充填包装装置であり、ロール状に巻回されたフィルム1を連続、あるいは間欠的に繰り出し、充填投入口2の上部に設けられた非対称なフォーマ3に巻き付けながら、筒状を形成し、この際、非対称のフォーマ3に案内されることにより、センターではなく左右どちらかに所定量ずらした状態で、フィルム1の両端が合掌状に突き合わせたように筒状に形成される。この合掌状に突き合わせたフィルム1の両端部の間に縦シール用テープ5を挟み込むように挿入できるようにしたもので、この両端部が合掌状に突き合わされた2枚のフィルム端部の間に挿入された縦シール用テープ5を介して、フィルム1両端部を同時にフィルム1と縦シール用テープ5は接着されるが、フィルム1同士は非接着の状態でヒートシールして合掌貼りするものであり、その他の構成内容は、前記実施例1と同一なので、説明は省略する。
尚、上記具体的な実施例として、縦ピロータイプの縦送り連続製袋充填包装装置について説明したが、横ピロータイプの横送り連続製袋充填包装装置に応用することは充分可能である。
加熱調理する液体、粘体、又は固形物の単独内容物か、液体、あるいは粘体に固形物を混合する内容物の包装体を製造する縦送り、横送り連続製袋充填装置であれば、各種タイプの装置に利用することができる。
1・・・・フィルム
2・・・・充填投入口
3・・・・フォーマ
4・・・・フィルムの両端
5・・・・縦シール用テープ
6・・・・縦シール台
7・・・・筒状フィルム
8・・・・底部
9・・・・横シール台
10・・・・上部
11・・・・リール

Claims (4)

  1. ロール状に巻回したフィルムと、繰り出しロールと、ロール状に巻回した縦シール用テープと、充填投入口と、左右非対称のフォーマと、フィルム送り装置と、縦シール台と、横シール台からなる製袋充填包装装置であって、ロール状に巻回されたフィルムを送り出す送り装置と、送り出されたフィルムを繰り出す送りロール間で平坦状にしたフィルムの左右どちらか一方の端面部に、ロール状に巻回された一面は強いシール性を有し、他面は易開封シール性を有する縦シール用テープをシール台で接着し、充填投入口を囲むように設けた左右非対称のフォーマに巻き付けながら、中心から左右どちらかに所定量ずらしてフィルム両端部をそれぞれ合掌状に突き合わせた部分を縦シールする縦シール台と、該縦シール台は縦シールする際、フィルムと縦シール用テープは接着するが、フィルム同士は非接着にできる縦シール台であり、この縦シール部を倒すガイドと、さらに筒状フィルムを繰り下げて底部をシールする横シール台と、充填投入口から内容物を投入して、さらに内容物の入った筒状フィルムを繰り下げて、前記横シール台で筒状フィルムをトップシールし、包装体を製造することを特徴とする連続製袋充填包装装置。
  2. ロール状に巻回したフィルムと、繰り出しロールと、ロール状に巻回した縦シール用テープと、充填投入口と、左右非対称のフォーマと、フィルム送り装置と、縦シール台と、横シール台からなる製袋充填包装装置であって、ロール状に巻回されたフィルムを送り出す送り装置と、送り出されたフィルムを繰り出すロール群と、フィルムを充填投入口を囲むように設けた、左右非対称のフォーマに巻き付けながら、中心から左右どちらかに所定量ずらして、フィルム両端部をそれぞれ合掌状に突き合わせ、この合掌状に突き合わせたフィルム両端部の間に挟み込むように、ロール状に巻回した一面は強いシール性を有し、他面は易開封シール性を有する縦シール用テープを挿入し、フィルム両端部と縦シール用テープを同時に縦シールする縦シール台と、該縦シール台は縦シールする際、フィルムと縦シール用テープは接着するが、フィルム同士は非接着にできる縦シール台であり、この縦シール部を倒すガイドと、さらに筒状フィルムを繰り下げて底部をシールする横シール台と、充填投入口から内容物を投入して、さらに内容物の入った筒状フィルムを繰り下げて、前記横シール台で、筒状フィルムの上部をシールして包装体を製造することを特徴とする連続製袋充填包装装置。
  3. ロール状に巻回されたフィルムを送り出し、その送り出されたフィルムを繰り出し、このフィルムを送りロール間で平坦状にし、この平坦状フィルムの左右どちらか一方の端面部に沿うように、ロール状に巻回された、一面は強いシール性を有し、他面は易開封性を有する縦シール用テープを送り、シール台によりフィルム端面に接着し、充填投入口を囲むように設けた、左右非対称のフォーマに巻き付けながら、中心から左右どちらかに所定量ずらして片寄せて、フィルム両端部をそれぞれ合掌状に突き合わせた部分を縦シール台で縦シールし、該縦シール台は縦シールする際、フィルムと縦シール用テープは接着するが、フィルム同士は非接着にできる縦シール台であり、この縦シール部を倒して、さらに筒状フィルムを繰り下げて底部を横シール台でシールし、さらに充填投入口から内容物を投入して、その内容物の入った筒状フィルムを繰り下げて、前記横シール台でトップシールして包装体を製造することを特徴とする連続製袋充填包装方法。
  4. ロール状に巻回されたフィルムを送り出し、その送り出されたフィルムを繰り出し、充填投入口を囲むように設けた左右非対称のフォーマに巻き付けながら、中心から左右どちらかに所定量ずらして片寄せて、フィルム両端部をそれぞれ合掌状に突き合わせ、この合掌状に突き合わせたフィルム両端部の間に挟み込むようにして、さらにロール状に巻回した、一面は強いシール性を有し、他面の易開封性シール性を有する縦シール用テープを挿入し、フィルム両端部と縦シール用テープを同時に縦シールする。この縦シールは、該縦シール台が縦シールする際、フィルムと縦シール用テープは接着するが、フィルム同士は非接着にできる縦シール台であり、この縦シール部を倒して、さらに筒状フィルムを繰り下げて底部を横シール台でシールし、さらに充填投入口から内容物を投入して、その内容物の入った筒状フィルムを繰り下げて、前記横シール台でトップシールして、包装体を製造することを特徴とする連続製袋充填包装方法。

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